JPH11250038A - 情報処理システムおよび同システムの操作履歴管理方法 - Google Patents

情報処理システムおよび同システムの操作履歴管理方法

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JPH11250038A
JPH11250038A JP10048264A JP4826498A JPH11250038A JP H11250038 A JPH11250038 A JP H11250038A JP 10048264 A JP10048264 A JP 10048264A JP 4826498 A JP4826498 A JP 4826498A JP H11250038 A JPH11250038 A JP H11250038A
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JP
Japan
Prior art keywords
processing system
information processing
break
operation history
recording
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Application number
JP10048264A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Kidokoro
和明 城所
Hiroshi Watanabe
浩 渡邉
Nobuhisa Yoda
信久 依田
Shiro Takagi
志郎 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザまたはシステムが一連の操作を行なって
いる最中に、時系列で連続的に記録される操作履歴間の
適切な箇所に処理の区切りまたは目的の切り替えなどを
示すマークを置くことにより、後に操作履歴を用いると
きに解析し易く、かつ、利用し易いようにする情報処理
システムを提供する。 【解決方法】操作モニタ部15は、たとえばドキュメン
ト管理部14が管理する電子化されたドキュメントに関
する操作を含む各種操作を監視し、その操作履歴を操作
履歴保存部17に保存させる。そして、処理区切り検出
部16は、操作モニタ部15によって記録される時系列
で連続的な操作履歴間に、予め定められたタイミングも
しくは予め指定されたユーザからの入力に応答して処理
の区切りを設定し、この設定した処理の区切りを操作履
歴保存部17に保存させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば複数の
ドキュメント間の関連やドキュメントに関する操作手順
を提示するといった、ユーザに対するドキュメントの活
用支援を実行するために、ドキュメントに関する操作履
歴を記録する機能を有する情報処理装置および同システ
ムの操作履歴管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大容量の記憶装置やネットワークなどの
普及により、電子化されたドキュメントを用いた業務が
一般化している昨今のオフィスにおいては、大量のドキ
ュメントから必要な情報をどれだけ効率的に取り出せる
か、また、ドキュメントをどれだけ効果的に取り扱うこ
とができるかが、業務の効率に大きく影響する。
【0003】従来の木構造を用いたファイル管理方法で
は、これらの検索機能が不十分であり、それを補完する
ために、たとえば、キーワードを用いたドキュメントの
全文検索ツールや、業務でのドキュメントフローを定義
して業務の効率化を図るワークフローシステムなど、業
務の効率化を目的としたドキュメント管理用アプリケー
ションが数多く開発されてきている。
【0004】また、これらのアプリケーションが成果を
あげる一方で、業務を進める上でこれらのアプリケーシ
ョンではカバーしきれない機能も必要とされている。た
とえば、前述したようなドキュメントの全文検索ツール
では、ユーザが必要なドキュメントに含まれるキーワー
ドを思い付かない場合に検索を行なうことができない
し、また、利用方法が明確に定義されていないドキュメ
ントは、ワークフローシステムでは取り扱うことができ
ない。
【0005】そこで、たとえば特願平9−189927
号や特願平9−189928号のように、ドキュメント
に関するユーザの操作履歴を用いて業務を支援しようと
するアプリケーションが姿を現してきている。ユーザの
操作履歴を用いることによって、たとえば過去に自分が
参照したドキュメントを検索するのに、キーワードを思
い付かなくても、ユーザがそのドキュメントをいつ頃何
のために参照したかを指定すれば必要なドキュメントを
引き出すことができ、また、そのユーザの操作履歴はド
キュメントフローを導くのに利用することができるよう
になる。
【0006】この操作履歴をドキュメント管理に用いる
例として、たとえば次のようなものが提案されている。
特XXX−XXXXX号(P2581375号?)で
は、ユーザによる文書の作成/検索/更新の履歴を記録
しておき、ユーザは、その文書に対して誰がいつ頃どの
ような操作を行なったのかを指定することにより、該当
する文書を検索することができる。
【0007】また、特開平6−243118号では、特
定のアプリケーション上でユーザが行なった操作履歴か
ら操作手順を生成してエキスパートシステムに取り込ん
でおき、別のユーザがそのアプリケーションを使用する
ときに、この操作履歴から生成された操作手順を提示す
ることによってユーザを支援する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
例では、記録される操作履歴が単に時間順に並べられた
ものであって、検索された結果として大量の操作履歴そ
のものが表示されるものであり、履歴に含まれる大量の
ドキュメントのどれが目的にあったドキュメントである
かの判断はユーザ任せであるため、使い勝手が良いとは
いえない。
【0009】また、後者の例では、記録される操作履歴
が特定のアプリケーション上に限られ、複数のアプリケ
ーションを用いた一般的な業務の操作履歴を記録するこ
とができないため、利用範囲が限定される。
【0010】このような問題は、通常の業務では、ユー
ザはあるアプリケーションでドキュメントを参照しなが
ら、別のアプリケーションでその他のドキュメントを編
集したり、別の目的で二つのドキュメントを並行して編
集したりと、複数のアプリケーション上で複数の処理を
複数の目的で並行して行なうために生じるものと考えら
れる。
【0011】この発明は、このような実情に鑑みてなさ
れたものであり、ユーザまたはシステムが一連の操作を
行なっている最中に、時系列で連続的に記録される操作
履歴間の適切な箇所に処理の区切りまたは目的の切り替
えなどを示すマークを置くことによって、後に操作履歴
を用いるときに解析し易く、かつ、利用し易いようにす
る情報処理システムおよび同システムの操作履歴管理方
法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、この発明は、時系列で連続的に記録される操作
履歴間に予め定められたタイミングで処理の区切りを記
録するようにしたものである。この処理の区切りを記録
するタイミングとしては、たとえば、(a)予め指定さ
れた時間おきに記録する、(b)予め指定された時間を
越えて操作がないときに記録する、(c)表示画面上の
作業中のウィンドウが閉じられたときに記録する、
(d)表示画面上の作業中のウィンドウとは別のウィン
ドウがアクティブウインドウとなったときに記録する、
(e)操作端末の起動時または終了時に記録する、また
は(f)メールまたはファックスの送受信もしくはドキ
ュメントの印刷などの予め指定された特定の処理が行な
われたときに記録する、などが挙げられる。
【0013】また、この発明は、予め指定されたユーザ
からの入力に応答して、時系列で連続的に記録される操
作履歴間に処理の区切りを記録するようにしたものであ
る。この入力としては、たとえば、(a)表示画面上に
表示された処理の区切りの記録を指示するアイコンが押
下されたときに記録する、(b)予め指定された特定の
キー操作またはマウス操作が行なわれたときに記録す
る、(c)表示画面上に選択肢として一覧表示されて選
択された操作履歴に対して予め指定された位置に記録す
る、(d)キーボードまたはマウス上に設けられた処理
の区切りの記録を指示するボタンが押下されたときに記
録する、または(e)特定の音声が発せられたときに記
録する、などが挙げられる。
【0014】この発明においては、ユーザに負担をかけ
ずに時系列で連続的に記録される操作履歴間の適切な箇
所に処理の区切りまたは目的の切り替えなどを示すマー
クを置くことができ、その結果、後に操作履歴を用いる
ときに解析しやすく、かつ、利用しやすいようにするこ
とが可能となる。
【0015】また、この発明は、複数のユーザの操作履
歴を一つの操作履歴として共通に記録する手段、処理の
区切りが記録されたときに、その旨を通知する通知手
段、連続する2つの前記処理の区切り間でアクセスされ
たドキュメントを関連のあるドキュメントとして表示す
る表示手段、および連続する2つの前記処理の区切り間
のアクセスを処理手順として提示する提示手段を備える
ことが望ましい。これにより、より的確に操作履歴解析
を支援し、ユーザへ処理の区切りの記録を認識させ、さ
らには有効な業務支援が実行されることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施形態を説明する。図1は、この発明の実施形態に
係る情報処理システムが動作するコンピュータの機器構
成を示す図である。
【0017】図1に示すように、この実施形態の情報処
理システムが動作するコンピュータは、CPU1、シス
テムメモリ2、ディスプレイコントローラ3、磁気ディ
スク装置4、キーボードコントローラ5、通信コントロ
ーラ6、I/Oコントローラ7およびサウンドコントロ
ーラ8を備えている。
【0018】システムメモリ2は、実行中のプログラム
とプログラムの実行に必要な制御用のデータとを記憶す
るためのものであり、磁気ディスク装置4は、制御プロ
グラムと、管理データおよび操作履歴を記憶するもので
ある。そして、CPU1は、このシステム全体の動作を
制御するものであり、システムが起動されると磁気ディ
スク装置4に記録されたプログラムをシステムメモリ2
上に読み出しその内容にしたがって制御を行なう。
【0019】ユーザとの対話処理には、入力装置として
キーボードコントローラ5を介して接続されるキーボー
ドまたはマウス、もしくはサウンドコントローラ8を介
して接続されるマイクを使用し、入力された操作の結果
をディスプレイコントローラ3を介して接続されるLC
DやCRTなどのディスプレイに表示する。また、必要
に応じてサウンドコントローラ8を介して接続されるス
ピーカから音声による通知をユーザに対して行なう。ド
キュメントを出力する手段としては、I/Oコントロー
ラ7を介してプリンタが接続される。また、この情報処
理システムは、通信コントローラ6を介してネットワー
クに接続されており、ネットワークから入力された操作
に対しての処理を行なったり、ネットワークに処理結果
を出力することなども可能である。
【0020】これらの各部はシステムバスにより接続さ
れており、CPU1下で動作するオペレーティングシス
テムにより制御される。そして、この発明の各機能は、
このオペレーティングシステム上で動作するアプリケー
ションとして実現されるものである。
【0021】図2には、この実施形態の情報処理システ
ムの機能ブロック構成が示されている。入力装置11
は、ユーザの操作をシステムに入力するためのキーボー
ド、マウス、音声入力装置またはネットワーク装置など
である。表示装置12は、ユーザの操作に基づいて、操
作の結果やドキュメントを表示するディスプレイなどで
ある。出力装置13は、ユーザの操作に基づいて、ドキ
ュメントをシステム外部に出力するプリンタ、ファック
スまたはネットワーク装置などである。
【0022】ドキュメント管理部14は、記憶領域の管
理や入力装置11、表示装置12および出力装置13の
制御を行なう通常のオペレーティングシステムである。
オペレーティングシステム上では、ドキュメントを操作
するアプリケーションが動作しており、入力装置11か
らのユーザの操作に基づき、ドキュメントの作成/編集
/参照や、表示装置12または出力装置13への操作結
果の表示/出力などを行なう。機能的には、通常のオペ
レーティングシステムと同様であるため、ここでは詳し
く説明しないが、このドキュメント管理部14は、ドキ
ュメントに関するユーザ操作をモニタできるように拡張
されたものである。
【0023】操作モニタ部15は、入力装置11から入
力されるユーザ操作をモニタし、ドキュメントの作成/
更新/参照処理や、メール/ファックスによるドキュメ
ントの送受信およびドキュメントの印刷などのドキュメ
ントに関するユーザ操作を抽出し、操作対象のドキュメ
ントと、操作の発生した時刻および操作を行なったユー
ザの識別子とを対応づけて後述する操作履歴保存部17
に操作履歴として記録する。
【0024】処理区切り検出部16は、ユーザ操作やシ
ステム状態などをモニタし、予め指定された処理区切り
イベントを検出すると、操作履歴保存部17に処理の区
切りを示すデータを保存する。この処理区切りイベント
として指定されるのは、たとえば、システムが自動的に
発生するイベントとして、「一定時間ユーザの操作がな
かった」、「最後の処理区切りから一定時間が経過し
た」および「ユーザが特定の処理を行った」などがあ
り、また、ユーザが意識的に処理区切りを指定するイベ
ントとして、「ユーザが処理区切りを入力した」などが
ある。そして、処理区切りが検出されると、処理区切り
検出部16は、表示装置12や音声を用いてユーザに処
理が区切られたことを通知する。
【0025】操作履歴保存部17は、操作モニタ部15
および処理区切り検出部16が検出した操作履歴および
処理区切りを記録する。記録される操作履歴データの例
を図3に示す。
【0026】図3中、操作の種類(a)は、記録された
操作履歴の種類を表すものであり、「作成」、「更
新」、「参照」および「削除」や、「印刷」および「メ
ール送信」などの項目が、操作の発生した時間順に保存
される。また、この操作の種類が「区切り」であるもの
は、処理区切り検出部16が検出して記録した処理の区
切りである。
【0027】ドキュメント名(b)は、操作履歴ととも
に記録される操作対象のドキュメント名であり、この例
では、オペレーティングシステムのファイルシステムで
のディレクトリ名とファイル名とが記録されている。な
お、処理の区切りを記録する場合には、対象のドキュメ
ントがないのでこの項目は空欄となる。
【0028】操作日時(c)には、操作または処理区切
りの発生した時刻が記録される。そして、ユーザ名
(d)には、操作履歴に残された操作を行なったユーザ
または処理区切りを記録したユーザの識別子が記録され
る。
【0029】また、操作履歴解析部18は、ユーザの指
示に基づき、操作履歴保存部17に記録された操作履歴
や処理区切りデータを解析してユーザに表示する。な
お、記録された2つの処理の区切りの間にアクセスされ
たドキュメントは、同じ処理目的の中でアクセスされて
いるため、互いに関連の強いドキュメントであると予想
される。この関連情報は、ドキュメントを利用するユー
ザにとって有用なものであると考えられる。たとえば、
図3の例では、ユーザがドキュメントBを指定して関連
ドキュメント検索を実行すると、操作履歴解析部18
は、操作履歴からドキュメントBをアクセスした操作
(e,f)を検索し、ドキュメントBにアクセスした操
作を含み、処理区切り(g,h)で挟まれた操作履歴に
残されたドキュメントの一覧(この例ではドキュメント
CとドキュメントDとが該当する)をユーザに表示す
る。
【0030】次に、この実施形態の情報処理システムの
動作を詳細に説明する。図4は、ユーザが定義する処理
区切りイベントを記録しておくための管理テーブルを示
す図である。
【0031】自動区切りの時間間隔1(i)は、一連の
操作履歴が大量になりすぎるのを防ぐものであり、処理
区切り検出部16は、この項目で指定された時間が経過
するごとに自動的に処理区切りを記録する。
【0032】自動区切りの時間間隔2(j)は、システ
ムがアイドル状態であることを検出するものであり、処
理区切り検出部16は、この項目で指定された時間を越
えてユーザからの操作がなかった場合に、自動的に処理
区切りを記録する。
【0033】区切りとなる操作(k)には、処理の区切
りとなる可能性の高いユーザ操作が指定される。処理区
切り検出部16は、この項目で指定された操作が行なわ
れたときに、自動的に処理区切りを記録する。図4の例
では、「印刷」および「メール送信」が指定されている
ため、ドキュメントの印刷やメールの送信が行なわれる
ごとに処理区切りが記録されることになる。
【0034】区切りキー(l)は、ユーザが意識的に処
理区切りを入力するためのものであり、ユーザは、意図
している処理が変わるごとに、ここに格納されたキーを
入力する。処理区切り検出部16は、この項目で指定さ
れたキーが入力されるごとに処理区切りを記録する。
【0035】区切りキーワード(m)は、ユーザが音声
を用いて意識的に処理区切りを入力するためのものであ
る。図4の例では、「くぎり」というキーワードが指定
されているので、処理区切り検出部16は、このキーワ
ードが発声されるごとに処理区切りを記録する。
【0036】(n)および(o)の2つの項目は、それ
ぞれユーザが業務に使用しているウィンドウの状態を監
視するためのものである。この例では、これらの項目が
「ON」であるので、処理区切り検出部16は、ユーザ
操作により作業ウィンドウが「最小化」または「非アク
ティブ化」されたことを検出するごとに処理区切りを記
録する。
【0037】図5に、この情報処理システムのメインフ
ローを示す。システムが起動されると、磁気ディスク装
置4からシステムメモリ2上に処理プログラムをロード
してシステムを初期化する(ステップA1)。システム
が起動されるのは、必ずユーザが行なう処理の切れ目で
あるため、システム起動時には操作履歴に処理の区切り
を記録する。
【0038】システムが起動されると、自動的に処理区
切りを記録するためのプログラムをバックグランドで起
動する(ステップA2)。このプログラムは、システム
のタイマを監視して自動区切りの時間間隔1で指定され
た時間ごとに処理区切りを記録する。
【0039】その後、ユーザの操作を受け付け(ステッ
プA3)、そのユーザから指定された操作がドキュメン
トに対する操作であれば(ステップA4のY)、操作内
容を操作履歴として記録する(ステップA5)。
【0040】ユーザの操作が処理区切りの入力操作また
は予め指定された処理区切りに該当する操作であった場
合(ステップA6のY)、操作履歴に処理区切りを記録
する(ステップA7)。また、操作履歴を参照し、前回
のユーザ操作から新しいユーザ操作までの間に予め指定
された自動区切りの時間間隔2以上の間隔がある場合に
も、操作履歴に処理区切りを記録する。
【0041】ユーザの操作がドキュメントの検索要求で
あった場合(ステップA8のY)、ユーザの指定した条
件にしたがって操作履歴を検索し(ステップA9)、そ
の検索結果を表示する(ステップA10)。この検索に
指定する条件は、操作履歴に記録されている項目に対応
しており、操作を行なったユーザ、操作を行なった時
間、操作対象のドキュメント名、操作の内容および処理
区切りを入力したユーザなどがあり、通常の検索処理と
同様に、これらの条件を任意にAND/OR/NOTな
どで連結して検索する。たとえば、「佐藤さんが97/
12/23から97/12/24までの間に更新したド
キュメント」などのように指定する。操作履歴解析部1
8は、2つの処理区切りで挟まれた操作は互いに関連の
深いものであると判断し、ユーザが特定のドキュメント
を指定して関連するドキュメントを検索したときに、
(1)指定されたドキュメントに対する操作履歴を検索
し、(2)その履歴の前後の操作区切りで挟まれた操作
履歴を抽出し、(3)抽出された操作履歴に含まれるド
キュメントを関連ドキュメントとして一覧表示する。ま
た、抽出された操作履歴を時間順にユーザに表示する。
【0042】ユーザの操作がシステムの終了要求であっ
た場合(ステップA11のY)、システムの終了は、必
ず処理の区切りとなるため、操作履歴に処理区切りを記
録して、制御データを磁気ディスク装置4に書き戻した
上でシステムの終了処理を行なう(ステップA13)。
【0043】そして、ユーザの操作がそれ以外のもので
あった場合には(ステップA11のN)、ユーザの操作
に応じた処理を行なう。図6は、表示画面上に表示され
る区切り入力アイコン(21)の例を示したものであ
る。ユーザは、目的とする処理が切り替わるときに、こ
のアイコンをクリックすることにより、処理区切りを能
動的に記録させることができる。また、図7は、処理区
切り入力用ボタン(22)をキーボード上に設けた場合
の例を示したものである。ユーザは、目的とする処理が
切り替わるときに、このボタンを押下することにより、
処理区切りを能動的に記録することができる。
【0044】図8は、選択肢として一覧表示された操作
履歴を指定して処理区切りを入力するための画面を示し
たものである。この画面では、記録された履歴それぞれ
にチェックボックスが付加されており、いずれかのボッ
クスにマウス操作などによってチェックマーク(x)を
入力することにより(図8の(a))、予め指定された
位置に処理区切り(y)が入力される(図8の
(b))。
【0045】このように、この実施形態の情報処理シス
テムによれば、適切なタイミングまたは所望の箇所に容
易に処理区切りを記録できることになる。なお、この発
明の手法は、ソフトウェアとしての実現が可能であるた
め、コンピュータによって実行させることのできるプロ
グラムとして、フロッピィディスク、光ディスクおよび
半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に格納して頒布することが可能である。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、時系列で連続的に記録される操作履歴間に予め定め
られたタイミングで処理の区切りが記録され、または、
予め指定されたユーザからの入力に応答して、時系列で
連続的に記録される操作履歴間に処理の区切りが記録さ
れるため、ドキュメント管理上有用な操作履歴および処
理の区切りをユーザになるべく負担を与えずに記録する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る情報処理システムが
動作するコンピュータの機器構成を示す図。
【図2】同実施形態の情報処理システムの機能ブロック
構成を示す図。
【図3】同実施形態で記録される操作履歴データを示す
図。
【図4】同実施形態のユーザが定義する処理区切りイベ
ントを記録しておくための管理テーブルを示す図。
【図5】同実施形態の情報処理システムのメインフロ
ー。
【図6】同実施形態の表示画面上に表示される区切り入
力アイコンを例示する図。
【図7】同実施形態の処理区切り入力用ボタンをキーボ
ード上に設けた場合の例を示す図。
【図8】同実施形態の選択肢として一覧表示された操作
履歴を指定して処理区切りを入力するための画面を示す
図。
【符号の説明】
1…CPU、2…システムメモリ、3…ディスプレイコ
ントローラ、4…磁気ディスクコントローラ、5…キー
ボードコントローラ、6…通信コントローラ、7…I/
Oコントローラ、8…サウンドコントローラ、11…入
力装置、12…表示装置、13…出力装置、14…ドキ
ュメント管理部、15…操作モニタ部、16…処理区切
り検出部、17…操作履歴保存部、18…操作履歴解析
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 志郎 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作履歴を記録する機能を有し、その記
    録された操作履歴を業務支援に活用する情報処理システ
    ムにおいて、 時系列で連続的に記録される前記操作履歴間の所定の箇
    所に処理の区切りを記録する区切り記録手段を具備する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記区切り記録手段は、予め指定された
    時間おきに前記処理の区切りを記録することを特徴とす
    る請求項1記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記区切り記録手段は、予め指定された
    時間を越えて操作がないときに前記処理の区切りを記録
    することを特徴とする請求項1記載の情報処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記区切り記録手段は、表示画面上の作
    業中のウィンドウが閉じられたときに前記処理の区切り
    を記録することを特徴とする請求項1記載の情報処理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記区切り記録手段は、表示画面上の作
    業中のウィンドウとは別のウィンドウがアクティブウイ
    ンドウとなったときに前記処理の区切りを記録すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記区切り記録手段は、操作端末の起動
    時または終了時に前記処理の区切りを記録することを特
    徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記区切り記録手段は、予め指定された
    特定の処理が行なわれたときに前記処理の区切りを記録
    することを特徴とする請求項1記載の情報処理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記特定の処理は、メールまたはファッ
    クスの送受信もしくはドキュメントの印刷のいずれかを
    含む請求項7記載の情報処理システム。
  9. 【請求項9】 操作履歴を記録する機能を有し、その記
    録された操作履歴を業務支援に活用する情報処理システ
    ムにおいて、 予め指定されたユーザからの入力に応答して、時系列で
    連続的に記録される前記操作履歴間に処理の区切りを記
    録する区切り記録手段を具備することを特徴とする情報
    処理システム。
  10. 【請求項10】 前記処理の区切りの記録を指示するア
    イコンを表示画面上に表示するアイコン表示手段をさら
    に具備し、 前記区切り記録手段は、前記アイコン表示手段が表示す
    るアイコンが押下されたときに前記処理の区切りを記録
    することを特徴とする請求項9記載の情報処理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記区切り記録手段は、予め指定され
    た特定のキー操作またはマウス操作が行なわれたときに
    前記処理の区切りを記録することを特徴とする請求項9
    記載の情報処理システム。
  12. 【請求項12】 前記記録された操作履歴を選択肢とし
    て表示画面上に一覧表示する操作履歴表示手段をさらに
    具備し、 前記区切り記録手段は、前記操作履歴表示手段により一
    覧表示され選択された操作履歴に対して予め指定された
    位置に前記処理の区切りを記録することを特徴とする情
    報処理システム。
  13. 【請求項13】 キーボードまたはマウス上に前記処理
    の区切りの記録を指示するボタンが設けられ、 前記区切り記録手段は、前記ボタンが押下されたときに
    前記処理の区切りを記録することを特徴とする請求項9
    記載の情報処理システム。
  14. 【請求項14】 音声を入力する音声入力手段と、前記
    音声入力手段により入力された音声から特定の音声を検
    出する音声解析手段とをさらに具備し、 前記区切り記録手段は、前記音声解析手段により前記特
    定の音声が検出されたときに前記処理の区切りを記録す
    ることを特徴とする請求項9記載の情報処理システム。
  15. 【請求項15】 複数のユーザの操作履歴を一つの操作
    履歴として共通に記録することを特徴とする請求項1ま
    たは9記載の情報処理システム。
  16. 【請求項16】 前記処理の区切りが記録されたとき
    に、その旨を通知する通知手段をさらに具備することを
    特徴とする請求項1または9記載の情報処理システム。
  17. 【請求項17】 連続する2つの前記処理の区切り間で
    アクセスされたドキュメントを関連のあるドキュメント
    として表示する表示手段をさらに具備することを特徴と
    する請求項1または9記載の情報処理システム。
  18. 【請求項18】 連続する2つの前記処理の区切り間の
    アクセスを処理手順として提示する提示手段をさらに具
    備することを特徴とする請求項1または9記載の情報処
    理システム。
  19. 【請求項19】 操作履歴を記録する機能を有し、その
    記録された操作履歴を業務支援に活用する情報処理シス
    テムの操作履歴管理方法であって、 時系列で連続的に記録される前記操作履歴間の所定の箇
    所に処理の区切りを記録するステップを具備することを
    特徴とする操作履歴管理方法。
  20. 【請求項20】 操作履歴を記録する機能を有し、その
    記録された操作履歴を業務支援に活用する情報処理シス
    テムの操作履歴管理方法であって、 予め指定されたユーザからの入力に応答して、時系列で
    連続的に記録される前記操作履歴間に処理の区切りを記
    録するステップを具備することを特徴とする操作履歴管
    理方法。
  21. 【請求項21】 前記処理の区切りが記録されたとき
    に、その旨を通知するステップをさらに具備することを
    特徴とする請求項19または20記載の操作履歴管理方
    法。
  22. 【請求項22】 連続する2つの前記処理の区切り間で
    アクセスされたドキュメントを関連のあるドキュメント
    として表示するステップをさらに具備することを特徴と
    する請求項19または20記載の操作履歴管理方法。
  23. 【請求項23】 連続する2つの前記処理の区切り間の
    アクセスを処理手順として提示するステップをさらに具
    備することを特徴とする請求項19または20記載の操
    作履歴管理方法。
  24. 【請求項24】 操作履歴を記録する機能を有し、その
    記録された操作履歴を業務支援に活用する情報処理シス
    テムで操作履歴を管理するためのプログラムであって、 時系列で連続的に記録される前記操作履歴間の所定の箇
    所に処理の区切りを記録するように前記情報処理システ
    ムを動作させるプログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  25. 【請求項25】 操作履歴を記録する機能を有し、その
    記録された操作履歴を業務支援に活用する情報処理シス
    テムで操作履歴を管理するためのプログラムであって、 予め指定されたユーザからの入力に応答して、時系列で
    連続的に記録される前記操作履歴間に処理の区切りを記
    録するように前記情報処理システムを動作させるプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  26. 【請求項26】 前記プログラムは、さらに前記処理の
    区切りが記録されたときに、その旨を通知するように前
    記情報処理システムを動作させることを特徴とする請求
    項24または25記載の記録媒体。
  27. 【請求項27】 前記プログラムは、さらに連続する2
    つの前記処理の区切り間でアクセスされたドキュメント
    を関連のあるドキュメントとして表示するように前記情
    報処理システムを動作させることを特徴とする請求項2
    4または25記載の記録媒体。
  28. 【請求項28】 前記プログラムは、さらに連続する2
    つの前記処理の区切り間のアクセスを処理手順として提
    示するように前記情報処理システムを動作させることを
    特徴とする請求項24または25記載の記録媒体。
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