JP2002079918A - 車両におけるウォッシャ液供給装置 - Google Patents

車両におけるウォッシャ液供給装置

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JP2002079918A
JP2002079918A JP2000270343A JP2000270343A JP2002079918A JP 2002079918 A JP2002079918 A JP 2002079918A JP 2000270343 A JP2000270343 A JP 2000270343A JP 2000270343 A JP2000270343 A JP 2000270343A JP 2002079918 A JP2002079918 A JP 2002079918A
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    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/46Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
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  • Water Supply & Treatment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のフロントウインドウに設けられるウォ
ッシャ液供給装置において、運転席側は視界を遮ること
がなく、助手席側は洗浄効果の高いウォッシャ液供給装
置を構成する。 【解決手段】 運転席側払拭範囲R1に対しては一点噴
射式の運転席用ノズル8からウォッシャ液WRを噴射
し、助手席側払拭範囲R2に対しては拡散式の助手席用
ノズル9からウォッシャ液WRを噴射する構成とし、運
転席側払拭範囲R1にはウォッシャ液を所定の目標着水
点に噴射し、助手席側払拭範囲R2にはウォッシャ液を
所定の目標着水点の周囲に拡散させて広い範囲に噴射す
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等のフロント
ウインドウを洗浄、払拭するための車両におけるウォッ
シャ液供給装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種ウォッシャ液供給装置に
おいては、フロントウインドウの運転席側ワイパブレー
ドと助手席側ワイパブレードとの各払拭範囲にウォッシ
ャ液を噴射供給するように構成されており、これによっ
て、ワイパブレードを往復反転運動することに伴い、フ
ロントウインドウ(窓面)の洗浄ができるようにしてい
る。このようなものにおいて、ウォッシャ液は、フロン
トウインドウの近傍に設けられるノズル本体に組込まれ
たノズルを介して噴射されるものであるが、ノズルとし
ては、一般的には一点噴射式のノズルと拡散式のノズル
とがあり、一点噴射式のノズルから噴射された場合で
は、ウォッシャ液がフロントウインドウの予め設定され
た目標着水点に着水するように設定され、拡散式のノズ
ルから噴射された場合では、ウォッシャ液がフロントウ
インドウの予め設定された目標着水点を中心に広い範囲
に拡散状(ミスト状)に着水するように設定されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、一点噴射式
のノズルから噴射した場合では、ウォッシャ液はフロン
トウインドウの一部分に着水するため、該着水したウォ
ッシャ液が搭乗者の視界を遮るような不具合がない一方
で、ワイパブレードが払拭作動してウォッシャ液をフロ
ントウインドウに広げられるようになったとき、ウォッ
シャ液がフロントウインドウに対して均一になり難く、
フロントウインドウの汚れ落ち(洗浄)機能が充分に発
揮できず、繰返しウォッシャ液を噴射しなければならな
いようなこともあり、ウォッシャ液の使用量が増えてし
まう等の問題がある。これに対し、拡散式のノズルから
噴射した場合では、ウォッシャ液が予めフロントウイン
ドウに広い範囲で拡散状に着水するので、ワイパブレー
ドの払拭作動に伴うフロントウインドウの汚れ落ちが早
いという利点がある一方で、広範囲に着水したウォッシ
ャ液により運転手の視界が一時的に妨げられる惧れがあ
った。さらには、高速運転時に前記拡散状態で(拡散式
のノズルから)ウォッシャ液を噴射した場合では、該ウ
ォッシャ液が空気抵抗を受けやすくなるためフロントウ
インドウの着水位置が低位になり、フロントウインドウ
の洗浄能力が低下するという問題があり、何れにしても
それぞれに長所、短所が存在し、ここに本発明が解決し
ようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、フロントウインドウの運転席側
ワイパブレードと助手席側ワイパブレードとの各払拭範
囲に、ウォッシャ液を噴射供給するウォッシャ液供給装
置において、運転席側の噴射は、予め設定された目標着
水点に着水するように設定され、助手席側の噴射は、目
標着水点の周囲に拡散して広い範囲に着水するように設
定されているものである。そして、このようにすること
により、ウォッシャ液の噴射時に、運転席側においては
視界が損なわれることがなく、助手席側においては洗浄
機能が優れたものにすることができる。このものにおい
て、本発明の運転席側と助手席側とにウォッシャ液を噴
射するための各ノズルは、一つのノズル本体に組込まれ
ているものとすることができ、部品点数の削減、コスト
低下を計ることができる。さらにこのものにおいて、本
発明の運転席側ノズルから噴射されるウォッシャ液は、
運転席側ワイパブレードの基端部側の払拭範囲に着水
し、助手席側ノズルから噴射されるウォッシャ液は、各
ワイパブレードの重複する払拭範囲を含む助手席側ワイ
パブレードの払拭範囲に着水するように設定されている
ものとすることができる。またこのものにおいて、本発
明の運転席側にウォッシャ液を噴射するためのノズル
は、一つのノズル本体に少なくとも二つ以上組込まれ、
助手席側にウォッシャ液を噴射するためのノズルは、一
つのノズル本体に少なくとも一つ以上組込まれているも
のとすることができる。さらにまたこのものにおいて、
運転席側ノズルから噴射されるウォッシャ液は、運転席
側ワイパブレードの基端部側と先端部側との払拭範囲に
着水し、助手席側ノズルから噴射されるウォッシャ液
は、各ワイパブレードの重複する払拭範囲を含む助手席
側ワイパブレードの払拭範囲に着水するように設定され
ているものとすることができる。さらに、このものにお
いて、本発明のワイパ装置は並行払拭型または対向払拭
型に構成されているものとすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第一の実施の形態
について図1〜図3の図面に基づいて説明する。図面に
おいて、1、2はワイパ装置を構成する運転席側と助手
席側のワイパアームであって、これら各ワイパアーム
1、2はタンデム、または追従型に構成されており、こ
れらワイパアーム1、2の各基端部は、車両のフロント
パネルPの運転席側および助手席側に、回動自在、かつ
上方に突出する状態で配されたワイパ軸3、4の突出先
端部に一体的に取付けられている。そして、各ワイパア
ーム1、2の先端部にはそれぞれワイパブレード5、6
が着脱自在に取付けられており、これら各ワイパブレー
ド5、6が、車両のフロントウインドウFWに当接する
が、各ワイパアーム1、2には図示しない付勢弾機が配
されていて、各ワイパブレード5、6はフロントウイン
ドウFWに弾圧状に当接するように設定されている。そ
して、各ワイパ軸3、4の正逆回動に伴い、ワイパアー
ム1、2先端部のワイパブレード5、6がフロントウイ
ンドウFWをそれぞれ往復反転する状態で摺動し、しか
して、各ワイパブレード5、6はフロントウインドウF
Wのそれぞれ下反転位置と上反転位置とのあいだの払拭
範囲R1、R2をそれぞれ摺動して窓面の払拭がなされ
るように設定されている。
【0006】7はウォッシャ液WRをフロントウインド
ウFWに向けて噴射供給するための噴射ノズルであっ
て、該噴射ノズル7は、前記フロントパネルPの左右方
向中央部、つまり運転席側、助手席側ワイパ軸3、4の
配設位置のあいだで、かつこれらよりも車体前方に位置
して配されている。そして、本実施の形態の噴射ノズル
7は、運転席側に噴射するための一点噴射式のノズル
(以降、運転席用ノズルと称する)8と、助手席側に噴
射するための拡散式のノズル(以降、助手席用ノズルと
称する)9とが、一つのノズル本体10に組込まれたも
のに構成されている。
【0007】つまり、前記ノズル本体10は、各ノズル
8、9が組込まれるホルダ部10aと、該ホルダ部10
aの下端部に一体的に延設され、フロントパネルPの内
側に没入状に取付けるための連結部10bとを備えて構
成されている。そして、ホルダ部10aには、フロント
ウインドウFW側を向く傾斜面であるウインドウ対向面
10cに開口を備えた左右一対の取付け凹部10dが形
成されている。一方、連結部10bには筒孔10eが形
成されており、前記各取付け凹部10dと連結部筒孔1
0eとは、ホルダ部10aに形成された細径状の連通孔
10fを介して連通される構成となっている。尚、ノズ
ル本体連結部10bには、フロントパネルPに開設され
た取付け孔に抜止め状、かつ、着脱自在に取付けるため
の一対のフック部10gが形成されている。
【0008】一方、運転席用ノズル8は、取付け凹部1
0dに内嵌される球状部8aと、該球状部8aのフロン
トウインドウFW側に突設される先端側筒状部8bとか
ら構成され、先端側筒状部8bと球体部8aとの中心部
には、ホルダ部連通孔10fに連通する噴射孔8dが貫
通状に形成されている。さらに、前記噴射孔8dの先
端、つまり先端側筒状部8b側の開口は、真円形状の噴
射口8eに形成されていて、所謂一点噴射式のノズルに
構成されている。これによって、該噴射口8eから噴射
されたウォッシャ液WRは、フロントウインドウFWの
運転席側の予め設定された目標着水点に着水するように
設定されている。
【0009】これに対し、前記助手席用ノズル9は、取
付け凹部10dに内嵌される球状部9aと、該球状部9
aのフロントウインドウFW側に突設される先端側筒状
部9bとから構成され、先端側筒状部9b、球体部9a
の中心部には、ホルダ部連通孔10fに連通する噴射孔
9dが貫通状に形成されている。さらに、前記噴射孔9
dの先端、つまり筒状部9b側の開口は水平方向に横長
な矩形状の噴射口9eに形成されていて所謂拡散式のノ
ズルに構成されており、該噴射口9eから噴射されたウ
ォッシャ液WRは、フロントウインドウFWの助手席側
の予め設定された目標着水点を中心に周囲に拡散するよ
うにして着水する設定となっている。
【0010】このように構成された各ノズル8、9は、
前記ノズル本体取付け凹部10dにそれぞれ封止状に組
込まれるが、このとき、各ノズル8、9は、運転席側ノ
ズル8は運転席側に、助手席側ノズル9は助手席側にそ
れぞれ噴射するよう、各噴射口8e、9eがそれぞれ運
転席側、助手席側の所定着水点を向いた状態で組込まれ
ている。そして、ノズル本体10の連結部10bに接続
されたチューブ(図示せず)を介して流入されるウォッ
シャ液WRは、連結部筒孔10e、ホルダ部連通孔10
f、そして各ノズル8、9の噴射孔8d、9dを経由し
て、噴射口8e、9eから同時に噴射されるように設定
されている。ここで、運転席用ノズル噴射口8eから噴
射されるウォッシャ液WRの着水位置は、運転席側ワイ
パブレード5の払拭範囲R1のうち、ワイパブレード5
基端部側、つまり、運転席側ワイパブレード5の運転席
側ワイパ軸1側の部位の払拭範囲に相当するウインドウ
部位になるよう設定され、また、助手席用ノズル噴射口
9eから噴射されるウォッシャ液の着水位置は、各ワイ
パブレード5、6の各払拭範囲R1、R2の重複部位R
3を含む助手席側ワイパブレード6の払拭範囲R2に相
当するウインドウ部位となるように設定されている。因
みに、ノズル本体10に逆止弁を内装し、逆流防止機能
を有したものにすることもできる。
【0011】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、フロントウインドウFWの汚れを落すべく、
図示しない操作具を操作してウォッシャ液WRを噴出さ
せた場合、ウォッシャ液WRは、一つのノズル本体10
に組込まれた運転席用、助手席用ノズル8、9から噴射
されることになるが、この場合に、前述したように、運
転席用ノズル8は一点噴射式に、また、助手席用ノズル
9は拡散式になっているため、フロントウインドウFW
の運転席側にはウォッシャ液WRが狭い範囲で着水する
一方で、助手席側にはウォッシャ液WRが広い範囲で着
水する。この結果、ウォッシャ液WRを噴射したとき、
視界が確保されることを優先する運転席側では、視界を
遮るウインドウ部位を少なくすることができ、助手席側
ではフロントウインドウFRの汚れが早く落ちて、ウォ
ッシャ液供給装置としての本来の機能である洗浄機能を
充分に発揮できることになって、それぞれの用途に応じ
た使い分けがなされた優れたウォッシャ液供給装置とす
ることができる。
【0012】さらに、本実施の形態のものにおいて、運
転席用ノズル8と助手席用ノズル9とは、一つのノズル
本体10内に組込まれる構成となっているので、部品点
数を少なくできて、取付け作業の軽減、並びにコスト低
下を計ることができる。また、このように、各ノズル
8、9はノズル本体10に組込まれる構成であるので、
各ノズルを、車両に応じた着水位置となるように調整し
て組込むことにより例えば軽自動車等にも搭載すること
が可能となって、汎用性の高いものとすることができ
る。
【0013】しかも、このものでは、運転席側ノズル8
から噴射されるウォッシャ液WRは、運転席側ワイパブ
レード5の払拭範囲R1において、ワイパブレード5基
端部側の払拭範囲に着水し、また、助手席側ノズル9か
ら噴射されるウォッシャ液WRは、各ワイパブレード
5、6の重複する払拭範囲R3を含む助手席側ワイパブ
レード6の払拭範囲R2に着水するので、助手席側に噴
射されたウォッシャ液WRが運転席側ワイパブレード5
の払拭範囲R1の洗浄にも有効に作用することになる。
この結果、ウォッシャ液WRが、運転席用ノズル8から
払拭範囲R1に対して一箇所だけ供給されたとしても、
払拭範囲R1の洗浄機能が低下してしまうような不具合
もない。さらに、このように構成することによって、運
転席側の視認性の確保、助手席側の払拭性の確保を同時
に満たしながら、かつ、ウォッシャ液の使用量を削減で
きるという利点がある。
【0014】さらには、拡散式のノズルから噴射される
ウォッシャ液WRは、高速時になると着水位置が低位に
変化し易いという不具合があるが、この場合に、拡散式
のノズル9はウォッシャ液WRを助手席側に向けて噴射
するものであり、運転席側には、一点噴射式のノズル8
によりウォッシャ液WRが噴射されるため、運転席側の
ウォッシャ液WRの着水位置が低位に変化して、運転席
側のフロントウインドウFRの洗浄効果が低下するよう
なことがない。
【0015】尚、本発明は前記実施の形態に限定される
ことは勿論なく、図4、5に示す第二の実施の形態のよ
うにすることもできる。前記第二の実施の形態の図面に
おいて、第一の実施の形態と共通するもの(同一のも
の)については、同一の符号を付して引出すと共にその
詳細については省略する。第二の実施の形態のもので
は、運転席側のワイパブレード5の払拭範囲R1に対し
て二つの一点噴射式のノズル、第一、第二運転席用ノズ
ル11、12からウォッシャ液WRが噴射するように構
成されており、これによって、ワイパブレード5基端部
側と、先端部側との二箇所に、ウォッシャ液WRが狭い
範囲に供給される設定となっている。また、助手席側の
ワイパブレード6の払拭範囲R2に対しては、一つの拡
散式の助手席用ノズル13からウォッシャ液WRが噴射
するように構成されており、これによって、前記第一の
実施の形態と同様に、ウォッシャ液WRが、各ワイパブ
レード5、6の各払拭範囲R1、R2の重複部位R3を
含む助手席側ワイパブレード6の払拭範囲R2に対して
広い範囲に供給される。因みにこのものでは、第一、第
二運転席用ノズル11、12が一つのノズル本体14に
組込まれ、助手席用ノズル13は別のノズル本体15に
組込まれたそれぞれ別個の噴射ノズルに構成されてお
り、これらが運転席側、助手席側に対向するフロントパ
ネルPに取付けられるように構成されている。尚、各ノ
ズル11、12、13は前記第一の実施の形態と同様の
構成であり、図中の符号は第一の実施の形態の説明に準
ずる。そしてこのものでも、運転席側の視界が損なわれ
ることがなく、しかも運転席側の洗浄機能については、
運転席側払拭範囲R1の二箇所に亘ってウォッシャ液W
Rが噴射されるうえ、助手席側のウォッシャ液WRから
の供給もなされて、充分な洗浄機能が確保された優れた
ウォッシャ液供給装置とすることができる。
【0016】さらに、第三の実施の形態について図5、
6に基づいて説明するが、図5については、前記第二の
実施の形態と共通して用いられている。このものは、ワ
イパブレード5、6が互いに対向する方向に反転運動す
る対向払拭型に構成されており、この場合に、ウォッシ
ャ液供給装置は前記第二の実施の形態と同様に、運転席
側払拭範囲R1には、一点噴射式の第一、第二運転席用
ノズル11、12を介してウォッシャ液WRが噴射さ
れ、助手席側払拭範囲R2には拡散式の助手席用ノズル
14を介してウォッシャ液WRが噴射される構成となっ
ている。そしてこの場合でも、助手席側払拭範囲R2に
噴射されるウォッシャ液WRは、運転席側払拭範囲R1
との重複部位R3にも噴射されるように設定されてい
る。この結果、運転席側の視界が損なわれることがな
く、しかも、運転席側の洗浄機能については、運転席側
払拭範囲R1の二箇所に亘ってウォッシャ液WRが噴射
されるうえ、助手席側のウォッシャ液WRも供給される
ことになって、充分な洗浄機能が確保された優れたウォ
ッシャ液供給装置となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両前部の概略斜視図である。
【図2】ウォッシャ液の着水状態を説明するパターン図
である。
【図3】図3(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞ
れ噴射ノズルの平面図、側面図、図3(A)のX−X断
面図、図3(A)のY−Y断面図である。
【図4】第二の実施の形態におけるウォッシャ液の着水
状態を説明するパターン図である。
【図5】図5(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞ
れ第二、第三の実施の形態における運転席用噴射ノズル
の側面図、正面図、助手席用噴射ノズルの側面図、正面
図である。
【図6】第三の実施の形態におけるウォッシャ液の着水
状態を説明するパターン図である。
【符号の説明】
1 ワイパアーム 3 ワイパ軸 5 ワイパブレード 7 噴射ノズル 8 運転席用ノズル 8e 噴射口 9 助手席用ノズル 10 ノズル本体 FW フロントウインドウ WR ウォッシャ液

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントウインドウの運転席側ワイパブ
    レードと助手席側ワイパブレードとの各払拭範囲に、ウ
    ォッシャ液を噴射供給するウォッシャ液供給装置におい
    て、運転席側の噴射は、予め設定された目標着水点に着
    水するように設定され、助手席側の噴射は、目標着水点
    の周囲に拡散して広い範囲に着水するように設定されて
    いる車両におけるウォッシャ液供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、運転席側と助手席側
    とにウォッシャ液を噴射するための各ノズルは、一つの
    ノズル本体に組込まれている車両におけるウォッシャ液
    供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、運転席側ノズルから
    噴射されるウォッシャ液は、運転席側ワイパブレードの
    基端部側の払拭範囲に着水し、助手席側ノズルから噴射
    されるウォッシャ液は、各ワイパブレードの重複する払
    拭範囲を含む助手席側ワイパブレードの払拭範囲に着水
    するように設定されている車両におけるウォッシャ液供
    給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、運転席側にウォッシ
    ャ液を噴射するためのノズルは、一つのノズル本体に少
    なくとも二つ以上組込まれ、助手席側にウォッシャ液を
    噴射するためのノズルは、一つのノズル本体に少なくと
    も一つ以上組込まれている車両におけるウォッシャ液供
    給装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、運転席側ノズルから
    噴射されるウォッシャ液は、運転席側ワイパブレードの
    基端部側と先端部側との払拭範囲に着水し、助手席側ノ
    ズルから噴射されるウォッシャ液は、各ワイパブレード
    の重複する払拭範囲を含む助手席側ワイパブレードの払
    拭範囲に着水するように設定されている車両におけるウ
    ォッシャ液供給装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5におい
    て、ワイパ装置は並行払拭型または対向払拭型に構成さ
    れている車両におけるウォッシャ液供給装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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