JP2004234180A - 操作パネル及び操作パネルの入力操作切替方法 - Google Patents
操作パネル及び操作パネルの入力操作切替方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】この操作パネル30は、LCD上に設置されるタッチパネル20画面に表示され、指で触れるとスイッチがオン/オフするタッチボタン21の配列を、機械的なスイッチであるキースイッチ31におけるテンキー32を基にした配列に対応したものにしている。それにより、タッチパネル20上に表示されるタッチボタン21の機能をキースイッチ31に切り替えることができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は操作パネル及び操作パネルの入力操作切替方法に関し、特にLCD(Liquid Crystal Display 液晶ディスプレイ)上のタッチパネル画面に表示されるタッチボタンの配列をテンキーを基にしたキースイッチの配列に対応させることにより、LCD上のタッチパネルのタッチボタンの各々の機能をキースイッチに切り替え可能にすることにより、視覚障害者でも使える操作パネル及び操作パネルの入力操作切替方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、OA機器など関して、障害者が使い易い操作パネル、特に弱視者・全盲者が使い易い操作パネルが求められている。
【0003】
従来、この種の操作パネルは、使用者の特性に合わせて操作画面を切り替えることにより、作業能率を向上させることができるタッチパネルが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
この従来のタッチパネルの構成例を示す図6を参照すると、このタッチパネルは、ディスク1−5を有する主装置100、タッチパネル2−4を有する端末200、300を具備し、該端末200のタッチパネル2−4に画面を表示し、データの入出力を行う情報処理システムのタッチパネルの画面表示方法であって、ディスク1−5にタッチパネル2−4に表示するタッチパネル表示画面データを予め複数格納すると共に、端末利用者は予め自己のタッチパネル表示画面データを指定し登録しておき、端末利用者がタッチパネル2−4を操作してデータの入出力を行う際、自己の指定したタッチパネル表示画面データを該タッチパネル2−4に表示することを特徴とする。
【0005】
【特許文献1】
特開平2001−249768号公報(第2−3頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、使用者が視覚障害者の場合、よく使用する操作設定のボタンの順序を暗記しても、LCDから成るタッチパネル上のタッチボタンは、顔を近づけてタッチボタンの機能名称を確認し、該当する機能名称のタッチボタンを探して、入力しなければならない。「5」に凸状のポッチが付いているテンキーのように、その「5」のキースイッチを基に他の数字キーの位置を類推して入力することはできるが、その他の配列のキースイッチになると、入力が困難となる。
【0007】
本発明の目的は、LCD上のタッチパネル画面に表示されるタッチボタンの配列をテンキーを基にしたキースイッチの配列に対応させることにより、LCD上のタッチパネルのタッチボタンの各々の機能をキースイッチに切り替え可能にすることにより、視覚障害者でも使える操作パネル及び操作パネルの入力操作切替方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の操作パネルは、タッチパネル画面に表示される指で触るとスイッチがオン/オフするタッチボタンの配列を、機械的なスイッチであるキースイッチにおけるテンキーを基にした配列に対応したものにすることにより、前記タッチパネル上に表示される前記タッチボタンの機能を前記キースイッチに切り替えることができる。
【0009】
また、本発明の操作パネルは、前記タッチボタンによる押下を無効にさせ、前記キースイッチによる押下のみが有効とし、前記タッチボタンの配列位置に対応する前記キースイッチを押下することによって、前記タッチボタンを押下するのと等価の入力操作とする「特殊入力操作モード」と、前記タッチパネル上の前記タッチボタンも前記キースイッチも有効に動作する「通常入力操作モード」との切替を行う「操作切替」キースイッチを有する。
【0010】
さらに、本発明の操作パネルは、任意の前記キースイッチの押下によってどの箇所の前記キースイッチの押下があったのかを検出しキースイッチ検出信号S1を生成するキースイッチ入力検出部と、任意の前記タッチボタンの押下によってどの箇所の前記タッチボタン押下があったのかを検出しタッチパネル検出信号S2を生成するタッチボタン入力検出部と、前記キースイッチ検出信号S1または前記タッチパネル検出信号S2によって前記キースイッチ入力検出部または前記タッチボタン入力検出部からの入力検出箇所に対応した入力情報信号S3を生成する入力情報信号生成部と、前記入力情報信号S3により装置全体の動作制御を行うメイン制御部とを備える。
【0011】
さらに、本発明の操作パネルは、前記メイン制御部が、前記「操作切替」キースイッチの入力情報信号S3によって「通常入力操作モード」/「特殊入力操作モード」のどちらの状態に切り替わったかを記憶する状態記憶機能部と、前記状態記憶機能部が記憶している状態によって入力情報信号S3の情報を解釈する解釈機能部とを有する。
【0012】
さらに、本発明の操作パネルの入力切替方法は、装置の入力操作モードが「通常入力操作モード」である状態にて、操作者が「特殊入力操作モード」に切り替える場合、前記操作者は、前記「特殊入力操作モード」に切り替えるため操作パネル上の「操作切替」キースイッチを押下し、前記「操作切替」キースイッチが押下されると、キースイッチ入力検出部が前記「操作切替」キースイッチが押下されたことを検出して、前記「操作切替」キースイッチ押下の検出を表すキースイッチ検出信号S1を生成し入力情報信号生成部に送り、前記入力情報信号生成部は、前記キースイッチ検出信号S1を受け取ると、前記「操作切替」キースイッチに対応した入力情報信号S3を生成しメイン制御部に送り、前記メイン制御部は前記「通常入力操作モード」で前記「操作切替」キースイッチ押下の入力情報信号S3を受け取ると、状態記憶機能部で前記「通常入力操作モード」から前記「特殊入力操作モード」の状態に切り替わったことを記憶し、解釈機能部で前記メイン制御部がこれ以降に受け取る前記入力情報信号S3に対し、タッチボタン押下による前記入力情報信号S3ならば無効な入力信号として解釈し、前記タッチボタンに関係付けられた前記キースイッチ押下による入力情報信号S3ならば関係付けられた前記タッチボタンの前記入力情報信号S3として解釈して、前記装置の動作制御を行うことを特徴とする。
【0013】
さらに、本発明の操作パネルの入力切替方法は、装置の入力操作モードが「特殊入力操作モード」である状態にて、操作者が「通常入力操作モード」に切り替える場合、メイン制御部にて、前記「特殊入力操作モード」で「操作切替」キースイッチ押下による入力情報信号S3を受け取ると、状態記憶機能部で「特殊入力操作モード」から「通常入力操作モード」の状態に切り替わったことを記憶し、解釈機能部で前記メイン制御部がこれ以降に受け取る前記入力情報信号S3に対し、タッチボタン押下による前記入力情報信号S3ならば有効な入力信号として解釈し、前記タッチボタンに関係付けられた前記キースイッチ押下による前記入力情報信号S3ならば、本来の前記キースイッチ押下の入力情報信号S3として解釈して、前記装置の動作制御を行うことを特徴とする。
【0014】
さらに、本発明の操作パネルは、前記「操作切替」キースイッチの押下を検出し操作切替検出信号S4を生成する操作切替検出部と、前記操作切替検出信号S4から前記「通常入力操作モード」または前記「特殊入力操作モード」の状態を表す入力操作モード状態信号S5を生成する入力操作モード状態信号生成部と、前記入力操作モード状態信号S5から前記「特殊入力操作モード」ならば前記タッチパネル押下による入力情報信号S3を無効な入力情報信号に変換し、前記タッチボタンに関係付けられた前記キースイッチ押下による前記入力情報信号S3を関係付けられ前記タッチボタン押下による前記入力情報信号S3に変換する入力情報信号変換部と、前記入力情報信号変換部を経由した入力情報信号S6により装置の動作制御を行う第2のメイン制御部とを備える。
【0015】
さらに、本発明の操作パネルの入力操作切替方法は、装置の入力操作モードが「通常入力操作モード」である状態にて、操作者が「特殊入力操作モード」に切り替える場合、前記操作者は、前記「特殊入力操作モード」に切り替えるため、「操作切替」キースイッチを押下し、前記「操作切替」キースイッチが押下されると、操作切替検出部が前記「操作切替」キースイッチが押下されたことを検出して操作切替検出信号S4を生成し、入力操作モード状態信号生成部に送り、前記入力操作モード状態信号生成部は前記「通常入力操作モード」状態で前記操作切替検出信号S4を受けると前記「特殊入力操作モード」状態を表す入力操作モード状態信号S5を生成し、入力情報信号変換部に送り、前記入力情報信号変換部は前記「特殊入力操作モード」状態を表す入力操作モード状態信号S5を受け取ると、前記入力情報信号変換部がこれ以降に受け取る入力情報信号S3に対し、タッチボタン押下による入力情報信号S3ならば、無効な入力情報信号S4として第2のメイン制御部に送り、タッチボタンに関係付けられているキースイッチ押下による入力情報信号S3ならば、関係付けられているタッチボタン押下による入力情報信号S4に変換して前記第2のメイン制御部に送ることを特徴とする。
【0016】
さらに、本発明の操作パネルの入力操作切替方法は、装置の入力操作モードが「特殊入力操作モード」である状態にて、操作者が「通常入力操作モード」に切り替える場合、入力操作モード状態信号生成部は、前記「特殊入力操作モード」状態で操作切替検出信号S4を受けると、前記「通常入力操作モード」状態を表す入力操作モード状態信号S5を生成し、入力情報信号変換部に送り、前記入力情報信号変換部は、前記「通常入力操作モード」状態を表す入力操作モード状態信号S5を受け取ると、前記入力情報信号変換部がこれ以降に受け取る入力情報信号S3に対し、タッチボタン押下による入力情報信号S3ならば、有効な入力信号として第2のメイン制御部に送り、また、前記タッチボタンに関係付けられているキースイッチ押下による入力情報信号S3ならば、本来の前記キースイッチ押下による入力情報信号S6に変換して、前記第2のメイン制御部に送ることを特徴とする。
【0017】
さらに、本発明の操作パネルは、前記装置が、ファクシミリまたは複写機であることを特徴とする。
【0018】
さらに、本発明の操作パネルは、前記タッチパネルが、LCD(Liquid Crystal Display 液晶ディスプレイ)またはCRTディスプレイ上に設置されていることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施の形態の構成を示す装置側面図であって、「操作切替」キースイッチを付けた操作パネルの一例を示す図である。図2は、この実施の形態おけるタッチパネル画面上に表示されるタッチボタンの配列の一例を示す図である。図3は、この実施の形態におけるテンキーを基にした主なキースイッチの配列に関係付けた一例を示す図である。図4は、本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。図5は、この第1の実施の形態における動作の一例を示す流れ図である。
【0021】
図1,図2,図3を参照して、本発明の一実施の形態の概要を説明する。
【0022】
本発明の操作パネル30は、LCD上に設置されるタッチパネル20画面に表示され、指で触れるとスイッチがオン/オフするタッチボタン21の配列を、機械的なスイッチであるキースイッチ31におけるテンキー32を基にした配列に対応したものにしている。それにより、タッチパネル20上に表示されるタッチボタン21の機能をキースイッチ31に切り替えることができる。これにより、テンキーを使い慣れている視覚障害者でも使える操作パネルが提供される。
【0023】
「特殊入力操作モード」においては、タッチボタン21による押下を無効にさせ、キースイッチ31による押下のみが有効として、タッチボタン21の配列位置に対応するキースイッチ31を押下することによって、タッチボタン21を押下するのと等価の入力操作となる。一方「通常入力操作モード」においては、タッチパネル20上のタッチボタン21も、キースイッチ31も有効に動作する。「特殊入力操作モード」と「通常入力操作モード」との切り替えは、操作パネル30上に設けた「操作切替」キースイッチ1で行う。
【0024】
操作者が、「通常入力操作モード」で、「操作切替」キースイッチ1を押下した場合、「特殊入力操作モード」になり、そのときは、例えば「機能1」タッチボタン22を押下しても「機能1」タッチボタン22が入力操作されたことにはならず、「1」キースイッチ33を押下することによって「機能1」タッチボタン22の入力操作と等価の入力操作になる。
【0025】
また、「特殊入力操作モード」のときに、本来の「1」キースイッチ33入力操作と等価の入力操作が必要になった場合には、「操作切替」キースイッチ1を押下することによって、「通常入力操作モード」にし、本来の「1」キースイッチ13入力操作を行う。
【0026】
図1〜4を参照して、本発明の第1の実施の形態の構成について説明する。
【0027】
操作パネル30は、任意のキースイッチ31の押下によってどの箇所のキースイッチ31の押下があったのかを検出しキースイッチ検出信号S1を生成するキースイッチ入力検出部3と、任意のタッチボタン21の押下によってどの箇所のタッチボタン21押下があったのかを検出しタッチパネル検出信号S2を生成するタッチボタン入力検出部4と、キースイッチ検出信号S1またはタッチパネル検出信号S2によってキースイッチ入力検出部3またはタッチボタン入力検出部4からの入力検出箇所に対応した入力情報信号S3を生成する入力情報信号生成部5と、入力情報信号S3により装置2全体の動作制御を行うメイン制御部6とから構成される。
【0028】
また、メイン制御部6は、「操作切替」キースイッチ1の入力情報信号S3によって「通常入力操作モード」/「特殊入力操作モード」のどちらの状態に切り替わったかを記憶する状態記憶機能部7と、状態記憶機能部7が記憶している状態によって入力情報信号S3の情報を解釈する解釈機能部8とを有する。
【0029】
次に、図1〜4参照して、本発明の第1の実施の形態の動作について説明する。
【0030】
先ず、装置2の入力操作モードが「通常入力操作モード」である状態にて、操作者が「特殊入力操作モード」に切り替える場合の動作について説明する。
【0031】
操作者は、「特殊入力操作モード」に切り替えるため、操作パネル30上の「操作切替」キースイッチ1を押下する。
【0032】
「操作切替」キースイッチ1が押下されると、キースイッチ入力検出部3が「操作切替」キースイッチ1が押下されたことを検出して、「操作切替」キースイッチ1押下の検出を表すキースイッチ検出信号S1を生成し、入力情報信号生成部5に送る。
【0033】
入力情報信号生成部5は、キースイッチ検出信号S1を受け取ると、「操作切替」キースイッチ1に対応した入力情報信号S3を生成し、メイン制御部6に送る。
【0034】
メイン制御部6は、「通常入力操作モード」で「操作切替」キースイッチ1押下の入力情報信号S3を受け取ると、状態記憶機能部7で「通常入力操作モード」から「特殊入力操作モード」の状態に切り替わったことを記憶し、解釈機能部8で、メイン制御部6がこれ以降に受け取る入力情報信号S3に対し、タッチボタン21押下による入力情報信号S3ならば無効な入力信号として解釈し、タッチボタン21に関係付けられたキースイッチ31押下による入力情報信号S3ならば関係付けられたタッチボタン21の入力情報信号S3として解釈して、装置2の動作制御を行う。
【0035】
次に、装置2の入力操作モードが「特殊入力操作モード」である状態にて、操作者が「通常入力操作モード」に切り替える場合の動作について説明する。
【0036】
メイン制御部6にて、「特殊入力操作モード」で「操作切替」キースイッチ1押下による入力情報信号S3を受け取ると、状態記憶機能部7で「特殊入力操作モード」から「通常入力操作モード」の状態に切り替わったことを記憶し、解釈機能部8で、メイン制御部6がこれ以降に受け取る入力情報信号S3に対し、タッチボタン21押下による入力情報信号ならば有効な入力信号として解釈し、タッチボタン21に関係付けられたキースイッチ31押下による入力情報信号S3ならば、本来のキースイッチ31押下の入力情報信号S6として解釈して、装置2の動作制御を行う。
【0037】
次に、図5を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0038】
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態が、「操作切替」キースイッチ1の押下毎に「通常入力操作モード」/「特殊入力操作モード」のどちらの状態に切り替わったかを記憶する状態記憶機能部7と、状態記憶機能部7が記憶している状態によって入力情報信号S3の情報を解釈する解釈機能部8とを有する代わりに、「操作切替」キースイッチ1の押下を検出し操作切替検出信号S4を生成する操作切替検出部9と、操作切替検出信号S4から「通常入力操作モード」または「特殊入力操作モード」の状態を表す入力操作モード状態信号S5を生成する入力操作モード状態信号生成部10と、入力操作モード状態信号S5から「特殊入力操作モード」ならばタッチパネル20押下による入力情報信号S3を無効な入力情報信号に変換し、タッチボタン21に関係付けられたキースイッチ31押下による入力情報信号S3を関係付けられタッチボタン21押下による入力情報信号S3に変換する入力情報信号変換部11と、入力情報信号変換部11を経由した入力情報信号S6により装置2の動作制御を行うメイン制御部12とを有する。
【0039】
次に、図5を参照して、この第2の実施の形態の動作について説明する。
【0040】
先ず、装置2の入力操作モードが「通常入力操作モード」である状態にて、操作者が「特殊入力操作モード」に切り替える場合の動作について説明する。
【0041】
操作者は、「特殊入力操作モード」に切り替えるため、操作パネル30上の「操作切替」キースイッチ1を押下する。
【0042】
「操作切替」キースイッチ1が押下されると、操作切替検出部9が「操作切替」キースイッチ1が押下されたことを検出して、操作切替検出信号S4を生成し、入力操作モード状態信号生成部10に送る。
【0043】
入力操作モード状態信号生成部10は、「通常入力操作モード」状態で操作切替検出信号S4を受けると、「特殊入力操作モード」状態を表す入力操作モード状態信号S5を生成し、入力情報信号変換部11に送る。
【0044】
入力情報信号変換部11は、「特殊入力操作モード」状態を表す入力操作モード状態信号S5を受け取ると、入力情報信号変換部11がこれ以降に受け取る入力情報信号S3に対し、タッチボタン21押下による入力情報信号S3ならば、無効な入力情報信号S4としてメイン制御部12に送り、タッチボタン21に関係付けられているキースイッチ31押下による入力情報信号S3ならば、関係付けられているタッチボタン21押下による入力情報信号S4に変換して、メイン制御部12に送る。
【0045】
次に、装置2の入力操作モードが「特殊入力操作モード」である状態にて、操作者が「通常入力操作モード」に切り替える場合の動作について説明する。
【0046】
動作の流れは、「通常入力操作モード」である状態にて、操作者が「特殊入力操作モード」に切り替える場合の動作の流れと同様である。
【0047】
入力操作モード状態信号生成部10は、「特殊入力操作モード」状態で操作切替検出信号S4を受けると、「通常入力操作モード」状態を表す入力操作モード状態信号S5を生成し、入力情報信号変換部11に送る。
【0048】
入力情報信号変換部11は、「通常入力操作モード」状態を表す入力操作モード状態信号S5を受け取ると、入力情報信号変換部11がこれ以降に受け取る入力情報信号S3に対し、タッチボタン21押下による入力情報信号S3ならば、有効な入力信号としてメイン制御部12に送り、また、タッチボタン21に関係付けられているキースイッチ31押下による入力情報信号S3ならば、本来のキースイッチ31押下による入力情報信号S6に変換して、メイン制御部12に送る。
【0049】
以上説明した第1の実施の形態及び第2の実施の形態における装置2は、例えばファクシミリまたは複写機などを意味する。
【0050】
また、タッチパネルとしてLCD上のタッチパネルを一例として上げたが、CRTディスプレイ上のタッチパネルでも良い。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第1の効果は、操作を早くすることができる、ということである。その理由は、テンキー等で順次数字を入力することで操作パネルの操作ができるため、よく使用する操作設定に対し、その順次入力する数字を覚えることで、顔をタッチパネル画面上すれすれに近づけずに、タッチボタンを確認せずに操作することが可能となるためである。
【0052】
第2の効果は、よく使用する操作設定に対し、その順次入力する数字を忘れても、再度、その順次入力する数字を覚えことができる、ということである。その理由は、タッチパネル画面上のタッチボタンの配列をテンキー等の主なキースイッチの配列に対応させているため、タッチパネル画面を見ながら入力することによって、順次入力する数字を覚えることが可能となるためである。
【0053】
第3の効果は、顔をタッチパネル画面上すれすれに近づけて、鼻等で不用意にタッチボタンを振れても、タッチパネル画面上の表示画面が別の表示画面に変わったり、設定ボタンを押したことにならい、ということである。その理由は、タッチパネル画面上のタッチボタンの入力操作をキースイッチの入力操作を代替する際には、タッチボタンの入力操作を無効とさせるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す装置側面図であって、「操作切替」キースイッチを付けた操作パネルの一例を示す図である。
【図2】この実施の形態おけるタッチパネル画面上に表示されるタッチボタンの配列の一例を示す図である。
【図3】この実施の形態におけるテンキーを基にした主なキースイッチの配列に関係付けた一例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図6】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 「操作切替」キースイッチ
2 装置
3 キースイッチ入力検出部
4 タッチボタン入力検出部
5 入力情報信号生成部
6 メイン制御部
7 状態記憶機能部
8 解釈機能部
9 操作切替検出部
10 入力操作モード状態信号生成部
11 入力情報信号変換部
12 メイン制御部
20 タッチパネル
21 タッチボタン
30 操作パネル
31 キースイッチ
32 テンキー
Claims (11)
- タッチパネル画面に表示される指で触るとスイッチがオン/オフするタッチボタンの配列を、機械的なスイッチであるキースイッチにおけるテンキーを基にした配列に対応したものにすることにより、前記タッチパネル上に表示される前記タッチボタンの機能を前記キースイッチに切り替えることができることを特徴とする操作パネル。
- 前記タッチボタンによる押下を無効にさせ、前記キースイッチによる押下のみが有効とし、前記タッチボタンの配列位置に対応する前記キースイッチを押下することによって、前記タッチボタンを押下するのと等価の入力操作とする「特殊入力操作モード」と、前記タッチパネル上の前記タッチボタンも前記キースイッチも有効に動作する「通常入力操作モード」との切替を行う「操作切替」キースイッチを有することを特徴とする請求項1記載の操作パネル。
- 任意の前記キースイッチの押下によってどの箇所の前記キースイッチの押下があったのかを検出しキースイッチ検出信号S1を生成するキースイッチ入力検出部と、任意の前記タッチボタンの押下によってどの箇所の前記タッチボタン押下があったのかを検出しタッチパネル検出信号S2を生成するタッチボタン入力検出部と、前記キースイッチ検出信号S1または前記タッチパネル検出信号S2によって前記キースイッチ入力検出部または前記タッチボタン入力検出部からの入力検出箇所に対応した入力情報信号S3を生成する入力情報信号生成部と、前記入力情報信号S3により装置全体の動作制御を行うメイン制御部とを備えることを特徴とする請求項1または2記載の操作パネル。
- 前記メイン制御部が、前記「操作切替」キースイッチの入力情報信号S3によって「通常入力操作モード」/「特殊入力操作モード」のどちらの状態に切り替わったかを記憶する状態記憶機能部と、前記状態記憶機能部が記憶している状態によって入力情報信号S3の情報を解釈する解釈機能部とを有することを特徴とする請求項3記載の操作パネル。
- 装置の入力操作モードが「通常入力操作モード」である状態にて、操作者が「特殊入力操作モード」に切り替える場合、前記操作者は、前記「特殊入力操作モード」に切り替えるため操作パネル上の「操作切替」キースイッチを押下し、前記「操作切替」キースイッチが押下されると、キースイッチ入力検出部が前記「操作切替」キースイッチが押下されたことを検出して、前記「操作切替」キースイッチ押下の検出を表すキースイッチ検出信号S1を生成し入力情報信号生成部に送り、前記入力情報信号生成部は、前記キースイッチ検出信号S1を受け取ると、前記「操作切替」キースイッチに対応した入力情報信号S3を生成しメイン制御部に送り、前記メイン制御部は前記「通常入力操作モード」で前記「操作切替」キースイッチ押下の入力情報信号S3を受け取ると、状態記憶機能部で前記「通常入力操作モード」から前記「特殊入力操作モード」の状態に切り替わったことを記憶し、解釈機能部で前記メイン制御部がこれ以降に受け取る前記入力情報信号S3に対し、タッチボタン押下による前記入力情報信号S3ならば無効な入力信号として解釈し、前記タッチボタンに関係付けられた前記キースイッチ押下による入力情報信号S3ならば関係付けられた前記タッチボタンの前記入力情報信号S3として解釈して、前記装置の動作制御を行うことを特徴とする操作パネルの入力切替方法。
- 装置の入力操作モードが「特殊入力操作モード」である状態にて、操作者が「通常入力操作モード」に切り替える場合、メイン制御部にて、前記「特殊入力操作モード」で「操作切替」キースイッチ押下による入力情報信号S3を受け取ると、状態記憶機能部で「特殊入力操作モード」から「通常入力操作モード」の状態に切り替わったことを記憶し、解釈機能部で前記メイン制御部がこれ以降に受け取る前記入力情報信号S3に対し、タッチボタン押下による前記入力情報信号S3ならば有効な入力信号として解釈し、前記タッチボタンに関係付けられた前記キースイッチ押下による前記入力情報信号S3ならば、本来の前記キースイッチ押下の入力情報信号S3として解釈して、前記装置の動作制御を行うことを特徴とする操作パネルの入力切替方法。
- 前記「操作切替」キースイッチの押下を検出し操作切替検出信号S4を生成する操作切替検出部と、前記操作切替検出信号S4から前記「通常入力操作モード」または前記「特殊入力操作モード」の状態を表す入力操作モード状態信号S5を生成する入力操作モード状態信号生成部と、前記入力操作モード状態信号S5から前記「特殊入力操作モード」ならば前記タッチパネル押下による入力情報信号S3を無効な入力情報信号に変換し、前記タッチボタンに関係付けられた前記キースイッチ押下による前記入力情報信号S3を関係付けられ前記タッチボタン押下による前記入力情報信号S3に変換する入力情報信号変換部と、前記入力情報信号変換部を経由した入力情報信号S6により装置の動作制御を行う第2のメイン制御部とを備えることを特徴とする請求項1または2記載の操作パネル。
- 装置の入力操作モードが「通常入力操作モード」である状態にて、操作者が「特殊入力操作モード」に切り替える場合、前記操作者は、前記「特殊入力操作モード」に切り替えるため、「操作切替」キースイッチを押下し、前記「操作切替」キースイッチが押下されると、操作切替検出部が前記「操作切替」キースイッチが押下されたことを検出して操作切替検出信号S4を生成し、入力操作モード状態信号生成部に送り、前記入力操作モード状態信号生成部は前記「通常入力操作モード」状態で前記操作切替検出信号S4を受けると前記「特殊入力操作モード」状態を表す入力操作モード状態信号S5を生成し、入力情報信号変換部に送り、前記入力情報信号変換部は前記「特殊入力操作モード」状態を表す入力操作モード状態信号S5を受け取ると、前記入力情報信号変換部がこれ以降に受け取る入力情報信号S3に対し、タッチボタン押下による入力情報信号S3ならば、無効な入力情報信号S4として第2のメイン制御部に送り、タッチボタンに関係付けられているキースイッチ押下による入力情報信号S3ならば、関係付けられているタッチボタン押下による入力情報信号S4に変換して前記第2のメイン制御部に送ることを特徴とする操作パネルの入力操作切替方法。
- 装置の入力操作モードが「特殊入力操作モード」である状態にて、操作者が「通常入力操作モード」に切り替える場合、入力操作モード状態信号生成部は、前記「特殊入力操作モード」状態で操作切替検出信号S4を受けると、前記「通常入力操作モード」状態を表す入力操作モード状態信号S5を生成し、入力情報信号変換部に送り、前記入力情報信号変換部は、前記「通常入力操作モード」状態を表す入力操作モード状態信号S5を受け取ると、前記入力情報信号変換部がこれ以降に受け取る入力情報信号S3に対し、タッチボタン押下による入力情報信号S3ならば、有効な入力信号として第2のメイン制御部に送り、また、前記タッチボタンに関係付けられているキースイッチ押下による入力情報信号S3ならば、本来の前記キースイッチ押下による入力情報信号S6に変換して、前記第2のメイン制御部に送ることを特徴とする操作パネルの入力操作切替方法。
- 前記装置が、ファクシミリまたは複写機であることを特徴とする請求項1〜4または7のいずれか1項記載の操作パネル。
- 前記タッチパネルが、LCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)またはCRTディスプレイ上に設置されていることを特徴とする請求項1〜4または7のいずれか1項記載の操作パネル。
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