JP2003331392A - 信号灯器の腕金用取付金具 - Google Patents

信号灯器の腕金用取付金具

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JP2003331392A
JP2003331392A JP2002141607A JP2002141607A JP2003331392A JP 2003331392 A JP2003331392 A JP 2003331392A JP 2002141607 A JP2002141607 A JP 2002141607A JP 2002141607 A JP2002141607 A JP 2002141607A JP 2003331392 A JP2003331392 A JP 2003331392A
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Japan
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frame
base
pressure receiving
piece
lighting fixture
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JP2002141607A
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English (en)
Inventor
Manabu Watanabe
渡辺学
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Iwabuchi Corp
Original Assignee
Iwabuchi Corp
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Publication date
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 外力の負荷に対応して衝撃を緩和させて信号
灯器の損傷を防ぎ、しかも、正位置に可及的に復帰させ
ることのできる、信号灯器の腕金用取付金具を提供す
る。 【解決手段】 支柱に設けた腕金aに基板2aにおいて
着脱自在に取付ける基枠2を、前記基板2aと該基板2
aの両側に相対設した側板2b,2bで構成する。基枠
2の側板2bには該側板2b,2b間に係合した方形筒
状の仲介枠8を、その相対する一対の側部片8a,8a
において枢着して揺動自在に組付ける。また、受圧片1
2aと該受圧片12aの両側に相対して立設した側片1
2b,12bを備えた接続枠12を、前記仲介枠8の相
対する他の一対の側部片8b,8bに前記側片12bに
おいて枢着して揺動自在に組付ける。さらに、信号灯器
Fの止着手段を備えた前記接続枠12の受圧片12aと
前記基枠2の基板2aにはこれらの間に縮設したコイル
ばね6を圧接する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、信号灯器殊に歩行者用
信号灯器を支柱に設けた腕金に取り付けるために用い
る、信号灯器の腕金用取付金具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】支柱に設けた腕金すなわち水平杆に信号
灯器を吊設するための取付金具は種々の構造のものが用
いられているが、歩行者用信号器のように設置高さを比
較的低くしたものは、トラックなど車高の高い車が接触
して破壊、損傷させることがある。 【0003】このため、実開平7−23010号公報所
載の通り、腕金側の固定部と信号灯器側の止着部(灯器
接続部)との間に緩衝材を配置し、信号灯器にトラック
等の接触による応力を吸収して該信号灯器の損傷を防止
するようにした構造のものがある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報所載の従来例は、緩衝材をボールジョイント部と防振
ゴムで構成し、殊に防振ゴムの復元力(弾性力)を利用
してトラック等の接触に対処するため、素材上、経時変
化が起こり易く、耐久性に課題がある。 【0005】本発明は、従来例と同様トラック等の接触
に対処できる斬新な構造の、信号灯器の腕金用取付金具
を提供すべく創案したものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】支柱に設けた腕金に基板
において着脱自在に取付ける基枠を、前記基板と該基板
の両側に相対設した側板で構成し、該基枠の前記側板に
は該側板間に係合した方形筒状の仲介枠を、その相対す
る一対の側部片において枢着して揺動自在に組付けると
共に、受圧片と該受圧片の両側に相対して立設した側片
を備えた接続枠を、前記仲介枠の相対する他の一対の側
部片に前記側片において枢着して揺動自在に組付け、さ
らに、信号灯器との止着手段を備えた前記接続枠の受圧
と前記基枠の基板には、これらの間に縮設したコイルば
ねを圧接した構成とする。 【0007】 【実施例】図面は本発明に係る信号灯器の腕金用取付金
具の一実施例を示し、図1は縦断面図、図2は図1の縦
断面図、図3は横断面図、図4は分解斜視図、図5は信
号灯器との関係を示す略示正面図である。 【0008】図中、1は組付枠で、組付枠1は支柱に横
設した腕金(アーム)a上に載置する上部片1aの両側
に套装部片1b,1bを相対設して構成した溝状枠体で
成り、この組付枠1の上部片1aと基枠2の基板2aと
の間に支柱(図示、省略)に設けた腕金aを介在させ、
上部片1aと基板2aの各4隅に設けた透孔3,3´に
上部片1aの透孔3側から締付ボルト4を貫通させて基
板2aの透孔3´より突出するボルト先端に締付ナット
5を螺合締付けて本発明に係る取付金具Aを前記腕金a
に取付けて用いるのである。 【0009】取付金具Aを腕金aに取付けるには、前記
構成の組付枠1を用いることは必ずしも必要としない。
例えば、前記套装部片1bを省略した形態の組付枠1を
用いても良く、套装部片1bは後記するコイルばね6を
套装して該コイルばね6の曝露による劣化を避けるため
である。 【0010】また、実施例にあっては方形筒体で成る腕
金aに取付金具Aを取付けるようにしてあるが、円筒体
の腕金に本発明に係る取付金具Aを用いるようにしても
良く、その場合は、前記上部片1a側と前記基板2a側
のそれぞれに当該腕金を係合する彎曲部を設けるべきで
ある。 【0011】前記基枠2は、前記の通り、組付枠上片1
aとで腕金aを挟持して該腕金aに基板2aにおいて着
脱可能に取付けられるようになっており、前記基板2a
の両側に側板2b,2bを相対設し、側板2b,2b間
に補強片2c,2cを渡して構成したものである。 【0012】この基枠2の各側板2b,2bには、互い
に同一軸線上に位置する透孔7を設け、該透孔7と側部
片8aに設けた透孔9に透孔9側すなわち前記側部片8
aの内側からそれぞれ挿通させた第一接続ボルト10と
これに螺合したナット11,11´によって仲介枠8を
前記基枠2に揺動自在に枢着してある。 【0013】仲介枠8は、相対する一対の前記側部片8
a,8aと他の相対する一対の側部片8b,8bとで成
る方形筒状体で成り、一方の前記側部片8aを基枠2の
側板2bの内側に重なり合うようにして基枠2に係合
し、該側板2b側から透孔9,7を挿通させた第一接続
ボルト10の先端にナット11,11´を結合して、前
記の通り、基枠2に組付けたものである。 【0014】この仲介枠8には、基枠2に枢着した(第
1接続ボルト10で)側部片8a,8aに隣接する他の
相対する一対の前記側部片8b,8bを利用して接続枠
12を揺動自在に枢着してある。 【0015】接続枠12は、水平方向に配した受圧片1
2aの両側に側片12b,12bを相対して立設する一
方、中央に円筒状の組付筒12cを吊設し、該組付筒1
2cに止着リング12dを組付けて構成したもので、前
記各側片12b,12bに互いに同一軸線上にして設け
た透孔13,13を仲介枠8の前記側部片8b,8bに
互いに同一軸線にして設けた透孔14,14に一致さ
せ、各透孔13側すなわち各側片12b側から第二接続
ボルト15を貫通させ、仲介枠8側からの透孔14から
突出するボルト先端にナット16,16´を螺合して仲
介枠8に揺動自在に枢着(第二接続ボルト15で)した
ものである。 【0016】この接続枠12と仲介枠8の第二接続ボル
ト15を軸とする揺動(回動)および前記の基枠2と仲
介枠8の第一接続ボルト10を軸とする揺動(回動)
は、接続枠12の受圧片12aと基枠2の基板2aとの
間に介在させて縮設した前記コイルばね6によって規制
される。 【0017】すなわち、基板2a(基枠2の)と受圧片
12a(接続枠12の)との間に縮小状態で介在させた
コイルばね6は、前記基板2aと受圧片12aを、すな
わち、基枠2と接続枠12を互いに離開する方向に押圧
し、このため、これら各枠2,12と仲介枠8は、第一
接続ボルト10乃至第二接続ボルト15を軸とする回動
が規制され、コイルばね6の前記押圧付勢より大きな回
動力が付加したとき、各枠2,8,12の相対的な回動
動作が行われるのである。 【0018】接続枠12の組付筒12cに係合した止着
リング12dは、信号灯器(概し、歩行者用)Fに対す
る所謂止着手段を構成するもので、信号灯器F側に突設
したボルト杆を、該止着リング12dに設けた止着孔1
7に貫通させ、止着孔17より突出するボルト杆先端に
止着ナットを螺合締付けることにより、前記組付筒12
cの下縁に設けた鍔部片18を止着リング12dで信号
灯器Fに押え付けるようにして信号灯器Fに止着(接
続)するのである。 【0019】第一接続ボルト10に一対のナット11,
11´を、また、第二接続ボルト15に同じく一対のナ
ット16,16´を螺合したのは、内側のもの11,1
6で各枠2,8,12の締付け強度(揺動し易さ)を調
節し、外側のもの11´,16´で当該調節状態を維持
させるためである。 【0020】なお、基枠2の基板2aに部片2a´を設
けたのは該部片2a´でコイルばね6を取り囲んでコイ
ルばね6の位置ずれを防ぐためで、受圧片12aより組
付筒12cの一部を突出させこれにコイルばね6の下端
部を係合したのも、同様に、当該コイルばね6の位置ず
れを防ぐためである。 【0021】しかして、上部片1aを腕金a上に載置す
るように配した組付枠1の套装部片1b,1b間に取付
金具Aの基枠2部を介在させるようにして基板2aを腕
金aを介する上部片1a直下に配し、上部片1aと基板
2aに締付けボルトを貫通させて該ボルト4先端に締付
けナット5を螺合締付けることにより、取付金具Aは腕
金aに取付られる。 【0022】この状態で止着リング12dを用いて前記
の通り信号灯器Fを取付金具Aに組付けることにより信
号灯器Fは腕金aに取付けられ、使用状態を得られ、こ
の使用状態にあって灯器Fにトラック等が接触したとき
(外力が負荷したとき)、コイルばね6の押圧付勢に抗
して仲介枠8乃至接続枠12は揺動して信号灯器Fの衝
撃を緩和し、前記接触(外力の負荷)が中断すると、コ
イルばね6の付勢により原状態に復帰して信号灯器Fを
正位置に戻すのである。 【0023】 【発明の効果】本発明は、前記の通りの構成であるか
ら、信号灯器に外力が作用してもこれを容易に吸収し
て、クッション材となって当該信号灯器の損傷を可及的
に防ぐことができ、また、外力の負荷が中断したとき原
状態に、すなわち、信号灯器を正位置に戻すことがで
き、耐久的で斬新な構造の取付金具を提供できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】縦断面図。 【図2】図1の縦断面図。 【図3】横断面図。 【図4】分解斜視図。 【図5】信号灯器との関係を示す略示正面図。 【符号の説明】 2 基枠 2a 基板 2b 側板 6 コイルばね 8 仲介枠 8a,8b 側部片 12 接続枠 12a 受圧片 12b 側片 a 腕金 F 信号灯器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 支柱に設けた腕金に基板において着脱自
    在に取付ける基枠を、前記基板と該基板の両側に相対設
    した側板で構成し、該基枠の前記側板には該側板間に係
    合した方形筒状の仲介枠を、その相対する一対の側部片
    において枢着して揺動自在に組付けると共に、受圧片と
    該受圧片の両側に相対して立設した側片を備えた接続枠
    を、前記仲介枠の相対する他の一対の側部片に前記側片
    において枢着して揺動自在に組付け、さらに、信号灯器
    との止着手段を備えた前記接続枠の受圧と前記基枠の基
    板には、これらの間に縮設したコイルばねを圧接した、
    信号灯器の腕金用取付金具。
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Cited By (4)

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