JPH0323605Y2 - - Google Patents

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JPH0323605Y2
JPH0323605Y2 JP13388485U JP13388485U JPH0323605Y2 JP H0323605 Y2 JPH0323605 Y2 JP H0323605Y2 JP 13388485 U JP13388485 U JP 13388485U JP 13388485 U JP13388485 U JP 13388485U JP H0323605 Y2 JPH0323605 Y2 JP H0323605Y2
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vibration absorbing
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vibration
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、投光装置付エンジン発電機に係り、
とくに比較的小型の投光装置付エンジン発電機に
関する。
〔従来の技術〕
工事現場等における夜間照明用として、エンジ
ン発電機を電源部とする投光装置は従来より比較
的多く使用されている。これら従来例の多くは、
特に可搬性が重要視されていることから、近時に
おいては投光装置とエンジン発電機の一体化が進
められている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる従来例においては、エン
ジン及び発電機の微振動が投光装置に伝わり、こ
れに起因して当該投光装置が備えている投光ラン
プのフイラメントが振動破壊をおこすという不都
合がしばしば生じていた。
〔考案の目的〕
本考案は、かかる従来例の有する不都合を改善
し、とくに投光ランプの振動破壊を少なくして耐
久性増大を図つた比較的小型の投光装置付エンジ
ン発電機を堤供することを、その目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案では、エンジン発電機に当該エ
ンジン発電機を電源部とする投光装置を併設した
投光装置付エンジン発電機において、前記投光装
置を、投光ランプ部とこれを支持するポール部と
により形成するとともに、前記ポール部の少なく
とも二箇所に吸振手段を配設し、この吸振手段を
介して前記ポール部を前記エンジン発電機に装着
し、前記各吸振手段の内の前記投光ランプ側の吸
振手段に、当該吸振手段用の保護機構を併設する
という構成を採り、これによつて前記目的を達成
しようとするものである。
〔作用〕
投光ランプ部を支承したポール部を、吸振手段
を介してエンジン発電機側に連結したことから、
エンジン及び発電機の両方に起因して伝播してく
る振動エネルギーを前記吸振手段が有効に吸収す
る。このため投光ランプ部の振動が大幅に少なく
なる。同時に、二箇所に設けた吸振手段を介して
投光装置を装備したことから、比較的堅牢な装備
となり、投光装置全体は安定した状態で装備され
る。
また、エンジンの不調もしくは外力等による異
常振動が発生した場合は、これが投光装置側へ伝
播し、同時に当該投光装置の振動とともに吸振手
段が瞬間的に異常変形する場合がある。かかる事
態の発生に対しては直ちに吸振手段用の保護機構
が作用して当該吸振手段が必要以上に異常変形す
るのを防止し得るようになつている。かかる点に
おいて装置全体の耐久性がより一層増強されたも
のとなつている。
〔考案の第1実施例〕 以下、本考案の第1実施例を第1図ないし第3
図に基づいて説明する。
まず、第1図ないし第2図において、1はエン
ジン発電機の本体を示し、2は収納ケースを示
す。前記エンジン発電機本体1には、その一方の
側端部に吸振手段3,4を介して投光装置5が連
結されている。
前記投光装置5は、前記エンジン発電機1を電
源部として機能するもので、投光ランプ部5Aと
これを支持するポール部5Bとにより構成されて
いる。また、第2図において、6は投光ランプ部
5Aに装備された当該投光ランプ部用の起伏回動
調整手段を示す。
また、前記一方の吸振手段3は、第1図に示す
ように前記ポール部5Bの下端部を発電機本体側
に装着せしめるためのもので、所定長さのスペー
サ部材3Aとゴム製スペーサ3Bとブラケツト3
Cからなり、前記発電機本体側に固着されたブラ
ケツト3Cにゴム製スペーサ3Bとスペーサ部材
3Aとを介して前記ポール部5Bの下部をボルト
止めする構造となつている。
更に、前記他方の吸振手段4は、第1図ないし
第5図に示すように、前記エンジン発電機1側に
固着されたブラケツト4Aと、このブラケツト4
Aに一対のゴム製スペーサ4B(第3図参照)を
介してボルト止めされたボール係着板50とから
成り、更にこのボール係着板50の中央部には、
第3図に示す如く前記ポール部5Bが溶着されて
いる。
このため、投光ランプ部5A及びポール部5B
は、二箇所にわたつてゴム製スペーサ3B,4B
を介してエンジン発電機側に装着されていること
から、これによつてエンジン及び発電機から発生
する振動は有効に吸収され、従つて従来より生じ
ていた投光ランプ部5Aの振動が大幅に少なくな
り、フイラメントの振動破壊事故が激減するとい
う利点を得られる。
一方、エンジン発電機のエンジンの不調もしく
は外力等による異常振動が発生した場合は、これ
が投光装置5側に伝播し、同時に当該投光装置5
の振動とともに前記吸振手段3,4が瞬間的に異
常変形する場合がある。かかる場合、前記吸振手
段の損傷防止を意図して、本実施例では、特に投
光装置5の投光ランプ保護の立場から前述した他
方の吸振手段4に吸振手段用保護機構41が併設
装備されている。
これを更に詳述すると、前記吸振手段4に対
し、前述した投光装置5とともに一体的に装備さ
れたボール係着板50は、本実施例ではその両端
部が、第3図ないし第5図に示す如くブラケツト
4Aの水平方向における両外面を包むようにして
所定間隔をおいて曲折されている。この場合、前
記ブラケツト4Aとボール係着板50の曲折端部
51,52との各相互間のギヤツプg1は、例えば
3mm程度に設定されている。また、前記ボール係
着板50の曲折端部51,52には、比較的大き
い貫孔51A,51Bが形成されている。そして
この貫孔51A,51B内に、前記ブラケツト4
Aに固着された係止用保護ピン4E,4Fが各々
遊挿されている。この場合、当該係止用保護ピン
4E,4Fと前記各貫孔51A,51Bとの間の
ギヤツプg2は、例えば3mmに形成されている。
このため、種々の原因で投光装置5が異常振動
した場合であつても、その振幅は、吸振手段4部
分においては水平面内±3mmの範囲内に抑えられ
ることとなり、これによつて吸振手段4の損傷も
しくは破壊が大幅に防止されている。
〔第2実施例〕 次に、第2実施例を第6図ないし第7図に基づ
いて説明する。
この実施例は、前述した第1実施例における吸
振手段用保護機構の改良に関するものである。
すなわち、第6図ないし第7図において、吸振
手段4は、前述した第1実施例の場合と略同様
に、ブラケツト4Aと、このブラケツト4Aに一
対のゴム製スペーサ4B,4Bを介してボルト止
めされたボール係着板60とから成り、このボー
ル係着板60の中央部には、前述投光装置5のポ
ール部5Bが溶着された構造となつている。そし
て、前記ボール係着板60に吸振手段用保護機構
61が装備されている。
これを更に詳述すると、前記ボール係着板60
の両端部には、比較的大きい貫孔60A,60B
が設けられ、この貫孔60A,60Bを遊挿して
頭部の比較的大きいボルト62A,62Bが各々
遊挿されている。そして、このボルト62A,6
2Bは、各々前記ブラケツト4の突出面の両端部
には、第7図に示す如く螺合されている。63,
64は各々固定ねじを示す。
そして、この場合、ボルト62A,62Bの各
ヘツド部と前記ボール係着板60との間の間隙g3
及び貫孔60A,60Bと各ボルト62A,62
Bとの間の間隙g4は、各々3mm程度に設定されて
いる。その他の構成は前述した第1実施例と同一
となつている。
このよにしても前述した第1実施例と同様の作
用効果を有するほか、特に吸振手段保護装置の構
造が単純となり且つ更に堅牢となるという利点が
ある。
〔第3実施例〕 次に、第3実施例を第8図ないし第10図に基
づいて説明する。
この実施例は、前述した第2実施例の場合と同
様に、吸振手段用の保護機構の改良に関するもの
である。
すなわち、この第3実施例において、吸振手段
4は、前述した第2実施例の場合と同様に、ブラ
ケツト4Aと、このブラケツト4Aの一対のゴム
製スペーサ4B,4Bを介してボルト止めされた
ボール係着板70とから成り、このポール係着板
70の中央部に、前記投光装置5のポール部5B
が溶着された構造となつている。そして、前記ボ
ール係着板70に吸振手段用の保護機構71が装
備されている。
前記保護機構71は、コ字状に曲折され且つそ
の曲折された両端縁が更に内側に曲折されてなる
係止部材72と、これを前記ボール係着板70に
固着するねじ73,74とにより構成され、この
係止部材72の両端部72A,72A部分が、前
述したブラケツト4Aをその幅方向から抱き込む
状態に配設されている。この場合、前述した各実
施例の場合と同様に、本実施例におけるブラケツ
ト4Aと係止部材72の各端部72Aとの間隙
g5,g6(第9図参照)は、例えば各々3mm程度に
設定されている。その他の構成は前述した第2実
施例の場合と同一となつている。
このようにしても、前述した第2実施例と同様
の作用効果を有する。
なお、上記各実施例は吸振手段3,4の主要部
として特にゴム製部材を使用した場合を例示した
が、本考案は必ずしもこれに限定されず、同等に
機能するものであれば、合成樹脂を用いたもの、
或いはバネ若しくはエアークツシヨンを用いたも
のであつてもよい。
また、前記各実施例において、ポール部5Bを
エンジン発電機本体1に直接装着した場合を例示
したが、これはエンジン発電機1の収納ケース2
に装着したものであつても同等である。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成され機能するので、
これによると、異常振動が発生して投光装置が激
しく振動する事態が生じても、直ちに吸振手段用
の保護装置の係止機能を発揮して投光装置の大幅
な揺動変位を抑えることができ、これによつて吸
振手段の損傷が有効に防止されるという耐久性あ
る実用的な投光装置付エンジン発電機を堤供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例をを示す正面図、
第2図は第1図の左側面図、第3図は第1図の上
方側に位置する吸振手段を示す正面図、第4図は
第3図の右側面図、第5図は第3図の平面図、第
6図は第2実施例における投光装置側の吸振手段
を示す正面図、第7図は第6図の平面図、第8図
は第3実施例における投光装置側の吸振手段を示
す正面図、第9図は第8図の右側面図、第10図
は第8図の平面図である。 1……エンジン発電機、2……収納ケース、
3,4……吸振手段、5……投光装置、5A……
投光ランプ部、5B……ポール部、41,61,
71……投光手段用の保護装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン発電機に当該エンジン発電機を電源部
    とする投光装置を併設した投光装置付エンジン発
    電機において、 前記投光装置を、投光ランプ部とこれを支持す
    るポール部とにより形成するとともに、前記ポー
    ル部の少なくとも二箇所に吸振手段を配設し、 この吸振手段を介して前記ポール部を前記エン
    ジン発電機に装着し、 前記各吸振手段の内の前記投光ランプ側の吸振
    手段に、当該吸振手段用の保護機構を併設したこ
    とを特徴とする投光装置付エンジン発電機。
JP13388485U 1985-08-31 1985-08-31 Expired JPH0323605Y2 (ja)

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JP13388485U JPH0323605Y2 (ja) 1985-08-31 1985-08-31

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JPS6241608U JPS6241608U (ja) 1987-03-12
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JPH05123208A (ja) * 1991-04-27 1993-05-21 Yoshida Kogyo Kk <Ykk> スライドフアスナー用カバー付きスライダーとそのカバー取付け方法
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