JPWO2013051290A1 - ポンプ装置およびポンプシステム - Google Patents

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Abstract

ポンプ装置(1A)は、回転軸(A)回りに回転する羽根車(2)と、羽根車(2)の回転軸(A)に沿って延びる流入路(10a)と、羽根車(2)の回りに設けられた渦巻き室(10b)と、流入路(10a)の回りに設けられた高圧室(4)と、流入路(10a)と高圧室(4)を隔てる周壁(5)と、渦巻き室(10b)と高圧室(4)とを連通するバイパス路(6)と、を備えている。周壁(5)には、複数の貫通孔(51)が周方向に設けられ、貫通孔(51)の中心軸(B)が回転軸(A)に実質的に垂直な平面に含まれ、中心軸(B)が基準線(L)に対して傾斜しており、基準線(L)に対する中心軸(B)の傾斜方向は、貫通孔(51)の流入路側の開口(51q)が高圧室(4)側の開口(51p)よりも羽根車(2)の回転方向の下流側に位置するように定められている。

Description

本発明は、液体を圧送するポンプ装置、およびこのポンプ装置を用いたポンプシステムに関する。
従来から、水やアルコールなどの液体を循環させる熱輸送装置や液体の移送を必要とする各種装置では、羽根車を回転させることにより液体を圧送するポンプ装置が広く使用されている。例えば特許文献1には、図10に示すような、揚水発電所に用いられるポンプ装置100が開示されている。
このポンプ装置100は、羽根車120と、この羽根車120に水を導く流入路を形成する吸入管110と、を備えている。また、流入路内には、羽根車120に向けて高圧水を吹き出すノズル130が配置されており、ノズル130には、吸入管110を貫通して供給管140が接続されている。揚水発電所に用いられるポンプ装置100では、揚程(汲み上げ高さ)が高くなるとキャビテーション性が悪化する。ノズル130は、これを改善するためのものである。
特許文献1の1つの実施形態では、図11Aに示すようにノズル130の開口方向が羽根車120の回転軸と平行である。揚程が高くなったときには、流量が少なくなることから、図11Bに示すように羽根車120への水の流入角度βが羽根車120の羽根121の羽根角度β0よりも小さくなる。そこで、ノズル130から高圧水を吹き出すことにより、水の子午面流れ方向速度(メリディアン方向速度)VをV’に増加させる。なお、図中のUは羽根回転速度であり、W,W’は羽根車120に対する水の相対的な流入速度である。その結果、流入角度βがβ’に変化して羽根角度β0に近づくため、キャビテーションが発生し難くなる。
また、特許文献1の他の実施形態では、図12Aに示すようにノズル130が羽根車120の回転軸に対して羽根車120の回転方向および逆方向に揺動するように構成されている。ノズル130を羽根車120の回転方向に揺動させたときには、羽根車120に流入する前の水の流れをその回転方向への螺旋流とすることができ、ノズル130を羽根車120の回転方向と逆方向に揺動させたときには、羽根車120に流入する前の水の流れをその回転方向と逆方向への螺旋流とすることができる。ただし、この実施形態でも、図12Bに示すように、ノズル130からの高圧水の吹き出しにより水の子午面流れ方向速度VをV’に増加させることに変わりはない。
一方、ポンプ装置を用いた他の装置として、例えば特許文献2には、図13に示すような冷凍装置300が開示されている。この冷凍装置300は、冷媒として水を循環させるものである。具体的に、冷凍装置300は、蒸発器311、圧縮機312および凝縮器313がこの順に接続された主回路310を有している。蒸発器311および凝縮器313内には水が貯留されている。圧縮機312は、蒸発器311から水蒸気を吸入して圧縮し、圧縮した水蒸気を凝縮器313に吐出する。蒸発器311内に貯留された水は、吸熱用循環路320により負荷部321を経由して循環させられる。凝縮器313内に貯留された水は、放熱用循環路330により冷却塔331を経由して循環させられる。そして、吸熱用循環路320および放熱用循環路330のそれぞれにポンプ装置200が設けられている。
特開2001−165025号公報 特許第4454456号明細書
本発明は、必要吸込ヘッドを低減させることができるポンプ装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本開示のポンプ装置は、回転軸回りに回転する羽根車と、前記回転軸に沿って延びる流入路と、前記羽根車の回りに設けられた渦巻き室と、前記流入路の回りに設けられた高圧室と、前記流入路と前記高圧室を隔てる周壁と、前記渦巻き室と前記高圧室とを連通するバイパス路と、を備え、前記周壁には、複数の貫通孔が周方向に設けられ、前記貫通孔の中心軸が前記回転軸に実質的に垂直な平面に含まれ、前記貫通孔の前記高圧室側の開口の中心及び前記回転軸を通り、かつ前記回転軸に垂直な直線を基準線と定義したとき、前記中心軸が前記基準線に対して傾斜しており、前記基準線に対する前記中心軸の傾斜方向は、前記貫通孔の前記流入路側の開口が前記高圧室側の前記開口よりも前記羽根車の回転方向の下流側に位置するように定められている。
上記の構成によれば、ポンプ装置は、バイパス路を通じて渦巻き室から高圧室に導かれた高圧液体を、高圧室から流入路に向けて貫通孔を通じて噴射する。羽根車に流入する前の液体の流れにその回転方向への旋回力が与えられる。また、貫通孔を通じて噴射された高圧液体の流れの、流入路の水の子午面流れ方向(回転軸に平行な方向)の成分は、0である、又はその方向に垂直な方向の成分に対して十分に小さい。これにより、羽根車に対する液体の相対的な流入速度が低下し、ポンプ装置の必要吸込ヘッドを低減することができる。
本発明の第1実施形態に係るポンプ装置の縦断面図 図1のII−II線に沿った横断面図 本発明の第2実施形態に係るポンプ装置の縦断面図 図4Aは第1実施形態における羽根車に対する液体の相対的な流入速度の分布を示す図、図4Bは第2実施形態における羽根車に対する液体の相対的な流入速度の分布を示す図 図3に示すポンプ装置を用いたポンプシステムの一例を示す構成図 図3に示すポンプ装置を用いたポンプシステムの別の例を示す構成図 図7Aは図6のポンプシステムで用いられる開度マップを示す図、図7Bは変形例のポンプシステムで用いられる開度マップを示す図 図3に示すポンプ装置を用いたポンプシステムのさらに別の例を示す構成図 図9Aは図8のポンプシステムで用いられる開度マップを示す図、図9Bは変形例のポンプシステムで用いられる開度マップを示す図 従来のポンプ装置の断面図 図11Aは図9のポンプ装置の1つの実施形態におけるノズルの向きを示す図、図11Bはそのノズルによる効果を示す図 図12Aは図9のポンプ装置の他の実施形態におけるノズルの向きを示す図、図12Bはそのノズルによる効果を示す図 従来の別のポンプ装置を用いた冷凍装置の構成図
一般的に、羽根車を有するポンプ装置の必要吸込ヘッド(NPSHr)は、次の式1から求められる。式中、λVおよびλWは係数、gは重力加速度、V,U,Wは上述したとおりそれぞれ水の子午面流れ方向速度、羽根回転速度、羽根車に対する水の相対的な流入速度である。
Figure 2013051290
一方、図13に示す冷凍装置300では、蒸発器311および凝縮器313内が飽和状態であるため、ポンプ装置200から蒸発器311または凝縮器313内の水面までの高さhが有効吸込ヘッド(NPSHa)となる。このため、ポンプ装置200でのキャビテーションの発生を防止するには、冷凍装置300を大型化する必要がある。そこで、ポンプ装置の必要吸込ヘッドを低減させることが求められる。
なお、特許文献1のポンプ装置100は、揚程が高くなったときのキャビテーション性を改善するものであり、ポンプ装置100自体の必要吸込ヘッドを低減させるものではない。そもそも、特許文献1では、揚程が高くなったときの流速の低下、換言すれば水の子午面流れ方向速度Vの低下がノズル130からの高圧水の吹き出しによって補われている。これは、式1中の第1項を不変とする発想である。しかも、ノズル130からの高圧水の吹き出しにより、羽根車120に対する水の相対的な流入速度W、すなわち式1中の第2項が増加する傾向にある。さらに、ノズル130が流入路内に突出していると、図13に示す冷凍装置300のように飽和温度近くの水を吸入する場合には、ノズル130への水の衝突によってもキャビテーションが発生する可能性がある。
本開示の第1形態は、
回転軸回りに回転する羽根車と、
前記回転軸に沿って延びる流入路と、
前記羽根車の回りに設けられた渦巻き室と、
前記流入路の回りに設けられた高圧室と、
前記流入路と前記高圧室を隔てる周壁と、
前記渦巻き室と前記高圧室とを連通するバイパス路と、を備え、
複数の貫通孔が周方向に設けられ、
前記貫通孔の中心軸が前記回転軸に実質的に垂直な平面に含まれ、前記貫通孔の前記高圧室側の開口の中心及び前記回転軸を通り、かつ前記回転軸に垂直な直線を基準線と定義したとき、前記中心軸が前記基準線に対して傾斜しており、
前記基準線に対する前記中心軸の傾斜方向は、前記貫通孔の前記流入路側の開口が前記高圧室側の前記開口よりも前記羽根車の回転方向の下流側に位置するように定められている、ポンプ装置を提供する。
本開示の第2態様は、第1態様に加えて、前記複数の貫通孔からなる貫通孔群が、前記回転軸が延びる方向に複数段設けられている、ポンプ装置を提供する。
第2態様によれば、羽根車に対する液体の相対的な流入速度を均一化することができ、ポンプ装置の必要吸込ヘッドをさらに低減することができる。
本開示の第3態様は、第1態様又は第2態様に加えて、前記バイパス路に設けられた流量制御バルブをさらに備える、ポンプ装置を提供する。
第3態様によれば、有効吸込ヘッドに余裕があるときはポンプ装置から吐出される液体の流量を優先し、有効吸込ヘッドに余裕がなくなったときに必要吸込ヘッドを低減させるというような運転も可能である。
本開示の第4態様は、
第3態様のポンプ装置と、
前記流量制御バルブの開度を調整する制御装置と、
を備えた、ポンプシステムを提供する。
第4態様によれば、流量制御バルブの開度を適宜調整することができる。
本開示の第5態様は、第4態様に加えて、
前記ポンプ装置に吸入されるまたは前記ポンプ装置から吐出される液体の流量を検出する流量検出手段をさらに備え、
前記制御装置は、前記流量検出手段によって検出される流量が大きくなるほど前記流量制御バルブの開度を大きくする、ポンプシステムを提供する。
第5態様によれは、モータの回転数が変わらなくても流量に応じて必要吸込ヘッドを低く維持することができる。
本開示の第6態様は、前記第4態様に加えて、
前記ポンプ装置から吐出される液体の圧力を検出する圧力検出手段をさらに備え、
前記制御装置は、前記圧力検出手段によって検出される圧力が大きくなるほど前記流量制御バルブの開度を小さくする、ポンプシステムを提供する。
第6態様によれば、モータの回転数が変わらなくても吐出圧力に応じて必要吸込ヘッドを低く維持することができる。
本開示の第7態様は、第4態様に加えて、
前記ポンプ装置は、前記羽根車を駆動するモータを含み、
前記モータのトルクを検出するトルク検出手段をさらに備え、
前記制御装置は、前記トルク検出手段によって検出されるトルクが大きくなるほど前記流量制御バルブの開度を大きくする、ポンプシステムを提供する。
第7態様によれば、モータの回転数が変わらなくてもモータトルクに応じて必要吸込ヘッドを低く維持することができる。
本開示の第8態様は、第4態様に加えて、
前記ポンプ装置は、前記羽根車を駆動するモータを含み、
前記モータに流れる電流を検出する電流検出手段をさらに備え、
前記制御装置は、前記電流検出手段によって検出される電流が大きくなるほど前記流量制御バルブの開度を大きくする、ポンプシステムを提供する。
第8態様によれば、モータの回転数が変わらなくてもモータ電流に応じて必要吸込ヘッドを低く維持することができる。
本開示の第9態様は、第4〜8態様のいずれか1つの態様に加えて、
前記ポンプ装置は、前記羽根車を駆動するモータを含み、
前記制御装置は、前記モータの回転数が大きくなるほど前記流量制御バルブの開度を大きくする、ポンプシステムを提供する。
第9態様によれば、液体の子午面流れ方向速度および羽根回転速度の増加または減少に応じて、羽根車2に流入する前の液体の流れに与える旋回力を増大または低下させることができ、モータの回転数が変わっても必要吸込ヘッドを低く維持することができる。
本開示の第10態様は、第4〜9態様のいずれか1つの態様に加えて、前記ポンプシステムは、常温での飽和蒸気圧が負圧である冷媒を循環させる空気調和装置である、ポンプシステムを提供する。
第10態様によれば、空気調和装置であるポンプシステムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明は本発明の一例に関するものであり、本発明はこれらによって限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態に係るポンプ装置1Aを示す。このポンプ装置1Aは、ポンプ本体10と、ポンプ本体10内に配置された羽根車2と、羽根車2を駆動するモータ(図示せず)を備えている。
羽根車2は、円錐の根元部分が拡大された形状のハブ21と、このハブ21上に渦巻き状に形成された複数の羽根22を有している。また、羽根車2は、図略のモータとシャフト31により連結されており、シャフト31の中心軸と一致する回転軸A回りに回転する。
ポンプ本体10は、羽根車2の回転軸Aに沿って延びる流入路10aと、羽根車2の回りに設けられた渦巻き室10bを有している。流入路10aは羽根車2に液体を導き、渦巻き室10bは羽根車2から繰り出されて高圧となった液体を旋回させる。なお、渦巻き室10bは羽根車2の回転方向に向かって次第に大きくなっており、その末端に位置する出口には吐出管16が接続されている。さらに、ポンプ本体10は、流入路10aの回りに設けられた高圧室4を有している。
本実施形態では、ポンプ本体10が、流入管11、カバー12、フロント部材13、サイド部材14およびリア部材15で構成されている。なお、この構成は適宜変更可能であり、上記の部材のいくつかが一体となっていてもよいし、いずれかの部材の一部が他の部材に含まれていてもよい。
フロント部材13は、羽根車2の表側(ハブ21が尖る方向)に位置するリング状の部材である。フロント部材13の内周面および裏面には、羽根21の先端(チップ)に沿う形状のシュラウド32が取り付けられている。リア部材15は、羽根車2の裏側に位置する円盤状の部材であり、上述したシャフト31がリア部材15の中心を貫通している。フロント部材13とリア部材15の間には、羽根車2の周囲に所定の隙間が確保されており、サイド部材14は、フロント部材13およびリア部材15と共にその隙間と連通する渦巻き室10bを形成している。
フロント部材13の内周面には、表面側に拡径部が形成されており、この拡径部に流入管11が挿入されている。流入管11の内周面は、流入路10aを形成する。カバー12は、フロント部材13の表面と流入管11の外周面とで形成されるコーナー部分を全周に亘って覆う断面略L字状の部材である。すなわち、フロント部材13の表面、流入管11の外周面およびカバー12の内側面が環状の高圧室4を形成している。換言すれば、流入管11におけるフロント部材13の表面からカバー12に接触する位置までの区域は、流入路10aと高圧室4を隔てる周壁5となっている。
フロント部材13には、当該フロント部材13の外周面から表面に向かって羽根車2の回転軸Aに近づくように延びる穴が設けられており、この穴によって渦巻き室10bと高圧室4とを連通するバイパス路6が構成されている。このため、バイパス路6を通じて渦巻き室10bから高圧室4に高圧液体が導かれる。なお、バイパス路6は、渦巻き室10bの出口近傍で渦巻き室10bに開口していることが好ましい。
周壁5には、図2に示すように、羽根車2の回転軸Aを中心とする径方向に対し、高圧室4から流入路10aに向かって羽根車2の回転方向に傾斜する複数の貫通孔51が周方向に分散して(好ましくは等角度間隔で)設けられている。周壁5には、図2に示すように、複数の貫通孔51が周方向に(好ましくは等角度間隔で)設けられている。貫通孔51の中心軸Bは、羽根車2の回転軸Aに実質的に垂直な平面に含まれている。また、貫通孔51の中心軸Bは、図2に示すように、貫通孔51の高圧室4側の開口51pの中心及び回転軸Aを通り、かつ回転軸Aに垂直な直線を基準線Lと定義したとき、中心軸Bが基準線Lに対して傾斜している。基準線Lに対する中心軸Bの傾斜方向は、貫通孔51の流入路10a側の開口51qが高圧室4側の開口51pよりも羽根車2の回転方向の下流側に位置するように定められている。このため、ポンプ装置1Aは、バイパス路6を通じて渦巻き室10bから高圧室4に導かれた高圧液体を、高圧室4から流入路10aに向けて、貫通孔51を通じて噴射する。
中心軸Bが回転軸Aに実質的に垂直な平面に含まれていると、貫通孔51を通じて噴射された高圧液体の流れの、流入路10aの水の子午面流れ方向(回転軸Aに平行な方向)成分は、0であるか、又その方向に垂直な方向の成分に対して十分に小さい。そのため、貫通孔51を通じて噴射される高圧液体の流れによる式1の右辺第1項の変化量は、ポンプ装置1Aの必要吸込ヘッドに対して無視できるほど小さい。回転軸Aに実質的に垂直な平面は、中心軸Bがその平面に含まれていることによりその高圧液体の流れに起因する式1の右辺第1項の変化量がポンプ装置1Aの必要吸込ヘッドに対して無視できるほど小さいような、平面である。回転軸Aに実質的に垂直な平面は、例えば、回転軸Aに垂直な平面に対して±5°の範囲で傾いている平面を含む。換言すると、貫通孔51の中心軸Bは、例えば、回転軸Aに垂直な平面に対して±5°の範囲で傾いていてもよい。貫通孔51の中心軸Bは、望ましくは、回転軸Aに垂直な平面に含まれている。貫通孔51がこのように設けられていれば、ポンプ装置1Aは、後述するポンプ装置1Aの必要吸込ヘッドの低減の効果を十分に享受できる。
貫通孔51は、例えば、流入路10aを流れる液体の壁面近傍部分の相対速度を低減するように構成される。この場合、中心軸Bと基準線Lとがなす角のうち鋭角側の角度である傾斜角度θによって規定される貫通孔51の向きは、流入管11の内周面の接線方向近くになる。あるいは、貫通孔51は、羽根22の先端とハブ21の間の中央が描く軌跡の接線方向を向いていてもよいし、それよりも内側を向いていてもよい。傾斜角度θのなす角は、例えば45〜90°であってもよい。貫通孔51の中心軸Bに垂直な断面の形状は、例えば円である。しかし、この形状は円に限定されない。また、貫通孔51の径および数は適宜決定可能である。
以上説明したポンプ装置1Aでは、貫通孔51から噴射される高圧液体により、羽根車2に流入する前の液体の流れにその回転方向への旋回力を与えることができる。これにより、羽根車2に対する液体の相対的な流入速度が低下し、ポンプ装置1Aの必要吸込ヘッドを低減することができる。換言すると、式1の右辺第2項が低下することにより、ポンプ装置1Aの必要吸込ヘッドを低減することができる。
(第2実施形態)
次に、図3を参照して、本発明の第2実施形態に係るポンプ装置1Bを説明する。なお、本実施形態では、第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略することがある。
第1実施形態では貫通孔51からなる貫通孔群が一段だけ設けられていたが、本実施形態では貫通孔51からなる貫通孔群が羽根車2の回転軸2が延びる方向に複数段設けられている。
第1実施形態のように貫通孔群が一段だけ設けられていると、キャビテーションの発生に最も厳しい環境の羽根22の先端では羽根車2に対する液体の相対的な流入速度が低下するものの、図4Aに示すように、羽根22の先端とハブ21の間の中央では羽根車2に対する液体の相対的な流入速度はそれほど低下しない。これに対し、本実施形態のように貫通孔群が複数段設けられていると、羽根22の先端とハブ21の間の中央でも羽根車2に対する液体の相対的な流入速度を低下させることができる。その結果、図4Bに示すように、羽根車2に対する液体の相対的な流入速度を均一化することができ、ポンプ装置1Aの必要吸込ヘッドをさらに低減することができる。
また、第1実施形態では渦巻き室10bと高圧室4とを連通するバイパス路6がポンプ本体10の内部に設けられていたが、本実施形態ではバイパス路6がポンプ本体10の外部に露出している。
本実施形態では、カバー12に当該カバー12を貫通する連絡穴12aが設けられており、この連絡穴12aと吐出管16とが連絡管17によって接続されている。すなわち、吐出管16、連絡管17および連絡穴12aによって、渦巻き室10bと高圧室4とを連通するバイパス路6が構成されている。また、バイパス路6には、流量制御バルブ7が設けられている。
バイパス路6に流量制御バルブ7が設けられていれば、有効吸込ヘッドに余裕があるときはポンプ装置1Bから吐出される液体の流量を優先し、有効吸込ヘッドに余裕がなくなったときに必要吸込ヘッドを低減させるというような運転も可能である。
なお、第1実施形態と同様に、バイパス路6をポンプ本体10の内部に設け、ポンプ本体10の内部に流量制御バルブ7を設置することも可能である。
<ポンプシステム>
次に、図5を参照して、第2実施形態のポンプ装置1Bを用いたポンプシステム8を説明する。このポンプシステム8は、液体を利用するための液体回路81と、ポンプ装置1Bと、流量制御バルブ7の開度を調整する制御装置9とを備えている。ポンプ装置1Bの流入管11と液体回路81の出口とは第1配管82で接続されており、ポンプ装置1Bの吐出管16と液体回路82の入口とは第2配管83で接続されている。
本実施形態では、制御装置9が、ポンプ装置1Bのモータ(図示せず)の回転数が大きくなるほど流量制御バルブの開度を大きくする。これにより、液体の子午面流れ方向速度および羽根回転速度の増加または減少に応じて、羽根車2に流入する前の液体の流れに与える旋回力を増大または低下させることができ、モータの回転数が変わっても必要吸込ヘッドを低く維持することができる。
ところで、ポンプシステム8においては、図6に示すように、ポンプ装置1Bから吐出されるまたはポンプ装置1Bに吸入される液体の流量を検出する流量検出手段91を設け、制御装置7が、流量検出手段91によって検出される流量が大きくなるほど流量制御バルブ7の開度を大きくすることが好ましい。これを実現するには、例えば、図7Aに示すような、ポンプ回転数および流量ごとに流量制御バルブ7の開度を設定した開度マップを予め制御装置7に記憶させておけばよい。なお、ポンプ回転数をn個、流量をm個設定した場合には、流量制御バルブ7の開度はXi,j(1≦i≦m、1≦j≦n)で表され、X1,jからXm,jまでの開度を徐々に大きくする。この構成であれば、モータの回転数が変わらなくても流量に応じて必要吸込ヘッドを低く維持することができる。なお、この場合は、モータの回転数に基づかず、流量のみに基づいて流量制御バルブ7を制御することも可能である。
図6に示すポンプシステム8においては、流量検出手段91に代えて、ポンプ装置1Bから吐出される液体の圧力を検出する圧力検出手段を用いることも可能である。この場合には、制御装置7が、圧力検出手段によって検出される圧力が大きくなるほど流量制御バルブ7の開度を小さくする。これを実現するには、図7Bに示すような、ポンプ回転数および吐出圧力ごとに流量制御バルブ7の開度を設定した開度マップを予め制御装置7に記憶させておけばよい。なお、ポンプ回転数をn個、吐出圧力をm個設定した場合には、流量制御バルブ7の開度はXi,j(1≦i≦m、1≦j≦n)で表され、X1,jからXm,jまでの開度を徐々に小さくする。この構成であれば、モータの回転数が変わらなくても吐出圧力に応じて必要吸込ヘッドを低く維持することができる。なお、この場合は、モータの回転数に基づかず、吐出圧力のみに基づいて流量制御バルブ7を制御することも可能である。
あるいは、ポンプシステム8においては、図8に示すように、ポンプ装置1Bのモータ(図示せず)のトルクを検出するトルク検出手段92を設け、制御装置7が、トルク検出手段92によって検出されるトルクが大きくなるほど流量制御バルブ7の開度を大きくすることが好ましい。これを実現するには、例えば、図9Aに示すような、ポンプ回転数およびモータトルクごとに流量制御バルブ7の開度を設定した開度マップを予め制御装置7に記憶させておけばよい。なお、ポンプ回転数をn個、モータトルクをm個設定した場合には、流量制御バルブ7の開度はXi,j(1≦i≦m、1≦j≦n)で表され、X1,jからXm,jまでの開度を徐々に大きくする。この構成であれば、モータの回転数が変わらなくてもモータトルクに応じて必要吸込ヘッドを低く維持することができる。なお、この場合は、モータの回転数に基づかず、モータトルクのみに基づいて流量制御バルブ7を制御することも可能である。
図8に示すポンプシステム8においては、トルク検出手段92に代えて、ポンプ装置1Bのモータ(図示せず)に流れる電流を検出する電流検出手段を用いることも可能である。この場合には、制御装置7が、電流検出手段によって検出される電流が大きくなるほど流量制御バルブ7の開度を大きくする。これを実現するには、図9Bに示すような、ポンプ回転数およびモータ電流ごとに流量制御バルブ7の開度を設定した開度マップを予め制御装置7に記憶させておけばよい。なお、ポンプ回転数をn個、モータ電流をm個設定した場合には、流量制御バルブ7の開度はXi,j(1≦i≦m、1≦j≦n)で表され、X1,jからXm,jまでの開度を徐々に大きくする。この構成であれば、モータの回転数が変わらなくてもモータ電流に応じて必要吸込ヘッドを低く維持することができる。なお、この場合は、モータの回転数に基づかず、モータ電流のみに基づいて流量制御バルブ7を制御することも可能である。
なお、上述したポンプシステム8は、常温での飽和蒸気圧が負圧である冷媒(例えば、水、アルコールまたはエーテルを主成分とする冷媒)を循環させる空気調和装置であることが好ましい。「常温」とは、20℃±15℃である。また、「主成分」とは、質量比で最も多く含まれた成分を意味する。空気調和装置の具体的な構成は、図13に示す冷凍装置300の構成と同様である。すなわち、図13に示す構成において、負荷部321に代えて室内熱交換器を配置し、冷却塔331に代えて室外熱交換器を配置すれば、冷房専用の空気調和装置を得ることができ、負荷部321に代えて室外熱交換器を配置し、冷却塔331に代えて室内熱交換器を配置すれば、暖房専用の空気調和装置を得ることができる。また、吸熱用回路320および放熱用回路330に四方弁等を配置すれば、冷房と暖房を切り替え可能な空気調和装置を得ることもできる。

Claims (10)

  1. 回転軸回りに回転する羽根車と、
    前記回転軸に沿って延びる流入路と、
    前記羽根車の回りに設けられた渦巻き室と、
    前記流入路の回りに設けられた高圧室と、
    前記流入路と前記高圧室を隔てる周壁と、
    前記渦巻き室と前記高圧室とを連通するバイパス路と、を備え、
    前記周壁には、複数の貫通孔が周方向に設けられ、
    前記貫通孔の中心軸が前記回転軸に実質的に垂直な平面に含まれ、
    前記貫通孔の前記高圧室側の開口の中心及び前記回転軸を通り、かつ前記回転軸に垂直な直線を基準線と定義したとき、前記中心軸が前記基準線に対して傾斜しており、
    前記基準線に対する前記中心軸の傾斜方向は、前記貫通孔の前記流入路側の開口が前記高圧室側の前記開口よりも前記羽根車の回転方向の下流側に位置するように定められている、ポンプ装置。
  2. 前記複数の貫通孔からなる貫通孔群が、前記回転軸が延びる方向に複数段設けられている、請求項1に記載のポンプ装置。
  3. 前記バイパス路に設けられた流量制御バルブをさらに備える、請求項1に記載のポンプ装置。
  4. 請求項3に記載のポンプ装置と、
    前記流量制御バルブの開度を調整する制御装置と、
    を備えた、ポンプシステム。
  5. 前記ポンプ装置に吸入されるまたは前記ポンプ装置から吐出される液体の流量を検出する流量検出手段をさらに備え、
    前記制御装置は、前記流量検出手段によって検出される流量が大きくなるほど前記流量制御バルブの開度を大きくする、請求項4に記載のポンプシステム。
  6. 前記ポンプ装置から吐出される液体の圧力を検出する圧力検出手段をさらに備え、
    前記制御装置は、前記圧力検出手段によって検出される圧力が大きくなるほど前記流量制御バルブの開度を小さくする、請求項4に記載のポンプシステム。
  7. 前記ポンプ装置は、前記羽根車を駆動するモータを含み、
    前記モータのトルクを検出するトルク検出手段をさらに備え、
    前記制御装置は、前記トルク検出手段によって検出されるトルクが大きくなるほど前記流量制御バルブの開度を大きくする、請求項4に記載のポンプシステム。
  8. 前記ポンプ装置は、前記羽根車を駆動するモータを含み、
    前記モータに流れる電流を検出する電流検出手段をさらに備え、
    前記制御装置は、前記電流検出手段によって検出される電流が大きくなるほど前記流量制御バルブの開度を大きくする、請求項4に記載のポンプシステム。
  9. 前記ポンプ装置は、前記羽根車を駆動するモータを含み、
    前記制御装置は、前記モータの回転数が大きくなるほど前記流量制御バルブの開度を大きくする、請求項4に記載のポンプシステム。
  10. 前記ポンプシステムは、常温での飽和蒸気圧が負圧である冷媒を循環させる空気調和装置である、請求項4に記載のポンプシステム。
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