JPWO2012120755A1 - 分析装置 - Google Patents

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Abstract

分析装置は所定の分析性能を維持するため、定期的なメンテナンスが必要であるが、複雑な分析装置ほど、メンテナンス項目が多い。例えば、同一部品についてそれを取り外して実施するメンテナンスが複数種類あった場合、まとめて実施した方が効率は良いが、マニュアルに従った場合、メンテナンスの実施推奨時期が微妙にずれている場合などは、短期間の間に、メンテナンスのため同一部品を何度も取り外すような事態が発生する可能性があった。メンテナンスの実施指示が出された時点で実施すべきメンテナンス項目を抽出し、抽出されたメンテナンス項目を、例えば、類似のメンテナンス、同一部位のメンテナンスなどが連続して実行される等、予め設定したルールに従い、推奨する実施順序に並べ替える。

Description

本発明は、実施頻度が異なる複数のメンテナンスを必要とする分析装置に係り、特にメンテナンス実施時に応じて最適なメンテナンスを推奨する機能を備えた分析装置に関する。
装置の定期的なメンテナンスは、装置の性能を維持するために必要な作業である。固体や液体、気体などの分析を行う分析装置を導入している施設は、装置メーカーが推奨する間隔でメンテナンスを実施することで、装置の分析性能維持、予防保全を図っている。
本発明は、種々の分析装置に適用可能であるが、以下では臨床検査用の分析装置を例にして説明を行う。医療機器で特定保守管理機器に該当している装置は、装置メーカーの推奨する間隔で装置の保守管理を必ず実施し、その記録を残す必要がある。
最近は、保険点数の引き下げにより、病院や検査室の経営が悪化している。それとは相反して、医療施設には24時間体制や患者様へのサービス向上を求められている。検査室側の対応としても、休日や夜間シフトの対応をしているが、装置が導入されると人員は減らされる。装置ごとに専任者体制を取れず、複数の装置を1人で操作し、経験の浅い不慣れな担当者がメンテナンスを任されることも多い。サービスエンジニアも大きなエリアを少人数でこなす必要があり、製品の専門技術者を置けないのが現状である。
メンテナンスの手順は紙のマニュアル、あるいは、装置の操作部に組み込まれたヘルプに記述されている。操作者はマニュアル等に書かれた手順に従い、項目ごとの手順でメンテナンスを実施している。
メンテナンスの種類としては、主として洗浄と部品交換に分けられる。また、装置が自動で行うメンテナンスと操作者が手動で行う項目がある。洗浄には自動で実施できる項目とマニュアルで行う項目がある。装置では、自動で実施する項目の履歴を装置の記憶部に格納し、期限管理をすることができる。実施期限が近づいたり、過ぎると色等で表示され、注意喚起を行う機能がある装置もある。また、自動項目とは異なり、手動で実施するメンテナンス項目は保守管理表を作成し、履歴を残しているものもある。このような場合、装置の測定状況と照らして、試料測定に影響しないようにメンテナンスを実施する必要がある。また、装置の機構が複雑になると、実施するメンテナンス項目も多くなり、特に装置に不慣れなオペレータには、正確に対応することが難しくなる。
このような状況において、特許文献1では、医用機器が現時点までに稼働した履歴とこれまでに発生した異常に関する異常情報を保持し、管理しておき、医用機器が稼働した経過時間と異常発生状況に応じた医用機器の稼働状態を表示することが提案されている。この技術によれば、短期、あるいは長期的な稼働状況を表示できる。装置が複雑になればなるほど、担当者のレベルで稼働状況を把握することが難しいため、図で表示すると把握しやすい。ただし、個々の手順の効率までは考慮されていない。
特開2007−68721号公報
メンテナンスを行う頻度は、稼働時間間隔、交換する部品の劣化や磨耗状況や試料・試薬性状の差による部品に付着する汚れの付き具合が違うため、週に1回、月に1回など異なっている。メーカーの推奨する期限は標準時間(稼働5時間、通電8時間など)に基づいているため、各施設の運用に合わせて保守計画を変更する必要がある。メンテナンスを実施する手順の中には装置の状態に制限がある場合もある。
メンテナンス項目を実施する順序は、選択した項目の組み合わせが毎回同じとは限らないため、その都度、効率の良い手順を検討しながら実施している。経験が増えてくれば、効率的な手順で実施できるが、経験の浅い操作者がマニュアルどおりに1項目ずつ実施すると同じ手順が複数回発生して、二度手間になることがある。
あらかじめ、メンテナンスの予定を立てておく施設もあるが、突発的なトラブルや装置の測定状況によっては、計画通りに進められない。そのときは実施するメンテナンス項目を変更し、手順を検討し直す必要が出てくる。これらはすべて操作者に負担がかかってしまう。操作者は昼間、試料測定業務で疲れているにも係わらず、夕方からのメンテナンス作業があると、疲れは倍増する。途中で測定依頼があることも想定するため、複数台のメンテナンスを一度には行えない。
また、メンテナンス項目の中には、手順が複雑な項目が多い。部品の交換を行った後に確認作業を怠ると、次に装置を稼働するときにアラームが発生してやり直しになることもある。分厚いマニュアルを横において見ながらでは行いにくい。
メンテナンス手順は、マニュアルに書かれている。マニュアルは複数のメンテナンス項目を一度に行うことを想定していないので、一つのメンテナンス項目ごとに手順が記載されている。しかし、複数のメンテナンス項目を一度に行うことを想定して書くとすると、様々な組み合わせが考えられるため、マニュアルの枚数が増え、読みにくくなる。操作者が知りたい手順は、実際に選択した複数のメンテナンス項目を効率良く行う手順であるが、毎回のように選択されるメンテナンス項目が変わるような場合にはできていない。
経験と装置の知識があると、複数のメンテナンス項目を実施するときに効率の良い手順で行うこともできる。それにはマニュアルをあらかじめ読み、手順を考えてから実施するため、事前準備に時間と労力がかかってしまう。
さらに、メンテナンス項目は一度開始すると、途中で終わりにできない項目がある。時間のかかるメンテナンスを始めると、正常に終了するまで、他のことができない場合がある。メンテナンスにかかる予測時間がわからないため、操作者は予定を立てにくい。
また、装置の保守実施管理は操作者や管理者が管理表等で行っている。装置で実施したメンテナンスは実施記録があるので、実施後も転記することができる。マニュアルで行うメンテナンスは保守管理表でのみ行っている。実施した操作者が忘れることもある。確実な保守管理を求められているが、実施記録を残せない手動のメンテナンス項目は全体の50〜70%を占め、その管理方法は煩雑で操作者の負担が大きい。
本発明の目的は、複数のメンテナンス項目がある分析装置において、メンテナンスを効率的に、無駄なく実施することができる分析装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の構成は以下の通りである。
複数のメンテナンス項目と、該メンテナンス項目毎に、該メンテナンスの実施間隔と、を記憶する記憶手段と、メンテナンスの実施を指示するメンテナンス実施指示手段と、該メンテナンス実施指示手段がメンテナンスの実施指示をしたことを受けて、前記記憶手段に記憶されたメンテナンスの実施間隔に照らして指示が出された時点で実施すべきメンテナンス項目を抽出する抽出手段と、該抽出手段で抽出されたメンテナンス項目を、予め定められたルールに基づき、メンテナンスを実施する順番に並べ替える並べ替え手段と、該並べ替え手段で並べ替えられた順番にメンテナンス項目を表示する表示手段と、を備えた分析装置。
また、別の本発明の構成は、分析装置のメンテナンスの項目毎に複数の手順要素を記憶し、かつ、前記手順要素を並び替えるルールを記憶する手段と、前記メンテナンスの項目単位でメンテナンス項目を選択する選択手段と、前記選択手段により選択されたメンテナンス項目の手順要素を、前記ルールに従って並べて表示手段に表示させる制御部と、を備えたことを特徴とする分析装置。
メンテナンス項目とは分析装置が正常に動作するために必要な作業/動作である。臨床検査用自動分析装置の場合は、所定量の試料、試薬を分注するための分注ノズルを清掃する作業など、操作者が実施するものや、反応容器の洗浄、分注流路中の気泡除去のためのパージ動作など、機械が自動で実施するものなどがある。
本発明は実施するメンテナンス項目を実施の順に表示させるものであるが、これは操作者が実施するものに限らず、例えば操作者が実施するメンテナンス項目と機械が実施するメンテナンス項目が混在する場合、両方合わせて実施順に表示する手段とを備えた分析装置。
本発明によれば、メンテナンスを実施する際、事前にマニュアルで手順を確認して効率の良いメンテナンス手順を考える必要がなくなる。すなわち、メンテナンス作業自体にかかる労力と作業時間を削減でき、分析操作の主業務へ活かせるようになる。また、定期メンテナンス実行を遵守し、予防保全を確実に行う機能を備えた分析装置を提供することができる。本発明によれば、この機能を追加することで、装置の安定稼働をサポートすることができる。
全体構成図。 手順統合フロー。 メンテナンス項目の選択画面例。 メンテナンス項目の選択画面例。 メンテナンス項目手順要素情報。 メンテナンス項目手順要素情報。 メンテナンス項目手順要素情報。 並び替えルールリスト。 メンテナンス項目選択の具体例。 メンテナンス項目選択の具体例。 要素手順並び替え後の例。 要素手順並び替え後の例。 メンテナンス実施フロー。 モバイル端末での実施例。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図1に分析装置の外観を示す。図1に示す分析装置は、主として、サンプルディスク1と、試薬ディスク2と、反応ディスク3と、反応槽4と、サンプリング機構5と、試薬ピペッティング機構6と、攪拌機構7と、測光機構8と、洗浄機構9と、表示部10と、入力部11と、記憶部12と、制御部13とを備える。
図1において、サンプルディスク1には、採取したサンプルが入れられた複数の試料容器16が、円形ディスク17の円周上に固定されて配置されている。そして、円形ディスク17は、図示しないモータや回転軸等から構成される駆動機構により、周方向回転し、所定の位置で停止することができる。
また、図1において、試薬ディスク2には、サンプルと混合して反応させるための試薬が入れられた複数の試薬ボトル18が、円形ディスク19の円周上に固定されて配置されており、これらの試薬ボトル18の周囲は、温度制御された保冷庫20になっている。
また、円形ディスク19は、図示しないモータや回転軸等から構成される駆動機構により、位置決め可能に周方向回転する。
また、図1において、反応ディスク3には、サンプルおよび試薬を入れるための反応容器21を保持した反応容器ホールダ22が複数取り付けられており、駆動機構23により、周方向回転と停止とを一定サイクルで繰り返して、反応容器21を間欠移送する。
また、図1において、反応槽4は、反応容器21の移動軌跡に沿って設置され、サンプルと試薬との化学反応を促進するために、例えば、温度制御された恒温水により、反応容器21内の反応液を一定温度に制御する恒温槽である。なお、この反応容器21は反応槽4内を移動する。
また、図1において、サンプリング機構5は、プローブ24と、支承軸25に取り付けられたアーム26と、支承軸25を回転中心にサンプルディスク1と反応ディスク3との間を往復可能にする駆動機構とを備えている。
そして、サンプリング機構5は、予め定められたシーケンスに従って、サンプルディスク1の回転と共に定位置に移送されてくる試料容器16内のサンプルを、反応容器21に供給する。
上述したサンプリング機構5と同様に、試薬ピペッティング機構6は、プローブ27と、支承軸28に取り付けられたアーム29と、支承軸28を回転中心に試薬ディスク2と反応ディスク3との間を往復可能にする駆動機構とを備えている。
そして、試薬ピペッティング機構6は、予め定められたシーケンスに従って、試薬ディスク2の回転と共に定位置に移送されてくる試薬ボトル18内の試薬を、反応容器21内に供給する。
なお、試料容器16及び試薬ボトル18の各々には、異なる種類のサンプル及び試薬が入れられており、必要量が反応容器21に供給される。反応容器21内の反応液は試薬が入る都度、攪拌機構7の圧電素子31から出る音波で攪拌される。図示は超音波による攪拌機構を表わしているが、攪拌棒での攪拌機構も可能である。
反応容器21は、光度計8で測定された後、洗浄機構9の洗浄ノズル33で洗浄され、次の測定で使用される。
また、図1において、表示部10は、分析項目や分析結果、メンテナンス実施状態等の各種画面表示を行う。表示部10はパーソナルコンピュータに接続されているモニタと、無線で通信可能なモバイル端末表示部35も表示部となる。また、モバイル端末表示部35は、表示部の役割だけでなく、制御部を介して装置内の記憶部との情報の交換、制御部への操作指示ができる機能を有している。また、モバイル端末の記憶部に情報を格納することも可能である。
また、入力部11は、分析項目、試薬等の各種情報の入力を行う。また、記憶部12は、各機構を制御するための予め定めたシーケンス(プログラム)および分析項目等の各種情報を記憶している。図1の記載のほかに、シリンジやポンプ等を構成要素として持ち、それらも含め、全て、記憶部12に記憶されているシーケンスに従って、制御部13により制御される。
記憶部12には装置内部の記憶装置と操作部であるパーソナルコンピュータ内の記憶装置の2種類が存在する場合がある。その場合、分析装置内にある記憶部12は常に操作部の記憶部12と通信ケーブルまたは無線で接続され、情報の受け渡しを行っている。
本実施例は操作部内のパーソナルコンピュータの記憶装置を記憶部12としている例である。図1の表示部10はCRTディスプレイや液晶モニタなどの接続が可能である。
記憶部12には装置で実施するメンテナンス項目手順要素情報40と、一連のメンテナンス手順に変換するための判断論理である並び替えルールリスト41が格納されている。
記憶部12と論理判断部とメンテナンス実行指示部とは、一緒にまたは別々に、各々、分析装置内に配置してもよいし、分析装置と有線または無線で接続される分析装置とは別の外部装置内に配置してもよい。
図2を用いて記憶部に格納しているメンテナンス項目手順要素情報40を説明する。装置では、性能を維持するために、定期的なメンテナンスが必要である。製造メーカーから指示される期限を参考に、メンテナンス期限を設定し、管理・実施している。資料1の保守期限管理機能の取説記載例に示すように、メンテナンスの実施成功日は表示部10やモバイル端末表示部35で確認できるとともに、記憶部12に各メンテナンス項目に対応したメンテナンス実施日、アラーム発生の有無情報を付加したメンテナンス実施記録42を格納している。また、入力部11から注意レベル、警告レベルの実施期限を設定し、前記設定を期限管理情報43として記憶部12に格納し、必要に応じ表示部10において、色等で期限管理を判別できるようにしている。
本発明の実施フローを図2で説明する。装置でメンテナンス項目を実施する際、入力部11あるいは、モバイル端末表示部35からメンテナンス項目の選択を実施する(Step1)。次に選択された項目が複数か単項目かを判断する(Step2)。単項目の場合、手順を複合する手順が不要なため、手順表示(Step8)へ移行する。複数項目が選択された場合、選択されたメンテナンス項目を手順要素に分割する(Step3)。実際にはStep3はあらかじめ分割した手順要素を装置の記憶部12あるいは、モバイル端末表示部35に記憶させておく。その後、メンテナンスを実施する状態が違う項目があるか、分割された手順要素に重なる手順がないか、優先順はないかなどを並び替えルールリスト41と照らし合わせる(Step4、Step5)。その結果を受け、手順要素の並び替えを実施する(Step6)。並び替えた手順要素の所要時間を積算する(Step7)。最後に、Step6で計算した一連の手順要素と予測所要時間を表示する(Step8)。
Step1におけるメンテナンス項目選択を図3aと図3bの例で説明する。定期メンテナンスの項目一覧が頻度別に表示され、頻度ごとにメンテナンス項目が表示されている。1項目ごとに選択できる手段(チェックボックスなど)があり、これを選ぶことで複数項目の選択ができる。矢印キー等で頻度を変更することができる。図3aでは、主に比色分析部、図3bは主に電解質分析(ISE)ユニットのメンテナンス項目の例である。以下、図3aと図3bに示す項目を選択した場合を元に説明をする。
Step3におけるメンテナンスを手順要素に分割するのは、あらかじめリスト化して記憶部12に格納しておく。リスト化したメンテナンス項目情報を図4a、図4b、図4cの例で説明する。図4aと図4bは、図3aで選択したメンテナンス項目の手順要素情報、図4cは図3bで選択したメンテナンス項目の手順要素情報である。
メンテナンス項目とそのメンテナンスを実施するために分割された手順要素を実施順にメンテナンス項目手順要素情報40を記憶部12に保持し、メンテナンス項目手順要素情報40には、その他の情報として、部位、自動で行うかどうか、所要時間、装置状態を含んでいる。また、それらの情報は実施日(前回の成功日)等のメンテナンス実施記録42、設定した実施間隔を設定した期限管理情報43を関連付けて保持され、実施期限のレベルによって、表示を変更したり、実施の際、実施日を更新する(図8のStep107)。
Step4、Step5における並び替えはあらかじめ記憶部12に並び替えルールリスト41として格納しておく。並び替えルールリスト41を図5の例で説明する。並び替えルールリスト41に基づき、手順の順序を決定していく。基本的には要素手順の順序は変えず、重複しない手順要素は削除しない(ルール(1))。まず、メンテナンス開始の装置状態で分ける。電源オフの状態で実施する手順要素を先にする(ルール(2))。その後、スタンバイ状態で実施するメンテナンスがある場合、電源オンの手順を入れる(ルール(3))。
同じ手順要素がある場合は、一つにまとめる(ルール(4))。同じ部位やユニットでまとめる(ルール(5))。ルール(2)〜(5)が同一条件の場合、メンテナンス間隔が短い項目を優先させる(ルール(6))。それでも、絞り込めない場合は、リスト順に従うなど、ルールを決めておく。さらに、個別のメンテナンス項目同士で実施順に制限がある場合は、それもルール化しておく(ルール(7))。例えば、セルブランク測定とセル交換が選択されたら、セルブランク測定は後で実施する、などである。以上のルールが必要になる理由は図6aから図7aへのメンテナンス統合、図6bから図7bへのメンテナンス統合で詳細を説明する。
並び替えの手順を具体的な例を挙げて説明する。図6aは図3a、図4a、図4bのメンテナンス項目からの選択の例である。1週間に1回のリストから反応系洗浄、セルカバー清掃、洗浄槽清掃、給水タンク清掃を選択した。1か月に1回のリストからは反応セル交換、反応槽の清掃、分岐管フィルターの清掃を選択した。各項目の要素手順には、記号(A5〜A15、A18、C1、C3〜C5、C8、C10、C11)が振られている。図6bは図3b、図4cのメンテナンス項目からの選択の例である。1週間に1回のリストから洗浄槽清掃を選択した。1か月に1回のリストからはISE試薬流路洗浄、試薬吸引口フィルター清掃、2か月に1回のリストからは電極交換、電極チューブ交換を選択した。各項目の要素手順には、記号(A8、D1〜D15)が振られている。
図5で示す並び替えルールリストに従って図6aのメンテナンス項目を並び替えて、図7aに示す一連の手順にする方法を説明する。装置の状態は、給水タンク清掃と分岐管フィルターの清掃が電源オフの状態で行うため、これら二つの項目は先に実施することになる。これは図5のルール(2)に従っている。また、給水タンク清掃の方がメンテナンス間隔が短いため、分岐管フィルター清掃より前に実施する。これは図5のルール(6)に従っている。メンテナンス後に装置状態を確認することが多いため、電源オフで行うメンテナンスを先に行う方が効率的である。背景として電源立ち上げに時間を要することが理由のひとつである。(A15)の洗浄槽の清掃の前に装置の状態が変更となるため、(C1)装置の電源をオンにする手順を入れる。これは、図5のルール(3)に従っている。電源オン後、まず洗浄槽清掃を最初に実施する。反応セルとセルカバーと反応槽は同じユニットとなることと、洗浄槽清掃の方が反応清掃に比べて間隔が短いメンテナンスだからである(ルール(5)と(6)に従う)。同じ部位やユニットをまとめて行うルール(5)は、作業者の場所の移動が少なくて済むというメリットがある。メンテナンス間隔が短い方から行う理由は、メンテナンスする間隔も必ず守る必要性が高いからである。したがって、何か装置のトラブルが生じてメンテナンスを継続できない、あるいは、急に一般検体の測定をする必要が生じることもあるため、優先は上げておいた方が良い。次に反応槽水清掃を実施する。このメンテナンスは清掃作業と水交換を複合したメンテナンスとなっており、反応槽清掃の最後に(A14)の給水指示を実施すると、(A18)と同じ処理を装置が実施することになるので、単独での反応槽水交換の実行の必要がなくなる。
重複するメンテナンス項目として(A5、A6、A7、A9、A10、A11)がある。ルールに従って並び替えを実施し、手順要素を一つにする。これは図5のルール(4)に従っている。セルカバーの取り付け/取り外し(A11/A7)、反応セルを取り付け・取り外し(A10/A9)を何回も実施するのはナンセンスである。多少経験があると、次のメンテナンスでまた外すのだからと一度に行うことを考えられるが、不慣れなユーザーはメンテナンス名だけで判断できないことも多い。初めから統合した手順での表示は効果的である。また、複数の項目実施でルールに合わなくなる場合、優先の高い一連の手順要素順をあらかじめ入れておくことが望ましい。セル関係のメンテナンスを実施すると、最後に確認作業として、セルブランク測定が必要となる。清掃や交換の作業をまとめて行い、最後に確認のためのセルブランク測定を実施する(A6)(ルール(7)に従って並び替え)。上記のように確認作業を後にするなど、実施順に意味がある場合はルール(7)に従って並び替えておくと順序を間違わなくても良くなる。メンテナンスにおいて、メンテナンス項目名から最後の確認作業が想像できないため、メンテナンスを中断して、やり直す場合がある。しかし、ルーチン検査が始まってから気づいたのでは、時間のロスはもちろんのこと、患者さんへの検査報告に遅れが生じてしまう。これは重大問題である。確認を怠らないため、検査技師は漏れないように取説をみる必要があり、その煩雑さが解消できないジレンマを負うわけである。しかし、このように効率的に手順要素を並び替えることで、この煩雑さを解消することができる。
図6のStep6で手順要素の並び替えを実施し、表示部10に表示する。並び替えを図5で示す並び替えルールリストに従って実施した後の手順要素を図7aで説明する。手順要素(C3)「装置の電源をオフする」から手順要素(A6)「「セルブランク測定」のメンテナンス実行」までを画面に表示する。手順以外に進捗状況の図や予測時間が表示される。手順要素に重なりはなくなっており、電源オン/オフも1回で済んでいる。
まず、(C3)「装置の電源をオフする」が最初にくるように並び替えられているのは、ルール(2)に従い、メンテナンス項目「給水タンク清掃」と「分岐管フィルター清掃」が他のメンテナンス項目よりも先になるためである。そしてルール(6)に従い、メンテナンス周期が短い「給水タンク清掃」が先になるため、(C3)、(C8)、(C10)、(C11)が順に並ぶ。なお、「給水タンク清掃」の手順要素の順番が変わっていないのは、ルール(1)に従っているためである。
次に、「給水タンク清掃」が(C11)で終了するため、その後に「分岐管フィルター清掃」が続くことになるが、ルール(4)に従い、「分岐管フィルター清掃」の(C3)「装置の電源をオフする」は、「給水タンク清掃」の(C3)により一つにされる。そのため、(C11)の後に続くことなく、ルール(1)に従い、(C4)、(C5)、(C1)が順に並ぶ。なお(A18)は自動メンテナンスであり、表示される必要がないが、必要に応じて組み込んで表示させてもよい。
次に、装置状態がスタンバイで行うメンテナンス項目「反応系洗浄」、「セルカバー洗浄」、「洗浄槽清掃」、「反応セル交換」、「反応槽清掃」が続くことになる。ルール(4)〜(7)を考慮することで、(A15)、(A12)、(A7)、(A9)、(A13)、(A10)、(A8)、(A11)、(A14)、(A5)、(A6)と並び替えられる。ルール(4)〜(7)を考慮しても優先順位が決まらない場合には、予め優先順位をルール化しておくことや、ルールの例外を設けておくことで、手順要素を並び替えることができる。
並び替えルールに従って並び替えを行った結果、図4aと図4bで示した所要時間の累計から55分短くすることができた(反応系洗浄15分、セルブランク17分×2、セルカバー取り付け/取り外し4分×2、セル取り付け/取り外し8分)。
さらに、もう一つの例として、図5で示す並び替えルールリストに従って図6bのメンテナンス項目を並び替えて、図7bに示す一連の手順にする方法を説明する。
重複するメンテナンス項目として(D3、D4、D8、D9、D10、D13)がある。ルールに従って並び替えを実施し、手順要素を一つにする。これは図5のルール(4)に従っている。ルール(4)の背景は前述のとおりである。また、ISEチェックは電極関係のメンテナンスにおいて、最後の確認作業で必要である。前述のセルブランク測定を同様な位置づけのメンテナンスである。これらの確認メンテナンスは単独での実行ができるメンテナンスである。図6bのStep6で手順要素の並び替えを実施し、表示部10に表示する。並び替えを図5で示す並び替えルールリストに従って実施した後の手順要素は図7bになる。手順要素に重なりはなくなっており、ISEチェックも1回で済んでいる。
並び替えルールに従って並び替えを行った結果、図4cで示した所要時間の累計から19分短くすることができた(ISEチェック5分×2、カバー開閉4分、フィルター取り付け/取り外し5分)。
次に、メンテナンスを実施するフローについて、図8で説明する。選択したメンテナンス項目を開始するため、開始ボタンをタッチすると、図7で示した手順要素、進捗状況がわかるインジケータと予測所要時間が表示される(Step101)。手順要素が多い場合、一覧を表示する必要はない。
表示される順にメンテナンス項目を実施し、実施した手順要素に実施完了を宣言する(Step102、Step103)。終了宣言で進捗状況を示すインジケータを更新させ(Step104)、次の手順要素を表示する(Step105)。
その後、手順要素が終了するまで、Step102〜Step105を繰り返す。最終手順要素が終了したら(Step106)、記憶部12にあるメンテナンス実施記録42を更新させる(Step107)。必要な場合、実施したメンテナンスの記録を印字して(Step108)、メンテナンスを終了する。
大きな表示エリアがあるとすべての手順要素を表示することもできるが、モバイル端末のように小型で持ち歩くことを想定した表示部では、全体を表示することが難しい。モバイル端末表示部35から操作する場合の例を図9(a)〜図9(e)を使って説明する。メンテナンスを「開始する」をタッチして一連の統合されたメンテナンス手順をスタートさせる(図9(a))。手順表示ボタンをタッチすると、予測所要時間と進捗状況を示すインジケータが表示される(図9(b))。手順表示ボタンをタッチして次に実施するメンテナンス手順要素を表示させる(図9(c))。マニュアルが見たい場合は、マニュアル参照ボタンを押して参照する。終了したら□をタッチしてメンテナンス完了を宣言する。図6で示した装置の自動メンテナンス項目は正常終了した時点で、次の手順要素を表示する。
進捗状況のインジケータを更新し、次の手順要素を表示する。もし、手順要素に注意点がある場合は、注意点を参照できるボタンを設置した(図9(d))。慣れない操作者はマニュアルや注意を見るが、慣れている操作者はそれらを参照せず、メンテナンスを早く終わりにすることもできる。
最後に最終手順要素が終了したら、終了した旨を表示し、アラームがあって正常終了しなかった項目があれば、それを示すようにする(図9(e))。終了した段階で、記憶部12にあるメンテナンス実施記録42を更新する。実施記録を印刷してファイルする施設向けには、レポート形式での印字ボタンを設け、印刷を可能とした。
装置の記憶部12にメンテナンス項目手順要素情報40や並び替えルールリスト41を格納しておき、手順の並び替えを行って、モバイル端末表示部35に表示する手段だけでなく、モバイル端末内にメンテナンス項目手順要素情報40や並び替えルールリスト41、メンテナンス実施記録42、および期限管理情報43を保持し、並び替えて一連の統合されたメンテナンス手順を表示し、管理することも可能とする。
以上、本発明について説明した。実施例では、ルール(1)〜(7)を組み合わせて並べ替えた例を説明したが、必ずしもすべてのルールを含めた構成ではなく、ルールの一つを備えていれば、少なくとも本発明の効果は達成できる。
例えば、ルール(2)だけを採用した場合について説明する。電源オフ状態のメンテナンス項目とスタンバイ状態でのメンテナンス項目とが選択された場合に、電源オフ状態のメンテナンスを先に実行するように手順要素が並び替えられる。具体的には、装置の電源オフ状態で実施するメンテナンス項目と、装置の電源オンの状態で実施するメンテナンス項目がそれぞれ連続して実施されるように並び替えられる。そのため、電源オフ状態のメンテナンスを行い、スタンバイ状態のメンテナンスを行い、その後再度、電源オフ状態してメンテナンスを行うというような、非効率なメンテナンス作業を行うことがなくなり、メンテナンスの効率化が図れる。
また、例えばルール(4)だけを採用した場合について説明する。共通の手順要素が含まれる異なるメンテナンス項目が選択された場合に、同じ共通の手順要素は一つにするように、選択されたメンテナンス項目の手順要素が並び替えられる。そのため、手順要素を重複して実施する必要がなくなり、メンテナンスの効率化が図れる。具体的には、手順要素A、B、Cで並べられた手順要素を含む第一メンテナンス項目と、手順要素A、D、Cで並べられた手順要素を含む第二メンテナンス項目が選択された場合に、制御部は、手順要素A、B、D、Cの順、若しくはA、D、B、Cの順に並べて前記表示手段に表示する。B、Dの順番は、ルール(6)のメンテナンス間隔や予め定めたルールで決めることができる。例えば、A、B、C、Dは、それぞれ(A7)、(A8)、(A9)、(A11)である。
また、ルール(5)だけを採用した場合について説明する。同じ部位やユニットについてメンテナンス項目が複数選択され、異なる部位やユニットについてメンテナンス項目が選択された場合に、同じ部位やユニットが連続されて実施されるように並び替えられる。そのため、一度メンテナンスを実行した部位やユニットに戻ってメンテナンスを行うことがなくなるため、メンテナンスの効率化が図れる。
また、ルール(6)のように、メンテナンス項目に優先順位が決められない項目があった場合には、メンテナンス間隔が短いメンテナンス項目を優先して先になるように並び替えられる。先に述べたように、何か装置のトラブルが生じてメンテナンスを継続できない、あるいは、急に一般検体の測定をする必要が生じる場合であっても、このことによりメンテナンス間隔を守れるようにすることができる。
また、単独ルールのみならず、ルール同士を組み合わせて任意のルールを予め定めておくことも可能である。
1 サンプルディスク
2 試薬ディスク
3 反応ディスク
4 反応槽
5 サンプリング機構
6 試薬ピペッティング機構
7 攪拌機構
8 測光機構
9 洗浄機構
10 表示部
11 入力部
12 記憶部
13 制御部
16 試料容器
17、19 円形ディスク
18 試薬ボトル
20 保冷庫
21 反応容器
22 反応容器ホールダ
23 駆動機構
24、27 プローブ
25、28 支承軸
26、29 アーム
31 圧電素子
33 洗浄ノズル
35 モバイル端末表示部または、メンテナンス実行の指示装置(モバイルとは限らない)
40 メンテナンス項目手順要素情報
41 並び替えルールリスト
42 メンテナンス実施記録
43 期限管理情報

Claims (17)

  1. 複数のメンテナンス項目を有する分析装置において、
    前記メンテナンス項目毎に、該メンテナンスの実施を推奨する間隔、を記憶する記憶手段と、
    メンテナンスの実施指示を受けて、該指示が出された時点で前記記憶手段に記憶されたメンテナンスの実施間隔に基づいて実施すべきメンテナンス項目を抽出する抽出手段と、
    該抽出手段で抽出されたメンテナンス項目を、予め定められたルールに基づき、メンテナンスを実施する順序に並べ替える並べ替え手段と、
    該並べ替え手段で並べ替えられた順序にメンテナンス項目を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする分析装置。
  2. 請求項1記載の分析装置において、
    前記予め定められたルールは、装置の電源オフの状態で実施するメンテナンス項目と、装置の電源オンの状態で実施するメンテナンス項目がそれぞれ連続して実施されるように並べ替えることを含むことを特徴とする分析装置。
  3. 請求項1記載の分析装置において、
    前記予め定められたルールは、前記抽出手段で抽出されたメンテナンス項目に、同じ部位についての複数のメンテナンス項目があった場合は、それらが連続して実施されるように並べ替えることを含むことを特徴とする分析装置。
  4. 請求項1記載の分析装置において、
    前記予め定められたルールは、前記抽出手段で抽出されたメンテナンス項目に、同じ手順要素がある場合はそれらを一つにするように並べ替えることを含むことを特徴とする分析装置。
  5. 請求項1記載の分析装置において、
    前記予め定められたルールは、前記抽出手段で抽出されたメンテナンス項目に、同一のレベルのものがあった場合は、メンテナンス間隔が短い項目を優先するように並べ替えることを含むことを特徴とする分析装置。
  6. 請求項1記載の分析装置において、
    前記記憶手段に記憶されたメンテナンス項目は、メンテナンス実施時の所要時間の情報も含み、
    実施するメンテナンスが終了するまでに要する時間を算出する算出手段を備え、
    該算出手段が算出した時間を前記表示手段に表示することを特徴とする分析装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の分析装置において、
    現在実施中のメンテナンスを識別表示することを特徴とする分析装置。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載の分析装置において、
    実施したメンテナンス項目の実施日時、実施時のアラームの有無の少なくともいずれかを記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする分析装置。
  9. 請求項1〜6のいずれかに記載の分析装置において、
    実施するメンテナンス項目の説明を表示する機能を備えたことを特徴とする分析装置。
  10. 複数のメンテナンス項目を有する分析装置と、
    前記メンテナンス項目毎に、該メンテナンスの実施を推奨する間隔、を記憶する記憶手段と、
    メンテナンスの実施指示を受けて、該指示が出された時点で前記記憶手段に記憶されたメンテナンスの実施間隔に基づいて実施すべきメンテナンス項目を抽出する抽出手段と、
    該抽出手段で抽出されたメンテナンス項目を、予め定められたルールに基づき、メンテナンスを実施する順序に並べ替える並べ替え手段と、
    該並べ替え手段で並べ替えられた順序にメンテナンス項目を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする分析装置の管理システム。
  11. 請求項10記載の分析装置の管理システムにおいて、
    前記予め定められたルールは、装置の電源オフの状態で実施するメンテナンス項目と、装置の電源オンの状態で実施するメンテナンス項目がそれぞれ連続して実施されるように並べ替えることを含むことを特徴とする分析装置の管理システム。
  12. 請求項10記載の分析装置の管理システムにおいて、
    前記予め定められたルールは、前記抽出手段で抽出されたメンテナンス項目に、同じ部位についての複数のメンテナンス項目があった場合は、それらが連続して実施されるように並べ替えることを含むことを特徴とする分析装置の管理システム。
  13. 複数のメンテナンス項目を有する分析装置の前記メンテナンス項目毎に、該メンテナンスの実施を推奨する間隔、を記憶する記憶ステップと、
    メンテナンスの実施指示を受けて、該指示が出された時点で前記記憶ステップで記憶されたメンテナンスの実施間隔に基づいて実施すべきメンテナンス項目を抽出する抽出ステップと、
    該抽出ステップで抽出されたメンテナンス項目を、予め定められたルールに基づき、メンテナンスを実施する順序に並べ替える並べ替えステップと、
    該並べ替えステップで並べ替えられた順序にメンテナンス項目を表示する表示ステップと、
    を備えたことを特徴とする分析装置の管理方法。
  14. 請求項13記載の分析装置の管理方法において、
    前記予め定められたルールは、装置の電源オフの状態で実施するメンテナンス項目と、装置の電源オンの状態で実施するメンテナンス項目がそれぞれ連続して実施されるように並べ替えることを含むことを特徴とする分析装置の管理方法。
  15. 請求項13記載の分析装置の管理方法において、
    前記予め定められたルールは、前記抽出手段で抽出されたメンテナンス項目に、同じ部位についての複数のメンテナンス項目があった場合は、それらが連続して実施されるように並べ替えることを含むことを特徴とする分析装置の管理方法。
  16. 分析装置のメンテナンスの項目毎に複数の手順要素を記憶し、かつ、前記手順要素を並び替えるルールを記憶する手段と、
    前記メンテナンスの項目単位でメンテナンス項目を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたメンテナンス項目の手順要素を、前記ルールに従って並べて表示手段に表示させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする分析装置。
  17. 請求項16記載の分析装置において、
    前記選択手段によって、手順要素A、B、Cで並べられた手順要素を含む第一メンテナンス項目と、手順要素A、D、Cで並べられた手順要素を含む第二メンテナンス項目が選択された場合に、前記制御部は、手順要素A、B、D、Cの順、若しくはA、D、B、Cの順に並べて前記表示手段に表示されることを特徴とする分析装置。
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