JP2000339515A - Atm装置およびatm入力方法 - Google Patents

Atm装置およびatm入力方法

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JP2000339515A
JP2000339515A JP14687599A JP14687599A JP2000339515A JP 2000339515 A JP2000339515 A JP 2000339515A JP 14687599 A JP14687599 A JP 14687599A JP 14687599 A JP14687599 A JP 14687599A JP 2000339515 A JP2000339515 A JP 2000339515A
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Tomokazu Takahashi
友和 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】視覚障害者のATM装置のタッチパネルのキー
の入力の誤操作を防ぐために、操作の効率化を図り確実
な入力操作を可能にする。 【解決手段】本発明のATM装置は、ユーザ切替スイッ
チ2を障害者モードに設定されていると、ユーザが触れ
たタッチパネル部6のキーをATM制御部1のユーザ入
力データ変換部11が解釈し、音声出力部9を通して音
声でユーザーに確認させ、ユーザに入力確定ボタン5を
使用させるによりタッチパネル部6のキーを押した入力
データとしてATM制御部1に取り込ませる。また、難
聴な視覚障害者の場合は、上記の音声出力部9の代わり
に点字出力部9での点字をユーザに確認させ、ユーザに
入力確定ボタン5を使用させるによりタッチパネル部6
のキーを押した入力データとしてATM制御部1に取り
込ませる。また、点字または音声のどちらかで確認させ
るために、点字/音声切替スイッチ10を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タッチパネルから
の入力を視覚障害者にも容易に使用できる装置または入
力方法、特に金融機関などに使用され、利用者の操作に
より入出金の取引を自動的に行うATM装置(Auto
Tellers Machine:自動取引装置)ま
たはATM入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のATM装置には、例え
ば、音声ガイダンスによる表示画面への入力する技術と
して、特開平10−063919号公報に開示されてい
るように、利用者が音声ガイダンスに従ってタッチパネ
ル上に文字または記号を描くことにより利用目的を入力
する手段とその後の操作を音声ガイダンスに従って行わ
せる手段とを有することを特徴としている。
【0003】また、点字シールを利用して画面に入力す
る技術として、特開平07−021444号公報に開示
されているように、タッチパネル入力方法による自動取
引装置のディスプレイ周辺にタッチパネルの座標を示す
点字シールをはり、操作手順とタッチエリアの座標を音
声ガイダンスすることにより利用者に操作を行わせるこ
とを特徴としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−063919号公報に開示された音声ガイダンス
による表示画面への入力する技術では、視覚障害ユーザ
が表示画面に指により文字、記号を描ということで、目
の不自由なユーザが正しい文字や記号を画面に描けるか
という問題点がある。また、1つずつ文字を描くという
ことは、文字を描き、入力ミスを修正し、入力を決定す
るということになるために、目の不自由なユーザが正確
に描くことが難しいという問題点がある。
【0005】また、特開平07−021444号公報に
開示された点字シールを利用して画面に入力する技術で
は、視覚障害者が有効タッチエリアの座標を、音声で確
認してから点字シールに触れ、位置を予測して画面への
入力を行うことになるので、1つ1つの入力にかなりの
時間を要するという問題点がある。
【0006】従って、上記問題点を解決するために、本
発明の第1の目的は、タッチパネルのキーの入力の誤操
作を防ぐために、操作の効率化を図り確実な入力操作を
可能とすることにある。
【0007】また、本発明の第2の目的は、表示画面に
触れたキーの確認動作を入れることにより、入力に必要
とする時間を大幅に短縮することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のATM装置は、タッチパネルと、音声出
力部とを備え、入出金の取引を行うATM装置におい
て、障害者モードに切り替えるユーザ切替手段と、ユー
ザが触れた前記タッチパネルのキーに位置するデータの
有効性の制御を行う有効性制御手段と、前記有効性制御
手段により前記データを前記音声出力部に音声で出力す
る音声出力手段と、前記音声出力手段に基づいて前記デ
ータを入力データとして確定する確定手段と、前記確定
手段により確定した場合は前記データを取り込む取込手
段とを有することを特徴としている。
【0009】更に、前記有効性制御手段により前記デー
タを点字出力部に点字で出力する点字出力手段と有する
ことを特徴としている。
【0010】更に、前記データの出力先を前記音声出力
部または前記点字出力部のいずれかに切り替える切替手
段を有することを特徴としている。
【0011】更に、前記有効性制御手段は、タッチパネ
ルのキーの一部分にユーザの触れている時間がある一定
時間を越えていることを検出する度に繰り返し音声の制
御を行うことを特徴としている。
【0012】更に、前記音声出力部は、ヘッドホーンま
たはイヤホーンで音声を出力することを特徴としてい
る。
【0013】また、本発明のATM装置は、タッチパネ
ルと、点字出力部とを備え、入出金の取引を行うATM
装置において、障害者モードに切り替えるユーザ切替手
段と、ユーザが触れたタッチパネルのキーに位置するデ
ータの有効性の制御を行う有効性制御手段と、前記有効
性制御手段により前記データを前記点字出力部に点字で
出力する点字出力手段と、前記点字出力手段に基づいて
前記データを入力データとして確定する確定手段と、前
記確定手段により確定した場合は前記データを取り込む
取込手段とを有することを特徴としている。
【0014】また、本発明のATM入力方法は、タッチ
パネルから入力データを入力するATM入力方法であっ
て、障害者モードに切り替えた後に、前記タッチパネル
のキーに触れると音声で知らせ、その音声から前記タッ
チパネルのキーと判断させることにより入力確定ボタン
が押されるとタッチパネルのキーの位置するデータを取
り込むことを特徴としている。
【0015】また、本発明のATM入力方法は、タッチ
パネルから入力データを入力するATM入力方法であっ
て、障害者モードに切り替えた後に、前記タッチパネル
のキーに触れると音声および点字の両方で知らせ、前記
音声または前記点字から前記タッチパネルのキーと判断
させることにより入力確定ボタンが押されるとタッチパ
ネルのキーの位置するデータを取り込むことを特徴とし
ている。
【0016】また、本発明のATM入力方法は、タッチ
パネルから入力データを入力するATM入力方法であっ
て、障害者モードに切り替えた後に、前記タッチパネル
のキーに触れると音声または点字のいずれかで出力する
ように切替スイッチにより選択出力させ、前記音声また
は前記点字から前記タッチパネルのキーと判断させるこ
とにより入力確定ボタンが押されるとタッチパネルのキ
ーの位置するデータを取り込むことを特徴としている。
【0017】更に、上記2つのATM入力方法におい
て、タッチパネルを一定時間以上押していると、音声が
繰り返し発生することを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1を参照すると、本発明
の実施の形態は、銀行端末装置であるATM装置(また
は現金支払機ともいう)のブロック図(銀行の本体装置
とのインタフェースに当たる回線インタフェースは省
略)を示しており、通常モードと障害者モードの切換を
行うユーザ切替スイッチ2と、利用者によって暗証番
号、支払希望金額等が入力されるタッチパネル部6と、
タッチパネル部6で入力した文字を音声データに変換す
る音声変換部3と、音声変換部3からの音声データを音
声出力する音声出力部4と、タッチパネル部6で入力し
たデータを点字データに変換する点字データ変換部8
と、難聴である視覚障害者にはわかるように点字データ
を出力する点字出力部9と、ユーザが音声出力部4また
は点字出力部9によって確認した内容を決定する入力確
定ボタン5と、操作手順、利用者への指示案内、結果等
を表示するディスプレイ部7と、タッチパネル部6で入
力した文字を音声変換部3または点字変換部8への切替
を行う点字/音声切替スイッチ10と、これら各部との
データのやり取り、動作の制御等を行うATM制御部1
とを備えている。
【0019】ATM制御部1は、タッチパネル部6から
の入力に伴う制御、タッチパネル部6からの入力データ
に基づいて銀行の本体装置とのやり取りの制御等を、主
に、プロセッサにより制御を行うが、音声出力部4また
は点字出力部9(音声出力部4および点字出力部9)に
ユーザの触れたタッチパネル部6のキーの位置するデー
タの有効性の制御を行うと共に、音声データまたは点字
データの繰り返しの出力制御を行うユーザ入力データ変
換部11を含んでいる。
【0020】音声出力部4は、音声による個人情報の漏
れを防止するために、ヘッドホーンまたはイヤホーンで
音声を聞けるようになっている。
【0021】点字出力部9は、縦横に格子状の穴があけ
ており、下部から剣山状の棒が出入りすることによっ
て、点字変換部8からの点字データを点字で表すように
なっている。
【0022】点字/音声切替スイッチ10は、ユーザ切
替スイッチ2が障害者モードになっているときのみ有効
で、点字モードと、音声モードの2つに切り替えること
ができる。この点字/音声切替スイッチ10は、例え
ば、視覚障害者であって音声による確認も困難である場
合に使用される。
【0023】点字/音声切替スイッチ10が音声モード
でユーザ切替スイッチ2が障害者モードに切り替ると、
タッチパネル部6で入力した文字が音声出力部4から出
力され、ユーザが確認できるようになる。この場合、ユ
ーザが一定時間以上タッチパネル部6上の同じキー箇所
に触れている場合は、一定の周期で音声変換部3へデー
タを出力し、音声出力部4から音声が出る。また、点字
/音声切替スイッチ10が点字モードでユーザ切替スイ
ッチ2が障害者モードに切り替ると、タッチパネル部6
で入力した文字が点字出力部9から点字として出力さ
れ、ユーザが確認できるようになる。なお、タッチパネ
ル部6は、従来ATM端末で使用されている物と同じ物
を使用する。すなわち、タッチパネル部6は、それぞれ
のキーに対応したデータとして文字、数字、機能(実
行)が割り付けされてる。
【0024】図2は、図1のユーザ入力データ変換部1
1の詳細ブロック図である。図2を参照すると、AND
回路である積算器21,26と、カウンタ22と、OR
回路である加算器23と、立ち上がり検出回路24と、
立ち下がり検出回路25と、CLK信号51と、入力検
出信号52と、入力確定信号53と、カウンタCLK信
号54と、キャリー出力信号55と、立ち上がり検出信
号56と、立ち下がり検出信号57と、データ変換信号
58と、データ取込信号59とから構成される。積算器
21に接続されているCLK信号51は一定のパルスを
入力しており、ATM制御部1内部で発生している。入
力検出信号52は、ユーザがタッチパネル部6のキーに
触れている時間だけ発生する信号であって、ATM制御
部1がタッチパネル部6からの入力データを検出するこ
とにより入力検出信号52を発生する。カウンタ22は
積算器21の出力信号であるカウンタCLK信号54に
よりカウントして、キャリー信号55を加算器23へ出
力する。データ変換信号58は、キャリー信号55また
は立ち上がり検出信号56が発生すると加算器23から
出力される。入力検出信号52は、立ち上がり検出回路
24、立ち下がり検出回路25、積算器26にそれぞれ
入力される。入力確定信号53は、ユーザが入力確定ボ
タン5を押している時間だけ発生するように、ATM制
御部1で検出され、積算器26に入力される。
【0025】次に、図1〜図3を参照して本発明の実施
の形態の動作について説明する。視覚障害ユーザがタッ
チパネルに触れた場合、自分が何の文字、又は何の項目
に触れているかを確認する方法は難聴でない限り音声と
なる。従って視覚障害ユーザは、再度、音声情報によっ
て内容を確認する必要があり、また確認して上で入力の
決定をおこなう必要がある。そのときの動作を以下に説
明する。
【0026】先ず、始めに視覚障害ユーザがユーザ切替
スイッチ2を障害者モードに切り替え、点字/音声切替
スイッチを音声モードに設定する。すると、タッチパネ
ル部6のキーに触れると、音声出力部4から音声が出力
される。このときの動作として、視覚障害ユーザがタッ
チパネル部6のキーに触れると、入力検出信号52が発
生して、立ち上がり検出回路24に入力される。立ち上
がり検出回路24からは、一定時間のパルス幅の立ち上
がり検出信号56が出力され、加算器23に入力され
る。加算器9からはデータ変換信号58が出力され、音
声変換部3へのデータ取り込み信号となる。
【0027】次に視覚障害ユーザが、タッチパネル部6
の同じキーの部分を触れている時間が、一定時間を超え
ている場合の音声の出力について説明する。視覚障害ユ
ーザがタッチパネル部6のキーに触れると、入力検出信
号52が発生して、CLK信号51と共に積算器21に
入力される。積算器21の出力はカウンタ122のため
のカウンタCLK信号54となり、カウンタ22は一定
の時間をカウントした後、キャリー信号55を加算器2
3に出力する。加算器23からはデータ変換信号58が
出力され、ユーザがタッチパネル部6の同じ部分に一定
時間以上触れている場合は、繰り返し音声変換部3へデ
ータ変換信号58として出力される。視覚障害ユーザが
タッチパネル部6の別のキーに触れた場合は、タッチパ
ネル部入力検出信号の立ち下がり変化を立ち下がり検出
回路25が検出して、立ち下がり検出信号57を発生し
てカウンタ122をリセットする。
【0028】最後に視覚障害ユーザが、入力の決定を行
う際の動作を説明する。入力確定信号53は、ユーザが
入力確定ボタン5を押している時間だけ発生する。この
とき、積算器26は入力検出信号52と入力確定信号5
3を取り込み、出力としてデータ取込信号59を発生す
る。この信号が発生するための条件は、視覚障害ユーザ
が自分の入力したいタッチパネル部6の部分に触れてい
ること、入力確定ボタン5を押していることの2点であ
る。
【0029】すなわち、図2のデータ変換信号58が音
声変換部3に出力され、タッチパネル部6からのデータ
がATM制御部1経由で音声変換部3に出力される。す
ると、音声変換部3は、データ変換信号58が出ている
間、データを音声データに変換し、音声出力部4に送
る。すると、音声出力部4は音声データを受け取ること
により、音声を発する。この音声を視覚障害ユーザが聞
くことにより、入力確定ボタン5を押すことになり、タ
ッチパネル部6上のキーに位置するデータをATM制御
部1がタッチパネル部6で押したキーとして取り込む。
このようにして、視覚障害ユーザは、タッチパネル部6
に触れた際に音声で内容を確認して、入力確定ボタン5
を使用することによって、次々とタッチパネル部6のキ
ーを入力することとなり、確実な入力操作を行うことが
出来る。
【0030】次に、ユーザ切替スイッチ2を障害者モー
ドに、点字/音声切替スイッチ10を点字モードにした
場合、タッチパネル部6のキーにユーザが触れると、点
字出力部9から点字として出力されることになるが、こ
のときの動作について以下に説明する。このとき、視覚
障害ユーザがタッチパネル部6のキーに触れると、入力
検出信号52が発生して、立ち上がり検出回路24に入
力される。立ち上がり検出回路24からは、一定時間の
パルス幅の立ち上がり検出信号56が出力され、加算器
23に入力される。加算器9からはデータ変換信号58
が出力され、点字変換部8へのデータ取り込み信号とな
る。
【0031】次に視覚障害ユーザが、タッチパネル部6
の同じキーの部分を触れている時間が、一定時間を超え
ている場合音声モードと同じようにユーザ入力データ変
換部11は動作するが、点字変換部8は、データ変換信
号58が発生するごとにタッチパネル部6の入力データ
を取り込むだけで別のキーを押さない限り点字出力部9
への動作には影響しない。視覚障害ユーザがタッチパネ
ル部6の別のキーに触れた場合は、タッチパネル部入力
検出信号の立ち下がり変化を立ち下がり検出回路25が
検出して、立ち下がり検出信号57を発生してカウンタ
22をリセットする。
【0032】最後に視覚障害ユーザが、入力の決定を行
う際の動作を説明する。入力確定信号53は、ユーザが
入力確定ボタン5を押している時間だけ発生する。この
とき、積算器26は入力検出信号52と入力確定信号5
3とを取り込み、出力としてデータ取込信号59を発生
する。すると、タッチパネル上のキーに位置するデータ
をATM制御部1がタッチパネル上で押したキーとして
取り込む。このようにして、視覚障害ユーザは、タッチ
パネル部6に触れた際に点字出力部9に出力される点字
で内容を確認して、入力確定ボタン5を使用することに
よって、次々とタッチパネル部6のキーを入力すること
となり、確実な入力操作を行うことが出来る。
【0033】これにより音声による確認が困難な視覚障
害ユーザーでも、点字を併用することによって確実な入
力操作を行うことを可能とする。
【0034】なお、上記の説明では、点字の出力と音声
の出力を点字/音声切替スイッチ2を設けることにより
切り替えて出力するようにしたが、点字/音声切替スイ
ッチ2を省略することにより、同時に音声と点字を出力
するようにしてもよい。この場合の動作については、上
記の説明で音声と点字を同時に出力するように置き換え
ただけなので説明を省略する。この場合、同時に点字お
よび音声で出力することは、スイッチで切り替える必要
もなく、視覚障害ユーザが自由に選択できるという点で
優れている。
【0035】以上を、ユーザサイドから見た場合におけ
る入力する手順を示したのが、図4である。すなわち、
視覚障害者は、ユーザ切替スイッチ2を障害者モードに
し、点字/音声切替スイッチ10を音声モードまたは点
字モードに設定する(図4のステップS1,S2)。タ
ッチパネル部6の必要とするキーに触れる(ステップS
3)。音声であれば、タッチパネル部6のキーに触れて
いる間、音声で繰り返されるのでユーザは触っているキ
ーが何かを判断することができる。また、この場合、点
字であれば点字出力部9を触ることで確認できる(ステ
ップS4,S5)。目的とするキーでなければ、ステッ
プS3から繰り返し、目的とするキ−であれば、入力確
定ボタン5を押す(ステップS6)。すると、触ったタ
ッチパネルのキーの位置するデータがATM装置に取り
込まれる(ステップS7)。必要とするキー入力が済め
ば、そのまま終了し、必要であればステップS3から繰
り返す(ステップS8)。
【0036】このように、難聴者でない視覚障害者は、
タッチパネルのキーを音声で発生してくれるので確認が
容易で、その確認結果を入力確定ボタンで決定すること
ができるため、非常に効率よく誤操作もなく確実に入力
することができる。また、難聴な視覚障害者であれば、
タッチパネルのキーを点字で出力してくれるので確認が
容易で、その確認結果を入力確定ボタンで決定すること
ができるため、非常に効率よく誤操作もなく確実に入力
することができるという効果がある。
【0037】すなわち、従来技術のように、ユーザが1
文字毎に入力ミスを修正し、入力を決定するような文字
を表示画面に描く必要はなく、本発明は、画面に触れて
入力する内容を音声で確認することで、操作に必要とす
る時間を大幅に短縮することができる。
【0038】更に、従来技術のように、タッチエリアの
座標を音声と点字シールで確認する必要はなく、本発明
は、ユーザが表示画面に触れて、音声によって自分の入
力したい文字を確認するだけなので、触感による座標予
測ミスを減らし、入力に必要とする時間を大幅に短縮す
ることができる。
【0039】
【発明の効果】入力ミスが起こりやすいタッチパネルに
おいて、入力前に音声または点字によって、ユーザーが
選んでいるタッチパネルのキー(文字、選択しようとし
ている項目)を確認できるようにしたために、視覚障害
ユーザーでも誤操作もなく、確実な入力操作を行うこと
ができるという効果があると共に、必要とする時間を大
幅に短縮することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すATM装置のブロッ
ク図である。
【図2】図1のユーザ入力変換部の詳細ブロック図であ
る。
【図3】図2のユーザー入力変換部が動作するタイムチ
ャートである。
【図4】ユーザサイドから見た場合における入力する手
順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 ATM制御部 2 ユーザ切替スイッチ 3 音声変換部 4 音声出力部 5 入力確定ボタン 6 タッチパネル部 7 ディスプレイ部 8 点字変換部 9 点字出力部 10 点字/音声切替スイッチ 11 ユーザ入力データ変換部 21,26 積算器 22 カウンタ 23 加算器 24 立ち上がり検出回路 25 立ち下がり検出回路 51〜59 信号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチパネルと、音声出力部とを備え、
    入出金の取引を行うATM装置において、障害者モード
    に切り替えるユーザ切替手段と、ユーザが触れた前記タ
    ッチパネルのキーに位置するデータの有効性の制御を行
    う有効性制御手段と、前記有効性制御手段により前記デ
    ータを前記音声出力部に音声で出力する音声出力手段
    と、前記音声出力手段に基づいて前記データを入力デー
    タとして確定する確定手段と、前記確定手段により確定
    した場合は前記データを取り込む取込手段とを有するこ
    とを特徴とするATM装置。
  2. 【請求項2】 前記有効性制御手段により前記データを
    点字出力部に点字で出力する点字出力手段と有すること
    を特徴とする請求項1記載のATM装置。
  3. 【請求項3】 前記データの出力先を前記音声出力部ま
    たは前記点字出力部のいずれかに切り替える切替手段を
    有することを特徴とする請求項2記載のATM装置。
  4. 【請求項4】 前記有効性制御手段は、タッチパネルの
    キーの一部分にユーザの触れている時間がある一定時間
    を越えていることを検出する度に繰り返し音声の制御を
    行うことを特徴とする請求項1または2記載のATM装
    置。
  5. 【請求項5】 前記音声出力部は、ヘッドホーンまたは
    イヤホーンで音声を出力することを特徴とする請求項1
    記載のATM制御部。
  6. 【請求項6】 タッチパネルと、点字出力部とを備え、
    入出金の取引を行うATM装置において、障害者モード
    に切り替えるユーザ切替手段と、ユーザが触れたタッチ
    パネルのキーに位置するデータの有効性の制御を行う有
    効性制御手段と、前記有効性制御手段により前記データ
    を前記点字出力部に点字で出力する点字出力手段と、前
    記点字出力手段に基づいて前記データを入力データとし
    て確定する確定手段と、前記確定手段により確定した場
    合は前記データを取り込む取込手段とを有することを特
    徴とするATM装置。
  7. 【請求項7】 タッチパネルから入力データを入力する
    ATM入力方法であって、障害者モードに切り替えた後
    に、前記タッチパネルのキーに触れると音声で知らせ、
    その音声から前記タッチパネルのキーと判断させること
    により入力確定ボタンが押されるとタッチパネルのキー
    の位置するデータを取り込むことを特徴とするATM入
    力方法。
  8. 【請求項8】 タッチパネルから入力データを入力する
    ATM入力方法であって、障害者モードに切り替えた後
    に、前記タッチパネルのキーに触れると音声および点字
    の両方で知らせ、前記音声または前記点字から前記タッ
    チパネルのキーと判断させることにより入力確定ボタン
    が押されるとタッチパネルのキーの位置するデータを取
    り込むことを特徴とするATM入力方法。
  9. 【請求項9】 タッチパネルから入力データを入力する
    ATM入力方法であって、障害者モードに切り替えた後
    に、前記タッチパネルのキーに触れると音声または点字
    のいずれかで出力するように切替スイッチにより選択出
    力させ、前記音声または前記点字から前記タッチパネル
    のキーと判断させることにより入力確定ボタンが押され
    るとタッチパネルのキーの位置するデータを取り込むこ
    とを特徴とするATM入力方法。
  10. 【請求項10】 タッチパネルを一定時間以上押してい
    ると、音声が繰り返し発生することを特徴とする請求項
    7,8,または9記載のATM入力方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012101772A1 (ja) * 2011-01-26 2012-08-02 三菱電機株式会社 エレベーターの行先階登録装置
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