JPWO2012131991A1 - 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー及びその製造方法 - Google Patents

自動停止装置付スライドファスナー用スライダー及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

自動停止装置付スライドファスナー用スライダーは、停止爪部13、付勢部14、及びカバー部15を有し、自動停止装置を構成する共通部品16と、共通部品16がそれぞれ組付け可能な、金属製務歯101をガイドする第1胴体11A、樹脂製務歯102をガイドする第2胴体11B、及びコイル状務歯103をガイドする第3胴体11Cのうちから選択されるいずれか1つの胴体11と、引手12と、を備え、共通部品16が選択されたいずれか1つの胴体11に組み付けられる。これにより、係合爪部13、付勢部14、及びカバー部15を複数種類のファスナーにおいて共用化しつつ、いずれのタイプのファスナーにおいても停止爪部が十分な係合保持強度を確保することができ、共通部品の集約生産、及び、製造設備や組立装置の兼用化により、コスト低減を図ることができる。

Description

本発明は、自動停止装置付スライドファスナー用スライダー及びその製造方法に関し、より詳細には、各種の務歯によって形成される複数種類のファスナーにおいて、スライダーの構成部品の一部を共用化した、自動停止装置を有する自動停止装置付スライドファスナー用スライダー及びその製造方法に関する。
従来、スライドファスナーとしては、金属製の務歯を備える金属ファスナー、射出成形により構成される樹脂製の務歯(以下、射出樹脂製の務歯とも称す。)を備える射出樹脂ファスナー、樹脂製のモノフィラメントからなる務歯(以下、コイル状務歯とも称す)を備えるコイル状ファスナーがある。これらのスライドファスナーでは、金属製の務歯、射出樹脂製の務歯、及びコイル状務歯を噛合・分離するスライダーの構成がそれぞれ異なっており、各種形態のスライダーが提案されている(例えば、特許文献1〜4参照。)。
また、これらの金属ファスナー、射出樹脂ファスナー、及びコイル状ファスナーを衣服などに装着する場合、スライダーに設けられた停止爪部を務歯に係合させてスライダーの移動を阻止するようにした自動停止装置付スライダーが利用されている。この自動停止装置付スライダーの自動停止装置は、1つの部品、或いは複数部品の組み合せから構成されるものが知られている。
特許文献1及び2には、カバーの後部に停止爪部が形成された自動停止装置付スライダーが記載されている。図10に示すように、金属ファスナーに使用される自動停止装置付スライダー110Aは、胴体111の上面に支柱112、係合柱113、溝114、及び爪孔115を設け、この溝114に棒状スプリング116を嵌挿する。カバー118の後方下部には、停止爪部117が一体に突設されている。そして、棒状スプリング116とカバー118との間に引手119を配置して、カバー118を支柱112及び係合柱113に係合させる。
また、図11に示すように、特許文献3に記載のコイル状ファスナーに使用される自動停止装置付スライダー110Bは、胴体121と、引手122と、一端に停止爪部123が設けられて中間部が高い山形に形成された係止爪板124と、両端に切欠き125が設けられた板ばね126と、下面が開放されたカバー127と、から構成される。胴体121の上面には、前柱128、後柱129が立設すると共に、横方向に偏寄して爪孔130が形成されている。そして、引手122、係止爪板124、板ばね126、及びカバー127の順で、胴体121の上面に組み付けられる。
また、図12に示すように、特許文献4に記載のコイル状ファスナーに使用される自動停止装置付スライダー110Cは、上面に前方取付柱132及び後方取付柱133が立設されると共に、爪孔134が穿設された胴体131と、前方被係合部136、後方被係合部137、弾性片138、及び停止爪部139が一体に形成されたカバー135と、引手140と、を備え、胴体131に、引手140とカバー135とが組み付けられている。
図13は、各スライダーの内部構造、及び務歯に対する停止爪部の適正係合範囲を示す図であり、図13の各矢印は、金属ファスナー、射出樹脂ファスナー、及びコイル状ファスナーにおいて、係合強度保持の面から停止爪部が務歯に対して効果的に作用する係合範囲を示している。
具体的に、図13(a),(d)に示すように、金属製の務歯101を備える金属ファスナーに使用されるスライダー100Aでは、矢印Aの範囲に適正係合範囲が設定されている。また、図13(b),(e)に示すように、射出樹脂製の務歯102を備える射出樹脂ファスナーに使用されるスライダー100Bでは、係合位置が一つに定まらず不安定となる樹脂製務歯102の肩部102aの位置を避けて、矢印B1及びB2の範囲に適正係合範囲が設定されている。さらに、図13(c),(f)に示すように、コイル状務歯103を備えるコイル状ファスナーに使用されるスライダー100Cでは、係合強度保持の面、及びミシン糸104との干渉を避けて、矢印Cの範囲に適正係合範囲が設定されている。尚、図13に示す一点鎖線は、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線ECであり、ここではスライダーの胴体の幅方向中心を通るスライダー中心線SCと一致している。
このように、係合爪部の適正係合範囲がファスナーごとに異なることから、図10〜図12に示す各スライダーは、各ファスナーに応じた適切係合範囲に停止爪部が位置するように、爪やカバーの幅、長さなどが設計されている。
日本国実公昭49−43446号公報 日本国実開昭52−10402号公報 日本国実公昭62−41608号公報 日本国特許第4628227号公報
ところで、上記したように、金属ファスナー、射出樹脂ファスナー、及びコイル状ファスナーごとに、それぞれ専用の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーが用いられている。このため、これらのスライダーを製造、組立する際には、それぞれのタイプのファスナーごとに、製造装置や組立装置を準備する必要がある。また、多種多様な部品を管理するためのコストが増大するという問題があり、各種スライドファスナーに対応可能なスライダーの共用化が求められている。
ただし、同一の自動停止装置付スライダーを務歯のタイプが異なる他のスライドファスナーにそのまま使おうとすると、同じサイズのスライダーであっても、務歯との干渉や係合強度保持などの面で不具合が生じ、共用することが困難であった。例えば、停止爪部の適正係合範囲が矢印Aの範囲に位置する、図13(a),(d)に示す金属ファスナー用のスライダー100Aを、そのままコイル状ファスナーに使用しようとすると、停止爪部117がミシン糸104と干渉してミシン糸104を傷めるという不具合が生じる。
逆に、停止爪部の適正係合範囲が矢印Cの範囲に位置する、図13(c),(f)に示すコイル状ファスナー用のスライダー100Bを、そのまま金属ファスナーに使用しようとすると、停止爪部が金属製務歯101の噛合い部分となる山部101aと重なり、停止爪部が山部101aと干渉して適切な停止ロック状態を維持できない不具合が生じる。
また、射出樹脂ファスナー用スライダー100Bに関しては、図13(b),(e)に示すように、停止爪部が効果的に作用する範囲が他のタイプのスライダーと一部重なってはいるが、射出樹脂ファスナー用スライダー100Bにおける矢印B1とB2の間の範囲において、他のタイプのスライダーとの共用化には同じく不具合がある。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、係合爪部、付勢部、及びカバー部を複数種類のファスナーにおいて共用化しつつ、いずれのタイプのファスナーにおいても停止爪部が十分な係合保持強度を確保することができ、共通部品の集約生産、及び、製造設備や組立装置の兼用化により、コスト低減を図ることができる自動停止装置付スライドファスナー用スライダー及びその製造方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 停止爪部と、付勢部と、カバー部とを有し、自動停止装置を構成する共通部品を準備する工程と、金属製の務歯をガイドするガイド溝を備える第1胴体と、射出成形により構成される樹脂製の務歯をガイドするガイド溝を備える第2胴体と、樹脂製のモノフィラメントからなる務歯をガイドするガイド溝を備える第3胴体のうち、少なくとも2つの胴体を準備する工程と、前記共通部品を、前記少なくとも2つの胴体から選択された1つの前記胴体に組み付ける工程と、を備えることを特徴とする自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの製造方法。
(2) 前記少なくとも2つの胴体のうちのさらに少なくとも一つの胴体には、爪係合位置変更手段が施されていることを特徴とする上記(1)に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの製造方法。
(3) 前記少なくとも2つの胴体のいずれか1つは、前記胴体の幅方向中心を通るスライダー中心線と、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線とが互いに異なる位置となるように形成されることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの製造方法。
(4) 前記少なくとも2つの胴体は、前記胴体の幅方向中心を通るスライダー中心線と、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線との距離がそれぞれ異なるように形成されることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの製造方法。
(5) 前記少なくとも2つの胴体は、該ガイド溝へ前記停止爪部が突出するための係止爪孔と、前記胴体の幅方向中心を通るスライダー中心線との前記胴体の幅方向における距離がそれぞれ異なるように形成されることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの製造方法。
(6) 前記停止爪部とカバー部とが、一つの部品として一体に設けられていることを特徴とする(1)から(5)のいずれか1つに記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの製造方法。
(7) 停止爪部と、付勢部と、カバー部とを有し、自動停止装置を構成する共通部品と、
前記共通部品がそれぞれ組付け可能な、金属製の務歯をガイドするガイド溝を備える第1胴体と、射出成形により構成される樹脂製の務歯をガイドするガイド溝を備える第2胴体と、樹脂製のモノフィラメントからなる務歯をガイドするガイド溝を備える第3胴体のうちから選択されるいずれか1つの胴体と、前記カバー部と前記いずれか1つの胴体との間に挟まれる枢軸を有する引手と、を備えることを特徴とする自動停止装置付スライドファスナー用スライダー。
(8) 前記第1〜第3胴体のうちの少なくとも一つの胴体には、爪係合位置変更手段が施されていることを特徴とする上記(7)に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー。
(9) 前記第1〜第3胴体のうちの少なくとも一つの胴体は、前記胴体の幅方向中心を通るスライダー中心線と、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線とが互いに異なる位置となるように形成されることを特徴とする上記(7)または(8)に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー。
(10) 前記第1〜第3胴体のうち少なくとも2つの胴体は、前記胴体の幅方向中心を通るスライダー中心線と、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線との距離がそれぞれ異なるように形成されることを特徴とする上記(7)または(8)に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー。
(11) 前記第1〜第3胴体のうち少なくとも2つの胴体は、該ガイド溝へ前記停止爪部が突出するための爪孔と、前記胴体の幅方向中心を通るスライダー中心線との前記胴体の幅方向における距離がそれぞれ異なるように形成されることを特徴とする上記(7)または(8)に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー。
(12) 前記停止爪部とカバー部とが、一つの部品として一体に設けられていることを特徴とする上記(7)から(11)のいずれか1つに記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー。
本発明の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの製造方法によれば、停止爪部、付勢部、及びカバー部を有する共通部品を、金属製の務歯をガイドするガイド溝を備える第1胴体と、射出成形により構成される樹脂製の務歯をガイドするガイド溝を備える第2胴体と、樹脂製のモノフィラメントからなる務歯をガイドするガイド溝を備える第3胴体のうち、共通部品がそれぞれ組付け可能な少なくとも2つの胴体から選択された1つの胴体に組み付けるようにしたので、複数の胴体から選択された1つの胴体に、自動停止装置を構成する共通部品を組み付けて各種形態の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーを製造することができ、共通部品の集約生産、及び、製造設備や組立装置の兼用化により、コスト低減を図ることができる。
また、本発明の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーによれば、停止爪部、付勢部、及びカバー部を有する共通部品と、共通部品がそれぞれ組付け可能な、金属製の務歯をガイドするガイド溝を備える第1胴体と、射出成形により構成される樹脂製の務歯をガイドするガイド溝を備える第2胴体と、樹脂製のモノフィラメントからなる務歯をガイドするガイド溝を備える第3胴体のうちから選択されるいずれか1つの胴体と、カバー部といずれか1つの胴体との間に挟まれる枢軸を有する引手と、を備えるので、自動停止装置付スライドファスナー用スライダーを構成する部品の一部を共通化することができ、共通部品の集約生産、及び、製造設備や組立装置の兼用化により、コスト低減を図ることができる。
本発明に係る第1実施形態の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの分解斜視図である。 図1に示す自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの胴体の縦断面図である。 図3(a)〜(f)は、図1に示す自動停止装置付スライドファスナー用スライダーにおける共有部品が適用される各スライダーの内部構造、及び各務歯と停止爪部との適正係合範囲を示す説明図である。 図1に示す自動停止装置付スライドファスナー用スライダーにおけるカバー部材に対する停止爪部の突出位置を示すスライダーの後口側側面図である。 (a)は、スライダー中心線SCと噛合中心線ECとが一致するように形成された胴体を用いたスライドファスナー用スライダーにおける務歯と停止爪部との位置関係を説明する図であり、(b)は、第1実施形態の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーにおける務歯と停止爪部との位置関係を説明する図である。 第1実施形態の変形例に係る自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの内部構造及び後口側側面図である。 本発明に係る第2実施形態の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの分解斜視図である。 図7に示す自動停止装置付スライドファスナー用スライダーにおけるカバー部材に対する停止爪部の突出位置を示すスライダーの後口側側面図である。 図9(a)〜(f)は、図7に示す自動停止装置付スライドファスナー用スライダーにおける共有部品が適用される各スライダーの内部構造、及び各務歯と停止爪部との適正係合範囲を示す説明図である。 従来の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの分解斜視図である。 他の従来の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの分解斜視図である。 更に他の従来の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの分解斜視図である。 図13(a)〜(f)は、各スライダーの内部構造、及び務歯と停止爪部との適正係合範囲を示す図である。
以下、本発明の各実施形態に係る自動停止装置付スライドファスナー用スライダー及びその製造方法について図面に基づいて詳細に説明する。
なお、スライダーに関して、上側とは図4の紙面に対して上側、下側とは図4の紙面に対して下側、前側とは図4の紙面に対して奥側、後側とは図4の紙面に対して手前側、左側とは図4の紙面に対して左側、右側とは図4の紙面に対して右側とする。また、「縦方向」とは、スライダーの上側と下側を結ぶ方向、即ち、スライドファスナーの完成品を水平面上に置いたときに、そのスライドファスナーの長手方向(換言すれば、スライダーの摺動方向)であり、「横方向」とは、スライダーの左側と右側を結ぶ方向であり、「縦方向」と直交する方向、即ち、スライドファスナーの幅を規定する方向と定義する。また、各図において、符号Uは上側、符号Dは下側、Frは前側、Reは後側、Lは左側、Rは右側を表す。
(第1実施形態)
図1は本発明に係る第1実施形態の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの分解斜視図であり、図2は胴体の縦断面図である。図1及び図2に示すように、自動停止装置付スライドファスナー用スライダー(以下、単にスライダーとも言う)10は、胴体11(図では、コイル状ファスナー用の第3胴体11Cを示す)と、引手12と、停止爪部26を有する係合爪板13と、付勢部である板バネ14と、カバー部15と、を備える。
これらの部材はアルミニウム合金、亜鉛合金などをダイカスト成形して、または、ブラス、ステンレス鋼などをプレス加工手段によって形成し、あるいはポリアミド、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレートなどの合成樹脂を用いて射出成形加工手段によって成形される。
胴体11は、上下方向に離間して平行に配置される上翼板17と下翼板18と、上翼板17と下翼板18を前端部において連結する案内柱19と、上翼板17と下翼板18の少なくとも一方の左右両側縁に沿って突出する側壁28、即ち、本実施形態では、上翼板17の左右両側縁に沿って下方に向けて突出する上側側壁28a、及び下翼板18の左右両側縁に沿って上方へ向けて突出する下側側壁28bと、を有する。これにより、上下翼板17、18の間には、側面から立設する上側及び下側側壁28a,28bによって務歯をガイドするための略Y字型のガイド溝20が形成されている。そして、胴体11の前部には案内柱19によって分離された左右の肩口20aが形成され、胴体11の後部には後口20bが形成される。上翼板17の上面の肩口側と後口側には、カバー部15を取り付けるための前後一対の取付柱21a、21bが立設され、各取付柱21a、21bの上面には、保持部22a、22bが突設されて板バネ14を保持する。肩口側及び後口側に設けた保持部22a、22bの前部及び後部には、収容部23a、23bが形成されて、カバー部15に設けた不図示の突部が収容される。
なお、「肩口側」とは、ガイド溝20から務歯列が分離して出てくる側で、「後口側」とは、ガイド溝20から務歯列が噛合して出てくる側を表す。
前方の取付柱21aの内側基部には、係合爪板13の一端に設けられた係合突部24を収容する凹陥部25が設けられ、後方の取付柱21bの内側基部には、係合爪板13の他端に設けられた停止爪部26が嵌挿される爪孔27が穿設されている。また、上翼板17の上面中央部分には、引手12の枢軸30をガイドする斜面部29a,29bが、各取付柱21a,21bの内側に一体に設けられている。爪孔27は、上翼板17を上下方向に貫通し、ガイド溝20に連通している。これにより、停止爪部26は、爪孔27を通って、ガイド溝20内へ突出することができる。
引手12は、一端に摘み部31が、他端に枢軸30が設けられて上翼板17の上面に回動可能に取り付けられる。係合爪板13は、一端に胴体11に設けた凹陥部25に収容される係合突部24が形成され、他端に胴体11の爪孔27に嵌挿される停止爪部26が設けられている。また板バネ14は、略長方形のばね鋼板から形成され、両端には取付柱21の保持部22a,22bと、カバー部15の上壁内面に設けた不図示の突部と、を収容する凹部32が形成されている。
カバー部15は、下面側が開口する箱型に形成され、両側壁35には引手12の枢軸30が挿通される開口部36が形成されている。上壁37の内面前後端には、不図示の突部が形成されて、板バネ14の両端を保持する。
自動停止装置付スライドファスナー用スライダー10は、胴体11の上面に設けた斜面部29a,29b間に引手12の枢軸30を載置し、その上側へ係合突部24を凹陥部25に挿入すると共に停止爪部26を爪孔27に挿入して係合爪板13を載せ、更に、胴体11の保持部22a、22bに板バネ14を架設して、上方から前後の取付柱21a、21bを被覆するようにカバー部15を被せて組み付けられる。停止爪部26は、爪孔27から出没して務歯に係合し、スライダー10の移動を阻止する。
ところで、このように構成されるスライドファスナー用スライダー10において、胴体11は、務歯に応じて形状の異なる最適なガイド溝20を形成することが必要であり、完全に共通部品化することは難しい。このため、本実施形態では、自動停止装置を構成する係合爪板13、板バネ14、及びカバー部15を、共通部品16とする一方、いずれの共通部品16も組付け可能な3つの胴体、即ち、金属製の務歯101をガイドするガイド溝20を備える第1胴体11Aと(図3(a),(d))、射出成形により構成される樹脂製の務歯102をガイドするガイド溝20を備える第2胴体11Bと(図3(b),(e))、樹脂製のモノフィラメントからなる務歯103をガイドするガイド溝20を備える第3胴体11Cと(図3(c),(f))を準備している。
なお、引手12については、顧客のニーズに応じて形状、デザイン、ロゴなどの要望が多いため、技術上は可能であるが、実際には共通化できない場合、あるいは、共通化する必要がない場合が多い。
即ち、図4に示すように、本実施形態の共有部品16においては、係合爪板13の停止爪部26は、カバー部15の横方向中心CCから所定距離L1だけ横方向(図では、右側)にオフセットした位置で、カバー部15の下面からを突出する。なお、図4では、スライダー中心線SCとカバー部15の横方向中心CCとが一致しており、停止爪部26の係合位置LPは、スライダー中心線SCから距離L1だけオフセットしている。
この場合、図3(c),(f)に示すように、コイル状ファスナー用スライダー10Cの第3胴体11Cでは、停止爪部26が矢印Cの範囲内でコイル状務歯103と係合し、図3(b),(e)に示すように、射出樹脂ファスナー用スライダー10Bの第2胴体11Bでは、停止爪部26が矢印B2の範囲内で射出樹脂製の務歯102と係合する。従って、第2胴体11Bと第3胴体11Cは、スライダー中心線SCと噛合中心線ECとが一致する(スライダー中心線SCと噛合中心線ECとの距離L=0)ように形成され、停止爪部26の係合位置LPに対応して各胴体11B,11Cに爪孔27が形成される。
一方、金属ファスナー用スライダー10Aの第1胴体11Aには、爪係合位置変更手段が施されている。爪係合位置変更手段とは、停止爪部26と務歯101が係合する位置を、噛合中心線ECを基準として(噛合中心線ECから見て)変更する手段である。爪係合位置変更手段により、矢印Aの適正噛合範囲が矢印A´にオフセットされる、つまり、スライダー中心線SCと噛合中心線ECとが互いに異なる位置(噛合中心線ECがスライダー中心線SCに対して距離Lだけ左に位置)となるように形成される。
具体的に、図5(a)に示すように、第3胴体11Cと同じく、スライダー中心線SCと噛合中心線ECとが一致するように形成された第1胴体11A´とした場合には、停止爪部26が金属製務歯101の噛合い部分となる山部101aと干渉してしまい、適切な係止状態が得られず、共通部品16を適用することができない。
このため、図5(b)に示すように、金属ファスナー用スライダー10Aを構成する第1胴体11Aでは、ガイド溝20を形成する左右一対の上側及び下側側壁28a,28bの内、左右方向における一方(図中右側)の壁厚さを厚くし、左右方向における他方(図中左側)の壁厚さを薄くすることにより、ガイド溝20を左方向に距離Lだけ偏寄させる。これにより、噛合中心線ECがスライダー中心線SCに対して左に位置し、停止爪部26が金属製の務歯101の適正係合範囲である矢印A´の範囲内に収まり、金属製務歯101との干渉が防止される。
従って、第1胴体11Aと、第2及び第3胴体11B,11Cとでは、スライダー中心線SCと噛合中心線ECとの距離Lがそれぞれ異なるように形成されることになる。
これにより、予め準備された第1〜第3胴体11A、11B、11Cの中から選択された任意の1つの胴体11に、共通部品16(係合爪板13、板バネ14、及びカバー部15)を組み付けることで、金属ファスナー用スライダー10A、射出樹脂ファスナー用スライダー10B、及びコイル状ファスナー用スライダー10Cを製作することができる。
上記したように、本実施形態の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの製造方法によれば、停止爪部26を有する係合爪板13、板バネ14、及びカバー部15を有し、自動停止装置を構成する共通部品16を、金属製の務歯101をガイドするガイド溝20を備える第1胴体11Aと、射出成形により構成される樹脂製の務歯102をガイドするガイド溝20を備える第2胴体11Bと、樹脂製のモノフィラメントからなる務歯103をガイドするガイド溝20を備える第3胴体11Cのうち、共通部品16がそれぞれ組付け可能な、少なくとも2つの胴体11から選択された1つの胴体11に組み付けるようにした。これにより、自動停止装置を構成する部品を共通部品16として使用して、停止爪部26が十分な係合保持強度を確保した、各種務歯に対応した自動停止装置付スライドファスナー用スライダー10を製造することができ、共通部品16の集約生産、及び、製造設備や組立装置の兼用化により、コスト低減を図ることができる。
また、本実施形態の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー10によれば、係合爪板13、板バネ14、及びカバー部15を有し、自動停止装置を構成する共通部品16と、共通部品16がそれぞれ組付け可能な、金属製の務歯101をガイドするガイド溝20を備える第1胴体11Aと、射出成形により構成される樹脂製の務歯102をガイドするガイド溝20を備える第2胴体11Bと、樹脂製のモノフィラメントからなる務歯103をガイドするガイド溝20を備える第3胴体11Cのうちから選択されるいずれか1つの胴体11と、カバー部15といずれか1つの胴体11との間に挟まれる枢軸30を有する引手12と、を備える。これにより、自動停止装置を構成する部品を共通部品16として使用して、停止爪部が十分な係合保持強度を確保した、各種務歯に対応した自動停止装置付スライドファスナー用スライダー10を製造することができ、共通部品16の集約生産、及び、製造設備や組立装置の兼用化により、コスト低減を図ることができる。
また、少なくとも2つの胴体11のいずれか1つは、胴体11の幅方向中心を通るスライダー中心線SCと、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線ECとが互いに異なる位置となるように形成されるので、もともと専用部品にせざるを得ない胴体11を工夫するだけで、係合爪板13、板バネ14、及びカバー部15を共通部品16として使用して各種務歯に対応した自動停止装置付スライドファスナー用スライダー10を製造することができる。
さらに、少なくとも2つの胴体11は、スライダー中心線SCと噛合中心線ECとの距離Lがそれぞれ異なるように形成されるので、いずれかのタイプの自動停止装置付スライドファスナー用スライダー10をベースとして、他のタイプのスライダー10に僅かな修正を施すことで、係合爪板13、板バネ14、及びカバー部15を共通部品16として使用して各種務歯に対応した自動停止装置付スライドファスナー用スライダー10を製造することができる。
(第1実施形態の変形例)
なお、上記実施形態の第1胴体11Aでは、スライダー中心線SCとカバー部15の横方向中心CCとを一致させ、停止爪部26の位置を胴体11Aの一定位置に保持したまま、スライダー10の左右の上側及び下側側壁28a,28bの厚さによりガイド溝位置を変更して、スライダー中心線SCに対する噛合中心線ECの位置、即ち、停止爪部26に対する務歯の位置を調整し、停止爪部26が各スライダーの適正な位置に配置されるようにした。一方、図6に示す変形例のように、スライダー中心線SCと噛合中心線ECとを一致させ、胴体11Aに対する務歯の位置を一定位置に保持したまま、胴体11Aに対する停止爪部26の位置を調整して、停止爪部26を各務歯の適正な位置に配置することもできる。
具体的には、図6に示す第1胴体11Aに爪係合位置変更手段が施され、スライダー中心線SCに対して共通部品16の取付け位置、即ち、カバー部15の横方向中心CCをスライダー中心線SCに対してオフセットさせて、停止爪部26の係合位置LP及び爪孔27の位置を変更する。これにより、共通部品16を各胴体11A,11B,11Cで共用することができる。
従って、該変形例のように、少なくとも2つの胴体11が、ガイド溝20へ停止爪部13が突出するための爪孔27とスライダー中心線SCとの胴体11の幅方向における距離がそれぞれ異なるように形成されることで、停止爪部13、板バネ14、及びカバー部15を共通部品16として使用して各種務歯に対応した自動停止装置付スライドファスナー用スライダー10を製造することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る自動停止装置付スライドファスナー用スライダー及びその製造方法について図7及び図8を参照して説明する。
第1実施形態では、共通部品16が停止爪部26を有する係止爪板13、板バネ14、及びカバー部15の3部品から構成されていたが、図7に示す本実施形態では、共通部品16は、停止爪部41が後部下方に一体に形成されたカバー部42と、付勢部としての棒状スプリング43とで構成されている。
なお、スライダー10の構成は、図10に示す従来技術と同様、胴体11の上面に支柱44、係合柱45、溝46、及び爪孔47を設け、この溝46に棒状スプリング43を嵌挿する。そして、棒状スプリング43と後方下部に停止爪部41が一体に突設されたカバー部42との間に引手48を配置して、カバー部42を支柱44及び係合柱45に係合させている。
即ち、図8に示すように、本実施形態の共有部品16においては、カバー部42の停止爪部41は、カバー部42の横方向中心CCから所定距離L1´だけ横方向(図では、右側)にオフセットした位置で、カバー部42の下面からを突出する。
本実施形態の共通部品16を使用する場合、図9(a),(d)に示すように、金属ファスナー用スライダー10Aの第1胴体11Aでは、停止爪部41が矢印Aの範囲内で金属製の務歯101と係合し、図9(b),(e)に示すように、射出樹脂ファスナー用スライダー10Bの第2胴体11Bでは、停止爪部41が矢印B1の範囲内で射出樹脂製の務歯102と係合する。従って、第1胴体11Aと第2胴体11Bは、スライダー中心線SCと噛合中心線ECとが一致する(スライダー中心線SCと噛合中心線ECとの距離L=0)ように形成され、停止爪部41の突出する位置に対応して各胴体11B,11Cに爪孔47が形成される。
一方、図9(c),(f)に示すように、コイル状ファスナー用スライダー10Cの第3胴体11Cには爪係合位置変更手段が施され、矢印Cの適正噛合範囲が矢印C´にオフセットされる、つまり、スライダー中心線SCと噛合中心線ECとが互いに異なる位置(噛合中心線ECがスライダー中心線SCに対して距離Lだけ右に位置)となるように形成される。具体的には、第1実施形態と同様、第1胴体11Cのガイド溝20を形成する左右一対の上側及び下側側壁28a,28bの内、左右方向における一方(図中右側)の壁厚さを薄くし、左右方向における他方(図中左側)の壁厚さを厚くすることにより、停止爪部41がミシン糸104と干渉しないようにガイド溝20を右に距離Lだけ偏寄させることで、停止爪部41がコイル状務歯103の適正な係合範囲である矢印C´の範囲内に収まる。
これにより、予め準備された第1〜第3胴体11A、11B、11Cの中から選択された任意の1つの胴体11に、共通部品16(棒状スプリング、及び停止爪部26を有するカバー部15)を組み付けることで、金属ファスナー用スライダー10A、射出樹脂ファスナー用スライダー10B、及びコイル状ファスナー用スライダー10Cを製作することができる。
なお、第2実施形態においても、第1実施形態の変形例と同様に、スライダー中心線SCに対して胴体11への共通部品16の取付け位置、即ち、カバー部42の横方向中心CCをスライダー中心線SCに対してオフセットさせて、停止爪部41の係合位置LP及び爪孔47の位置を変更することで、金属ファスナー用スライダー10A、射出樹脂ファスナー用スライダー10B、及びコイル状ファスナー用スライダー10Cを製作するようにしてもよい。
(その他の変形例)
射出樹脂ファスナー用スライダー10Bの第2胴体11Bに関しても、係合位置が一つに定まらず不安定となる範囲、即ち、樹脂製務歯102の肩部102a周辺の矢印B1とB2の間の範囲(図13(b)参照)の位置を避けて、停止爪部26が位置するように設計することができる。具体的には、射出樹脂ファスナー用スライダー10Bとして、上記第1実施形態や第2実施形態に記載のタイプの共通部品16を備えたスライダーを採用したうえで、射出樹脂ファスナー用スライダー10Bの第2胴体11Bに、上述したような爪係合位置変更手段のいずれかが施される。
なお、射出樹脂ファスナー用スライダー10Bの第2胴体11Bでは、矢印B1の停止爪部26の適正係合範囲のうち、芯紐105の横方向中間位置に停止爪部26の係合位置LPが位置することがより好ましい。このため、第2胴体11Bにおいても、スライダー中心線SCと噛合中心線ECとが互いに異なる位置となるように形成するか、或いは、スライダー中心線SCに対して胴体11への共通部品16の取付け位置を変更するように形成してもよい。
また、本発明は、務歯形状の変更、例えば、左右一対の務歯のうち片側(図面向かって右側)の務歯101,102,103を他側(図面向かって左側)の務歯よりも長くする(または短くする)などの手段、あるいは、務歯自体を停止爪部26,41の大きさに比較して十分に長く設計して適性係合範囲を拡大する手段によっても、停止爪部26,41の務歯への係合位置を最適な位置に調整することができる。
さらに、上記の実施形態では、自動停止装置を構成する停止爪部、板バネ、及びカバー部の3部品を共通部品としたものや、停止爪部とカバー部を一体形成して、このカバー部と棒状スプリングの2部品を共通部品としたものについて説明したが、本発明は、図12の従来技術で示した、停止爪部139、弾性片(付勢部)138、及びカバー(カバー部)135が一体形成された部品を共通部品としたものについても勿論適用可能である。
以下、上記した各実施形態及び変形例に共通する製造工程についてより詳細に説明する。
まず、はじめに、停止爪部26,41,139と、付勢部14,43,138と、カバー部15,42,135とを有し、自動停止装置を構成する共通部品16を準備する。この場合、停止爪部139と、付勢部138と、カバー部135とは、一体となった一つの共通部品として製造しておいてもよい。また、停止爪部41とカバー部42とが一体となった部品として製造し、付勢部43を別体のバネ部品として製造し、これら2部品で共通部品を構成してもよい。
次に、金属製の務歯101をガイドするガイド溝20を備える第1胴体11Aと、射出成形により構成される樹脂製の務歯102をガイドするガイド溝20を備える第2胴体11Bと、樹脂製のモノフィラメントからなる務歯103をガイドするガイド溝20を備える第3胴体11Cのうち、少なくとも2つの胴体11を予め製造しておくとともに、前記少なくとも2つの胴体11のうちのさらに少なくとも一つの胴体には爪係合位置変更手段を施しておく。この場合、爪係合位置変更手段が施された胴体11は、他の胴体11との比較において、停止爪部と務歯が係合する位置が噛合中心線ECを基準として(噛合中心線ECから見て)変更されている。
次に、共通部品16と胴体11との間に取り付けられる、任意の引手を準備する。
そして、準備した共通部品16を、前記少なくとも2つの胴体11から選択された1つの胴体11A,11B,11Cに組み付ける。なお、引手は、この組み付けと同時に取り付けても良いし、後から別工程で取り付けてもよい。
この組立は、公知の自動組立機で大量生産することもできるし、また、特殊な引手を組み付ける場合などには手動による組み立ても可能である。
尚、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
本発明の上翼板17と下翼板18の少なくとも一方の左右両側縁に沿って突出する側壁28は、上側側壁28aと下側側壁28bのいずれか一方を有する構成であってもよい。
10、10A、10B、10C 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー
11 胴体
11A 第1胴体(胴体)
11B 第2胴体(胴体)
11C 第3胴体(胴体)
12 引手
13 係止爪板
14 板バネ(付勢部)
15、42 カバー部
16 共通部品
20 ガイド溝
26、41、139 停止爪部
27 爪孔
30 枢軸
43 棒状スプリング(付勢部)
101 金属製務歯
102 樹脂製務歯
103 イル状務歯
135 カバー(カバー部)
138 弾性片(付勢部)
EC 噛合中心線
LP 係合位置
SC スライダー中心線
L スライダー中心線と噛合中心線との距離
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)停止爪部と、付勢部と、カバー部とを有し、自動停止装置を構成する共通部品を準備する工程と、金属製の務歯をガイドするガイド溝を備える第1胴体と、射出成形により構成される樹脂製の務歯をガイドするガイド溝を備える第2胴体と、樹脂製のモノフィラメントからなる務歯をガイドするガイド溝を備える第3胴体のうち、少なくとも2つの胴体を準備する工程と、前記共通部品を、前記少なくとも2つの胴体から選択された1つの前記胴体に組み付ける工程と、を備えることを特徴とする自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの製造方法。
(2)前記少なくとも2つの胴体のうちのさらに少なくとも一つの胴体には、爪係合位置変更手段が施されていることを特徴とする上記(1)に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの製造方法。
(3)前記少なくとも2つの胴体のいずれか1つは、前記胴体の幅方向中心を通るスライダー中心線と、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線とが互いに異なる位置となるように形成されることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの製造方法。
(4)前記少なくとも2つの胴体は、前記胴体の幅方向中心を通るスライダー中心線と、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線との距離がそれぞれ異なるように形成されることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの製造方法。
(5)前記少なくとも2つの胴体は、該ガイド溝へ前記停止爪部が突出するための係止爪孔と、前記胴体の幅方向中心を通るスライダー中心線との前記胴体の幅方向における距離がそれぞれ異なるように形成されることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの製造方法。
(6)前記停止爪部とカバー部とが、一つの部品として一体に設けられていることを特徴とする(1)から(5)のいずれか1つに記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダーの製造方法。
(7)停止爪部と、付勢部と、カバー部とを有し、自動停止装置を構成する共通部品と、
前記共通部品がそれぞれ組付け可能な、金属製の務歯をガイドするガイド溝を備える第1胴体と、射出成形により構成される樹脂製の務歯をガイドするガイド溝を備える第2胴体と、樹脂製のモノフィラメントからなる務歯をガイドするガイド溝を備える第3胴体のうちから選択されるいずれか1つの胴体と、前記カバー部と前記いずれか1つの胴体との間に挟まれる枢軸を有する引手と、を備える自動停止装置付スライドファスナー用スライダーであって、前記第1胴体、前記第2胴体、及び前記第3胴体のうちから選択された一つの胴体には、爪係合位置変更手段が施されていることを特徴とする自動停止装置付スライドファスナー用スライダー。
)前記第1〜第3胴体のうちの少なくとも一つの胴体は、前記胴体の幅方向中心を通るスライダー中心線と、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線とが互いに異なる位置となるように形成されることを特徴とする上記(7)に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー。
)前記第1〜第3胴体のうち少なくとも2つの胴体は、前記胴体の幅方向中心を通るスライダー中心線と、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線との距離がそれぞれ異なるように形成されることを特徴とする上記(7)に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー。
10)前記第1〜第3胴体のうち少なくとも2つの胴体は、該ガイド溝へ前記停止爪部が突出するための爪孔と、前記胴体の幅方向中心を通るスライダー中心線との前記胴体の幅方向における距離がそれぞれ異なるように形成されることを特徴とする上記(7)に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー。
11)前記停止爪部とカバー部とが、一つの部品として一体に設けられていることを特徴とする上記(7)から(10)のいずれか1つに記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー。

Claims (12)

  1. 停止爪部(26,41,139)と、付勢部(14,43,138)と、カバー部(15,42,135)とを有し、自動停止装置を構成する共通部品(16)を準備する工程と、
    金属製の務歯(101)をガイドするガイド溝(20)を備える第1胴体(11A)と、射出成形により構成される樹脂製の務歯(102)をガイドするガイド溝(20)を備える第2胴体(11B)と、樹脂製のモノフィラメントからなる務歯(103)をガイドするガイド溝(20)を備える第3胴体(11C)のうち、少なくとも2つの胴体(11)を準備する工程と、
    前記共通部品(16)を、前記少なくとも2つの胴体(11)から選択された1つの前記胴体(11A、11B、11C)に組み付ける工程と、
    を備えることを特徴とする自動停止装置付スライドファスナー用スライダー(10)の製造方法。
  2. 前記少なくとも2つの胴体(11)のうちのさらに少なくとも一つの胴体には、爪係合位置変更手段が施されていることを特徴とする請求項1に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー(10)の製造方法。
  3. 前記少なくとも2つの胴体(11)のいずれか1つは、前記胴体(11)の幅方向中心を通るスライダー中心線(SC)と、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線(EC)とが互いに異なる位置となるように形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー(10)の製造方法。
  4. 前記少なくとも2つの胴体(11)は、前記胴体(11)の幅方向中心を通るスライダー中心線(SC)と、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線(EC)との距離(L)がそれぞれ異なるように形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー(10)の製造方法。
  5. 前記少なくとも2つの胴体(11)は、該ガイド溝(20)へ前記停止爪部(13)が突出するための爪孔(27)と、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線(EC)との前記胴体(11)の幅方向における距離がそれぞれ異なるように形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー(10)の製造方法。
  6. 前記停止爪部(41)とカバー部(42)とが、一つの部品として一体に設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー(10)の製造方法。
  7. 停止爪部(26,41,139)と、付勢部(14,43,138)と、カバー部(15,42,135)とを有し、自動停止装置を構成する共通部品(16)と、
    前記共通部品(16)がそれぞれ組付け可能な、金属製の務歯(101)をガイドするガイド溝(20)を備える第1胴体(11A)と、射出成形により構成される樹脂製の務歯(102)をガイドするガイド溝(20)を備える第2胴体(11B)と、樹脂製のモノフィラメントからなる務歯(103)をガイドするガイド溝(20)を備える第3胴体(11C)のうちから選択されるいずれか1つの胴体(11)と、
    前記カバー部(15)と前記いずれか1つの胴体(11A、11B、11C)との間に挟まれる枢軸(30)を有する引手(12)と、
    を備えることを特徴とする自動停止装置付スライドファスナー用スライダー(10)。
  8. 前記第1〜第3胴体(11A,11B,11C)のうちの少なくとも一つの胴体(11)には、爪係合位置変更手段が施されていることを特徴とする請求項7に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー(10)。
  9. 前記第1〜第3胴体(11A,11B,11C)のうちの少なくとも一つの胴体(11)は、前記胴体(11)の幅方向中心を通るスライダー中心線(SC)と、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線(EC)とが互いに異なる位置となるように形成されることを特徴とする請求項7または8に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー(10)。
  10. 前記第1〜第3胴体(11A、11B、11C)のうち少なくとも2つの胴体(11)は、前記胴体(11)の幅方向中心を通るスライダー中心線(SC)と、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線(EC)との距離(L)がそれぞれ異なるように形成されることを特徴とする請求項7または8に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー(10)。
  11. 前記第1〜第3胴体(11A、11B、11C)のうち少なくとも2つの胴体(11)は、該ガイド溝(20)へ前記停止爪部(13)が突出するための爪孔(27)と、互いに噛合する左右の務歯列の幅方向中心を通る噛合中心線(EC)との前記胴体(11)の幅方向における距離がそれぞれ異なるように形成されることを特徴とする請求項7または8に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー(10)。
  12. 前記停止爪部(41)とカバー部(42)とが、一つの部品として一体に設けられていることを特徴とする請求項7から11のいずれか1項に記載の自動停止装置付スライドファスナー用スライダー(10)。
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