JP2010053641A - ブレード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】接地圧を低くすることが要求されるブルドーザに好適な、重量を軽減させることができるブレード装置を提供する。
【解決手段】ブレード装置12が、機体に上下に揺動自在に取付けられたUフレーム22と、Uフレーム22の先端部に支持されたブレード26と、Uフレーム22と機体の間に取付けられUフレーム22を揺動させる一対のリフトシリンダ28、28と、Uフレーム22の先端部とブレード26の間に取付けられUフレーム22の先端部を中心にブレード26を左右に傾動させるチルトシリンダ30と、Uフレーム22の左右とブレード26の間に取付けられた一対のターンバックル式のブレース32,32を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明はブレード装置、さらに詳しくは、超超湿地車のようなブルドーザに好適なブレード装置に関する。
ブレード装置を備えたブルドーザを湿地などの軟弱地で稼動させるには、ブルドーザの重量を履帯式走行装置の接地面積で除した接地圧の低いことが要求される。また、軟弱地においてはブルドーザの前後バランスである前後の重心位置が履帯式走行装置の前後長さ(接地長)の略中間にあることが要求される。したがって、履帯式走行装置の接地長および履板幅を大きく規定した、接地圧の低い、いわゆる超湿地車、超超湿地車と呼ばれるブルドーザが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
ブルドーザのブレード装置の代表例(例えば、特許文献2参照)は、ブレードを上下に動かすリフト機能、ブレードの左右の一側を上方に他側を下方に動かすチルト機能、ブレードの左右の一側を前方に他側を後方に動かすアングル機能を備えている。これらの機能はそれぞれ、リフトシリンダ、チルトシリンダ、アングルシリンダの伸縮作動によって制御される。
特開平9−207832号公報(第2図) 特開平7−150588号公報(第1図)
しかしながら、上述したとおりのブレード装置を備えたブルドーザには、次のとおりの解決すべき課題がある。
すなわち、軟弱地で稼働するために、接地長、履板幅を大きくし接地圧が低くなるようにしたブルドーザにおいては、機体の前方に装備される重量物のブレード装置が、重心位置を前方にし、機体を前のめりにさせるので、接地長を前方にさらに延ばす必要がある。しかしながら、接地長の延長は、小回り性能など機動性の悪化、機体重量の増加、作業現場移動の際の運搬性の悪化などの原因になる。
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、接地圧を低くすることが要求されるブルドーザに好適な、重量を軽減させることができるブレード装置を提供することである。
本発明によれば上記技術的課題を解決するブレード装置として、U字形状の一対の基端部を中心に機体に上下に揺動自在に取付けられたUフレームと、Uフレームの先端部に球軸受により下部が支持されたブレードと、Uフレームの左右の真直部と機体の間それぞれに取付けられUフレームを揺動させる一対のリフトシリンダと、Uフレームの先端部とブレードの間に取付けられUフレームの先端部の球軸受を中心にブレードを左右に傾動させるチルトシリンダと、Uフレームの左右の真直部とブレードの左右上部それぞれの間に取付けられた一対の伸縮調整自在なターンバックル式のブレースと、を備えている、ことを特徴とするブレード装置が提供される。
本発明に従って構成されたブレード装置は、従来のアングル機能のための一対のアングルシリンダに代えて一対の伸縮調整自在なターンバックル式のブレースを備えている。したがって、重量物のシリンダに代えてブレースを用いることによりブレード装置の重量を軽減させることができる。さらに、一対のブレースの一方を伸長させ他方を収縮させることによりブレード装置にアングル機能を付与できるとともに、一対のブレースの両方を同時に伸長あるいは収縮させることにより、シリンダでは難しいブレードの前傾あるいは後傾、いわゆるピッチ機能を得ることができる。
以下、本発明に従って構成されたブレード装置について、好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
図1を参照してブレード装置を装備したブルドーザについて説明する。番号2で示すブルドーザは、機体4と、機体4に取付けられた左右一対の履帯式走行装置6、6を備え、機体4には前部にエンジン室8が、後部に運転席10が備えられ、機体4の前方にブレード装置12が備えられている。
履帯式走行装置6は、トラックフレーム14と、トラックフレーム14の後端側に取付けられたスプロケット16と、トラックフレーム14の前端側に取付けられたアイドラ18と、スプロケット16およびアイドラ18に捲回され複数個の履板が取付けられた無端状の履帯20を備えている。履帯20はエンジン室8のエンジンの動力によって駆動されるスプロケット16により回動される。
ブルドーザ2の接地圧は、ブルドーザ2の重量を、スプロケット16とアイドラ18の中心間距離である接地長Lに履帯20の履板幅Wを乗じて2倍した面積で除した値で規定される。
図1および図2を参照してブレード装置12について説明する。ブレード装置12は、一対の基端部22a、22aを中心に機体4に上下(矢印Z)に揺動自在に取付けられたU字形状のUフレーム22と、Uフレーム22の先端部に球軸受24により下部が支持されたブレード26と、Uフレーム22の左右の真直部22b、22bと機体4の間それぞれに取付けられUフレーム22を揺動させる一対のリフトシリンダ28,28と、Uフレーム22の先端部とブレード26の間に取付けられUフレーム22の先端部の球軸受24を中心にブレード26を左右に傾動(矢印T)させるチルトシリンダ30と、Uフレーム22の左右の真直部22b、22bとブレード26の左右上部それぞれの間に取付けられた一対の伸縮調整自在なターンバックル式のブレース32、32を備えている。
上記の構成において、周知のものでよいUフレーム22、ブレード26、リフトシリンダ28、チルトシリンダ30については、特に必要のある場合を除いて詳細な説明は省略する。
Uフレーム22には、左右の真直部22b、22bそれぞれに、一対の平行板からなるリフトシリンダ28取付用のブラケット22cおよびブレース32取付用のブラケット22dが立設されている。ブレード26は、前面に弧状のモールドボード26aを備え、モールドボード26aの下端部にはカッティングエッジ26bが備えられている。
ブレース32について図3を参照して説明する。ブレース32は、一側(図3の右側)に右雌ねじR1他側に左雌ねじL1が形成されたパイプ32aと、右雌ねじR1に螺合する右雄ねじR2を有し反対端部に球軸受34を有したロッド32bと、左雌ねじL1に螺合する左雄ねじL2を有し反対端部に球軸受34を有したロッド32cと、パイプ32aの長手方向中間の直交方向に形成された貫通孔32dに出し入れ自在にかつ両端に抜け止めのストッパを有し挿通されたハンドルバー32eを備えている。
かくして、ブレース32は伸縮調整自在なターンバックル式に形成されている。すなわち、ブレース32の両端の球軸受34、34間の長さBL1は、両端のロッド32b、32cの回転を止めた状態(ブレード装置12に取付けた状態)で、ハンドルバー32eを用いてパイプ32aを、例えばロッド32b側から見て時計方向に回転させると伸び(例えばBL2)、反時計方向に回転させると縮む(例えばBL3)。
主として図1を参照して上述したとおりのブレード装置12の機能について説明する。
ブレード装置12は、リフトシリンダ28を伸縮作動させるとブレード26が上下に揺動(矢印Z)するリフト機能を備えている。すなわち、ブレード26は、リフトシリンダ28を伸長させると下降し、収縮させると上昇する。
また、チルトシリンダ30を伸縮作動させるとブレード26の左右の一側を上方に他側を下方に動かす(矢印T)チルト機能を備えている。すなわち、ブレード26は、チルトシリンダ30を伸長させると右側が下降し、収縮させると右側が上昇する。
さらに、一対のブレース32,32を伸縮させることによりブレード26の左右の一側を前方に他側を後方に動かす(矢印X)アングル機能を備えている。すなわち、右のブレース32(R)を伸長させ左のブレース32(L)を収縮させると、ブレード26は二点鎖線26(R)で示すように右側が前方に左側が後方に傾斜する。伸縮を逆にすると二点鎖線26(L)で示すように左側が前方に右側が後方に傾斜する。
また、一対のブレース32,32を同時に伸長あるいは収縮させることによりブレード26を下部の球軸受24中心に前傾あるいは後傾させる(矢印Y)ピッチ機能を備えている。すなわち、一対のブレース32,32を伸長させると、二点鎖線26(F)で示すように前方に傾き、逆に収縮させると後方(図示は省略)に傾く。
図1とともに図2を参照して上述したとおりのブレード装置12の作用効果について説明する。
ブレード装置12は、U字形状の一対の基端部22a、22aを中心に機体4に上下に揺動自在に取付けられたUフレーム22と、Uフレーム22の先端部に球軸受24により下部が支持されたブレード26と、Uフレーム22の左右の真直部22b、22bと機体4の間それぞれに取付けられUフレーム22を揺動させる一対のリフトシリンダ28、28と、Uフレーム22の先端部とブレード26の間に取付けられUフレーム22の先端部の球軸受24を中心にブレード26を左右に傾動させるチルトシリンダ30と、Uフレーム22の左右の真直部22bとブレード26の左右上部それぞれの間に取付けられた一対の伸縮調整自在なターンバックル式のブレース32,32を備えている。
したがって、ブレード装置12は、従来のアングル機能のための一対のアングルシリンダに代えて一対の伸縮調整自在なターンバックル式のブレース32,32を備えているので、重量物のシリンダに代えたブレース32によりブレード装置12の重量を軽減させることができる。
また、一対のブレース32,32の一方を伸長させ他方を収縮させることによりブレード装置12にアングル機能を付与できるとともに、一対のブレース32,32の両方を同時に伸長あるいは収縮させることにより、従来のシリンダでは難しいブレード26の前傾あるいは後傾、いわゆるピッチ機能を得ることができ、ブレード26のカッティングエッジ26bをブルドーザ作業における土質に対応した掘削角度に、モールドボード26aを押土に対応した角度にするなど、効率よく作業を行なうことができる。
さらに、軟弱地で稼動する超超湿地車のようなブルドーザにおいては、接地圧を低くするために接地長Lおよび履板幅Wを大きくするとともに、機体の前後バランスのためにブレード装置の重量に合わせて接地長Lをブレード装置の側に延ばす必要があるが、ブレード装置12は従来のシリンダに代えてブレース32を用いているので軽くなり、接地長Lを前方に延ばす量を小さくすることができ、接地長の延長による、小回り性能など機動性の悪化、機体重量の増加、作業現場移動の際の運搬性の悪化などの原因を除くことができる。
本発明に従って構成されたブレード装置を備えたブルドーザの(a)側面図、(b)平面図。 図1に示すブレード装置の要部拡大図。 図1および図2に示すブレースの拡大詳細図。
符号の説明
2:ブルドーザ
12:ブレード装置
22:Uフレーム
26:ブレード
28:リフトシリンダ
30:チルトシリンダ
32:ブレース

Claims (1)

  1. U字形状の一対の基端部を中心に機体に上下に揺動自在に取付けられたUフレームと、
    Uフレームの先端部に球軸受により下部が支持されたブレードと、
    Uフレームの左右の真直部と機体の間それぞれに取付けられUフレームを揺動させる一対のリフトシリンダと、
    Uフレームの先端部とブレードの間に取付けられUフレームの先端部の球軸受を中心にブレードを左右に傾動させるチルトシリンダと、
    Uフレームの左右の真直部とブレードの左右上部それぞれの間に取付けられた一対の伸縮調整自在なターンバックル式のブレースと、を備えている、
    ことを特徴とするブレード装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103080428A (zh) * 2011-06-01 2013-05-01 株式会社小松制作所 平地机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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