JPWO2012132482A1 - 生体接着シートおよび生体接着シート貼付デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】生体接着シートを生体組織に貼り付ける際の押し付け力をほとんど必要とせずに強固な接着力を発揮でき、安全性の高い生体接着シートおよび生体接着シート貼付デバイスを提供する。【解決手段】複数の貫通孔111が形成される基板110と、前記基板110の一方面側に突出する複数の突起部が形成される接着部120と、を有し、前記貫通孔111を介して前記基板110の他方面側から生体組織を吸引することで前記突起部が生体組織に接触してファンデルワールス力により接着される生体接着シート100である。【選択図】図2

Description

本発明は、生体組織に接着可能な生体接着シートおよび生体接着シートを生体組織に貼り付けるためのデバイスに関する。
肺の嚢胞が破れることで気漏部が形成され、気漏部から吸気が肺腔に漏れることで肺腔内の気体が肺を圧迫し、肺が外気を取り込まなくなる気胸の治療法として、フィブリン糊を塗布したPGA(ポリグリコール酸)シートを気漏部に貼り付ける方法が知られている。
また、心臓の細胞が変化して心筋が伸びる心疾患である拡張型心筋症の治療法として、患者の筋肉を培養して作成した細胞シートを左心室の外側から貼り付けることで、心筋が伸びることを抑制する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−4750号公報
しかしながら、生体組織は非常に繊細であることから、上記のようなシートを貼り付ける際には、生体組織が損傷しないように押し付け力を極力小さくすることが好ましいが、押し付け力が小さすぎると、シートの接着力が低下するおそれがある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、生体接着シートを生体組織に貼り付ける際の押し付ける操作をほとんど必要とせずに強固な接着力を発揮でき、安全性の高い生体接着シートおよび生体接着シート貼付デバイスを提供することを目的とする。
上記目的を達成する生体接着シートは、複数の貫通孔が形成される基板と、前記基板の一方面側に突出する複数の突起部が形成される接着部と、を有し、前記貫通孔を介して前記基板の他方面側から生体組織を吸引することで前記突起部が生体組織に接触してファンデルワールス力により接着される。
上記目的を達成する生体接着シート貼付デバイスは、貫通孔が形成される生体接着シートを保持して当該生体接着シートの接着部を生体組織に接触させる保持部を有し、前記保持部は、前記生体接着シートの貫通孔を介して生体組織を吸引可能な負圧が供給される吸引部を有し、前記吸引部によって前記生体接着シートの貫通孔を介して生体組織を吸引することで前記生体接着シートの接着部を生体組織に接触させて接着させる。
上記のように構成した生体接着シートは、貫通孔を介して前記基板の他方面側から生体組織を吸引することで突起部が生体組織に接触してファンデルワールス力により接着されるため、生体接着シートを生体組織に貼り付ける際に押し付ける必要なしに強固な接着力を発揮でき、安全性が向上する。
前記突起部が、100μmあたり1個以上形成され、長さが1μm〜50μm、最大外径が5nm〜10μmであれば、ファンデルワールス力を利用して突起部を生体組織に良好に接着させることができる。
前記接着部が、前記基板上に部分的に形成されれば、生体組織の適用部位や用途に応じて、多様な設計が可能となる。
前記接着部が、前記基板の外面から突出して形成されるとともに当該外面に対して傾斜する突起形成面を備えた突出基台を有し、前記突起部が、前記突起形成面に形成されれば、傾斜する突起形成面を生体組織から離間させる際に一方側から離れることになり、突起形成面に形成される突起部を生体組織から容易に引き離すことができる。
前記貫通孔の開孔率が、45%〜85%であれば、貫通孔を介して生体組織を良好に吸引することができる。
また、上記のように構成した生体接着シート貼付デバイスは、吸引部によって生体接着シートの貫通孔を介して生体組織を吸引することで生体接着シートの接着部を生体組織に接触させて接着させるため、生体接着シートを生体組織に貼り付ける際に押し付ける必要なしに強固な接着力を発揮でき、安全性が向上する。
前記吸引部が、前記保持部の前記生体接着シートが接する部位に部分的に形成されれば、生体組織の適用部位や用途に応じて、吸引の必要な部位のみを吸引することができる。
実施形態に係る生体接着シートを示す平面図である。 図1の2−2線に沿う断面図である。 実施形態に係る生体接着シートの接着部の一部を示す部分拡大斜視図である。 実施形態に係る生体接着シートの突起部を示す断面図である。 実施形態に生体接着シートの突起部の変形例を示す断面図である。 突起部を製造するための金型を示す部分拡大断面図である。 金型に材料を流し込んだ際を示す部分拡大断面図である。 突起部を金型から取り外す際を示す部分拡大断面図である。 実施形態に係る生体接着シート貼付デバイスを示す平面図である。 生体接着シート貼付デバイスにより生体接着シートを貼り付ける際を示す平面図である。 生体接着シート貼付デバイスにより生体接着シートの一部を生体組織に接触させた際を示す平面図である。 生体接着シートの突出基台が生体組織に接触した際を示す平面図である。 生体接着シート貼付デバイスにより生体接着シートを生体組織に貼り付けた際を示す平面図である。 生体接着シートの突起部が生体組織に接着した際を示す部分拡大断面図である。 生体接着シート貼付デバイスにより生体接着シートを生体組織から剥がす際を示す平面図である。 生体接着シートの突出基台が生体組織から離れる際を示す平面図である。 生体接着シートの他の例を示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されて実際の比率とは異なる場合がある。
本発明の一実施形態に係る生体接着シート100は、生体組織Mに貼り付けられるシートである。生体接着シート100が接着される生体組織Mは、例えば、肺、心臓、気管、食道等が挙げられるが、接着対象は、生体組織であれば、特に限定されない。肺に貼り付ける例としては、例えば気胸の治療として気漏部を塞ぐために外側から貼り付けることが考えられ、心臓に貼り付ける例としては、例えば拡張型心筋症の治療として左心室に外側から貼り付けることが考えられる。
生体接着シート100は、図1に示すように、平板状の基板110を備え、基板110の縁部に、生体組織に対して接着力を発揮する接着部120が形成され、接着部120に囲まれるように、生体組織に対して接着力を発揮しない平面部140が形成される。
接着部120には、図2に示すように、基板110の一方面から突出する突出基台130が形成される。突出基台130の上部には、基板110の外面に対して傾斜した突起形成面131が形成される。突起形成面131は、生体接着シート100の一方側から他方側へ向かって基板の外面に対して高くなるように傾斜して形成されており、この突起形成面131に、図3,4に示すように、ナノオーダーの微細な突起部132が複数突出して形成されている。
また、基板110には、接着部120が形成される領域に、複数の貫通孔111が形成される。接着部120における貫通孔111の開孔率(表面積に対する孔の面積の割合)は、貫通孔11を介して生体組織Mを反対面から吸引可能であれば特に限定されないが、例えば45%〜85%であり、より好ましくは、50%〜70%である。
微細な突起部132が形成される接着部120を生体組織Mに密着させて押圧すると、微細な突起部132と生体組織Mの間のファンデルワールス力を利用して、別途の接着剤を使用することなしに、付着状態を維持することが可能である。すなわち、微細な突起部132を複数設けて接着部120の表面積を増加させることで、接着対象に対する接着状態を維持できる大きさのファンデルワールス力を生じさせることができ、この接着機能は、気体中のみならず、ファンデルワールス力は減少するものの、液体中においても発揮される。ファンデルワールス力を利用して接着する構造は、例えば、ヤモリの足裏に見られる微細な繊維状の構造が一般的に知られている。
そして、接着部120は、基板110の面に対して傾斜した突起形成面131に形成されるため、剥がす際に生体接着シート100の一方側(突起形成面131の低い側)から剥がすことで、容易に剥がすことができ、望ましい位置に貼り付けられなかった際などに、貼り直すことが可能である。
基板110の厚さBは、生体組織Mの適用部位や用途に応じて適宜設計されることが好ましいが、例えば3μm〜3000μmであり、より好ましくは、30μm〜300μmである。
基板110の外面に対する突出基台130の突起形成面131の傾斜角は、適宜設定されるものであり、特に限定されないが、例えば、5〜45°であり、より好ましくは、20〜30°である。突出基台130の高さは、適宜設定されるものであり、特に限定されないが、例えば1〜50μmであり、より好ましくは、10〜30μmである。1つの突起形成面131の面積は、適宜設定されるものであり、特に限定されないが、例えば、1μm〜50μmであり、より好ましくは、10μm〜25μmである。突起部132は、100μmあたり1〜10個形成され、より好ましくは、1μmあたり20〜30個形成される。
突出基台130の配置パターンは、特に限定されず、本実施形態では規則的に配置されるが、不規則に配置されてもよい。
突起部132は、柱形状(本実施形態では円柱形状)で形成される。突起部132の最大外径Dは、5nm〜10μmであり、より好ましくは、0.1μm〜0.5μmである。突起部132の高さHは、1μm〜50μmであり、より好ましくは、10μm〜50μmである。突起部132のピッチPは、0μm〜1μmであり、より好ましくは、0.05μm〜0.5μmである。なお、上記の最大外径とは、突起部132の延在方向(突出方向)と直交する断面における最も長い部位の長さを表し、必ずしも断面が円形でなくても用いられ得る。
突起部132は、100μmあたり1個以上形成され、より好ましくは、100μmあたり50個以上形成される。突起部132が上記のような形状および寸法であれば、気体中および液体中のいずれにおいても、ファンデルワールス力によって接着力を発揮することが可能である。
また、接着する構造は、微細な突起部132を利用してファンデルワールス力によって接着する構造に限定されず、例えば、接着部に、水を含む溶媒内で粘着力(接着力)を発揮する粘着剤(接着剤)を塗布してもよい。このような粘着剤(接着剤)としては、例えば、カテコール基を持つ接着性ペプチドの3,4−ジヒドロキシ-L-フェニルアラニン(ドーパミン、DOPA)やその誘導体、およびそれらの重合体や共重合体が挙げられる。また、デキストラン、デキストリン、およびそれらの誘導体といった多糖類等を適用してもよい。
突起部132の配置パターンは、特に限定されず、本実施形態では格子状に規則的に配置されるが、不規則に配置されてもよい。
突起部132は、本実施形態では突起形成面131から垂直に延びて形成されるが、図5に示す他の例のように、突起形成面131に対して傾斜して形成されてもよい。傾斜角度Xは、0度〜60度とすることができ、好ましくは0度〜30度である。なお、傾斜方向および傾斜角度は、突起部132によって異ならせてもよい。
また、突起部132は、円柱形状に限定されず、例えば断面が多角形の柱形状であってもよい。また、突起部132は、基板110と連結される基端部から先端部までが、かならずしも同一断面でなくてもよく、例えば、先端部の断面を基端部よりも大きくしたり、または小さくすることもできる。
突出基台130は、基板110に一体的に形成されてもよく、または、別部材を基板110の外面に接着等により接合して形成されてもよい。
基板110、突出基台130および突起部132の構成材料としては、生体適合性を有し、かつ柔軟性を有するものが好ましく、例えばシリコン系樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ(メタ)アクリレート樹脂等が挙げられる。また、基板110、突出基台130および突起部132の少なくとも1つに、免疫抑制剤や抗がん剤等の生理活性物質が含まれてもよい。
上記生理活性物質は、生体組織Mに対して作用する物質であれば特に限定されないが、例えば抗がん剤、免疫抑制剤、抗生物質、抗リウマチ剤、抗血栓薬、HMG−Co還元酵素阻害剤、ACE阻害剤、カルシウム拮抗剤、抗高脂血症薬、抗炎症剤、インテグリン阻害薬、抗アレルギー剤、抗酸化剤、GPIIbIIIa拮抗薬、レチノイド、フラボノイド、カロチノイド、脂質改善薬、DNA合成阻害剤、チロシンキナーゼ阻害剤、抗血小板薬、血管平滑筋増殖抑制薬、抗炎症薬、生体由来材料、インターフェロンおよびNO産生促進物質等が挙げられる。
前記抗癌剤としては、例えば、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、イリノテカン、ピラルビシン、パクリタキセル、ドセタキセル、メトトレキサート等が好ましい。
前記免疫抑制剤としては、例えば、シロリムス、エベロリムス、ピメクロリムス、ABT−578、AP23573、CCI−779等のシロリムス誘導体、タクロリムス、アザチオプリン、シクロスポリン、シクロフォスファミド、ミコフェノール酸モフェチル、グスペリムス、ミゾリビン等が好ましい。
前記抗生物質としては、例えば、マイトマイシン、アドリアマイシン、ドキソルビシン、アクチノマイシン、ダウノルビシン、イダルビシン、ピラルビシン、アクラルビシン、エピルビシン、ペプロマイシン、ジノスタチンスチマラマー等が好ましい。
前記抗リウマチ剤としては、例えば、メトトレキサート、チオリンゴ酸ナトリウム、ペニシラミン、ロベンザリット等が好ましい。
前記抗血栓薬としては、例えば、へパリン、アスピリン、抗トロンビン製剤、チクロピジン、ヒルジン等が好ましい。
前記HMG−CoA還元酵素阻害剤としては、例えば、セリバスタチン、セリバスタチンナトリウム、アトルバスタチン、ロスバスタチン、ピタバスタチン、フルバスタチン、フルバスタチンナトリウム、シンバスタチン、ロバスタチン、プラバスタチン等が好ましい。
前記ACE阻害剤としては、例えば、キナプリル、ペリンドプリルエルブミン、トランドラプリル、シラザプリル、テモカプリル、デラプリル、マレイン酸エナラプリル、リシノプリル、カプトプリル等が好ましい。
前記カルシウム拮抗剤としては、例えば、ヒフェジピン、ニルバジピン、ジルチアゼム、ベニジピン、ニソルジピン等が好ましい。
前記抗高脂血症剤としては、例えば、プロブコールが好ましい。
前記インテグリン阻害薬としては、例えば、AJM300が好ましい。
前記抗アレルギー剤としては、例えば、トラニラストが好ましい。
前記抗酸化剤としては、例えば、α−トコフェロールが好ましい。
前記GPIIbIIIa拮抗薬としては、例えば、アブシキシマブが好ましい。
前記レチノイドとしては、例えば、オールトランスレチノイン酸が好ましい。
前記フラボノイドとしては、例えば、エピガロカテキン、アントシアニン、プロアントシアニジンが好ましい。
前記カロチノイドとしては、例えば、β―カロチン、リコピンが好ましい。
前記脂質改善薬としては、例えば、エイコサペンタエン酸が好ましい。
前記DNA合成阻害剤としては、例えば、5−FUが好ましい。
前記チロシンキナーゼ阻害剤としては、例えば、ゲニステイン、チルフォスチン、アーブスタチン、スタウロスポリン等が好ましい。
前記抗血小板薬としては、例えば、チクロピジン、シロスタゾール、クロピドグレルが好ましい。
前記抗炎症薬としては、例えば、デキサメタゾン、プレドニゾロン等のステロイドが好ましい。
前記生体由来材料としては、例えば、EGF(epidermal growth factor)、VEGF(vascular endothelial growth factor)、HGF(hepatocyte growth factor)、PDGF(platelet derived growth factor)、BFGF(basic fibrolast growth factor)等が好ましい。
前記インターフェロンとしては、例えば、インターフェロン−γ1aが好ましい。
前記NO産生促進物質としては、例えば、L−アルギニンが好ましい。
なお、生理活性物質を一種類の生理活性物質にするか、または二種類以上の異なる生理活性物質を組み合わせるかについては、症例に合わせて適宜選択されるべきものである。
次に、突出基台130上の突起部132の製造方法の一例として、樹脂製の突起部132を製造する方法を説明する。
まず、シリコンウェーハ上に支持したポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)に、電子線リソグラフィによって数100nmオーダーの孔状の微細パターン11を形成して、金型10を作製する(図6参照)。微細パターン11の形状は、作製する突起形成面131の突起部132を転写した形状に一致するように決定される。
次に、突起部132の材料として上記した樹脂材料を、0.001〜1重量%となるように液体に溶かしてゾル相とする。液体には、クロロホルム等を適用できる。
次に、金型10の微細パターン11が形成された面を上方へ向けて水平とし、図7に示すように、ゾル相となった材料を当該金型10に流し込み、材料を微細パターン11に入り込ませ、さらに所定厚さ分流し込む。この後、金型10を室温〜40度に加熱して、液体を揮発させ材料を凝固させる。また、材料が熱可塑性の場合には、加熱して溶融させた後に金型10に流し込み、冷却して凝固させる。
材料が凝固した後、図8に示すように、凝固した材料を金型10から取り外し、複数の突起部132が形成されたシート20が得られる。この後、別工程で作製される基板110の突出基台130の上にシート20を接着し、突起形成面131に突起部132が設けられた構成となる。
本手法によれば、金型10から離型可能な形状であれば、突起部132の形状は限定されず、例えば円錐形状や角錐形状とすることもできる。また、本実施形態では、突起部132が形成されたシート20を突出基台130に貼り付けているが、突起部132の形成と同時に、突出基台130および基板110を金型によって一体的に形成することも可能である。
なお、数100nmオーダーのパターンの加工には、前述の方法だけでなく、例えばナノインプリント、ソフトリソグラフィ、微細なバイト(例えばダイヤモンドバイト)を用いた形削り等も適用可能であり、突起部132の形状、寸法、材料等の条件に応じて、適宜選択することが好ましい。角錐形状であれば、微細なバイトによって縦横に溝を形成することで容易に作製できる。
次に、上述した生体接着シート100を生体組織Mに貼り付けるための生体接着シート貼付デバイス200について説明する。
生体接着シート貼付デバイス200は、図9に示すように、生体接着シート100を保持する保持部210と、保持部210に連結されて保持部210を操作するための操作部220とを備えている。操作部220は、保持部210が連結される側と反対側を術者が把持して操作することが可能となっている。
保持部210には、負圧を発生させて生体接着シート100を吸引可能な吸引部211と、負圧を発生せずに吸引力を備えない非吸引部212とが形成される。吸引部211には微細な孔が複数形成されており、操作部220の内部を通る負圧供給路221を介して外部の負圧供給源230から負圧を供給されることで、保持部210に接触する生体接着シート100を吸着し、かつ生体接着シート100の貫通孔111を介して生体組織Mを吸着することができる。吸引部211は、生体接着シート100の貫通孔111が形成される接着部120に対応して環状に形成されている。そして、この吸引部211に囲まれるように、非吸引部212が形成されている。なお、吸引部211および非吸引部212の形態は、上記のような形態に限定されず、保持部210に生体接着シート100を吸引して保持でき、かつ生体接着シート100の貫通孔111を介して生体組織Mを吸引可能であれば、特に限定されない。したがって、例えば非吸引部212が設けられなくてもよく、また、吸引部211が環状に形成されなくてもよい。また、吸引部211が、複数の領域に分割して形成されてもよい。
保持部210の構成材料としては、生体接着シート100を保持して生体組織Mを吸着できるのであれば特に限定されないが、例えば一般的なプラスチックである熱可塑性樹脂や、ゴムなどの熱硬化性樹脂または熱架橋性樹脂を用いる事ができる。具体的には、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートのようなポリエステルやそれらをハードセグメントとしたポリエステルエラストマー、ポリエチレン、ポリプロピレンのようなポリオレフィンおよびポリオレフィンエラストマー、メタロセン触媒を用いた共重合体ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、PVDC、PVDFなどのビニル系ポリマー、ナイロンを含むポリアミドおよびポリアミドエラストマー(PAE)、ポリイミド、ポリスチレン、SEBS樹脂、ポリウレタン、ポリウレタンエラストマー、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリアリレート、ポリカーボネート、ポリオキシメチレン(POM)、ポリビニルアルコール(PVA)、フッ素樹脂(ETFE、PFA、PTFE)、エチレン−酢酸ビニルケン化物、エチレン−コポリ−ビニルアルコール、エチレンビニルアセテーテート、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、セルロースアセテート、ポリビニルスルホン、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフェニレンオキサイド(PPO)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)などの各種熱可塑性樹脂やその高分子誘導体のほか、加硫ゴム、ポリジメチルシロキサン(PMDS)、ポリビニルシラン(PVS)等のシリコン系樹脂、エポキシ樹脂、二液反応性ポリウレタン樹脂などの熱硬化または架橋性樹脂が挙げられる。さらに、上記の熱可塑性樹脂及び熱硬化・架橋性樹脂のうちいずれかを含むポリマーアロイも利用可能であり、成形材料として液体に樹脂を溶解した樹脂溶液を用いてもよい。
保持部210は、生体組織Mに生体接着シート100を接触させる際に、生体組織Mに沿って柔軟に変形可能であってもよい。
次に、生体接着シート貼付デバイス200によって生体接着シート100を生体組織Mに貼り付ける方法を説明する。
まず、負圧供給源230によって生体接着シート貼付デバイス200の吸引部211に負圧を供給し、保持部210に生体接着シート100を近づけて、生体接着シート100の接着部120が形成される面と反対面を保持部210によって吸着保持する。次に、図10に示すように、操作部220を把持して保持部210を操作し、生体接着シート貼付デバイス200の保持部210を生体組織Mに近接させる。そして、図11に示すように、保持される生体接着シート100を、突起形成面131の高い側から、生体組織Mに対して近接させる。なお、生体接着シート100を生体組織Mに対して押圧する必要はない。このとき、貫通孔111を介して吸引部211が生体組織Mを吸引することになり、図12に示すように、突出基台130が変形して、傾斜して形成される突起形成面131が生体組織Mに接触する。そして、接着部120には複数の突起部132が形成されているため、図13,14に示すように、接着部120がファンデルワールス力によって生体組織Mに付着して保持される。これにより、例えば生体組織Mが、気胸の際に気漏部が形成された肺である場合には、生体接着シート100の接着部120が気漏部の周囲の組織に接着し、平面部140が気漏部を覆うことになり、気漏部から吸気が肺腔に漏れることを抑制できる。また、例えば生体組織Mが、拡張型心筋症の際の左心室であれば、生体接着シート100によって、心筋が伸びることを物理的に抑制することができる。なお、拡張型心筋症の治療の際に左心室に生体接着シート100を用いる場合には、生体接着シート100に接着力を有しない平面部140が形成されずに、生体接着シート100の全体に接着部120が形成されることで、心筋の伸びをより効果的に抑制することができる。
なお、一旦貼り付けた生体接着シート100を貼り直したい場合には、生体接着シート100を一方側(突起形成面131の低い側)から剥がすことで、図15,16に示すように、突出基台130の突起形成面131が一方向から引き離されることになり、生体組織Mに極力負荷を与えずに剥がすことができる。
この後、負圧供給源230による負圧の供給を停止すると、吸引部211の吸着力が失われ、保持部210から生体接着シート100が離れて、生体接着シート100が生体組織Mに張り付いたまま保持される。そして、生体接着シート貼付デバイス200を生体組織Mから離間させ、手技が完了する。
本実施形態に係る生体接着シート100は、貫通孔111を介して基板110の他方面側から生体組織Mを吸引することで突起部132が生体組織Mに接触してファンデルワールス力により接着されるため、生体接着シート100を生体組織Mに貼り付ける際に、押し付け力をほとんど必要とせずに強固な接着力を発揮でき、安全性が向上する。
また、突起部132が、100μmあたり1個以上形成され、長さが1μm〜50μm、最大外径が5nm〜10μmであるため、気体中および液体中のいずれであっても、ファンデルワールス力を利用して突起部132を生体組織Mに対して良好に接着させることができる。
また、接着部120は、基板110上に部分的に形成することができるため、生体組織Mの適用部位や用途に応じて、多様に設計することが可能である。
また、接着部120が、基板110の外面から突出して形成されるとともに当該外面に対して傾斜する突起形成面131を備えた突出基台130を備え、この突起形成面131に突起部132に形成されるため、傾斜する突起形成面131を生体組織Mから離間させる際に一方側から離れることになり、突起形成面131に形成される突起部132を生体組織Mから容易に引き離すことができる。また、この傾斜する突起形成面131に突起部132に形成されることで、生体組織Mに接着部120を接触させる際にも、突起形成面131の一方側から接触しやすくなり、取り扱い性が向上する。
また、貫通孔111の開孔率が、45%〜85%であるため、貫通孔111を介して生体組織Mを良好に吸引することができる。
そして、本実施形態に係る生体接着シート貼付デバイス200は、吸引部211によって生体接着シート100の貫通孔111を介して生体組織Mを吸引することで、生体接着シート100の接着部120を生体組織Mに接触させて接着させるため、生体接着シート100を生体組織Mに貼り付ける際に、押し付け力をほとんど必要とせずに強固な接着させることができ、安全性が向上する。
また、吸引部211が、保持部210の生体接着シート100が接する部位に部分的に形成されているため、生体組織Mの適用部位や用途に応じて、吸引の必要な部位のみを吸引することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想内において当業者により種々変更が可能である。例えば、生体接着シート100に接着力を有しない平面部140と接着部120の配置は、上記した形態に限定されず、生体組織Mの適用部位や用途に応じて適宜変更することが好ましい。したがって、例えば、接着部120を、基板110上に点在して形成することもできる。また、生体接着シート100の形状は、円形に限定されず、生体組織Mの適用部位や用途に応じて適宜変更することが好ましい。
また、図17に示す変形例のように、接着部120には貫通孔が形成されずに、接着部120を囲む基板110に貫通孔111を形成し、接着部120の周囲から吸引力を作用させることで、接着部120を生体組織に接触させることもできる。
また、突出基台130の突起形成面131が、かならずしも基板110の外面に対して傾斜していなくてもよい。また、突出基台130が形成されずに、突起部132が基板110上に直接形成されてもよい。また、微細な突起部132の延在方向が不規則であってもよい。
また、生体接着シート100を貼り付ける際に、接着部120を接着できるのであれば、かならずしも一方側から接触させるように貼り付けなくてもよい。
さらに、本出願は、2011年3月30日に出願された日本特許出願番号2011−073862号に基づいており、それらの開示内容は、参照され、全体として、組み入れられている。
100 生体接着シート、
110 基板、
111 貫通孔、
120 接着部、
130 突出基台、
131 突起形成面、
132 突起部、
140 平面部、
200 生体接着シート貼付デバイス、
210 保持部、
211 吸引部、
212 非吸引部、
D 突起部の最大外径、
M 生体組織、
P 突起部のピッチ、
X 突起部の傾斜角度。

Claims (7)

  1. 複数の貫通孔が形成される基板と、
    前記基板の一方面側に突出する複数の突起部が形成される接着部と、を有し、
    前記貫通孔を介して前記基板の他方面側から生体組織を吸引することで前記突起部が生体組織に接触してファンデルワールス力により接着される生体接着シート。
  2. 前記突起部は、100μmあたり1個以上形成され、長さが1μm〜50μm、最大外径が5nm〜10μmである、請求項1に記載の生体接着シート。
  3. 前記接着部は、前記基板上に部分的に形成される、請求項1または2に記載の生体接着シート。
  4. 前記接着部は、前記基板の外面から突出して形成されるとともに当該外面に対して傾斜する突起形成面を備えた突出基台を有し、
    前記突起部は、前記突起形成面に形成される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の生体接着シート。
  5. 前記貫通孔の開孔率は、45%〜85%である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の生体接着シート。
  6. 貫通孔が形成される生体接着シートを保持して当該生体接着シートの接着部を生体組織に接触させる保持部を有し、
    前記保持部は、前記生体接着シートの貫通孔を介して生体組織を吸引可能な負圧が供給される吸引部を有し、
    前記吸引部によって前記生体接着シートの貫通孔を介して生体組織を吸引することで前記生体接着シートの接着部を生体組織に接触させて接着させる生体接着シート貼付デバイス。
  7. 前記吸引部は、前記保持部の前記生体接着シートが接する部位に部分的に形成される、請求項6に記載の生体接着シート貼付デバイス。
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