JP5903456B2 - 鞍乗り型車両の車体フレームの製造方法 - Google Patents
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Description
2つの部材は、突合わせ溶接又は隅肉溶接で接合される(例えば、特許文献1(図10参照。)。
のど厚は、端部(65a、66a)の厚さに比例して決まる。周長はスティフナーガセット(60)の大きさで決まる。
前記車体フレームは、第1部材と第2部材とを含み、
前記第1部材は、所定の肉厚からなり、この肉厚より幅広の第1平面部を少なくとも一部に備え、
前記第2部材は、前記第1平面部に当接する第2平面部を少なくとも一部に備え、
前記第1平面部に前記第2平面部を当接し、前記第1平面部に平行なレーザビームにより溶接することで、前記第1部材に前記第2部材を接合することを特徴とする。
この第1部材としてのダウンフレームは、ヘッドパイプから後下方に延びて動力源を支持する角状パイプであって、前面に第1平面部を備え、
第2部材は、ヘッドパイプに一体形成されると共に後下方へ延出するヘッドパイプ延出部であって、後面に第2平面部を備えていることを特徴とする。
この第1部材としてのダウンフレームは、ヘッドパイプから後下方に延びて動力源を支持する角状パイプであって、後面に第1平面部を備え、
第2部材は、前端がダウンフレームに接続され後端がメインフレームに接続されることで車体フレームを補強する補強部材であって、前面に第2平面部を備えていることを特徴とする。
ヘッドパイプは、一体形成されると共に後下方へ延出するヘッドパイプ延出部を備え、このヘッドパイプ延出部の後面に第2平面部に相当する第4平面部を備えており、ヘッドパイプ延出部の車幅方向幅は、ダウンフレームの車幅方向幅以内に設定されていることを特徴とする。
第2部材は、動力源を角状パイプに締結する動力源締結ブラケットであって、第2平面部を備えていることを特徴とする。
このときに、ダウンフレームと補強部材の平面同士を当接し、当接面で力を受けつつその平面を使って溶接面積を稼ぐことができ、補強部材を小型化し車体フレームが軽量化できる。
ヘッドパイプ31が鋳造品又は鍛造品であれば、ヘッドパイプ延出部39は容易に一体形成される。
以下、第1・第2部材の具体例と溶接の具体的形態を説明する。
図3(a)に示すように、ダウンフレーム35が第1部材であり、ヘッドパイプ延出部39が第2部材である。
第2部材であるヘッドパイプ延出部39は後面に第2平面部45を備えている。
好ましくは、ヘッドパイプ延出部39の車幅方向幅W1を、ダウンフレーム35の車幅方向幅W2以内に設定する。
次に、第1平面部44に平行(ほぼ平行を含む。)にレーザビーム48が照射できるように、レーザ溶接トーチ49、49を配置する。そして、レーザビーム48、48で隙間47近傍を溶融化する。
図5(a)に示すように、ダウンフレーム35が第1部材であり、補強部材ガセット37が第2部材である。なお、補強部材ガセット37を補強部材(図2、符号38)の前部に一体形成することにより、補強部材ガセット37単品を廃止することが差し支えない。この例では、補強部材の前部を便宜的に補強部材ガセット37とした。
第2レーザ溶接ビード52、52のビード幅L4が格段に大きく、周長(溶接長)を短縮しても、必要な接合強度が確保できる。のど厚L3を大きくする必要がないので、補強部材ガセット37の厚さを小さくすることもでき、軽量化が容易に図れる。
ビード幅L4が確保できるため、補強部材ガセット37の車幅方向幅を、ダウンフレームの車幅方向幅より小さくすることができたとも言える。
図6(a)に示すように、ダウンフレーム35が第1部材であり、補強部材ガセット37とヘッドパイプ延出部39が第2部材である。
同様に、ヘッドパイプ延出部39は、後面に第2平面部45に相当する第4平面部55を有する。すなわち、第4平面部55は図4(a)で説明した第2平面部45と同じであるが、混同を避けるために、要素名と符号を変更した。
第1平面部44に第2平面部45を当接しながらダウンフレーム35に補強部材ガセット37を接合する。併せて、第3平面部54に第4平面部55を当接しながらダウンフレーム35にヘッドパイプ延出部39を接合する。
図7(a)に示すように、第1部材は左ロアフレーム36Lであって、この左ロアフレーム36Lは、複数面を有する角状パイプである。この例では上面に第1平面部44を備えている。
第2部材は第3動力源締結ブラケット43であって、下面に第2平面部45を備えている。
図8に示すように、第1部材は左ロアフレーム36Lであって、この左ロアフレーム36Lは、複数面を有する角状パイプである。この例では車体中心側の側面に第1平面部44を備えている。
第2部材は第3動力源締結ブラケット43であって、側面下部に第2平面部45を備えている。そして、第3動力源締結ブラケット43は第3レーザ溶接ビーム56、56で左ロアフレーム36Lに強固に接合されている。
Claims (9)
- 前輪(11)及び後輪(13)を回転可能に支持し、前記前輪(11)と前記後輪(13)の間に配置する動力源(15)を支持し、この動力源(15)の上方に配置されるシート(21)を支持する鞍乗り型車両の車体フレーム(30)の製造方法であって、
前記車体フレーム(30)は、第1部材(35)と第2部材(39)とを含み、
前記第1部材(35)は、所定の肉厚(t)からなり、この肉厚(t)より幅広の第1平面部(44)を少なくとも一部に備え、
前記第2部材(39)は、前記第1平面部(44)に当接する第2平面部(45)を少なくとも一部に備え、
前記第1平面部(44)に前記第2平面部(45)を当接し、前記第1平面部(44)に平行なレーザビーム(48)により溶接することで、前記第1部材(35)に前記第2部材(39)を接合することを特徴とする鞍乗り型車両の車体フレームの製造方法。 - 前記車体フレーム(30)は、前記前輪(11)を転舵可能に支持するヘッドパイプ(31)と、このヘッドパイプ(31)に接続され下方へ延びる前記第1部材としてのダウンフレーム(35)とを備え、
この第1部材としてのダウンフレーム(35)は、前記ヘッドパイプ(31)から後下方に延びて前記動力源(15)を支持する角状パイプであって、前面に前記第1平面部(44)を備え、
前記第2部材は、前記ヘッドパイプ(31)に一体形成されると共に後下方へ延出するヘッドパイプ延出部(39)であって、後面に前記第2平面部(45)を備えていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の車体フレームの製造方法。 - 前記ヘッドパイプ延出部(39)の車幅方向幅(W1)は、前記ダウンフレーム(35)の車幅方向幅(W2)以内に設定されていることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両の車体フレームの製造方法。
- 前記ヘッドパイプ(31)は、前記ヘッドパイプ延出部(39)が一体形成された鍛造品であることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の鞍乗り型車両の車体フレームの製造方法。
- 前記車体フレーム(30)は、前記前輪(11)を転舵可能に支持するヘッドパイプ(31)と、このヘッドパイプ(31)に接続され車両後方へ延びるメインフレーム(32)と、前記ヘッドパイプ(31)に接続され下方へ延びる前記第1部材としてのダウンフレーム(35)とを備え、
この第1部材としてのダウンフレーム(35)は、前記ヘッドパイプ(31)から後下方に延びて前記動力源(15)を支持する角状パイプであって、後面に前記第1平面部(44)を備え、
前記第2部材は、前端が前記ダウンフレーム(35)に接続され後端が前記メインフレーム(32)に接続されることで前記車体フレーム(30)を補強する補強部材(38)であって、前面に前記第2平面部(45)を備えていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の車体フレームの製造方法。 - 前記補強部材(38)の前面の車幅方向幅は、前記ダウンフレーム(35)の車幅方向幅以内に設定されていることを特徴とする請求項5記載の鞍乗り型車両の車体フレームの製造方法。
- 前記第1部材としてのダウンフレーム(35)は、前面に前記第1平面部(44)に相当する第3平面部(54)をさらに備え、
前記ヘッドパイプ(31)は、一体形成されると共に後下方へ延出するヘッドパイプ延出部(39)を備え、このヘッドパイプ延出部(39)の後面に前記第2平面部(45)に相当する第4平面部(55)を備えており、前記ヘッドパイプ延出部(39)の車幅方向幅は、前記ダウンフレーム(35)の車幅方向幅以内に設定されていることを特徴とする請求項6記載の鞍乗り型車両の車体フレームの製造方法。 - 前記第1部材は、角状パイプ(36L)であって、複数面のうちの1つの面に前記第1平面部(44)を備え、
前記第2部材は、前記動力源(15)を前記角状パイプ(36L)に締結する動力源締結ブラケット(43)であって、前記第2平面部(45)を備えていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の車体フレームの製造方法。 - 前記動力源締結ブラケット(43)は、複数の平面を有する板状部材であって、前記平面の1つが前記第2平面部(45)であることを特徴とする請求項8記載の鞍乗り型車両の車体フレームの製造方法。
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