JP2002189515A - 施設管理装置および方法およびプログラム - Google Patents

施設管理装置および方法およびプログラム

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JP2002189515A
JP2002189515A JP2000391117A JP2000391117A JP2002189515A JP 2002189515 A JP2002189515 A JP 2002189515A JP 2000391117 A JP2000391117 A JP 2000391117A JP 2000391117 A JP2000391117 A JP 2000391117A JP 2002189515 A JP2002189515 A JP 2002189515A
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Application number
JP2000391117A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamamoto
博之 山本
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Yamatake Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Yamatake Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的安価で作業負担なく効率よく状態情報
を管理できるようにする。 【解決手段】 制御部11のデータ表示手段11Aによ
り、記憶部13に記憶されている各状態情報を、当該状
態情報に含まれる日時情報に基づく時系列順で、個々の
状態情報につき1行単位で画面表示部16から表示出力
するとともに、保存制御手段11Dにより、記憶部13
に記憶されている状態情報の量が所定しきい値を越えた
場合は、その状態情報の一部を別個に保存出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施設管理装置およ
び方法およびプログラムに関し、特に施設に設けられた
複数の管理ポイントからの状態情報を通信ネットワーク
を介して情報収集し、収集した状態情報に基づき施設を
管理する施設管理装置および方法およびプログラムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ビルや工場などでは、施設に設けられた
複数の管理ポイントからの状態情報を通信ネットワーク
を介して施設管理装置で情報収集し、収集した状態情報
に基づき施設を管理している。従来、この種の施設管理
装置では、収集した状態情報を記憶しておき、いずれか
の管理ポイントからの状態情報に変化があった場合、例
えば状態情報が「警報」示す場合には、ブザーなどを鳴
動させるとともに、その状態情報をラインプリンタへ印
字出力するものとなっていた。また、状態情報により警
報の回復が確認された場合にも、その状態情報をプリン
タへ印字出力するものとなっていた。さらに、従来の施
設管理装置では、過去に収集した状態情報については、
履歴情報として最新の状態情報とは別個に取り扱い、警
報が発生した日時や警報が回復した日時を画面表示する
ことにより履歴情報を確認するものとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の施設管理装置では、状態情報の出力方法と履
歴情報の利用方法について、次のような問題点があっ
た。状態情報の出力方法については、警報の発生およ
び回復ごとにそのときの状態情報をリアルタイムで印字
する場合、過去に印字した状態情報との関連性を目視で
確認できるように比較的高価なラインプリンタへ印字出
力する必要があり、1ページ単位で印刷を行う安価で汎
用的なページプリンタを利用することができない。プ
リンタの設置スペースが必要となる。印字媒体となる
用紙が大量に必要となり、ペーパーレス化や環境問題な
どの流れにもそぐわず、その印字結果のための広い保存
スペースも必要となる。プリンタへの用紙補給や紙詰
まりにも対応する必要があり作業負担も大きい。また、
印字結果から過去データを追跡するには膨大な作業と時
間が必要となる。
【0004】また、履歴情報の利用方法については、
過去に収集した状態情報を画面で確認できるものの最新
の状態情報とは別個に取り扱っているため、警報が発生
しても状態情報が更新されず管理者は確認できない。
各履歴情報を時系列でのみ捉えているため、異なる日時
に発生した関連のあるものを確認しづらい。履歴情報
の量が所定しきい値を超えた場合には、古いものから順
に上書きされるため、過去の履歴情報が消去されてしま
う。個々の履歴情報について管理者が関連する情報を
持っていたとしてもそれを一括して管理できなかった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、
比較的安価で作業負担なく効率よく状態情報を管理でき
る施設管理装置および方法およびプログラムを提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にかかる施設管理装置は、各管理ポイ
ントから収集した状態情報を記憶する記憶部と、これら
状態情報を画面表示するための画面表示部と、記録媒体
記憶部に記憶されている各状態情報を記録媒体画面表示
部から表示出力するとともに、記録媒体記憶部に記憶さ
れている各状態情報の保存管理を行う制御部とを設け、
記録媒体制御部のデータ表示手段で、記録媒体記憶部に
記憶されている各状態情報を、それぞれの状態情報に含
まれる日時情報に基づく時系列順で、個々の状態情報に
つき1行単位で記録媒体画面表示部から表示出力し、保
存制御手段で、記録媒体記憶部に記憶されている各状態
情報の量が所定しきい値を越えた場合は、記録媒体状態
情報の一部を別個に保存出力するようにしたものであ
る。
【0006】所望の状態情報を抽出するために、記録媒
体制御部のデータ抽出手段で、記録媒体記憶部に記憶さ
れている各状態情報のうち、それぞれの状態情報が属す
るデータ区分に基づき、所望の状態情報を抽出し、記録
媒体データ抽出手段で抽出された状態情報のみを記録媒
体画面表示部から表示出力するようにしてもよい。また
関連情報を管理するために、記録媒体制御部の関連情報
管理手段で、記憶部に記憶されている任意の状態情報に
対して関連する関連情報を設定し、記録媒体データ表示
手段で表示出力されている任意の状態情報に対する所定
操作に応じて、当該状態情報に設定されている関連情報
を記録媒体画面表示部から表示出力するようにしてもよ
い。さらに警報発生については、記録媒体制御部のデー
タ表示手段で、収集した状態情報が「警報発生」を示す
場合は、記録媒体画面表示部の表示画面のうち、記録媒
体各状態情報を表示するデータ表示領域とは異なる警報
表示領域へ当該状態情報を直ちに表示するようにしても
よい。
【0007】本発明にかかる施設管理方法は、各管理ポ
イントから収集した状態情報を記憶部で記憶し、この記
憶部に記憶されている各状態情報を、それぞれの状態情
報に含まれる日時情報に基づく時系列順で、個々の状態
情報につき1行単位で記録媒体画面表示部から表示出力
し、記録媒体記憶部に記憶されている各状態情報の量が
所定しきい値を越えた場合は、記録媒体状態情報の一部
を別個に保存出力するようにしたものである。所望の状
態情報を抽出するために、記録媒体記憶部に記憶されて
いる各状態情報のうち、それぞれの状態情報が属するデ
ータ区分に基づき所望の状態情報を抽出し、抽出された
状態情報のみを記録媒体画面表示部から表示出力するよ
うにしてもよい。
【0008】また関連情報を管理するために、記録媒体
記憶部に記憶されている任意の状態情報に対して関連す
る関連情報を設定し、表示出力されている任意の状態情
報に対する所定操作に応じて、当該状態情報に設定され
ている関連情報を記録媒体画面表示部から表示出力する
ようにしてもよい。さらに警報発生については、収集し
た状態情報が「警報発生」を示す場合は、記録媒体画面
表示部の表示画面のうち、記録媒体各状態情報を表示す
るデータ表示領域とは異なる警報表示領域へ当該状態情
報を直ちに表示するようにしてもよい。
【0009】本発明にかかるプログラムは、各管理ポイ
ントから収集した状態情報を記憶部で記憶するステップ
と、この記憶部に記憶されている各状態情報を、それぞ
れの状態情報に含まれる日時情報に基づく時系列順で、
個々の状態情報につき1行単位で記録媒体画面表示部か
ら表示出力するステップと、記録媒体記憶部に記憶され
ている各状態情報の量が所定しきい値を越えた場合は、
記録媒体状態情報の一部を別個に保存出力するステップ
とを実行させるようにしたものである。所望の状態情報
を抽出するために、記録媒体記憶部に記憶されている各
状態情報のうち、それぞれの状態情報が属するデータ区
分に基づき所望の状態情報を抽出するステップと、抽出
された状態情報のみを記録媒体画面表示部から表示出力
するステップとを実行させるようにしてもよい。
【0010】また関連情報を管理するために、記録媒体
記憶部に記憶されている任意の状態情報に対して関連す
る関連情報を設定し、表示出力されている任意の状態情
報に対する所定操作に応じて、当該状態情報に設定され
ている関連情報を記録媒体画面表示部から表示出力する
ステップを実行させるようにしてもよい。さらに警報発
生については、収集した状態情報が「警報発生」を示す
場合は、記録媒体画面表示部の表示画面のうち、記録媒
体各状態情報を表示するデータ表示領域とは異なる警報
表示領域へ当該状態情報を直ちに表示するステップを実
行させるようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形
態にかかる施設管理装置が用いられる設備系システムを
示す構成図である。この設備系システムは、通信ネット
ワーク3を介して各設備2A〜2Nが施設管理装置1と
接続されている。施設管理装置1は、全体としてコンピ
ュータからなり、この通信ネットワーク3を介して設備
2A〜2Nとデータ通信を行うことにより設備2A〜2
N(管理ポイント)から状態情報を収集し、これを画面
表示することにより各設備の集中管理を行う。
【0012】施設管理装置1には、制御部11、通信I
/F部12、記憶部13、操作入力部14、画面表示部
15および音声出力部16が設けられている。制御部1
1は、施設管理装置1の各部を制御するCPUなどのマ
イクロプロセッサから構成されており、記憶部13に予
め格納されているプログラム13Aを読み込んで起動す
ることにより、ハードウェアとソフトウェアの協動によ
り各種機能を実現する。制御部11には、各種機能を実
現する手段として、データ表示手段11A、データ抽出
手段11B、関連情報管理手段11C、保存制御手段1
1Dおよびデータ収集手段11Eが設けられている。
【0013】データ表示手段11Aは、記憶部13に記
憶されている状態情報を画面表示部15から表示出力す
る。データ抽出手段11Bは、記憶部13に記憶されて
いる状態情報から所望の状態情報のみを抽出する。関連
情報管理手段11Cは、任意の状態情報と関連する関連
情報を設定するとともに所定操作に応じて対応する関連
情報を画面表示部15から表示出力する。保存制御手段
11Dは、記憶部13に格納されている状態情報をフロ
ッピー(登録商標)ディスクなどの記録媒体17へ保存
する。データ収集手段11Eは、通信I/F部12およ
び通信ネットワーク3を介して各設備2A〜2Nとデー
タ通信を行うことにより状態情報を収集する。
【0014】通信I/F部12は、通信ネットワーク3
を介して各設備2A〜2Nとデータ通信を行う。記憶部
13はハードディスクなどの記憶装置からなり、制御部
11で実行されるプログラム13Aのほか、各設備2A
〜2Nから収集した状態情報や関連情報などの各種情報
を記憶する。操作入力部14はキーボードやマウスなど
からなり管理者の操作入力を検出し制御部11へ出力す
る。画面表示部15はCRTディスプレイなどの画面表
示装置からなり、データ表示手段11Aからの各種情報
を画面表示する。音声出力部16は警報音やプリンタ印
字擬似音、さらには音声メッセージなどを出力する。記
録媒体17は保存制御手段11Dにより記憶部13で記
憶している過去の状態情報を保存する。
【0015】図2に状態情報の画面出力例を示す。画面
のほぼ中央には大きなデータ表示領域41が設けられて
おり、データ表示手段11Aからの指示に応じて各状態
情報が表示される。状態情報として、ここでは、警報レ
ベル、発生日時、警報名称、管理ポイント情報、状態内
容などが、個々の状態情報ごとに1行単位で文字表示さ
れる。画面の最上部には、警報表示領域44が設けられ
ており、警報発生に応じて、その警報発生を示す状態情
報が警報表示領域44へ表示出力される。
【0016】警報表示領域44とデータ表示領域41と
の間には、表示モード選択領域42が設けられており、
「全体」、「警報」、「状態変化」、「操作」および
「未確認警報」の5つのモードに対応するボタンが配置
されており、データ表示領域41で状態情報を表示する
表示モードが選択される。データ表示領域41の右上側
部には、スクロールボタン43が設けられており、デー
タ表示領域41に表示されている各状態情報を上下にス
クロール表示する場合に操作される。
【0017】データ表示領域41の左側部には、関連情
報管理手段11Cで管理する関連情報のための関連情報
操作領域45が設けられており、関連情報の表示指示や
コメント入力指示などが行われる。データ表示領域41
の左側部(関連情報操作領域45の下部)には、データ
抽出手段11Bで各状態情報から所望の状態情報を検索
/抽出するためのデータ検索/抽出操作領域46が設け
られている。さらに、その下部には、保存制御手段11
Eで状態情報に対する保存指示や読み出し指示が行われ
る。
【0018】次に、図3を参照して、本実施の形態の動
作について説明する。図3は状態情報表示処理(全体)
を示すフローチャートである。表示モード選択領域42
で表示モード「全体」が選択された場合、制御部11の
データ表示手段11Aは、図3の状態情報表示処理(全
体)を開始する。まず、データ収集手段11Eを制御し
て各設備2A〜2Nから状態情報を収集し(ステップ1
00)、各状態情報の内容に変化があったかどうかチェ
ックする(ステップ101)。ここで、変化がなかった
場合は(ステップ101:NO)、ステップ100へ戻
って次の状態情報の収集へ移行する。
【0019】変化があった場合は(ステップ101:Y
ES)、収集した状態情報を記憶部13へ、例えば記憶
部13内の現用状態情報ファイルへ格納し(ステップ1
02)、その状態情報が警報発生を示すものかどうかチ
ェックする(ステップ103)。ここで、収集した状態
情報が警報発生を示す場合は(ステップ103:YE
S)、画面表示部15を制御してその状態情報を警報表
示領域44へ表示するとともに(ステップ104)、音
声出力部16を制御して警報音を送出し、管理者に注意
を促す(ステップ105)。
【0020】さらに、画面表示部15を制御してその状
態情報をデータ表示領域41へ表示する(ステップ10
6)。このとき警報発生が視覚的にわかりやすいように
赤色表示する。そして、ステップ100へ戻って次の状
態情報の収集へ移行する。一方、ステップ103で、収
集した状態情報が警報発生以外を示す場合は(ステップ
103:NO)、画面表示部15を制御してその状態情
報をデータ表示領域41へ表示する(ステップ10
7)。このとき警報発生とは異なる一般的な黒色表示す
る。なお、状態情報を画面表示する際、音声出力部16
を制御して、告知音を出力することより、管理者が表示
画面を見ていなくても状態情報の表示有無を認識でき
る。告知音としてプリンタ印字擬似音を用いれば、従来
のプリンタ印字の際と違和感なく管理者が状態情報の表
示有無を認識できる。
【0021】また、記憶部13へ格納した状態情報につ
いては、状態情報量例えば現用状態情報ファイルのファ
イルサイズ、あるいは状態情報の個数が所定しきい値を
超過しているかどうかチェックする(ステップ10
8)。そして、所定しきい値を超過している場合にのみ
(ステップ108:YES)、保存制御手段11Dを制
御して、各状態情報のうち古いものから順にいくつかを
取り出し、記憶部13内の異なる場所、例えば異なるフ
ォルダ内のバックアップファイルへ保存する(ステップ
109)。そして、ステップ100へ戻って次の状態情
報の収集へ移行する。ここでの保存処理については、状
態情報の表示を優先した順序で行われているが、ステッ
プ102の前後で実行するようにしてもよい。
【0022】このように、制御部11のデータ表示手段
11Aにより、記憶部13に記憶されている各状態情報
を、当該状態情報に含まれる日時情報に基づく時系列順
で、個々の状態情報につき1行単位で画面表示部15か
ら表示出力するとともに、保存制御手段11Dにより、
記憶部13に記憶されている状態情報の量が所定しきい
値を越えた場合は、その状態情報の一部を別個に保存出
力するようにしたので、従来のように、状態情報をリア
ルタイムでプリンタから印字出力するものと比較して、
導入時や運用時のコストを大幅に削減できるとともに管
理作業を簡略化でき、比較的安価で作業負担なく効率よ
く状態情報を管理できる。また、「警報発生」を示す状
態情報については、データ表示領域41とは別個に設け
た警報表示領域44へ表示するようにしたので、画面を
スクロールするなどして最新の状態情報を閲覧していな
い場合でも、管理者へ警報発生を告知できる。
【0023】以上では、表示モードが「全体」の場合を
例として説明したが、このほか「警報」の場合には、記
憶部13に記憶されている状態情報のうち、警報データ
のデータ区分に属するもののみが、データ抽出手段11
Bにより抽出され、データ表示領域41へ表示される。
また、表示モードが「状態変化」の場合には、状態変化
データのデータ区分に属するもののみが、データ抽出手
段11Bにより抽出され、データ表示領域41へ表示さ
れる。また、表示モードが「操作」の場合には、操作記
録データのデータ区分に属するもののみが、データ抽出
手段11Bにより抽出され、データ表示領域41へ表示
される。
【0024】一方、表示モードが「未確認警報」の場合
には、記憶部13に記憶されている各状態情報のうち、
警報発生を示すものであって管理者によりその発生の確
認操作が行われていない未確認警報データのデータ区分
に属するもののみが、データ抽出手段11Bにより抽出
され、データ表示領域41へ表示される。状態情報に対
するデータ区分については、各状態情報の警報レベル、
警報名称、状態内容などに基づき分類される。また、こ
れら各表示モードにおいても状態情報の収集が行われて
おり、上記のステップ103のように「警報発生」を示
す状態情報については、データ表示領域41とは別個に
設けられた警報表示領域44へ表示される。これにより
過去の状態情報など最新の状態情報を閲覧していない場
合でも、管理者へ警報発生を告知できる。なお、それぞ
れの表示モードに合致した状態情報が収集された場合に
は直ちにデータ表示領域41へ表示される。また、表示
モードを変更することにより、それまでの表示モードに
合致せず表示されなかった状態情報も確認できる。
【0025】次に、関連情報について説明する。関連情
報操作領域45には、「関連画面」や「コメント」など
のボタンが設けられており、これらボタンの操作に応じ
てデータ表示領域41で選択されている状態情報に関す
る処理が、関連情報管理手段11Dにより実行される。
例えば「関連画面」ボタンが操作された場合は、当該状
態情報に関連付けられた画面、例えば対応する設備の状
況を示す画像や設備の状態推移を示すグラフなどが画面
表示される。また「コメント」ボタンが操作された場合
は、当該状態情報に関連付けられたコメント、例えば警
報発生の理由や対処など管理者の有する情報が画面表示
される。
【0026】関連画面やコメントは、管理者が任意に設
定できる。例えば、選択した状態情報に対して管理者が
コメントを設定する場合は、所定操作に応じて図3に示
すようなコメント入力用のダイアログボックスが画面上
に表示され、コメントを任意に入力する。このとき図4
に示すように用意しておいた定型のコメントを選択する
ようにしてもよい。このようにしてコメントが当該状態
情報に関連付けられて記憶部13へ格納される。またこ
のようにして設定されたコメントは、図2のデータ表示
領域41に示すように、当該状態情報のすぐ下の行にコ
メントと題して表示される。このように、個々の状態情
報に対して関連画面やコメントを関連付けて保存してお
くことができ、後日における状態情報の管理の際に有用
である。
【0027】次に、データ検索について説明する。デー
タ検索/抽出操作領域46には、「抽出」、「次検
索」、「前検索」などのボタンが設けられており、これ
らボタンの操作に応じて記憶部13に記憶されている各
状態情報に関する検索/抽出処理が、データ抽出手段1
1Bにより実行される。例えば選択している状態情報と
同一管理ポイントの状態情報を抽出したい場合は、「抽
出」ボタンを操作すればよい。これにより、同一管理ポ
イントの状態情報のみが抽出されデータ表示領域41に
表示される。さらに、表示モードと組み合わせて用いれ
ば、警報や状態変化など特定の状態情報への絞り込みが
できる。また「次検索」や「前検索」も同様であり、選
択されている状態情報の前後に位置する同一管理ポイン
トの状態情報が検索されデータ表示領域41に表示され
る。
【0028】続いて、データ保存について説明する。デ
ータ保存操作領域47には、「データ呼出」や「データ
出力」などのボタンが設けられており、これらボタンの
操作に応じて記憶部13に記憶されている各状態情報に
関する保存制御処理が保存制御手段11Bにより実行さ
れる。例えば過去に保存した状態情報を閲覧したい場合
は、「データ呼出」ボタンを操作すればよい。これに応
じて図5に示すような、保存データファイル選択用のダ
イヤログボックスが表示される。そして管理者によるフ
ァイル選択に応じて、選択されたファイル内の状態情報
が現用の状態情報と切り替えられ、上記した各機能を用
いてデータ表示領域41で操作/閲覧できる。
【0029】また、記憶部13から記録媒体17へ保存
した場合は、「データ出力」ボタンを操作すればよい。
これに応じて図5と同様の保存先選択用のダイヤログボ
ックスが表示される。そして管理者により記録媒体17
を保存先として選択することにより、現用の状態情報、
例えば記憶部13の現用状態情報ファイル内にある状態
情報が記録媒体17内へバックアップファイルとして保
存される。これにより、他の装置でも状態情報を取り扱
うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各管理
ポイントからの状態情報を記憶する記憶部と、これら状
態情報を画面表示するための画面表示部と、記録媒体記
憶部に記憶されている各状態情報を記録媒体画面表示部
から表示出力するとともに、記録媒体記憶部に記憶され
ている各状態情報の保存管理を行う制御部とを設け、記
録媒体制御部のデータ表示手段により、記録媒体記憶部
に記憶されている各状態情報を、当該状態情報に含まれ
る日時情報に基づく時系列順で、個々の状態情報につき
1行単位で記録媒体画面表示部から表示出力するととも
に、保存制御手段により、記録媒体記憶部に記憶されて
いる各状態情報の量が所定しきい値を越えた場合は、記
録媒体状態情報の一部を別個に保存出力するようにした
ので、従来のように、状態情報をリアルタイムでプリン
タから印字出力するものと比較して、導入時や運用時の
コストを大幅に削減できるとともに管理作業を簡略化で
き、比較的安価で作業負担なく効率よく状態情報を管理
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態にかかる施設管理装置
およびその設備系システムを示す構成図である。
【図2】 画面出力例を示す説明図である。
【図3】 状態情報表示処理(全体)を示すフローチャ
ートである。
【図4】 コメント入力用画面例である。
【図5】 定型コメント選択画面例である。
【図6】 保存データファイル選択画面例である。
【符号の説明】
1…施設管理装置、11…制御部、11A…データ表示
手段、11B…データ抽出手段、11C…関連情報管理
手段、11D…保存制御手段、11E…データ収集手
段、12…通信I/F部、13…記憶部、13A…プロ
グラム、14…操作入力部、15…画面表示部、16…
音声出力部、17…記録媒体、2A〜2N…設備、3…
通信ネットワーク。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設に設けられた複数の管理ポイントか
    らの状態情報を通信ネットワークを介して情報収集し、
    収集した状態情報を出力する施設管理装置において、 各管理ポイントから収集した状態情報を記憶する記憶部
    と、 これら状態情報を画面表示するための画面表示部と、 前記記憶部に記憶されている各状態情報を前記画面表示
    部から表示出力するとともに、前記記憶部に記憶されて
    いる各状態情報の保存管理を行う制御部とを備え、 前記制御部は、前記記憶部に記憶されている各状態情報
    を、それぞれの状態情報に含まれる日時情報に基づく時
    系列順で、個々の状態情報につき1行単位で前記画面表
    示部から表示出力するデータ表示手段と、前記記憶部に
    記憶されている各状態情報の量が所定しきい値を越えた
    場合は、前記状態情報の一部を別個に保存出力する保存
    制御手段とを有することを特徴とする施設管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の施設管理装置において、 前記制御部は、前記記憶部に記憶されている各状態情報
    のうち、それぞれの状態情報が属するデータ区分に基づ
    き、所望の状態情報を抽出するデータ抽出手段をさらに
    有し、 前記データ表示手段は、前記データ抽出手段で抽出され
    た状態情報のみを前記画面表示部から表示出力すること
    を特徴とする施設管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の施設管理装置において、 前記制御部は、前記記憶部に記憶されている任意の状態
    情報に対して関連する関連情報を設定し、前記データ表
    示手段で表示出力されている任意の状態情報に対する所
    定操作に応じて、当該状態情報に設定されている関連情
    報を前記画面表示部から表示出力する関連情報管理手段
    をさらに有することを特徴とする施設管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の施設管理装置において、 前記制御部のデータ表示手段は、収集した状態情報が
    「警報発生」を示す場合は、前記画面表示部の表示画面
    のうち、前記各状態情報を表示するデータ表示領域とは
    異なる警報表示領域へ当該状態情報を直ちに表示するこ
    とを特徴とする施設管理装置。
  5. 【請求項5】 施設に設けられた複数の管理ポイントか
    らの状態情報を通信ネットワークを介して情報収集し、
    その収集した状態情報を出力する施設管理方法におい
    て、 各管理ポイントから収集した状態情報を記憶部で記憶
    し、 この記憶部に記憶されている各状態情報を、それぞれの
    状態情報に含まれる日時情報に基づく時系列順で、個々
    の状態情報につき1行単位で前記画面表示部から表示出
    力し、 前記記憶部に記憶されている各状態情報の量が所定しき
    い値を越えた場合は、前記状態情報の一部を別個に保存
    出力することを特徴とする施設管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の施設管理方法において、 前記記憶部に記憶されている各状態情報のうち、それぞ
    れの状態情報が属するデータ区分に基づき所望の状態情
    報を抽出し、 抽出された状態情報のみを前記画面表示部から表示出力
    することを特徴とする施設管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の施設管理方法において、 前記記憶部に記憶されている任意の状態情報に対して関
    連する関連情報を設定し、表示出力されている任意の状
    態情報に対する所定操作に応じて、当該状態情報に設定
    されている関連情報を前記画面表示部から表示出力する
    ことを特徴とする施設管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の施設管理方法において、 収集した状態情報が「警報発生」を示す場合は、前記画
    面表示部の表示画面のうち、前記各状態情報を表示する
    データ表示領域とは異なる警報表示領域へ当該状態情報
    を直ちに表示することを特徴とする施設管理方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータで、施設に設けられた複数
    の管理ポイントからの状態情報を通信ネットワークを介
    して情報収集し、その収集した状態情報を出力する施設
    管理処理を実行させるためのプログラムにおいて、 各管理ポイントから収集した状態情報を記憶部で記憶す
    るステップと、 この記憶部に記憶されている各状態情報を、それぞれの
    状態情報に含まれる日時情報に基づく時系列順で、個々
    の状態情報につき1行単位で前記画面表示部から表示出
    力するステップと、 前記記憶部に記憶されている各状態情報の量が所定しき
    い値を越えた場合は、前記状態情報の一部を別個に保存
    出力するステップとを実行させるためのプログラム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のプログラムにおいて、 前記記憶部に記憶されている各状態情報のうち、それぞ
    れの状態情報が属するデータ区分に基づき所望の状態情
    報を抽出するステップと、 抽出された状態情報のみを前記画面表示部から表示出力
    するステップとを実行させるためのプログラム。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のプログラムにおいて、 前記記憶部に記憶されている任意の状態情報に対して関
    連する関連情報を設定し、表示出力されている任意の状
    態情報に対する所定操作に応じて、当該状態情報に設定
    されている関連情報を前記画面表示部から表示出力する
    ステップを実行させるためのプログラム。
  12. 【請求項12】 請求項9記載のプログラムにおいて、 収集した状態情報が「警報発生」を示す場合は、前記画
    面表示部の表示画面のうち、前記各状態情報を表示する
    データ表示領域とは異なる警報表示領域へ当該状態情報
    を直ちに表示するステップを実行するためのプログラ
    ム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010282445A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Yazaki Corp 警報器
JP2011003006A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Yamatake Corp 施設管理装置及び施設管理方法
CN112486605A (zh) * 2019-09-12 2021-03-12 阿自倍尔株式会社 设施管理装置以及设施管理方法

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