JPWO2012165014A1 - モータグレーダ - Google Patents

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Abstract

モータグレーダ(100)において、リフタガイド(70)は、フレーム(10)の外周を取り囲む環状部(200)と、環状部(200)の内周に連なるとともに側面視において環状部(200)から突出しており、外縁をフレーム(10)に接合される左脚部(210)と、を有する。

Description

本発明は、作業機を備えるモータグレーダに関する。
一般的に、モータグレーダは、フレームと、フレームの下方に配置される作業機と、フレームに取り付けられる環状のリフタガイドと、リフタガイドと作業機とに連結されるリフトシリンダと、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
WO2007/015376号公報
(発明が解決しようとする課題)
ところで、近年、作業量を増大するためにタイヤ幅を広くしたり、アクスル及びリアフレームなどの強度を増強したりすることに伴って、モータグレーダの車重が重くなる傾向にある。そのため、側溝を掘るために作業機を大きく傾けて車重を作業機に掛けた場合に、重くなった車重がリフトシリンダを介してリフタガイドに掛かることによって、リフタガイドとフレームとの接合部の耐久性が低下するおそれがある。
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、リフタガイドとフレームとの接合強度を向上可能なモータグレーダを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明の第1の態様に係るモータグレーダは、フレームと、フレームの下方に配置される作業機と、フレームを取り囲み、フレームに接合されるリフタガイドと、リフタガイドを取り囲むリフタブラケットと、リフタブラケットに取り付けられ、作業機を駆動するためのリフトシリンダと、を備える。リフタガイドは、フレームの外周を取り囲む環状部と、環状部の内周に連なるとともに側面視において環状部から突出しており、外縁をフレームに接合される第1脚部と、を有する。
本発明の第1の態様に係るモータグレーダによれば、リフタガイドが第1脚部を有しているので、フレームとリフタガイドとの接合範囲(すなわち、溶接線長さ)を大きくすることができる。そのため、リフタガイドとフレームとの接合強度を向上させることができる。
本発明の第2の態様に係るモータグレーダは、第1の態様に係り、フレームは、車幅方向に延びる上板と、上板に対向する下板と、上下方向に延び、上板と下板に挟まれる第1側板と、第1側板に対向し、上板と下板に挟まれる第2側板と、によって構成される。フレームのうちリフタガイドが接合される接合部分において、上板および下板それぞれの車幅方向両端の幅は、第1側板および第2側板の車幅方向両端の幅と同等である。第1脚部の外縁は、上板の側面と、第1側板の側面と、下板の側面とに接合されている。
本発明の第2の態様に係るモータグレーダによれば、上板および下板の幅と第1側板と第2側板との幅とを同等にすることによって、第1脚部を上板および下板に接合することが実現されている。その結果、フレームとリフタガイドとの接合範囲をさらに大きくできるので、リフタガイドとフレームとの接合強度をさらに向上させることができる。
本発明の第3の態様に係るモータグレーダは、第2の態様に係り、第1側板は、上板及び下板それぞれの車幅方向一端より内側に配置される本体板と、本体板の外側に配置される補強板とによって構成されている。
本発明の第3の態様に係るモータグレーダによれば、補強板を介挿することによって、上板および下板の幅と第1側板と第2側板との幅とが同等にされている。そのため、フレームとリフタガイドとの接合範囲をさらに大きくできるだけでなく、フレーム自体の強度を向上させることができる。
本発明の第4の態様に係るモータグレーダは、第2の態様に係り、第1側板は、上板及び下板それぞれの車幅方向一端より内側に配置される本体板によって構成される。上板は、接合部分に形成される上側切欠き部を有し、下板は、上側切欠き部に対応して形成される下側切欠き部を有している。
本発明の第4の態様に係るモータグレーダによれば、上側切欠き部および下側切欠き部を形成することによって、上板および下板の幅と第1側板と第2側板との幅とを同等にすることができる。そのため、フレームとリフタガイドとの接合範囲をさらに大きくできるとともに、フレーム自体の重量を軽減することができる。
本発明の第5の態様に係るモータグレーダは、第2乃至第4のいずれかの態様に係り、第1脚部は、側面視において環状部の前後に突出している。
本発明の第5の態様に係るモータグレーダによれば、第1脚部によって環状部を前後からバランス良く支持できるとともに、フレームとリフタガイドとの接合範囲をさらに大きくできる。そのため、リフタガイドとフレームとの接合強度をさらに向上させることができる。
本発明の第6の態様に係るモータグレーダは、第2乃至第5のいずれかの態様に係り、第1脚部は、上板の側面及び第1側板の側面に接合される第1上脚と、第1側板の側面及び下板の側面に接合される第1下脚とを含む。第1上脚と第1下脚とは、互いに離間している。
本発明の第6の態様に係るモータグレーダによれば、上下に揺動するフレームに対してリフタガイドを第1上脚および第1下脚によって強固に支持できる。また、第1上脚と第1下脚とが離間しているので、第1上脚と第1下脚とが一様に連なっている場合に比べて、接合部分に不均等に応力がかかることを抑制できる。そのため、フレームとリフタガイドとの接合部分に不均等に応力がかかることを抑制できるので、リフタガイドとフレームとの接合が破損することを抑制できる。
本発明の第7の態様に係るモータグレーダは、第6の態様に係り、第1上脚および第1下脚それぞれの幅は、環状部から離れるほど狭い。
本発明の第7の態様に係るモータグレーダによれば、脚幅を徐々に狭くすることによって、第1上脚および第1下脚に大きな応力がかかることを抑制することができる。
本発明の第8の態様に係るモータグレーダは、第6又は第7の態様に係り、第1上脚および第1下脚それぞれの厚みは、環状部から離れるほど薄い。
本発明の第8の態様に係るモータグレーダによれば、脚厚を徐々に薄くすることによって、第1上脚および第1下脚に大きな応力がかかることを抑制することができる。
本発明の第9の態様に係るモータグレーダは、第1乃至第8のいずれかの態様に係り、リフタガイドは、環状部の内周に連なるとともに側面視において環状部から突出しており、外縁をフレームに接合される第2脚部を含む。第2脚部は、フレームを挟んで第1脚部の反対側に設けられる。
本発明の第9の態様に係るモータグレーダによれば、第1脚部と第2脚部とによって環状部を左右からバランス良く支持できるとともに、フレームとリフタガイドとの接合範囲をさらに大きくできる。そのため、リフタガイドとフレームとの接合強度をさらに向上させることができる。
本発明の第10の態様に係るモータグレーダは、第9の態様に係り、第2脚部は、側面視において環状部の前後に突出している。
本発明の第10の態様に係るモータグレーダによれば、第2脚部によって環状部を前後からバランス良く支持できるとともに、フレームとリフタガイドとの接合範囲をさらに大きくできる。そのため、リフタガイドとフレームとの接合強度をさらに向上させることができる。
本発明の第11の態様に係るモータグレーダは、第9又は第10の態様に係り、第2脚部は、上板の側面及び第2側板の側面に接合される第2上脚と、第2側板の側面及び下板の側面に接合される第2下脚とを含む。第2上脚と第2下脚とは、互いに離間している。
本発明の第11の態様に係るモータグレーダによれば、フレームとリフタガイドとの接合部分に不均等に応力がかかることをさらに抑制できるので、リフタガイドとフレームとの接合が破損することをさらに抑制できる。
本発明の第12の態様に係るモータグレーダは、第11の態様に係り、第2上脚および第2下脚それぞれの幅は、環状部から離れるほど狭い。
本発明の第12の態様に係るモータグレーダによれば、脚幅を徐々に狭くすることによって、第2上脚および第2下脚に大きな応力がかかることを抑制することができる。
本発明の第13の態様に係るモータグレーダは、第11又は第12の態様に係り、第2上脚および第2下脚それぞれの厚みは、環状部から離れるほど薄い。
本発明の第13の態様に係るモータグレーダによれば、脚厚を徐々に薄くすることによって、第2上脚および第2下脚に大きな応力がかかることを抑制することができる。
(発明の効果)
本発明によれば、リフタガイドとフレームとの接合強度を向上可能なモータグレーダを提供することができる。
モータグレーダの全体構成を示す側面図。 リフタガイド周りの構成を示す分解斜視図。 フレームとリフタガイドとの接合部分の側面図。 図3のA−A断面図。 図3のB−B断面図。 フレームとリフタガイドとの接合部分の斜視図。
(モータグレーダ100の全体構成)
図1は、実施形態に係るモータグレーダ100の全体構成を示す側面図である。なお、以下の説明において、「上」「下」「左」「右」「前」「後」は、運転席に着座したオペレータを基準とする用語である。
モータグレーダ100は、図1に示すように、フレーム10と、前輪20と、後輪30と、キャブ40と、ドローバ50と、ブレード60と、リフタガイド70と、リフタブラケット75と、一対のリフトシリンダ80と、シフトシリンダ90と、を備える。
フレーム10は、前フレーム11と後フレーム12とによって構成される。前フレーム11は、ドローバ50およびブレード60を支持する。後フレーム12は、図示しないエンジンや油圧ポンプなどを支持する。前輪20は、フレーム10の前端部に取付けられる。後輪30は、フレーム10の後端部に取付けられる。本実施形態において、前輪20は左右1対の走行輪を含み、後輪30は左右2対の走行輪を含んでいるが、これに限られるものではない。キャブ40は、フレーム10上に配置される。
ドローバ50は、フレーム10の前端部に上下揺動可能に取付けられる。ブレード60は、ドローバ50の後端部に固定される。リフタガイド70は、フレーム10に接合(溶接)される環状部材である。リフタブラケット75は、リフタガイド70を取り囲む枠体である。リフタブラケット75には、一対のリフトシリンダ80とシフトシリンダ90とが取り付けられる。リフタガイド70周りの構成については後述する。なお、本実施形態において、ドローバ50とブレード60とは、フレーム10の下方に配置される作業機を構成している。
一対のリフトシリンダ80(図1では右リフトシリンダのみ図示)は、ドローバ50とリフタブラケット75とに連結される。一対のリフトシリンダ80の伸縮に応じてドローバ50およびブレード60が上下に揺動される。シフトシリンダ90は、ドローバ50とリフタブラケット75とに連結される。シフトシリンダ90の伸縮に応じてドローバ50およびブレード60が左右に駆動される。
(リフタガイド70周りの構成)
図2は、リフタガイド70周りの構成を示す分解斜視図である。
リフタガイド70は、フレーム10の所定の位置に接合される。図2では、フレーム10のうちリフタガイド70が接合される部分を接合部分10Pとして示している。フレーム10とリフタガイド70との接合構造については後述する。
リフタブラケット75は、上側枠体75aと、下側枠体75bと、を有する。上側枠体75aと下側枠体75bは、それぞれ半円環状に形成されており、リフタガイド70を挟み込むように互いに連結される。上側枠体75aには一対のリフトシリンダ80が取り付けられ、下側枠体75bにはシフトシリンダ90が取り付けられる。
(フレーム10とリフタガイド70との接合構造)
図3は、接合部分10Pの側面図である。図4は、図3のA−A断面図である。図5は、図3のB−B断面図である。図3および図5では、フレーム10とリフタガイド70とを接合する溶接部wが図示されている。溶接部wは、いわゆるビードである。
(1)フレーム10の構成
フレーム10は、図3〜図5に示すように、上板110と、下板120と、第1側板130と、第2側板140と、によって構成されている。
上板110は、車幅方向(左右方向)に延びており、車幅方向と略平行に配置される。上板110は、車幅方向において幅W1を有する。
下板120は、車幅方向に延びており、上板110に対向する。下板120は、車幅方向において上板110と同じ幅W1を有する。
第1側板130は、上板110と下板120の間に挟まれている。第1側板130は、第1本体板131と、第1補強板132と、によって構成されている。第1本体板131は、上下方向に延びており、上下方向と略平行に配置される。第1本体板131は、上板110及び下板120の左端より車幅方向内側に配置されている。第1本体板131は、内板131aと、外板131bとを含む。外板131bは、内板131aの主面上に配置されており、フレーム10の湾曲部の強度を確保するための部材である。第1補強板132は、第1本体板131の主面上に配置されており、フレーム10とリフタガイド70との接合強度を向上させるための部材である。
第2側板140は、上板110と下板120の間に挟まれている。第2側板140は、第2本体板141と、第2補強板142と、によって構成されている。第2本体板141は、上下方向に延びており、第1本体板131に対向する。第2本体板141は、上板110及び下板120の右端より車幅方向内側に配置されている。第2本体板141は、内板141aと、外板141bとを含む。外板141bは、内板141aの主面上に配置されており、フレーム10の湾曲部の強度を確保するための部材である。第2補強板142は、第2本体板141の主面上に配置されており、フレーム10とリフタガイド70との接合強度を向上させるための部材である。
ここで、第1本体板131の左端と第2本体板141の右端との車幅方向における幅W2は、上板110および下板120の幅W1よりも狭い。
一方で、第1側板130の左端と第2側板140の右端との車幅方向における幅W3は、上板110および下板120の幅W1と同等である。
そのため、上板110の左側面110Lと、第1側板130の左側面130Lと、下板120の左側面120Lと、が面一となって上下方向に延びる平面を形成している。また、上板110の右側面110Rと、第1側板130の右側面130Rと、下板120の右側面120Rと、が面一となって上下方向に延びる平面を形成している。
(2)リフタガイド70の構成
リフタガイド70は、図3〜図5に示すように、環状部200と、左脚部210と、右脚部220と、によって構成されている。
環状部200は、フレーム10(接合部分10P)の外周を取り囲んでいる。環状部200は、リフタブラケット75の固定位置を変更するための複数の孔を有している。
左脚部210は、環状部の内周に連なっており、図4に示すように、左側面視において環状部200の前後に突出している。左脚部210は、第1上脚210aと第1下脚210bとを含んでいる。第1上脚210aおよび第1下脚210bは、環状部200の内側に配置され、フレーム10に沿って前後方向に延びるように形成されている。第1上脚210aおよび第1下脚210bの外縁は、フレーム10に溶接されている。より具体的には、第1上脚210aの外縁が、上板110の左側面110Lと、第1側板130の左側面130Lとに対して、溶接部wによって接合されている。同様に、第1下脚210bの外縁が、第1側板130の左側面130Lと、下板120の左側面120Lとに対して、溶接部wによって接合されている。このように、左脚部210の外縁は、第1側板130だけでなく上板110および下板120にも溶接されている。なお、第1上脚210aと第1下脚210bは、図4に示すように、上下方向において互いに離間している。
また、右脚部220は、環状部の内周に連なっており、図示しないが、右側面視において環状部200の前後に突出している。右脚部220は、左脚部210と同様に、第2上脚220aと第2下脚220bとを含んでいる。第2上脚220aおよび第2下脚220bは、環状部200の内側に配置され、フレーム10に沿って前後方向に延びるように形成されている。第1上脚210aおよび第1下脚210bの外縁は、フレーム10に溶接されている。より具体的には、第2上脚220aの外縁は、上板110の右側面110Rと、第2側板140の右側面140Rとに対して、溶接部wによって接合されている。同様に、第2下脚220bの外縁は、第2側板140の右側面140Rと、下板120の右側面120Rとに対して、溶接部wによって接合されている。このように、第2上脚220aおよび第2下脚220bは、第2側板140だけでなく上板110および下板120にも溶接されている。なお、第2上脚220aと第2下脚220bは、図4に示すように、上下方向において離間している。
ここで、図3に示すように、左脚部210の第1上脚210aおよび第1下脚210bそれぞれの幅は、環状部200から離れるほど狭くなっている。すなわち、第1上脚210aおよび第1下脚210bそれぞれは、側面視において、環状部200から離れる方向に向かってテーパー状に形成されている。このことは、図示しないが、右脚部220の第2上脚220aおよび第2下脚220bにおいても同様である。
また、図5に示すように、左脚部210の第1上脚210aおよび右脚部220の第2上脚220aそれぞれの厚みは、環状部200から離れるほど薄くなっている。すなわち、第1上脚210aおよび第2上脚220aそれぞれは、断面において、環状部200から離れる方向に向かってテーパー状に形成されている。このことは、図示しないが、左脚部210の第1下脚210bおよび右脚部220の第2下脚220bにおいても同様である。
(作用および効果)
(1)実施形態に係るリフタガイド70は、フレーム10の外周を取り囲む環状部200と、環状部200の内周に連なるとともに側面視において環状部200から突出しており、外縁をフレーム10に接合される左脚部210(「第1脚部」の一例)とを有する。
このように、リフタガイド70が左脚部210と右脚部220を有しているので、フレーム10とリフタガイド70との接合範囲(すなわち、溶接部wの溶接線長さ)を長くすることができる。そのため、リフタガイド70とフレーム10との接合強度を向上させることができる。
(2)フレーム10のうちリフタガイド70が接合される領域を接合部分10Pにおいて、上板110および下板120の幅W1と第1側板130と第2側板140との幅W3とが同等である。左脚部210の外縁は、上板110の左側面110Lと、第1側板130の左側面130Lと、下板120の左側面120Lと、に接合されている。
このように、上板110および下板120の幅W1と第1側板130と第2側板140との幅W3とを同等にすることによって、左脚部210を上板110および下板120に接合することが実現されている。その結果、フレーム10とリフタガイド70との接合範囲をさらに大きくできるので、リフタガイド70とフレーム10との接合強度をさらに向上させることができる。
なお、このような効果は、右脚部220によっても同様に得ることができる。
(3)第1側板130は、第1本体板131と、第1補強板132と、によって構成されている。
このように、第1補強板132を介挿することによって、上板110および下板120の幅W1と第1側板130と第2側板140との幅W3とが同等にされている。そのため、上述の通り接合範囲をさらに大きくできるだけでなく、フレーム10自体の強度を向上させることができる。
なお、このような効果は、第2側板140が第2本体板141と第2補強板142とで構成されていることによっても同様に得ることができる。
(4)左脚部210は、側面視において環状部200の前後に突出している。
従って、左脚部210によって環状部200を前後からバランス良く支持できるとともに、フレーム10とリフタガイド70との接合範囲をさらに大きくできる。そのため、リフタガイド70とフレーム10との接合強度をさらに向上させることができる。
(5)左脚部210は、互いに離間する第1上脚210aと第1下脚210bとを含む。
従って、上下に揺動するフレーム10に対してリフタガイド70を第1上脚210aと第1下脚210bとによって強固に支持できる。また、第1上脚210aと第1下脚210bとが離間しているので、第1上脚210aと第1下脚210bとが一様に連なっている場合に比べて、フレーム10とリフタガイド70との接合部分に不均等に応力がかかることを抑制できるので、リフタガイド70とフレーム10との接合力が低下することを抑制できる。
なお、このような効果は、右脚部220が互いに離間する第2上脚220aと第2下脚220bとを含むことによっても同様に得ることができる。
(6)第1上脚210aおよび第1下脚210bそれぞれの幅は、環状部200から離れるほど狭い。このように各脚の幅を徐々に狭くすることによって、第1上脚210aおよび第1下脚210bの特定の箇所に大きな応力が集中することを抑制することができる。
(7)第1上脚210aおよび第2上脚220aそれぞれの厚みは、環状部200から離れるほど薄い。このように各脚の厚みを徐々に薄くすることによって、第1上脚210aおよび第1下脚210bの特定の箇所に大きな応力が集中することを抑制することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)上記実施形態では、第1側板130の第1補強板132と第2側板140の第2補強板142とを介挿することによって、上板110および下板120の幅W1と第1側板130と第2側板140との幅W3とを同等にすることとしたが、これに限られるものではない。
図6に示すように、第1側板130が第1本体板131のみによって構成される場合には、上板110に上側切欠き部110Mを形成するとともに、下板120に下側切欠き部110Nを形成すればよい。これによって、上板110および下板120の幅W1と第1側板130と第2側板140との幅W3とを同等にすることができ、その結果、上板110の左側面110Lと、第1側板130の左側面130Lと、下板120の左側面120Lとを面一にすることができる。さらに、この場合には、接合範囲をさらに大きくできるだけでなく、フレーム10自体の重量を軽減することもできる。このことは、第2側板140側においても同様である。
なお、図6では、フレーム10とリフタガイド70とを接合する溶接部wが図示されている。
(B)上記実施形態では、左脚部210は、互いに離間する第1上脚210aと第1下脚210bとを含むこととしたが、これに限られるものではない。左脚部210は、1つの脚によって構成されていてもよいし、3以上の脚によって構成されていてもよい。このことは、右脚部220においても同様である。
(C)上記実施形態では、左脚部210は、側面視において環状部200の前後に突出することとしたが、これに限られるものではない。左脚部210は、側面視において環状部200の前方又は後方のいずれか一方のみに突出していてもよい。このことは、右脚部220においても同様である。
(D)上記実施形態では、リフタガイド70は、左脚部210と右脚部220とを有することとしたが、これに限られるものではない。リフタガイド70は、左脚部210と右脚部220のいずれか一方のみを有していてもよい。
本発明に係るモータグレーダは、リフタガイドとフレームとの接合強度を向上できるため、建設機械分野において有用である。
10 フレーム
10P 接合部分
20 前輪
30 後輪
40 キャブ
50 ドローバ
60 ブレード
70 リフタガイド
75 リフタブラケット
75a 上側枠体
75b 下側枠体
80 リフトシリンダ
90 シフトシリンダ
100 モータグレーダ
110 上板
110M 上側切欠き部
110N 下側切欠き部
120 下板
130 第1側板
131 第1本体板
131a 内板
131b 外板
132 第1補強板
140 第2側板
141 第2本体板
141a 内板
141b 外板
142 第2補強板
200 環状部
210 左脚部
210a 第1上脚
210b 第1下脚
220 右脚部
220a 第2上脚
220b 第2下脚
w 溶接部

Claims (13)

  1. フレームと、
    前記フレームの下方に配置される作業機と、
    前記フレームを取り囲み、前記フレームに接合されるリフタガイドと、
    前記リフタガイドを取り囲むリフタブラケットと、
    前記リフタブラケットに取り付けられ、前記作業機を駆動するためのリフトシリンダと、
    を備え、
    前記リフタガイドは、
    前記フレームの外周を取り囲む環状部と、
    前記環状部の内周に連なるとともに側面視において前記環状部から突出しており、外縁を前記フレームに接合される第1脚部と、
    を有する、
    モータグレーダ。
  2. 前記フレームは、車幅方向に延びる上板と、前記上板に対向する下板と、上下方向に延び、前記上板と前記下板に挟まれる第1側板と、前記第1側板に対向し、前記上板と前記下板に挟まれる第2側板と、によって構成されており、
    前記フレームのうち前記リフタガイドが接合される接合部分において、前記上板および前記下板それぞれの前記車幅方向両端の幅は、前記第1側板および前記第2側板の前記車幅方向両端の幅と同等であり、
    前記第1脚部の前記外縁は、前記上板の側面と、前記第1側板の側面と、前記下板の側面とに接合されている、
    請求項1に記載のモータグレーダ。
  3. 前記第1側板は、前記上板及び前記下板それぞれの前記車幅方向一端より内側に配置される本体板と、前記本体板の外側に配置される補強板とによって構成されている、
    請求項2に記載のモータグレーダ。
  4. 前記第1側板は、前記上板及び前記下板それぞれの前記車幅方向一端より内側に配置される本体板によって構成されており、
    前記上板は、前記接合部分に形成される上側切欠き部を有し、
    前記下板は、前記上側切欠き部に対応して形成される下側切欠き部を有している、
    請求項2に記載のモータグレーダ。
  5. 前記第1脚部は、側面視において前記環状部の前後に突出している、
    請求項2乃至4のいずれかに記載のモータグレーダ。
  6. 前記第1脚部は、前記上板の前記側面及び前記第1側板の前記側面に接合される第1上脚と、前記第1側板の前記側面及び前記下板の前記側面に接合される第1下脚とを含み、
    前記第1上脚と前記第1下脚とは、互いに離間している、
    請求項2乃至5のいずれかに記載のモータグレーダ。
  7. 前記第1上脚および前記第1下脚それぞれの幅は、前記環状部から離れるほど狭い、
    請求項6に記載のモータグレーダ。
  8. 前記第1上脚および前記第1下脚それぞれの厚みは、前記環状部から離れるほど薄い、
    請求項6又は7に記載のモータグレーダ。
  9. 前記リフタガイドは、前記環状部の内周に連なるとともに側面視において前記環状部から突出しており、外縁を前記フレームに接合される第2脚部を含み、
    前記第2脚部は、前記フレームを挟んで前記第1脚部の反対側に設けられる、
    請求項1乃至8のいずれかに記載のモータグレーダ。
  10. 前記第2脚部は、側面視において前記環状部の前後に突出している、
    請求項9に記載のモータグレーダ。
  11. 前記第2脚部は、前記上板の前記側面及び前記第2側板の前記側面に接合される第2上脚と、前記第2側板の前記側面及び前記下板の前記側面に接合される第2下脚とを含み、
    前記第2上脚と前記第2下脚とは、互いに離間している、
    請求項9又は10に記載のモータグレーダ。
  12. 前記第2上脚および前記第2下脚それぞれの幅は、前記環状部から離れるほど狭い、
    請求項11に記載のモータグレーダ。
  13. 前記第2上脚および前記第2下脚それぞれの厚みは、前記環状部から離れるほど薄い、
    請求項11又は12に記載のモータグレーダ。
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