JPWO2012133181A1 - プレートの固定構造及びプレート - Google Patents

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Abstract

本発明は、プレート収納金枠に設けた嵌合凹部又は嵌合凸部に嵌め合わせる凹凸嵌合方式において、嵌合凸部と嵌合凹部との位置合わせを容易に行うことができるプレートの固定構造、及びその固定構造に使用するプレートを提供する。本発明では、プレート10の摺動方向両端部の一方から第1係合部14を他方から第2係合部をそれぞれ延長して設け、プレート収納金枠20に、第1係合部14及び第2係合部15がそれぞれ係合する第1受け部22及び第2受け部22を設け、第1係合部14が第1受け部22に係合し支持されたときに、プレートの嵌合凹部16とプレート収納金枠の嵌合凸部21とのプレート摺動方向の位置が整合し、第2係合部15が第2受け部23に係合したときに、嵌合凹部16と嵌合凸部21とのプレート摺動方向と直交する方向の位置が整合するようにした。

Description

本発明は、スライディングノズル装置において、プレートをプレート収納金枠に固定する構造、及びその固定構造に使用するプレートに関する。
スライディングノズル装置は、溶融金属の流量制御を正確に行うことができるという利点を有することから、取鍋やタンディッシュなどの溶融金属容器で広く利用されている。スライディングノズル装置は、溶融金属容器の底部に固定された固定金枠と、固定金枠に開閉可能に連結された開閉金枠と、開閉金枠に摺動可能に配置された摺動金枠とを備え、これらの金枠に2枚又は3枚のプレートを装着して固定し、プレート間に面圧を負荷した後、摺動金枠を油圧シリンダーなどの駆動機構で摺動させることによって、注湯時の溶融金属の流量制御を行う。プレートは、ノズル孔を有する板状の耐火板の側面に金属製のバンドやフープ等の金属帯が設けられ背面に膨張吸収材や背面板が設けられたもの、あるいは耐火板の側面及び背面が箱型の金属ケースで覆われたものが一般的に使用されている。
このようなスライディングノズル装置において、プレートをプレート収納金枠(上記の固定金枠、開閉金枠及び摺動金枠を総称するものである。以下同じ。)に固定する方式は以下の2つに大別される。一つは、ボルトやコッター等によってプレートの側面を押え付けて固定し、それにより摺動力を受ける方式(例えば特許文献1)、もう一つは、プレートの背面(非摺動面)に設けた嵌合凸部又は嵌合凹部と、これを受けるプレート収納金枠に設けた嵌合凹部又は嵌合凸部とを嵌め合わせることにより固定し、それにより摺動力を受ける方式(例えば特許文献2)である。なお、プレートの背面とは、他のプレートと対向しつつ摺動する摺動面と反対側の面のことである。
通常、プレートは数回の使用で新品と交換されるが、その交換作業では、プレート収納金枠を垂直に立てた状態で古いプレートを取り外して新しいプレートを装着する。このため、特許文献1のようなボルトやコッターを使用する方式では、片手でプレートを落下しないように押え、もう一方の手でボルトやコッターの締め付けを行わなければならず手間がかかるという問題ある。
特許文献2のようなプレートをプレート収納金枠に嵌め込む方式においても、意外と手間を要する。その理由は、プレート側の嵌合凸部又は嵌合凹部とプレート収納金枠側の嵌合凹部又は嵌合凸部との間のプレート摺動方向における隙間が大きいとノズル孔の開度の調整精度が低下するため、その隙間は0.5mm程度と小さくしているためである。すなわち、この隙間が小さいため、プレート側の嵌合凸部又は嵌合凹部とプレート収納金枠側の嵌合凹部又は嵌合凸部との位置合わせが難しく手間がかかる。また、これらの嵌合凸部及び嵌合凹部はプレートの背面側にあるため、作業者が目視で確認しながら作業することができないことも位置合わせを更に難しくしている。
特許文献3には、特許文献2と同様なプレートをプレート収納金枠に嵌め込む方式において、薄板ばねをプレート収納金枠とプレートとの間に設けたプレートの固定方式が記載されている。そして、プレートをプレート収納金枠内に嵌め込む際には、作業者は通常、プレートの下側を先に入れてプレート重量をプレート収納金枠に預け、その後、プレートの上側を押し込むということが説明されている。しかしながら、この固定方式においても、以下の理由から、プレート側の嵌合凸部又は嵌合凹部とプレート収納金枠側の嵌合凹部又は嵌合凸部との位置合わせが難しいという問題がある。
特許文献3のプレートは、耐火板が金属ケースで覆われている。この金属ケースは通常は絞り加工で製造されるが、絞り加工は他の金属加工方法よりも寸法精度が低い。プレートは大きなものは長さが450mm程度あるため、全長で1mm程度のバラツキが発生する。
また、金属ケースの加工時には金属ケースの歪みが発生する。更に、モルタルを介してプレートを金属ケースに押し込む場合は金属ケースが開きやすい。このようなことから、金属ケースの側面はプレート摺動方向に対して垂直な面が得られ難い。このため、プレートの下側をプレート収納金枠に預けて嵌め込む際に、プレート(金属ケース)側の嵌合凸部又は嵌合凹部とプレート収納金枠側の嵌合凹部又は嵌合凸部との位置合わせ(平行度)の精度が得られ難い。
このように、金属ケースの寸法精度の低さと金属ケースの歪み・変形の2つの理由から、特許文献3のように、単にプレートの下側を先に入れてプレート重量をプレート収納金枠に預け、その後、プレートの上側を押し込むという方式では、プレート側の嵌合凸部又は嵌合凹部とプレート収納金枠側の嵌合凹部又が嵌合凸部との相対位置にバラツキが発生し、両者が嵌合できない場合が多くなる。更に、寸法精度や側面の面精度を確保するために金属ケースを加工するとも考えられるが、金属ケース全体を加工する必要があるため、その加工面が広くなり加工コストが高くなる。一方、金属ケースを使用せず、耐火板の側面に金属帯を設ける場合も考えられるが、通常、耐火板は製造段階で焼成され、そのときの焼成収縮により全長のバラツキが発生するため、金属ケースよりも更に寸法精度は悪くなる。
国際公開第2008/111508号 特開平9−122898号公報 特開平8−39234号公報
本発明が解決しようとする課題は、プレートをプレート収納金枠に固定するにあたり、プレートの背面部に設けた嵌合凸部又は嵌合凹部を、プレート収納金枠に設けた嵌合凹部又は嵌合凸部に嵌め合わせる凹凸嵌合方式において、嵌合凸部と嵌合凹部との位置合わせを精度良くしかも容易に行うことができるプレートの固定構造、及びその固定構造に使用するプレートを提供することにある。
本発明のプレートの固定構造は、スライディングノズル装置において、プレートの背面部に設けた嵌合凸部又は嵌合凹部を、プレート収納金枠に設けた嵌合凹部又は嵌合凸部に嵌め合わせることにより、プレートをプレート収納金枠に固定するプレートの固定構造であって、プレートの摺動方向両端部の一方から第1係合部を延長して設けるとともに、前記摺動方向両端部の他方から第2係合部を延長して設け、プレート収納金枠に、前記第1係合部が係合する第1受け部及び前記第2係合部が係合する第2受け部を設け、前記第1係合部が前記第1受け部に係合し支持されたときに、前記プレートの嵌合凸部又は嵌合凹部と前記プレート収納金枠の嵌合凹部又は嵌合凸部とのプレート摺動方向の位置が整合し、前記第2係合部が前記第2受け部に係合したときに、前記プレートの嵌合凸部又は嵌合凹部と前記プレート収納金枠の嵌合凹部又は嵌合凸部とのプレート摺動方向と直交する方向の位置が整合することを特徴とするものである。
また、本発明のプレートは、プレートの背面部に設けた嵌合凸部又は嵌合凹部を、プレート収納金枠に設けた嵌合凹部又は嵌合凸部に嵌め合わせることにより、プレートをプレート収納金枠に固定するプレートの固定構造に使用されるプレートであって、プレート収納金枠に設けた嵌合凹部又は嵌合凸部に嵌め合わせられる嵌合凸部又は嵌合凹部が、背面部に設けられ、プレート収納金枠に設けた第1受け部と係合する第1係合部が、プレートの摺動方向両端部の一方から延長して設けられるとともに、プレート収納金枠に設けた第2受け部と係合する第2係合部が、前記摺動方向両端部の他方から延長して設けられたことを特徴とするものである。
本発明においては、プレート側の係合部をプレートの摺動方向両端部から延長、すなわちプレート本体から延長して設けているので、プレート製造時のプレート本体(耐火板及び金属ケース)の寸法のバラツキや歪み・変形の影響を受けることなく、その係合部を独立して機械加工等により容易に高精度で形成することができる。このため、これらのプレート側の係合部をプレート収納金枠側の受け部に係合させて、プレート側の嵌合凸部又は嵌合凹部とプレート収納金枠側の嵌合凹部又は嵌合凸部との位置合わせを行う際の位置合わせの精度を容易に向上させることができる。
更に本発明では、プレート側の第1係合部がプレート収納金枠側の第1受け部に係合し支持されたときに、プレートの嵌合凸部又は嵌合凹部とプレート収納金枠の嵌合凹部又は嵌合凸部とのプレート摺動方向の位置が整合し、かつ、プレート側の第2係合部がプレート収納金枠側の第2受け部に係合したときに、プレートの嵌合凸部又は嵌合凹部と前記プレート収納金枠の嵌合凹部又は嵌合凸部とのプレート摺動方向と直交する方向の位置が整合するようにしているので、プレート側の係合部をプレート収納金枠側に係合支持させるという簡単な作業で、プレートの嵌合凸部又は嵌合凹部とプレート収納金枠の嵌合凹部又は嵌合凸部との位置合わせを容易に行うことができる。
本発明のプレートの固定構造の一実施例を示し、(a)はその平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 図1のプレートの詳細を示し、(a)はその背面側から見た平面図、(b)はその摺動面側から見た平面図、(c)は(b)のB−B断面図である。 図1のラッチ機構部分を拡大して示し、(a)はその平面図、(b)は(a)の側面図である。 プレートを着脱可能に固定する止め具としてのカム機構を示す斜視図で、(a)はプレートを固定する前の状態、(b)は固定後の状態を示す。 図4のカム機構の側面図で、(a)はプレートを固定する前の状態、(b)は固定後の状態を示す。 プレートを着脱可能に固定する止め具としてのスライドピン機構を示し、(a)はその平面図、(b)は(a)のD−D断面図である。 図6のスライドピン機構で使用するスライドピンの斜視図である。
以下、図面に示す実施例に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明のプレートの固定構造の一実施例を示し、(a)はその平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。なお、スライディングノズル装置においてプレートの交換作業は、溶融金属容器を傾転させて行うため、スライディングノズル装置は、使用時の姿勢から90°転回されてプレートが垂直に立つ姿勢、つまりプレートの摺動方向と床面とがほぼ垂直になった状態となる。図1は、このプレートの交換作業時の状態を示す。図2は図1のプレートの詳細を示し、(a)はその背面側から見た平面図、(b)はその摺動面側から見た平面図、(c)は(b)のB−B断面図である。
プレート10は、プレート収納金枠20に収納されて使用され、溶融金属が通過するノズル孔11aを有する耐火板11と、耐火板11の側面を囲むように設けた金属帯12と、この金属帯11に溶接することで耐火板9の背面を覆うように設けた金属製の背面板13と、背面板13の摺動方向両端部からそれぞれ延長して設けた第1係合部14及び第2係合部15とを備えてなる。なお、プレート10の背面には、上ノズルや下ノズルなどの鋳造用ノズルがノズル孔11aに連通するように接合されるので、その鋳造用ノズルとの接合部分は背面板13で覆われていない。
プレート10の背面部には嵌合凹部16が設けられ、プレート収納金枠20にはプレート10の嵌合凹部16と対応する位置に嵌合凸部21が設けられている。嵌合凹部16は背面板13を長方形に切り欠くことで形成されており、プレート摺動方向(図1において上下方向)に対して垂直な2つの内側面とプレート摺動方向に対して平行な2つの内側面と、耐火板11の背面(非摺動面)とで構成されている。一方、プレート収納金枠20の嵌合凸部21は、プレート摺動方向に対して垂直な2つの側面と平行な2つの側面とを有し、平面視で長方形をしている。また、この嵌合凸部21の先端には、嵌合凹部16との嵌合をスムーズにするために傾斜面が形成されている。本実施例において嵌合凸部21は、その先端面が耐火板11に接触しない高さに形成されている。
プレート10の嵌合凹部16のプレート摺動方向に対して垂直な2つの内側面は、使用時にはプレート収納金枠20の嵌合凸部21のプレート摺動方向に対して垂直な2つの側面のいずれか一方と接触し摺動力を受ける。したがって、嵌合凹部16と嵌合凸部21との間のプレート摺動方向の隙間が大きいとノズル孔11aの開度の調整精度が悪くなるので、この隙間は小さく設計されている。本実施例では、嵌合凹部16と嵌合凸部21とのプレート摺動方向の隙間は0.5mmとされている。なお、嵌合凹部16と嵌合凸部21との間のプレート摺動方向に対して垂直な方向の隙間については特に限定されず、十分な大きさを確保することができる。
以上の基本構成において本実施例は、プレート10の嵌合凹部16とプレート収納金枠20の嵌合凸部21との位置合わせを容易にするため、以下の構成を有する。
すなわち、プレート10には、背面板13の摺動方向両端部の一方に第1係合部14を延長して設けるとともに、摺動方向両端部の他方には第2係合部15を延長して設けている。また、プレート収納金枠20には、第1係合部14が係合する第1受け部として第1突起22及び第2係合部15が係合する第2受け部として第2突起23を設けている。具体的には、第1係合部14及び第2係合部15には、ノズル孔11aとは反対側が開口する凹状の溝14a,15aが設けられており、これらの溝14a,15aに第1突起22及び第2突起23がそれぞれ嵌り込むことで両者が係合する。
第1係合部14の溝14aのプレート摺動方向と平行な中心線はプレートの摺動方向中心軸(長手方向中心軸)Cと同一線上にある。また、第1係合部14の溝14aに挿入されている第1突起22は金属製の円柱で、その中心はプレートの長手方向中心軸C上に位置し、しかもプレート10の摺動面に対してほぼ垂直になるようにプレート収納金枠20の底に設けられている。図1においては、第1係合部14の溝14aの内面14bに第1突起22の側面22aが当接して、第1係合部14が第1突起22に係合し支持されている。このように第1係合部14が第1突起22に係合し支持されることで、プレート10をプレート収納金枠20へ装着する際に、プレート10の嵌合凹部16とプレート収納金枠20の嵌合凸部21とのプレート摺動方向の位置が整合する。言い換えれば、第1係合部14が第1突起22に係合し支持されることで、嵌合凹部16のプレート摺動方向に対して垂直な2つの内側面と嵌合凸部21のプレート摺動方向に対して垂直な2つの側面どうしの高さ位置が整合し位置決めされる。また、第1係合部14が第1突起22に係合し支持されることで、プレート10の重量が支えられる。
一方、プレート10の第2係合部15の溝15aは、その内面に、プレート10の摺動面に垂直な面と平行でしかも対向する2つのガイド面15bを有する。また、溝15aのプレート摺動方向に対して平行な中心線はプレートの摺動方向中心軸Cと同一線上にある。また、第2係合部15の溝15bに挿入されている第2突起23は金属製の円柱で、その中心がプレートの摺動方向中心軸C上に位置し、しかもプレートの摺動面に対してほぼ垂直に位置するようにプレート収納金枠20の底に設けられている。第2突起23のガイド面である側面23aと第2係合部15の溝15aのガイド面15bとの間にはわずかな隙間が設けられている。第2係合部15の溝15aは、第2突起23が嵌り込むときに内側の対向するガイド面15bによってプレートの水平方向(摺動方向と直交する方向)の位置決めをする。すなわち、第2係合部15が第2突起23に係合することで、プレート10の嵌合凹部16とプレート収納金枠20の嵌合凸部21とのプレート摺動方向と直交する方向の位置が整合する。これにより、プレート10の嵌合凹部16のプレート摺動方向に対する垂直面と、プレート収納金枠20の嵌合凸部21の摺動方向に対する垂直面との平行精度を高めることができる。
このように、プレート10をプレート収納金枠20へ装着する際に、プレート10の第1係合部14をプレート収納金枠20の第1突起22に係合して支持させ、更にプレート10の第2係合部15をプレート収納金枠20の第2突起23に係合させることで、プレート10の嵌合凹部16とプレート収納金枠20の嵌合凸部21とのプレート摺動方向及びプレート摺動方向と直交する方向の位置が整合する。言い換えれば、これらの第1係合部14、第2係合部15、第1突起22及び第2突起23は、第1係合部14及び第2係合部15がそれぞれ第1突起22及び第2突起23に係合したときに、プレート10の嵌合凹部13とプレート収納金枠20の嵌合凸部21とが整合して嵌め合わせられるような位置関係となるように設けられている。これにより、プレート10の嵌合凹部16をプレート収納金枠20の嵌合凸部21に容易に嵌め合わせることができる。
更に、本実施例においては、プレート摺動方向における、第1係合部14の溝14aの中心線と、第2係合部15の溝15aの中心線と、第1突起22の中心と、第2突起23の中心とがプレートの摺動方向中心軸C上に位置する関係にある。このようにすることで、プレート10の嵌合凹部16とプレート収納金枠20の嵌合凸部21との嵌合時の水平方向(プレート摺動方向と直交する方向)のずれが小さくなるようにしている。更に、プレート10を重心の1点で支えているので、装着作業時にバランスが良く重量物でも安全に取り扱えるし、装着時にプレート10の水平方向の位置の矯正がしやすい。
ここで、本実施例において背面板12、第1係合部14及び第2係合部15は厚さ4mmの1枚の金属板からなる。すなわち、第1係合部14、第2係合部15及び嵌合凹部16は1枚の金属板から機械加工によって形成することができるので、これらの寸法精度を極めて高くすることができる。また、プレート10のプレート収納金枠20への装着時に第1係合部14及び第2係合部15が受ける荷重はプレート10の重量程度であり、これらの係合部は小型にすることができる。例えば、第1係合部14及び第2係合部15の幅は10〜100mm、厚さは2〜10mm、長さは10〜100mmとすることができる。本実施例では、耐火板11の摺動方向全長は350mm、金属帯12は厚さ3mm、背面板13は厚さ4mm、第1係合部14及び第2係合部15は、長さ30mm、幅35mm、溝の幅は16mm、溝の長さは20mm、第1突起22及び第2突起23はいずれも円柱状で直径が15mmである。第1係合部14及び第2係合部15は、背面板13と同じ1枚の金属板から加工して設けるほかに、第1係合部14及び第2係合部15用の独立した金属板を金属帯12あるいは背面板13に溶接等の固定手段によって固定することで設けることもできる。更に、本実施例では第1係合部14及び第2係合部15に第1突起22及び第2突起23が係合する溝を設けたが、溝の代わりに貫通孔を設けてもよい。
また、本実施例においては、プレート10の第1係合部14及び第2係合部15が軽量になり、しかも取り扱い時に邪魔にならないようにするために、これらの係合部に溝を設けたが、係合部として突起を形成し、プレート収納金枠の受け部として溝又は貫通孔を形成することもできる。
更に、本実施例とは上下が逆、つまりプレート交換時の上側に第1係合部及び第1受け部を、下側に第2係合部及び第2受け部を設けることもできる。例えば、上側の第1係合部に貫通孔を設け、プレート収納金枠に第1突起を設け、第1係合部の貫通孔に第1突起を挿入(係合)し、第1係合部を第1突起で吊り下げるような形で支持することで、プレートの嵌合凹部とプレート収納金枠の嵌合凸部とのプレート摺動方向の位置が整合するようにするとともに、プレートの重量を支えるようにすることができる。そして、下側の第2係合部を第2受け部に係合させることで、プレートの嵌合凹部とプレート収納金枠の嵌合凸部とのプレート摺動方向と直交する方向の位置が整合するようにすることができる。また、第1係合部、第2係合部、第1受け部、及び第2受け部はそれぞれ複数設けることも可能である。
また更に、本実施例とは逆に、プレート10に嵌合凸部、プレート収納金枠20に嵌合凹部を設けてもよいことは言うまでもない。また、プレート10の背面の嵌合凹部は、本実施例のようにプレート10の背面を覆う背面板13のみに形成してもよいし、背面板12を切り欠き更に耐火板11に凹部を形成してもよい。更に背面板を使用せず直接耐火板11に凹部あるいは凸部を形成してもよい。
また、本実施例は、上側に位置する第2係合部15と第2突起23との係合が外れないように保持してプレート10を着脱可能に固定するための止め具として、ラッチ機構30を備える。
プレート10は使用時には面圧が負荷されるので、プレート10がプレート収納金枠20から外れることはないが、交換作業時には、プレート10は図1に示すように垂直に立った姿勢とされ面圧は解除される。したがって、この状態では、単に第1係合部14と第1突起22及び第2係合部15と第2突起23を係合させ、プレート10の嵌合凹部16をプレート収納金枠20の嵌合凸部21に嵌め合わせただけでは、金枠を開けた時の衝撃などでプレート10が摺動面側に倒れてくるおそれがある。そのため、図1の状態においてプレート10の係合部を着脱可能に固定することが好ましい。この固定のための止め具としては、一般的な固定機構を採用することができ、例えば、ラッチ、かんぬき、カム、ピンなど公知の機構を利用することができる。
図1の実施例では、その固定機構としてラッチ機構30を使用している。図3は、図1のラッチ機構30部分を拡大して示し、(a)はその平面図、(b)は(a)の側面図である。
ラッチ爪31がコイルバネ32を介してラッチ本体33に進退可能に装着されている。ラッチ爪31は、コイルバネ32の付勢力により常時は突出している。ラッチ爪31の先端部は第2突起23を跨ぐように二股に分岐しており、分岐した先端部はプレートの背面側(非摺動面側)に向けて傾斜する傾斜面31aを有し、その傾斜面31aの先端の背面側には第2係合部15を係止する係止部31bが形成されている。すなわち、ラッチ爪31先端の係止部31bで第2係合部15の先端を係止することで、第2係合部15と第2突起23との係合が外れないように保持され、プレート10が着脱可能に固定される。
以上の構成において、プレート10をプレート収納金枠20に固定する際には、まず、図1において下側に位置するプレート10の第1係合部14の溝14aの内面14bをプレート収納金枠20の第1突起22の側面22aに当接させ係合支持する。これにより、プレート10の嵌合凹部16とプレート収納金枠20の嵌合凸部21とのプレート摺動方向の位置が整合する。
次いで、図1において上側に位置するプレート10の第2係合部15の溝15aをプレート収納金枠20の第2突起23に係合させる。第2突起23の側面23aが第2係合部15の溝15aの対向する2つのガイド面15bにガイドされることで、プレート10の嵌合凹部16とプレート収納金枠20の嵌合凸部21とのプレート摺動方向と直交する方向の位置が整合する。言い換えれば、嵌合凹部16の摺動方向に対する垂直面と、嵌合凸部21の摺動方向に対する垂直面との平行精度を高めることができる。本実施例では、このときの各垂直面間の隙間が片側で0.25mmになる位置関係となっている。その結果、自動的にプレート10の嵌合凹部16がプレート収納金枠20の嵌合凸部21に嵌り合う。
プレート10の嵌合凹部16がプレート収納金枠20の嵌合凸部21に嵌り合ったときには、プレート10の係合部14の溝14aの内面14bとプレート収納金枠20の第1突起22の側面22aどうし、あるいはプレート10の嵌合凹部16の下面とプレート収納金枠の嵌合凸部21の下面どうし、又はその両者が当接した状態になっている。多少の寸法誤差が生じても、例えば、嵌合凸部21の先端にテーパ等を設けることで、このテーパによってプレート10を持ち上げながら嵌り合うことができる。
このように本実施例では、プレートの摺動方向両端部のうち交換時に下に位置する方に第1係合部14を、上に位置する方に第2係合部15をそれぞれ設けることで、プレート装着時に下方の第1突起22でプレート10の荷重が支持されるので、作業時に重心が下に来るため作業者の負担が少ない。また、本実施例では、背面板13と2つの係合部14,15とが1枚の金属板で形成されているので、1枚の金属板に溝と嵌合凹部のための切り欠きをプレス成形あるいは機械加工などで形成することができ、溝及び嵌合凹部の寸法精度を極めて高くすることができる。
また本実施例では、第2係合部15を第2突起23に係合させる過程で、第2係合部15の先端は、図3に示したラッチ機構30のラッチ爪31先端の傾斜面31aに突き当たる。そして、第2係合部15を第2突起23に完全に係合させようとして背面側に向けて押し込むと、第2係合部15の先端はラッチ爪31を後退させつつラッチ爪31先端の傾斜面31a上を移動する。第2係合部15の先端が傾斜面31aの先端を通り抜けると、第2係合部15の先端はラッチ爪31の係止部31bに嵌り込み係止される。これにより、プレート10が着脱可能に固定される。
一方、プレート10をプレート収納金枠20から取り出す際には、ラッチ機構30のラッチ爪31を後退させてラッチ爪31と第2係合部15との係合を解除する。そして、第2係合部15と第2突起23との係合を解除し、最後に第1係合部14と第1突起22との係合を解除する。
以下、ラッチ機構30に代わる止め具の例を示す。
図4及び図5に止め具としてカム機構40を使用した例を示す。図4はカム機構40部分の斜視図、図5はその側面図で、それぞれ(a)はカム機構40でプレートを固定する前の状態、(b)は固定後の状態を示す。
カム機構40において、円筒又は円柱状のカム本体41は、プレート収納金枠20にその中心軸周りに回転可能に装着されており、その外周には螺旋状のカム溝41aが形成されている。なお、カム本体41は、プレート10の第2係合部15が係合する第2突起としても作用する。
プレート10の第2係合部15を第2突起としてのカム本体41に係合させた状態では、図4(a)及び図5(a)に示すように、第2係合部15はカム溝41aの背面側(非摺動面側)の面上に位置する。その後、カム本体41に連結されたレバー42の操作によりカム本体41を90度回転させると、図4(b)及び図5(b)に示すように、第2係合部15はカム溝41aの摺動面側の面により非摺動面側(プレート収納金枠20側)に押圧された状態となる。これにより、第2係合部15とカム本体41との係合が外れないように保持され、プレート10が着脱可能に固定される。
プレート10をプレート収納金枠20から取り出す際には、レバー42の操作によりカム本体41を逆方向に90度回転させ、図4(a)及び図5(a)の状態とする。この状態では、第2係合部15とカム本体41との係合を解除することができる。また、この状態では、図4(a)から明らかなように、プレート10がプレート収納金枠20から引き剥がされた状態となる。これにより、プレート10に接合されている上ノズル等の鋳造用ノズルとの分離を容易に行うことができる。
図6には、止め具としてスライドピン機構50を使用した例を示し、(a)はその平面図、(b)は(a)のD−D断面図である。
スライドピン51をガイドするガイドプレート52が、プレート収納金枠に固定されている。ガイドプレート52には、T字状のガイド溝52aが形成されており、そのガイド溝52aに沿ってスライド可能にスライドピン51が設けられている。
スライドピン51は、プレート10の第2係合部15が係合する第2突起としても作用する。すなわち、スライドピン51は、図7に示すように頭部51aの下方に頭部51aより小径の小径部51bを有しており、この小径部51bが第2係合部15先端の凹状の溝に嵌り込むことで、第2係合部15がスライドピン51に係合する。第2係合部15の上記溝の溝幅はスライドピン51の頭部51aの直径より小さく、小径部51bの直径より若干大きい。また、上述したガイド溝52aの溝幅もスライドピン51の頭部51aの直径より小さく、小径部51bの直径より若干大きい。
プレート10の第2係合部15を第2突起としてのスライドピン51に係合させるには、スライドピン51をガイド溝52aの上側に退避させておき、第2係合部15先端の凹状の溝とガイド溝52aの上下方向の溝を整合させたのち、スライドピン51を自重で下降させる。そうすると、スライドピン51の小径部51bが第2係合部15先端の凹状の溝に嵌り込み、第2係合部15がスライドピン51に係合する。この状態では、スライドピン51の頭部51aが第2係合部15と重なり合うように位置するので、第2係合部15とスライドピン51との係合が外れないように保持され、プレート10が着脱可能に固定される。
プレート10をプレート収納金枠20から取り出す際には、スライドピン51をガイド溝52aの上側に退避させればよい。退避させたスライドピン51は、T字状のガイド溝52aの横方向溝の部分に位置させておけば、プレート10の交換作業中にスライドピン51が下降して邪魔になることはない。
以上の実施例では、止め具(ラッチ機構30,カム機構40,スライドピン機構50)をプレート交換時に上側に位置する第2係合部15と第2突起23との係合部分に配置したが、下側に位置する第1係合部14と第1突起22との係合部分、あるいはその両方に配置してもよい。ただし、本発明において止め具は、上記係合部分の一方にのみ配置すれば足り、作業性の点からは、実施例のように、プレート交換時に上側に位置する第2係合部15と第2突起23との係合部分に配置するのが好ましい。また、止め具は、上記実施例記載の構成に限られるものではなく、係合部を固定することによって、プレートを着脱可能に固定することが可能な任意の構成を用いることができる。
10 プレート
11 耐火板
11a ノズル孔
12 金属帯
13 背面板
14 第1係合部
14a 第1係合部の溝
14b 溝の内面(当接面)
15 第2係合部
15a 第2係合部の溝
15b ガイド面
16 嵌合凹部
20 プレート収納金枠
21 嵌合凸部
22 第1突起(第1受け部)
22a 第1突起の側面(当接面)
23 第2突起(第2受け部)
23a 第2突起の側面(ガイド面)
30 ラッチ機構(止め具)
31 ラッチ爪
31a 傾斜面
31b 係止部
32 コイルバネ
33 ラッチ本体
40 カム機構(止め具)
41 カム本体
41a カム溝
42 レバー
50 スライドピン機構(止め具)
51 スライドピン
51a 頭部
51b 小径部
52 ガイドプレート
52a ガイド溝
C プレートの摺動方向中心軸

Claims (9)

  1. スライディングノズル装置において、プレートの背面部に設けた嵌合凸部又は嵌合凹部を、プレート収納金枠に設けた嵌合凹部又は嵌合凸部に嵌め合わせることにより、プレートをプレート収納金枠に固定するプレートの固定構造であって、
    プレートの摺動方向両端部の一方から第1係合部を延長して設けるとともに、前記摺動方向両端部の他方から第2係合部を延長して設け、
    プレート収納金枠に、前記第1係合部が係合する第1受け部及び前記第2係合部が係合する第2受け部を設け、
    前記第1係合部が前記第1受け部に係合し支持されたときに、前記プレートの嵌合凸部又は嵌合凹部と前記プレート収納金枠の嵌合凹部又は嵌合凸部とのプレート摺動方向の位置が整合し、前記第2係合部が前記第2受け部に係合したときに、前記プレートの嵌合凸部又は嵌合凹部と前記プレート収納金枠の嵌合凹部又は嵌合凸部とのプレート摺動方向と直交する方向の位置が整合するプレートの固定構造。
  2. プレートの背面部が金属製の背面板からなり、この背面板の摺動方向両端部の一方から第1係合部が延長して設けられ、前記背面板の摺動方向両端部の他方から第2係合部が延長して設けられている請求項1に記載のプレートの固定構造。
  3. 前記第1係合部は前記摺動方向両端部のうちプレート交換時に下方に位置する側に、前記第2係合部は前記摺動方向両端部のうちプレート交換時に上方に位置する側に設けられている請求項1又は2に記載のプレートの固定構造。
  4. 前記第1係合部及び第2係合部と前記第1受け部及び第2受け部とは、これらが係合したときに、それぞれプレートの摺動方向中心軸上に位置するように設けられている請求項1〜3のいずれかに記載のプレートの固定構造。
  5. 前記第1係合部と前記第1受け部との係合及び前記第2係合部と前記第2受け部との係合のうち少なくとも一方の係合が外れないように保持する止め具を備えた請求項1〜4のいずれかに記載のプレートの固定構造。
  6. プレートの背面部に設けた嵌合凸部又は嵌合凹部を、プレート収納金枠に設けた嵌合凹部又は嵌合凸部に嵌め合わせることにより、プレートをプレート収納金枠に固定するプレートの固定構造に使用されるプレートであって、
    プレート収納金枠に設けた嵌合凹部又は嵌合凸部に嵌め合わせられる嵌合凸部又は嵌合凹部が、背面部に設けられ、
    プレート収納金枠に設けた第1受け部と係合する第1係合部が、プレートの摺動方向両端部の一方から延長して設けられるとともに、プレート収納金枠に設けた第2受け部と係合する第2係合部が、前記摺動方向両端部の他方から延長して設けられたプレート。
  7. 背面部が金属製の背面板からなり、この背面板の摺動方向両端部の一方から第1係合部が延長して設けられ、前記背面板の摺動方向両端部の他方から第2係合部が延長して設けられている請求項6に記載のプレート。
  8. 前記第1係合部は前記摺動方向両端部のうちプレート交換時に下方に位置する側に、前記第2係合部は前記摺動方向両端部のうちプレート交換時に上方に位置する側に設けられている請求項6又は7に記載のプレート。
  9. 前記第1係合部及び第2係合部が、プレートの摺動方向中心軸上に位置するように設けられている請求項6〜8のいずれかに記載のプレート。
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