JPH1153165A - マンマシンインタフェース装置 - Google Patents

マンマシンインタフェース装置

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JPH1153165A
JPH1153165A JP21157497A JP21157497A JPH1153165A JP H1153165 A JPH1153165 A JP H1153165A JP 21157497 A JP21157497 A JP 21157497A JP 21157497 A JP21157497 A JP 21157497A JP H1153165 A JPH1153165 A JP H1153165A
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JP
Japan
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voice
button
screen
operation button
guidance
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Pending
Application number
JP21157497A
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English (en)
Inventor
Yoichi Kawabuchi
洋一 河渕
Yasutomi Mitsui
靖臣 光井
Hiroyasu Ito
伊藤  裕康
Akio Nakajima
昭夫 中島
Tomoyuki Atsumi
知之 渥美
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種機器の操作をより手軽にし、操作者が不慣
れであったり目が不自由であったりしても所望の指示を
確実に行うことができるようにする。 【解決手段】表示画面91A上に表示された操作ボタン
の操作者による操作に基づいて操作内容に応じた制御を
行うマンマシンインタフェース装置10において、音声
による操作案内のための音声出力手段110と、操作ボ
タンに対する第1の操作に基づいて当該操作ボタンに対
応する音声メッセージを音声出力手段110を用いて出
力する第1制御手段120と、操作ボタンに対する第2
の操作に基づいて当該操作ボタンが選択されたことを操
作対象に通知する第2制御手段101とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種機器の操作の
ためのマンマシンインタフェース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画面表示によって仮想の操作ボタ
ンを設ける手法が各種の分野で採用されている。操作者
は、画面における操作ボタンに対応した位置を指定する
ことにより、所望の指示を行うことができる。
【0003】例えば、パーソナルコンピュータの分野で
は、GUI(Graphical User Interface)が必須機能と
なっている。選択肢としての各種ファイルを示すアイコ
ンが表示されたとき、操作者はマウスに代表されるポイ
ンティングデバイスを操作してポインタ(マウスカーソ
ル)を所望のアイコンに重ねる。その状態でクリック又
はダブルクリックを行うと、ファイルに対する所定の処
理が実行される。この場合、アイコンが操作ボタンの役
割をもつ。
【0004】また、比較的に機能の豊富なOA機器や家
電製品、及びATM(自動現金支払い機)・券売機など
の公衆が利用する機器において、操作入力手段としてタ
ッチパネルが用いられている。タッチパネルはCRT・
LCDなどのディスプレイの上に組み付けられる。操作
者は、表示された操作ボタンを押すように表示面に触れ
ることによって所望の指示をする。
【0005】このように画面表示デバイスを操作に利用
すれば、画面を操作内容に応じて切換える対話形式の操
作を実現できるので、複雑な動作設定の操作を容易化す
ることができる。また、多数のキースイッチ(機械式又
は電子式)を配置する旧来のハードウェア式操作パネル
と比べて、パネルレイアウトが簡素となって操作者が手
軽さを感じるようになるとともに、操作パネル自体の小
型化も可能である。さらに、特に上述のタッチパネル形
式では、操作入力位置と操作ボタンの表示位置とが一致
しているので、操作者が直観的に所望の指示をすること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では、
操作者が操作に不慣れであると、操作ボタンに付される
名称だけではその操作ボタンの機能が分からず、操作に
戸惑ってしまうという問題があった。この問題の対処と
して、機能の説明文を各操作ボタン毎に表示することが
考えられるが、そうすると操作画面が繁雑になるだけで
なく、説明文を読むことが操作者にとって大きな負担と
なる。
【0007】一方、コンピュータの分野では画面内に説
明のための専用領域を設ける手法がある。しかし、不慣
れな操作者が説明の表示されていることに気づかない場
合があった。タッチパネル形式の操作パネルでは、コン
ピュータの操作におけるポインタによる位置指定とは違
って、操作者が表示面に触れるまで(確定操作が行われ
るまで)操作ボタンが特定されないので、説明のための
領域を設ける手法は適用されていなかった。さらに、従
来においては、目の不自由な人が操作をするのは困難で
あり、また、たとえ操作者が目の不自由な人でなかった
としても何らかの原因で表示が乱れたり消えたりする異
常が生じた場合に操作ができないという問題もあった。
【0008】本発明は、各種機器の操作をより手軽に
し、操作者が不慣れであったり目が不自由であったりし
ても所望の指示を確実に行うことができるようにするこ
とを目的としている。他の目的は、表示に異常が生じた
場合にも操作が可能となるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明においては、操作
の内容に応じて音声による操作案内を行うようにする。
操作案内としては、操作ボタンの機能の概略説明、次に
行うべき操作、新たに表示された操作画面のボタンレイ
アウトなどがある。例えば、感圧式タッチパネルを用い
る場合、操作ボタンを軽く押さえれば機能説明が行わ
れ、強く押さえればその操作ボタンに対応した設定処理
が行われるようにする。軽く押す代わりに1回だけ押す
ようにし(タッピング:マウス操作におけるクリックに
相当)、強く押す代わりに素早く続けて2回押す(ダブ
ルタッピング:マウス操作におけるダブルクリックに相
当)ようにしてもよい。
【0010】音声案内を行えば、操作が手軽になるとと
もに、仮に表示系が故障したとしても操作を行うことが
でき、操作対象装置の稼働率を損なわずにすむ。請求項
1の発明の装置は、表示画面上に表示された操作ボタン
の操作者による操作に基づいて操作内容に応じた制御を
行うマンマシンインタフェース装置であって、音声によ
る操作案内のための音声出力手段と、操作者による前記
操作ボタンに対する第1の操作に基づいて、当該操作ボ
タンに対応する音声メッセージを前記音声出力手段を用
いて出力する第1制御手段と、操作者による前記操作ボ
タンに対する第2の操作に基づいて、当該操作ボタンが
選択されたことを操作対象に通知する第2制御手段と、
を備えている。
【0011】請求項2の発明の装置においては、前記表
示画面に対応した位置入力手段として感圧形式の座標入
力デバイスが備えられ、前記第1制御手段は、前記第1
の操作として前記座標入力デバイスの操作面における前
記操作ボタンに対応した位置が押されたときに前記音声
メッセージを出力し、前記第2制御手段は、前記第2の
操作として前記第1の操作とは押圧力又は回数が異なる
ように前記位置が押されたときに当該操作ボタンが選択
されたことの通知を行う。
【0012】請求項3の発明の装置は、操作ボタンを含
む操作画面を表示する画面表示手段と、前記操作ボタン
を指定するための位置入力手段と、操作内容に応じた制
御信号を操作対象に出力する制御手段とを備えたマンマ
シンインタフェース装置であって、音声による操作案内
のための音声出力手段と、前記音声出力手段に対して、
前記操作ボタンに対する第1の操作に呼応して第1の音
声メッセージの出力を指示し、前記操作ボタンに対する
第2の操作に呼応して第2の音声メッセージの出力を指
示する音声案内制御手段と、を備えている。
【0013】請求項4の発明の装置においては、前記位
置入力手段として感圧形式の座標入力デバイスが備えら
れ、前記音声案内制御手段は、前記第1の操作として前
記座標入力デバイスの操作面における前記操作ボタンに
対応した位置が押されたときに前記第1の音声メッセー
ジの出力を指示し、前記第2の操作として前記第1の操
作とは押圧力又は回数が異なるように前記位置が押され
たときに前記第2の音声メッセージの出力を指示する。
【0014】請求項5の発明の装置は、操作画面を表示
する画面表示手段と、前記操作画面内の位置を指定する
ための位置入力手段と、操作内容に応じた制御信号を操
作対象に出力する制御手段とを備えたマンマシンインタ
フェース装置であって、音声による操作案内のための音
声出力手段と、特定の操作に呼応して前記画面表示手段
に対して操作画面の切換えを指示する表示制御手段と、
操作画面の切換えが行われたときに、新たに表示された
操作画面に対する音声メッセージの出力を前記音声出力
手段に対して指示する音声案内制御手段と、を備えてい
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る複写機1の構
成図である。複写機1は、本発明を適用したマンマシン
インタフェース装置である操作システム10、原稿を画
像データに変換するイメージリーダユニット20、電子
写真プロセスによって複写画像を用紙にプリントするプ
リンタユニット30、及び制御のタイミング調整を担う
CPU501から構成されている。操作システム10
は、操作パネル90、及び2個のCPU101,102
を備えている。イメージリーダユニット20は、ライン
走査形式の画像読取り機構であり、CPU301によっ
て制御される。プリンタユニット30は、複数の用紙収
納機構を備えており、サイズの異なる複数種の用紙を選
択的に用いてプリントすることが可能に構成されてい
る。プリンタユニット30の制御はCPU401が担
う。
【0016】操作パネル90による入力(指示操作)の
内容は、CPU102を介してCPU101へ通知され
る。CPU101は、操作の内容を示す制御データD1
0をCPU501へ出力し、CPU501からの状態表
示要求をCPU102に伝える。また、CPU101は
本発明に特有の音声案内の制御を行う。
【0017】CPU501は、制御データD10の入力
に呼応して、その内容に応じてCPU301,CPU4
01に対して所定の動作コマンドを与える。例えば、用
紙サイズが指定されたときには、指定されたサイズの用
紙の給紙をCPU401に要求する。また、複写の開始
が指示されたときには、CPU401に対して作像準備
を要求し、CPU401からの準備完了通知を受ける
と、CPU301に対してスキャンニングの開始を要求
する。
【0018】図2は操作パネル90の構成を示す平面
図、図3は画面表示の遷移の一例を示す図である。操作
パネル90には、対話形式の操作のための液晶タッチパ
ネル91、コピー枚数や倍率などの数値入力のためのテ
ンキー92、数値入力状態を初期化するためのクリアキ
ー93、全ての指定内容を初期化するためのパネルリセ
ットキー94、コピー動作の中止を指示するためのスト
ップキー95、コピー動作の開始を指示するためのスタ
ートキー96、音声による画面案内を実行させるための
画面案内キー97、及び音声案内のオンオフ設定のため
の音声モードキー98が配置されている。液晶タッチパ
ネル91は、液晶パネル(LCDモジュール)と感圧式
のタッチパネルとから構成されており、状態表示(ジャ
ム・サービスマンコールなどのトラブルの表示など)及
び用紙選択を含むモード設定の操作入力手段として用い
られる。LCDモジュールによって複数の操作ボタンを
含む操作画面が表示されているときに操作者が感応面に
触れると(タッチすると)、そのタッチ位置及び押圧力
を示す信号がタッチパネルからCPU102へ出力され
る。本実施形態では、押圧力が小さい場合、すなわち操
作者が軽く感応面にタッチした場合には、タッチ位置に
対応した操作ボタンの機能が音声で説明される。押圧力
が大きい場合には、テンキー92などのキースイッチ
(機械式又は電子式のハードキー)を押した場合と同様
に、操作ボタンに対する入力確定処理が行われる。
【0019】複写機1のメインスイッチがオンされたと
きに最初に表示される初期画面は、図3(A)のよう
に、状態表示エリアE1,E2、及び手動用紙選択モー
ドを指定するための用紙ボタンK20から構成されてい
る。図3(A)の例では、デフォルトモードである自動
用紙選択モードが設定されていることを表すため、状態
表示エリアE2が反転表示(文字が白で背景が黒)され
ている。作像系のウォームアップが完了すると、状態表
示エリアE1にはコピー可能である旨のメッセージ文と
コピー枚数の設定値とが表示される。
【0020】初期画面Q1において、操作者が用紙ボタ
ンK20を強く押すと、初期画面Q1に代えて用紙選択
画面Q2が表示される。用紙選択画面Q2は、図3
(B)のように、左側にオート用紙ボタンK24と3段
構成の用紙収納機構の模式図Z1とが配置され、右側に
選択可能な3つの用紙サイズ(A4Y,A3T,A4
T)のそれぞれに対応した用紙サイズボタンK21,K
22,K23が配置されたものである。サイズ記号の
「Y」は用紙の長手方向が読取りの主走査方向に対応す
る“横置き”を表し、「T」は用紙の長手方向が副走査
方向に対応する“縦置き”を表している。したがって、
例えば「A4Y」は横置きのA4サイズである。操作者
は用紙サイズボタンK21,K22,K23のいずれか
を強く押すことによって所望の用紙サイズを指定する。
なお、図3(B)の例では、現在の設定として用紙自動
選択モードが設定されていることを示すため、オート用
紙ボタンK24が反転表示されている。
【0021】図4は操作システム10の全体構成を示す
ブロック図である。操作システム10は、上述した構成
要素(操作パネル90、CPU101、CPU102)
に加えて、制御プログラムを記憶するROM103、プ
ログラム実行のワークエリアとなるRAM104、画面
表示に係わる画像データを記憶する画像ROM105、
ビットマップエリアとしてのVRAM106、VRAM
106に対するアドレス入力を切り換えるためのマルチ
プレクレクサ107、LCDモジュール91Aを制御す
るLCDコントローラ108、及び音声案内のための音
声出力部110を備えている。音声出力部110は、音
声合成回路110Aとスピーカ110Bとからなる。C
PU101にはソフトウェア機能上の構成要素として音
声案内制御部120及び表示制御部130が設けられて
いる。
【0022】操作パネル90における各キースイッチの
オンはキーマトリクス114によって検知される。CP
U102はキーマトリクス114及びタッチパネル91
Bからの信号が示す操作内容をコード化してCPU10
1に通知するとともに、CPU101からの表示指示に
従ってLED群115のオンオフ制御を行う。CPU1
01は、データバスを介してLCDコントローラ108
に操作画面の表示を指示するとともに、音声合成回路1
10Aに音声案内の実行を指示する。また、CPU10
1は、必要に応じてアドレスバス及びデータバスを介し
てVRAM106にアクセスし、表示データの書込みを
行う。なお、タッチパネルの具体例としては、タッチパ
ネル・システムズ株式会社製の超音波方式のタッチパネ
ル(商品名:IntelliTouch)がある。
【0023】図5は操作案内制御テーブルT1の内容を
示す図、図6はメッセージテーブルT2の内容を示す図
である。操作案内制御テーブルT1は、画面別に操作案
内に係わる制御データを管理するためのファイルであ
り、ROM103に格納されている。制御データの項目
は、画面に対して登録されている操作ボタンの数、操作
ボタンの位置を特定する座標、操作ボタンに対応した説
明メッセージ番号及び確定メッセージ番号、遷移先画
面、処理関数、及び引数である。説明メッセージ番号
は、操作者が操作ボタンに軽くタッチときに発せられる
音声メッセージを特定し、確定メッセージ番号は操作者
が操作ボタンを強く押したときに発せられる音声メッセ
ージを特定する。
【0024】メッセージテーブルT2は、メッセージ番
号と音声データとを対応づけるファイルであって、音声
合成回路110A内に格納されている。音声合成回路1
10Aは、CPU101からメッセージ番号が与えられ
ると、それに対応した音声データに基づいて音声信号を
生成してスピーカ110Bを駆動する。
【0025】本実施形態においては、操作ボタン別の個
別メッセージ(説明メッセージ及び確定メッセージ)と
ともに、操作位置が不適正である旨を告げたり、全ての
操作ボタンに共通の操作手順を知らせたりするための共
通メッセージC1,C2…が設けられている。また、確
定メッセージとして、入力が確定した旨を告げるととも
に、画面の切換えで新たに表示される画面(遷移先画
面)のレイアウト説明も行われる。例えば、図3で説明
したように、用紙ボタンK20が強く押され、表示が用
紙選択画面Q2に切り換わるときには、『用紙ボタンの
入力が確定しました。右側に上から下に向かって、1段
目、2段目、3段目の用紙サイズボタンが並んでいま
す。左側の上部にはオート用紙ボタンがあります。』と
いう音声メッセージが発せられる。このような説明は、
画面の概略の機能を理解を助け、特に不慣れな操作者や
目の不自由な操作者にとって有用である。
【0026】以下、フローチャートに基づいて操作シス
テム10の動作をさらに詳しく説明する。図7は操作シ
ステムのCPU101の概略の動作を示すメインフロー
チャートである。なお、CPU101が実行するプログ
ラムはROM103に格納されている。
【0027】複写機1のメインスイッチがオンされる
と、まず、各種の制御パラメータの初期化を行う(#
1)。これにより、液晶タッチパネル91には図3で説
明した初期画面Q1が表示されることになる。その後、
CPU102からの操作内容の通知を受けるキー入力処
理(#2)、音声案内の制御(#3)、他のCPU10
2,501との通信を含むその他の処理(#4)を順に
実行する。そして、1ルーチン時間長を規定する内部タ
イマの待ち合わせを行い(#5)、ステップ#2に戻
る。電源が投入されている間は、ステップ#2〜ステッ
プ#5の処理を繰り返す。
【0028】図8はキー入力処理サブルーチンのフロー
チャートである。液晶タッチパネル91に対する操作
(タッチ)の有無を判別し(#20)、タッチされた場
合はステップ#21〜#27の処理を行う。すなわち、
まず、置数nをリセットし(#21)、操作案内制御テ
ーブルT1を参照して現時点で表示されている画面に対
して操作ボタンが登録されているか否かをチェックする
(#22)。操作ボタンが登録されている場合は、置数
nをインクリメントし(#23)、その後に置数nが登
録ボタン数kを越えていないかどうかのチェックを行う
(#24)。置数nが登録ボタン数kを越えていない場
合は、タッチ位置が置数nに対応する操作ボタンの範囲
内であるか否かをチェックする(#25)。このチェッ
クでイエスであれば、操作者によってタッチされた操作
ボタンに対する入力処理を行い(#26)、メインルー
チンへリターンする。ステップ#25のチェックにおい
てノーであれば、ステップ#23に戻って他の操作ボタ
ンに注目し、以前に注目した操作ボタンと同様の処理を
実行する。置数nが登録ボタン数kを越えた場合は、操
作ボタンの範囲外がタッチされた場合であるので、その
旨を告げる共通メッセージC1を音声メッセージキュー
にセットする(#27)。これにより、『ボタンが存在
していません』という音声が再生されることになる。こ
こで音声メッセージキューは、音声合成装置210内の
FIFO形式のデータ格納エリアである。また、音声メ
ッセージ自体は音声合成回路110A内に格納されてい
る。
【0029】一方、液晶タッチパネル91に対するタッ
チが無かった場合には、ステップ#28へ進み、キース
イッチのオンエッジ検出を行う。キースイッチがオンさ
れた直後(すなわちオンエッジ)であれば、オンされた
キースイッチに対する入力処理を実行する(#29)。
タッチもキー操作も無かった場合は、そのままリターン
する。
【0030】図9は用紙ボタン処理サブルーチンのフロ
ーチャートである。このルーチンは、初期画面Q1の用
紙ボタンK20がタッチされた場合に、タッチされたボ
タンに対する入力処理として図8のステップ#26にお
いて実行される。
【0031】まず、受付可否条件のチェックを行う(#
60)。操作が禁止される条件の代表例としては「コピ
ー動作中である」が挙げられる。操作を受け付けてもよ
い場合は、押圧レベルPnewと予め設定されている閾
値L1とを比較する(#61)。Pnew<L1であれ
ば、軽くタッチされたものとみなし、タッチのオンエッ
ジか否かをチェックする(#62)。オンエッジであれ
ば、音声メッセージキューに用紙ボタンK20に対する
説明メッセージA1、及び入力確定の手順を知らせる共
通メッセージC2をセットする(#63、#64)。
【0032】一方、Pnew≧L1であれば、強くタッ
チされたもの、すなわち用紙ボタンK20の入力が確定
したものとみなし、初期画面Q1を用紙選択画面Q2に
切り換える画面遷移処理を行い(#65)、音声メッセ
ージキューに用紙ボタンK20に対する確定メッセージ
B1をセットする(#66)。
【0033】図10はA4Yボタン処理サブルーチンの
フローチャートである。このルーチンは、用紙選択画面
Q2におけるA4Yの用紙サイズボタンK21がタッチ
された場合に、タッチされたボタンに対する入力処理と
して図8のステップ#26において実行される。
【0034】ステップ#70〜#76で構成される本ル
ーチンの基本的な処理手順は図9と同様である。本ルー
チンにおいては、用紙サイズボタンK21が軽くタッチ
され且つオンエッジである場合に、音声メッセージキュ
ーに用紙サイズボタンK21に対する説明メッセージA
2がセットされる(#71〜#73)。また、用紙サイ
ズボタンK21が強くタッチされた場合には、用紙サイ
ズボタンK21の入力が確定したものとみなし、用紙選
択画面Q2を初期画面Q1に切り換える画面遷移処理を
行い(#75)、音声メッセージキューに用紙サイズボ
タンK21に対する確定メッセージB2をセットし(#
76)、A4Yの用紙が選択されたことを示す信号を制
御データD10としてCPU501に送信する(#7
7)。なお、この制御データD10を受けたCPU50
1は、プリンタユニット30のCPU401に対して、
A4Yの用紙を収容した用紙収容機構を選択する旨の指
令を出力する。
【0035】図11は画面案内キー処理サブルーチンの
フローチャートである。このルーチンは、適宜に操作パ
ネル90上の画面案内キー97がオンされた場合に、オ
ンされたキースイッチに対する入力処理として図8のス
テップ#29において実行される。
【0036】受付可否条件のチェックを行い(#9
0)、操作を受け付けてもよい場合であれば、表示され
ている画面に対して登録されている説明メッセージを順
に音声メッセージキューにセットしていく(#91〜#
94)。
【0037】図12は図7の音声案内サブルーチンのフ
ローチャートである。音声モードキー98の状態チェッ
クを行い(#30)、音声モードがオンであれば、メイ
ンフローの1ルーチン内で音声メッセージキューにセッ
トされた全てのメッセージ番号データを最古のものから
順に音声合成回路110Aに送り、音声メッセージの再
生を指示する(#31〜#34)。
【0038】以上の実施形態においては、タッチの押圧
力の大小で操作ボタンに対する操作を区別し、説明メッ
セージ又は確定メッセージを音声再生する例を挙げた
が、短時間内のタッチ回数で操作を区別することもでき
る。すなわち、タッチ位置及びタッチ圧力を検知する感
圧式タッチパネルだけでなく、タッチ位置のみを検知す
る一般的なタッチパネルを用いた操作システムにも本発
明を適用することができる。次にタッチ回数で操作を区
別する場合の処理の一例を説明する。
【0039】図13は他の実施形態に係る用紙ボタン処
理のフローチャートである。図9の例と同様に、まず、
受付可否条件のチェックを行う(#200)。操作を受
け付けてもよい場合は、オンエッジであることを確認し
(#201)、以前にタッチがあったことを示すタッチ
フラグの状態チェックを行う(#202)。タッチフラ
グがオフであれば、今回のタッチが初回のタッチであ
る。この場合は、タッチフラグをオンとする(#20
3)。そして、音声メッセージキューに用紙ボタンK2
0に対する説明メッセージA1、及び入力確定の手順を
知らせる共通メッセージC2をセットする(#204、
#205)。
【0040】一方、タッチフラグがオンであれば、タッ
チフラグをオフに戻し(#206)、初期画面Q1を用
紙選択画面Q2に切り換える画面遷移処理を行い(#2
07)、音声メッセージキューに用紙ボタンK20に対
する確定メッセージB1をセットする(#208)。
【0041】なお、タッチフラグは、電源投入時の初期
化処理やパネルリセットキー94のオンに呼応する入力
処理といった表示を初期画面に戻す処理においてもリセ
ットされる。本実施形態におけるタッチフラグはセット
から所定時間(例えば1秒)が経過しても2回目のタッ
チが検出されなかったときには自動的にリセットされる
ものとしてもよい。この場合、ボタンのシングルタッピ
ングで音声メッセージの出力を行い、ダブルタッピング
で当該ボタンの入力確定制御を行う構成とすることがで
きる。
【0042】
【発明の効果】請求項1乃至請求項5の発明によれば、
各種機器の操作がより手軽になり、操作者が不慣れであ
ったり目が不自由であったりしても所望の指示を確実に
行うことができるようになる。また、表示に異常が生じ
た場合にも操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写機の構成図である。
【図2】操作パネルの構成を示す平面図である。
【図3】画面表示の遷移の一例を示す図である。
【図4】操作システムの全体構成を示すブロック図であ
る。
【図5】操作案内制御テーブルの内容を示す図である。
【図6】メッセージテーブルの内容を示す図である。
【図7】操作システムのCPUの概略の動作を示すメイ
ンフローチャートである。
【図8】キー入力処理サブルーチンのフローチャートで
ある。
【図9】用紙ボタン処理サブルーチンのフローチャート
である。
【図10】A4Yボタン処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図11】画面案内キー処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図12】図7の音声案内サブルーチンのフローチャー
トである。
【図13】他の実施形態に係る用紙ボタン処理のフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 複写機(操作対象) 10 操作システム(マンマシンインタフェース装置) 91A LCDモジュール(画面表示手段) 91B タッチパネル(位置入力手段) 101 CPU(制御手段) 110 音声出力部(音声出力手段) 120 音声案内制御部(音声案内制御手段) 130 表示制御部(表示制御手段) A1,A2,A3 説明メッセージ(第1の音声メッセ
ージ) B1,B2 確定メッセージ(第2の音声メッセージ) D10 制御データ(制御信号) K10 オート用紙ボタン(操作ボタン) K20 用紙ボタン(操作ボタン) K21〜23 用紙サイズボタン(操作ボタン) Q1 初期画面(操作画面) Q2 用紙選択画面(操作画面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 裕康 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 中島 昭夫 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 渥美 知之 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面上に表示された操作ボタンの操作
    者による操作に基づいて操作内容に応じた制御を行うマ
    ンマシンインタフェース装置であって、 音声による操作案内のための音声出力手段と、 操作者による前記操作ボタンに対する第1の操作に基づ
    いて、当該操作ボタンに対応する音声メッセージを前記
    音声出力手段を用いて出力する第1制御手段と、 操作者による前記操作ボタンに対する第2の操作に基づ
    いて、当該操作ボタンが選択されたことを操作対象に通
    知する第2制御手段と、を備えたことを特徴とするマン
    マシンインタフェース装置。
  2. 【請求項2】前記表示画面に対応した位置入力手段とし
    て感圧形式の座標入力デバイスを備え、 前記第1制御手段は、前記第1の操作として前記座標入
    力デバイスの操作面における前記操作ボタンに対応した
    位置が押されたときに前記音声メッセージを出力し、 前記第2制御手段は、前記第2の操作として前記第1の
    操作とは押圧力又は回数が異なるように前記位置が押さ
    れたときに当該操作ボタンが選択されたことの通知を行
    う請求項1記載のマンマシンインタフェース装置。
  3. 【請求項3】操作ボタンを含む操作画面を表示する画面
    表示手段と、前記操作ボタンを指定するための位置入力
    手段と、操作内容に応じた制御信号を操作対象に出力す
    る制御手段とを備えたマンマシンインタフェース装置で
    あって、 音声による操作案内のための音声出力手段と、 前記音声出力手段に対して、前記操作ボタンに対する第
    1の操作に呼応して第1の音声メッセージの出力を指示
    し、前記操作ボタンに対する第2の操作に呼応して第2
    の音声メッセージの出力を指示する音声案内制御手段
    と、を備えたことを特徴とするマンマシンインタフェー
    ス装置。
  4. 【請求項4】前記位置入力手段として感圧形式の座標入
    力デバイスを備え、 前記音声案内制御手段は、前記第1の操作として前記座
    標入力デバイスの操作面における前記操作ボタンに対応
    した位置が押されたときに前記第1の音声メッセージの
    出力を指示し、前記第2の操作として前記第1の操作と
    は押圧力又は回数が異なるように前記位置が押されたと
    きに前記第2の音声メッセージの出力を指示する請求項
    3記載のマンマシンインタフェース装置。
  5. 【請求項5】操作画面を表示する画面表示手段と、前記
    操作画面内の位置を指定するための位置入力手段と、操
    作内容に応じた制御信号を操作対象に出力する制御手段
    とを備えたマンマシンインタフェース装置であって、 音声による操作案内のための音声出力手段と、 特定の操作に呼応して前記画面表示手段に対して操作画
    面の切換えを指示する表示制御手段と、 操作画面の切換えが行われたときに、新たに表示された
    操作画面に対する音声メッセージの出力を前記音声出力
    手段に対して指示する音声案内制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とするマンマシンインタフェース装置。
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