JPWO2012101772A1 - エレベーターの行先階登録装置 - Google Patents

エレベーターの行先階登録装置 Download PDF

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Abstract

タッチパネルの表示レイアウトの自由度は損なうことなく、視覚障害者に対してタッチパネル上の目的とする操作ボタンの探索を補助し操作性を向上するエレベーターの行先階登録装置を提供する。このため、エレベーターの行先階登録装置において、操作盤の正面に設けられたタッチパネルと、操作盤の正面から見てタッチパネルと重ならないように且つ別体に配置され、任意の点字が表示可能な点字ディスプレイと、タッチパネルの画面に表示される操作ボタンの画面配置情報を予め記憶する記憶部と、タッチパネルにおける接触操作による接触座標と画面配置情報とに基づいて、接触座標の表示内容についての情報、並びに、接触座標の周辺の表示内容及び接触座標から当該表示内容までの距離についての情報を作成する画面情報作成部と、前記作成された情報を点字ディスプレイに点字表示させる点字ディスプレイ制御装置と、を備える。

Description

この発明は、エレベーターの行先階登録装置に関するものである。
従来におけるエレベーターの行先階登録装置においては、点字ディスプレイを用いて、任意のフロア情報や行先階情報を点字等によって情報提供することを目的とするものとして、タッチパネル式の操作ボタンを有する操作盤と、この操作盤のタッチパネルにより構成されたパネルディスプレイの表示上に設置されたディスプレイカバーと、ディスプレイカバーと一体又は別体に設けられ、点字表記が任意に行えるシート型の点字ディスプレイと、を備え、点字ディスプレイや点字ディスプレイ近傍のディスプレイカバーを押すことで、点字ディスプレイやディスプレイカバーが凹んだ時にタッチパネルが操作されるように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来においては、点字を理解することが困難である視覚障害者が安心してエレベーターの操作盤(行先階登録装置)のボタン操作を行うことができるようにすることを目的とするものとして、エレベーターの操作盤にある各操作ボタンに対して、各操作ボタンの表示内容を点字で表す標識部をそれぞれ設け、触れた標識部の表示内容をスピーカによって音声報知するものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
なお、点字表記が任意に行える点字ディスプレイとしては、特許文献1に記載されているシート型の他にも、格子状に穴が配置された表示面を有する本体と、表示面の各穴毎に同心かつ挿通可能に設けられた凸部表現棒と、を備えたものが従来において知られている(例えば、特許文献3参照)。この特許文献3に記載されたものは、コイル等を用いて凸部表現棒を前後に移動させることにより、凸部表現棒の先端を表示面の穴からわずかに突出させて凸部を表現するとともに、凸部表現棒の先端を表示面と面一まで後退させることにより平面を表現するものである。そして、複数の凸部表現棒に対して凸表現及び平面表現を選択実行することによって、任意の点字を表現する。
日本特開2007−314300号公報 日本特開2004−269196号公報 日本特開平05−019680号公報
しかしながら、特許文献1に示された従来におけるエレベーターの行先階登録装置においては、パネルディスプレイの表示上に点字ディスプレイが配置されており、この点字ディスプレイにはフレキシブル基板が内蔵されている。従って、点字ディスプレイが配置されている場所は、タッチパネルの表示がフレキシブル基板で遮られて見えなくなってしまう。このため、点字ディスプレイをタッチパネル全体に配置することが出来ず、タッチパネル上には、点字ディスプレイが配置されている箇所と配置されていない箇所が生じることとなる。
そして、このような構成では、タッチパネルに表示させるコンテンツを変更する場合、点字ディスプレイの配置を考慮して(点字ディスプレイの配置箇所を避けるようにして)コンテンツを変更する必要があって、タッチパネルに表示させるコンテンツ・レイアウトの自由度が低くなってしまうという課題がある。あるいは、変更されたコンテンツに合わせて点字ディスプレイの配置を変更することも考えられるが、この場合には、コンテンツ変更の度に点字ディスプレイの配置を変更することは非常に煩雑で手数がかかるという課題がある。
また、特許文献2に示された従来におけるエレベーターの行先階登録装置は、各操作ボタンに隣接して設けられた標識部に触れると、その操作ボタンの情報を音声によって案内するものである。すなわち、現在触れている場所の操作ボタンについての情報のみを音声案内するものであるため、操作ボタンがない領域に触れているときには、その場所の情報を得ることができないという課題がある。また、利用者が目的とする操作ボタンでない場所に触れている場合に、利用者は目的とする操作ボタンがどこにあるのかについての情報を得ることができないという課題もある。
さらに、上で挙げたいずれの特許文献に示された従来におけるエレベーターの行先階登録装置においても、視覚障害者は既に登録済みである呼びの行先階を知ることができないため、自身が目的とする行先階への呼びが既に登録済みである場合であっても再度呼び登録操作を行わねばならず煩雑であるという課題がある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、タッチパネルと点字ディスプレイとが併設された操作盤において、タッチパネルにおける表示レイアウトの自由度は損なうことなく、タッチパネルに表示されるコンテンツの変更に対して柔軟に対応できるエレベーターの行先階登録装置を得るものである。
また、第2の目的は、視覚障害者である利用者が、タッチパネル上の目的とする操作ボタンでない場所に触れている場合に、この利用者に対して現在触れている場所の周辺の情報を提供することで、目的とする操作ボタンの探索を補助することが可能であり、操作性を向上することができるエレベーターの行先階登録装置を得るものである。
この発明に係るエレベーターの行先階登録装置は、エレベーター制御装置に接続され、タッチパネル式の操作ボタンを有する操作盤を備えたエレベーターの行先階登録装置において、前記操作盤の正面に設けられたタッチパネルと、前記操作盤の正面に前記タッチパネルと別体に設けられ、前記操作盤の正面から見て前記タッチパネルと重ならないように配置され、任意の点字が表示可能な点字ディスプレイと、前記タッチパネルの画面に表示される前記操作ボタンの配置に関する画面配置情報を予め記憶する記憶部と、前記タッチパネルに対して接触操作がなされると、前記タッチパネルにおける前記接触操作による接触座標と前記記憶部に記憶された前記画面配置情報とに基づいて、前記接触座標における前記タッチパネルの画面の表示内容についての情報、並びに、前記接触座標から見て上下・右左それぞれの方向における前記タッチパネルの画面の表示内容及び前記タッチパネルの画面上における前記接触座標から当該表示内容までの距離についての情報を作成する画面情報作成部と、前記画面情報作成部により作成された情報を、前記点字ディスプレイに点字表示させる点字ディスプレイ制御装置と、を備えた構成とする。
この発明に係るエレベーターの行先階登録装置は、タッチパネルと点字ディスプレイとが併設された操作盤において、タッチパネルにおける表示レイアウトの自由度は損なうことなく、タッチパネルに表示されるコンテンツの変更に対して柔軟に対応できるという効果を奏する。
また、視覚障害者である利用者が、タッチパネル上の目的とする操作ボタンでない場所に触れている場合に、この利用者に対して現在触れている場所の周辺の情報を提供することで、目的とする操作ボタンの探索を補助することが可能であり、操作性を向上することができるという効果も併せ奏する。
この発明の実施の形態1に係る行先階登録装置を備えたエレベーターの構成概略を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの行先階登録装置の操作盤の正面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの行先階登録装置の操作盤に設けられた点字ディスプレイの正面図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの行先階登録装置の全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るタッチパネル制御装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る点字ディスプレイ制御装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るタッチパネル制御装置が備える接触パターン判定手段における処理を示すフロー図である。 この発明の実施の形態1に係るタッチパネル制御装置が備える動作モード管理手段における処理を示すフロー図である。 この発明の実施の形態1に係る点字ディスプレイ制御装置が備える動作モード判定手段における処理を示すフロー図である。 この発明の実施の形態1に係るタッチパネル制御装置が備える画面情報作成手段における動作の一例を説明するための図である。
この発明を添付の図面に従い説明する。各図を通じて同符号は同一部分又は相当部分を示しており、その重複説明は適宜に簡略化又は省略する。
実施の形態1.
図1から図10は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1はエレベーターの構成概略を示す図、図2は操作盤の正面図、図3は操作盤に設けられた点字ディスプレイの正面図、図4はエレベーターの行先階登録装置の全体構成を示すブロック図、図5はタッチパネル制御装置の構成を示すブロック図、図6は点字ディスプレイ制御装置の構成を示すブロック図、図7はタッチパネル制御装置が備える接触パターン判定手段における処理を示すフロー図、図8はタッチパネル制御装置が備える動作モード管理手段における処理を示すフロー図、図9は点字ディスプレイ制御装置が備える動作モード判定手段における処理を示すフロー図、図10はタッチパネル制御装置が備える画面情報作成手段における動作の一例を説明するための図である。
図1において、1は、利用者や荷物等を積載して、エレベーターの昇降路(図示せず)内を昇降する乗りかごである。この乗りかご1内には、乗りかご1内の利用者が呼び登録操作や戸開閉操作を行うための操作盤2が設置されている。操作盤2への操作に応じた乗りかご1の走行動作等、エレベーターの運転全般に係る制御はエレベーター制御装置3により司られている。このエレベーター制御装置3は、操作盤2と接続され、昇降路頂部に設けられた機械室4内に設置されている。
操作盤2は、タッチパネル5及び点字ディスプレイ6を備えている。この操作盤2の正面図を図2に示す。このように、操作盤2内の正面にはタッチパネル5が設置されており、操作盤2内の正面におけるこのタッチパネル5の下方側に点字ディスプレイ6が配置されている。この点字ディスプレイ6は、タッチパネル5と別体に設けられており、かつ、操作盤2の正面から見てタッチパネル5と重ならないように配置されている。
タッチパネル5には、操作ボタン表示領域5a及びメッセージ表示領域5bが形成されている。操作ボタン表示領域5aは、行先階を指定して呼びを登録するための複数の階床ボタンや、ドアの開閉を指示するための戸開ボタン及び戸閉ボタンが表示される領域である。この操作ボタン表示領域5aに表示される各種ボタンが、利用者によるタッチパネル5への接触操作の対象となる。また、メッセージ表示領域5bには、エレベーターのメンテナンス情報等の利用者へのメッセージが表示される。
点字ディスプレイ6は複数の領域に分割されている。この点字ディスプレイ6の正面図を図3に示す。これら複数の領域は、それぞれ、登録済行先階表示部6a、接触領域情報表示部6b、上側領域情報表示部6c、下側領域情報表示部6d、右側領域情報表示部6e及び左側領域情報表示部6fを構成している。
この点字ディスプレイ6は、点字7を構成する凸部について、表面から突出させる凸部を選択変化させることにより任意の点字7を表示する機能を持っている。このような機能は、例えば特許文献1や特許文献3に記載されているような従来技術を用いることにより実現可能である。
この任意の点字7を表示する機能を用いて、点字ディスプレイ6の登録済行先階表示部6aには、操作盤2のタッチパネル5の操作ボタン表示領域5aに対する操作によって呼び登録済みである行先階の一覧が点字で表示される。接触領域情報表示部6bには、現在、利用者が操作盤2のタッチパネル5に接触している領域に表示されている内容についての情報が点字で表示される。上側領域情報表示部6cには、現在、利用者がタッチパネル5に接触している箇所から見て上方向にある領域(上側領域)の表示内容についての情報が点字で表示される。下側領域情報表示部6dには、現在、利用者がタッチパネル5に接触している箇所から見て下方向にある領域(下側領域)の表示内容についての情報が点字で表示される。右側領域情報表示部6eには、現在、利用者がタッチパネル5に接触している箇所から見て右方向にある領域(右側領域)の表示内容についての情報が点字で表示される。左側領域情報表示部6fには、現在、利用者がタッチパネル5に接触している箇所から見て左方向にある領域(左側領域)の表示内容についての情報が点字で表示される。
また、この点字ディスプレイ6には、利用者がこの点字ディスプレイ6の点字表示部分に接触しているか否かを検出する機能が備えられている。この機能は、例えば、接触時の振動、人が発する赤外線や、人体の接触による電気抵抗・静電容量の変化等を検出センサを用いることによって実現することができる。
なお、点字ディスプレイ6における各表示部6a〜6fの配置について、図3では縦一列に並べて配置しているが、これを、例えば、接触領域情報表示部6bを中央に配置した上で、上下・右左の各表示部6c〜6fを、この接触領域情報表示部6bの上下・右左にそれぞれ配置する等、適宜変更してもよい。
操作盤2は、図4に示すように、タッチパネル5の動作を制御するタッチパネル制御装置8、及び、点字ディスプレイ6の動作を制御する点字ディスプレイ制御装置9を備えている。始めに、タッチパネル制御装置8の構成を図5を参照しながら説明する。
まず、タッチパネル制御装置8には、2つの動作モードが存在している。この2つの動作モードとは、通常モード及び点字モードである。通常モードは、健常者すなわち点字ディスプレイ6を使用しない利用者が操作盤2を操作している時に選択される動作モードである。これに対し、点字モードは、視覚障害者すなわち点字ディスプレイ6を使用する利用者が操作盤2を操作している時に選択される動作モードである。動作モード情報8aには、現時点におけるタッチパネル制御装置8の動作モードが保管されている。
接触検出手段8bは、タッチパネル5に接触操作されることによりタッチパネル5から出力される信号に基づいて、利用者によってタッチパネル5に対して接触操作がなされたか否かを検出するものである。そして、タッチパネル5に接触操作がなされたことを検出した場合には、併せて、タッチパネル5における当該接触操作がなされた座標(以下「接触座標」という)を検出する。接触検出手段8bにより検出された接触操作の有無及び接触座標は、接触パターン判定手段8cへと通知される。
接触パターン判定手段8cは、後述する図7のフロー図に従って、接触検出手段8bから通知されたタッチパネル5への接触操作の有無及び接触座標に基づいて、タッチパネル5に対する接触パターンを判定する。そして、判定した接触パターンに応じて、点字モードの開始/終了を決定し、動作モード管理手段8eへと通知する。また、接触パターン判定手段8cは、接触座標を行先階登録手段8g及び画面情報作成手段8kへと通知する。
点字モードの開始/終了通知は、後述するように点字ディスプレイ制御装置9からも送信される。タッチパネル制御装置8の動作モード受信手段8dは、この点字ディスプレイ制御装置9から送信された点字モード開始/終了通知を受信して、この受信した点字モード開始/終了を動作モード管理手段8eに通知する。
動作モード管理手段8eは、後述する図8のフロー図に従って、接触パターン判定手段8cから通知された点字モード開始/終了と、動作モード受信手段から通知された点字モード開始/終了通知とに基づいて、タッチパネル制御装置8の動作モードを点字モードと通常モードとの間で切り替える。この動作モード管理手段8eにより切り替えられた最新の動作モードは、動作モード情報8aに保管される。
画面配置情報8fには、タッチパネル5上に表示される操作ボタン表示領域5aの各操作ボタンやメッセージ表示領域5bの位置、領域の大きさ、表示内容が保管されている。行先階登録手段8gは、この画面配置情報8fと接触パターン判定手段8cを介して得られる接触座標とに基づいて、当該接触座標上に配置されている階床ボタンに対応付けられた行先階を判定する。そして、当該行先階を、行先階登録送信手段8h及び登録済行先階情報8iへと通知する。行先階登録送信手段8hは、行先階登録手段8gから通知された行先階をエレベーター制御装置3へ送信する。エレベーター制御装置3は、この行先階登録送信手段8hから送信された行先階を受信すると、当該行先階への呼びを登録する。
登録済行先階情報8iは、行先階登録手段8gから通知された行先階を登録済行先階として保管する。そして、この登録済行先階情報8iは、登録済行先階一覧作成手段8jからの要求に応じて、保管されている登録済行先階を登録済行先階一覧作成手段8jへと通知する。登録済行先階一覧作成手段8jは、登録済行先階情報8iから取得した登録済行先階に基づいて登録済行先階一覧を作成して、この作成した登録行先階一覧を点字表示送信手段8lへと通知する。
画面情報作成手段8kは、動作モード情報8aの保管内容を参照してタッチパネル制御装置8の動作モードが点字モードである場合に、点字ディスプレイ6における点字表示内容に関する点字情報を作成して、この作成した点字情報を点字表示送信手段8lへと通知する。この点字情報は、接触パターン判定手段8cから通知された接触座標と、画面配置情報8fと、登録済行先階情報8iとに基づいて作成される。この作成された点字情報には、接触座標における表示内容についての情報を点字で表したものと、接触座標を中心とした上下・右左それぞれの方向の領域における表示内容及び接触座標から当該表示内容までの距離についての情報を点字で表したものとが含まれている。
点字表示送信手段8lは、画面情報作成手段8kから通知された点字情報と、登録済行先階一覧作成手段8jから通知された登録済行先階一覧とを、点字ディスプレイ制御装置9へ送信する。
なお、このタッチパネル制御装置8に設けられた、動作モード情報8a、画面配置情報8f及び登録済行先階情報8iは、情報を記憶・保管するという機能において共通している。そこで、これらの動作モード情報8a、画面配置情報8f及び登録済行先階情報8iについては、タッチパネル制御装置8に設けられた1つの記憶部によって、これらの機能を担うようにすることが可能である。
次に、点字ディスプレイ制御装置9の構成を図6を参照しながら説明する。
点字ディスプレイ6は、前述したように利用者が点字ディスプレイ6に接触しているか否かを検出する機能を備えている。そして、点字ディスプレイ6はこの検出結果を点字ディスプレイ接触有無情報として送信する。点字ディスプレイ接触情報受信手段9aは、この点字ディスプレイ6から送信される点字ディスプレイ接触有無情報を受信するためのものである。点字ディスプレイ接触情報受信手段9aは、受信した点字ディスプレイ接触有無情報を動作モード判定手段9bへと通知する。
動作モード判定手段9bは、後述する図9のフロー図に従って、点字ディスプレイ接触情報受信手段9aから通知された点字ディスプレイ接触有無情報に基づいて、点字ディスプレイ6に対する接触パターンを判定する。そして、判定した接触パターンに応じて点字モードの開始/終了を決定し、動作モード送信手段9cへと通知する。動作モード送信手段9cは、動作モード判定手段9bから通知された点字モードの開始/終了を、タッチパネル制御装置8に送信する。この動作モード送信手段9cから送信された点字モードの開始/終了通知は、タッチパネル制御装置8の動作モード受信手段8dにより受信されることは前述した通りである。
前述したタッチパネル制御装置8の点字表示送信手段8lから送信された点字情報及び登録済行先階一覧は、点字ディスプレイ制御装置9の点字表示受信手段9dによって受信される。この点字表示受信手段9dは、受信した点字情報及び登録済行先階一覧を、点字ディスプレイ駆動手段9eへと通知する。
点字ディスプレイ駆動手段9eは、点字表示受信手段9dから通知された点字情報及び登録済行先階一覧を点字表示するのに必要な凸部を駆動して、点字ディスプレイ6の表面から突出させることにより、点字ディスプレイ6の各表示部6a〜6fにおいて、点字表示受信手段9dから通知された点字情報及び登録済行先階一覧を点字表示する。
図7のフロー図は、タッチパネル制御装置8の接触パターン判定手段8cにおける処理を示すものである。
接触パターン判定手段8cは、接触検出手段8bから通知されたタッチパネル5への接触操作の有無及び接触座標を受信すると(ステップS1)、ステップS2において、受信した情報に基づいて、タッチパネル5への接触操作があったか否かを確認する。そして、タッチパネル5への接触操作がなかった場合には、ステップS3へと進む。
ステップS3においては、タッチパネル5への接触操作がない状態が所定の一定時間以上継続しているか否かを確認する。タッチパネル5への接触操作がない状態が所定の一定時間以上継続していない場合、すなわち、タッチパネル5への接触操作がない連続時間が一定時間未満である場合には、ステップS2へと戻る。一方、ステップS3において、タッチパネル5への接触操作がない状態が所定の一定時間以上継続している場合はステップS4へと進む。このステップS4においては、接触パターン判定手段8cは動作モード管理手段8eへと点字モード終了を通知する。そして、一連の処理を終了する。
一方、ステップS2において、タッチパネル5への接触操作があった場合には、ステップS5へと進む。このステップS5においては、タッチパネル5への接触操作がある状態が所定の一定時間以上継続しているか否かを確認する。タッチパネル5への接触操作がある状態が所定の一定時間以上継続している場合、当該接触操作の主である利用者は視覚障害者であると判断して、ステップS6へと進む。この判断は、一般に健常者がタッチパネル5に接触操作する時間は比較的短いのに対し、視覚障害者はタッチパネル5に触れたまま操作ボタンの位置を探そうとするため、健常者と比べて接触時間が長くなるという事実に基づいている。
ステップS6においては、接触パターン判定手段8cは動作モード管理手段8eへと点字モード開始を通知して、ステップS7へと進む。ステップS7においては、接触パターン判定手段8cは画面情報作成手段8kへと接触座標を通知する。この接触座標の通知を受けた画面情報作成手段8kは、前述したように現在のタッチパネル制御装置8の動作モードが点字モードである場合に点字ディスプレイ6に表示する点字情報を作成する。なお、この段階においては、行先階登録手段8gにはまだ接触座標は通知されず、タッチパネル5に表示された行先階ボタンに接触されていても行先階への呼び登録は行われない。
続くステップS8においては、接触検出手段8bから通知されたタッチパネル5への接触操作の有無に基づいて、タッチパネル5への接触操作がなくなったか否かについて確認する。そして、タッチパネル5への接触操作がなくなっておらず接触された状態が継続している場合には、ステップS7へと戻る。一方、タッチパネル5への接触操作がなくなった場合には、ステップS9へと進む。
このステップS9においては、タッチパネル5への接触操作がなくなった後、所定の一定時間以内に再び最後に接触操作されていたタッチパネル5上の領域と同一の領域に対して接触されてから離れたか否かが確認される。接触操作がなくなった後、所定の一定時間以内に再び最後に接触操作されていたのと同一の領域に対して接触操作があった場合には、ステップS10へと進む。ステップS10においては、接触パターン判定手段8cは行先階登録手段8gへと接触座標を通知する。従って、この段階に至ってタッチパネル5に対する接触操作に応じて行先階への呼びが登録されることになる。ステップS10の後はステップS2へと戻る。
また、ステップS5において、タッチパネル5への接触操作がある状態が所定の一定時間以上継続していない場合、当該接触操作の主である利用者は健常者であると判断して、ステップS6からS9を飛ばして直接ステップS10へと移行する、そして、ステップS10において先階登録手段8gへと接触座標が通知されて行先階への呼びが登録される。
一方、ステップS9において、接触操作がなくなった後、所定の一定時間以内に再び最後に接触操作されていたのと同一の領域に対して接触操作があった場合には、ステップS11へと進む。このステップS11においては、先のステップS3と同様に、タッチパネル5への接触操作がない状態が所定の一定時間以上継続しているか否かを確認する。タッチパネル5への接触操作がない状態が所定の一定時間以上継続していない場合、すなわち、タッチパネル5への接触操作がない連続時間が一定時間未満である場合には、ステップS7へと戻る。一方、ステップS11において、タッチパネル5への接触操作がない状態が所定の一定時間以上継続している場合はステップS12へと進む。このステップS12においては、接触パターン判定手段8cは動作モード管理手段8eへと点字モード終了を通知する。そして、一連の処理を終了する。
図8のフロー図は、タッチパネル制御装置8の動作モード管理手段8eにおける処理を示すものである。
この動作モード管理手段8eは、点字モードの開始/終了を決定するために、2つの動作モード(動作モード(1)及び動作モード(2))を、内部的に用いている。動作モード(1)は、接触パターン判定手段8cから通知された点字モードの状態に対応するものである。また、動作モード(2)は、動作モード受信手段8dから通知された点字モードの状態(すなわち、動作モード判定手段9bにおいて判定された点字モードの状態)に対応するものである。
まず、ステップS21において、動作モード管理手段8eは、接触パターン判定手段8cから点字モード開始/終了が通知されたか否かを確認する。接触パターン判定手段8cから点字モード開始/終了が通知された場合には、ステップS22へと進む。ステップS22においては、通知された点字モード開始/終了が点字モード開始であるか否かを確認する。通知された点字モード開始/終了が点字モード開始であった場合には、ステップS23へと進む。
ステップS23においては、接触パターン判定手段8cから点字モード開始が通知された状態であり、動作モード管理手段8eは動作モード(1)を”開始”に設定する。そして、続くステップS24において、動作モード管理手段8eはタッチパネル制御装置8の動作モードを点字モードにして、一連の処理を終了する。
一方、ステップS22において、接触パターン判定手段8cから通知された点字モード開始/終了が点字モード開始でなかった場合、ステップS25へと進む。このステップS25においては、接触パターン判定手段8cから点字モード終了が通知された状態であり、動作モード管理手段8eは動作モード(1)を”終了”に設定する。そして、続くステップS26において、動作モード(2)が”終了”状態であるか否かを確認する。
このステップS26において、動作モード(2)が”終了”状態であった場合には、ステップS27へと進み、動作モード管理手段8eはタッチパネル制御装置8の動作モードを通常モードにして、一連の処理を終了する。一方、ステップS26において、動作モード(2)が”終了”状態でなかった場合(動作モード(2)が”開始”状態であった場合)には、ステップS24へと進み、動作モード管理手段8eはタッチパネル制御装置8の動作モードを点字モードにして、一連の処理を終了する。
一方、ステップS21において、接触パターン判定手段8cから点字モード開始/終了が通知されていない場合には、ステップS28へと進む。ステップS28においては、動作モード管理手段8eは、動作モード受信手段8dから点字モード開始/終了が通知されたか否かを確認する。動作モード受信手段8dからも点字モード開始/終了が通知されていない場合には、処理を終了する。
一方、ステップS28において、動作モード受信手段8dから点字モード開始/終了が通知されていた場合には、ステップS29へと進む。ステップS29においては、通知された点字モード開始/終了が点字モード開始であるか否かを確認する。通知された点字モード開始/終了が点字モード開始であった場合には、ステップS30へと進む。
ステップS30においては、動作モード受信手段8dから点字モード開始が通知された状態であり、動作モード管理手段8eは動作モード(2)を”開始”に設定する。そして、続くステップS31において、動作モード管理手段8eはタッチパネル制御装置8の動作モードを点字モードにして、一連の処理を終了する。
一方、ステップS29において、動作モード受信手段8dから通知された点字モード開始/終了が点字モード開始でなかった場合、ステップS32へと進む。このステップS32においては、動作モード受信手段8dから点字モード終了が通知された状態であり、動作モード管理手段8eは動作モード(2)を”終了”に設定する。そして、続くステップS33において、動作モード(1)が”終了”状態であるか否かを確認する。
このステップS33において、動作モード(1)が”終了”状態であった場合には、ステップS34へと進み、動作モード管理手段8eはタッチパネル制御装置8の動作モードを通常モードにして、一連の処理を終了する。一方、ステップS33において、動作モード(1)が”終了”状態でなかった場合(動作モード(1)が”開始”状態であった場合)には、ステップS31へと進み、動作モード管理手段8eはタッチパネル制御装置8の動作モードを点字モードにして、一連の処理を終了する。
図9のフロー図は、点字ディスプレイ制御装置9の動作モード判定手段9bにおける処理を示すものである。
まず、点字ディスプレイ接触情報受信手段9aから点字ディスプレイ接触有無情報が通知されると(ステップS41)、ステップS42において、動作モード判定手段9bは、通知された点字ディスプレイ接触有無情報に基づいて、点字ディスプレイ6への接触があったか否かを確認する。点字ディスプレイ6への接触があった場合には、ステップS43へと進む。
ステップS43においては、点字ディスプレイ6に接触されている状態が所定の一定時間以上継続している否かを確認する。点字ディスプレイ6に接触されている状態が所定の一定時間以上継続している場合には、点字ディスプレイ6に視覚障害者が接触していると判断して、ステップS44へと進む。このステップS44においては、動作モード判定手段9bは、動作モード送信手段9cへと点字モード開始を通知する。そして、ステップS42へと戻る。
一方、ステップS42において、点字ディスプレイ6への接触がなかった場合には、ステップS45へと進む。このステップS45においては、点字ディスプレイ6への接触がない状態が所定の一定時間以上継続しているか否かを確認する。点字ディスプレイ6への接触がない状態が所定の一定時間以上継続していない場合、すなわち、点字ディスプレイ6への接触がない連続時間が一定時間未満である場合には、ステップS42へと戻る。
一方、ステップS45において、点字ディスプレイ6への接触がない状態が所定の一定時間以上継続している場合にはステップS46へと進む。このステップS46においては、動作モード判定手段9bは動作モード送信手段9cへと点字モード終了を通知する。そして、一連の処理を終了する。
なお、ステップS43において、点字ディスプレイ6に接触されている状態が所定の一定時間以上継続していない場合、すなわち、点字ディスプレイ6への接触がある連続時間が一定時間未満である場合にも、ステップS46へと進んで、動作モード判定手段9bは動作モード送信手段9cへと点字モード終了を通知する。
こうして動作モード判定手段9bから動作モード送信手段9cへと通知された点字モード開始/終了は、前述したように、タッチパネル制御装置8の動作モード受信手段8dにより受信されて動作モード管理手段8eに通知される。そして、動作モード管理手段8eにおける動作モードの切り替え判断に用いられる。
このように、接触パターン判定手段8cはタッチパネル5への接触継続時間に基づいて点字モード開始を通知するか否かを判断し、動作モード判定手段9bは点字ディスプレイ6の接触継続時間に基づいて点字モード開始を通知するか否かを判断する。そして、動作モード管理手段8eは、これら接触パターン判定手段8c及び動作モード判定手段9bの少なくとも一方から点字モード開始が通知された状態であれば、動作モードを点字モードとする。
そして、点字モード中においては、タッチパネル5に対する接触場所に応じて点字ディスプレイ6に各種の操作補助情報を点字表示するとともに、タッチパネル5から一度離れてから再度同一領域に接触があった場合に、呼び登録を行うようにすることにより、視覚障害者によって操作された場合に、適切に動作モードを点字モードへと変更して、誤操作・誤登録を防止することができる。
次に、図10を参照しながら、以上のように構成されたエレベーターの行先階登録装置の動作の具体例を説明する。
まず、これまでにおけるタッチパネル5の操作ボタン表示領域5aへの操作によって、既に呼び登録済みである行先階は、タッチパネル制御装置8の登録済行先階情報8iに保管されている。そして、登録済行先階一覧作成手段8jは、登録済行先階情報8iから取得した登録済行先階に基づいて登録済行先階一覧を作成し、この作成された登録行先階一覧は点字表示送信手段8l及び点字表示受信手段9dを経て点字ディスプレイ制御装置9の点字ディスプレイ駆動手段9eへと通知される。
点字ディスプレイ駆動手段9eは、通知された登録済行先階一覧を点字表示するのに必要な凸部を表面から突出させて、点字ディスプレイ6の登録済行先階表示部6aに、この通知された登録済行先階一覧を点字表示する。例えば、呼びの行先階として既に1F、2F及び3Fが登録されている場合、点字ディスプレイ6の登録済行先階表示部6aに、例えば「登録済み、1、2、3。」のように、登録済みの階床を羅列して点字表示する。
ここで、登録済行先階表示部6aに表示されている内容種別が登録済行先階であることが視覚障害者である利用者に分かる様に、登録済行先階を表す数字とともに、例えば”登録済み”といった当該表示部の表示内容種別を表す語句を最初に点字表示している。この表示内容種別を表す語句は、いま説明したように当該表示部に点字表示してもよいし、当該表示部における表示内容種別が変化しないのであれば、当該表示部とは別に当該表示部の近傍に表示内容が固定された点字ブロックを設けて、この点字ブロックにおいて表示内容種別を点字表示するようにしてもよい。この場合、例えば「下記にはすでに登録された階が表示されます。」といったような語句が固定的に点字表示された点字ブロックを設置する。
これにより、視覚障害者が行先階を登録しようとしたとき、目的とする行先階への呼びが既に登録されているかを事前に知ることが可能である。そして、このため、目的とする行先階への呼びが既に登録されていた場合には、利用者である視覚障害者はタッチパネル5部分を探る必要が無くなり、不必要な作業を省略することができる。
次に、点字モード中において利用者である視覚障害者が、タッチパネル5に対して接触操作を行った時における点字ディスプレイ6の動作について説明する。例えば、タッチパネル5に対して接触操作された接触点が、2Fボタン10b部分である第1の接触点11aであった場合、画面情報作成手段8kは、接触パターン判定手段8cからの接触座標と、画面配置情報8fと、登録済行先階情報8iとから以下の(1)から(5)の情報を作成する。
(1)利用者が現在接触している領域の表示内容についての点字情報
第1の接触点11aが含まれる領域である2Fボタン10bのボタン名称、及び、この2Fボタン10bの登録状態についての点字情報を作成する。作成される点字情報の具体例としては、「2Fボタンです。登録済みです。」といったものである。
(2)利用者が現在接触している箇所から見て上方向にある領域の表示内容についての点字情報
第1の接触点11aから見て上方向の領域にある4Fボタン10dのボタン名称、及び、第1の接触点11aからこの4Fボタン10dまでの距離についての点字情報を作成する。作成される点字情報の具体例としては、「上方向4cm 4Fボタンです。」といったものである。なお、この際、第1の接触点11aから見て上方向に複数の操作ボタンやメッセージ領域がある場合には、この上方向にあるボタン等を複数表示するようにしてもよい。例えば、図10の場合であれば「上方向4cm 4Fボタン、8cm メッセージ領域。」といった点字情報を表示する。
(3)利用者が現在接触している箇所から見て下方向にある領域の表示内容についての点字情報
第1の接触点11aから見て下方向の領域にある戸閉ボタン10fのボタン名称、及び、第1の接触点11aからこの戸閉ボタン10fまでの距離についての点字情報を作成する。作成される点字情報の具体例としては、「下方向3cm 閉ボタンです。」といったものである。なお、この際、(2)と同様、第1の接触点11aから見て下方向に複数の操作ボタンやメッセージ領域がある場合には、この下方向にあるボタン等を複数表示するようにしてもよい。
(4)利用者が現在接触している箇所から見て右方向にある領域の表示内容についての点字情報
第1の接触点11aから見て右方向の領域の表示内容、及び、第1の接触点11aからその表示内容までの距離についての点字情報を作成する。図10においては第1の接触点11aから見て右方向の領域には何も表示されていないため、例えば「右方向は何もありません。」といった内容の点字情報を作成する。なお、ここで、(2)や(3)と同様、第1の接触点11aの右側領域にある複数の操作ボタン等について表示するようにしてもよい。
(5)利用者が現在接触している箇所から見て左方向にある領域の表示内容についての点字情報
第1の接触点11aから見て左方向の領域にある1Fボタン10aのボタン名称、及び、第1の接触点11aからこの1Fボタン10aまでの距離についての点字情報を作成する。作成される点字情報の具体例としては、「左方向5cm 1Fボタンです。」といったものである。なお、ここで、(2)から(4)と同様、第1の接触点11aの左側領域にある複数の操作ボタン等について表示するようにしてもよい。
なお、図10の例において、タッチパネル5に対して接触操作された接触点が、メッセージ表示領域5bである第2の接触点11bであった場合、上記(1)の利用者が現在接触している領域の表示内容についての点字情報としては、第2の接触点11bの接触点が含まれるメッセージ表示領域5bの表示内容についての点字情報が作成される。作成される点字情報の具体例としては、「メッセージ 本日メンテナンスがあります。…」といったものである。
以上のようにして画面情報作成手段8kにより作成された上記(1)から(5)の点字情報は、点字表示送信手段8l及び点字表示受信手段9dを経て点字ディスプレイ制御装置9の点字ディスプレイ駆動手段9eへと通知される。点字ディスプレイ駆動手段9eは、通知された点字情報を点字表示するのに必要な凸部を表面から突出させて、点字ディスプレイ6の各表示部6b〜6fに、この通知された上記(1)から(5)の点字情報を点字表示する。
具体的には、上記「(1)利用者が現在接触している領域の表示内容についての点字情報」は、点字ディスプレイ6の接触領域情報表示部6bに点字表示される。上記「(2)利用者が現在接触している箇所から見て上方向にある領域の表示内容についての点字情報」は、点字ディスプレイ6の上側領域情報表示部6cに点字表示される。上記「(3)利用者が現在接触している箇所から見て下方向にある領域の表示内容についての点字情報」は、点字ディスプレイ6の下側領域情報表示部6dに点字表示される。上記「(4)利用者が現在接触している箇所から見て右方向にある領域の表示内容についての点字情報」は、点字ディスプレイ6の右側領域情報表示部6eに点字表示される。そして、上記「(5)利用者が現在接触している箇所から見て左方向にある領域の表示内容についての点字情報」は、点字ディスプレイ6の左側領域情報表示部6fに点字表示される。
ここで、登録済行先階表示部6aのときと同様に、これらの各表示部6b〜6fにおいても、それぞれに表示されている内容種別が何であるのか視覚障害者である利用者に分かる様に、各表示部の表示内容種別を表す語句を最初にそれぞれ点字表示するようにしてもよい。この表示内容種別を表す語句として、具体的には、例えば、接触領域情報表示部6bの場合には”現在位置情報”、上側領域情報表示部6cの場合には”上方向”、下側領域情報表示部6dの場合には”下方向”、右側領域情報表示部6eの場合には”右方向”、そして、左側領域情報表示部6fの場合には”左方向”といったものを用いる。さらに、これらの表示内容種別を表す語句が固定的に点字表示された点字ブロックを設置するようにしてもよい。
なお、点字ディスプレイ6の各表示部6a〜6fにおいて、表示内容の点字数が多く、一度では1つの表示部内に表示しきれない場合には、当該表示部において表示すべき点字情報を複数に分割して、これら分割された点字情報を一定時間毎に切り換えて表示するようにしてもよい。例えば、登録済行先階表示部6aにおいて、登録済みの行先階数が多く表示すべき内容が「登録済み、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12」であるのに対し、登録済行先階表示部6aには「登録済み、1、2、3、4、5、6、7、8」までしか一度に表示できない場合について考える。この場合には、登録済行先階表示部6aに点字表示する内容として、「登録済み、1、2、3、4、5、6、7、8」と「登録済み、9、10、11、12」とを、一定時間毎に交互に切り換えて表示するようにする。
このように、点字ディスプレイ6は、操作盤2内のタッチパネル5とは重ならない位置に別体に設けられている。そして、タッチパネル5に対して接触操作がなされた場合には、接触された位置に応じて接触操作を補助するための情報が点字ディスプレイ6に点字表示される。この際、接触された位置に応じて点字ディスプレイ6に表示される点字情報は、主に画面配置情報8fに基づいて作成される。従って、タッチパネル5に表示される操作ボタン等の配置を変更した場合、画面配置情報8fに保管されている情報を合わせて更新するだけで、更新後の画面配置に基づいた点字情報を点字ディスプレイ6に表示させることができる。このため、タッチパネル5に表示される要素の配置変更に対して、点字ディスプレイ6の配置は変更する必要がなく、タッチパネル5における表示レイアウトの自由度を損なうことなく、柔軟な対応が可能となる。
以上のように構成されたエレベーターの行先階登録装置は、タッチパネル及び点字ディスプレイの少なくとも一方に一定時間以上接触があった場合には、動作モードを通常モードから点字モードへと切り替える。そして、点字モードにおいては、タッチパネルに接触されている位置に応じて、接触箇所についての情報のみならず、接触箇所を中心とした上下・右左の各方向におけるタッチパネルの表示内容を、点字ディスプレイに点字表示するものである。
このため、視覚障害者である利用者が、タッチパネル上の目的とする操作ボタンでない場所に触れている場合(操作ボタンが表示されていない領域を含む)に、この利用者に対して現在触れている場所の周辺の情報を提供することで、目的とする操作ボタンの探索を補助することが可能であり、操作性を向上することができる。
この発明は、エレベーター制御装置に接続され、タッチパネル式の操作ボタンを有する操作盤を備えたエレベーターの行先階登録装置に利用できる。
1 乗りかご
2 操作盤
3 エレベーター制御装置
4 機械室
5 タッチパネル
5a 操作ボタン表示領域
5b メッセージ表示領域
6 点字ディスプレイ
6a 登録済行先階表示部
6b 接触領域情報表示部
6c 上側領域情報表示部
6d 下側領域情報表示部
6e 右側領域情報表示部
6f 左側領域情報表示部
7 点字
8 タッチパネル制御装置
8a 動作モード情報
8b 接触検出手段
8c 接触パターン判定手段
8d 動作モード受信手段
8e 動作モード管理手段
8f 画面配置情報
8g 行先階登録手段
8h 行先階登録送信手段
8i 登録済行先階情報
8j 登録済行先階一覧作成手段
8k 画面情報作成手段
8l 点字表示送信手段
9 点字ディスプレイ制御装置
9a 点字ディスプレイ接触情報受信手段
9b 動作モード判定手段
9c 動作モード送信手段
9d 点字表示受信手段
9e 点字ディスプレイ駆動手段
10a 1Fボタン
10b 2Fボタン
10c 3Fボタン
10d 4Fボタン
10e 戸開ボタン
10f 戸閉ボタン
11a 第1の接触点
11b 第2の接触点

Claims (4)

  1. エレベーター制御装置に接続され、タッチパネル式の操作ボタンを有する操作盤を備えたエレベーターの行先階登録装置において、
    前記操作盤の正面に設けられたタッチパネルと、
    前記操作盤の正面に前記タッチパネルと別体に設けられ、前記操作盤の正面から見て前記タッチパネルと重ならないように配置され、任意の点字が表示可能な点字ディスプレイと、
    前記タッチパネルの画面に表示される前記操作ボタンの配置に関する画面配置情報を予め記憶する記憶部と、
    前記タッチパネルに対して接触操作がなされると、前記タッチパネルにおける前記接触操作による接触座標と前記記憶部に記憶された前記画面配置情報とに基づいて、前記接触座標における前記タッチパネルの画面の表示内容についての情報、並びに、前記接触座標から見て上下・右左それぞれの方向における前記タッチパネルの画面の表示内容及び前記タッチパネルの画面上における前記接触座標から当該表示内容までの距離についての情報を作成する画面情報作成部と、
    前記画面情報作成部により作成された情報を、前記点字ディスプレイに点字表示させる点字ディスプレイ制御装置と、を備えたことを特徴とするエレベーターの行先階登録装置。
  2. 既に登録済みである呼びの行先階に関する情報を保管する登録済行先階情報保管部を備え、
    前記画面情報作成部は、前記接触座標における前記タッチパネルの画面の表示内容が行先階ボタンである場合には、前記登録済行先階情報保管部に保管された情報に基づいて、当該行先階ボタンに対応する行先階への呼び登録状態についての情報を作成することを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの行先階登録装置。
  3. 前記登録済行先階情報保管部に保管された情報に基づいて、既に登録済みである呼びの行先階の一覧の情報を作成する登録済行先階一覧作成部を備え、
    前記点字ディスプレイ制御装置は、前記登録済行先階一覧作成部により作成された情報を、前記点字ディスプレイに点字表示させることを特徴とする請求項2に記載のエレベーターの行先階登録装置。
  4. 前記タッチパネルの画面には、前記操作ボタンに加え、利用者に対する所定のメッセージを表示するメッセージ表示部が表示され、
    前記記憶部は、前記タッチパネルの画面上に表示される前記操作ボタン及び前記メッセージ表示部の配置に関する画面配置情報を予め記憶し、
    前記画面情報作成部は、前記接触座標及び/又は前記接触座標から見て上下・右左それぞれの方向における前記タッチパネルの画面の表示内容が前記メッセージ表示部である場合には、前記メッセージ表示部に表示された前記メッセージについての情報を作成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のエレベーターの行先階登録装置。
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