JPWO2012132829A1 - 両頭針及び混合器具 - Google Patents

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Abstract

溶解液の逆流を抑制することができる両頭針及び混合器具を提供する。混合器具(10)の一部を構成する両頭針(20a)は、互いの内腔が連通した第1穿刺部(70a)と第2穿刺部(72a)とを有し、第1穿刺部(70a)の内腔(76)と第2穿刺部(72a)の内腔(77)とは互いに連通しており、第1穿刺部(70a)の内腔(76)の横断面積は、第2穿刺部(72a)の内腔(77)の横断面積よりも小さい。

Description

本発明は、例えば、固体状又は液体状の第1成分と液体状の第2成分とを混合するための両頭針及び混合器具に関する。
従来から、医療機関等においては、例えば、患者に対し、点滴注射(輸液)を行ったり、癒着防止剤や生体組織接着剤等を投与したりする場合等において、薬剤を液体で希釈又は溶解して薬液を調整し、その薬液をシリンジで吸引して用いる場合がある。この場合、薬液を得るためには、両頭針を備えた器具を用い、その両頭針の一方に、固体又は液体の薬剤が収容され内部が陰圧にされた薬剤容器の栓体(ゴム栓)を刺通して接続し、他方に、蒸留水等の液体が収容された液体容器の栓体を刺通して接続し、薬剤容器と液体容器とを連通する。すると、薬剤容器の内部は陰圧となっているので、液体容器内の液体は、薬剤容器側に引かれて、両頭針を経て、薬剤容器内に流入する。その後、薬剤容器を数回振る。これにより、薬剤容器内の薬剤は、流入した液体で希釈又は溶解される。
なお、両頭針を用いて薬剤と液体を混合する器具に関する従来技術を開示する文献としては、例えば、特開2001−333961号公報が挙げられる。その他の両頭針に関しては、例えば、特許第3590401号公報が挙げられる。
ところで、薬剤容器内で薬剤と液体とを混合させるために薬剤容器を振る際、薬剤容器と液体容器とは両頭針のルーメンを介して連通している。このため、薬剤容器内の溶解液が両頭針のルーメンを通って液体容器内に逆流することがある。このような溶解液の逆流が生じると、薬剤容器内の溶解液(調製された薬液)の量が減る。すなわち、使用できる薬液量が減少する。さらに、溶液濃度が変化して所望の効果が得られないことがある。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、溶解液の逆流を抑制することができる両頭針及び混合器具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、第1成分と液体の第2成分とを混合する混合器具に用いられる両頭針であって、前記第1成分を収容した第1容器に刺通可能な第1穿刺部と、前記第2成分を収容した第2容器に刺通可能な第2穿刺部とを備え、前記第1穿刺部の内腔と前記第2穿刺部の内腔とは互いに連通しており、前記第1穿刺部の内腔の横断面積は、前記第2穿刺部の内腔の横断面積よりも小さいことを特徴とする。
上記のように構成された本発明によれば、第1穿刺部の内腔の横断面積が、第2穿刺部の内腔の横断面積よりも小さいので、両頭針を介して第2成分を第2容器から第1容器へ移送し、第1容器内で第1成分と第2成分とを混合させる際、第1容器内の溶解液(混合液)が第1穿刺部の内腔に流入しにくい。よって、第1容器から第2容器への溶解液の逆流を抑制することができる。
上記の両頭針において前記両頭針の内腔は、前記第2穿刺部から前記第1穿刺部にかけて、徐々に縮小するとよい。
このように構成した場合、両頭針の内腔は、第1穿刺部の先端開口で最も細く、第2穿刺部の先端開口で最も太くなる。よって、第1容器から第2容器への溶解液の逆流をより効果的に抑制することができる。また、両頭針の内腔は、第2穿刺部から第1穿刺部に向かって先細りのテーパ形状であり、単純な形状であるため、両頭針の製作が容易である。
上記の両頭針において、前記第1穿刺部の内腔の最も細い部分の内径d1と、前記第2穿刺部の内腔の最も太い部分の内径d2の比(d1/d2)は、0.25〜0.85であるとよい。
このように構成した場合、第2容器から第1容器への溶解液の逆流を効果的に抑制することができる。
上記の両頭針において、前記第1穿刺部の内腔の最も細い部分の内径d1と、前記第2穿刺部の内腔の最も太い部分の内径d2の比(d1/d2)は、0.5〜0.7であることがさらに好ましい。
このように構成した場合、第2容器から第1容器への溶解液の逆流を一層効果的に抑制することができる。
上記の両頭針において、前記第1穿刺部の外径と前記第2穿刺部の外径は同一であるとよい。
このように構成した場合、第1穿刺部の第1容器への刺通抵抗値と、第2穿刺部の第2容器への刺通抵抗値とをほぼ同等にできることから、第1穿刺部と、第2穿刺部をほぼ同時に第1容器、第2容器にそれぞれ刺通させることができるため、連通時の液体の漏れや、第1容器の陰圧の大気開放などの不具合を防ぐことができる。
また、本発明は、第1成分と液体の第2成分とを混合するための混合器具であって、前記第1成分を収容し、内部が陰圧状態とされた第1容器と、前記第2成分を収容した第2容器と、前記第1容器に刺通される第1穿刺部と前記第2容器に刺通される第2穿刺部とを有する両頭針と、を備え、前記第1穿刺部の内腔と前記第2穿刺部の内腔とは互いに連通しており、前記第1穿刺部の内腔の横断面積は、前記第2穿刺部の内腔の横断面積よりも小さいことを特徴とする。
上記の混合器具において前記両頭針の内腔は、前記第2穿刺部から第1穿刺部にかけて、徐々に縮小するとよい。
上記の混合器具において、前記第1穿刺部の内腔の最も細い部分の内径d1と、前記第2穿刺部の内腔の最も太い部分の内径d2の比(d1/d2)は、0.25〜0.85であるとよい。
上記の混合器具において、前記第1穿刺部の内腔の最も細い部分の内径d1と、前記第2穿刺部の内腔の最も太い部分の内径d2の比(d1/d2)は、0.5〜0.7であることがさらに好ましい。
上記の混合器具において、前記第1穿刺部の外径と前記第2穿刺部の外径は同一であるとよい。
本発明の両頭針及び混合器具によれば、溶解液の逆流を抑制することができる。
本発明の第一実施形態に係る混合器具の分解斜視図である。 図1に示した混合器具の縦断面図である。 図3Aは、図1に示した混合器具の一部を構成する両頭針及びその周辺部位の一部省略縦断面図であり、図3Bは、変形例に係る両頭針及びその周辺部位の一部省略縦断面図である。 図1に示した混合器具の使用方法を説明する図であって、コネクタを薬剤容器ホルダに装着した状態を示す縦断面図である。 図1に示した混合器具の使用方法を説明する図であって、両頭針が第1栓体及び第2栓体を貫通し、薬剤容器と液体容器が連通した状態を示す縦断面図である。 本発明に係る両頭針による逆流抑止効果を確認する試験結果を示す図である。
以下、本発明に係る両頭針及び混合器具について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る混合器具10を示す分解斜視図である。混合器具10の分解縦断面図である。この混合器具10は、第1成分と第2成分とを混合するためのものである。第1成分は固体状、液体状又はゲル状である。第2成分は、液体状である。
図1及び図2に示すように、混合器具10は、第1成分を収容する2つの薬剤容器(第1容器)12a、12bと、2つの薬剤容器12a、12bが装着される薬剤容器ホルダ14(第1ホルダ)と、第2成分を収容する2つの液体容器(第2容器)16a、16bと、2つの液体容器16a、16bが装着される液体容器ホルダ(第2ホルダ)18と、薬剤容器12a、12bと液体容器16a、16bをそれぞれ連通するための2つの両頭針20a、20bを有するコネクタ22とを備える。
薬剤容器12a、12b及び液体容器16a、16bとしては、それぞれ特に限定されないが、例えば、バイアル瓶(バイアル)等を用いることができる。
薬剤容器12a、12bには、第1成分である薬剤が収容されおり、その内部は陰圧になっている。薬剤の形態としては、特に限定されず、例えば、固体(錠剤、顆粒剤等)、粉体(散剤等)、液体(液剤等)が挙げられる。また、生体組織接着材を調剤する場合、薬剤を例えばトロンビン、あるいはフィブリノーゲンとすることができる。また、癒着防止材を調剤する場合、薬剤を例えばスクシンイミジル基で修飾したカルボキシメチルデキストリン、あるいは炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムとの混合物とすることができる。一方の薬剤容器12aに収容される薬剤と、他方の薬剤容器12bに収容される薬剤は、同じであっても、異なるものであってもよい。
2つの薬剤容器12a、12bは、大きさ及び形状が異なる点以外は、略同様の構成であるため、以下では代表的に一方の薬剤容器12aについて参照符号(数字)に「a」を付して説明し、他方の薬剤容器12bついては、一方の薬剤容器のうちの対応する構成要素の参照符号(数字)に「b」を付し、詳細な説明は省略する。もちろん、2つの薬剤容器12a、12bを同一の大きさ及び形状に構成してもよい。
薬剤容器12aは、硬質の容器本体24aと、容器本体24aの口部を気密に封止する弾性材料からなる第1栓体26aとを有する。
容器本体24aの構成材料としては、特に限定されず、例えば、各種ガラスや、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、ポリカーボネート、アクリル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアミド(例えば、ナイロン6、ナイロン6・6、ナイロン6・10、ナイロン12)のような各種樹脂等が挙げられる。
ガラスと樹脂とでは、樹脂がより好ましく、容器本体24aが樹脂で構成されている場合には、焼却廃棄が可能となり、廃棄の手間が軽減される。容器本体24aは、内部の視認性を確保するために、光透過性を有する(実質的に透明または半透明である)のが好ましい。
第1栓体26aは、後述する第1穿刺部70a、70bで刺通可能なものであり、その構成材料としては、特に限定されず、例えば、天然ゴム、ブチルゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、シリコーンゴムのような各種ゴム材料や、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、オレフィン系、スチレン系等の各種熱可塑性エラストマー、あるいはそれらの混合物等の弾性材料が挙げられる。また、弾性材料には、ラミネート加工を施してもよい。
液体容器16a、16bに収容される液体は、薬剤を希釈又は溶解する、例えば、蒸留水等である。液体容器16a、16bは、薬剤容器12a、12bと大きさ及び形状が異なる以外は、略同様の構成であり、硬質の容器本体28a、28bと、容器本体28a、28bの口部を気密に封止する弾性材料からなる第2栓体30a、30bとを有する。2つの液体容器16a、16bの大きさ及び形状は、互いに異なってもよいし、同じでもよい。
次に、薬剤容器ホルダ14の構成を説明する。薬剤容器ホルダ14は、薬剤容器12を収容する有底筒状の部品であり、底部32と、底部32から上方に延出した側壁部34とを有する。薬剤容器ホルダ14の一端部(上端)には、第1開口14aが形成されており、薬剤容器12a、12bは第1開口14aを通して薬剤容器ホルダ14に挿入(収納)されるようになっている。
側壁部34において、互いに対向する前後の壁部の上部寄りの箇所には、複数(図示例では4つ)の第1係合孔36が設けられ、さらに、当該前後の壁部の高さ方向中央付近であって左右方向中央付近には、互いに対向する位置に第2係合孔37、39が設けられている。側壁部34の左右両側の上部近傍には、指で押圧操作される被押圧部38が設けられている。被押圧部38の表面には、滑り止め用の複数のリブ(突起)38aが設けられている。
薬剤容器ホルダ14の構成材料としては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ−(4−メチルペンテン‐1)、ポリカーボネート、アクリル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアミド(例えば、ナイロン6、ナイロン6・6、ナイロン6・10、ナイロン12)のような各種樹脂等が挙げられる。
薬剤容器ホルダ14の内部には、薬剤容器12を薬剤容器ホルダ14に対して拘束(固定)するための拘束部材(薬剤容器首ホルダ)42が設けられている。拘束部材42は、互いに背中合わせの向きで配置されたC字形状の一対の保持部44a、44bと、一対の保持部44a、44bを互いに連結する連結部46と、一対の保持部44a、44bの配列方向に直交する外側両方向に連結部46から突出した一対の係合片(突起)48、49とを有する。
一方の保持部44aは、一方の薬剤容器12aの首部(くびれ部)を保持可能に構成され、他方の保持部44bは、他方の薬剤容器12bの首部を保持可能に構成されている。保持部44a、44bにより、それぞれ薬剤容器12a、12bの各首部を保持したうえで、一対の係合片48、49が、薬剤容器ホルダ14に設けられた第2係合孔37、39に係合することで、薬剤容器12a、12bが薬剤容器ホルダ14に対して、所定の位置で固定される。
なお、第2係合孔37、39に代えて、薬剤容器ホルダ14の内壁面の対応する位置に凹部を設け、当該凹部に前記係合片48、49が係合するように構成してもよい。拘束部材42の構成材料としては、前述した薬剤容器ホルダ14の構成材料として例示したものと同様のものを用いることができる。
次に、液体容器ホルダ18の構成を説明する。液体容器ホルダ18は、2つの液体容器16a、16bを収容する筒状の部品であり、天部50と、天部50から下方に延出した側壁部52とを有する。側壁部52の高さは、液体容器16a、16bが液体容器ホルダ18の内部に完全に収容されるように設定される。側壁部52の内周面には、2つの液体容器16a、16bをそれぞれ支持するためのリブ状の支持ガイド54a、54bが設けられている。各支持ガイド54a、54bには、液体容器16a、16bの挿入深さを規制するための段差56、57が設けられている。
液体容器ホルダ18の一端部(下端)には、第2開口18aが形成されており、液体容器16a、16bは第2開口18aを通して液体容器ホルダ18に挿入されるようになっている。液体容器ホルダ18の上部近傍には、液体容器ホルダ18の外周部を周回するように延在する鍔部19が設けられている。
液体容器ホルダ18の外周部の左右には、それぞれ爪60を有した弾性変位可能な一対のアーム62が設けられている。一対のアーム62は、液体容器ホルダ18の左右の側壁における下部近傍(第2開口18aの近傍)に設けられた側部開口63の下部から上方に向かって延出した弾性片として構成されている。爪60は、アーム62の先端近傍(上端部近傍)の外面に突出形成されている。
次に、コネクタ22の構成を説明する。コネクタ22は、水平方向に延在する仕切り板64と、仕切り板64の周縁から上方及び下方に延在する側壁66と、仕切り板64から上方及び下方に突出した2つの両頭針20a、20bとを備える。
2つの両頭針20a、20bは、水平方向に間隔を置いた箇所に互いに平行に設けられている。両頭針20a、20bは、それぞれ、第1栓体26a、26bに刺通される第1穿刺部70a、70bと、第2栓体30a、30bに刺通される第2穿刺部72a、72bとを有する。
2つの第1穿刺部70a、70bは、仕切り板64の下面から下方に突出し、2つの第2穿刺部72a、72bは、仕切り板64の上面から上方に突出している。両頭針20a、20bの構成材料としては、前述した薬剤容器ホルダ14の構成材料と同様のものを用いることができる。
図示した構成例では、仕切り板64、側壁66及び両頭針20a、20bは、一体に形成されているが、このような構成に限らず、例えば、ステンレス等の金属(合金を含む)で構成した両頭針20a、20bを、樹脂材料で構成した仕切り板64に接着、溶着等により接合した構成でもよい。
図3Aは、両頭針20a及びその周辺部位の一部省略縦断面図である。以下では、一方の両頭針20aの構成について説明するが、他方の両頭針20bも一方の両頭針20aと同様に構成されている。図3に示すように、第1穿刺部70aの内腔76と第2穿刺部72aの内腔77とは互いに連通している。また、第1穿刺部70aの内腔76の横断面積は、第2穿刺部72aの内腔77の横断面積よりも小さく設定されている。
図3Aに示す両頭針20aの場合、両頭針20aの内腔の断面は円形であり、第1穿刺部70aの内腔76の内径は、第2穿刺部72aの内腔77の内径よりも小さい。より具体的には、両頭針20aの内腔は、第2穿刺部72aから第1穿刺部70aにかけて、テーパ状に徐々に縮径している。このため、両頭針20aの内腔の内径は、第1穿刺部70aの内腔76の先端開口で最も小さく、第2穿刺部72aの内腔77の先端開口で最も大きい。
ここで、第1穿刺部70aの内腔76の最も細い部分の内径をd1とし、第2穿刺部72aの内腔77の最も太い部分の内径をd2とする。この場合、内径d1と内径d2の比(d1/d2)は、0.25〜0.85であるとよく、0.5〜0.7であるとより好ましい。その理由については、後述する。
また、第1穿刺部70aの外径と第2穿刺部72aの外径は同一に設定されている。これにより、第1穿刺部70a、70bの、第1栓体26a、26bへの刺通抵抗値と、第2穿刺部72a、72bの、第2栓体30a、30bへの刺通抵抗値とをほぼ同等にできることから、液体容器ホルダ18を押下して連通させる際に、第1穿刺部70a、70bと、第2穿刺部72a、72bをほぼ同時に第1栓体26a、26b、第2栓体30a、30bにそれぞれ刺通させることができるため、連通時の液体の漏れや、薬剤容器12a、12bの陰圧の大気開放などの不具合を防ぐことができる。
図3Aに示す両頭針20aに代えて、図3Bに示す両頭針80のように、第1穿刺部82の内腔83を軸線方向に一定とし、第2穿刺部84の内腔85を軸線方向に一定とし、第1穿刺部82の内腔83の内径を、第2穿刺部84の内腔85の内径よりも小さく設定してもよい。
図1及び図2に示すように、コネクタ22の側壁66のうち、仕切り板64よりも下側の部分(以下、下部側壁90という)は、第1穿刺部70a、70bをまとめて囲繞するように形成されている。第1穿刺部70a、70bの先端(刃先)が下部側壁90の下端よりも下方に突出しないように、下部側壁90の高さ(上下方向寸法)は、2つの第1穿刺部70a、70bの高さよりも長く設定されている。
下部側壁90の、両頭針20a、20bの離間方向(左右方向)に延在して互いに対向する壁部には、コネクタ22の内外を貫通し且つ下方に開放した切欠き部97、98が設けられている。この切欠き部97、98の幅(両頭針20a、20bの離間方向に関する大きさ)は、拘束部材42の一対の係合片48、49の幅よりも大きい。
側壁66のうち、仕切り板64よりも上側の部分(以下、上部側壁91という)は、第2穿刺部72a、72bをまとめて囲繞するように形成されている。2つの第2穿刺部72a、72bの先端(刃先)が上部側壁91よりも上方に突出しないように、上部側壁91の高さは、2つの第2穿刺部72a、72bの高さよりも長く設定されている。上部側壁91の、両頭針20a、20bの離間方向(左右方向)の端部を構成する壁部には、当該壁部の厚さ方向に貫通する窓25が設けられている。
コネクタ22は、薬剤容器ホルダ14の側壁66の内周面をスライド面として、薬剤容器ホルダ14に挿入可能である。液体容器ホルダ18は、下端部外周面をスライド面として、コネクタ22に挿入可能である。
本実施形態に係る混合器具10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その作用及び効果について説明する。
図2に示すように、薬剤容器12a、12bを薬剤容器ホルダ14に収容し、拘束部材42により薬剤容器12a、12bを薬剤容器ホルダ14に固定するとともに、液体容器16a、16bを液体容器ホルダ18に装着し、液体容器16a、16bを液体容器ホルダ18により保持させる。
次に、図4に示すように、第1穿刺部70a、70bを薬剤容器12a、12b側に向けたコネクタ22を、薬剤容器ホルダ14に挿入する。このとき、コネクタ22の外周部に設けられた複数の係合突起23が、薬剤容器ホルダ14に設けられた第1係合孔36に引っ掛かることで、コネクタ22が薬剤容器ホルダ14内の所定位置に一時的に保持される。この状態で、第2穿刺部72a、72bは、薬剤容器12a、12bの第1栓体26a、26bと接触していない。
次に、液体容器16a、16bが装着された液体容器ホルダ18を、第2栓体30a、30bを第2穿刺部72a、72bに向けた状態にして、コネクタ22に挿入する。この場合、第2穿刺部72a、72bが、液体容器16a、16bの第2栓体30a、30bにより押圧されることで、コネクタ22には薬剤容器12a、12b側への押圧力が作用する。
そして、この押圧力が係合突起23と第1係合孔36との係合力を上回ったとき、係合突起23と第1係合孔36との係合が解除され、コネクタ22は薬剤容器12a、12b側へと移動する。このとき、コネクタ22の下部側壁90の内側に拘束部材42の保持部44a、44bが挿入される。この場合、コネクタ22の下部側壁90に設けられた切欠き部97、98に、拘束部材42の係合片48、49が進入可能である。よって、コネクタ22の薬剤容器12a、12b側への移動が拘束部材42によって阻害されることがない。
液体容器16a、16bが薬剤容器12a、12b側へとさらに押し込まれると、図5に示すように、第1穿刺部70a、70bが薬剤容器12a、12bの第1栓体26a、26bを刺通(貫通)するとともに、第2穿刺部72a、72bが液体容器16a、16bの第2栓体30a、30bを刺通する。すなわち、第1穿刺部70a、70bの針先が薬剤容器12a、12b内に進入し、第2穿刺部72a、72bの針先が液体容器16a、16b内に進入する。これにより、2つの薬剤容器12a、12bと2つの液体容器16a、16bが、それぞれ対応する両頭針20a、20bによって連通された状態となる。
一方、液体容器16a、16bがコネクタ22に挿入される過程で、アーム62はコネクタ22の側壁66によって押圧されることでコネクタ22の内方に弾性変形する。液体容器ホルダ18の爪60がコネクタ22の側壁66を乗り越えて、コネクタ22の左右両側に設けられた窓25に到達すると、爪60は窓25の縁に内側から引っ掛かる。これにより、液体容器ホルダ18とコネクタ22とが固定される。すなわち、コネクタ22が液体容器ホルダ18から外れない状態となる。このとき、薬剤容器12a、12bを収容した薬剤容器ホルダ14、液体容器16a、16bを収容した液体容器ホルダ18及びコネクタ22とが相互に接続されて、混合器具10が組立状態となっている。
薬剤容器12a、12bの内部は陰圧となっているので、両頭針20a、20bの刺通によって薬剤容器12a、12b内と液体容器16a、16b内とが連通した状態となったとき、液体容器16a、16b内のそれぞれの液体は、薬剤容器12a、12b側に吸引されて、両頭針20a、20bを経て、薬剤容器12a、12b内のそれぞれに流入する。液体の液体容器16a、16bから薬剤容器12a、12b側への移動が完了したら、混合器具10を数回振る。これにより、薬剤容器12a、12b内のそれぞれの薬剤は、流入した液体で希釈又は溶解される。
この場合、第1穿刺部70a、70bの内腔76の横断面積は、第2穿刺部72a、72bの内腔77の横断面積よりも小さいので、薬剤容器12a、12b内の溶解液(混合液)が第1穿刺部70a、70bの内腔76に流入しにくい。よって、薬剤容器12a、12bから液体容器16a、16bへの溶解液の逆流を好適に抑制することができる。
薬剤と液体の混合が完了したら、液体容器ホルダ18を薬剤容器ホルダ14から抜く方向に引っ張る。一方、液体容器ホルダ18の爪60がコネクタ22の窓25に引っ掛かっているので、液体容器16a、16bを収容した液体容器ホルダ18をコネクタ22ごと薬剤容器ホルダ14から離脱させる(取り出す)ことができる。また、この場合、液体容器ホルダ18の上部近傍の外周には、鍔部19が設けられているので、この鍔部19に指を引っ掛けることで、液体容器ホルダ18を引き抜きやすい。
以上説明したように、本実施形態に係る両頭針20a、20b及び混合器具10によれば、第1穿刺部70a、70bの内腔76の横断面積が、第2穿刺部72a、72bの内腔77の横断面積よりも小さいので、両頭針20a、20bを介して液体を液体容器16a、16bから薬剤容器12a、12bへ移送し、薬剤容器12a、12b内で液体と薬剤とを混合させる際、薬剤容器12a、12b内の溶解液(混合液)が第1穿刺部70a、70bの内腔76に流入しにくい。よって、液体容器16a、16bから薬剤容器12a、12bへの液体の移動量を確保しつつ、薬剤容器12a、12bから液体容器16a、16bへの溶解液の逆流を抑制することができる。
図3Aに示した両頭針20a、20bのように、第2穿刺部72a、72bから第1穿刺部70a、70bにかけて、内径が徐々に縮小するように構成した場合、両頭針20a、20bの内腔は、第2穿刺部72a、72bの先端開口で最も細く、第1穿刺部70a、70bの先端開口で最も太くなる。よって、薬剤容器12a、12bから液体容器16a、16bへの溶解液の逆流をより効果的に抑制することができる。また、両頭針20a、20bの内腔は、第2穿刺部72a、72bから第1穿刺部70a、70bに向かって先細りのテーパ形状であり、単純な形状であるため、両頭針20a、20bの製作が容易である。
ここで、図6は、本発明に係る両頭針20a(20b、80)による逆流抑止効果を確認する試験結果を示す。この試験では、第2穿刺部72aの内腔77の最も太い部分の内径d2を1.2mmに設定するとともに、第1穿刺部70aの内腔76の最も細い部分の内径d1を、1.0mm、0.8mm、0.6mmに設定した場合のそれぞれについて、逆流量を測定した。用いた液体の粘度は、0.5〜5.0mPa・s(実測1.8mPa・s付近)である。
図6において、横軸の「最細部内径」は内径d1を意味し、縦軸の「移動量」は逆流量を意味する。図6から了解されるように、内径d1が小さいほど、すなわち内径比d1/d2が小さいほど、溶解液の逆流量が減少し、高い逆流抑止効果が得られる。具体的には、内径d1が1.0mmのとき(内径比d1/d2≒0.83のとき)、溶解液逆流量は、0.46mLであり、内径d1が0.8mmのとき(内径比d1/d2≒0.66のとき)、溶解液逆流量は、0.29mLであり、内径d1が0.6mmのとき(内径比d1/d2=0.5)のとき、溶解液逆流量は、0であった。
以上の結果を踏まえ、内径d1と内径d2の内径比(d1/d2)が0.5〜0.7であると、薬剤容器12a、12bから液体容器16a、16bへの溶解液の逆流を抑制する効果が確実に得られる。また、内径d1と内径d2の内径比(d1/d2)が0.25〜0.85程度の場合でも、薬剤容器12a、12bから液体容器16a、16bへの溶解液の逆流を抑制する効果が期待できる。当該内径比(d1/d2)が、0.25を下回ると、内径d1が小さくなり過ぎるため、液体容器16a、16bから薬剤容器12a、12b側に液体を吸引する際に、両頭針20a、20bでの流体抵抗が大きくなり過ぎて、液体容器16a、16bから薬剤容器12a、12b側への液体の移送に相当の時間がかかる。当該内径比(d1/d2)が、0.85を上回ると、内径d1が内径d2とが略同じであるため、溶解液の逆流を防止する効果が得られにくい。
第2穿刺部72a、72bの内腔77の最も太い部分の内径d2が1.2mmである場合、第1穿刺部70a、70bの内腔76の最も細い部分の内径d1は、0.3〜1.0mmであるとよく、0.6〜0.8mmであるのがより好ましい。
なお、上述した逆流防止効果は、図3Bに示した両頭針80の構成によっても、同様に得られる。
本実施形態に係る混合器具10は、2つの薬剤容器12a、12bと2つの液体容器16a、16bを備え、それに対応して2つの両頭針20a、20bを備えた構成であるが、本発明はこのような構成に限らず、薬剤容器、液体容器及び両頭針をそれぞれ1つずつだけ備えた混合器具にも適用可能である。
上記において、本発明について好適な実施の形態を挙げて説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能なことは言うまでもない。

Claims (10)

  1. 第1成分と液体の第2成分とを混合する混合器具(10)に用いられる両頭針(20a、20b、80)であって、
    前記第1成分を収容した第1容器(12a、12b)に刺通可能な第1穿刺部(70a、70b、82)と、
    前記第2成分を収容した第2容器(16a、16b)に刺通可能な第2穿刺部(72a、72b、84)とを備え、
    前記第1穿刺部(70a、70b、82)の内腔と前記第2穿刺部(72a、72b、84)の内腔とは互いに連通しており、前記第1穿刺部(70a、70b、82)の内腔の横断面積は、前記第2穿刺部(72a、72b、84)の内腔の横断面積よりも小さい、
    ことを特徴とする両頭針(20a、20b、80)。
  2. 請求項1記載の両頭針(20a、20b、80)において
    前記両頭針(20a、20b、80)の内腔は、前記第2穿刺部(72a、72b、84)から前記第1穿刺部(70a、70b、82)にかけて、徐々に縮小する、
    ことを特徴とする両頭針(20a、20b、80)。
  3. 請求項1記載の両頭針(20a、20b、80)において、
    前記第1穿刺部(70a、70b、82)の内腔の最も細い部分の内径d1と、前記第2穿刺部(72a、72b、84)の内腔の最も太い部分の内径d2の比(d1/d2)は、0.25〜0.85である、
    ことを特徴とする両頭針(20a、20b、80)。
  4. 請求項1記載の両頭針(20a、20b、80)において、
    前記第1穿刺部(70a、70b、82)の内腔の最も細い部分の内径d1と、前記第2穿刺部(72a、72b、84)の内腔の最も太い部分の内径d2の比(d1/d2)は、0.5〜0.7である、
    ことを特徴とする両頭針(20a、20b、80)。
  5. 請求項1記載の両頭針(20a、20b、80)において、
    前記第1穿刺部(70a、70b、82)の外径と前記第2穿刺部(72a、72b、84)の外径は同一である、
    ことを特徴とする両頭針(20a、20b、80)。
  6. 第1成分と液体の第2成分とを混合するための混合器具(10)であって、
    前記第1成分を収容し、内部が陰圧状態とされた第1容器(12a、12b)と、
    前記第2成分を収容した第2容器(16a、16b)と、
    前記第1容器(12a、12b)に刺通される第1穿刺部(70a、70b、82)と前記第2容器(16a、16b)に刺通される第2穿刺部(72a、72b、84)とを有する両頭針(20a、20b、80)と、を備え、
    前記第1穿刺部(70a、70b、82)の内腔と前記第2穿刺部(72a、72b、84)の内腔とは互いに連通しており、前記第1穿刺部(70a、70b、82)の内腔の横断面積は、前記第2穿刺部(72a、72b、84)の内腔の横断面積よりも小さい、
    ことを特徴とする混合器具(10)。
  7. 請求項6記載の混合器具(10)において
    前記両頭針(20a、20b)の内腔は、前記第2穿刺部(72a、72b)から第1穿刺部(70a、70b)にかけて、徐々に縮小する、
    ことを特徴とする混合器具(10)。
  8. 請求項6記載の混合器具(10)において、
    前記第1穿刺部(70a、70b、82)の内腔の最も細い部分の内径d1と、前記第2穿刺部(72a、72b、84)の内腔の最も太い部分の内径d2の比(d1/d2)は、0.25〜0.85である、
    ことを特徴とする混合器具(10)。
  9. 請求項6記載の混合器具(10)において、
    前記第1穿刺部(70a、70b、82)の内腔の最も細い部分の内径d1と、前記第2穿刺部(72a、72b、84)の内腔の最も太い部分の内径d2の比(d1/d2)は、0.5〜0.7である、
    ことを特徴とする混合器具(10)。
  10. 請求項6記載の混合器具(10)において
    前記第1穿刺部(70a、70b、82)の外径と前記第2穿刺部(72a、72b、84)の外径は同一である、
    ことを特徴とする混合器具(10)。
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