JPS632495Y2 - - Google Patents

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JPS632495Y2
JPS632495Y2 JP15557683U JP15557683U JPS632495Y2 JP S632495 Y2 JPS632495 Y2 JP S632495Y2 JP 15557683 U JP15557683 U JP 15557683U JP 15557683 U JP15557683 U JP 15557683U JP S632495 Y2 JPS632495 Y2 JP S632495Y2
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JP
Japan
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shutter
housing
snow plow
snow
shutter device
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JP15557683U
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JPS6062532U (ja
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はスノープラウにおいて、雪を残した
くない交差点や中央分離帯、商店および民家の玄
関先などでの除雪作業時に使用されるシヤツタ装
置の改良に関する。
従来のこの種のシヤツタ装置として種々構成の
ものが提供されているが、いずれの場合もシヤツ
タ駆動用の油圧シリンダが常に露出した状態にな
つている。
このため、除雪作業時に油圧シリンダが外傷を
負い易く、かつ該シリンダ系統に複雑なリンク機
構を用いたものにあつては該リンク機構までもが
故障し易くなるという強度上の難点がある。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
その主たる目的は、シヤツタ駆動用の油圧シリン
ダが除雪作業時の外的要因によつて損傷すること
のないよう該油圧シリンダを保護することができ
るようにしたスノープラウのシヤツタ装置を提供
するにある。
この考案のまたの目的は、油圧シリンダとシヤ
ツタとの間に複雑なリンク機構を一切必要とせず
にシヤツタを円滑に動作させ得るシンプルな構成
としたスノープラウのシヤツタ装置を提供するに
ある。
この考案は上記目的達成のため、スノープラウ
の横方向端部に装備されて少なくとも前面側が開
口するシヤツタハウジングと、該シヤツタハウジ
ングに収納されてその前面開口部から外部前方に
延出させ得るよう回転自在に軸支されたシヤツタ
と、前記ハウジングに内蔵されて前記シヤツタを
ハウジング内の収納位置と該ハウジングの前面開
口部から延出する使用位置とに回動変位させるた
めの油圧シリンダとからなる構成にしたことを特
徴とする。
以下、この考案の好適実施例を図面に基づき説
明する。
まず、第1図において、Aは除雪用の車両、B
はリフトアーム、Cはリフトシリンダ、Dはリフ
トアームBの先端側にチルトシリンダGでリンケ
ージEを介してチルテイング可能に装備されたサ
ポートフレームである。
サポートフレームDには周知構成のブレードか
らなるスノープラウ1が装備されている。
スノープラウ1は、サポートフレームDとの間
に架け渡された左右一対の油圧シリンダFによつ
てアングリングできるようになつている。
かかるスノープラウ1の横方向端部にシヤツタ
装置Sが装備してある。
このシヤツタ装置Sは第2図および第3図に示
す第1実施例の場合、スノープラウ1の横方向端
部にステー2を溶接し、該ステーに複数のボルト
4で脱着可能に装着したシヤツタハウジング3を
有している。
図示例のハウジング3は、前面開口部3aと上
面開口部3bとを有してシヤツタ5を内蔵してい
る。
シヤツタ5は全体ハウジング3内に収納された
状態で底面が開口する箱形断面形状をなしてお
り、その収納状態において前側下部がハウジング
3に軸6で回転自在に支承されている。
このため、シヤツタ5はハウジング3内の収納
位置と、該ハウジング3の前面開口部から外部前
方に延出する使用位置とに回動変位自在な取付構
成になつている。
かかるシヤツタ5は、その中空内部とハウジン
グ3の内底部とに跨つて装架された油圧シリンダ
7で駆動される。
すなわち、図示例の油圧シリンダ7は、ハウジ
ング3の内底部に一体形成されたブラケツト8に
シリンダチユーブのボトム側が回動自在にピン連
結され、かつピストンロツドの先端側がシヤツタ
5の中空内部にてピン連結された取付構成になつ
ている。
次に上記第1実施例の作用を説明する。車両A
の前進走行によるスノープラウ1での除雪作業時
において、シヤツタ5がハウジング3内に収納さ
れている状態ではスノープラウ1の前面を巻き上
がる雪が該プラウのサイドから排出される。
以上は路面上の積雪を例えば路肩側に寄せてい
く場合であるが、かかる作業を交差点やバス停、
中央分離帯などでそのまま実施した場合、その個
所に雪を残す結果となる。
そこで、雪を残したくない前記交差点などでの
除雪作業に際してはシヤツタ5が降ろされる。
この場合、油圧シリンダ7を伸長作動させる
と、ハウジング3内の収納位置にあるシヤツタ5
が支軸6を中心に回動してハウジング3の前面開
口部3aから前方へ延出することにより、第2図
中に一点鎖線で示す使用位置に変位させられる。
この状態で除雪作業が遂行されるため、スノー
プラウ1の前面を巻き上がる雪は前記シヤツタ5
により抱込まれてプラウサイドからの流出が防止
される。
そして前記抱込雪は車両Aが雪を残したくない
交差点などを通過した時点で、油圧シリンダ7の
短縮作動によりシヤツタ5をハウジング3内に戻
すことによつてプラウサイドから排出される。
以上において、シヤツタ5が使用位置にあると
き、その基端側が油圧ハウジング3内に臨んでい
るため、シヤツタ5は除雪作業時の前記抱込雪に
よる横荷重に対応する充分な強度が得られる。
また、油圧シリンダ7は常にハウジング3に内
蔵されているため、除雪作業時の障害物など外的
要因による損傷を未然に防止できる。
第4図〜第7図に示す第2実施例ではシヤツタ
装置5のアングルを可変できる構成にしてある。
この実施例において、スノープラウ1の両端側
には前部上下のブラケツト9,10(第5図参
照)と後部上下のブラケツト11,12(第4
図、第6図、第7図参照)とが溶接手段により一
体形成されている。
これらのブラケツト9〜12はそれぞれ一枚の
金属プレートからなつている。
一方、ハウジング3には、スノープラウ1側に
突出する前後部上下のブラケツト13〜16が同
じく溶接手段によつて一体形成されている。これ
らのハウジング側ブラケツト13〜16におい
て、前部上下のブラケツト13,14は平板状金
属プレートからなり、かつ後部上下のブラケツト
15,16(第6図、第7図参照)は断面コ字形
状をなした金属プレートからなつている。
そして、スノープラウ1側とハウジング3側の
それぞれの前部上下ブラケツト9および10と1
3、および14との相互を前側ピンP1,P2
(第4図、第5図参照)で回動自在に連結し、か
つ後部上下のブラケツト11および12と15お
よび16との相互を後側ピンP3,P4で脱着可
能に連結している。
この場合、ハウジング3側の後部上下ブラケツ
ト15,16は前述の如く断面コ字形状をなして
いることにより、スノープラウ1側の後部上下ブ
ラケツト11,12に嵌込整合させた状態で連結
される。
斯様にして、スノープラウ1の端部に装備され
たシヤツタ装置Sは、その儘の状態(前述の如く
全てのブラケツト相互が連結された状態)におい
て、前実施例の場合と同様の作用効果を奏する。
また、この実施例のシヤツタ装置Sは、後側ピ
ンP3,P4を抜き取ることにより前側ピンP
1,P2を支軸にして回動させることができ、こ
れによりスノープラウ1に対してアングリングさ
せることができる。
この場合、スノープラウ1側に後部上下ブラケ
ツト11,12からハウジング3側の後部上下ブ
ラケツト15,16が離れるので、その状態でそ
れらのブラケツト11,12と15,16の相互
を連結するためのリンクバー17,18を予め用
意しておく。
図示例のリンクバー17,18は第6図で一層
詳細な如く、スノープラウ1側とハウジング3側
のそれぞれの後部上下ブラケツト11,12およ
び15,16の形状に対応した端部形状となつて
いる。
すなわち、前記リンクバー17,18におい
て、スノープラウ1側の後部上下ブラケツト1
1,12に連結される側の端部は、該ブラケツト
のそれぞれに外嵌整合させる断面コ字形状の二股
接続部17a,18aとして形成され、かつ反対
側の端部はハウジング3側の後部上下ブラケツト
15,16に内嵌整合させる平板状のストレート
接続部17b,18bとなつている。
斯くして、リンクバー17,18はシヤツタ装
置Sのアングリング時に二股接続部17a,18
aとストレート接続部17b,18bとが前述の
如く後部上下ブラケツト11,12と15,16
とに嵌込整合された状態でピンP3,P4とP
5,P6(第6図参照)とによつて連結される。
その連結状態において、リンクバー17,18
は略水平に維持される。
その理由は、後部上下ブラケツト11,12と
15,16およびリンクバー17と18のそれぞ
れを前述の如き形状構成としたことによる。
このため、除雪作業時におけるリンクバー1
7,18への偏荷重を防止でき、該リンクバーの
強度を保障し得る。
そして、シヤツタ装置Sは前記リンクバー1
7,18によつてそれらの長さに相当したアング
ルに設定される。
この状態において、シヤツタ5をハウジング3
内に収納したままでの除雪作業時には、第8図に
示す如くスノープラウ1の前面に巻き上がつた雪
をハウジング3の外側面に沿つて斜め後方に排出
させることができ。
また、シヤツタ5を使用位置に変位させた状態
では、第9図に示す如くスノープラウ1の前面に
巻き上がつた雪を抱込むことができる。
第10図に示す第3実施例では、スノープラウ
1の背部に後部上下のブラケツト11,12とは
別のリンク専用ブラケツト19,20を設け、こ
れらのブラケツトにリンクバー17,18の両端
部を挿脱自在なピンP7,P8で連結している。
従つて、この実施例の場合、シヤツタ装置Sの
非アングリング時におけるリンクバー17,18
をスノープラウ1の背面部で保持保管させておく
ことができる。
また、シヤツタ装置Sのアングリング時には、
リンクバー17,18の一方端(シヤツタ装置S
とは反対側の端部)のピンP8を抜き取つたの
ち、他方端のピンP7を中心にしてそれぞれのリ
ンクバー17,18をシヤツタ装置S側に反転回
動させる。
もつて、アングリング位置にあるハウジング3
の後部上下ブラケツト15,16に各リンクバー
17,18の自由端を、前述の抜き取りピンP8
で連結することにより、シヤツタ装置Sをアング
リング位置で保持固定させることができる。
第11図に示す第4実施例の場合、スノープラ
ウ1側とハウジング3側のそれぞれの後部上下ブ
ラケツト11,12と15,16とを油圧シリン
ダ21,22で連結している。
従つて、この実施例では、油圧シリンダ21,
22の伸縮作動によつてシヤツタ装置Sを自動的
にアングリングさせることができる。
なお、前記第2〜第4実施例において、第1実
施例との同一部分には同一符号を附し、その部分
の構成および作用説明は省略した。
以上、この考案の構成によれば、スノープラウ
のシヤツタと、該シヤツタ駆動用の油圧シリンダ
とがハウジングに内蔵されているため、次のよう
な種々のメリツトが得られる。
(i) 除雪作業時に前記油圧シリンダが外力によつ
て損傷することのないよう該シリンダを常に保
護できる。
(ii) シヤツタを使用位置に降ろした状態において
も、該シヤツタの基端側がハウジング内に臨ん
でいるため、スノープラウ前面部の抱込雪によ
る横荷重に充分対応するシヤツタ強度が得られ
る。
(iii) この考案のシヤツタ装置は既存のスノープラ
ウに対し該プラウの根本的改修を必要とせずに
ユニツトとして簡単に装備させることができ
る。
(iv) 前記油圧シリンダの系統に複雑なリンク機構
を一切必要としないため、該リンク機構に起因
した故障もなくなり、かつシヤツタを円滑に動
作させ得ると共に、シヤツタ装置全体の構成が
シンプル化し、その製作コストの低減も図れ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の好適実施例を示すもので、第
1図はスノープラウの側面図、第2図は第1実施
例に係わるシヤツタ装置を説明するための斜視
図、第3図は同正面図、第4図は第2実施例に係
わるシヤツタ装置を説明するための斜視図、第5
図は第4図の−線に沿う断面図、第6図は第
4図の−線に沿う断面図、第7図はシヤツタ
装置の非アングリング時における後側連結部の断
面図、第8図および第9図は第2実施例の作用説
明図、第10図は第3実施例に係わるシヤツタ装
置の概略平面図、第11図は第4実施例に係わる
シヤツタ装置の概略平面図である。 1……スノープラウ、3……シヤツタハウジン
グ、3a……前面開口部、5……シヤツタ、7…
…油圧シリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) スノープラウの横方向端部に装備されて少な
    くとも前面側が開口するシヤツタハウジング
    と、該シヤツタハウジングに収納されてその前
    面開口部から外部前方に延出させ得るよう回転
    自在に軸支されたシヤツタと、前記ハウジング
    に内蔵されて前記シヤツタをハウジング内の収
    納位置と該ハウジングの前面開口部から延出す
    る使用位置とに回動変位させるための油圧シリ
    ンダとからなることを特徴としたスノープラウ
    のシヤツタ装置。 (2) シヤツタハウジングはスノープラウの端部に
    ボルト締め等の手段で脱着可能に装着されてい
    ることを特徴とした実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のスノープラウのシヤツタ装置。 (3) シヤツタハウジングはスノープラウに対して
    シヤツタアングルが可変できるように装着され
    ていることを特徴とした実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のスノープラウのシヤツタ装置。 (4) シヤツタハウジングは前側と後側の各上下部
    に一体形成されてスノープラウの端部に係脱自
    在にピン連結されるブラケツトを有し、前後側
    いずれか一方のブラケツトのピン連結解除時に
    他方のブラケツトの連結ピンを支軸にしてシヤ
    ツタハウジングを開動させたのち、前記ピン連
    結解除側のブラケツトとスノープラウの端部と
    をリンクバーを介してピン連結することによ
    り、シヤツタアングルを可変させ得るようにし
    たことを特徴とした実用新案登録請求の範囲第
    3項記載のスノープラウのシヤツタ装置。 (5) シヤツタはハウジング内に収納された状態で
    少なくとも底部が開口する箱形断面形状をな
    し、そのシヤツタ内部とハウジング内底部とに
    跨がつて油圧シリンダが設けられていることを
    特徴とした実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のスノープラウのシヤツタ装置。
JP15557683U 1983-10-06 1983-10-06 スノ−プラウのシヤツタ装置 Granted JPS6062532U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15557683U JPS6062532U (ja) 1983-10-06 1983-10-06 スノ−プラウのシヤツタ装置

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JP15557683U JPS6062532U (ja) 1983-10-06 1983-10-06 スノ−プラウのシヤツタ装置

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Publication Number Publication Date
JPS6062532U JPS6062532U (ja) 1985-05-01
JPS632495Y2 true JPS632495Y2 (ja) 1988-01-22

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0645486Y2 (ja) * 1987-01-13 1994-11-24 岩崎工業株式会社 サイドブレ−ド付トラックグレーダー
JP4535399B2 (ja) * 2008-07-18 2010-09-01 岩崎工業株式会社 除雪車両におけるスノープラウの路側排雪調節機構

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Publication number Publication date
JPS6062532U (ja) 1985-05-01

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