JP2002132838A - 点検作業用携帯端末装置及びこの装置を用いた点検データ管理システム - Google Patents

点検作業用携帯端末装置及びこの装置を用いた点検データ管理システム

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JP2002132838A
JP2002132838A JP2000326900A JP2000326900A JP2002132838A JP 2002132838 A JP2002132838 A JP 2002132838A JP 2000326900 A JP2000326900 A JP 2000326900A JP 2000326900 A JP2000326900 A JP 2000326900A JP 2002132838 A JP2002132838 A JP 2002132838A
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Kenichiro Watanabe
謙一郎 渡辺
Kazuya Miura
一也 三浦
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TOHOKU ELECTRIC POWER ENGINEER
Tohoku Electric Power Engineering and Construction Co Inc
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TOHOKU ELECTRIC POWER ENGINEER
Tohoku Electric Power Engineering and Construction Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点検作業及びその報告書作成等の省力化、効
率化を図ること。 【解決手段】 点検データ情報としてデータを管理する
サーバー1とペンコンピュータ2aをLAN接続し相互
に情報の入出力ができるようにし、点検作業を行うとき
はペンコンピュータ2aをLANからはずして点検作業
現場に持込み測定値をペンコンピュータ2aに入力して
点検データ情報を更新し、この入力された測定値に所定
の処理を行ない予め記憶されている状態パターンから点
検対象物がどのような状態であるかを表示し、データ化
された測定値を利用して報告書を作成できるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、点検作業時に点検
対象物を測定した測定値等を簡易にデータ化し、そのデ
ータを管理する点検作業用携帯端末装置及びこの装置を
用いた点検データ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、点検作業例えば発電所のメンテ
ナンスのときに測定を行いその測定値を記録するときに
は筆記用具を使用して紙面への記録を行うか、ノート型
のパソコンを持ち運び測定値を記録する必要があるとき
にパソコンを立上げキー入力により記録をしていた。こ
の点検作業時には多数の過去の点検作業における記録報
告書や計算を行うための技術資料や電卓、さらには、点
検作業の方法を説明したマニュアル等も合わせて持ち運
ぶ必要があった。
【0003】また、上記のように記録された測定値に基
づいてクライアントに提出する報告書を作成するときに
は、報告書の様式が記憶されているワープロ等に測定値
を再度入力することにより報告書を作成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多数の嵩張る
荷物を点検作業を行う場所毎に持ち運び、点検対象物の
測定を行うときに紙面に記入をしたりノート型のパソコ
ンを立ち上げるのでは、作業員に荷物を移動させる負担
がかるのに加え記録にも手間がかかり迅速な作業を行う
ことができないという問題がある。
【0005】また、報告書を作成するときに再度測定値
を入力するのでは二度手間であり効率の良い点検作業と
いう点で問題がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、点検作業時において、簡易に持ち運びでき、入
力した値を直接データ化することができるペンコンピュ
ータを使用することにより点検作業及びその報告書作成
の省力化、効率化を図ることができる点検データ管理シ
ステムを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
点検データ情報を記憶する記憶手段と、点検対象物を測
定した測定情報を点検データ情報に追加して記憶する点
検データ情報更新手段と、点検対象物の状態を示した状
態パターンを記憶するパターン記憶手段と、測定情報に
基づいて所定の計算を実行し、その計算結果から点検対
象物がどのような状態であるかを予め用意された点検対
象物の状態パターンから選択して表示させるパターン表
示手段とを備えた点検作業用携帯端末装置である。
【0008】請求項2記載の発明は、点検対象物の損壊
状態を手入力により描写し、その描写をイメージデータ
として記憶することができるイメージデータ記憶手段を
備えた請求項1記載の点検作業用携帯端末装置である。
【0009】請求項3記載の発明は、点検作業中に記憶
されている点検対象物の情報を表示させる表示手段を備
えた請求項1あるいは請求項2記載の点検作業用携帯端
末装置である。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1あるいは
請求項2記載の点検作業用携帯端末装置と、点検作業用
携帯端末装置と情報の入出力を行なう入出力手段と、点
検データ情報更新手段によって更新された点検データ情
報を記憶する更新点検データ情報記憶手段と、点検デー
タ情報を所定の様式に整えて報告書を作成する作成手段
とを備えたサーバーとからなる点検データ管理システム
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を発電所のメンテナ
ンス業務を行うときのカップリングされている軸の点検
を行いその修正を行うときに、点検作業用携帯端末装置
としてペンコンピュータを使用した場合で図面を参照し
ながら説明する。
【0012】図1は、本実施の形態の構成を示す図で、
点検データ情報等を記憶する記憶部を備えたサーバー1
に4台のペンコンピュータ2a〜2d及び報告書等の印
刷を行うプリンタ3がLAN(ローカル・エリア・ネッ
トワーク)接続され、C/S(クライアント・サーバー
・システム)環境となっている。この環境により、複数
の利用者が同時に情報の入出力ができるようになってい
る。
【0013】なお、上記サーバー1は上記点検データ情
報等の管理をするためのデータベース管理システムが備
えられていて、このデータベース管理システムは測定記
録用のフォーマット(機器別の雛形)と測定により採取
した値等(数値、文字、イメージ)の2つに分けた管理
方式としデータベースには測定により採取した値等のみ
が自動的に点検データ情報として記憶されるようになっ
ている。このようにデータベースに点検データ情報のみ
が記憶されることによって記憶容量の大幅な短縮ができ
同一記録の長期保存が可能となる。
【0014】上記データベースの作成ツールは特に限定
はされないが、他のアプリケーションソフトとのデータ
の受渡しを行なえるソフトを使用することによりサーバ
ー1に更新される毎に蓄積される点検データ情報を他の
システムに容易に移動することができる。
【0015】ペンコンピュータとは、従来キーボードや
マウスを使用することにより行っていた入力を電子ペン
を使用して行えるようにしたものであり、表示画面にペ
ン先を触れることにより入力を行える。そのサイズはA
5ファイルサイズで重量は1kg程度なので点検作業を
行うときにLAN接続から外して持ち運ぶことができ、
ペンによる簡単な操作で測定値の入力や各種技術的な計
算等をペンコンピュータのみで行うことができる。
【0016】図2は、このペンコンピュータ2aの内部
構成を示すブロック図である。CPU21はペンコンピ
ュータ2aの制御本体としてバスラインを介して各種プ
ログラム等を記憶させたROM(リード・オンリー・メ
モリ)22、測定値を記憶させるバッファや各種プログ
ラムを実行させるときに必要なワークエリア等を設けた
RAM23(ランダム・アクセス・メモリ)、入力を検
知する入力コントローラ24、表示画面25に表示させ
る画面を制御する表示コントローラ26、LANに接続
するインターフェース27等を制御する。
【0017】また、上記ROM22には、カップリング
される軸と軸がどのような状態になっているかを表示す
るカップリングの状態パターンが記憶され、それぞれの
状態パターンが以下で説明する予想アライメントの計算
結果の値に対応するようになっている。
【0018】さらに、上記ROM22には、点検作業を
行うときの測定をするときに必要なマニュアル及び測定
値に基づいて技術的な計算を行うための技術的資料等の
技術支援機能を行うためのプログラムも記憶されてい
る。
【0019】次に、本実施の形態の流れを主に図3を参
照して説明する。図3中央の破線の左側は事務所又は控
え室においてサーバー1とペンコンピュータ2a又はサ
ーバー1とプリンタ3をLANに接続して行う動作を示
していて、破線の右側は点検作業を行う現場においてL
ANから接続を切り離したペンコンピュータ2aに行う
動作を示している。控え室とは点検作業を行う現場でL
AN接続できるように配線されている部屋である。
【0020】先ず、ST1として、作業員は事務所又は
控え室でペンコンピュータ2aとサーバー1をLAN接
続させ、サーバー1に点検データ情報及び測定記録用の
フォーマットとして管理されているデータから点検作業
に必要な情報及びデータをペンコンピュータ2aにダウ
ンロードする。点検データ情報の内容は、過去に行った
点検の日付、点検者、測定値等の文字や数値及び関連記
録資料のイメージデータである。
【0021】なお、カップリングされている軸の状態パ
ターン等はペンコンピュータ2aのROM22に記憶さ
れていることとしたが、カップリングの状態パターン等
をサーバー1の測定記録用のフォーマットに記憶させて
おき、サーバー1からペンコンピュータ2aにダウンロ
ードするときにペンコンピュータ2aのRAM22に記
憶させるようにしても良い。
【0022】サーバー1はLANに接続されC/S環境
となっているので、多数の点検作業があり複数の作業員
がペンコンピュータ2a〜2dに同じ時間帯にサーバー
1からダウンロードする必要があるときも4人同時にダ
ウンロードすることができる。なお、本実施の形態にお
いては、LAN接続できるペンコンピュータは4台にし
てあるが、これに限定されるものではない。
【0023】次に、ST2として、作業員が現場で点検
作業を行い、そのときに測定した値を測定情報としてペ
ンコンピュータ2aにペンを使用して入力する作業を説
明する。
【0024】この点検作業を行うのに必要なマニュアル
や技術的資料はペンコンピュータ2aのROM22に記
憶されているので、ペンを使用して表示画面25上のボ
タンやプルダウンメニューへの入力あるいはペンコンピ
ュータ2a本体の前面キー等を使用することにより表示
画面25を切替えて必要があるときに簡単に参照するこ
とができる。
【0025】さらに、過去の測定値や関連記録資料等は
ST1にてペンコンピュータ2aにダウンロードされて
いるので同様に簡単に参照することができる。
【0026】そして、作業員はこのマニュアルや技術資
料をペンコンピュータ2aの表示画面25に参照しなが
ら測定を行い、測定した値を測定情報としてペンを使用
してペンコンピュータ2aに入力する。
【0027】この測定値はST1にてダウンロードした
点検データ情報に今回の測定値として追加して記憶され
る。これが点検データ情報更新手段となっている。点検
データ情報はペンコンピュータ2aにおいて更新された
点検データ情報となる。なお、更新された点検データ情
報も簡単な操作により上記と同様に参照することができ
る。
【0028】図4は、カップリングされている軸の点検
業務を行うときのペンコンピュータ2aの表示画面25
を示していて、その上部に配置されている「記録」ボタ
ン31をペン入力により選択すると、表示画面25には
「ローターセンタリング(組立時修正前)測定記録」が
表示される。そして、「HIP‐LP」ボタン32を選
択して「HIP‐LP」におけるカップリングされてい
る軸の周と面の上側、下側、右側、左側を判定基準値で
ある管理値を基に測定してその測定値を33で示される
表にペンを使用して入力する。
【0029】図4左側上部34にはカップリングされて
いる軸の測定方法が示され、ダイヤルゲージの取付け方
法が表示されている。なお、向きはタービン前側からみ
て左右とし、面の測定結果において「+」は実際に広く
「−」は実際に狭いことを示している。これらの測定に
必要な事項や入力するときの注意事項は表示画面25上
に表示され作業員に注意を促している。
【0030】34のような方法により測定した測定値を
33に入力すると、図4の左側下部35に測定結果が表
示され、図中の右側に判定結果が「良」「否」の文字で
表示される。管理値から測定結果が一定の範囲内であれ
ば「良」となり、その範囲を超えていれば「否」とな
る。このときに、判定結果の文字を例えば「良」を黒で
表示し、「否」を赤で表示するなど色を変えて表示させ
ることもできる。
【0031】このように測定した結果の判定が「否」で
あるときは軸の位置の修正が必要である。このときは図
4の修正ボタン36を入力して、「センターリング修
正」の画面に切替える。その表示画面が図5である。
【0032】図5はメニューを表示するボタンと軸受調
整入力を行う部所41とセンターリング目標値を入力す
る部所42に大きく分かれている。
【0033】測定値を入力した結果がセンターリング目
標値42の左側42aに表示され、その測定値に対して
修正をする値が計算結果として42bに表示されてい
る。計算結果は、HIPローターで修正する場合下へ
0.8555左へ0.9777などのようにテキストデ
ータと数値データによって自動的に表示される。図5で
は、計算結果の一部しか示されていないが右側のスクロ
ールバーにより画面をスクロールさせすべての計算結果
をみることができる。また、42aの修正目標値を任意
で設定すればその設定に対応した計算結果を得ることに
なる。
【0034】この計算結果を参考にして軸受調整入力4
1で実際のシムの厚さを数値でNo1軸受〜No6軸受
にそれぞれ上下方向及び左右方向にペンを使用して入力
する。このとき符号「+」は軸受を上又は左に移動させ
ることを意味し、符号「−」は軸受を下又は右へ移動さ
せることを意味する。入力を終えた後、結果ボタン43
の入力によりセンターリング予想値が表示される。
【0035】上記のようにセンターリング予想値の計算
結果が出された後、表示画面25上部にある予想アライ
メントボタン44をペンを使用して入力する。すると、
図6で示す画面になる。図6は予想アライメントの結果
を示す図である。
【0036】図6は、上下方向及び左右方向にそれぞれ
分けて管理値51、予想アライメント52、予想アライ
メントの計算結果53が示されている。予想アライメン
トでは、予想アライメントの計算結果の数値からROM
22に記憶されているカップリングされている軸の状態
パターンの中で最も近い状態パターン選び予想アライメ
ント52に表示させる。これがパターン表示手段となっ
ていて、作業員は文字だけでなく状態パターンの表示と
の両方で軸受の修正した状態を把握することができる。
測定値の精度は1/1mm〜1/100mmなので数値
だけより技術者が把握しやすく軸を修正する作業が容易
となる。
【0037】なお、状態パターンは測定方向別に計9つ
の条件文に基づきパターン化した9通りのイメージデー
タと18通りのテキストデータを同時に表示画面25上
に表示させる。
【0038】また、作業員は点検作業を行っているとき
に軸受等の部材に傷がつき損傷していること等を発見す
る場合もある。このような部材の損傷は当然記録として
残す必要があるが文字で記すよりも絵の方が記録として
よい場合があるので、ペンコンピュータ2aのメモ機能
を利用する。メモ機能は図4で示した表示画面25の状
態からメモボタンをペンで入力する。
【0039】すると、図7で示す画面のように、メモの
ビットマップの絵−ペイントが起動する。アプリケーシ
ョンを利用することにより61にてペンによる入力で自
由に描くことができるので部材や部材にある傷をペンを
使用して描き、必要な場合は文字を付け加えて関連記録
資料(イメージデータ)としてRAM23に記憶するこ
とができる。これがイメージデータ記憶手段となってい
る。なお、イメージデータ記憶手段によって記憶される
イメージデータは点検データ情報として記憶される。
【0040】現場での上記のような点検作業及びペンコ
ンピュータ2aへの測定値の入力を終了して事務所又は
控え室に戻ったらペンコンピュータ2aをLANに接続
する。そして、ペンコンピュータ2aに記憶されている
更新された点検データ情報をサーバー1にアップロード
する操作を行う。これがST3である。サーバー1の記
憶部はこの更新された点検データ情報によりデータを更
新して記憶する。
【0041】ST4として、点検作業のクライアントに
提出する報告書を作成する。サーバ1には更新された点
検データ情報が記憶されているので、簡単な入力をする
ことによりその点検作業の報告書の形式に点検データ情
報等を処理して報告書を作成することができる。この報
告書の印刷は事務所又は控え室でLANに接続されたプ
リンタ3によって行うことができる。
【0042】図8はクライアントに提出する報告書の一
例を示す図である。○は文字を示し、×は数値を示して
いる。この報告書の作成はペンコンピュータ2aからの
点検データ情報のアップロードが終了した時点で行え
る。
【0043】また、本実施の形態においてはST2にお
ける判定の結果のみ色分けして表示するようにしてある
が、これに限るものではなく、設定により必要な文字、
数値及び状態パターン等を色分けして表示することもで
きる。
【0044】さらに、ペンコンピュータ2aにLAN以
外のインターフェースを設けてデジタルカメラ等と接続
できるようにしておけば、デジタル画像を取込むことや
計測器のデータを人による入力を行わず計測器から自動
的に取込むことも可能となる。これらのデータをサーバ
ー1に蓄積させておけば、その点検対象物の経年劣化診
断を行うこともできる。
【0045】なお、本実施の形態の状態パターンで表示
させる状態パターンの条件やパターン数は本実施の形態
に限られるが、他の測定記録用のフォーマットにはそれ
ぞれの測定に対応した条件及びパターン数が用意されて
いる。
【0046】本発明の実施の形態によれば、過去の報告
書、技術的な計算等を行うためのマニュアル、筆記用具
やノート型パソコン等を持ち運ばなくても点検作業をお
こなうことができ、ペンコンピュータ2aにペンを使用
して入力することにより測定値及び点検対象物の状態の
描写を簡単にデータ化して記憶でき、そのデータを過去
のデータとともに点検データ情報としてサーバー1で管
理することができる。
【0047】また、本実施の形態の他の効果は、測定値
に所定の計算をし、その計算結果から点検対象物の状態
を数値、文字、状態パターンでペンコンピュータ2aの
表示画面25に示すことができる。
【0048】さらに、本実施の形態の他の効果は、測定
値がデータ化してサーバー1において管理されるので再
度入力を行うことなく簡単にクライアントに提出する報
告書を作成することができる。
【0049】なお、ペンコンピュータ2a上に表示され
る文字、数値及び状態パターンなどを色分けして表示す
る設定にして必要な文字等を強調するようにしておけ
ば、作業員の点検対象物の状態の把握を容易にすること
ができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によると、測定情報を点検作業用形態端末装置に入力す
ると点検対象物がどのような状態にあるかを予め設定さ
れた状態パターンの中から判定して表示されるので点検
対象物の状態の把握が容易となる。
【0051】また、請求項2記載の発明によると、点検
対象物の状態を点検作業用形態端末装置に手入力による
描写によりイメージデータとして記憶できるので筆記用
具を持運ぶ必要がなくなる。
【0052】また、請求項3記載の発明によると、作業
中に点検作業用携帯端末装置に記憶されている情報を表
示画面に表示できるので素早い状況判断ができて資料を
持運ぶ必要がなくなる。
【0053】また、請求項4記載の発明によると、点検
作業用携帯端末装置で採取した点検データ情報を直接デ
ータ化しサーバーに記憶させて管理することにより報告
書の作成の省力化を図ることができ、蓄積された点検デ
ータ情報により経年劣化診断も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示す図。
【図2】同実施の形態のペンコンピュータ2aの内部構
成を示すブロック図。
【図3】同実施の形態のシステムの流れを示す図。
【図4】同実施の形態のペンコンピュータ2aの測定値
の入力を行う表示画面。
【図5】同実施の形態のペンコンピュータ2aのセンタ
ーリング修正を行うときの表示画面。
【図6】同実施の形態のペンコンピュータ2aの予想ア
ライメント結果を表示するときの表示画面。
【図7】同実施の形態のペンコンピュータ2aに部材に
ついた傷をスケッチするときの表示画面。
【図8】同実施の形態のクライアントに提出する点検作
業の報告書の一例を示す図。
【符号の説明】
1…サーバー 2a〜2d…ペンコンピュータ 3…プリンタ 25…ペンコンピュータ2aの表示画面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点検データ情報を記憶する点検データ情
    報記憶手段と、 点検対象物を測定した測定情報を前記点検データ情報に
    追加して記憶する点検データ情報更新手段と、 前記点検対象物の状態を示した状態パターンを記憶する
    パターン記憶手段と、 前記測定情報に基づいて所定の計算を実行し、その計算
    結果から前記点検対象物がどのような状態であるかを予
    め記憶された前記状態パターンから選択して表示させる
    パターン表示手段と、 を備えたことを特徴とする点検作業用携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 前記点検対象物の状態を手入力により描
    写し、その描写を直接イメージデータとして記憶するこ
    とができるイメージデータ記憶手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の点検作業用携帯端末装置。
  3. 【請求項3】 点検作業中に記憶されている前記点検対
    象物の情報を表示させる表示手段を備えたことを特徴と
    する請求項1あるいは請求項2記載の点検作業用携帯端
    末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1あるいは請求項2記載の点検作
    業用携帯端末装置と、 前記点検作業用携帯端末装置と情報の入出力を行なう入
    出力手段と、 前記点検データ情報更新手段によって更新された点検デ
    ータ情報を記憶する更新点検データ情報記憶手段と、 前記点検データ情報を所定の様式に整えて報告書を作成
    する作成手段とを備えたサーバーと、 からなることを特徴とする点検データ管理システム。
JP2000326900A 2000-10-26 2000-10-26 点検作業用携帯端末装置及びこの装置を用いた点検データ管理システム Pending JP2002132838A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011186724A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Mitsubishi Electric Corp プラント監視制御システム
US10878384B2 (en) 2016-03-09 2020-12-29 Yokogawa Electric Corporation Device maintainer, a device maintenance system, a device maintenance method, a device maintenance program and a recording medium

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