JPWO2002029277A1 - 制振装置 - Google Patents
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- F16F7/116—Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted on metal springs
Abstract
Description
本発明は、例えば照明柱、架線柱、信号柱等の支柱その他構造物の振動を、動吸振作用を利用して抑制する制振装置に関する。
背景技術
道路、鉄道、橋梁等に設置されている照明柱、架線柱、信号柱等の支柱や、各種工作機械、大型精密機器その他の構造物が、風力、地震、車両走行等に起因する振動によって破損されることがよくある。そこで、照明灯具の故障、支柱の破損、繰返し荷重による基礎ボルトの破損等の機能性能や耐久性能の低下を防止し、安全性能の向上を目的として、これらの構造物に制振装置が設けられる。
例えば、特開平10−9337号公報には、照明柱等の支柱に使用されている制振装置が示されている。この制振装置では、図3に示すように、容器1内に一対の圧縮コイルばね2、3が圧縮状態で対向配置される。この1対の圧縮コイルばね2、3間に、1つの付加重錘4が配置されている。この付加重錘4は、圧縮コイルばね2、3によって両側から挟持されている。5は粘性流体である。
このような制振装置は、図示しない支柱等の中間の垂直部分、あるいは湾曲された支柱頂部の水平部分に設置される。付加重錘4は、第1の圧縮コイルばね2、及び第2の圧縮コイルばね3により押さえ込まれた状態で支持される。このように支持されている付加重錘4が、上記支柱等の回転運動や旋回運動を抑制している。この制振装置は、振動が加わる方向や振幅の大小に係らず、広範囲に亘って優れた制振効果を発揮している。
しかしながら、上記のように付加重錘4が、第1の圧縮コイルばね2、及び第2の圧縮コイルばね3により押さえ込まれた状態で支持される従来の制振装置には、次のような解決すべき課題があった。
すなわち、これらの第1の圧縮コイルばね2、及び第2の圧縮コイルばね3は、その端部2a、3a近傍においてコイル巻きピッチが狭まっている。この部分を座巻き部と呼ぶが、座巻き部は付加重錘4と接する端面2a、3aで平面カットされた構造になっている。即ち、第1の圧縮コイルばね2、及び第2の圧縮コイルばね3は、その端部2a、3aにおいて付加重錘4と平面カットされた面で接触し、付加重錘4全体に均等に力を及ぼす。しかしながら、本発明等の実験によれば、振動時に、この接触面でスリップが生じると制振性能が低下することが判明した。
さらに、第1の圧縮コイルばね2、及び第2の圧縮コイルばね3の座巻き部では、コイルが等ピッチに巻かれた他の部分に比べて狭小ピッチとなるため、ばねとしての機能が不安定で、制振装置としての特性上の欠点となり易いことも判明した。
また、この制振装置は、支柱等への設置時や装置が転倒した場合等に、過大な振動を受けると、付加重錘4と座巻き部との間の正常な接触状態が保てなくなったり脱落したりして、制振性能が著しく低下することもある。
本発明の目的は、上記課題を解消して、よりすぐれた制振装置を提供することである。
発明の開示
本発明による制振装置では、付加重錘4を切れ目のない一連続のコイルばね中に一体化するように固定して、次のような手段により発明の目的を達成する。
(1)中空体内に、一連続のコイルばねの両端部を固定して、圧縮状態又は引張り状態で配置すると共に、前記コイルばねの中間部分に付加重錘を一体化するように固定したことを特徴とする制振装置。
(2)(1)に記載の制振装置において、前記中空体は粘性流体を収容した容器であり、前記コイルばね及び前記付加重錘を前記粘性流体中に位置させるものであることを特徴とする制振装置。
(3)(2)に記載の制振装置において、前記付加重錘は充実体であり、その外周面に、前記コイルばねの中間部分が嵌入される螺旋溝が設けられていることを特徴とする制振装置。
(4)(2)に記載の制振装置において、前記コイルばねと前記付加重錘とは溶接又は半田付けにより固着されていることを特徴とする制振装置。
(5)(2)に記載の制振装置において、前記付加重錘は、半田、鉛等の低融点金属を、前記コイルばねの中間部分に設けた型内に導入することにより注型成形されたものであることを特徴とする制振装置。
(6)(2)に記載の制振装置において、前記付加重錘の外周面に縦溝が設けられ、前記コイルばねの中間に直線状の中間部分が設けられ、前記中間部分が前記縦溝内に嵌入され固定されたことを特徴とする制振装置。
(7)(2)に記載の制振装置において、前記付加重錘は軸心に貫通孔が設けられると共に、前記貫通孔に沿って分断された縦分割構成とされ、前記コイルばねは中間に直線状の中間部分が設けられ、前記中間部分が前記貫通孔に挿通され固定されたことを特徴とする制振装置。
(8)(2)に記載の制振装置において、前記コイルばねの、前記付加重錘の両端部外周面と接する部分が少なくとも一部密着巻きとされ、この密着巻き部分における前記コイルばねと前記付加重錘とが結合部材を介して固定されたことを特徴とする制振装置。
(9)(8)に記載の制振装置において、前記コイルばねの、前記結合部材を施した部分における外表面をカバーで包覆したことを特徴とする制振装置。
(10)(1)に記載の制振装置において、前記付加重錘は充実体であり、その外周面に、前記コイルばねの中間部分が嵌入される螺旋溝が設けられていることを特徴とする制振装置。
(11)(10)に記載の制振装置において、前記コイルばねと前記付加重錘とは溶接又は半田付けにより固着されていることを特徴とする制振装置。
(12)(10)に記載の制振装置において、前記付加重錘は、半田、鉛等の低融点金属を、前記コイルばねの中間部分に設けた型内に導入することにより注型成形されたものであることを特徴とする制振装置。
(13)(1)に記載の制振装置において、前記コイルばねと前記付加重錘とは溶接又は半田付けにより固着されていることを特徴とする制振装置。
(14)(13)に記載の制振装置において、前記付加重錘は、半田、鉛等の低融点金属を、前記コイルばねの中間部分に設けた型内に導入することにより注型成形されたものであることを特徴とする制振装置。
(15)(1)に記載の制振装置において、前記付加重錘は、半田、鉛等の低融点金属を、前記コイルばねの中間部分に設けた型内に導入することにより注型成形したものであることを特徴とする制振装置。
(16)(1)に記載の制振装置において、前記付加重錘の外周面に縦溝が設けられ、前記コイルばねの中間に直線状の中間部分が設けられ、前記中間部分が前記縦溝内に嵌入され固定されたことを特徴とする制振装置。
(17)(1)に記載の制振装置において、前記付加重錘は軸心に貫通孔が設けられると共に、前記貫通孔に沿って分断された縦分割構成とされ、前記コイルばねは中間に直線状の中間部分が設けられ、前記中間部分が前記貫通孔に挿通され固定されたことを特徴とする制振装置。
(18)(1)に記載の制振装置において、前記コイルばねの、前記付加重錘の両端部外周面と接する部分が少なくとも一部密着巻きとされ、この密着巻き部分における前記コイルばねと前記付加重錘とが結合部材を介して固定されたことを特徴とする制振装置。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明を図示した実施例を用いて説明する。
図1は本発明に係る制振装置の第1の実施例を示し、aは装置全体の縦断面図、bは主要部の正面図である。
図1(a)において、符号10は中空体、11はコイルばね、12は付加重錘をそれぞれ示している。
中空体10は、上板10a、下板10b及び少なくとも1枚の側板10cにより縦断面コ字状に形成されている。この中空体10の上、下板10a、10b間に、一連続のコイルばね11が圧縮状態又は引張り状態で配置されている。さらに、コイルばね11の両端部が上、下板10a、10bにそれぞれ座板10d、10eを介し溶接で固定されている。一連続のコイルばねとは、1本のコイルばね、あるいは2本以上のコイルばねを重ね合わせて並列に配置したばねである。この例では、コイルばね11は全長に亘ってほぼ等ピッチでかつ同径である。コイルばね11の中間部分には付加重錘12が配置されている。
付加重錘12は円柱状の充実体であり、外周面に、図1(b)に示したように、コイルばね11の、無負荷時のピッチと等しいリードの螺旋溝12aが設けられている。付加重錘12は、コイルばね11に対して、いずれか一方の端からねじ込んだ状態で固定されている。
コイルばね11を中空体10内に取り付ける前に、予め中間部分に付加重錘12をねじ込んでおく。このコイルばね11を、予圧縮又は引張り状態で中空体10内部にセットすると、付加重錘12がコイルばね11の圧縮力又は引張り力を受けて締め付けられるから、コイルばね11のちょうど中央部に一体化するように確実に固定支持される。
付加重錘12とコイルばね11との固定をより確実にするために、図示を省略したが、部分的に溶接又は半田付けを行うか、あるいは付加重錘12の周囲をホースバンド状物で締め付けるようにするとよい。
上記の実施例では、中空体10内における付加重錘12の位置は、コイルばね11の圧縮力又は引張り力を解放することで自在に調整することができる。なお、同径、同ピッチのコイルばねを2本以上同軸的に束ねて配置したときは、図示を省略したが、付加重錘12の外周面に2本以上の並列溝を設けて付加重錘を保持するとよい。これにより、さらに安定に付加重錘12を支持できる。
中空体10は、例えば図3に示した従来の制振装置のように、円筒状の密閉容器であってもよい。中空体10内にシリコーンオイル等の周知の粘性流体を収容し、コイルばね11及び付加重錘12を、その粘性流体中に位置させるようにするとよい。
中空体10内にシリコーンオイル等の粘性流体を収容することにより、粘性流体が付加重錘や容器の振動エネルギーを効果的に低減する。
また、コイルばね11に対して付加重錘12を溶接又は半田付けにより固着した場合には、コイルばね11及び付加重錘12が一体となり、安定した制振性能を発揮しうる。
図2は本発明の第2の実施例の主要部を示している。
図2において、この実施例では、中間部分が膨らんだ鼓形のコイルばね15が用いられている。このコイルばね15の、膨らんだ中間部分に付加重錘16が配設されている。この場合も付加重錘16の外周面に螺旋溝が設けられ、この螺旋溝にコイルばね15が嵌入されている。
コイルばね15及び付加重錘16は、図1や図3に示した例と同様に、中空体内に配置されて制振装置とされる。このように構成された制振装置は、付加重錘16の周囲がコイルばね15の、膨らんだ中間部分によって押さえられるため、付加重錘16を安定よく保持することができる。さらに、コイルばね15の、付加重錘16との接点に座巻き部が存在しないから、付加重錘16とコイルばね15との間でスリップが生じ難く、制振性能の低下を防止することができる。なお、図示を省略したが、本発明の変形例として付加重錘16を、中空円筒体で形成してもよく、この場合は付加重錘16内周面に雌ねじ状の螺旋溝を形成し、この溝にコイルばねを嵌入したものを用いてもよい。このように構成した場合は、コイルばねの組み立て作業が容易となり、かつ付加重錘16とコイルばね15とを着実に固定することができる。
さらに、図示を省略したが、付加重錘16は、半田、鉛等の低融点金属を、コイルばね15の中間部分に設けた型内に注入固化することにより注型成形したものでもよい。このように付加重錘16を注型成形することにより、付加重錘16に螺旋溝を形成する工程やコイルばね15に付加重錘16を固定する工程を省略することができると共に、任意の大きさの付加重錘16をコイルばね15の中間部分に容易に固定することができる。
ところで、1本のコイルばねにより付加重錘16を保持するようにした場合、次に示す問題が生じることがある。すなわち、組み立て時に中空体中でコイルばね11を予圧縮すると付加重錘12の上方と下方のコイルばね11のピッチが、付加重錘12の外周面の部分より小さくなる。これにより、図5に示すように、付加重錘の上下端面12aの部分でコイルばね11が傾斜角(θ)だけ折れ曲がって、付加重錘12の中心軸が中空体の中心軸に対して傾くことがある。このため、付加重錘12の動き易さに方向性が生まれる。従って、制振性能が低下したり、全ての方向の振動に対して均一な制振性能が得られないことがある。
この付加重錘12の傾きを防止するには、付加重錘12の真上からみたときに、コイルばね11と付加重錘12の上端面12aの接点が、コイルばね11と付加重錘12の下端面12bの接点の180度対向する位置にあるようにすればよい。このような構造は、精密な設計と慎重な組み立て作業が要求される。
次の実施例は、より簡便に上記の問題を解決する。
図6、図7は本発明の第3の実施例の主要部を示している。
図6において、コイルばね21の、付加重錘22の外周面と接する中間部分21aは、直線状に形成されている。
付加重錘22は円柱体をなし、その外周面に縦溝22aを設けた構成とされている。縦溝22aはコイルばねの中間部分21aが嵌入可能な大きさとされている。
コイルばね21と付加重錘22は、図7に示されるように組立てられている。すなわち、コイルばね21の中間部分21aを縦溝22aに嵌め込んだ状態で沿わせ、付加重錘22をコイルばね21の中間部分21aに配置し、2枚の当て板23によりコイルばねの中間部分21aを押さえると共に、各当て板23を止める止めねじ24で固定している。
付加重錘22の両端面には、縮径された突出部22bが設けられている。コイルばね21の、中間部分21aに連なる円形部分21b(1ターン目)を、突出部22bに巻き付けるようにしている。安定したばね特性を得るために、この円形部分21bを、付加重錘22に対して溶接又は半田付けで固着するようにしてもよい。
図7に示すように組立てられたコイルばね21及び付加重錘22は、図1、図3に示したと同様に中空体内に配置されて制振装置とされる。この実施例の制振装置は、コイルばね21が付加重錘22に強力に固定されて付加重錘の移動が防止されることから制振性能が低下することがなく、また中空体内への組立てが容易である。
図8、図9は本発明の第4の実施例の要部を示している。
図8において、付加重錘32は軸心部(中心)に貫通孔32aが設けられ、かつ貫通孔32aに沿って分断された縦2分割構成とされている。また付加重錘32の外周面の4箇所には、軸心と直交する方向に開口するボルト孔32bが設けられ、さらに、ボルト孔32bの開口部が切欠されてボルト座32cが設けられている。
コイルばね31は、中間部分31aが直線状に形成されている。コイルばねの中間部分31aは、付加重錘の貫通孔32aを挿通しうるようにコイルばね軸心に沿っている。
このように構成されたコイルばね31と付加重錘32は、図9に示されるように組立てられている。すなわち、コイルばねの中間部分31aを貫通孔32aに挿通させて付加重錘32をコイルばね31の中間部分31aに配置する。2分割体の付加重錘32は、コイルばねの中間部分31aを挟み付けて合体され、各ボルト孔に取付けられた4本の締付ボルト33により固持される。
さらに、図9に示すように組立てられたコイルばね31及び付加重錘32は、図1、図3に示したと同様に中空体内に配置されて制振装置とされる。この実施例の制振装置は、コイルばね31と付加重錘32との結合状態が上述の第3の実施例よりさらに強力に固定され、付加重錘の移動が防止され制振性能の低下が解消され、また中空体内への組立てが容易である。
図10は本発明の第5の実施例の主要部を示している。
図10に示されるように、コイルばね41の、付加重錘42の両端部外周面と接する部分41a、41bが、それぞれ2〜3ターン程度だけ密着巻きとされている。これらの密着巻き部分41a、41bを含む、付加重錘外周面上のコイルばねは、厚肉に塗装されたエポキシ樹脂等の硬化性接着剤43によって、付加重錘42に固定されている。さらに、接着剤43の外表面は、密着巻き部分41a、41bの補強と保護を兼ねて熱収縮チューブあるいはテーピング等によるカバー44で包覆されていることが好ましい。なお、接着剤43の代わりに、溶接、半田付け等の適当な結合部材を用いてもよい。
コイルばね41及び付加重錘42は、図1、図3に示したと同様に中空体内に配置されて制振装置とされる。この実施例の制振装置においては、コイルばね41が中間部分の付加重錘押さえ部分とその両側のばね機能部分とに区分される。付加重錘押さえ部分では、接着剤43によってコイルばね41と付加重錘を堅牢に固定しているため、コイルばね41のばね機能部分によるばね作用を安定して行わせる。したがって、この実施例の制振装置においても制振性能の低下が解消され、また中空体内への組立てが容易である。
発明の効果
以上説明した本発明の制振装置は、中空体内に、一連続のコイルばねを圧縮状態又は引張り状態で配置すると共に、その両端部を固定し、コイルばねの中間部分に付加重錘を固定したことにより、付加重錘とコイルばねとの間でスリップが生じ難く、安定した制振性能を発揮しうる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明に係る制振装置の第1の実施例を示し、aは制振装置全体の縦断面図、bは主要部の正面図である。
図2は、本発明に係る制振装置の第2の実施例の主要部を示す縦断面図である。
図3は、従来の制振装置を示す縦断面図である。
図4は、制振装置の主要部概略側面図である。
図5は、図4A部の拡大断面図である。
図6は、本発明に係る制振装置の第3の実施例の主要部を示す分解斜視図である。
図7は、同実施例の主要部の正面図である。
図8は、本発明に係る制振装置の第4の実施例の要部を示す分解斜視図である。
図9は、同実施例の主要部の正面図である。
図10は、本発明に係る制振装置の第5の実施例の主要部を示す断面図である。
図4は、制振装置の主要部概略側面図である。
図5は、図4A部の拡大断面図である。
図6は、本発明に係る制振装置の第3の実施例の主要部を示す分解斜視図である。
図7は、同実施例の主要部の正面図である。
図8は、本発明に係る制振装置の第4の実施例の要部を示す分解斜視図である。
図9は、同実施例の主要部の正面図である。
図10は、本発明に係る制振装置の第5の実施例の主要部を示す断面図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明を図示した実施例を用いて説明する。
図1は本発明に係る制振装置の第1の実施例を示し、aは装置全体の縦断面図、bは主要部の正面図である。
図1(a)において、符号10は縦断面コ字状体、11はコイルばね、12は付加重錘をそれぞれ示している。
縦断面コ字状体10は、上板10a、下板10b及び少なくとも1枚の側板10cにより縦断面コ字状に形成されている。この縦断面コ字状体10の上、下板10a、10b間に、一連続のコイルばね11が圧縮状態又は引張り状態で配置されている。さらに、コイルばね11の両端部が上、下板10a、10bにそれぞれ座板10d、10eを介し溶接で固定されている。一連続のコイルばねとは、1本のコイルばね、あるいは2本以上のコイルばねを重ね合わせて並列に配置したばねである。この例では、コイルばね11は全長に亘ってほぼ等ピッチでかつ同径である。コイルばね11の中間部分には付加重錘12が配置されている。
付加重錘12は円柱状の充実体であり、外周面に、図1(b)に示したように、コイルばね11の、無負荷時のピッチと等しいリードの螺旋溝12aが設けられている。付加重錘12は、コイルばね11に対して、いずれか一方の端からねじ込んだ状態で固定されている。
コイルばね11を縦断面コ字状体10内に取り付ける前に、予め中間部分に付加重錘12を
ねじ込んでおく。
付加重錘12とコイルばね11との固定をより確実にするために、図示を省略したが、部分的に溶接又は半田付けを行うか、あるいは付加重錘12の周囲をホースバンド状物で締め付けるようにするとよい。
上記の実施例では、縦断面コ字状体10内における付加重錘12の位置は、コイルばね11の圧縮力又は引張り力を解放することで自在に調整することができる。なお、同径、同ピッチのコイルばねを2本以上同軸的に束ねて配置したときは、図示を省略したが、付加重錘12の外周面に2本以上の並列溝を設けて付加重錘を保持するとよい。これにより、さらに安定に付加重錘12を支持できる。
縦断面コ字状体10は、例えば図3に示した従来の制振装置のように、円筒状の密閉器であってもよい。容器10内にシリコーンオイル等の周知の粘性流体を収容し、コイルばね11及び付加重錘12を、その粘性流体中に位置させるようにするとよい。
容器10内にシリコーンオイル等の粘性流体を収容することにより、粘性流体が付加重錘や容器の振動エネルギーを効果的に低減する。
また、コイルばね11に対して付加重錘12を溶接又は半田付けにより固着した場合には、コイルばね11及び付加重錘12が一体となり、安定した制振性能を発揮しうる。
図2は本発明の第2の実施例の主要部を示している。
図2において、この実施例では、中間部分が膨らんだ鼓形のコイルばね15が用いられている。このコイルばね15の、膨らんだ中間部分に付加重錘16が配設されている。この場合も付加重錘16の外周面に螺旋溝が設けられ、この螺旋溝にコイルばね15が嵌入されている。
コイルばね15及び付加重錘16は、図1や図3に示した例と同様に、縦断面コ字状体あるいは容器内に
配置されて制振装置とされる。このように構成された制振装置は、付加重錘16の周囲がコイルばね15の、膨らんだ中間部分によって押さえられるため、付加重錘16を安定よく保持することができる。さらに、コイルばね15の、付加重錘16との接点に座巻き部が存在しないから、付加重錘16とコイルばね15との間でスリップが生じ難く、制振性能の低下を防止することができる。なお、図示を省略したが、本発明の変形例として付加重錘16を、中空円筒体で形成してもよく、この場合は付加重錘16内周面に雌ねじ状の螺旋溝を形成し、この溝にコイルばねを嵌入したものを用いてもよい。このように構成した場合は、コイルばねの組み立て作業が容易となり、かつ付加重錘16とコイルばね15とを着実に固定することができる。
さらに、図示を省略したが、付加重錘16は、半田、鉛等の低融点金属を、コイルばね15の中間部分に設けた型内に注入固化することにより注型成形したものでもよい。このように付加重錘16を注型成形することにより、付加重錘16に螺旋溝を形成する工程やコイルばね15に付加重錘16を固定する工程を省略することができると共に、任意の大きさの付加重錘16をコイルばね15の中間部分に容易に固定することができる。
ところで、1本のコイルばねにより付加重錘16を保持するようにした場合、次に示す問題が生じることがある。すなわち、組み立て時に縦断面コ字状体中でコイルばね11を予圧縮すると付加重錘12の上方と下方のコイルばね11のピッチが、付加重錘12の外周面の部分より小さくなる。これにより、図5に示すように、付加重錘の上下端面12aの部分でコイルばね11が傾斜角(θ)だけ折れ曲がって、付加重錘12の中心軸が中空体の中心軸に対して傾くことがある。このため、付加重錘12の動き易さに方向性が生まれる。従って、制振性能が低下したり、全ての方向の振動に対して均一な制振性能が得られないことがある。
この付加重錘12の傾きを防止するには、付加重錘12の真上からみたときに、コイルばね11と付加重錘12の上端面12aの接点が、コイルばね11と付加重錘12の下端面12bの接点の180度対向する位置にあるようにすればよい。このよう
な構造は、精密な設計と慎重な組み立て作業が要求される。
次の実施例は、より簡便に上記の問題を解決する。
図6、図7は本発明の第3の実施例の主要部を示している。
図6において、コイルばね21の、付加重錘22の外周面と接する中間部分21aは、直線状に形成されている。
付加重錘22は円柱体をなし、その外周面に縦溝22aを設けた構成とされている。縦溝22aはコイルばねの中間部分21aが嵌入可能な大きさとされている。
コイルばね21と付加重錘22は、図7に示されるように組立てられている。すなわち、コイルばね21の中間部分21aを縦溝22aに嵌め込んだ状態で沿わせ、付加重錘22をコイルばね21の中間部分21aに配置し、2枚の当て板23によりコイルばねの中間部分21aを押さえると共に、各当て板23を止める止めねじ24で固定している。
付加重錘22の両端面には、縮径された突出部22bが設けられている。コイルばね21の、中間部分21aに連なる円形部分21b(1ターン目)を、突出部22bに巻き付けるようにしている。安定したばね特性を得るために、この円形部分21bを、付加重錘22に対して溶接又は半田付けで固着するようにしてもよい。
図7に示すように組立てられたコイルばね21及び付加重錘22は、図1、図3に示したと同様に縦断面コ字状体あるいは容器内に配置されて制振装置とされる。この実施例の制振装置は、コイルばね21が付加重錘22に強力に固定されて付加重錘の移動が防止されることから制振性能が低下することがなく、また縦断面コ字状体あるいは容器内への組立てが容易である。
図8、図9は本発明の第4の実施例の要部を示している。
図8において、付加重錘32は軸心部(中心)に貫通孔32aが設けられ、かつ貫通孔32aに沿って分断された縦2分割構成とされている。また付加重錘32の外周面の4箇所には、軸心と直交する方向に開口するボルト孔32bが設けられ、さらに、ボルト孔32bの開口部が切欠されてボルト座32cが設けられている。
コイルばね31は、中間部分31aが直線状に形成されている。コイルばねの中間
部分31aは、付加重錘の貫通孔32aを挿通しうるようにコイルばね軸心に沿っている。
このように構成されたコイルばね31と付加重錘32は、図9に示されるように組立てられている。すなわち、コイルばねの中間部分31aを貫通孔32aに挿通させて付加重錘32をコイルばね31の中間部分31aに配置する。2分割体の付加重錘32は、コイルばねの中間部分31aを挟み付けて合体され、各ボルト孔に取付けられた4本の締付ボルト33により固持される。
さらに、図9に示すように組立てられたコイルばね31及び付加重錘32は、図1、図3に示したと同様に縦断面コ字状体あるいは容器内に配置されて制振装置とされる。この実施例の制振装置は、コイルばね31と付加重錘32との結合状態が上述の第3の実施例よりさらに強力に固定され、付加重錘の移動が防止され制振性能の低下が解消され、また縦断面コ字状体あるいは容器内への組立てが容易である。
図10は本発明の第5の実施例の主要部を示している。
図10に示されるように、コイルばね41の、付加重錘42の両端部外周面と接する部分41a、41bが、それぞれ2〜3ターン程度だけ密着巻きとされている。これらの密着巻き部分41a、41bを含む、付加重錘外周面上のコイルばねは、厚肉に塗装されたエポキシ樹脂等の硬化性接着剤43によって、付加重錘42に固定されている。さらに、接着剤43の外表面は、密着巻き部分41a、41bの補強と保護を兼ねて熱収縮チューブあるいはテーピング等によるカバー44で包覆されていることが好ましい。なお、接着剤43の代わりに、溶接、半田付け等の適当な結合部材を用いてもよい。
コイルばね41及び付加重錘42は、図1、図3に示したと同様に縦断面コ字状体あるいは容器内に配置されて制振装置とされる。この実施例の制振装置においては、コイルばね41が中間部分の付加重錘押さえ部分とその両側のばね機能部分とに区分される。付加重錘押さえ部分では、接着剤43によってコイルばね41と付加重錘を堅牢に固定しているため、コイルばね41のばね機能部分によるばね作用を安定して行わせる。したがって、
この実施例の制振装置においても制振性能の低下が解消され、また縦断面コ字状体あるいは容器内への組立てが容易である。
発明の効果
以上説明した本発明の制振装置は、縦断面コ字状体あるいは容器内に、一連続のコイルばねを圧縮状態又は引張り状態で配置すると共に、その両端部を固定し、コイルばねの中間部分に付加重錘を固定したことにより、付加重錘とコイルばねとの間でスリップが生じ難く、安定した制振性能を発揮しうる。
Claims (18)
- 中空体内に両端部を固定した一連続のコイルばねを圧縮状態又は引張り状態で配置すると共に、前記コイルばねの中間部分に付加重錘をコイルばねと一体化するように固定したことを特徴とする制振装置。
- 請求項1に記載の制振装置において、前記中空体は粘性流体を収容した容器であり、前記コイルばね及び前記付加重錘を前記粘性流体中に位置させるものであることを特徴とする制振装置。
- 請求項2に記載の制振装置において、前記付加重錘は充実体であり、その外周面に、前記コイルばねの中間部分が嵌入される螺旋溝が設けられていることを特徴とする制振装置。
- 請求項2に記載の制振装置において、前記コイルばねと前記付加重錘とは溶接又は半田付けにより固着されていることを特徴とする制振装置。
- 請求項2に記載の制振装置において、前記付加重錘は、低融点金属を前記コイルばねの中間部分に設けた型内に導入することにより注型成形されたものであることを特徴とする制振装置。
- 請求項2に記載の制振装置において、前記付加重錘の外周面に縦溝が設けられ、前記コイルばねの中間に直線状の中間部分が設けられ、前記中間部分が前記縦溝内に嵌入され固定されたことを特徴とする制振装置。
- 請求項2に記載の制振装置において、前記付加重錘は軸心に貫通孔が設けられると共に、前記貫通孔に沿って分断された縦分割構成とされ、前記コイルばねは中間に直線状の中間部分が設けられ、前記中間部分が前記貫通孔に挿通され固定されたことを特徴とする制振装置。
- 請求項2に記載の制振装置において、前記コイルばねの、前記付加重錘の両端部外周面と接する部分が少なくとも一部密着巻きされ、この密着巻き部分における前記コイルばねと前記付加重錘とが結合部材によって固定されたことを特徴とする制振装置。
- 請求項8に記載の制振装置において、前記コイルばねの、前記結合部材を施した部分の外表面をカバーで包覆したことを特徴とする制振装置。
- 請求項1に記載の制振装置において、前記付加重錘は充実体であり、その外周面に、前記コイルばねの中間部分が嵌入される螺旋溝が設けられていることを特徴とする制振装置。
- 請求項10に記載の制振装置において、前記コイルばねと前記付加重錘とは溶接又は半田付けにより固着されていることを特徴とする制振装置。
- 請求項10に記載の制振装置において、前記付加重錘は、低融点金属を、前記コイルばねの中間部分に設けた型内に導入することにより注型成形されたものであることを特徴とする制振装置。
- 請求項1に記載の制振装置において、前記コイルばねと前記付加重錘とは溶接又は半田付けにより固着されていることを特徴とする制振装置。
- 請求項13に記載の制振装置において、前記付加重錘は、低融点金属を、前記コイルばねの中間部分に設けた型内に導入することにより注型成形されたものであることを特徴とする制振装置。
- 請求項1に記載の制振装置において、前記付加重錘は、低融点金属を、前記コイルばねの中間部分に設けた型内に導入することにより注型成形したものであることを特徴とする制振装置。
- 請求項1に記載の制振装置において、前記付加重錘の外周面に縦溝が設けられ、前記コイルばねの中間に直線部状の中間部分が設けられ、前記中間部分が前記縦溝内に嵌入され固定されたことを特徴とする制振装置。
- 請求項1に記載の制振装置において、前記付加重錘は軸心に貫通孔が設けられると共に、前記貫通孔に沿って分断された縦分割構成とされ、前記コイルばねは中間に直線状の中間部分が設けられ、前記中間部分が前記貫通孔に挿通され固定されたことを特徴とする制振装置。
- 請求項1に記載の制振装置において、前記コイルばねの、前記付加重錘の両端部外周面と接する部分が少なくとも一部密着巻きされ、この密着巻き部分における前記コイルばねと前記付加重錘とが結合部材を介して固定されたことを特徴とする制振装置。
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