JP4769050B2 - 医用機器の稼動状態表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばX線診断装置等の医用機器の保守点検の時期や故障等の異常発生時の対策をユーザに簡便に伝達する医用機器の稼動状態表示装置に関する。
各種機器に発生する異常等を報知する技術として例えば特許文献1、2がある。特許文献1は、異常事態を含む縫製装置の動作状況を迅速かつ適格に使用者に認識させるもので、カラー表示可能なLCDを備え、縫製装置の動作状況を検知し、LCDにおけるシンボル表示領域とコメント表示領域とを含む警告表示の背景色を、検出された動作状況に基づいて変化させることを開示する。シンボル表示は、縫製装置の動作及びユーザの操作上の危険などに係わる度合いを人の顔の表情を表わす形象を用いて表示することにより、使用者の操作ミス等によって生じた状況を注意、警告、危険などの複数段階で判断させている。
特許文献2は、車両の運転者の身体情報を取得する身体情報取得装置の異常、例えばセンサの異常を判定し、センサ表示用ランプを点灯させたり、文字や図形等、特定の音や音声によりセンサ異常を知らせることを開示する。
このような各種機器に発生する異常等を報知する技術では、警告等の異常の情報を報知するのに文字情報を用いる場合、この文字情報に各種機器の技術に関する用語が用いられていると、操作者は、少なくとも当該各種機器に関する基本的な知識を持っていないと、警告等の異常の情報の内容を理解することができない。例えばX線診断装置のような医用機器の操作者は、X線診断装置に関する専門的な知識を持っていなければならない。
X線診断装置等の医用機器における異常には、医用機器自体や当該医用機器を構成する各部品の使用年数、稼動時間等に応じて検出されるものもある。例えば、医用機器の据え付けた時からの設置期間が当該医用機器の取扱説明書に記載されている耐用年数を過ぎている場合、医用機器には、様々な異常が発生するおそれがある。医用機器の取扱説明書に記載されている耐用年数は、例えば1日の稼働時間を数時間として算出していることもある。
一方、医療施設等に設置されている医用機器は、1日24時間、1年365日を通じて稼動し、例えば非常に多くの検査を恒常的に実施している。このような医療施設等に設置されている医用機器は、取扱説明書に記載されている耐用年数を過ぎていなくても、医用機器を構成する各部品は、耐用年数を過ぎている可能性がある。すなわち、医用機器の利用頻度に応じて耐用年数を過ぎているか否かを判断することは困難である。
特許文献1、2は、いずれもX線診断装置等の医用機器に関する専門的な知識の表示を改善した技術でなく、かつ医用機器の利用頻度に応じて耐用年数を過ぎているか否かを判断することもできない。
特許文献1に開示されているように警告表示の背景色を、検出された動作状況に基づいて変化させる場合、人によって色に対する感覚の違いがある。特に、国家等の各地域や民族等の文化の違いにより、これら国民や民族には色に対する感覚の違いがある。このため、ある色で警告表示をしたとしても、警告と解釈されず、別の意味に解釈されるおそれがある。
特開2000−288274号公報(段落番号[0041]〜[0047][0075]、図6) 特開2001−353131号公報(段落番号[0032][0033])
本発明の目的は、医用機器に関する専門的な知識を持っていなくても、医用機器の稼動状態を簡便に表示できる医用機器の稼動状態表示装置を提供することにある。
本発明の主要な局面に係る医用機器の稼動状態表示装置は、医用機器が現時点までに稼動した実績を示す稼動実績情報を保持し、管理する稼動実績管理部と、医用機器に発生する異常に関する異常情報を保持し、管理する異常情報管理部と、医用機器が稼動した実績に関する情報に応じた第1の図案情報を保持する第1の図案情報保持部と、医用機器に発生する異常の程度に応じた第2の図案情報を保持する第2の図案情報保持部と、医用機器の少なくとも稼動状態を表示する表示部と、稼動実績管理部に保持されている稼動実績情報と異常情報管理部に保持されている異常情報とに基づいて第1と第2の図案情報保持部に保持されている第1の図案情報と第2の図案情報とを統合して表示部に表示する稼動状態表示処理部とを具備する。
本発明によれば、医用機器に関する専門的な知識を持っていなくても、医用機器の稼動状態を簡便に表示できる医用機器の稼動状態表示装置を提供できる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は医用機器の稼動状態表示装置の構成図を示す。稼動状態表示処理部1には、例えば病院等に設置されるX線診断装置等の医用機器2が接続されている。なお、この医用機器の稼動状態表示装置は、医用機器2内部に設けられる。この医用機器2は、当該医用機器2自身を構成する複数の部品として例えばX線管球、再構成ディスクドライブ、データディスクドライブ、モニタ、高圧発生器などを有する。この医用機器2は、自己診断部3を備えている。この自己診断部3は、予め組み込まれたテストプログラムの実行により医用機器2を構成する各部品が正常に動作しているか否かを判断し、医用機器2自身に異常が発生しているか否かを確認する。この自己診断部3は、異常の種類を特定するための故障IDが予め定義されており、自己診断の結果、何らかの異常が発生していると確認した場合、当該故障の種類に対応する故障ID「B1、B2、…、Bn」を取得する。この故障ID「B1、B2、…、Bn」は、例えば「B1」が再構成ディスク検出異常、「B2」データディスク検出異常、「B3」がキャリブレーション経過日数超過などである。
稼動実績管理部4が稼動状態表示処理部1に接続されている。この稼動実績管理部4は、医用機器2の稼動実績情報を保持し、管理するもので、稼動実績情報記憶部5と稼動実績情報読出部6とを有する。このうち稼動実績情報記憶部5には、医用機器2の稼動開始時から現時点までの長期間に亘る稼動した実績を示す稼動実績情報Dが保持される。図2は稼動実績情報記憶部5に記憶される稼動実績情報Dの模式図を示す。この稼動実績情報Dは、作業ID、保守作業名、作業開始指標、作業開始レベル、通知レベル、現レベル、年齢レベルフラグ、現年齢レベル、長期的図案、短期的図案、対策図案の各項目を有する。作業IDには、「A1、A2、…、Am」が記憶されている。保守作業名は、医用機器2を構成する複数の部品の部品名情報であって、例えば各作業IDに対応してX線管球交換、再構成ディスクドライブ交換、データディスクドライブ交換、モニタ交換、高圧発生器交換等が記憶されている。
作業開始指標、作業開始レベル、通知レベル、現レベル、年齢レベルフラグ及び現年齢レベルは、医用機器2の現状の稼動状況を示す稼動状況情報であって、このうち作業開始指標は、医用機器2を構成する各部品に対するメンテナンス作業を必要と判断するための指標の種類を記述する。この作業開始指標は、各作業IDに対応して例えばスライス数、通電時間等が記憶されている。スライス数は、X線管球の交換を行うためのX線管球の利用状況を示す。
作業開始レベルは、メンテナンス作業が必要となる規準値を示し、例えばX線管球の交換の規準値してスライス数「500000」が記憶されている。現レベルは、現在の稼動状況を示す値であって、例えば現在のスライス数「123678」が記憶されている。
年齢レベルフラグは、例えば高額費用を要するメンテナンス作業のために長期的計画を必要とする旨を操作者に知らせる作業IDに対して指標、例えばフラグ「Yes」が付される。
現年齢レベルは、医用機器2の据え付け時を起点として経過年月により算出されるもので、医用機器2内において高額費用を必要とするメンテナンス作業が必要な経過年数の最大値を例えば100歳と定義している。例えばX線管球の現年齢レベルは、25歳を示す。医用機器2内において高額費用を必要とする各部品等に対するメンテナンス作業は、複数存在する場合があり、このうちの最大経過年月が稼動実績管理部4により管理される。高額費用を必要とするメンテナンス作業が複数存在する場合、各現年齢レベルのうち高いレベルの部品のメンテナンス作業を選択する。メンテナンス作業を必要とする時期を算出するには、経過年月以外に、上記作業開始指標の項目のスライス数、通電時間を用いてもよい。現年齢レベルは、次式により算出される。
現年齢レベル=現レベル/作業開始レベル×100 …(1)
長期的図案の項目は、後述する第1の図案情報保持部としての長期的図案データベース7に保存されている第1の図案情報としての長期的図案情報から読み出す情報の内容の指示を記憶する。例えば、作業IDのX線管球の交換では、長期的図案として現年齢レベルの図案を指示する内容が記憶されている。又、短期的図案の項目には、後述する短期的図案が記憶され、対策図案の項目には、後述する対策図案が記憶されている。
稼動実績管理部4は、年齢レベルフラグにおいて例えば高額費用を要するメンテナンス作業のために長期的計画を必要とする作業IDに対して例えばフラグ「Yes」が付されていると、このフラグ「Yes」が付された例えばX線管球における現レベルと基準情報である作業開始レベルとを比較し、現レベルが作業開始レベルを越えると、医用機器2におけるX線管球のメンテナンス時期と判断し、稼動状態表示処理部1に通知する。
稼動実績管理部4は、医用機器2を構成する各部品に対するメンテナンス作業が行われた後、当該部品に関わる稼動実績情報として現レベル及び現年齢レベルを初期値「0:ゼロ」にクリアする。
稼動実績管理部4は、医用機器2を構成する各部品のうち作業IDに対して例えばフラグ「Yes」が付されていない作業IDの稼動実績情報として現レベルと通知レベルとを比較し、現レベルが通知レベルを越えると、医用機器2に対する検査を含む保守作業時期を判断し、稼動状態表示処理部1に通知する。
ここで、長期的図案データベース7、短期的図案データベース8及び対策図案データベース9について説明する。長期的図案データベース7には、例えば図3に示すように医用機器2を稼動した積算時間、すなわち経過年数の最大値を例えば100と定義し、現年齢レベルを例えば初期(0〜10)、準初期(11〜20)、中期(21〜65)、末期(66〜99)に分け、これら初期から末期に応じてそれぞれ異なる表示形態を有する複数の長期的図案データDL〜DLが記憶されている。これら長期的図案データDL〜DLは、医用機器2に故障が発生していなく正常な場合であって、長期的な時間軸で現在の状況を操作者に直感的に伝達させる絵柄で描かれている。すなわち、各長期的図案データDL〜DLは、医用機器2の据え付け時からの経過年月や各部品の交換時からの経過年月等を年齢的な変化により明示するもので、例えば人間の幼年期から年老いていく様子で描かれている。これにより、各長期的図案データDL〜DLであれば、如何なる操作者が見ても長期的な時間軸上における現在の状況を視覚的に把握可能である。なお、長期的図案データベース7に記憶されている各長期的図案データDL〜DLは、後述する地域識別情報管理部15に記憶されている例えば医用機器2を据え付ける各地域の各識別情報に応じて異なる複数の絵柄を有する。
短期的図案データベース8には、例えば図4に示すように医用機器2に発生する故障の程度,例えば不調、軽症、重症に応じてそれぞれ異なる各表示形態を有する複数の短期的図案データDS〜DS等が記憶されている。これら短期的図案データDS〜DS等は、現年齢レベルである初期(0〜10)、準初期(11〜20)、中期(21〜65)、末期(66〜99)にそれぞれ対応して記憶されている。なお、同図では準初期(11〜20)の各短期的図案データDS〜DSを示す。これら短期的図案データDS〜DS等は、例えば人間の病状に応じた表情、姿により描かれている。これにより、各短期的図案データDS〜DS等であれば、如何なる操作者が見ても医用機器2に発生する故障の程度を視覚的に把握可能である。なお、短期的図案データDSは、医用機器2に発生する異常の程度が不調であることを示し、短期的図案データDSは、医用機器2に発生する異常の程度が軽症であることを示し、短期的図案データDSは、医用機器2に発生する異常の程度が重症であることを示す。医用機器2が正常であれば、上記各長期的図案データDL〜DLに表わす人間の健康に表情を示す。この短期的図案データベース8に記憶されている各短期的図案データDS〜DSも後述する地域識別情報管理部15に記憶されている例えば医用機器2を据え付ける各地域の各識別情報に応じて異なる複数の絵柄を有する。
対策図案データベース9には、医用機器2に対する調整の実施や定期点検の実施などの検査を含む保守作業や、医用機器2に発生する故障の程度に応じた対応策、例えば医用機器2に対する専門の修理を必要とするエンジニアコールとを示す第3の図案情報としての複数の対策図案データが記憶されている。図5は各対策図案データDM〜DMの模式図を示す。これら対策図案データDM〜DMは、それぞれ医用機器2に対する調整の実施、定期点検の実施、エンジニアコールの実施している様子の各絵柄となっている。これにより、各各対策図案データDM〜DM等であれば、如何なる操作者が見ても医用機器2に対する調整の実施、定期点検の実施、エンジニアコールの実施を視覚的に把握可能である。なお、対策図案データDMは、医用機器2に対する調整の実施を示し、対策図案データDMは、医用機器2に対する定期点検の実施を示し、対策図案データDMは、エンジニアコールの実施を示す。この対策図案データベース9に記憶されている各対策図案データDM〜DMも後述する地域識別情報管理部15に記憶されている例えば医用機器2を据え付ける各地域の各識別情報に応じて異なる複数の絵柄を有する。
稼動実績情報読出部6は、図2に示す稼動実績情報記憶部5に記憶される稼動実績情報Dから作業開始指標、作業開始レベル、通知レベル、現レベル、年齢レベルフラグ、現年齢レベル、長期的図案などの各項目を読み出す。
長期的図案選択部10は、例えば稼動実績情報読出部6により読み出された長期的図案を受け取り、この長期的図案に該当する1つの長期的図案データDL〜DLを長期的図案データベース7から選択する。例えば、稼動実績情報Dにおける作業ID「A1」のX線管球交換に対応する長期的図案が現年齢レベルであれば、長期的図案選択部10は、現年齢レベル「25」に該当する図3に示す中期(21〜65)の長期的図案データDLを選択する。
一方、異常情報管理部11が稼動状態表示処理部1に接続されている。この異常情報管理部11は、医用機器1に発生する故障等の異常に関する異常情報Dを保持し、管理するもので、装置異常情報記憶部12と装置異常読出部13とを有する。このうち装置異常情報記憶部12には、医用機器2に発生する故障に対して短期間で対応するための対策情報等が記憶されている。図6は装置異常情報記憶部12に記憶されている異常情報Dの模式図を示す。この異常情報Dには、対策情報として故障ID、故障名、操作者作業内容、長期的図案、短期的図案、対策図案の各項目を有する。作業IDには、「A1、A2、…、Ak」が記憶されている。故障名には、医用機器2を構成する複数の部品の故障名情報であって、例えば各故障IDに対応して再構成ディスク検出異常、データディスク検出異常、キャリブレーション経過日数超過、X線管球制御基盤異常等が記憶されている。操作者作業内容には、故障に対する対策内容情報として例えばサービスコール、キャリブレーション実施等が記憶されている。
短期的図案の項目は、故障の程度を示す異常程度情報として短期的図案データベース8に保存されている各短期的図案データDS〜DSから読み出す情報の内容の指示を記憶する。例えば、故障IDの再構成ディスク検出異常では、短期的図案として重症の図案を指示する内容が記憶されている。なお、長期的図案の項目には、各長期的図案データDL〜DLをうちいずれかを読み出す指示が記憶され、対策図案の項目には、各対策図案データDM〜DMをうちいずれかを読み出す指示が記憶されている。
装置異常情報読出部13は、上記図6に示す装置異常情報記憶部12に記憶される異常情報Dのうち短期的図案の項目を読み出す。
短期的図案選択部14は、装置異常情報読出部13により読み出された短期的図案を受け取り、この短期的図案に該当する1つの短期的図案データDS〜DSを短期的図案データベース8から選択する。例えば、異常情報Dにおける故障ID「B1」の再構成ディスク検出異常に対応する短期的図案が重症であれば、短期図案選択部14は、図4に示す例えば短期的図案データDSを選択する。
対策情報管理部15が稼動状態表示処理部1に接続されている。この対策情報管理部15は、医用機器2に対する調整の実施や定期点検の実施などの検査を含む保守作業や、医用機器2に発生する故障の程度に応じた対応策、例えば医用機器2に対する専門の修理を必要とするエンジニアコールの対策情報を保持し、管理するもので、対策情報記憶部16と対策情報読出部17とを有する。対策情報記憶部16には、調整実施、定期点検実施、エンジニアコールなどが記憶されている。対策情報読出部17は、対策情報記憶部16に記憶されている調整実施、定期点検実施又はエンジニアコールを読み出す。対策図案選択部18は、対策情報読出部17により読み出された調整実施、定期点検実施又はエンジニアコールを受け取り、当該調整実施、定期点検実施又はエンジニアコールに該当する対策図案データDM、DM又はDMを対策図案データベース9から選択する。
地域識別情報管理部19が稼動状態表示処理部1に接続されている。この地域識別情報管理部19は、例えば医用機器2を据え付ける地域の識別情報を管理するもので、地域識別情報記憶部20と地域識別情報読出部21とを有する。この地域識別情報管理部19は、例えば、医用機器2の据付時に設定されるタイムゾーン等の据付地域を示す地域の識別情報を取得する。すなわち、操作者は、国家や地域すなわち国民や民族の違いにより色や図柄からイメージする印象が異なったり、又は宗教や文化の違いにより感情に不快感を与える図柄が異なることがある。
このような実情から医用機器2を据え付けた地域の操作者が長期的図案データDL〜DL、短期的図案データDS〜DS、対策図案データDM〜DMを見たときに別の意味に解釈されることを回避するために、地域識別情報管理部19は、医用機器2の据付地域を示す地域の識別情報を管理する。しかるに、地域識別情報記憶部20には、医用機器2を据え付ける可能性のある複数の地域の各識別情報が記憶されている。地域識別情報読出部21は、医用機器2を据え付けた地域に対応する識別情報を地域識別情報記憶部20から読み出す。
図案重ね合わせ部22が稼動状態表示処理部1に設けられている。この図案重ね合わせ部22は、稼動状態表示処理部として機能し、長期的図案選択部10により選択された長期的図案データDL〜DLのうちいずれか1つと、短期的図案選択部14により選択された短期的図案データDS〜DSのうちいずれか1つと、対策図案選択部18により選択された対策図案データDM〜DMのうちいずれか1つとを受け取り、予め表示ルール記憶部23に記憶されている表示ルールに従って統合(重ね合わせ)して重ね合わせ図案データを作成する。なお、表示ルール読取部24は、表示ルール記憶部23に記憶されている表示ルールを読み取って図案重ね合わせ部22に送る。
図7は重ね合わせ図案F〜Fの一例を示す。例えば、医用機器2の現年齢レベルが準初期(11〜20)で、医用機器2に発生した故障の程度が軽症、医用機器2に発生した故障の対応策がエンジニアコールであれば、図案重ね合わせ部22は、長期的図案データDLと、短期的図案データDSと、対策図案データDMとを重ね合わせた重ね合わせ図案Fを作成する。この重ね合わせ図案F中において対策図案データDMの表示位置等が表示ルールに記述されている。
この図案重ね合わせ部22は、図2に示す稼動実績情報記憶部5の稼動実績情報Dと、図6に示す装置異常情報記憶部12の異常情報Dとの各情報の一致を図る。例えば、稼動実績情報Dにおける再構成ディスクドライブ交換やデータディスクドライブ交換等と、異常情報Dにおける再構成ディスクドライブ検出異常やデータディスクドライブ検出異常等とは、各部品が同一であるので、これらの各長期的図案、各短期的図案、各対策図案との各項目の各情報を一致させる。
図案表示制御部25は、図案重ね合わせ部22からの重ね合わせ図案F、F又はFを表示モニタ26に表示させる電気信号に変換して表示モニタ26に送り、この表示モニタ26に重ね合わせ図案F〜Fを表示出力する。
詳細情報表示部27は、例えばマウス等からの操作入力を受けて、表示モニタ26に表示されている重ね合わせ図案F、F又はFの画面上に例えばポインタを配置し、この状態でクリック操作等を行うことにより重ね合わせ図案F、F又はFを構成する長期的図案データDL、短期的図案データDS、又は対策図案データDMの詳細情報を表示モニタ26の画面上に重ねて表示する。詳細情報は、例えば医用機器2の故障内容、操作者の作業内容、医用機器2の状態、さらにはサービスコールを必要とする場合にそのサービスコールの電話番号等の連絡先、検査続行可能な場合にサービスコールを必要とするまでの許容日数等を有する。なお、かかる詳細情報は、当該装置が操作者に対して装置の状態を直感的に判断させることを重要視しているので、表示モニタ26の画面上に即座に表示することをしない。詳細情報を各図案データと同時に表示することによる操作者の混乱を防ぐためである。
なお、当該医用機器の稼動状態表示装置における稼動状態表示処理部1、自己診断部3、稼動実績管理部4、稼動実績情報読出部6、長期的図案選択部10、異常情報管理部11、装置異常読出部13、短期的図案選択部14、対策情報管理部15、対策情報読出部17、対策図案選択部18、地域識別情報管理部19、地域識別情報読出部21、図案重ね合わせ部22、表示ルール読取部24、図案表示制御部25及び詳細情報表示部27は、コンピュータの演算処理により実行され、かつ稼動実績情報記憶部5、長期的図案データベース7、短期的図案データベース8、対策図案データベース9、装置異常情報記憶部12、対策情報記憶部16、地域識別情報記憶部20、表示ルール記憶部23は、例えばコンピュータにより書き込み及び読出し可能な内部又は外部記憶装置に形成される。
次に、上記の如く構成された装置の動作について図8乃至図10に示す稼動状態表示処理フローチャートに従って説明する。
稼動状態表示処理部1は、ステップ#1において、電源が投入された時、シャットダウン処理時又は予め設定された時刻になったか否かを判断する。この判断の結果、医用機器2の電源の投入時、シャットダウン処理時又は予め設定された時刻になると、稼動状態表示処理部1は、ステップ#2に移り、稼動実績管理部4から現年齢レベル、長期的図案、短期的図案及び対策図案を取得する。すなわち、稼動実績情報読出部6は、図2に示す稼動実績情報記憶部5に記憶される稼動実績情報Dから現年齢レベル、長期的図案、短期的図案、対策図案の項目を読み出す。
現年齢レベルは、医用機器2の据え付け時を起点として経過年月により算出される。稼動実績管理部4は、医用機器2内において高額費用を必要とするメンテナンス作業が必要な経過年数の最大値を例えば100歳と定義して管理している。医用機器2内において高額費用を必要とする各部品等に対するメンテナンス作業は、複数存在する場合がある。この場合、稼動実績管理部4は、最大経過年月を有するメンテナンス作業を管理する。又、稼動実績管理部4は、高額費用を必要とするメンテナンス作業が複数存在する場合、各現年齢レベルのうち高いレベルの部品のメンテナンス作業を選択する。
メンテナンス作業を必要とする時期の算出は、経過年月以外に、図2に示す稼動実績情報Dにおける作業開始指標の項目のスライス数や通電時間を用いてもよい。例えば、稼動実績管理部4は、稼動実績情報Dのうち作業ID1におけるX線管球交換の作業開始指標に示すスライス数等を用いてもよい。
しかるに、稼動実績管理部4は、図2に示す稼動実績情報Dのように医用機器2を構成する各部品に対するメンテナンス作業を必要と判断するための指標の種類を作業開始指標の項目に記述し、メンテナンス作業が必要となる規準値を作業開始レベルの項目に記述し、現在の稼動状況を示す値を現レベルの項目に記述し、例えば高額費用を要するメンテナンス作業のために長期的計画を必要とする旨を操作者に知らせる作業IDに対して指標として年齢レベルフラグの項目に例えばフラグ「Yes」を付して管理する。稼動実績管理部4は、現レベル及び作業開始レベルから上記式(1)を演算して現年齢レベルを算出する。
稼動実績管理部4は、図2に示す稼動実績情報Dから年齢レベルフラグにフラグ「Yes」が付されてる作業IDを検索し、検索した作業IDのうち最も現年齢レベルの高い年齢レベルと保守作業名とを取得する。しかるに、稼動実績管理部4は、年齢レベルフラグにおいて例えば高額費用を要するメンテナンス作業のために長期的計画を必要とする作業ID、例えばX線管球交換に対して例えばフラグ「Yes」が付されていると、このX線管球交換における現レベル「123678」と規準情報である作業開始レベル「500000」とを比較し、現レベル「123678」が作業開始レベル「500000」を越えると、X線管球の交換時期と判断する。
ここで、上記電源が投入された時、シャットダウン処理時又は予め設定された時刻において、X線管球の交換時期と判断されない場合、稼動実績情報読出部6は、現時点における図2に示す稼動実績情報Dから長期的図案の現年齢レベル「25」を読み出し、この現年齢レベル「25」を長期的図案選択部10に送る。この長期的図案選択部10は、稼動実績情報読出部6により読み出された長期的図案の現年齢レベル「25」を受け取り、長期的図案の現年齢レベル「25」に該当する図3に示す中期(21〜65)の長期的図案データDLを長期的図案データベース7から選択する。
このとき、短期的図案データベース8におけるX線管球に対応する短期的図案の項目には、図案重ね合わせ部22によって長期的図案データベース7のX線管球に対応する長期的図案の項目と同一情報、すなわち「正常」が記憶されている。従って、短期的図案選択部14は、短期的図案データベース8からX線管球に対応する短期的図案の項目から「正常」を受け取り、この短期的図案の「正常」に該当する短期的図案データを短期的図案データベース8から選択する。
同様に、対策図案選択部18は、対策図案「正常」を受け取り、この対策図案の「正常」に該当する対策図案データを対策図案データベース9から選択する。
次に、図案重ね合わせ部22は、長期的図案選択部10により選択された中期(21〜65)の長期的図案データDLと、短期的図案選択部14により選択された「正常」の短期的図案データと、対策図案選択部18により選択された「正常」の対策図案データとを受け取り、これら長期的図案データDLと、短期的図案データと、対策図案データとを予め表示ルール記憶部23に記憶されている表示ルールに従って統合(重ね合わせ)して重ね合わせ図案データを作成する。ここで作成される重ね合わせ図案データは、中期(21〜65)の長期的図案データDLであると共に、短期的図案と対策図案とが「正常」であるので、例えば図3に示す長期的図案データDLと略同一の絵柄である。
次に、図案表示制御部25は、図案重ね合わせ部22からの重ね合わせ図案データを表示モニタ26に表示させる電気信号に変換して表示モニタ26に送り、この表示モニタ26に重ね合わせ図案データを表示出力する。
一方、X線管球の交換時期と判断されると、長期的図案選択部10は、上記同様に、長期的図案データDLを長期的図案データベース7から選択する。これに対して短期的図案データベース8におけるX線管球に対応する短期的図案の項目には、X線管球の交換時期であることから例えば「軽症」が記憶される。従って、短期的図案選択部14は、短期的図案データベース8からX線管球に対応する短期的図案の項目から「軽症」を受け取り、この短期的図案の「軽症」に該当する短期的図案データDSを短期的図案データベース8から選択する。これと共に対策図案データベース9におけるX線管球に対応する短期的図案の項目には、X線管球の交換の対策を示す例えば「調整実施」が記憶されるので、対策図案選択部18は、対策図案「調整実施」を受け取り、この対策図案の「調整実施」に該当する対策図案データDMを対策図案データベース9から選択する。
しかるに、図案重ね合わせ部22は、長期的図案選択部10により選択された中期(21〜65)の長期的図案データDLと、短期的図案選択部14により選択された「軽症」の短期的図案データDSと、対策図案選択部18により選択された「調整実施」の対策図案データDMとを受け取り、これら長期的図案データDLと、短期的図案データDSと、対策図案データDMとを予め表示ルール記憶部23に記憶されている表示ルールに従って統合(重ね合わせ)して例えば図11に示すような重ね合わせ図案データFを作成する。
次に、図案表示制御部25は、図案重ね合わせ部22からの重ね合わせ図案データFを表示モニタ26に表示させる電気信号に変換して表示モニタ26に送り、この表示モニタ26に重ね合わせ図案データFを表示出力する。
操作者は、表示モニタ26に表示された重ね合わせ図案データFを見て、X線管球の交換作業を行う。X線管球交換の作業が実際に行われた場合、稼動実績管理部4は、図9に示す稼動状態表示処理フローチャートにおけるステップ#10において、図2に示す稼動実績情報Dから年齢レベルフラグにフラグ「Yes」が付されている作業ID、すなわちX線管球交換の作業IDにおける現レベル及び現年齢レベルを初期値「0:ゼロ」にクリアする。
次に、稼動実績情報読出部6は、ステップ#11において、図2に示す稼動実績情報Dから長期的図案の現年齢レベル「25」を読み出し、長期的図案選択部10に送る。この長期的図案選択部10は、上記同様に、稼動実績情報読出部6により読み出された長期的図案の現年齢レベル「25」を受け取り、長期的図案の現年齢レベル「25」に該当する図3に示す中期(21〜65)の長期的図案データDLを長期的図案データベース7から選択する。このとき、X線管球交換の作業が行われ、修理が終了しているので、短期的図案データベース8におけるX線管球に対応する短期的図案の項目には、例えば「正常」が記憶され、かつ対策図案データベース9におけるX線管球に対応する短期的図案の項目にも例えば「正常」が記憶されている。従って、短期的図案選択部14は、短期的図案データベース8からX線管球に対応する短期的図案の項目から「正常」に該当する短期的図案データを選択し、対策図案選択部18も対策図案データベース9から「正常」に該当する対策図案データを選択する。
次に、図案重ね合わせ部22は、ステップ#12において、長期的図案選択部10により選択された中期(21〜65)の長期的図案データDLと、短期的図案選択部14により選択された「正常」の短期的図案データと、対策図案選択部18により選択された「正常」の対策図案データとを受け取り、これら長期的図案データDL、短期的図案データ、対策図案データを予め表示ルール記憶部23に記憶されている表示ルールに従って統合(重ね合わせ)して重ね合わせ図案データを作成する。
次に、図案表示制御部25は、ステップ#13において、図案重ね合わせ部22からの重ね合わせ図案データを表示モニタ26に表示させる電気信号に変換して表示モニタ26に送り、この表示モニタ26に重ね合わせ図案データを表示出力する。
一方、現年齢レベルとは別に、医用機器2の経過年月や利用頻度に応じての医用機器2の調整或いは部品交換の作業時期に近づいていることを操作者に報知し、医用機器2に対してエンジニアによって作業を行うための通常の検査日時等の予約の調整や操作者自身の保守作業などの医用機器2の操作者の対応が必要になる。このような医用機器2に対する検査等の作業内容を報知するために稼動実績管理部4は、図2に示す稼動実績情報Dから年齢レベルフラグにフラグ「Yes」が付されていない各項目を管理する。すなわち、稼動実績管理部4は、図2に示す稼動実績情報Dにおける作業ID、保守作業名、作業開始指標、作業開始レベル、現レベルを管理し、現レベルが作業開始レベルを超えた場合、その旨を例えば表示モニタ26を用いて報知する。
例えば、稼動実績管理部4は、図2に示す稼動実績情報Dにおいてフラグ「Yes」が付されていない作業ID、例えば再構成ディスクドライブ交換における現レベルと作業開始レベルとを比較し、現レベルが作業開始レベルを越えると、医用機器2における再構成ディスクドライブ交換時期と判断する。
ここで、再構成ディスクドライブ交換時期と判断すると、このとき稼動実績情報読出部6は、上記同様に、図2に示す稼動実績情報Dから長期的図案「現年齢レベル」を読み出し、長期的図案選択部10に送る。この長期的図案選択部10は、稼動実績情報読出部6により読み出された長期的図案の「現年齢レベル」を受け取り、この長期的図案の現年齢レベル「現年齢レベル」に該当する図3に示す準初期(11〜20)の長期的図案データDLを長期的図案データベース7から選択する。以下、上記同様に、短期的図案選択部14は、短期的図案の「不調」に該当する図4に示す短期的図案データDSを短期的図案データベース8から選択し、対策図案選択部18は、対策図案「エンジニアコール」に該当する図5に示す対策図案データDMを対策図案データベース9から選択する。
次に、図案重ね合わせ部22は、長期的図案選択部10により選択された準初期(11〜20)の長期的図案データDLと、短期的図案選択部14により選択された「不調」の短期的図案データDSと、対策図案選択部18により選択された「エンジニアコール」の対策図案データDMとを受け取り、これら長期的図案データDL、短期的図案データDS、対策図案データDMを表示ルールに従って統合(重ね合わせ)し、例えば図12に示す重ね合わせ図案データFを作成する。
次に、図案表示制御部25は、図案重ね合わせ部22からの重ね合わせ図案データFを表示モニタ26に表示させる電気信号に変換して表示モニタ26に送り、この表示モニタ26に重ね合わせ図案データFを表示出力する。
この後、再構成ディスクドライブ交換の作業が実際に行われた場合、稼動実績管理部4は、図2に示す稼動実績情報Dから再構成ディスクドライブ交換の作業IDにおける現レベル及び現年齢レベルを初期値「0:ゼロ」にクリアする。
又、稼動実績管理部4は、現年齢レベルとは別に、メンテナンス作業が必要となる規準値としての作業開始レベルのみで管理している保守作業名に対して作業が実際に行われた場合、現レベルの項目を初期値「0:ゼロ」にクリアする。
次に、自己診断部3は、図8に示すステップ#3において、予め組み込まれたテストプログラムの実行により医用機器2を構成する各部品が正常に動作しているか否かを判断し、医用機器2自身に異常が発生しているか否かを確認する。この自己診断部3は、何らかの異常が発生していると確認した場合、図6に示す異常情報Dに示すように故障の種類に対応する故障ID「B1、B2、…、Bn」を取得する。
次に、稼動実績管理部4は、ステップ#4において、自己診断部3の自己診断の確認の結果を受け、医用機器2に異常が発生しているか否かを判断する。この判断の結果、医用機器2に異常が発生していなければ、稼動実績情報読出部6は、ステップ#5に移り、上記同様に、例えば医用機器2におけるX線管球であれば、図2に示す稼動実績情報Dから長期的図案の現年齢レベル「25」を読み出し、長期的図案選択部10に送る。これにより、長期的図案選択部10は、長期的図案の現年齢レベル「25」に該当する図3に示す中期(21〜65)の長期的図案データDLを長期的図案データベース7から選択し、これと共に短期的図案選択部14は、短期的図案の「正常」に該当する短期的図案データを短期的図案データベース8から選択し、対策図案選択部18は、対策図案「正常」に該当する対策図案データを対策図案データベース9から選択する。
このとき、地域識別情報管理部19の地域識別情報読出部21は、医用機器2を据え付けた地域に設定されるタイムゾーン等に対応する識別情報を地域識別情報記憶部20から読み出す。この識別情報は、操作者が国籍を置く国家や地域すなわち国民や民族の違いにより色や図柄からイメージする印象が異なったり、又は宗教や文化の違いにより感情に不快感を与えない図柄を示す。しかるに、稼動実績管理部4は、地域識別情報読出部21により読み出された医用機器2の据付時に設定されるタイムゾーン等の据付地域を示す地域の識別情報に基づき、当該識別情報に対応する各図画の長期的図案データDL、短期的図案データし、対策図案データを選択するものとなる。なお、医用機器2の据付時に設定されるタイムゾーン等の据付地域を示す地域の識別情報に基づいて長期的図案データ、短期的図案データ、対策図案データを選択するのは、上記ステップ#11での長期的図案データ、短期的図案データ、対策図案データの取得でも行われる。
次に、図案重ね合わせ部22は、ステップ#5において、長期的図案選択部10により選択された図3に示す中期(21〜65)の長期的図案データDLと、短期的図案選択部14により選択された「正常」の短期的図案データと、対策図案選択部18により選択された「正常」の対策図案データとを受け取り、これら長期的図案データDL、短期的図案データ、対策図案データを表示ルールに従って統合(重ね合わせ)して重ね合わせ図案データを作成する。
次に、図案表示制御部25は、ステップ#6において、図案重ね合わせ部22からの重ね合わせ図案データを表示モニタ26に表示させる電気信号に変換して表示モニタ26に送り、この表示モニタ26に重ね合わせ図案データを表示出力する。
一方、異常情報管理部11は、上記ステップ#4での自己診断の結果、医用機器2に異常が発生していると、ステップ#7に移り、長期的図案、短期的図案、対策図案を取得する。すなわち、異常情報管理部11は、図10に示す稼動状態表示処理フローチャートのステップ#20において、自己診断の結果に基づいて故障ID、すなわち図6に示す異常情報Dから例えば故障名「再構成ディスク検出異常」の故障ID「B1」を取得する。
次に、異常情報管理部11の装置異常情報読出部13は、ステップ#21において、故障ID「B1」を用いて図6に示す異常情報Dから短期的図案「重症」を読み出し、長期的図案選択部10に送る。これにより、短期的図案選択部14は、短期的図案の「重症」に該当する図4に示す短期的図案データDSを短期的図案データベース8から選択する。これと共に、対策図案選択部18は、図5に示す対策図案「エンジニアコール」に該当する対策図案データDMを対策図案データベース9から選択する。なお、長期的図案選択部10は、長期的図案「現年齢レベル」に変化が無ければ、「現年齢レベル」に該当する例えば図3に示す準中期(11〜20)の長期的図案データDLを長期的図案データベース7から選択している。
次に、図案重ね合わせ部22は、ステップ#5において、長期的図案選択部10により選択されている図3に示す準中期(11〜20)の長期的図案データDLと、短期的図案選択部14により選択された図4に示す「重症」の短期的図案データDSと、対策図案選択部18により選択された図5に示す対策図案「エンジニアコール」に該当する対策図案データDMとを受け取り、これら長期的図案データDL、短期的図案データDS、対策図案データDMとを表示ルールに従って統合(重ね合わせ)して例えば図7に示す重ね合わせ図案データFを作成する。
次に、図案表示制御部25は、ステップ#6において、図案重ね合わせ部22からの重ね合わせ図案データFを表示モニタ26に表示させる電気信号に変換して表示モニタ26に送り、この表示モニタ26に重ね合わせ図案データFを表示出力する。
なお、準中期(11〜20)の長期的図案データDLと、図4に示す「軽症」の短期的図案データDSとが選択され、操作者による修復が可能であれば、図7に示す重ね合わせ図案データFが作成される。又、準中期(11〜20)の長期的図案データDLと、図4に示す「軽症」の短期的図案データDSと、図5に示す「エンジニアコール」の対策図案データDMとが選択されると、図7に示す重ね合わせ図案データFが作成される。図13は表示モニタ26の表示画面を示し、医用機器2が正常な状態から軽症な故障が発生し、検査続行不可能になったことを報知している。この表示モニタ26の表示画面の例えば右側下方には、図7に示すような「軽症」で「エンジニアコール」を必要とする重ね合わせ図案データFが表示されている。
操作者にとって医用機器2に故障が発生したときに最も必要とされる情報は、操作者自身によって医用機器2を修復可能であるか否か、サービスエンジニアに修復を依頼しなければならないか否か、医用機器2に対する検査を続行可能な程度の軽微な故障であるか否かである。
これに対して本装置は、医用機器2に故障が発生したときに、図6に示す異常情報Dにおける故障IDを用いて長期的図案データ、短期的図案データ、対策図案データを取得し、このうちの短期的図案データ、対策図案データにおいて医用機器2の故障を例えば不調、軽症、重症等の故障レベルに応じた各図案データに分類し、かつ対策図案により操作者が自身で医用機器2を修復することが可能であるか、又はエンジニアコールをしてサービスエンジニアに修復を依頼するべきかを判断できる図案を表示モニタ26に表示するので、医用機器2に故障が発生したときに操作者に対して最も必要とされる情報を各図案で報知できる。
医用機器2の故障発生の検出は、自己診断部3による判断の他に、医用機器2を操作中に表示されるエラーメッセージやエラーログの登録時にも検出可能である。このようにして医用機器2の故障を検出したときも、上記同様に、図6に示す異常情報Dから例えば故障名「データディスク検出異常」の故障ID「B2」を取得し、この故障ID「B2」を用いて長期的図案「現年齢レベル」、短期的図案「重症」、対策図案「エンジニアコール」を読み出し、これらに対応する例えば図3に示す準中期(11〜20)の長期的図案データDLと、図4に示す短期的図案データDSと、図5に示す対策図案データDMとを表示ルールに従って統合(重ね合わせ)して例えば図7に示す重ね合わせ図案データFを作成し、この重ね合わせ図案データFを表示モニタ26に表示出力する。
操作者が例えば医用機器2の故障内容の詳細情報を取得したいときは、例えば図14に示すように表示モニタ26に表示されている重ね合わせ図案F上に例えば例えばマウス等を操作してポインタPを配置し、この状態でクリック操作等を行う。詳細情報表示部27は、例えばマウス等からの操作入力を受けて、表示モニタ26の表示画面上に、重ね合わせ図案Fの詳細情報ウィンドウWを表示し、この詳細情報ウィンドウW内に医用機器2の故障内容の詳細情報、例えば例えば医用機器2の故障内容、操作者の作業内容、医用機器2の状態、さらにはサービスコールを必要とする場合にそのサービスコールの電話番号等の連絡先、又は検査続行可能な場合にサービスコールを必要とするまでの許容日数等のうち少なくとも1つの情報を表示する。
このように上記一実施の形態によれば、医用機器2を稼動した積算時間としての現年齢レベルを例えば初期(0〜10)、準初期(11〜20)、中期(21〜65)、末期(66〜99)に分けた各表示形態を有する長期的図案データDL〜DLと、医用機器2に発生する故障の程度に応じた各表示形態を有する短期的図案データDS〜DSと、医用機器2に対する調整の実施や定期点検の実施などの検査を含む保守作業や、医用機器2に発生する故障の程度に応じた対応策、例えば医用機器2に対する専門の修理を必要とするエンジニアコールとを示す対策図案データDM〜DMとを統合(重ね合わせ)した重ね合わせ図案データを表示する。これにより、如何なる操作者が見ても医用機器2の長期的な時間軸上における現在の状況を視覚的に把握可能であり、医用機器2に発生する故障の程度も例えば不調、軽症、重症に分けて視覚的に把握可能であり、さらに医用機器2に対する調整の実施や定期点検の実施などの検査を含む保守作業や、医用機器2に発生する故障の程度に応じた対応策も視覚的に把握可能である。従って、医用機器2に関する専門的な知識を持たない操作者であっても、医用機器の稼動状態を簡便に表示することができる。
又、操作者自身によって医用機器2を修復可能であるか否か、サービスエンジニアに修復を依頼しなければならないか否か、医用機器2に対する検査を続行可能な程度の軽微な故障であるか否かという操作者にとって医用機器2に故障が発生したときに最も必要とされる情報を表示できる。
長期的図案データDL〜DLと、短期的図案データDS〜DSと、対策図案データDM〜DMとを統合(重ね合わせ)した重ね合わせ図案データの表示は、医用機器2自身を構成する複数の部品として例えばX線管球、再構成ディスクドライブ、データディスクドライブ、モニタ、高圧発生器など毎に行うので、例えば医用機器2の取扱説明書に記載されている医用機器2自体の耐用年数を過ぎていなくても、医用機器2を構成する各部品毎にその利用頻度に応じて稼動状態を表示できる。
地域識別情報管理部19は、例えば、医用機器2の据付時に設定されるタイムゾーン等の据付地域を示す地域の識別情報を取得し、当該識別情報に対応する各図画の長期的図案データDL、短期的図案データし、対策図案データを選択するので、操作者が国籍を置く国家や地域すなわち国民や民族の違いにより色や図柄からイメージする印象が異なったり、又は宗教や文化の違いにより感情に不快感を与えない図柄の長期的図案データ、短期的図案データ、対策図案データを表示できる。
操作者が例えば医用機器2の故障内容の詳細情報を取得したいときは、表示モニタ26の表示画面上の例えば重ね合わせ図案F上に例えばポインタPを配置してクリック操作等することにより、詳細情報ウィンドウW内に医用機器2の故障内容の詳細情報、例えば例えば医用機器2の故障内容、操作者の作業内容、医用機器2の状態、さらにはサービスコールを必要とする場合にそのサービスコールの電話番号等の連絡先、又は検査続行可能な場合にサービスコールを必要とするまでの許容日数等のうち少なくとも1つの情報を表示できる。
なお、本発明は、上記一実施の形態に限定されるものではなく、次のように変形してもよい。
例えば、医用機器2は、通信回路を備え、他の機器との間で通信網を介してデータ通信が可能になっている。従って、稼動実績管理部4や異常情報管理部11を医用機器2の遠隔地に設け、医用機器2の通信回路を通して稼動実績管理部4や異常情報管理部11を遠隔操作し、情報のバックアップ、更新、変更等を行ってもよい。又、稼動実績管理部4や異常情報管理部11を遠隔地のサービスセンタ等から情報のバックアップ、更新、変更等を行ってもよい。
医用機器2の故障内容の詳細情報をアップロードしてもよい。
長期的図案データDL〜DL、短期的図案データDS〜DS及び対策図案データDM〜DMの各表示形態は、医用機器2の据付時に設定されるタイムゾーン等の据付地域等に応じて変更可能にしているが、この変更の内容を例えば医用機器2の通信網を介して遠隔地のサービスセンタ等に通知すれば、サービスエンジニアを各地域に配置するときの計画に利用できる。
定期点検等の保守作業は、操作者の都合やサービスエンジニアを各地域に配置するときの計画とその調整を行い、具体的なサービスエンジニアの実施日を決定する必要がある。又、サービス会社と操作者との間で、両者の日程を調整する必要がある。このような日程の調整も医用機器2の通信網を介して行うことができる。
本発明に係る医用機器の稼動状態表示装置の一実施の形態を示す構成図。 同装置における稼動実績情報記憶部に記憶される稼動実績情報の模式図。 同装置における長期的図案データベースに記憶されている長期的図案データを示す模式図。 同装置における短期的図案データベースに記憶されている短期的図案データを示す模式図。 同装置における対策図案データに記憶されている対策図案データを示す模式図。 同装置における装置異常情報記憶部に記憶されている異常情報の模式図。 同装置における図案重ね合わせ部による図案の重ね合わせ表示の一例を示す図。 同装置における稼動状態表示処理フローチャート。 同装置における稼動状態表示処理フローチャート。 同装置における稼動状態表示処理フローチャート。 同装置により作成された中期の長期的図案データと不調の短期的図案データと調整実施の対策図案データとを統合した重ね合わせ図案データを示す模式図。 同装置により作成された準初期の長期的図案データと不調の短期的図案データとエンジニアコールの対策図案データとを統合した重ね合わせ図案データを示す模式図。 同装置により表示モニタの表示画面に表示される重ね合わせ図案データの一例を示す図。 同装置により表示モニタの表示画面上での故障内容の詳細情報の表示の一例を示す図。
符号の説明
1:稼動状態表示処理部、2:医用機器、3:自己診断部、4:稼動実績管理部、5:稼動実績情報記憶部、6:稼動実績情報読出部、7:長期的図案データベース、8:短期的図案データベース、9:対策図案データベース、10:長期的図案選択部、11:異常情報管理部、12:装置異常情報記憶部、13:装置異常読出部、14:短期的図案選択部、15:対策情報管理部、16:対策情報記憶部、17:対策情報読出部、18:対策図案選択部、19:地域識別情報管理部、20:地域識別情報記憶部、21:地域識別情報読出部、22:図案重ね合わせ部、23:表示ルール記憶部、24:表示ルール読取部、25:図案表示制御部、26:表示モニタ、27:詳細情報表示部。

Claims (17)

  1. 医用機器が現時点までに稼動した実績を示す稼動実績情報を保持し、管理する稼動実績管理部と、
    前記医用機器に発生する異常に関する異常情報を保持し、管理する異常情報管理部と、
    前記医用機器が稼動した実績に関する情報に応じた第1の図案情報を保持する第1の図案情報保持部と、
    前記医用機器に発生する前記異常の程度に応じた第2の図案情報を保持する第2の図案情報保持部と、
    前記医用機器の少なくとも稼動状態を表示する表示部と、
    前記稼動実績管理部に保持されている前記稼動実績情報と前記異常情報管理部に保持されている前記異常情報とに基づいて前記第1と前記第2の図案情報保持部に保持されている前記第1の図案情報と前記第2の図案情報とを統合して前記表示部に表示する稼動状態表示処理部と、
    を具備したことを特徴とする医用機器の稼動状態表示装置。
  2. 前記医用機器に対する少なくとも検査を含む保守作業と、前記医用機器に発生する前記異常の程度に応じた対応策とを示す第3の図案情報を保持する第3の図案情報保持部を有し、
    前記稼動状態表示処理部は、前記第1の図案情報と前記第2の図案情報と前記第3の図案情報とを統合して前記表示部に表示する、
    ことを特徴とする請求項1記載の医用機器の稼動状態表示装置。
  3. 前記第1乃至第3の図案情報保持部は、それぞれ同一図案に対してそれぞれ表示形態の異なる複数の前記第1乃至第3の図案情報を保持し、
    前記稼動状態表示処理部は、前記複数の第1乃至第3の図案情報からそれぞれ所望の表示形態の前記第1乃至第3の図案情報を選択する、
    ことを特徴とする請求項2記載の医用機器の稼動状態表示装置。
  4. 前記医用機器を据え付ける地域に応じた表示形態を有する前記第1乃至第3の図案情報を指示するための地域識別情報を管理する地域識別情報管理部を有し、
    前記稼動状態表示処理部は、前記医用機器を据え付ける地域に応じて前記第1乃至第3の図案情報を前記地域識別情報管理部から選択する、
    ことを特徴とする請求項3記載の医用機器の稼動状態表示装置。
  5. 前記第1の図案情報保持部は、前記医用機器を稼動した積算時間に対応する初期から末期に分けられ、これら初期から末期に応じてそれぞれ異なる各表示形態を有する複数の前記第1の図案情報を有することを特徴とする請求項1記載の医用機器の稼動状態表示装置。
  6. 前記第2の図案情報保持部は、前記医用機器に発生する前記異常の程度に応じてそれぞれ異なる各表示形態を有する複数の前記第2の図案情報を有することを特徴とする請求項1記載の医用機器の稼動状態表示装置。
  7. 前記第3の図案情報保持部は、前記医用機器に対する調整の実施と、前記医用機器に対する定期点検の実施と、前記医用機器に対する専門の修理を必要とするエンジニアコールとの複数の前記第3の図案情報を有することを特徴とする請求項2記載の医用機器の稼動状態表示装置。
  8. 前記稼動実績管理部は、前記医用機器の稼動開始時を含む前記稼動実績の保持開始時からの長期間に亘る前記稼動実績情報を保持することを特徴とする請求項1記載の医用機器の稼動状態表示装置。
  9. 前記稼動実績管理部は、前記稼動実績情報として少なくとも前記医用機器を構成する複数の部品の部品名情報と、前記医用機器の現状の稼動状況を示す稼動状況情報と、前記第1の図案情報保持部に保持されている前記第1の図案情報を指示するための第1の対策図案指示情報とを有することを特徴とする請求項1記載の医用機器の稼動状態表示装置。
  10. 前記稼動実績管理部は、前記複数の部品のうちメンテナンスを必要とする特定の前記部品に対して指標を付し、当該指標を付した前記部品の前記稼動実績情報と規準情報とを比較して前記医用機器の前記メンテナンス時期を判断することを特徴とする請求項9記載の医用機器の稼動状態表示装置。
  11. 前記稼動実績管理部は、前記医用機器の前記部品に対する前記メンテナンス作業が行われた後、当該部品に関わる前記稼動実績情報をクリアすることを特徴とする請求項10記載の医用機器の稼動状態表示装置。
  12. 前記稼動実績管理部は、前記指標の付されていない前記複数の部品の前記稼動実績情報と前記規準情報とを比較して前記医用機器に対する少なくとも検査を含む保守作業時期の通知時期を判断することを特徴とする請求項10記載の医用機器の稼動状態表示装置。
  13. 前記異常情報管理部は、少なくとも前記医用機器に発生する異常に対して短期間で対応するための対策情報を保持することを特徴とする請求項1記載の医用機器の稼動状態表示装置。
  14. 前記異常情報管理部は、前記対策情報として少なくとも前記医用機器に発生する異常の異常名情報と、前記異常に対する対策内容情報と、前記異常の程度を示す異常程度情報と、前記第2の図案情報保持部に保持されている前記第2の図案情報を指示するための第2の対策図案指示情報とを有することを特徴とする請求項13記載の医用機器の稼動状態表示装置。
  15. 前記対策内容情報は、少なくとも前記医用機器に対する調整、定期検査、専門の修理を必要とするエンジニアコールを有することを特徴とする請求項14記載の医用機器の稼動状態表示装置。
  16. 前記医用機器の自己診断を行う自己診断部を有し、
    前記異常情報管理部は、前記自己診断部による自己診断の結果、前記医用機器に異常が発生した場合、前記異常名情報と、前記対策内容情報と、前記異常程度情報と、前記第2の対策図案指示情報とに基づいて前記第3の図案情報保持部から前記第3の図案情報を読み出し、前記稼動状態表示処理部に送る、
    ことを特徴とする請求項14記載の医用機器の稼動状態表示装置。
  17. 前記表示部の表示画面に表示される前記第1、前記第2又は前記第3の図案情報を前記表示画面上で指示すると、当該指示された前記第1、前記第2又は前記第3の図案情報に関する詳細情報を前記表示部に表示する詳細情報表示部、
    を有することを特徴とする請求項2記載の医用機器の稼動状態表示装置。
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