JPWO2013027796A1 - IgG結合性ペプチド及びそれによるIgGの検出および精製方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(X1-3)-C-(X2)-H-R-G-(Xaa1)-L-V-W-C-(X1-3) (I)
(式中、Xの各々は独立的にシステイン以外の任意のアミノ酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Xaa1はグルタミン酸残基またはアスパラギン残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、かつ
Wはトリプトファン残基である。)
によって表される、13〜17アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とするペプチド。
(X1-3)-C-(Xaa2)-(Xaa3)-H-R-G-(Xaa1)-L-V-W-C-(X1-3) (II)
(式中、Xの各々は独立的にシステイン以外の任意のアミノ酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Xaa1はグルタミン酸残基またはアスパラギン残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、
Wはトリプトファン残基であり、
Xaa2はアラニン残基、セリン残基またはトレオニン残基であり、かつ
Xaa3はチロシン残基またはトリプトファン残基である。)
によって表される、13〜17アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とする、[1]のペプチド。
(X1-3)-C-A-Y-H-R-G-E-L-V-W-C-(X1-3) (III)
(式中、Xの各々は独立的にシステイン以外の任意のアミノ酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Aはアラニン残基であり、
Yはチロシン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Eはグルタミン酸残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、かつ
Wはトリプトファン残基である。)
によって表される、13〜17アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とする、[1]または[2]のペプチド。
1番目のアミノ酸残基= S、G、F又は、なし
2番目のアミノ酸残基= D、G、A、S、P又は、なし
3番目のアミノ酸残基= S、D、T、N、E又はR、
15番目のアミノ酸残基= S、T又はD、
16番目のアミノ酸残基= H、G、Y、T、N、D、F又は、なし、
17番目のアミノ酸残基= Y、F、H、M又は、なし
である、[1]〜[3]のいずれかのペプチド。
2)GPDCAYHRGELVWCTFH(配列番号56)
3)RCAYHRGELVWCS(配列番号57)
4)GPRCAYHRGELVWCSFH(配列番号58)
5)SPDCAYHRGELVWCTFH(配列番号100)
6)GDDCAYHRGELVWCTFH(配列番号101)
7)GPSCAYHRGELVWCTFH(配列番号102)
8)GPDCAYHRGELVWCSFH(配列番号103)
9)GPDCAYHRGELVWCTHH(配列番号104)
10)GPDCAYHRGELVWCTFY(配列番号105)
11)SPDCAYHRGELVWCTFY(配列番号106)
12)SDDCAYHRGELVWCTFY(配列番号107)
[6] 下記の式IV:
D-C-(Xaa2)-(Xaa3)-H-R-G-(Xaa1)-L-V-W-C-T (IV)
(式中、
Dはアスパラギン酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Xaa1はグルタミン酸残基またはアスパラギン残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、
Wはトリプトファン残基であり、
Tはトレオニン残基であり、
Xaa2はアラニン残基、またはトレオニン残基であり、かつ
Xaa3はチロシン残基またはトリプトファン残基である。)によって表される、13アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とする、[1]または[2]のペプチド。
2) DCAYHRGNLVWCT(配列番号48)
3) DCTYHRGELVWCT(配列番号50)
4) DCAWHRGELVWCT(配列番号53)
[8] 下記の式V:
D-C-(Xaa1)-(Xaa2)-(Xaa3)-(Xaa4)-G-(Xaa5)-L-(Xaa6)-W-C-T (V)
(式中、
Dはアスパラギン酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Wはトリプトファン残基であり、
Tはトレオニン残基であり、
Xaa1はアラニン残基、セリン残基またはトレオニン残基であり、
Xaa2はトリプトファン残基またはチロシン残基であり、
Xaa3はヒスチジン残基、アルギニン残基、セリン残基またはトレオニン残基であり、
Xaa4はアスパラギン残基またはアルギニン残基であり、
Xaa5はグルタミン酸残基、アスパラギン残基、アルギニン残基、またはアスパラギン酸残基であり、かつ
Xaa6はイソロイシン残基またはバリン残基である)によって表される、13アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とするペプチド。
2) DCAYTNGNLVWCT(配列番号31)
3) DCSYTNGNLVWCT(配列番号32)
4) DCTWTNGNLVWCT(配列番号34)
5) DCTYHNGNLVWCT(配列番号35)
6) DCTYRNGNLVWCT(配列番号36)
7) DCTYSNGNLVWCT(配列番号37)
8) DCTYTRGNLVWCT(配列番号39)
9) DCTYTNGELVWCT(配列番号40)
10) DCTYTNGRLVWCT(配列番号41)
11) DCTYTNGDLVWCT(配列番号42)
12) DCTYTNGNLIWCT(配列番号45)
[10] ペプチドが2つのシステイン(C)残基間でジスルフィド結合を形成している、[1]〜[9]のいずれかのペプチド。
(X1-3)-C-(X1)-Y-H-R-G-N-L-V-W-C-(X1-3) (I')
(式中、Xの各々は独立的にシステイン以外の任意のアミノ酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Yはチロシン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Nはアスパラギン残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、かつ
Wはトリプトファン残基である。)
によって表される、13〜17アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とする、[1]のペプチド。
(X1-3)-C-A-(X1)-H-R-G-E-L-V-W-C-(X1-3) (I'')
(式中、Xの各々は独立的にシステイン以外の任意のアミノ酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Aはアラニン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Eはグルタミン酸残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、かつ
Wはトリプトファン残基である。)
によって表される、13〜17アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とする、[1]のペプチド。
本発明のペプチドは、多数のランダムペプチドを含むファージライブラリのなかからヒトIgGと特異的に又は選択的に結合性を有するものとしてスクリーニングされたものである。
(X1-3)-C-(X2)-H-R-G-(Xaa1)-L-V-W-C-(X1-3) (I)
(式中、Xの各々は独立的にシステイン以外の任意のアミノ酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Xaa1はグルタミン酸残基またはアスパラギン残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、かつ
Wはトリプトファン残基である。)
によって表される、13〜17アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とするペプチドである。
(X1-3)-C-(X1)-Y-H-R-G-N-L-V-W-C-(X1-3) (I')
(式中、Xの各々は独立的にシステイン以外の任意のアミノ酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Yはチロシン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Nはアスパラギン残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、かつ
Wはトリプトファン残基である。)
によって表される、13〜17アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とする。
(X1-3)-C-A-(X1)-H-R-G-E-L-V-W-C-(X1-3) (I'')
(式中、Xの各々は独立的にシステイン以外の任意のアミノ酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Aはアラニン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Eはグルタミン酸残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、かつ
Wはトリプトファン残基である。)
によって表される、13〜17アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とする。
(X1-3)-C-(Xaa2)-(Xaa3)-H-R-G-(Xaa1)-L-V-W-C-(X1-3) (II)
(式中、Xの各々は独立的にシステイン以外の任意のアミノ酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Xaa1はグルタミン酸残基またはアスパラギン残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、
Wはトリプトファン残基であり、
Xaa2はアラニン残基、セリン残基またはトレオニン残基であり、かつ
Xaa3はチロシン残基またはトリプトファン残基である。)
によって表される、13〜17アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とする。
(X1-3)-C-A-Y-H-R-G-E-L-V-W-C-(X1-3) (III)
(式中、Xの各々は独立的にシステイン以外の任意のアミノ酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Aはアラニン残基であり、
Yはチロシン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Eはグルタミン酸残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、かつ
Wはトリプトファン残基である。)
によって表される、13〜17アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とする。
1番目のアミノ酸残基= S、G、F又は、なし
2番目のアミノ酸残基= D、G、A、S、P又は、なし
3番目のアミノ酸残基= S、D、T、N、E又はR、
5番目のアミノ酸残基= A又はT、
6番目のアミノ酸残基= Y又はW、
15番目のアミノ酸残基= S、T又はD、
16番目のアミノ酸残基= H、G、Y、T、N、D、F又は、なし、
17番目のアミノ酸残基= Y、F、H、M又は、なし。
6番目のアミノ酸残基= Y又はW、
式Iのペプチドのアミノ酸配列においてアミノ酸残基Xをさらに特定した式IVで表されるペプチドを以下に示す。
D-C-(Xaa2)-(Xaa3)-H-R-G-(Xaa1)-L-V-W-C-T (IV)
Dはアスパラギン酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Xaa1はグルタミン酸残基またはアスパラギン残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、
Wはトリプトファン残基であり、
Tはトレオニン残基であり、
Xaa2はアラニン残基、またはトレオニン残基であり、かつ
Xaa3はチロシン残基またはトリプトファン残基である。)によって表される、13アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とする。
1)DCTYHRGNLVWCT(配列番号47)
2)DCAYHRGNLVWCT(配列番号48)
3)DCTYHRGELVWCT(配列番号50)
4)DCAYHRGELVWCT(配列番号52)
5)DCAWHRGELVWCT(配列番号53)
6)DCAYHRGELVWCT(配列番号55)
7)GPDCAYHRGELVWCTFH(配列番号56)
8)RCAYHRGELVWCS(配列番号57)
9)GPRCAYHRGELVWCSFH(配列番号58)
10)SPDCAYHRGELVWCTFH(配列番号100)
11)GDDCAYHRGELVWCTFH(配列番号101)
12)GPSCAYHRGELVWCTFH(配列番号102)
13)GPDCAYHRGELVWCSFH(配列番号103)
14)GPDCAYHRGELVWCTHH(配列番号104)
15)GPDCAYHRGELVWCTFY(配列番号105)
16)SPDCAYHRGELVWCTFY(配列番号106)
17)SDDCAYHRGELVWCTFY(配列番号107)。
D-C-(Xaa1)-(Xaa2)-(Xaa3)-(Xaa4)-G-(Xaa5)-L-(Xaa6)-W-C-T (V)
(式中、
Dはアスパラギン酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Wはトリプトファン残基であり、
Tはトレオニン残基であり、
Xaa1はアラニン残基、セリン残基またはトレオニン残基であり、
Xaa2はトリプトファン残基またはチロシン残基であり、
Xaa3はヒスチジン残基、アルギニン残基、セリン残基またはトレオニン残基であり、
Xaa4はアスパラギン残基またはアルギニン残基であり、
Xaa5はグルタミン酸残基、アスパラギン残基、アルギニン残基、またはアスパラギン酸残基であり、かつ
Xaa6はイソロイシン残基またはバリン残基である)によって表される、13アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とするペプチドである。
10) DCTYTNGNLVWCT(配列番号29)
11) DCAYTNGNLVWCT(配列番号31)
12) DCSYTNGNLVWCT(配列番号32)
13) DCTWTNGNLVWCT(配列番号34)
14) DCTYHNGNLVWCT(配列番号35)
15) DCTYRNGNLVWCT(配列番号36)
16) DCTYSNGNLVWCT(配列番号37)
17) DCTYTRGNLVWCT(配列番号39)
18) DCTYTNGELVWCT(配列番号40)
19) DCTYTNGRLVWCT(配列番号41)
20) DCTYTNGDLVWCT(配列番号42)
21) DCTYTNGNLIWCT(配列番号45)。
本発明はさらに、上記の本発明のペプチド又は固定化ペプチドをIgGと結合させること、並びに、結合したIgGを遊離させてIgGを回収することを含む、IgGの精製方法を提供する。
本発明はさらに、上記の本発明のペプチド又は固定化ペプチドにサンプル中のIgGを結合させ、結合したIgGを検出することを含む、IgGの検出方法を提供する。ここで、検出には、定性又は定量のいずれかの分析を含むものとする。
本発明はさらに、上記の本発明のペプチド又は固定化ペプチドの少なくとも1種を含む、ヒトIgGの分析(定性、定量等)又は精製のためのキットを提供する。
Claims (17)
- 下記の式I:
(X1-3)-C-(X2)-H-R-G-(Xaa1)-L-V-W-C-(X1-3) (I)
(式中、Xの各々は独立的にシステイン以外の任意のアミノ酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Xaa1はグルタミン酸残基またはアスパラギン残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、かつ
Wはトリプトファン残基である。)
によって表される、13〜17アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とするペプチド。 - 下記の式II:
(X1-3)-C-(Xaa2)-(Xaa3)-H-R-G-(Xaa1)-L-V-W-C-(X1-3) (II)
(式中、Xの各々は独立的にシステイン以外の任意のアミノ酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Xaa1はグルタミン酸残基またはアスパラギン残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、
Wはトリプトファン残基であり、
Xaa2はアラニン残基、セリン残基またはトレオニン残基であり、かつ
Xaa3はチロシン残基またはトリプトファン残基である。)
によって表される、13〜17アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とする、請求項1に記載のペプチド。 - 下記の式III:
(X1-3)-C-A-Y-H-R-G-E-L-V-W-C-(X1-3) (III)
(式中、Xの各々は独立的にシステイン以外の任意のアミノ酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Aはアラニン残基であり、
Yはチロシン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Eはグルタミン酸残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、かつ
Wはトリプトファン残基である。)
によって表される、13〜17アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とする、請求項1または2に記載のペプチド。 - 17アミノ酸残基とした場合の、N末端から1〜3、15〜17番目の各アミノ酸残基が、
1番目のアミノ酸残基= S、G、F又は、なし
2番目のアミノ酸残基= D、G、A、S、P又は、なし
3番目のアミノ酸残基= S、D、T、N、E又はR、
15番目のアミノ酸残基= S、T又はD、
16番目のアミノ酸残基= H、G、Y、T、N、D、F又は、なし、
17番目のアミノ酸残基= Y、F、H、M又は、なし
である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のペプチド。 - 以下の1)〜12)のいずれかのアミノ酸配列からなる、請求項4に記載のペプチド。
1)DCAYHRGELVWCT(配列番号55)
2)GPDCAYHRGELVWCTFH(配列番号56)
3)RCAYHRGELVWCS(配列番号57)
4)GPRCAYHRGELVWCSFH(配列番号58)
5)SPDCAYHRGELVWCTFH(配列番号100)
6)GDDCAYHRGELVWCTFH(配列番号101)
7)GPSCAYHRGELVWCTFH(配列番号102)
8)GPDCAYHRGELVWCSFH(配列番号103)
9)GPDCAYHRGELVWCTHH(配列番号104)
10)GPDCAYHRGELVWCTFY(配列番号105)
11)SPDCAYHRGELVWCTFY(配列番号106)
12)SDDCAYHRGELVWCTFY(配列番号107) - 下記の式IV:
D-C-(Xaa2)-(Xaa3)-H-R-G-(Xaa1)-L-V-W-C-T (IV)
(式中、
Dはアスパラギン酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Hはヒスチジン残基であり、
Rはアルギニン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Xaa1はグルタミン酸残基またはアスパラギン残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Vはバリン残基であり、
Wはトリプトファン残基であり、
Tはトレオニン残基であり、
Xaa2はアラニン残基またはトレオニン残基であり、かつ
Xaa3はチロシン残基またはトリプトファン残基である。)によって表される、13アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とする、請求項1または2に記載のペプチド。 - 以下の1)〜4)のいずれかのアミノ酸配列からなる、請求項6に記載のペプチド。
1) DCTYHRGNLVWCT(配列番号47)
2) DCAYHRGNLVWCT(配列番号48)
3) DCTYHRGELVWCT(配列番号50)
4) DCAWHRGELVWCT(配列番号53) - 下記の式V:
D-C-(Xaa1)-(Xaa2)-(Xaa3)-(Xaa4)-G-(Xaa5)-L-(Xaa6)-W-C-T (V)
(式中、
Dはアスパラギン酸残基であり、
Cはシステイン残基であり、
Gはグリシン残基であり、
Lはロイシン残基であり、
Wはトリプトファン残基であり、
Tはトレオニン残基であり、
Xaa1はアラニン残基、セリン残基またはトレオニン残基であり、
Xaa2はトリプトファン残基またはチロシン残基であり、
Xaa3はヒスチジン残基、アルギニン残基、セリン残基またはトレオニン残基であり、
Xaa4はアスパラギン残基またはアルギニン残基であり、
Xaa5はグルタミン酸残基、アスパラギン残基、アルギニン残基、またはアスパラギン酸残基であり、かつ
Xaa6はイソロイシン残基またはバリン残基である)によって表される、13アミノ酸残基からなるアミノ酸配列を含み、かつヒトIgGと結合可能であることを特徴とするペプチド。 - ペプチドが2つのシステイン(C)残基間でジスルフィド結合を形成している、請求項1〜8のいずれか1項に記載のペプチド。
- 標識が結合されている、請求項1〜9のいずれか1項に記載のペプチド。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のペプチドと連結されたタンパク質からなる融合タンパク質。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のペプチドを固相に結合してなる固定化ペプチド。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のペプチドをコードする核酸。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のペプチド又は請求項12に記載の固定化ペプチドをIgGと結合させること、並びに、結合したIgGを遊離させてIgGを回収することを含む、IgGの精製方法。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のペプチド又は請求項12に記載の固定化ペプチドにサンプル中のIgGを結合させ、結合したIgGを検出することを含む、IgGの検出方法。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のペプチド又は請求項12に記載の固定化ペプチドの少なくとも1種を含む、ヒトIgGの分析又は精製のためのキット。
- 請求項12に記載の固定化ペプチドを含有する、IgG分離用カラム。
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