JP6432551B2 - 機器保全装置、機器保全システム、機器保全方法、機器保全プログラム及び記録媒体 - Google Patents

機器保全装置、機器保全システム、機器保全方法、機器保全プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、機器保全装置、機器保全システム、機器保全方法、機器保全プログラム及び記録媒体に関する。
従来から、化学等の工業プラント、ガス田や油田等の井戸元やその周辺を管理制御するプラント、水力・火力・原子力等の発電を管理制御するプラント、太陽光や風力等の環境発電を管理制御するプラント、上下水やダム等を管理制御するプラント等のプラントや工場等(以下、これらを総称する場合には「プラント」という)においては、フィールド機器と呼ばれる測定器又は操作器等の現場機器と、これらを制御する制御装置とが通信手段を介して接続された分散制御システム(DCS:Distributed Control System)が構築されており、高度な自動操業が実現されている。このような分散制御システムが構築されたプラントにおいては、異常な動作の予防、測定精度の維持等の観点から、作業者によるフィールド機器(以下、「機器」と略す場合がある。)の保全が定期又は不定期に行われる。
フィールド機器の保全は、例えば、フィールド機器との間で有線通信又は無線通信が可能な機器保全装置を用いて行われ。この機器保全装置は、例えばフィールド機器の保全を行うための専用のプログラムがインストールされた、ノート型又はタブレット型のコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、又はスマートフォン等である。フィールド機器の保全項目には、例えば、保全対象のフィールド機器に設定されている機器情報(パラメータ)の内容を読み出して確認する確認作業、新たな機器情報を保全対象のフィールド機器に設定する設定作業等、保全対象のフィールド機器に応じた様々な保全作業が含まれる。また、保全項目には、設備の配管の腐食等をチェックする目視によるチェック、設備のモータの回転音、ポンプの動作音等をチェックする聴覚によるチェック、又は設備の配管やタンクからの液体又は気体の漏れを臭いによってチェックする嗅覚によるチェック等があり、チェック結果を機器保全装置に記録する場合がある。
機器保全装置は、有線通信又は無線通信を介してフィールド機器と接続して、接続されたフィールド機器の一覧を表示画面に表示する(例えば、特許文献1を参照)。保全を行う作業者は、保全対象のフィールド機器とそのフィールド機器に対して実施する保全項目とを対応付けてリスト化した保全リスト(「ToDoリスト」ともいう。)を確認しながら、表示画面に表示されたフィールド機器の保全を順次実施する。保全リストは、表作成プログラム又は文書作成プログラム等を用いて作成されて、表作成プログラムのデータとしてノート型PC等に表示され、又は紙に印字される。作業者は、保全を実施した結果を保全リストと対比して順次記録する。
特開2015−109011号公報
しかし、プラント内に保全対象のフィールド機器が大量に、あるいは機種の異なる機器が存在すると、様々なフィールド機器にそれぞれ対応した保全項目における保全作業が必要となり、保全作業の頻度も高くなる。したがって、保全作業の度に保全対象のフィールド機器や保全項目の異なるToDoリストを作成して、保全対象のフィールド機器にそれぞれ対応した保全項目を記入(入力)しなければならず、保全リスト作成時に保全対象のフィールド機器を特定するタグやID、そのフィールド機器に対する保全項目等の誤記入が発生しやすくなって、保全結果の記録作業において作業効率が低下する場合があった。
また、作業者は、保全リストに記入された保全項目を確認しながら、機器保全装置をフィールド機器に接続し、機器保全装置を操作して保全項目を設定して保全作業を実施し、あるいは目視等によるチェックを実施し、さらに保全作業の結果を記録しなければならず、保全作業の作業効率が低下する場合があった。また、保全リストを確認しながらの上記作業においては、保全リストの誤確認による誤接続、誤設定、保全項目の実施漏れ、保全記録の誤記入等が発生する場合があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、機器の保全作業又は保全結果の記録作業において、正確な作業を支援するとともに作業効率の向上を図ることができる、機器保全装置、機器保全システム、機器保全方法、機器保全プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の機器保全装置は、機器の保全に係る保全情報を表示する保全情報表示部と、表示された前記保全情報とともに、保全対象の機器に対する保全項目をリストにした保全リストを表示して、前記保全項目を指定可能にするリスト表示部と、前記保全対象の機器に対して指定された前記保全項目に基づく保全を実行する保全実行部とを備える。
また、本発明の機器保全装置において、前記リスト表示部は、保全が実行された前記保全項目の表示態様を変更して前記保全リストを表示する。
また、本発明の機器保全装置において、前記リスト表示部は、複数の前記保全項目を指定可能に表示する。
また、本発明の機器保全装置において、前記リスト表示部は、1つの作業対象において複数の前記保全項目を含む前記保全リストを表示して、複数の前記保全項目の中から前記保全項目を指定可能にする。
また、本発明の機器保全装置において、前記リスト表示部は、実行された前記保全の結果を出力するための操作手段を表示する。
また、本発明の機器保全装置において、前記保全リストを作成するリスト作成部をさらに備え、前記リスト表示部は、作成された前記保全リストを表示する。
また、本発明の機器保全装置において、前記保全情報を取得する保全情報取得部をさらに備え、前記リスト作成部は、取得された前記保全情報に基づき前記保全リストを作成する。
また、本発明の機器保全装置において、前記保全情報取得部は、実行された前記保全の結果を前記保全情報として取得する。
また、本発明の機器保全装置において、前記リスト作成部は、1つの作業対象において複数の前記保全項目を含む前記保全リストを作成する。
上記の課題を解決するため、本発明の機器保全システムは、前記機器保全装置と、前記機器保全装置と通信可能に接続される外部装置とを備え、前記外部装置は、前記保全リストを作成するリスト作成部をさらに備え、前記機器保全装置は、前記外部装置において作成された前記保全リストを取得する保全リスト取得部をさらに備える。
上記の課題を解決するため、本発明の機器保全方法は、保全対象の機器に対する保全項目をリストにした保全リストを作成するリスト作成ステップと、前記機器の保全に係る保全情報を表示する保全情報表示ステップと、表示された前記保全情報とともに作成された前記保全リストを表示して、前記保全項目を指定可能にするリスト表示ステップと、前記保全対象の機器に対して指定された前記保全項目に基づく保全を実行する保全実行ステップとを含む。
上記の課題を解決するため、本発明の機器保全プログラムは、機器の保全に係る保全情報を表示する保全情報表示処理と、表示された前記保全情報とともに、保全対象の機器に対する保全項目をリストにした保全リストを表示して、前記保全項目を指定可能にするリスト表示処理とをコンピュータに実行させる。
上記の課題を解決するため、本発明の記録媒体は、機器の保全に係る保全情報を表示する保全情報表示処理と、表示された前記保全情報とともに、保全対象の機器に対する保全項目をリストにした保全リストを表示して、前記保全項目を指定可能にするリスト表示処理とをコンピュータに実行させる機器保全プログラムが記録されている。
本発明によれば、機器の保全作業又は保全結果の記録作業において、正確な作業を支援するとともに作業効率の向上を図ることができる、機器保全装置、機器保全システム、機器保全方法、機器保全プログラム及び記録媒体を提供することができる。
実施形態における機器保全装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態における機器保全装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 実施形態における機器保全装置が表示する保全情報とToDoリストの一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置が表示するToDoリストの詳細の一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置が表示する手入力によるToDoリストの作成画面の一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置が表示する保全情報に基づくToDoリストの作成画面の一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置がToDoリストの作成時に取得する機器情報の一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置がToDoリストの作成時に取得するケーブル結線図の一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置が表示するToDoリストの紐付け方法の設定画面の一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置が表示するToDoリストを用いた保全作業の流れの一例を示す図である。 実施形態における機器保全装置が出力する保全結果の一例を示す図である。 本実施形態における機器保全装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態における機器保全システムの構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態における機器保全装置、機器保全システム、機器保全方法、機器保全プログラム及び記録媒体について詳細に説明する。
先ず、図1を用いて、機器保全装置のハードウェア構成を説明する。図1は、実施形態における機器保全装置1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図1において、機器保全装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、タッチパネル15、通信I/F(Interface)16、及びカードスロット17を有する。機器保全装置1は、フィールド機器19と通信可能に接続される。
機器保全装置1は、ノート型PC、タブレット型PC、PDA、又はスマートフォン等の汎用装置、又は機器保全専用の装置である。機器保全装置1は、フィールド機器の保全を行うための機器保全プログラムを含み、機器保全プログラムが実行されることによってフィールド機器の保全作業を支援する。機器保全装置1は、保守作業を実施する作業者によってプラント内で可搬され、作業者によって操作される。
CPU11は、RAM12、ROM13又はHDD14に記憶されたプログラムを実行することにより、機器保全装置1の制御を行う。機器保全プログラムは、例えば、機器保全プログラムを記録した記録媒体、又はネットワークを介した機器保全プログラムを提供するサーバ等から取得されて、HDD14にインストールされ、RAM12にCPU11から読出し可能に記憶される。
タッチパネル15は、操作入力機能と表示機能とを有する操作表示機能を有する。タッチパネル15は、フィールド機器の保全に係る保全情報と、保全対象の機器に対する保全項目を含む作業対象をリストにした保全リストを表示する。また、タッチパネル15は、作業者に対して指先又はタッチペン等を用いた操作入力を可能にする。本実施形態における機器保全装置1は操作表示機能を有するタッチパネル15を用いる場合を説明するが、機器保全装置1は、表示機能を有する表示装置と操作入力機能を有する操作入力装置とを有するものであってもよい。
通信I/F16は、有線通信又は無線通信を介した、フィールド機器19との通信又は他の装置との通信を制御する、例えばネットワークアダプタである。他の装置とは、例えば、図示しない、他の機器保全装置、保全情報を管理する保全情報管理サーバ、DCS(Distributed Control System:分散型制御システム)制御装置、FA(Factory Automation)コンピュータ、PLC(Programmable Logic Controller)等である。
通信I/F16は、フィールド機器19において使用可能な通信プロトコルを用いてフィールド機器19との通信を制御する。プラントで使用される様々なフィールド機器19においては種々の通信プロトコルが用いられている。したがって、通信I/F16は、フィールド機器19毎にそれぞれ対応した通信プロトコルにおいてフィールド機器19との通信を制御する。例えば、通信I/F16は、ISA(International Society of Automation:国際計測制御学会)の無線通信規格であるISA100を使用するフィールド機器19との通信を制御する。また、通信I/F16は、HART(Highway Addressable Remote Transducer)(登録商標)、BRAIN(登録商標)、FOUNDATION Fieldbus、PROFIBUS等の工業計器専用の通信プロトコルを使用するフィールド機器19との通信を制御してもよい。また、通信I/F16は、無線LAN通信、有線LAN通信、赤外線通信、近距離無線通信等の汎用通信プロトコルを使用するフィールド機器19やDCS等との通信を制御してもよい。
カードスロット17は、PCカードを挿入するスロットである。カードスロット17は、機器保全装置1において挿入されたPCカードの機能を利用可能にする。PCカードは、例えば、特定の通信を実現させる通信機能やストレージ機能を提供する。
機器保全装置1が通信可能に接続されるフィールド機器19は、例えば、差圧計、温度計、流量計等の機器保全装置1に対して物理量(圧力、温度等)の信号を入力する入力機器、又は調節弁等の機器保全装置1から調節弁の開度を変更する制御信号を出力する出力機器である。図1においては、フィールド機器19を省略して1つのみを図示したが、上述の通り、プラントでは様々なフィールド機器19が使用され、機器保全装置1は複数のフィールド機器19と接続される。
以上で、図1を用いた、機器保全装置1のハードウェア構成の説明を終了する。
次に、図2を用いて、機器保全装置の機能構成を説明する。図2は、実施形態における機器保全装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、以下の説明においては、図1を適宜参照する。
図2において、機器保全装置10は、ToDoリストシステム110、I/F部120、及び作業支援ツール130の各機能を有する。ToDoリストシステム110は、リスト作成部111、リスト表示部112、保全指定部113、リスト保存部114、保全情報取得部115、及びプロセス監視部116の各機能を有する。作業支援ツール130は、保全実行部131、通信部132、保全情報保存部133、及び保全情報表示部134の各機能を有する。保全実行部131は、設定部1311、確認部1312、及び調整部1313の各機能を有する。機器保全装置10の上記各機能は、図1で示したCPU11においてプログラムを実行することによって実現することができる。すなわち、機器保全装置10の上記各機能は、ソフトウェアによって実現される機能モジュールである。
ToDoリストシステム110は、ToDoリストを作成して管理する。作業支援ツール130は、フィールド機器19に対する保全作業を支援する。ToDoリストシステム110は、I/F部120を介して作業支援ツール130と通信する。I/F部120は、ToDoリストシステム110と作業支援ツール130が通信するためのコマンド、関数等を提供するプログラム間のインターフェイスであってもよい。ToDoリストシステム110は、例えば、作業支援ツール130の機能を有する機器保全装置10に対して、機能を追加したものであってもよい。機能の追加は、例えば、ToDoリストシステム110の機能を有するプログラムを記録した記録媒体からプログラムをHDD14等にインストールすることによって行うことができる。ToDoリストシステム110は、作業支援ツール130のプログラムのアドイン機能として追加してもよい。ToDoリストシステム110と作業支援ツール130は、I/F部120を介して連携し、機器保全装置10の機能を実現する。
リスト作成部111は、保全対象のフィールド機器に対する保全項目を含む作業対象をリストにした保全リストとして例示するToDoリストを作成する。リスト作成部111は、ToDoリスト作成のためのUI(User Interface)をタッチパネル15を介して提供する。リスト作成部111は、例えば、手入力によるToDoリスト作成のためのUIを提供する。また、リスト作成部111は、機器保全装置1において実施されたフィールド機器の保全結果等の情報、フィールド機器の保全計画の情報、フィールド機器の保全方法に関する情報等、フィールの機器の保全に関する保全情報に基づくToDoリスト作成のためのUIを提供してもよい。また、リスト作成部111は、ファイル形式等で記録された機器情報を取得して、取得した機器情報に基づくToDoリスト作成のためのUIを提供してもよい。また、リスト作成部111は、ケーブル結線図等の図面若しくはフィールド機器19のカタログ又は仕様書等(以下、「図面等」という。)を読込み、読込んだ図面等に基づくToDoリスト作成のためのUIを提供してもよい。なお、リスト作成部111によって実行されるToDoリスト作成の詳細は、図5〜図9を用いて後述する。
なお、図2においては、機器保全装置10がリスト作成部111を有して、ToDoリストを作成する場合を説明したが、ToDoリストの作成は、機器保全装置10の外部装置で行うようにしてもよい。ToDoリストの作成を外部装置で行う場合、機器保全装置10は、外部装置で作成されたToDoリストを取得する。ToDoリストの作成を外部装置で行う場合の説明は図13を用いて行う。
リスト表示部112は、作成されたToDoリストを、後述する保全情報表示部134において表示された保全情報とともに表示する。リスト表示部112は、保全情報表示部134において表示された保全情報の画面に、ToDoリストを別ウインドウで表示する。本実施形態におけるウインドウとは、タッチパネル15の表示画面に表示される矩形状の表示領域をいう。リスト表示部112は、別ウインドウで表示したToDoリストの、表示位置、表示サイズ、表示/非表示の切り替え、動作の有効/無効等を制御する。なお、リスト表示部112において、ToDoリストを保全情報とともに表示する表示例は、図3において後述する。
なお、リスト表示部112の表示態様は上記に限定されるものではなく、保全情報表示部134と同一画面に表示されるものでもよく、スクロールして表示されるものであってもよい。また、保全情報表示部134のアイコンや文字等の情報にタッチすることで、リスト表示部112が別ウインドとして起動して表示されたり、別ウインドウに遷移又は切り替って表示されたりしてもよい。
また、リスト表示部112は、ToDoリストにおいて、保全対象のフィールド機器と、そのフィールド機器に対する保全項目を表示する。リスト表示部112は、ToDoリストに表示された保全項目が実施された場合、保全が実行された保全項目のToDoリストにおける表示態様を変更する。表示態様の変更とは、例えば、保全項目の文字列の色やフォントを変更する、保全項目の文字列に取り消し線を附す、保全項目の文字列を非表示にする、保全項目の文字列に「済」等の新たな文字を追加する等である。なお、リスト表示部112において表示するToDoリストの詳細は、図4において後述する。
また、リスト表示部112は、作業者に対して、表示したToDoリストに基づく保全項目の指定ができるようにする。また、リスト表示部112は、作業者がToDoリストに表示された所定の保全項目をタッチパネル15へのタッチ等により指定した場合、指定された保全項目の表示を変更して、指定がされたことを作業者に報知する。リスト表示部112は、複数の保全項目が指定できるようにしてもよい。
保全指定部113は、リスト表示部112が表示したToDoリストにおいて指定された保全項目を、I/F部120を介して保全実行部131に通知して保全作業を実行させる。保全指定部113は、指定された保全項目が複数ある場合、指定された保全項目を保全実行部131に逐次通知することができる。
リスト保存部114は、リスト作成部111において作成されたToDoリストをHDD14等に保存する。保存されたToDoリストは、リスト表示部112から読み出されてタッチパネル15に表示される。リスト保存部114は、リスト作成部111において複数のToDoリストが作成された場合には、複数のToDoリストを保存する。リスト表示部112は、保存された複数のToDoリストを読み出して、表示するToDoリストを選択できるようにしてもよい。複数のToDoリストを表示することにより、作業者は、複数のToDoリストに亘る保全作業を並行して実施することができる。
保全情報取得部115は、保全情報を取得する。保全情報取得部115は、例えば、保全情報保存部133等に保存された保全情報を取得する。保全情報取得部115によって取得される保全情報の詳細は、保全情報保存部133の説明で後述する。また、保全情報取得部115は、ファイル形式等で記録された保全対象の機器情報を取得してもよい。保全情報取得部115で取得された保全情報等は、リスト作成部111においてToDoリストを作成する際に取得される。
プロセス監視部116は、プロセスで使用されている特定のフィールド機器19やプロセス装置を監視して、フィールド機器19等から特定の通信内容、作業ログ等を取得する。プロセス監視部116は、フィールド機器19等を直接監視することにより、作業支援ツール130による保全作業を行わない場合であってもフィールド機器19等から通信内容等を取得することが可能となる。
保全実行部131は、設定部1311、確認部1312、及び調整部1313の各機能を有して、作業支援ツール130を用いたフィールド機器19の保全を実行する。
設定部1311は、保全対象のフィールド機器19に対してフィールド機器19で使用される機器情報として例示するパラメータを設定する。設定部1311が設定するパラメータには、例えば、パラメータを一意に特定する名称、パラメータの表示名に用いられるラベル、パラメータの工業単位(kPa、%、度C等)、パラメータのデータ型、パラメータの補正値(キャリブレーション値)等である。設定部1311は、作業者に対してタッチパネル15を介して、パラメータ設定のUIを提供する。例えば、設定部1311は、タッチパネル15において、テキストボックスへの文字の入力、プルダウンメニューによる設定項目の選択、ラジオボタンやチェックボックスによる設定項目の選択等によって、作業者がパラメータを設定できるようにする。設定部1311において設定されるパラメータの初期値は、確認部1312において読み出した値を使用することができる。
確認部1312は、保全対象のフィールド機器19に対して設定されているパラメータを読み出して、読み出した内容を、例えばタッチパネル15に表示する。確認部1312は、通信部132が自動的に認識した通信I/F16を介して接続されているフィールド機器19の情報に基づき、接続されているフィールド機器19のパラメータを自動的に読み出すようにしてもよい。確認部1312は、読み出したパラメータを設定部1311に対して出力してパラメータの設定に用いるようにしてもよい。なお、タッチパネル15に表示される事項については、通信部132を介して機器保全装置10の外部の装置に送信してもよく、また、図示しない印字部から印字出力してもよい。また、確認部1312は、フィールド機器19に設定されたパラメータのプロパティを読み出してもよい。確認部1312は、プロパティとして、例えば、機器タグ、機器アドレス、製造者、機器タイプ等を読み出す。また、確認部1312は、保全対象のフィールド機器19から振動や異常音等の情報を取得する動作を実行してもよい。
調整部1313は、フィールド機器19の調整を行う。例えば、フィールド機器19が圧力伝送器である場合、調整部1313は、圧力伝送器のゼロ点調整を実行する。また、フィールド機器19がアクチュエータであった場合、調整部1313は、調整に加えてテスト(検査)機能も有し、バルブやシリンダのアクチュエータを動作させる動作テストを実行する。
通信部132は、通信I/F16を介して、フィールド機器19との通信又は他の装置との通信を制御する。通信部132が制御する通信によって、例えば、ISA100、HART、BRAIN等の規格のフィールド機器19のパラメータの設定、パラメータの読出し、パラメータの確認等を行う。通信部132は、無線LAN通信、有線LAN通信、赤外線通信、近距離無線通信等の制御を行ってもよい。通信部132は、それぞれの通信に対応した制御を行うためのプログラムモジュールを有するものであってもよい。通信部132は、必要なプログラムモジュールを追加してインストールできるようにしてもよい。通信部132は、通信I/F16を介して接続されているフィールド機器19を自動的に認識して、認識したフィールド機器19の情報を確認部1312に出力することができる。
保全情報保存部133は、保全実行部131で実行された保全情報(保全の結果)を保存する。例えば、保全情報保存部133は、設定部1311によって保全対象のフィールド機器19に対して設定されたパラメータの内容、設定履歴等を保存する。また、保全情報保存部133は、確認部1312によって保全対象のフィールド機器19から読み出したパラメータを保存する。また、保全情報保存部133は、調整部1313によって実行されたフィールド機器19の調整の履歴を保存する。保全情報保存部133は、他の機器保全装置、保全情報管理サーバ、DCS制御装置、FAコンピュータ、PLC等から取得した保全情報を保存してもよい。保全情報保存部133に保存される保全情報は、保全情報取得部115から取得される。また、保全情報保存部133に保存された保全情報は、保全情報表示部134から取得されてタッチパネル15に表示される。
保全情報表示部134は、タッチパネル15に保全情報を表示する。例えば、保全情報表示部134は、保全情報保存部133に保存された保全情報を取得して、タッチパネル15に表示する。また、保全情報表示部134は、他の機器保全装置等から取得した保全情報を表示してもよい。
なお、図2においては、機器保全装置10が有する、ToDoリストシステム110、I/F部120、作業支援ツール130、リスト作成部111、リスト表示部112、保全指定部113、リスト保存部114、保全情報取得部115、プロセス監視部116、保全実行部131、通信部132、保全情報保存部133、保全情報表示部134、設定部1311、確認部1312、及び調整部1313の各機能がソフトウェアによって実現される場合を説明した。しかし、機器保全装置10が有する上記1つ以上の機能は、ハードウェア(例えば、ASICやゲートアレイ)によって実現されるものであっても良い。また、機器保全装置10が有する上記各機能は、1つの機能を複数の機能に分割して実施してもよい。また、機器保全装置10が有する上記各機能は、2つ以上の機能を1つの機能に集約して実施してもよい。
また、図2においては、ToDoリストシステム110と作業支援ツール130が同じ端末(機器保全装置10)で動作する場合を説明したが、ToDoリストシステム110と作業支援ツール130は別の装置で動作するものであってもよい。例えば、ToDoリストシステム110が機器保全装置1とネットワークを介して通信可能なサーバ上で動作する場合、ToDoリストシステム110と作業支援ツール130はネットワークを介して通信を行うようにしてもよい。
また、図2においては、ToDoリストシステム110と作業支援ツール130が1対1の関係で通信する場合を説明したが、ToDoリストシステム110と作業支援ツール130は、1対多、多対1又は多対多の関係で通信するようにしてもよい。例えば、ToDoリストシステム110と作業支援ツール130が1対多で通信するようにすることにより、複数の作業支援ツール130がToDoリストシステム110で作成されたToDoリストを共有することができるため、複数の作業者によって一つのToDoリストに基づく保全作業を分担することが可能となる。
以上で、図2を用いた、機器保全装置10の機能構成の説明を終了する。
次に、図3を用いて、機器保全装置1においてタッチパネル15に表示される保全情報とToDoリストを説明する。図3は、実施形態における機器保全装置1が表示する保全情報とToDoリストの一例を示す図である。なお、以下の説明においては、図1又は図2を適宜参照する。
図3において、タッチパネル15の表示画面には、メイン画面1000が表示されている。メイン画面1000は、例えば、機器保全装置1が起動された後に最初に表示される表示である。メイン画面1000は、機器保全装置1が起動された後に、図示しないログイン画面においてログイン操作が行われた後、又は初期設定がされた後に表示されるものであってもよい。
メイン画面1000は、フィールド機器19の保全情報を表示及び登録する画面である。メイン画面1000は、保全情報1010、セグメントビューワセレクトボタン1031の表示を含む。メイン画面1000は、保全情報表示部134によって表示される。メイン画面1000には、ToDoリスト1020が重畳表示されている。ToDoリスト1020は、リスト表示部112によって表示される。メイン画面1000は、メイン画面1000の図3図示左上の「更新」ボタンを押下することによりメイン画面1000に含まれる保全情報1010及びToDoリスト1020の情報が更新されて再表示される。
保全情報1010は、保全情報保存部133に保存されたフィールド機器19の、アイコン、機器タグ、診断結果において正常又は異常であることを示すステータス、機器アドレス、製造者、機器ID、機器タイプ、パラメータの書き込みがプロテクトされているか否かを示す状態情報等の機器情報、保全項目、パラメータ値等を表示する。保全情報1010には、画像情報、メモ書きをテキストとして残すことができる付箋情報等を含んでいてもよい。保全情報1010は、通信部132が自動的に認識したフィールド機器19についての保全情報を表示してもよい。図3においては、PT1105の機器タグが付けられた1台の温度測定器についての保全情報が表示されている場合を示している。保全情報1010は、フィールド機器19毎に表示される。すなわち、フィールド機器19が複数接続されている場合、接続されたフィールド機器の個数分保全情報1010が表示される。
メイン画面1000には、保全情報1010とともに、「NO.20160201」のToDoリストと、「NO.20160202」のToDoリストの2つのToDoリスト1020が表示されている場合を示している。保全情報1010とともに表示されるToDoリストの数は、0(非表示)を含め任意の数に設定できるようにしてもよい。なお、ToDoリスト1020の詳細は図4を用いて後述する。ToDoリスト1020における「出力」ボタンは、ToDoリスト1020の内容を出力するボタンである。出力ボタンを押下したときの出力例は図11を用いて後述する。
セグメントビューワセレクトボタン1031は、図3に図示するメイン画面1000を表示するためのセレクトボタンである。なお、メイン画面は、例えば他に、保全情報保存部133に保存した保全情報の管理又は保全情報保存部133に保存した保全情報を検索等するための機器ナビゲータ画面、作業支援ツール130で実施した操作の記録を表示等する操作ログ画面等に切り替えることができてもよい。ToDoリスト1020は、メイン画面1000以外の他の表示画面に表示される保全情報とともに表示されるようにしてもよい。
以上で、図3を用いた保全情報1010とToDoリスト1020の説明を終了する。
次に、図4を用いて、機器保全装置1においてタッチパネル15に表示されるToDoリスト1020の詳細を説明する。図4は、実施形態における機器保全装置が表示するToDoリスト1020の詳細の一例を示す図である。
図4において、ToDoリスト1020は、リストID1021、機器アイコン1022、作業対象1023、種別1024、項目・結果1025の表示を含む。
リストID1021は、ToDoリスト1020の中で1つの作業対象を一意に特定する情報である。本実施形態において、図4に示すToDoリスト1020の1つのID分を「1つの作業対象」という。1つの作業対象は保全作業の実行単位であり、機器タグで特定されるフィールド機器19毎に設定される場合、設備毎に設定される場合、又は作業毎に設定される場合等を例示する。ID1021の値は、例えば他のIDとの重複が無いように採番又はチェックできるようにしてもよい。
機器アイコン1022は、種別1024に示すフィールド機器19の種別を作業者が視認しやすいように表示する。例えば、図4図示円形のアイコンは、フィールド機器19の種別が入力機器であることを示す。同様に、正方形のアイコンは出力機器、横長長方形のアイコンは設備、三角形のアイコンは作業を示す。機器アイコン1022には、例示した図形の表示以外にも、例えばフィールド機器の名称や写真を表示するようにしてもよい。
作業対象1023は、保全対象のフィールド機器19、設備、又は保全作業を示す。例えば、1つのフィールド機器19を作業対象とする場合は、そのフィールド機器19を特定する「TAG1」等の機器タグを用いる。また、通信を行わない設備や作業の場合は、設備名や作業項目を入力する。例えば、「設備1」においては、作業者の聴覚による異音確認を1つの作業対象とする場合を示している。作業項目には、「ループチェック」、「ゼロ調整」(ゼロ点調整)等のフィールド機器19に対する保全作業名を入力することができる。なお、作業項目には、例えば清掃作業等のフィールド機器の保全以外の作業項目を入力してもよい。これにより、フィールド機器の保全作業と他の作業とを同じToDoリストで管理することが可能となる。
種別1024は、ToDoリスト1020における作業対象のフィールド機器19が入力機器であるのか出力機器であるのかの別を入力することができる。また、種別1024には、ToDoリスト1020における作業対象が通信を行わない設備や作業であることを示すものであってもよい。
項目・結果1025は、保全項目と保全結果を表示する。項目・結果1025は、保全作業が未だ実行されていない保全項目と、保全が実行された保全項目の表示態様を変更して表示する。図4において、保全が実行された保全項目は、表示態様の変更の一例として、保全項目の文字に取り消し線を付した場合を示している。表示態様の変更は、例えば、保全項目の文字の大きさ、文字の色、文字のフォント、文字の背景の塗りつぶし、文字の消去、「済」等の文字の付加等であってもよい。保全が実行された保全項目の表示態様を変更してToDoリスト1020を表示することにより、作業者は保全作業の進行状況を容易に把握できるようになる。図4においては、リストID1021が「1」の作業対象における「ループチェック」の保全項目が実行済みであることを取り消し線により示している。また、ID1021が「5」の作業対象においては、ループチェックを行ったフィールド機器の「TAG4」及び「TAG5」の保全項目が実行済みであることを示している。図4の項目・結果1025に示すように、保全項目には、圧力のゼロ調整、調節弁のストロークテスト、圧力の測定レンジ変更、設備から発する異音確認等がある。
ところで、図4においては、上述の通り、リストID1021が「1」の1つの作業対象においては、1つのフィールド機器19に対して、複数の保全項目(「ループチェック/ゼロ調整」)が入力されている。また、リストID1021が「5」の1つの作業対象においては、作業対象1023に入力された「ループチェック」の作業に対して、複数の保全項目(「TAG4/TAG5/TAG6」)としての複数の機器タグが入力されている。
フィールド機器19の保全作業においては、同じフィールド機器19に対して複数の保全作業を連続して行う方が効率的である場合がある一方、複数のフィールド機器19に対して同じ保全作業を連続して行う方が効率的である場合もある。
本実施形態において、リスト作成部111は、1つの作業対象において複数の保全項目を含むToDoリスト1020を作成して、リスト表示部112は、作成された保全リストを表示して、複数の保全項目の中から1又は2以上の保全項目を指定可能にしている。すなわち、1つのフィールド機器19に対して、保全項目として複数の保全作業を入力可能にすることを可能にするとともに、1つの保全作業に対して保全項目として複数のフィールド機器19を入力可能にしている。したがって、本実施形態においては、上記いずれの保全作業を行う場合においても保全作業の効率を考慮したToDoリスト1020の作成を可能にしている。
なお、ToDoリスト1020における保全対象又は保全項目の実行の順番は、任意である。例えば、リストID1021の昇順又は降順で実行してもよい。また、リストID1021の順番とは異なる順番で実行してもよい。また、実行の順番は、ToDoリスト1020の表示によって作業者に報知できるようにしてもよい。例えば、リストID1021又は保全項目の文字の色を変更したり、点滅させたりして、作業者に対して次に実行すべき順番を報知してもよい。また、ToDoリスト1020の表示順序は変更できるようにしてもよい。例えば、作業対象1023や項目・結果1025によって並び順をソートしてもよい。また、複数のToDoリスト1020を1つのToDoリスト1020に併合したり、1つのToDoリスト1020を複数のToDoリスト1020に分割できるようにしてもよい。また、ToDoリスト1020の出力は、出力項目を選択できるようにしてもよい。
以上で、図4を用いた、ToDoリスト1020の詳細の説明を終了する。
次に図5を用いて、リスト作成部111によって表示される手入力によるToDoリストの作成画面について説明する。図5は、実施形態における機器保全装置10が表示する手入力によるToDoリスト1020の作成画面の一例を示す図である。
図5において、作業対象の入力画面1040は、タッチパネル15に表示される作業対象を選択可能な表示である。ToDoリスト1020を作成する作業者は、例えばタッチパネル15から、ToDoリスト1020作成のためのメニューを選択する。リスト作成部は、ToDoリスト1020作成のためのメニューが選択されたときに図5に示す作業対象の入力画面1040を表示する。作業者は、表示された作業対象の中からToDoリストに含める作業対象を1以上選択する。作業対象の選択は例えばタッチパネル15の操作によって行う。作業者は作業対象を選択した後にOKのボタンを押下して作業対象を確定する。OKのボタンが押下されると、リスト作成部111は、選択された作業対象を含むToDoリスト1020を作成する。リスト作成部111は、保全情報保存部133に保存された情報に基づき作業対象の入力画面1040を表示してもよい。
作業対象の入力画面1040を表示することにより、ToDoリスト1020作成の作業効率を向上させることができる。また、予め保存された作業対象を入力画面1040において選択可能に表示することにより、作業対象の誤入力を防止することができる。
以上で、図5を用いた、手入力によるToDoリスト1020の作成画面についての説明を終了する。
次に、図6を用いて、リスト作成部111によって表示される保全情報に基づくToDoリストの作成画面について説明する。図6は、実施形態における機器保全装置が表示する保全情報に基づくToDoリスト1020の作成画面の一例を示す図である。
図6において、機器ナビゲータ画面1050は、保全情報保存部133に保存した保全情報の管理を行ない、又は保全情報保存部133に保存した保全情報を検索するための表示である。機器ナビゲータ画面1050は、例えば、フィールド機器19についての機器タグ、機器ID、通信形式等の情報を含んでいる。図6においては、機器ナビゲータ画面1050からToDoリスト1020を作成する。
先ず、ToDoリスト1020を作成する作業者は、機器ナビゲータ画面1050のそれぞれの機器タグの横に設けられたチェックボックス1051から、ToDoリスト1020に含める作業対象を1以上選択する。機器ナビゲータ画面1050は、例えば保全情報表示部134が保全情報保存部133に保存された保全情報に基づき表示し、表示された機器ナビゲータ画面1050に対して、リスト作成部111がチェックボックス1051を付加することによって表示してもよい。リスト作成部111は、保全情報取得部115によって取得された保全情報に基づき、チェックボックスと作業対象との対応を付けることができる。作業者は、チェックボックス1051にチェックを入れることにより作業対象を選択することができる。機器ナビゲータ画面1050において作業対象が選択された状態において、作業者は、例えばToDoリスト1020作成のためのメニューを選択する。ToDoリスト1020作成のためのメニューが選択されると、リスト作成部111は、選択された作業対象を含むToDoリスト1020を作成する。
機器ナビゲータ画面1050から作業対象を選択することができるため、ToDoリスト1020作成の作業効率を向上させることができ、また、作業対象の誤入力を防止することができる。
以上で、図6を用いた、保全情報に基づくToDoリスト1020の作成画面についての説明を終了する。
次に、図7を用いて、機器情報からのToDoリスト1020の作成を説明する。図7は、実施形態における機器保全装置10がToDoリスト1020の作成時に取得する機器情報の一例を示す図である。図7に示す機器情報は、リスト作成部111が機器保全装置10の外部から、例えばファイル形式よって取得するものとする。
図7において、機器情報1060は、機器タグ、機器ID、及び機器アドレスの情報を含んでいる。機器情報1060は、例えば、CSV(Comma Separated Values)ファイル、表計算ソフトウェアで作成されたファイル等によって取得されてもよい。例えば、保全情報取得部115は、通信部132を介して接続された外部の装置、又はカードスロット17等から機器情報1060を含むファイルを取得する。リスト作成部111は、取得した機器情報1060に基づき、図5で示した入力画面を表示して作業対象を選択できるようにしてもよい。
機器情報1060を取得することにより、例えば、新たにプラントに設置され、保全情報保存部133に保全情報の無い作業対象であっても選択可能に表示してToDoリスト1020に含めることができるため、ToDoリスト1020作成の作業効率向上と誤入力の防止を図ることができる。
以上で、図7を用いた、機器情報からのToDoリスト1020の作成の説明を終了する。
次に、図8を用いて、ケーブル結線図からのToDoリスト1020の作成を説明する。図8は、実施形態における機器保全装置10がToDoリストの作成時に取得するケーブル結線図の一例を示す図である。
図8において、ケーブル結線図1070は、LOCAL、端子盤、ケーブル、IOモジュール及びコネクタ間における結線を示している。ケーブル結線図1070は、LOCALにおけるそれぞれのケーブルを作業対象としてタグ名を付した場合を示している。例えば、TAG1は、2芯のCVV(S)ケーブルによって、101端子盤の端子番号1及び2に結線され、さらにIOモジュールの入力モジュール(AI)の端子番号1及び2に結線されていることを示している。
ケーブル結線図1070は、例えば、図6で説明した機器情報と同様にCSVファイル等によって取得される。保全情報取得部115は、通信部132を介して接続された外部の装置等からケーブル結線図1070を含むファイルを取得する。リスト作成部111は、取得したケーブル結線図1070に基づき、図5で示した入力画面を表示して作業対象を選択できるようにしてもよい。
ケーブル結線図1070を取得することにより、ToDoリスト1020作成の作業効率向上と誤入力の防止を図ることができる。
以上で、図8を用いた、ケーブル結線図1070からのToDoリスト1020の作成の説明を終了する。
次に、図9を用いて、ToDoリスト1020作成時の紐付けの設定について説明する。図9は、実施形態における機器保全装置が表示するToDoリストの紐付け方法の設定画面の一例を示す図である。
図9において、紐付け方法の設定画面1080は、紐付を自動で行うか、又は手動で行うかの2つのチェックボックスを含む。2つのチェックボックスは、いずれか一方のみを選択できる。設定画面1080は、例えば、ToDoリスト1020を作成する作業者がタッチパネル15からToDoリスト1020作成のためのメニューを選択することによりリスト作成部111によって表示される。OKのボタンの押下によって、紐付を自動で行うか又は手動で行うかの設定がリスト作成部111に保存される。
以上で、図9を用いた、ToDoリスト1020作成時の紐付けの設定についての説明を終了する。
次に、図10を用いて、ToDoリスト1020を用いた保全作業の流れについて説明する。図10は、実施形態における機器保全装置が表示するToDoリスト1020を用いた保全作業の流れの一例を示す図である。図10(A)〜図10(E)は、ToDoリスト1020を用いた保全作業を行うための表示画面の遷移を時系列で示している。
図10(A)において、作業者は、タッチパネル15に表示されたToDoリスト1020から保全作業の作業対象と保全項目を選択する。ここで、図9で説明した紐付けの設定において手動が設定されていた場合、図10(B)の紐付けを手動で行うための設定画面が表示される。図10(B)の紐付けを手動で行うことにより、図10(A)において表示された保全項目を変更することが可能となる。保全項目の変更とは、例えば、保全項目の追加、保全項目の削除、他の保全項目への変更等である。
図10(B)において、作業者は紐付けを行うリストIDをプルダウンメニューから選択して、そのリストIDに対して紐付ける保全項目をプルダウンメニューから選択する。保全項目を追加する場合は、作業項目の追加のボタンを押下することにより、選択されたリストIDに対して保全項目が追加される。設定が完了した場合、作業者がOKボタンを押下することにより、図10(C)のループチェック画面が表示される。
一方、図9で説明した紐付けの設定において既に自動で設定されていた場合、図10(B)の設定画面は表示されず、10(A)から図10(C)に表示画面が遷移する。
図10(C)はループチェックを実行するための画面である。ループチェックとは、フィールド機器の制御ループをチェックする保全作業である。図10(C)は、ループチェックとして、指示調節出力が0%→50%→100%→50%→0%となるループチェックを実行するための設定がされていることを示している。作業者が実行のボタンを押下するとループチェックが実行される。ループチェックが終了すると、表示画面の表示は図10(D)に遷移する。
図10(D)は、ループチェックが終了したことを作業者に報知するための画面である。作業者がOKのボタンを押下すると、表示画面の表示は図10(E)に遷移する。
図10(E)は、図10(A)と同様にToDoリスト1020が表示される。ここで、リストIDが1のリストにおいてループチェックの保全項目の表示態様が、文字に取り消し線が付されたものに変更されて、ループチェックが実施済であることを作業者に報知する。作業者は、出力のボタンを押下することにより、ToDoリスト1020の保全結果を出力することができる。
以上で、図10を用いた、ToDoリスト1020を用いた保全作業の流れについての説明を終了する。
次に、図11を用いて、ToDoリスト1020の出力ボタンが押下されたときの保全結果の出力について説明する。図11は、実施形態における機器保全装置10が出力する保全結果の一例を示す図である。
図11において、保全結果1091は、作業対象、保全項目、結果及び完了時刻の出力項目を含む。例えば、TAG1において、ループチェックのチェック結果はOKであったことを示しており、ゼロ調整の結果はNGであったことを示している。また、TAG2及びTAG3の保全項目は未実施であることを示している。出力された保全結果1091は、例えば、保全情報保存部133に保存される。また、保全結果1091は、プリンタに出力されて印字されてもよい。また、保全結果1091は、通信部132を介して他の装置に出力されてもよい。
以上で、図11を用いた、保全結果の出力についての説明を終了する。
次に、図12を用いて、機器保全装置10の動作を説明する。図12は、本実施形態における機器保全装置の動作の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートに示す動作は、CPU11において実行されるソフトウェアによって実施されるものとする。
図12において、CPU11は、保全対象のフィールド機器19に対する保全項目をリストにした保全リストとして例示するToDoリストを作成する(ステップS11)。なお、ToDoリストを外部装置において作成する場合には、CPU11は、ToDoリストを外部装置から取得する(ステップS11)。
ステップS11の処理を実行した後、CPU11は、フィールド機器19の保全に係る保全情報をタッチパネル15に表示する(ステップS12)。
ステップS12の処理を実行した後、CPU11は、タッチパネル15に表示された保全情報とともに、作成又は取得されたToDoリストを表示して(ステップS13)、作業者に対して保全項目を指定可能にする。
ステップS13の処理を実行した後、CPU11は、作業者によってタッチパネル15等から指定された保全項目を取得して(ステップS14)、指定された保全項目を実行する(ステップS15)。
ステップS15の処理を実行した後、CPU11は、保全が実行された保全項目の表示態様を変更してToDoリストを表示する(ステップS16)。
ステップS16の処理を実行した後、CPU11は、保全結果を出力するか否かを判断する(ステップS17)。保全結果を出力するか否かは、ToDoリスト1020の出力ボタンが押下されたか否かによって判断することができる。保全結果を出力すると判断した場合(ステップS17:YES)、CPU11は、保全結果を出力する(ステップS18)。
ステップS18の処理を実行した後、又は保全結果を出力しないと判断した場合(ステップS17:NO)、CPU11は、ToDoリストの更新を行うか否かを判断する(ステップS19)。ToDoリストの更新を行うか否かは、例えば、図3で説明した更新ボタンが押されたか否かで判断することができる。
ToDoリストの更新を行うと判断した場合(ステップS19:YES)、CPU11は、ステップS11の処理に戻り、リストの作成等の処理を再び実行する。一方、リストの更新を行わないと判断した場合(ステップS19:NO)、CPU11は、ステップS13の処理に戻り、ToDoリストを表示する。
以上で、図12を用いた、機器保全装置10の動作の説明を終了する。
次に、図13を用いて、機器保全装置10がリスト作成部111を有さない機器保全装置10aである場合における機器保全システムの構成を説明する。図13は、本実施形態における機器保全システムの構成の一例を示す図である。
図13に示す機器保全システムにおいて、機器保全装置10aは、ネットワーク9を介して外部装置2a、外部装置2b又は外部装置2cと通信可能に接続される。外部装置2aは、リスト作成部21及びリスト保存部22を有している。外部装置2bは、リスト作成部21、リスト保存部22及び保全情報保存部23を有している。外部装置2cは、リスト作成部21、リスト保存部22、保全情報保存部23及び保全情報取得部24を有している。外部装置2a、外部装置2b及び外部装置2cは、外部装置2の変形例を示しており、いずれか1以上の装置がネットワーク9に接続されていればよい。
外部装置2a〜外部装置2cは、リスト作成部21及びリスト保存部22を有している。リスト作成部21は、保全情報に基づきToDoリストを作成する。リスト保存部22は、リスト作成部21で作成されたToDoリストを保存して、ネットワークを介して複数の機器保全装置10aに対してToDoリストを提供する。外部装置2でToDoリストを作成して機器保全装置10aに提供することにより、外部装置2で作成されたToDoを複数の機器保全装置10aで共用することが可能となる。例えば、外部装置2が保全情報を管理して保全計画を作成する保全管理サーバであった場合、機器保全装置10aは、保全管理サーバから直接ToDoリストを取得することが可能となる。
機器保全装置10aは、ToDoリストシステム110aを有し、他の機能については図2において説明した機器保全装置10の機能の構成と同様である。ToDoリストシステム110aは、ToDoリストシステム110が有しているリスト作成部111の機能の代わりに、リスト取得部117の機能を有している。
リスト取得部117は、外部装置2で作成されて保存されているToDoリストをネットワーク9を介して取得する。リスト保存部114は、リスト取得部117で取得されたToDoリストを一時的に保存しておいてもよい。リスト保存部114でToDoリストを一時的に保存しておくことにより、例えば機器保全装置10aがネットワーク9を介して外部装置2と通信ができない場合であってもToDoリストを利用することが可能となる。
また、外部装置2b及び外部装置2cは、外部装置2aに対して、さらに保全情報保存部23を有している。機器保全装置10aは、外部装置2b又は外部装置2cから、ToDoリストに加えてさらに保全情報を取得することが可能となる。例えば、外部装置2b又は外部装置2cが保全情報を収集して保存する保全管理サーバであった場合、機器保全装置10aは、フィールド機器19等から自ら収集した保全情報に加えて、保全管理サーバで収取された保全情報を取得することが可能となる。
外部装置2cは、さらに保全情報取得部24を有している。保全情報取得部24は、例えばオンラインでフィールド機器19から保全情報を取得する。保全機器10aは、外部装置2cにおいて取得された、例えばオンラインの保全情報をさらに取得することができる。
以上で、図13を用いた、機器保全装置10aを含む機器保全システムの構成の説明を終了する。
なお、本実施形態においては、機器保全装置は、リスト作成部を有し、保全対象の機器に対する保全項目をリストにした保全リストを作成する場合を説明したが、例えば、機器保全装置は、保全リスト作成部を有しないものであってもよい。すなわち、機器保全装置は、他の装置において作成された保全リストを取得して、取得した保全リストを用いるものであってもよい。例えば、機器保全装置は、機器の保全に係る保全情報を表示する保全情報表示部と、保全対象の機器に対する保全項目をリストにした保全リストを取得するリスト取得部と、表示された前記保全情報とともに取得された前記保全リストを表示して、前記保全項目を指定可能にするリスト表示部と、前記保全項目が指定された前記機器と所定の通信プロトコルを介して通信可能に接続するする通信部と、接続された前記機器に対して指定された前記保全項目に基づく保全を実行する保全実行部とを備え、前記リスト表示部は、保全が実行された前記保全項目の表示態様を変更して前記保全リストを表示するものであってもよい。
また、本実施形態において、リスト表示部は、表示された保全情報とともに作成された保全リストを表示して、保全項目を指定可能にする場合を説明したが、保全項目を指定可能に表示するのは、他の機能であってもよい。本実施形態では、図4等で説明したように、ToDoリストを表示して、ToDoリストで表示された保全項目を選択するようにしたが、例えば、ToDoリストには保全項目を選択をするための表示を含まず、「TAG1」等の作業対象を選択したときに保全項目が選択可能な表示をToDoリストの表示とは別個にするようにしてもよい。
また、本実施形態において、リスト表示部は、保全情報とともに保全リストを表示する方法として、図3に示したように、保全情報の画面にToDoリストを別ウインドウで表示する場合を説明したが、ToDoリストは、例えば、保全情報を表示している表示画面の所定の表示領域に表示されるようにしてもよい。また、ToDoリストは、保全情報を表示している表示画面と切り替え可能に表示するようにしてもよい。すなわち、本実施形態における保全リストの表示とは、表示画面に表示する表示データが作成されている状態を含んでいてもよい。例えば、タッチパネルに表示されている表示画面が作成されている表示画面の領域の一部であって、表示する領域を切り替えることによってToDoリストを表示してもよい。
また、本実施形態で説明した装置を構成する機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本実施形態の上述した種々の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、本発明の実施形態について、図面を参照して説明してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲においての種々の変更も含まれる。
1、10、10a 機器保全装置
2a、2b、2c 外部装置
11 CPU
12 RAM
13 ROM
14 HDD
15 タッチパネル
16 通信I/F
17 カードスロット
19 フィールド機器
110 ToDoリストシステム
111 リスト作成部
112 リスト表示部
113 保全指定部
114 リスト保存部
115 保全情報取得部
116 プロセス監視部
117 リスト取得部
120 I/F部
130 作業支援ツール
131 保全実行部
1311 設定部
1312 確認部
1313 調整部
132 通信部
133 保全情報保存部
134 保全情報表示部

Claims (13)

  1. 機器の保全に係る保全情報を表示する保全情報表示部と、
    表示された前記保全情報とともに、保全対象の複数の機器に対する保全項目をリストにした保全リストを表示して、前記保全項目を指定可能にするリスト表示部と、
    定された前記保全項目に基づく前記保全対象の機器の保全を実行する保全実行部と
    を備える、機器保全装置。
  2. 前記リスト表示部は、保全が実行された前記保全項目の表示態様を変更して前記保全リストを表示する、請求項1に記載の機器保全装置。
  3. 前記リスト表示部は、複数の前記保全項目を指定可能に表示する、請求項1又は2に記載の機器保全装置。
  4. 前記リスト表示部は、1つの作業対象において複数の前記保全項目を含む前記保全リストを表示して、複数の前記保全項目の中から前記保全項目を指定可能にする、請求項1から3のいずれか一項に記載の機器保全装置。
  5. 前記リスト表示部は、実行された前記保全の結果を出力するための操作手段を表示する、請求項1から4のいずれか一項に記載の機器保全装置。
  6. 前記保全リストを作成するリスト作成部をさらに備え、
    前記リスト表示部は、作成された前記保全リストを表示する、請求項1から5のいずれか一項に記載の機器保全装置。
  7. 前記保全情報を取得する保全情報取得部をさらに備え、
    前記リスト作成部は、取得された前記保全情報に基づき前記保全リストを作成する、請求項6に記載の機器保全装置。
  8. 前記保全情報取得部は、実行された前記保全の結果を前記保全情報として取得する、請求項7に記載の機器保全装置。
  9. 前記リスト作成部は、1つの作業対象において複数の前記保全項目を含む前記保全リストを作成する、請求項4に従属する請求項6から8のいずれか一項に記載の機器保全装置。
  10. 請求項1から5のいずれか一項に記載の機器保全装置と、
    前記機器保全装置と通信可能に接続される外部装置と
    を備え、
    前記外部装置は、前記保全リストを作成するリスト作成部をさらに備え、
    前記機器保全装置は、前記外部装置において作成された前記保全リストを取得する保全リスト取得部をさらに備える、機器保全システム。
  11. 保全対象の複数の機器に対する保全項目をリストにした保全リストを作成するリスト作成ステップと、
    前記機器の保全に係る保全情報を表示する保全情報表示ステップと、
    表示された前記保全情報とともに、作成された前記保全リストを表示して、前記保全項目を指定可能にするリスト表示ステップと、
    定された前記保全項目に基づく前記保全対象の機器の保全を実行する保全実行ステップと
    を含む、機器保全方法。
  12. 機器の保全に係る保全情報を表示する保全情報表示処理と、
    表示された前記保全情報とともに、保全対象の複数の機器に対する保全項目をリストにした保全リストを表示して、前記保全項目を指定可能にするリスト表示処理と
    指定された前記保全項目に基づく前記保全対象の機器の保全を実行する保全実行処理と、
    コンピュータに実行させる、機器保全プログラム。
  13. 機器の保全に係る保全情報を表示する保全情報表示処理と、
    表示された前記保全情報とともに、保全対象の複数の機器に対する保全項目をリストにした保全リストを表示して、前記保全項目を指定可能にするリスト表示処理と
    指定された前記保全項目に基づく前記保全対象の機器の保全を実行する保全実行処理と、
    コンピュータに実行させる機器保全プログラムが記録された記録媒体。
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