WO2014080533A1 - スライドファスナー用スライダー - Google Patents

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陽平 宮崎
嘉一 濱田
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Ykk株式会社
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    • A44B19/30Sliders with means for locking in position
    • A44B19/308Sliders with means for locking in position in the form of a spring-actuated locking member actuated by the pull member

Abstract

 スライダーの組み立て性を向上することができると共に、スライダーの製造コストを低減することができるスライドファスナー用スライダーを提供する。 スライダー胴体20、引手保持体40、停止爪体60、枢支ピン13、及び弾性体12を備え、スライダー胴体20の上翼板21の上面には、停止爪体60を収納する爪体支持部27、及び弾性体12を収納する収容凹部35が形成され、引手保持体40の内側には、枢支ピン13を下方に押えるピン押え部46が形成され、弾性体12は収容凹部35内に配置され、停止爪体60は弾性体12上に配置され、枢支ピン13は停止爪体60の爪体基端部61上に配置され、枢支ピン13がピン押え部46と停止爪体60の爪体基端部61との間に保持される。

Description

スライドファスナー用スライダー
 本発明は、スライドファスナー用スライダーに関し、特に、組み立ての効率化により生産性向上及びコストダウンを図るスライドファスナー用スライダーに関する。
 従来のスライドファスナー用スライダーとしては、スライダー胴体と、スライダー胴体に片持状に取り付けられる引手保持体と、スライダー胴体に摺動自在に配置される開閉部材と、開閉部材を閉鎖位置に付勢する弾性部材と、スライダー胴体に対して上下揺動可能に枢支される停止爪体と、停止爪体を下方に付勢する板ばねと、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
 また、上記特許文献1に記載のスライドファスナー用スライダーでは、引手保持体内の内側上面の前部と後部に係着部がそれぞれ設けられており、板ばねは、この前後の係着部に加締めにより固定されている。
日本国特許第4799452号公報
 しかしながら、上記特許文献1に記載のスライドファスナー用スライダーでは、板ばねを引手保持体の係着部に加締めにより固定するため、スライダー組み立て前に引手保持体と板ばねを組み付ける工程を設ける必要があると共に、そのための専用装置を用意しなければならず、スライダーの組み立て性が良好ではないと共に、製造コストが増加してしまっていた。
 本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スライダーの組み立て性を向上することができると共に、スライダーの製造コストを低減することができるスライドファスナー用スライダーを提供することにある。
 本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)上下に対向配置される上翼板及び下翼板を有し、上翼板及び下翼板の間にエレメント案内路が設けられたスライダー胴体と、取付軸部を有する引手と、一端部がスライダー胴体の上翼板に片持状に固定され、引手の取付軸部を保持する引手保持体と、スライダー胴体に対して枢支ピンを介して上下揺動可能に枢支される停止爪体と、を備え、停止爪体は、爪体基端部と、爪体基端部から二股に分岐して略平行に延設される上側アーム及び下側アームと、を有し、下側アームの先端部に爪部が形成されるスライドファスナー用スライダーであって、枢支ピンを揺動中心として停止爪体の爪体基端部を上方に付勢する弾性体を更に備え、スライダー胴体の上翼板の上面には、停止爪体を収容する爪体支持部、及び弾性体を収容する収容凹部が形成され、引手保持体の内側には、枢支ピンを下方に押えるピン押え部が形成され、弾性体は、収容凹部内に配置され、停止爪体は、弾性体上に配置され、枢支ピンは、停止爪体の爪体基端部上に配置され、枢支ピンがピン押え部と停止爪体の爪体基端部との間に保持されることを特徴とするスライドファスナー用スライダー。
(2)弾性体は、板ばね又はコイルばねであることを特徴とする(1)に記載のスライドファスナー用スライダー。
(3)爪体支持部は、一対の壁部からなり、一対の壁部の上端部の内壁面には、枢支ピンの端部を保持するピン保持溝が上方に開口してそれぞれ形成されることを特徴とする(1)又は(2)に記載のスライドファスナー用スライダー。
(4)枢支ピンが停止爪体の爪体基端部上に配置された状態において、一対の壁部のピン保持溝を構成する幅方向外側の壁の上端部を幅方向内側にそれぞれ加締めることにより、枢支ピンの両端部が一対の壁部のピン保持溝にそれぞれ保持されることを特徴とする(3)に記載のスライドファスナー用スライダー。
(5)引手保持体のピン押え部の幅寸法は、一対の壁部間の幅寸法よりも小さく設定され、一対の壁部間にピン押え部が嵌合することによって、ピン押え部により枢支ピンが下方に押えられることを特徴とする(3)又は(4)に記載のスライドファスナー用スライダー。
 本発明のスライドファスナー用スライダーによれば、スライダー胴体の上翼板の上面には、停止爪体を収容する爪体支持部、及び弾性体を収容する収容凹部が形成され、引手保持体の内側には、枢支ピンを下方に押えるピン押え部が形成され、弾性体は、収容凹部内に配置され、停止爪体は、弾性体上に配置され、枢支ピンは、停止爪体の爪体基端部上に配置され、枢支ピンがピン押え部と停止爪体の爪体基端部との間に保持される。このため、弾性体がスライダー胴体側に組み付けられるので、従来のスライダーと比較して、スライダー組み立て前に引手保持体と弾性体を組み付ける工程を設ける必要がなく、そのための専用装置を用意しなくてもよい。従って、スライダーの組み立て性を向上することができると共に、スライダーの製造コストを低減することができる。
本発明に係るスライドファスナー用スライダーの一実施形態の分解斜視図である。 図1に示すスライドファスナー用スライダーの正面図である。 (a)は、図1に示す引手保持体の正面図であり、(b)は、引手保持体の前面図であり、(c)は、(a)のD-D線に沿った断面図であり、(d)は、引手保持体の側面図であり、(e)は、(a)のE-E線に沿った断面図である。 組付け開始時のスライダー胴体と引手保持体との状態を示す、図2のA-A線に沿った要部断面図である。 (a)は、加締め前の図2のC-C線に沿った要部断面図であり、(b)は加締め後の(a)の要部拡大断面図である。 (a)は、加締め前のスライダー胴体と引手保持体との状態を示す要部前面図であり、(b)は、加締め後のスライダー胴体と引手保持体との状態を示す要部前面図であり、(c)は、その加締め後における図2のC-C線に沿った要部断面図である。 (a)は、引手保持体がスライダー胴体に組み付けられた状態を示す一部切欠側面図であり、(b)は、その組み付けられた状態の図2のA-A線に沿った要部断面図である。 (a)は、引手の取付軸部が押し込まれる前の状態を説明するA-A線に沿った断面図であり、(b)は、引手の取付軸部が間隙に押し込まれた状態を説明するスライダーの要部断面図であり、(c)は、引手の取付軸部が開閉部材の谷部に入り込んだ状態を説明する要部断面図であり、(d)は、引手の取付軸部が間隙に更に押し込まれた状態を説明する要部断面図であり、(e)は、引手の取付軸部が停止爪体の作動凹溝に収容された状態を説明する要部断面図である。 本発明に係るスライドファスナー用スライダーの一実施形態の第1変形例を説明する縦断面図である。 本発明に係るスライドファスナー用スライダーの一実施形態の第2変形例を説明する縦断面図である。
 以下、本発明に係るスライドファスナー用スライダーの一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以後の説明において、スライダーの幅が広い側であってファスナーエレメントが分離して出てくる側を肩口側とし、スライダーの幅が狭い側であってファスナーエレメントが噛合して出てくる側を後口側とする。また、肩口側を前、後口側を後ろとし、スライダーの摺動方向を前後方向、前後方向と直交且つ不図示のファスナーテープと平行な方向を左右方向(幅方向)、前後方向及び左右方向に直交する方向を上下方向とする。
 本実施形態に係るスライドファスナー用スライダー10は、図1及び図2に示すように、スライダー胴体20と、引手保持体40と、開閉部材50と、停止爪体60と、引手70と、により主に構成されている。引手保持体40と停止爪体60とは、ステンレスや銅合金や亜鉛合金などの金属材料を、また、スライダー胴体20と開閉部材50とは、アルミニウム合金や亜鉛合金などの金属材料を、プレス成形やダイキャスト成形することにより製造される。なお、本実施形態では、引手保持体40、スライダー胴体20、及び開閉部材50は亜鉛ダイカストによって、停止爪体60は銅合金によってそれぞれ構成されている。また、これらの部品は、上記の金属材料に代えて、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリアセタール、ポリプチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂材料などを射出成形することでも製造可能である。
 スライダー胴体20は、図1及び図2に示すように、上翼板21と、下翼板22と、上翼板21と下翼板22の前端部を連結する案内柱23とを有し、一体的に形成されている。上翼板21と下翼板22の左右側部には、その後端から略中央位置にかけて上下フランジ21a,22aが設けられている。スライダー胴体20は、上翼板21と下翼板22の間にY字形のエレメント案内路24が形成されており、エレメント案内路24の後端には後口25が、また前端には2つの肩口26が設けられている。
 スライダー胴体20には、上翼板21の上面前部に、停止爪体60を収容可能な間隔をもって離間して立設する左右壁部27a,27bからなる爪体支持部27が形成されている。左右壁部27a,27bの上端部の内壁面には、停止爪体60を上下揺動可能に枢支する枢支ピン13の端部を保持するU字形状のピン保持溝27cが、上方に開口してそれぞれ形成されている。また、上翼板21の上面には、左右壁部27a,27b間に、後述する板ばね(弾性体)12を収容する収容凹部35が設けられている。更に、収容凹部35の後端側には、停止爪体60を位置決めするための位置決め用凸部36が形成されている(図4参照)。
 スライダー胴体20は、上翼板21の爪体支持部27よりも前端側に凹設された嵌着部28と、この嵌着部28の左右両脇に、スライダー胴体20の長さ方向に沿って上翼板21の前端から爪体支持部27の左右壁部27a,27bの後方側に亘って直線状に凹設された摺動溝部29と、を備える。摺動溝部29には、引手保持体40の後述するフランジ41が収容される。
 また、嵌着部28の幅方向中間部には、爪体支持部27よりも前端側に、後述する引手保持体40の凸部42と係合可能な凹部30が形成されている。凹部30は、爪体支持部27の左右壁部27a,27b間に形成された収容凹部35に連続して形成されている。
 スライダー胴体20には、爪体支持部27の後方に、上翼板21の上面からエレメント案内路24に貫通する爪孔31が形成されている。上翼板21の上面には、開閉部材50が摺動自在に嵌合する開閉部材ガイド溝32が、上翼板21の後端から爪孔31の左右側方に亘って形成されている。
 また、開閉部材ガイド溝32の底面の一部には、コイルばね11を装着するためのばね装着溝33が形成されている。更に、上翼板21の後端部には、開閉部材ガイド溝32の底面から突設する突片部34が左右両側に設けられている。突片部34は、開閉部材50を開閉部材ガイド溝32に嵌合させた後、突片部34をスライダー胴体20の幅方向中央部に向けて押し曲げることにより、開閉部材50が開閉部材ガイド溝32から抜け落ちるのを防止するストッパーとして機能する。
 引手保持体40は、図3に示すように、一面に開口を有する側面視略L字形の有底箱状に形成されており、引手保持体40の一端部である固定側基端部43が、上翼板21の上面前方部に固定されて、スライダー胴体20に片持状に取り付けられる。これにより、引手保持体40の他端部である後端部44とスライダー胴体20との間には間隙14が形成される(図7(a)参照)。
 引手保持体40の固定側基端部43の左右両側面の下縁部には、スライダー胴体20の摺動溝部29に収容される左右一対のフランジ41が形成されている。また、引手保持体40には、固定側基端部43の前端部側の下面43aから下方に突出する断面略3角形の凸部42が設けられている。凸部42の前端壁42aは、下面43aに対して略直角に形成されている。また、凸部42の後端壁42bは、下面43aに対して傾斜して形成されている。
 また、固定側基端部43は、後端部44側まで連続する上面部45と、上面部45から連続して前方へ延びる前方壁部43bと、左右側壁部43c,43dと、によってスライダー胴体20の爪体支持部27を覆うように形成されている。また、固定側基端部43の上面部45、前方壁部43b、及び左右側壁部43c,43dによって囲まれた部分では、内壁を下方に膨出させた膨出部43eが設けられている。
 そして、膨出部43eの下面には、図3(c)に示すように、左右方向中央から下方に突出する段差部(ピン押え部)46が設けられている。この段差部46の幅寸法は、爪体支持部27の左右壁部27a,27b間の幅寸法よりも小さく設定されている。そして、左右壁部27a,27b間に段差部46が嵌合することによって、段差部46により枢支ピン13が下方に押えられる。
 さらに、引手保持体40の後端部44側の左右側面部には、退避部47と収容部48とが、スライダー胴体20に対向して下向きの凹状に形成されており、退避部47と収容部48との間は、凸状の連続縁部49によって連続している。
 図1に戻り、開閉部材50は、平面形状が略U字状に形成され、これにより、開閉部材50がスライダー胴体20の上翼板21(開閉部材ガイド溝32)に取り付けられて前端側に向けて摺動するとき、爪孔31との干渉が防止されている。開閉部材50は、その左右側縁部の下部に、上翼板21の開閉部材ガイド溝32に摺動自在に嵌合するガイド部51が設けられている。また、開閉部材50の二股状のアーム部には、基端側閉鎖部52と先端側閉鎖部53とが、上方に向けて凸状に形成されている。また、基端側閉鎖部52と先端側閉鎖部53との間には谷部54が形成されている。
 停止爪体60は、図1に示すように、爪体基端部61と、爪体基端部61から二股に分岐して略平行に延設する上側アーム部62及び下側アーム部63とを有しており、下側アーム部63の先端には、スライダー胴体20の爪孔31を介してエレメント案内路24に突出する爪部64が形成されている。また、上下のアーム部62,63間には、スライダー胴体20の後口25側に向けて開口する作動凹溝65が設けられている。
 また、図4に示すように、爪体基端部61の上部には、左右壁部27a,27bのピン保持溝27cに両端が保持された枢支ピン13と係合する枢支凹部66が形成され、爪体基端部61の下部には、下部凹部67が形成されている。
 引手70は、一端側に引手保持体40が挿入される環状部71と、環状部71から他端側にかけて設けられる把手部72と、を有する。環状部71の先端部には、断面円形状の持つ取付軸部73が設けられている。この取付軸部73の長さは、引手保持体40の幅寸法よりも大きく設定されている。
 次に、本実施形態のスライドファスナー用スライダー10の組付けについて図4~図7を参照しながら説明する。
 先ず、スライダー胴体20に開閉部材50とコイルばね11とを組み付ける。具体的には、スライダー胴体20の上翼板21に形成したばね装着溝33にコイルばね11を装着した後、開閉部材50のガイド部51を上翼板21の開閉部材ガイド溝32に嵌合させて挿し込む。更に、開閉部材50を押し込んでコイルばね11を縮ませた状態で、開閉部材ガイド溝32の両側に設けられた突片部34を、スライダー胴体20の幅方向中央部に向けて押し曲げる。これにより、開閉部材50及びコイルばね11は、スライダー胴体20の上翼板21からの脱落が防止される。開閉部材50は、コイルばね11の弾性力によって常に後方に付勢された状態で開閉部材ガイド溝32に沿って摺動可能にスライダー胴体20に取り付けられる。
 次に、開閉部材50とコイルばね11とが組み付けられたスライダー胴体20に、板ばね12、停止爪体60、枢支ピン13、及び引手保持体40をこの順で組み付ける。具体的には、図4及び図5(a)に示すように、爪体支持部27の左右壁部27a,27b間に設けられた収容凹部35内に、ばね鋼板により矩形状に形成された板ばね12を配置した後、停止爪体60の下部凹部67と位置決め用凸部36とを係合させながら停止爪体60を上方から左右壁部27a,27b間に挿入し、停止爪体60を板ばね12上に配置する。更に、枢支ピン13を左右壁部27a,27bのピン保持溝27cに嵌合させて、停止爪体60の爪体基端部61の枢支凹部66上に配置する。
 そして、図5(b)に示すように、枢支ピン13が停止爪体60の爪体基端部61上に配置された状態において、左右壁部27a,27bのピン保持溝27cを構成する幅方向外側の壁27dの上端部を幅方向内側にそれぞれ加締める。これにより、枢支ピン13の両端部が左右壁部27a,27bのピン保持溝27cにそれぞれ保持される。なお、この壁27dの加締めは、スライダー組立時において引手保持体40が停止爪体60に接触したときに、スライダー胴体20にセットした部品が外れてしまわない程度の強度であればよく、強固に行う必要はない(仮止め程度でよい)。
 続いて、引手保持体40のフランジ41を、スライダー胴体20の前端から摺動溝部29に挿入し、引手保持体40を摺動溝部29に沿ってスライダー胴体20の後方に向けて摺動させて、スライダー胴体20に引手保持体40を取り付ける(図6(a)及び図7(a)参照)。また、このとき、引手保持体40の凸部42の後端壁42bは固定側基端部43の下面43aに対して傾斜しているので、引手保持体40は、凸部42がスライダー胴体20の壁37に案内されながら、反時計方向に徐々に傾き、スライダー胴体20の後方に向けて摺動される。そして、凸部42がスライダー胴体20の壁37を乗り越えて、凹部30に係合する(図7(b)参照)。
 次いで、図6(b)に示すように、スライダー胴体20の摺動溝部29を形成する上翼板21の上面部21bを、フランジ41に向けてパンチなどで圧潰することにより、引手保持体40のフランジ41を上翼板21に加締め固定する。これにより、引手保持体40は、引手保持体40の凸部42とスライダー胴体20の凹部30とが係合すると共に、フランジ41が上翼板21で加締められるため、係合及び加締めの両者が相俟って、引手保持体40がスライダー胴体20に強固に固定される。
 また、このとき、図6(c)に示すように、引手保持体40がスライダー胴体20に取り付けられた状態において、引手保持体40の段差部46により枢支ピン13が下方に押さえ付けられる。これにより、図7(b)に示すように、枢支ピン13は、段差部46と停止爪体60の爪体基端部61との間に保持される。このため、停止爪体60は、枢支ピン13を揺動中心として上下に揺動可能となる。また、停止爪体60は、枢支ピン13より前端側が板ばね12の弾性力により上方に付勢されているので、図7(b)に示すように、反時計方向に回動して停止爪体60の爪部64が爪孔31からエレメント案内路24に突出し、不図示のファスナーエレメントに係合する。
 また、開閉部材50がコイルばね11により後方に向けて付勢されているため、図7(a)に示すように、引手保持体40の後端部44とスライダー胴体20の上翼板21との間に形成されている間隙14は、開閉部材50の基端側閉鎖部52によって閉鎖され、また、引手保持体40の連続縁部49と上翼板21との間に形成されている間隙も開閉部材50の先端側閉鎖部53によって閉鎖されている。
 次に、図8を参照して、スライドファスナー用スライダー10に引手70を取り付ける手順を説明する。
 まず、図8(a)及び図8(b)に示すように、引手70の取付軸部73をスライダー10の間隙14内に後方から前方に押し込むことにより、開閉部材50が前方にスライドして、引手70の取付軸部73が引手保持体40の退避部47内に入り込むと共に、図8(c)に示すように、開閉部材50が後方にスライドして、引手70の取付軸部73が開閉部材50の基端側及び先端側閉鎖部52,53間の谷部54に入り込む。
 次いで、図8(d)に示すように、引手70の取付軸部73を間隙14内において更に前方に押し込むことにより、開閉部材50が前方にスライドして、引手70の取付軸部73が引手保持体40の収容部48内に停止爪体60を上方に持ち上げながら入り込むと共に、図8(e)に示すように、開閉部材50が後方にスライドして、引手70の取付軸部73が停止爪体60の作動凹溝65に収容される。
 以上説明したように、本実施形態のスライドファスナー用スライダー10によれば、板ばね12が収容凹部内35に配置され、停止爪体60が板ばね12上に配置され、枢支ピン13が停止爪体60の爪体基端部61上に配置され、枢支ピン13が段差部46と停止爪体60の爪体基端部61との間に保持される。このため、板ばね12がスライダー胴体20側に組み付けられるので、従来のスライダーと比較して、スライダー組み立て前に引手保持体と板ばねを組み付ける工程を設ける必要がなく、そのための専用装置を用意しなくてもよい。従って、スライダー10の組み立て性を向上することができると共に、スライダー10の製造コストを低減することができる。
 また、本実施形態のスライドファスナー用スライダー10によれば、引手保持体40をスライダー胴体20に取り付けるのみで、枢支ピン13が引手保持体40の段差部46により下方に押えられて、枢支ピン13が爪体支持部27に保持されるため、スライダー10の組み立て性を向上することができる。
 また、本実施形態のスライドファスナー用スライダー10によれば、従来のスライダーのように、引手保持体内に内部空間を確保してこの内部空間に板ばねを配置する構造ではないため、引手保持体40の内部空間の容量などを設計上考慮する必要がない。これにより、例えば、引手保持体40の形状に大きな丸みを持たせるなど、引手保持体40のデザインの自由度を高めることができる。
 なお、本実施形態の第1変形例として、図9に示すように、板ばね12の代わりにコイルばね82を使用してもよい。この場合、スライダー胴体20の左右壁部27a,27b間には、コイルばね82を収容するための有底穴状の収容凹部85が形成されている。また、停止爪体60の爪体基端部61の下面前端部には、コイルばね82の上端部が当接する段形状のばね受け部61aが形成されている。そして、本変形例では、停止爪体60は、枢支ピン13より前端側がコイルばね82の弾性力により上方に付勢されている。
 なお、本実施形態の第2変形例として、図10に示すように、板ばね12の前端部をスライダー胴体20の収容凹部35に加締めにより片持状に固定してもよい。この場合、収容凹部35の底面の前端部には、板ばね12の前端部を固定するための加締め片35aが形成されている。
 なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
 例えば、上記実施形態では、左右壁部27a,27bのピン保持溝27cを構成する壁27dの上端部を加締めているが、これに限定されず、壁27dの上端部を加締めなくてもよい。
 10  スライドファスナー用スライダー
 12  板ばね(弾性体)
 13  枢支ピン
 20  スライダー胴体
 21  上翼板
 22  下翼板
 24  エレメント案内路
 27  爪体支持部
 27a 左壁部
 27b 右壁部
 27c ピン保持溝
 27d 壁
 35  収容凹部
 40  引手保持体
 46  段差部(ピン押え部)
 60  停止爪体
 61  爪体基端部
 62  上側アーム部
 63  下側アーム部
 64  爪部
 70  引手
 73  取付軸部
 82  コイルばね(弾性体)
 85  収容凹部

Claims (5)

  1.  上下に対向配置される上翼板(21)及び下翼板(22)を有し、前記上翼板(21)及び前記下翼板(22)の間にエレメント案内路(24)が設けられたスライダー胴体(20)と、
     取付軸部(73)を有する引手(70)と、
     一端部が前記スライダー胴体(20)の前記上翼板(21)に片持状に固定され、前記引手(70)の前記取付軸部(73)を保持する引手保持体(40)と、
     前記スライダー胴体(20)に対して枢支ピン(13)を介して上下揺動可能に枢支される停止爪体(60)と、を備え、
     前記停止爪体(60)は、爪体基端部(61)と、前記爪体基端部(61)から二股に分岐して略平行に延設される上側アーム(62)及び下側アーム(63)と、を有し、前記下側アーム(63)の先端部に爪部(64)が形成されるスライドファスナー用スライダー(10)であって、
     前記枢支ピン(13)を揺動中心として前記停止爪体(60)の前記爪体基端部(61)を上方に付勢する弾性体(12,82)を更に備え、
     前記スライダー胴体(20)の前記上翼板(21)の上面には、前記停止爪体(60)を収容する爪体支持部(27)、及び前記弾性体(12,82)を収容する収容凹部(35,85)が形成され、
     前記引手保持体(40)の内側には、前記枢支ピン(13)を下方に押えるピン押え部(46)が形成され、
     前記弾性体(12,82)は、前記収容凹部(35,85)内に配置され、
     前記停止爪体(60)は、前記弾性体(12,82)上に配置され、
     前記枢支ピン(13)は、前記停止爪体(60)の前記爪体基端部(61)上に配置され、
     前記枢支ピン(13)が前記ピン押え部(46)と前記停止爪体(60)の前記爪体基端部(61)との間に保持されることを特徴とするスライドファスナー用スライダー(10)。
  2.  前記弾性体は、板ばね(12)又はコイルばね(82)であることを特徴とする請求項1に記載のスライドファスナー用スライダー(10)。
  3.  前記爪体支持部(27)は、一対の壁部(27a,27b)からなり、
     前記一対の壁部(27a,27b)の上端部の内壁面には、前記枢支ピン(13)の端部を保持するピン保持溝(27c)が上方に開口してそれぞれ形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のスライドファスナー用スライダー(10)。
  4.  前記枢支ピン(13)が前記停止爪体(60)の前記爪体基端部(61)上に配置された状態において、前記一対の壁部(27a,27b)の前記ピン保持溝(27c)を構成する幅方向外側の壁(27d)の上端部を幅方向内側にそれぞれ加締めることにより、前記枢支ピン(13)の両端部が前記一対の壁部(27a,27b)の前記ピン保持溝(27c)にそれぞれ保持されることを特徴とする請求項3に記載のスライドファスナー用スライダー(10)。
  5.  前記引手保持体(40)の前記ピン押え部(46)の幅寸法は、前記一対の壁部(27a,27b)間の幅寸法よりも小さく設定され、
     前記一対の壁部(27a,27b)間に前記ピン押え部(46)が嵌合することによって、前記ピン押え部(46)により前記枢支ピン(13)が下方に押えられることを特徴とする請求項3又は4に記載のスライドファスナー用スライダー(10)。
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