JPH10188065A - プラント監視・維持管理装置 - Google Patents

プラント監視・維持管理装置

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JPH10188065A
JPH10188065A JP34303796A JP34303796A JPH10188065A JP H10188065 A JPH10188065 A JP H10188065A JP 34303796 A JP34303796 A JP 34303796A JP 34303796 A JP34303796 A JP 34303796A JP H10188065 A JPH10188065 A JP H10188065A
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JP
Japan
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memo
screen
plant
message list
plant monitoring
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Application number
JP34303796A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Inada
和広 稲田
Katsumi Hanajima
勝美 花島
Nobuyoshi Koga
信義 古賀
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラント監視・維持管理装置で、プロセス値の
時系列データおよびプラント点検時のプラントプロセス
情報に対するメモを受け付け、プラントプロセスに関連
した各画面とメモのひもづけを行い、それらの各画面に
メモを表示する機能を提供する。 【解決手段】プラントプロセスからプロセス値を取り込
むプラントデータ入力手段と、上記プラントデータ入力
手段からプラント情報を取り込みトレンドグラフ,メッ
セージリスト,グラフィックとして表示し蓄積するプラ
ント監視・管理手段とを兼ね備えたプラント監視装置
で、メモを関連プラントプロセスとひもづけて保存する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラント監視・維持
管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機システムで、文書作成,表計算な
どのアプリケーションの主たる機能で実現される文書フ
ァイル,文書にメモを添付する技術として、次のような
技術が既に知られている。
【0003】パーソナルコンピュータでは、ファイルに
情報としてのメモを付ける技術,文章中にメモを添付す
る技術、さらに文書データとメモとの対応を記憶し文書
データの一部が指定されたことに応じてメモを表示する
技術が知られている。
【0004】本発明に関連し、特にプラント監視装置に
関しては、トレンドグラフと称されるプラントプロセス
のプロセス値の時間軸上の表示で、重要なプロセス値の
変化に応じて予め定義された文字列メッセージ,図形,
色変化をプラント監視装置がメモとしてグラフにつけ加
える技術が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プラント監視装置は、
プラントプロセスのプロセス値の監視を主たる目的とし
ており、プロセス値の時系列データを複数のデータファ
イルとして持っている。プロセス値の時系列データの例
としては、トレンドグラフや、プロセス値変化に応じて
出力される文字列メッセージの時系列リストであるメッ
セージリストなどがあげられる。
【0006】これらのプロセス値の時系列データは、時
事刻々変化するプラントプロセスのプロセス値をトリガ
ーとして変化する情報となっており、表現形態は異なっ
ているが、それぞれのデータファィルがプラントプロセ
スに複雑に結び付いたものとなっている。
【0007】実際オペレータは、トレントグラフ,メッ
セージリスト、現在のプロセス値が表示されたプラント
のグラフィックなど複合的に見ることで監視や故障解析
を行っている。
【0008】ここで、前述のパーソナルコンピュータ文
書ファイルで実現されているメモを添付する技術では、
メモを添付するのは一つの文書データに対して行われる
ため、例えば、トレンドグラフに添付したメモ情報をメ
ッセージリストで参照することはできない。
【0009】また、前述の重要なプロセス値の変化に応
じて予め定義された文字列メッセージ,図形,色変化を
プラント監視装置がメモとしてトレンドグラフやメッセ
ージリストに付加する技術では、プラント監視装置に予
め登録されたメモしか残せないため、真にオペレータが
コメントを残しておきたいメモが残せなかったり、不必
要なメモが残ったりしてしまう。
【0010】いずれの従来技術でも、真にオペレータが
残したいメモを関連するプラントプロセスの表示形態の
如何によらず得ることは不可である。
【0011】一方、プラント設備の機器設計情報,点検
情報,修理情報などを管理するプラント維持管理装置で
は、プラント設備の設計情報,定期ないしは不定期に実
施されるプラント設備の点検・修理情報が蓄積される。
【0012】近年、計算機の高性能化により、プラント
監視装置とプラント維持管理装置が一つないしは、密接
に関連しあった少数の計算機群でシステム化されてお
り、プラント維持管理装置で蓄積されたプラント設備の
点検情報などを、プラント監視装置でのプラント監視機
能に利用することが求められている。
【0013】特に、パトロールと称しプラント稼働中に
行われるプラント設備点検時にメモとして残される非定
型なプラントプロセスの情報がプラント監視機能の画
面、例えばトレンド画面などで、オペレータが確認可能
となることは、プラント監視装置が直接収集できないプ
ラントプロセスのイベント情報として監視や故障解析に
有効であるが、現状これらの設備点検時の非定型なプラ
ントプロセス情報のメモはプラント維持管理機能の中で
のみしか参照できない。
【0014】そこで、本発明では、プラント監視・維持
管理装置で、プロセス値の時系列データおよびプラント
点検時のプラントプロセス情報に対するメモを受け付
け、プラントプロセスに関連した各画面とメモのひもづ
けを行い、それらの各画面にメモを表示する機能を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明では、プラントプ
ロセスからプロセス値を取り込むプラントデータ入力手
段と、プラント設備点検時に点検情報を入力する点検情
報入力手段と、上記プラントデータ入力手段からプラン
ト情報を取り込みトレンドグラフ,メッセージリスト,
グラフィックとして表示するとともに上記点検情報入力
手段からプラント点検情報を取り込み蓄積するプラント
監視・管理手段とを兼ね備えたプラント監視・維持管理
装置で、メモを関連プラントプロセスとひもづけて保存
することを特徴とするメモ受け付け,保存方法をプラン
ト監視・管理手段に持たせることで課題を解決する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施例を説明する。
【0017】図1に本発明でのハードウェアのブロック
図を示す。
【0018】10はプラントデータ入力装置であり、プ
ラントプロセスからプロセス値を収集する。本発明で
は、大型のコントローラ装置を想定するが、プラントプ
ロセスにより、圧力伝送器のような単純な計装機器であ
ったり、パーソナルコンピュータであったりする。
【0019】20はパトロール端末であり、プラント維
持管理のためのプラント設備の機器設計情報,点検情
報,修理情報の入出力を行う。本実施例では、ペン入力
型の携帯端末を想定するが、携帯型のパーソナルコンピ
ュータなどでもよい。
【0020】30はプラント監視・維持管理用の計算機
60のキーボードであり、監視関連の機能である後述ト
レンド画面処理部200,メッセージリスト出力画面処
理部300に対しメモ入力する際の文字入力などで使用
する。
【0021】40はプラント監視・維持管理用の計算機
60マウスであり、各画面でのボタン操作,ウィンドウ
操作といった画面操作に用いる。本実施例では、画面操
作をマウス行うことを想定するが、タッチパネルなどプ
ラント監視業務に適した画面操作デバイスを用いてもよ
い。
【0022】50はプラント監視・維持管理用の計算機
60ディスプレイであり、後述トレンド画面処理部20
0などで処理された画面情報を表示する。
【0023】60はプラント監視・維持管理用の計算機
である。プラント監視用とプラント維持管理用の別計算
機で構成してもよい。
【0024】プラント監視・維持管理用の計算機60
は、メモリ上の各処理を行うCPU70 ,計算機処理とデー
タを記憶するメインメモリ80,ディスク100,ディ
スクを制御するディスクコントローラ90,プラントデ
ータ入力装置10へのデータ入出力を制御するプラント
データ入力装置インターフェース110,パトロール端
末20へのデータ入出力を制御するパトロール端末イン
ターフェース120,キーボード30からの入力を制御
するキーボードドライバ130,マウス40からの入力
を制御するマウスドライバ140,ディスプレイ50へ
の出力を制御するディスプレイコントローラ150から
構成される。
【0025】図2はソフトウェアブロックを示す。
【0026】200はトレンドグラフ表示を行うトレン
ド画面処理部である。
【0027】300はメッセージリスト表示を行うメッ
セージリスト画面表示処理部である。
【0028】400はパトロール端末20と機器設計情
報,点検情報,修理情報の入出力処理を行うパトロール
端末処理部である。
【0029】500はトレンド画面処理部200,メッ
セージリスト画面表示処理部300,パトロール端末処
理部400で受け付けたメモデータの検索および関連す
るトレンド画面,メッセージリスト画面,グラフィック
画面へと展開するための画面を表示するメモ検索・関連
画面展開の画面処理部である。
【0030】600はプロセス値の瞬時値をプラントを
模擬したグラフィック上に表示するグラフィック画面出
力処理部である。
【0031】図1から図8を用い、トレンド画面処理部
200におけるメモ入力例を説明する。キーボード30
をマウス40からの画面表示操作でのトレンド画面処理
部200の起動により、トレンド画面表示処理2000
はプラントデータ入出力装置10が収集したプラントプ
ロセスのプロセス値の時系列データであるトレンドデー
タ230,メモデータ510を用い、図3の201に示
すような各プラントプロセスに関するプロセス値のトレ
ンド画面をディスプレイ50に表示する。
【0032】トレンド画面201は「xx温度」,「x
x圧力」といったプラントプロセスのプロセス値が時間
軸に対してプロットされたものとなっている。
【0033】トレンド画面表示処理2000が終了する
と、画面処理1(220),トレンドメモ受付処理(2
10)といったトレンド画面に関する各処理を起動する
ボタン「画面処理1」(221)、「メモ」(211)
などの画面入力イベント受付状態となる(2100)。
【0034】ここで、ボタン「メモ」(211)がマウ
ス40によりポインティングされると、トレンドメモ受
付処理2230を起動するイベントとして判断され(220
0)、トレンドメモ受付処理2230が起動される。
【0035】トレンドメモ受付処理2230が起動され
ると、トレンドのどこにメモを付けるのかメモ位置受付
待ちとなる(2231)。
【0036】マウス30の操作でメモを付けたいトレン
ド部をポインティングすると、トレンドメモ入力ウィン
ドウ212が表示される(図4)。
【0037】トレンドメモ入力ウィンドウ212表示に
先だって、メモを付けたいトレンド部のポインティング
位置からトレンドデータでの位置、即ち、どのプラント
プロセスのどの時刻のデータかの変換を行う(223
2)。
【0038】本処理では、ポインティングされたトレン
ド画面上の縦軸位置・横軸位置から、図7に示す「メモ
位置→トレンドデータ位置変換テーブル」240と式を
用いて「メモ位置に対する時刻」,「メモ位置に対する
トレンド値」を各トレンドに関して計算し、表示中のト
レンドデータ230中で最も近しいプラントプロセスと
時刻を決定する。
【0039】本実施例では、プラントプロセス=「xx
圧力」,時刻=「96/06/12の00:03:0
0」のデータに対しメモを付けるようポインティングさ
れた場合を示す(図4)。
【0040】トレンドメモ入力ウィンドウ212に対
し、ユーザがマークしたいマーク213a,マーク文字21
4a,ユーザコメント215をキーボード30から入力
すると(2233),トレンドメモとしてメモデータ5
10に保存される(2234)とともに、ユーザがポイ
ンティングしたトレンド画面上の位置にマーク213
b,マーク文字214bが表示され、次のイベント受付
待ちとなる(2300)。メモデータは、図8に示す構
成をしており、時刻順にユーザマーク,メモ内容(ユー
ザコメント),メモ先,関連プロセスから成り立ってい
る。
【0041】トレンド画面でのメモ入力実施例でトレン
ドメモ入力ウィンドウ212から入力したデータは、2
16に示すように格納される。
【0042】トレンド画面処理の一つにマーク(または
マーク文字)からのメモ展開処理を割り付けておくこと
で、ユーザは、既に付けられているマーク213b(ま
たはマーク文字214b)をポインティングにより逆に
トレンドメモ入力ウィンドウ212に展開することが可
能である。
【0043】本実施例では、マーク213bや、マーク
文字214bをトレンド画面上に貼り付けたメモの目印
としたが、ディスプレイ50が小さい場合は、ユーザマ
ーク213bのみとしたり、マーク文字214bのみと
したりする構成も有効である。
【0044】また、逆にディスプレイ50が十分大きい
場合は、マーク213bや、マーク文字214bを用い
ず、直接ユーザコメントを表示するのも有効である。
【0045】次に、図1,図2と図8から図13を用
い、メッセージリスト画面におけるメモ入力例を説明す
る。
【0046】キーボード30やマウス40からの画面表
示操作でのメッセージリスト画面処理部300の起動に
より、メッセージリスト画面表示処理3000はプラン
トデータ入出力装置10が収集したプラントプロセスの
プロセス値の時系列データに関するメッセージデータ3
30,メモデータ510を用い、図9の301に示すよ
うなプラントプロセスに関するメッセージのリスト画面
をディスプレイ50に表示する。
【0047】メッセージリスト画面は、「機器2状態
Bから Cへ変化」といったプラントプロセスの変化に
対応したメッセージが発生時刻順に表示されたものとな
っている。
【0048】メッセージリスト画面表示処理3000が
終了すると、画面処理1(320),メッセージリスト
メモ受付処理(310)といったメッセージリスト画面
に関する各処理を起動するボタン「画面処理1」(32
1),「メモ」(311)などの画面入力イベント受付
状態となる(3100)。
【0049】ここで、ボタン「メモ」(311)がマウ
ス40によりポインティングされると、メッセージリス
トメモ受付処理3230を起動するイベントとして判断
され(3200)、メッセージリストメモ受付処理32
30が起動される。
【0050】メッセージリストメモ受付処理3230が
起動されると、メッセージリストのどこにメモを付ける
のかメモ位置受付待ちとなる(3231)。
【0051】マウス30の操作でメモを付けたいメッセ
ージ部をポインティングすると、メッセージリストメモ
入力ウィンドウ312が表示される(図10)。
【0052】メッセージリストメモ入力ウィンドウ31
2に先だって、メモを付けたいメッセージ部のポインテ
ィング位置からどういったメッセージにメモを付けるの
か情報の抽出を行う(3232)。
【0053】本処理では、ポインティングされたメッセ
ージ部の発生時刻を抽出するとともに、図13に示す
「メッセージ→プロセスひもづけテーブル」340を用
いてメッセージNo.,関連プロセスを抽出する。
【0054】ここで、「メッセージ→プロセスひもづけ
テーブル」340では予め各メッセージにメッセージN
o.を一意に付加しておく。また、各メッセージ内容が密
接に関連するプラントプロセスを関連プロセスとして定
義しておく。
【0055】関連プロセスはより密接に関連するプロセ
スから関連プロセス1,関連プロセス2,関連プロセス
3…と順位をつけるものとする。
【0056】本実施例では、時刻=「96/06/12
の00:08:15」,メッセージNo.=「n」,関連
プロセス=「xx圧力」「xx温度」のデータに対しメ
モを付けるようポインティングされた場合を示す(図1
0)。
【0057】メッセージリストメモ入力ウィンドウ31
2に対し、ユーザがマークしたいマーク313a,マー
ク文字314,ユーザコメント315をキーボード30
から入力すると(3233),メッセージリストメモと
してメモデータ510に保存される(3234)ととも
に、ユーザがポインティングしたトレンド画面上の位置
にマーク313bが表示され、次のイベント受付待ちと
なる(3300)。
【0058】メッセージリスト画面でのメモリ入力実施
例でメッセージリストメモ入力ウィンドウ312から入
力したデータは、316に示すように格納される。
【0059】メッセージリスト画面処理の一つにマーク
からのメモ展開処理を割り付けておくことで、ユーザ
は、既に付けられているマーク313bをポインティン
グにより逆にメッセージリストメモ入力ウィンドウ31
2に展開することが可能である。
【0060】本実施例では、マーク313bのみをメッ
セージリスト画面上に貼り付けたメモの目印としたが、
ディスプレイ50が大きい場合や画面構成上余白が十分
ある場合は、マーク文字214aをメモの目印としたり
することも有効である。
【0061】次に、図1,図2と図14から図18を用
い、パトロール端末画面におけるメモ入力例を説明す
る。
【0062】パトロール端末20の画面表示操作でのパ
トロール端末処理部400の起動により、パトロール画
面表示処理4000はパトロールデータ440にもとづ
きパトロール端末20にパトロール指示画面401を表
示する。
【0063】パトロール指示画面401は、コース,フ
ィールド,エリア,ポジションなどの点検パトロールす
る場所の情報や、確認項目の情報,チェック結果や現場
指示計の情報などから構成されたものとなっている。
【0064】本実施例では、パトロール端末20とプラ
ント監視・維持管理装置60とのインターフェースが携
帯電話などといった無線によるモバイル環境となってい
るため、パトロール端末20とプラント監視・維持管理
装置60との間で逐次情報の交換が行っているが、パト
ロール端末処理部400をパトロール端末20に持た
せ、点検パトロール前後にパトロールデータ440の提
供・更新するときのみ情報交換することも可能である。
【0065】パトロール画面表示処理4000が終了す
ると、画面処理1(420),パトロールメモ受付処理
(410)といったパトロール指示画面401に関する
各処理の画面入力イベント受付状態となる(410
0)。
【0066】ここで、現在点検パトロール中の確認項目
に関し、メモ入力のエリアである「メモ欄」(411)
がペンなどでポインティングされると、パトロールメモ
受付処理4230を起動するイベントとして判断され
(4200)、パトロールメモ受付処理4230が起動
され、パトロールメモ画面412が表示される(図1
5)。
【0067】パトロールメモ画面412表示に先だっ
て、メモを付けたい点検パトロール中の確認項目の情報
の抽出を行う(4232)。
【0068】本処理では、ポインティングされた確認項
目から、図18に示す「パトロール項目・プロセスひも
づけテーブル」430を用いてパトロールNo.,関連プ
ロセスを抽出する。
【0069】ここで、「パトロール項目・プロセスひも
づけテーブル」430では予め各点検パトロールの確認
項目にパトロールNo.を一意に付加しておく。また、各
確認項目内容が密接に関連するプラントプロセスを関連
プロセスとして定義しておく。
【0070】関連プロセスはより密接に関連するプロセ
スから関連プロセス1,関連プロセス2,関連プロセス
3…と順位をつけるものとする。
【0071】本実施例では、日付=「96/06/1
1」,パトロールNo.=「n+1」,関連プロセス=
「xx圧力」「xx温度」の確認項目に対しメモを付け
るようポインティングされた場合を示す(図15)。
【0072】パトロールメモ画面412に対し、メモと
ひもづけたい時刻,ユーザがマークしたいマーク41
3,マーク文字414a,ユーザコメント415を入力
すると(4233)、パトロールメモとしてメモデータ
510に保存される(4234)とともに、ユーザがポイ
ンティングしたパトロール指示画面401上にマーク文
字414bが表示され、次のイベント受付待ちとなる
(4300)。
【0073】パトロール指示画面401でのメモ入力実
施例でパトロールメモ画面412から入力したデータ
は、416に示すように格納される。
【0074】パトロールメモ画面処理のひとつにマーク
からのメモ展開処理を割り付けておくことで、ユーザ
は、既に付けられているマーク314bをポインティン
グにより逆にパトロールメモ画面412に展開すること
が可能である。
【0075】ここで、各々別のメモ入力ウィンドウ・画
面より入力されたメモデータ510がメモ入力ウィンド
ウ・画面が帰属する元画面に依存せず表示される機能に
ついて、トレンド画面201にメッセージリストメモ入
力ウィンドウ312,パトロールメモ画面412から入
力したメモが表示される例を用いて説明する(図19)。
【0076】上述したように、図8のメモデータ510
のうち216はトレンドメモ入力ウィンドウ212から
の入力データ、316はメッセージリストメモ入力ウィ
ンドウ312からの入力データ、416はパトロールメ
モ画面412からの入力データであり、各々時刻と関連
プロセスの情報を持つ。
【0077】ユーザがトレンドメモ入力ウィンドウ21
2からの入力データ216のメモが付いた時刻付近のト
レンド画面201を表示要求した場合、トレンド画面表
示処理2000によりトレンドデータ230,メモデー
タ510を用いトレンド画面201が表示される。
【0078】この際、トレンドメモ入力ウィンドウ21
2からの入力データ216の表示(217)と同時に、
メッセージリストメモ入力ウィンドウ312からの入力
データ316もパトロールメモ画面412からの入力デ
ータ416も、時刻と関連プロセスの情報によりトレン
ド画面201でのメモ位置が「メモ位置→トレンドデー
タ位置変換テーブル」240を用いることで算出され、
トレンド画面201上に表示される(317,41
7)。
【0079】本例では、メッセージリストメモ入力ウィ
ンドウ312からの入力データ316が時刻=「199
6/06/12/00/08/15」,プロセス=「x
x圧力」「xx温度」にひもづけられ、トレンド画面2
01上にマーク「□」,マーク文字「機器1緊停」が付
加されている。
【0080】また、パトロールメモ画面412からの入
力データ416が時刻=1996/06/11/23/
55/00」,プロセス=「xx圧力」「xx温度」に
ひもづけられ、マーク「☆」,マーク文字「異音」が付
加されている。
【0081】同様に、メモデータ510のもつ時刻の情
報から、メッセージリスト画面301での同時刻メッセー
ジまたは、最も近しい時刻のメッセージに、メッセージ
リストメモ入力ウィンドウ312以外のメモ入力も表示
可能となる。
【0082】更に、ある時刻における特定プラントプロ
セスの状態を表示するグラフィック画面に関し、メモデ
ータ510のもつ時刻と関連プロセス情報から、あるメ
モを付けた事象が発生した際のグラフィック画面に展開
することも可能である。
【0083】図2,図20から図22を用いてメモデー
タ510を利用した関連画面展開の機能について説明す
る。
【0084】図20はメモ関連画面展開の画面501で
あり、メモ関連画面展開の画面処理部がメモデータ51
0を時刻順に表示した画面である。
【0085】関連画面に展開して確認したいメモを本画
面上でポインティングし選択肢,関連画面展開ボタン5
11よりトレンド,メッセージリスト,グラフィックを
選択することで、トレンド画面処理部200,メッセー
ジリスト画面処理部300,グラフィック画面出力処理
部500がそれぞれ起動される。
【0086】トレンド画面処理部200では、上述した
ように指定されたメモのメモ先,時刻,関連プロセスか
ら、トレンドデータ230,メモデータ510を用いて
トレンド画面201を表示する。
【0087】メッセージリスト画面処理部300では、
上述したように指示されたメモ先,メモの時刻からメッ
セージデータ330,メモデータ510を用いてメッセ
ージリスト画面301を表示する。
【0088】グラフィック画面出力処理部500の起動
にあたっては、指定されたメモの関連プロセスに対し、
図21に示す「プロセス・グラフィックひもづけテーブ
ル」(520)を定義しておくことで、ユーザがメモ関
連画面展開の画面501でメモの関連プロセスを指定
後、メモ関連画面展開の画面処理部500が展開するグ
ラフィック画面を決定しておくものとする。
【0089】ここで、関連グラフィックが複数ある場合
は、ユーザが指定できるよう問い合わせウィンドウなど
を表示するものとする。
【0090】グラフィック画面出力処理部600は、指
定されたグラフィック画面に関し、指定された時刻のプ
ロセス値をトレンドデータ230より読込み、メモデー
タ510を付加して表示する(図22)。
【0091】本例では、図20中の513の展開先メモ
データに関して、グラフィック画面に関連画面展開する
よう指示した場合の例で、514は展開先メモデータ5
13に関連したプロセス、515は展開先メモデータ5
13に関連した時刻のプロセス値、518は展開先メモ
データにあるマークとマーク文字列である。
【0092】ユーザは、メモ関連画面展開の画面501
を用いることで、各メモ入力ウィンドウ・画面から入力
されたメモ群を時系列的に確認し、かつトレンド,メッ
セージリスト,グラフィックといった各画面表示形態で
のメモ付加時のプラント状態を把握する。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、プロセス値の時系列デ
ータおよびプラント点検時のプラントプロセス情報に対
するメモを受け付け、該当プラントプロラスに関連した
各画面とメモのひもづけを行い、それら各画面にメモを
表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハードブロック図。
【図2】ソフトブロック図。
【図3】トレンド画面の説明図。
【図4】トレンドメモ入力ウィンドウの説明図。
【図5】トレンドメモ入力フローチャート。
【図6】トレンドメモ受付処理のフローチャート。
【図7】メモ位置→トレンドデータ位置変換テーブルの
説明図。
【図8】メモデータの説明図。
【図9】メッセージリスト画面の説明図。
【図10】メッセージリストメモ入力の説明図。
【図11】メッセージリストメモ入力フローチャート。
【図12】メッセージリストメモ受付処理のフローチャ
ート。
【図13】メッセージ→プロセスひもづけテーブルの説
明図。
【図14】パトロール端末画面の説明図。
【図15】パトロールメモ画面の説明図。
【図16】パトロールメモ入力フローチャート。
【図17】パトロールメモ受付処理のフローチャート。
【図18】パトロール項目・プロセスひもづけテーブル
の説明図。
【図19】メモの付いたトレンド画面の説明図。
【図20】メモ関連画面展開の画面の説明図。
【図21】プロセス・グラフィックひもづけテーブルの
説明図。
【図22】グラフィック画面の説明図。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラントプロセスからプロセス値を取り込
    むプラントデータ入力手段と、上記プラントデータ入力
    手段からプラント情報を取り込みトレンドグラフ,メッ
    セージリスト,グラフィックとして表示し蓄積するプラ
    ント監視・管理手段とを兼ね備えたプラント監視装置に
    おいて、メモを関連プラントプロセスとひもづけて保存
    することを特徴とするプラント監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、メモ受け付けをトレン
    ドグラフ,メッセージリスト,グラフィックのいずれの
    画面からも可能とするプラント監視装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、受け付けたメモの一覧
    が参照可能なプラント監視装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、メモを受け付けた画面
    の如何に拘わらず、トレントグラフ,メッセージリス
    ト,グラフィックの各画面に同時にメモが付加可能なプ
    ラント監視装置。
  5. 【請求項5】請求項3において、メモを受け付けた画面
    の如何に拘わらず、トレンドグラフ,メッセージリス
    ト,グラフィックの各画面に同時にメモが付加可能であ
    り、メモの一覧からメモを指定することで各画面に展開
    可能なプラント監視装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、さらにプラント設備点
    検時に点検情報を入力する点検情報入力手段、上記点検
    情報入力手段からプラント点検情報を取り込み蓄積する
    プラント監視・管理手段を兼ね備えたプラント監視・維
    持管理装置において、上記点検情報入力手段にメモを関
    連プラントプロセスとひもづけて保存することを特徴と
    するメモ受け付け、保存方法をプラント監視・管理手段
    に持たせたプラント監視・維持管理装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、メモ受け付けはトレン
    ドグラフ,メッセージリスト,グラフィック,点検画面
    のいずれの画面からも可能なプラント監視装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、受け付けたメモの一覧
    が参照可能なプラント監視装置。
  9. 【請求項9】請求項7において、メモを受け付けた画面
    の如何に拘わらず、トレンドグラフ,メッセージリス
    ト,グラフィックの各画面に同時にメモが付加可能なプ
    ラント監視装置。
  10. 【請求項10】請求項8において、メモを受け付けた画
    面の如何に拘わらず、トレンドグラフ,メッセージリス
    ト,グラフィックの各画面に同時にメモが付加可能であ
    り、メモの一覧からメモを指定することで各画面に展開
    可能なプラント監視装置。
  11. 【請求項11】請求項4において、付加したメモの詳細
    を各画面上でメモを指定することで可能とするプラント
    監視装置。
  12. 【請求項12】請求項5において、付加したメモの詳細
    を各画面上でメモを指定することで可能とするプラント
    監視装置。
  13. 【請求項13】請求項9において、付加したメモの詳細
    を各画面上でメモを指定することで可能とするプラント
    監視・維持管理装置。
  14. 【請求項14】請求項10において、付加したメモの詳
    細を各画面上でメモを指定することで可能とするプラン
    ト監視・維持管理装置。
JP34303796A 1996-12-24 1996-12-24 プラント監視・維持管理装置 Pending JPH10188065A (ja)

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