JP2000096602A - ドーザ装置 - Google Patents
ドーザ装置Info
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- JP2000096602A JP2000096602A JP10267010A JP26701098A JP2000096602A JP 2000096602 A JP2000096602 A JP 2000096602A JP 10267010 A JP10267010 A JP 10267010A JP 26701098 A JP26701098 A JP 26701098A JP 2000096602 A JP2000096602 A JP 2000096602A
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Abstract
ペースを必要としないドーザ装置を提供する。 【解決手段】 主ブレードと、当該主ブレードの長手方
向端部に着脱自在に取り付けられる補助ブレードと、前
記補助ブレードが前記主ブレードの長手方向端部に延設
された延設状態と前記補助ブレードが前記主ブレードの
背面に収納された収納状態とに固定可能なように前記主
ブレード及び補助ブレードに挿脱自在な連結ピンとを備
えている。
Description
業機に装着されるドーザ装置であって、左右方向の長さ
を調整可能なものに関する。
であることに対応して、ドーザ装置の左右方向の長さを
調整できるようにしたものは公知である。例えば、特開
平8−232297号公報に記載のドーザ装置は、主ド
ーザ(主ブレード)と、主ドーザの左右両端部にそれぞ
れ左右幅方向にスライド出退自在に設けた補助ドーザ
(補助ブレード)とから成り、主ドーザの両端背部に、
左右一対の補助出退駆動用油圧シリンダを、長手方向に
沿うように各別に設けて、主ドーザからの補助ドーザの
出退によって、ドーザ装置をクローラ走行装置の左右幅
とほぼ同幅に拡縮調節可能に構成されている。
によってドーザの幅を調整するのでは、重量が増加した
りコスト高を招く等の問題がある。一方、簡単な構造を
採用しようとすれば、補助ブレードを後方に回動自在と
させておき、補助ブレードが不要なときは後方に折り畳
んで主ドーザの後部に収納することにより、ドーザの左
右幅を調整することも考えられる。
と、補助ブレードが回動するためのスペースを確保しな
ければならない。すなわち、補助ブレードの後方には、
クローラ走行装置が位置しており、このクローラ走行装
置と補助ブレードの間に、補助ドーザが回動するのに十
分なスペースが必要とされる。このスペースを確保する
ためにドーザ装置を前方に位置させると、ドーザを支持
するアームへの負担が増大したり、作業機が不必要に大
きくなってしまう等の問題が生ずる。
のであって、補助ブレードを収納する場合にも、大きな
スペースを必要としないドーザ装置を提供することを目
的とする。
成すべく、以下の技術的手段を講じた。すなわち、本発
明に係るドーザ装置は、主ブレードと、当該主ブレード
の長手方向端部に着脱自在に取り付けられる補助ブレー
ドと、前記補助ブレードが前記主ブレードの長手方向端
部に延設された延設状態と前記補助ブレードが前記主ブ
レードの背面に収納された収納状態とに固定可能なよう
に前記主ブレード及び補助ブレードに挿脱自在な連結ピ
ンとを備えていることを特徴とするものである。
させる必要がある場合には、補助ブレードを主ブレード
の長手方向端部に延設させ、収縮させる必要がある場合
には、補助ブレードを主ブレードの背面に収納すればよ
い。この場合において、補助ブレードの主ブレードへの
固定は、連結ピンの挿脱により容易に行なうことができ
る。さらに、補助ブレードと主ブレードは着脱自在であ
るから、補助ブレードを回動させる場合のように広いス
ペースは不要である。
ードの背面には、前記補助ブレードの背面に設けられた
取付アームを支持する支持部が設けられ、前記連結ピン
は、支持部と取付アームに対して上方から挿脱される一
対の棒材からなり、これらの棒材はそれらの上端におい
て互いに連結されているものとすることができる。この
場合、連結ピンを差し込むだけで確実に主ブレードと補
助ブレードを固定でき、しかも作業性が非常に良い。
補助ブレードは、前記延長状態にある補助ブレードより
上方に位置するように構成されているものとすることが
できる。この場合、収納状態にある補助ブレードは、上
方に位置しているので、主ブレードによる作業の邪魔と
ならない。
アームを下方から支持可能とされているものとすること
ができる。かかる構成であれば、補助ブレードを収納状
態と延長状態とに姿勢変更する場合に、補助ブレードの
荷重を主ブレードの支持部に預けることができるので、
補助ブレードの姿勢変更作業を楽に行なえる。
に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明に係るド
ーザ装置6を備えた作業機(後方小旋回型バックホー)
1を示している。この作業機1は、走行装置5上に旋回
機体4を支持し、この旋回機体4の前部に掘削装置3を
備えて構成されている。旋回機体4は走行装置5上で縦
軸方向の旋回中心軸Z廻りに旋回可能となっており、そ
の上部には、座席部9、操作部8等よりなる運転席7を
備えている。この座席部9の上方には支柱10を介して
日除け部11が備えられている。
に支持する支持台51を有する走行機体52と、該走行
機体52に左右方向に位置変更自在に備えた左右走行体
53とを有している。左右の走行体53は、夫々車輪フ
レーム55を備え、該車輪フレーム55の前部には従動
輪56が設けられ、後部には油圧モータにより回転駆動
可能となる駆動輪57が設けられ、下部には複数の転動
輪が設けられている。そして、前記従動輪56、駆動輪
57、及び転動輪に無端状の履体58を巻回してクロー
ラ走行体を形成している。
6は、前記走行装置5の前方にアーム12を介して取り
付けられた主ブレード14と、この主ブレードを昇降さ
せる油圧シリンダ15と、主ブレード14の左右両端に
取り付けられる補助ブレード16と、主ブレード14と
補助ブレード16とを連結するための連結ピン17を備
えて構成されている。
レード本体14aを有し、その主ブレード本体14aの
左右両端の背面に前記補助ブレードを支持するための支
持部18が設けられている。また、前記補助ブレード1
6も主ブレード本体14aと断面が同形状の補助ブレー
ド本体16aを有し、補助ブレード16を主ブレード1
4の左右両端に取り付けることによって、ブレード全体
を延長することができる。また、前記補助ブレード本体
16aの背面には、前記支持部18に支持される取付ア
ーム19が設けられている。
上下方向中央よりやや上側の位置から後方に延設された
上側支持板21と、前記主ブレード14の下側の位置か
ら後方に延設された下側支持板22とから構成されてい
る。なお、上側支持板21と下側支持板22とはほぼ平
行に配置されている。前記取付アーム19は、前記補助
ブレード16の上下方向中央よりやや上側の位置から後
方に延設された上側アーム24と、前記補助ブレード1
6の下側の位置から後方に延設された下側アーム15と
から構成されている。
4及び下側アーム25は、補助ブレード16が主ブレー
ド14の左右両端に取り付けられた状態において、前記
支持部18と平面視において重なるように前記支持部1
8側に延びている。なお、上側アーム24と下側アーム
25とはほぼ平行に配置されている。また、図6及び図
7に示すように、上側アーム24と下側アーム25の上
下間隔は、上側支持板21と下側支持板22とを上下か
ら挟み込むことができるような間隔とされている。
17a,17aが、それらの上端がコ字状の把手27に
よって連結されて構成されている。前記上側支持板2
1、下側支持板22、上側アーム24、下側アーム25
には、前記棒材17a,17aが挿通される孔28が2
個ずつ形成されており、これらの孔28が一致するよう
に支持部18と取付アーム19を重ねておいて、前記連
結ピン17を前記孔28に挿通させることで補助ブレー
ド16を主ブレード14に固定することができる。な
お、連結ピン17の把手27は棒材17a,17aが孔
28より抜け落ちることを防止している。
9の孔28は、補助ブレード16の収納状態及び延長状
態で一致して連結ピン17が挿通可能となるように配置
されている。すなわち、補助ブレード16を、図4及び
図6に示すように、主ブレード14の背面に位置させる
と、連結ピン17が孔28に挿通可能となり、連結ピン
17によりその状態(収納状態)で補助ブレード16が
固定される。
に示すように、主ブレード14の左右両端に位置させる
と、連結ピン17が孔28に挿通可能となり、連結ピン
17によりその状態(延長状態)で補助ブレード16が
固定される。なお、補助ブレード16を収納状態から延
長状態に変更する場合、又はその逆の場合は、まず、連
結ピン17を上方に引き抜いて、補助ブレード17を主
ブレード14から取り外し、姿勢を変更して再び連結ピ
ン17によって固定する。
17の挿脱により、容易に主ブレード14から取り外す
ことができるので、ブレードと走行装置5(履体58)
との間にさほどスペースがなくとも、補助プレートの姿
勢変更を行なうことができる。また、上側支持板21と
下側支持板22とはそれぞれ斜め上方に向いて設けら
れ、しかも、補助ブレード16が主ブレード14の左右
両端側に取り付けられた状態において、上側アームと下
側アーム25とはそれぞれ斜め上方に向いて設けられて
いる。したがって、補助ブレード16を延設状態にした
ときには、図7に示すように、主ブレードと高さ方向に
おいて位置が一致するのに対し、補助ブレード16を収
納状態にした場合には、図6に示すように、補助ブレー
ド16は主ブレード14より上方に位置する。よって、
収納された補助ブレード16は主ブレードによる作業等
の邪魔にならない。
ように重ね合わせると、上側支持板21は上側アーム2
4を下方から支持することになる。したがって、補助ブ
レード16の姿勢変更を行なう場合に、補助ブレード1
6の重量を上側支持板21に預けることができる。した
がって、姿勢変更の作業が容易に行なえる。なお、本発
明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例え
ば、補助ブレードは主ブレードの左右一方側だけに設け
られていてもよい。
補助ブレードを収納する場合にも大きなスペースを必要
としない。
全体側面図である。
全体平面図である。
大平面図である。
大平面図である。
大側面図である。
大側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 主ブレードと、当該主ブレードの長手方
向端部に着脱自在に取り付けられる補助ブレードと、 前記補助ブレードが前記主ブレードの長手方向端部に延
設された延設状態と前記補助ブレードが前記主ブレード
の背面に収納された収納状態とに固定可能なように前記
主ブレード及び補助ブレードに挿脱自在な連結ピンとを
備えていることを特徴とするドーザ装置。 - 【請求項2】 前記主ブレードの背面には、前記補助ブ
レードの背面に設けられた取付アームを支持する支持部
が設けられ、前記連結ピンは、支持部と取付アームに対
して上方から挿脱される一対の棒材からなり、これらの
棒材はそれらの上端において互いに連結されていること
を特徴とする請求項1記載のドーザ装置。 - 【請求項3】 前記収納状態にある補助ブレードは、前
記延長状態にある補助ブレードより上方に位置するよう
に構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載
のドーザ装置。 - 【請求項4】 前記支持部は前記取付アームを下方から
支持可能とされていることを特徴とする請求項1〜3の
いずれかに記載のドーザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26701098A JP3596660B2 (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | ドーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26701098A JP3596660B2 (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | ドーザ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000096602A true JP2000096602A (ja) | 2000-04-04 |
JP3596660B2 JP3596660B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=17438813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26701098A Expired - Fee Related JP3596660B2 (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | ドーザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3596660B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004018783A1 (ja) * | 2002-08-22 | 2004-03-04 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. | ブレード装置 |
US7530184B2 (en) | 2005-09-28 | 2009-05-12 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Working machine |
EP2712965A1 (en) * | 2012-09-27 | 2014-04-02 | CNH Italia S.p.A. | Bulldozer double folding blade. |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP26701098A patent/JP3596660B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004018783A1 (ja) * | 2002-08-22 | 2004-03-04 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. | ブレード装置 |
US7530184B2 (en) | 2005-09-28 | 2009-05-12 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Working machine |
EP2712965A1 (en) * | 2012-09-27 | 2014-04-02 | CNH Italia S.p.A. | Bulldozer double folding blade. |
US9068324B2 (en) | 2012-09-27 | 2015-06-30 | Cnh Industrial America Llc | Bulldozer folding blade |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3596660B2 (ja) | 2004-12-02 |
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