JP2011063366A - 呼び登録案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性を向上することができる呼び登録案内装置を提供することを目的とする。
【解決手段】少なくともエレベータの乗りかご11内あるいは乗り場13のいずれか一方に設けられタッチパネルの操作面に割り当てられた複数の主操作領域への入力に応じて乗りかご11の呼び登録を行う呼び登録部4と、前記一方に設けられ音声を出力可能な音声出力部3と、操作面に割り当てられる複数の主操作領域とは異なる操作領域に入力がなされた際に、音声出力部3を制御し呼び登録を案内する音声案内を行う制御部6とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータの呼び登録を案内する呼び登録案内装置に関するものである。
従来のエレベータの呼び登録案内装置として、例えば、特許文献1には、操作を必要とする操作ボタンを指等で指示すると、非接触式センサが動作して実際にボタンを押す前に音響的または光学的手段により該操作ボタンの種類を案内するエレベータの操作ボタンによる登録装置が開示されている。これにより、このエレベータの操作ボタンによる登録装置は、例えば、利用者が操作を必要とする操作ボタンの適否を事前に知ることができ、意図しない種類の操作ボタンを誤って押してしまうことを防止することができる。
特開2002−37552号公報
ところで、上述のような特許文献1に記載されているエレベータの操作ボタンによる登録装置では、例えば、より確実な誤操作の防止や視覚障害をもつ人々、高齢者等視覚機能の低下している人々などによる操作時の負荷の低減など、さらなる操作性の向上が望まれていた。
そこで本発明は、操作性を向上することができる呼び登録案内装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による呼び登録案内装置は、少なくともエレベータの乗りかご内あるいは乗り場のいずれか一方に設けられタッチパネルの操作面に割り当てられた複数の主操作領域への入力に応じて前記乗りかごの呼び登録を行う呼び登録部と、前記一方に設けられ音声を出力可能な音声出力部と、前記操作面に割り当てられる前記複数の主操作領域とは異なる操作領域に入力がなされた際に、前記音声出力部を制御し前記呼び登録を案内する音声案内を行う制御部とを備えることを特徴とする。
また、上記呼び登録案内装置では、前記制御部は、前記操作面に割り当てられる前記複数の主操作領域とは異なる操作領域であって前記複数の主操作領域にそれぞれ対応した副操作領域に入力がなされた際に、当該副操作領域に対応する前記主操作領域に関する音声案内を行い前記呼び登録を案内する音声案内を行ってもよい。
また、上記呼び登録案内装置では、前記呼び登録装置は、画像を表示可能な表示部と、前記表示部を覆うように設けられ前記画像を視認可能に前記操作面を構成する前記タッチパネルとを有し、前記制御部は、前記表示部を制御し音声案内に応じて前記画像の表示態様の変更を行ってもよい。
また、上記呼び登録案内装置では、前記一方に前記呼び登録部とは別個に設けられる案内ボタンを備え、前記制御部は、前記案内ボタンが押された際に、前記表示部及び前記音声出力部を制御し前記画像の表示態様の変更と当該表示態様の変更に応じた音声案内とを行ってもよい。
また、上記呼び登録案内装置では、前記呼び登録部の周囲の利用者を検出可能な検出部を備え、前記制御部は、前記検出部が前記利用者を検出した後、予め設定される期間、前記呼び登録装置へ入力がなされなかった際に、前記表示部及び前記音声出力部を制御し前記画像の表示態様の変更と当該表示態様の変更に応じた音声案内とを行ってもよい。
また、上記呼び登録案内装置では、前記操作面を囲うように設けられ表面の摩擦係数が異なる複数の枠領域を含む枠部材を備え、前記制御部は、前記複数の操作領域と前記複数の枠領域との対応関係に関する音声案内を行ってもよい。
また、上記呼び登録案内装置では、前記操作面に振動を発生させる振動発生部を備え、前記制御部は、前記複数の操作領域と前記振動発生部が発生させる前記振動との対応関係に関する音声案内を行ってもよい。
また、上記呼び登録案内装置では、前記タッチパネルは、入力形式を前記操作面への入力に伴った圧力変化に応じて当該入力を検出する感圧式と当該感圧式とは異なる非感圧式とに切り替え可能であり、前記制御部は、前記表示部の前記画像の表示態様と前記タッチパネルの入力形式とを変更することで、前記表示部により前記主操作領域の数を相対的に多くかつ当該主操作領域の大きさを相対的に小さく表示すると共に前記タッチパネルを前記非感圧式に設定する第1モードと、前記表示部により前記主操作領域の数を相対的に少なくかつ当該主操作領域の大きさを相対的に大きく表示すると共に前記タッチパネルを前記感圧式に設定する第2モードとに切り替え可能であってもよい。
本発明に係る呼び登録案内装置によれば、操作性を向上することができる。
図1は、実施形態1に係る呼び登録案内装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態1に係る乗りかごの概略構成を示す模式的斜視図である。 図3は、実施形態1に係る乗り場の概略構成を示す模式的正面図である。 図4は、実施形態1に係る乗りかご操作盤の概略構成を示す模式的正面図である。 図5は、実施形態1に係る乗り場操作盤の概略構成を示す模式的正面図である。 図6は、実施形態1に係る呼び登録案内装置の操作案内制御を説明するフローチャートである。 図7は、実施形態2に係る呼び登録案内装置の概略構成を示すブロック図である。 図8は、実施形態2に係る乗りかご操作盤の概略構成を示す模式的正面図である。 図9は、実施形態2に係る乗り場操作盤の概略構成を示す模式的正面図である。 図10は、実施形態2に係る呼び登録案内装置の操作案内制御における平常待機モードを説明するフローチャートである。 図11は、実施形態2に係る呼び登録案内装置の操作案内制御における操作案内モードを説明するフローチャートである。 図12は、実施形態3に係る呼び登録案内装置の概略構成を示すブロック図である。 図13は、実施形態3に係る乗りかご操作盤の概略構成を示す模式的正面図である。 図14は、実施形態3に係る乗り場操作盤の概略構成を示す模式的正面図である。 図15は、実施形態4に係る乗りかご操作盤の概略構成を示す模式的正面図である。 図16は、実施形態4に係る乗り場操作盤の概略構成を示す模式的正面図である。 図17は、実施形態5に係る呼び登録案内装置の概略構成を示すブロック図である。 図18は、実施形態6に係る呼び登録案内装置の操作案内制御における操作案内モードを説明するフローチャートである。
以下に、本発明に係る呼び登録案内装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る呼び登録案内装置の概略構成を示すブロック図、図2は、実施形態1に係る乗りかごの概略構成を示す模式的斜視図、図3は、実施形態1に係る乗り場の概略構成を示す模式的正面図、図4は、実施形態1に係る乗りかご操作盤の概略構成を示す模式的正面図、図5は、実施形態1に係る乗り場操作盤の概略構成を示す模式的正面図、図6は、実施形態1に係る呼び登録案内装置の操作案内制御を説明するフローチャートである。
本実施形態の呼び登録案内装置1は、図1に示すように、表示装置2と、音声出力部としてのスピーカ3と、呼び登録部としての呼び登録装置4と、荷重検知装置5と、これらの駆動を制御する制御部としての制御装置6とを備える。
図1に示す本実施形態の呼び登録案内装置1が適用されるエレベータは、昇降路10(図3参照)内に配置された乗りかご11が当該昇降路10内を昇降することで任意の目的階に移動することができるものである。乗りかご11の昇降は、乗りかご11の昇降駆動部12の駆動を制御装置6が制御することで行われる。制御装置6は、例えば、エレベータの乗りかご11内や乗り場13に設けられる呼び登録部としての呼び登録装置4への利用者14による操作入力に応じて登録される乗りかご11の呼び登録に基づいて、昇降駆動部12の駆動を制御し乗りかご11の運転を制御し、呼び登録に応じた指定の目的階に移動させる。
ここで、表示装置2、音声出力部としてのスピーカ3及び入力部としての呼び登録装置4は、少なくともエレベータの乗りかご11内又は乗り場13のいずれか一方に設けられるものであり、ここでは、乗りかご11内と乗り場13との両方にそれぞれ設けられている。つまり、本実施形態の呼び登録案内装置1は、表示装置2として乗りかご11内に設けられる乗りかご表示装置2A及び乗り場13に設けられる乗り場表示装置2Bを備え、スピーカ3として乗りかご11内に設けられる乗りかごスピーカ3A及び乗り場13に設けられる乗り場スピーカ3Bを備え、呼び登録装置4として乗りかご11内に設けられる乗りかご呼び登録装置4A及び乗り場13に設けられる乗り場呼び登録装置4Bを備える。
なお、以下の説明では、表示装置2、スピーカ3、呼び登録装置4に関し、乗りかご11と乗り場13とを区別して説明する必要がある場合には、それぞれ、「乗りかご表示装置2A」、「乗りかごスピーカ3A」、「乗りかご呼び登録装置4A」、あるいは、「乗り場表示装置2B」、「乗り場スピーカ3B」、「乗り場呼び登録装置4B」といい、特に区別して説明する必要がない場合には単に「表示装置2」、「スピーカ3」、「呼び登録装置4」という。以下で説明する「操作面41」、「主操作領域42」、「副操作領域43」などについても同様である。
乗りかご11は、図2に示すように、利用者14が乗ったり荷物を乗せたりするための構造物である。乗りかご11は、メインロープが接続され昇降路10(図3参照)内に配置される。乗りかご11は、昇降駆動部12(図1参照)、例えば、電動機などが駆動することでメインロープを巻き上げる巻上機や油圧式駆動装置などが駆動することで昇降路10内を昇降移動することができる。乗りかご11は、天井11aとかご床11bと側壁11cとにより囲まれた概略箱状であり、四方を囲む側壁11cのうちの一面に出入口15aを有し、この出入口15aを開閉可能な乗りかご扉装置15が設けられている。
乗り場13は、図3に示すように、利用者14が乗りかご11に対して乗降したり、荷物を乗りかご11に対して積み下ろしたりするための場所である。乗り場13は、乗りかご11が設けられた昇降路10に通じる乗降口16aが設けられ、この乗降口16aを開閉可能な乗り場扉装置16が設けられている。
乗りかご扉装置15と乗り場扉装置16とは、制御装置6により開閉制御されている。乗りかご扉装置15と乗り場扉装置16とは、乗りかご11が乗り場13に着床して停止した際に制御装置6の制御により互いに連動して開き、これにより、乗りかご11と乗り場13との間での利用者14の乗降や荷物の積み下ろしが可能となる。
そして、乗りかご11は、図2に示すように、乗りかご扉装置15の近傍に乗りかご操作盤17が設けられ、乗り場13は、図3に示すように、乗り場扉装置16の近傍に乗り場操作盤18が設けられる。
乗りかご操作盤17は、乗りかご11内の利用者14が種々の操作を行うものであり、図4に示すように、鉛直方向上側から下側に向かって乗りかごスピーカ3A、乗りかご表示装置2A、乗りかご呼び登録装置4A、扉開閉ボタン19の順で設けられている。
乗り場操作盤18は、乗り場13の利用者14が種々の操作を行うものであり、図5に示すように、鉛直方向上側から下側に向かって乗り場スピーカ3B、乗り場呼び登録装置4Bの順で設けられている。なお、本実施形態の乗り場表示装置2Bは、図3に示すように、乗り場扉装置16の鉛直方向上側に設けられているが、この乗り場操作盤18に設けられていてもよい。
そして、表示装置2は、エレベータの乗りかご11の運転方向、現在階などの種々の運行情報を表示するものである。乗りかご表示装置2Aは、乗りかご11内の利用者14に対して種々の運行情報を表示する。乗り場表示装置2Bは、乗り場13の利用者14に対して種々の運行情報を表示する。
スピーカ3は、音声出力部であり、例えば、エレベータの乗りかご11の種々の運行情報を放送案内する音声を出力可能なものである。乗りかごスピーカ3Aは、乗りかご11内の利用者14に対して種々の放送案内をする。乗り場スピーカ3Bは、乗り場13の利用者14に対して種々の放送案内をする。
呼び登録装置4は、呼び登録部であり、利用者14による操作入力に応じていわゆる呼び登録をするものである。
乗りかご呼び登録装置4Aは、乗りかご11内の利用者14の操作が入力され、この操作入力に応じて乗りかご呼び登録を行う。乗りかご呼び登録装置4Aによる乗りかご呼び登録とは、利用者14の目的の行先階の登録(行先階登録)である。乗りかご呼び登録装置4Aは、利用者14の操作入力に応じて乗りかご呼び登録信号を制御装置6に送信する。
乗り場呼び登録装置4Bは、乗り場13の利用者14の操作が入力され、この操作入力に応じて乗り場呼び登録を行う。乗り場呼び登録装置4Bによる乗り場呼び登録とは、乗りかご11を現在の乗り場13の階床に呼ぶための登録(かご呼び登録)である。乗り場呼び登録装置4Bは、利用者14の操作入力に応じて乗り場呼び登録信号を制御装置6に送信する。
なお、本実施形態の呼び登録装置4は、いわゆるタッチパネル式の呼び登録装置である。この呼び登録装置4の構成については後で詳細に説明する。
扉開閉ボタン19は、利用者14による乗りかご扉装置15、乗り場扉装置16の開閉操作が入力されるものである。扉開閉ボタン19は、利用者14により押圧操作されることで、これに応じて扉開閉信号を制御装置6に送信する。
図1に戻って、荷重検知装置5は、かご床11b(図2参照)に設けられており、このかご床11bに作用する荷重を検知するものである。荷重検知装置5は、検知した荷重信号を制御装置6に送信する。
制御装置6は、制御部であり、通常の形式の双方向コモン・バスにより相互に連結されたCPU(中央演算処理装置)、所定の制御プログラム等を予め記憶しているROM(Read Only Memory)、CPUの演算結果を一時記憶するRAM(Random Access Memory)、予め用意されたマップデータ等の情報を記憶するバックアップRAM及び入出力ポート装置を有するマイクロコンピュータ及び駆動回路を備えている。制御装置6は、エレベータの各部と電気的に接続され各部を制御するものである。制御装置6は、少なくとも機能概念的に、エレベータ運転制御装置61と、後述する操作案内制御装置62とを含んで構成される。なお、エレベータ運転制御装置61と操作案内制御装置62とは、これに限らずそれぞれ別体の制御装置とした上で互いに接続することで構成されてもよい。
エレベータ運転制御装置61は、エレベータの運転制御を行うものである。エレベータ運転制御装置61は、乗りかご呼び登録装置4Aから受信した乗りかご呼び登録信号に応じてこの乗りかご呼び登録信号に対応する階床を行先階として記憶部に登録する(乗りかご呼び登録処理)。また、エレベータ運転制御装置61は、乗り場呼び登録装置4Bから受信した乗り場呼び登録信号に応じてこの乗り場呼び登録信号に対応する階床を乗りかご11を停止させる階床として記憶部に登録する(乗り場呼び登録処理)。そして、エレベータ運転制御装置61は、登録した呼び登録に応じて昇降駆動部12の駆動を制御し、乗りかご11を呼び登録に応じた指定の目的階に移動させる。
このとき、エレベータ運転制御装置61は、表示装置2の表示情報、スピーカ3の音声案内情報を運転状態に応じて適宜選択し表示装置2、スピーカ3に送信しこれらを制御する(表示、音声案内の選択制御)。また、エレベータ運転制御装置61は、扉開閉ボタン19から受信した扉開閉信号に応じて乗りかご扉装置15、乗り場扉装置16を開閉制御する。また、エレベータ運転制御装置61は、荷重検知装置5から受信した荷重信号に応じて種々の制御を行う。また、エレベータ運転制御装置61は、後述の操作案内制御装置62と呼び登録信号の発生状況の送受信を行う。
上記のように構成されるエレベータでは、例えば、利用者14は、現在階より上へ移動したければ、乗り場呼び登録装置4Bを操作してアップ呼び登録を行い、下へ移動したければ乗り場呼び登録装置4Bを操作してダウン呼び登録を行う。そして、利用者14は、乗りかご11が現在階の乗り場13に着床した後、乗りかご11に乗り、乗りかご呼び登録装置4Aを操作して行先階を選択し登録することで、乗りかご11を目的階に移動させることができる。
ところで、このようなエレベータに適用される呼び登録装置4では、例えば、より確実な誤操作の防止や視覚障害をもつ人々、高齢者等視覚機能の低下している人々などによる操作時の負荷の低減など、さらなる操作性の向上が望まれている。
例えば、エレベータの呼び登録装置としては、最も一般的なものとして押しボタン式のものがある。このような押しボタン式の呼び登録装置では、例えば、利用者14が視覚障害をもつ人や高齢者等視覚機能の低下している人などである場合にそなえて、呼び登録装置の周辺に操作案内用の点字を設けたり、押しボタン式の呼び登録装置のボタン上に矢印や数字などの凸文字を設けたりすることで、利用者14が指で触れることで何を意味するボタンであるかを認識できるようにしたものがある。
一方、このようなエレベータの呼び登録装置では、押しボタン式の他にいわゆるタッチパネル式の呼び登録装置がある。この場合、例えば、利用者14が視覚障害をもつ人や高齢者等視覚機能の低下している人などである場合にそなえて、タッチパネル上に矢印や数字などの凸文字を設けると、利用者14が指で触れてそれを認識する前に呼び登録がなされてしまうおそれがあることから、これを回避するためには凸文字を点字と同様に呼び登録装置の周辺にもうけることになってしまう。この場合、利用者14が健常者であれば円滑にエレベータの利用が可能であるが、利用者14が視覚障害をもつ人や高齢者等視覚機能の低下している人などである場合には、呼び登録に際してまず呼び登録装置を探すところから始まり、仮に呼び登録装置を特定できても登録装置付近の点字の案内や凸文字を探して解読する必要があることから、操作時の負荷が相対的に高くなり、操作性が悪化するおそれがある。またこの場合、点字や凸文字を探している途中で意図せずにタッチパネルに触れて誤操作してしまい必要のない呼び登録を行ってしまう可能性があり、これにより操作性が悪化するおそれもある。
また、例えば、押しボタンを押圧操作する際に非接触式センサが動作して実際にボタンを押す前に音響的または光学的手段によりこの押しボタンの種類を案内する呼び登録装置もある。しかしながらこの場合、例えば、利用者14が手を下から持ち上げてある位置に止めた場合などに、非接触式センサが手を持ち上げる動作の途中で反応してしまうことで利用者14の操作を誤検出し、この結果、最終的に手を止めた位置にあるボタンの種類と、実際に案内されるボタンの種類とが一致せず、これにより操作性が悪化するおそれもある。また、ボタンを指示すると案内が行われることをしならない利用者14は、まず手探りでいずれかのボタンにふれてしまうことがあるため、ボタンの種類の案内が行われる前に誤操作してしまうおそれもある。
そこで、本実施形態のエレベータに適用される呼び登録案内装置1は、少なくとも呼び登録装置4の操作面41に割り当てられる複数の操作領域のうち複数の主操作領域42とは異なる操作領域に入力がなされた際に、制御装置6がスピーカ3を制御し呼び登録を案内する音声案内を行うことで、操作性の向上を図っている。言い換えれば、本実施形態の呼び登録案内装置1は、操作面41の操作領域に複数の意味づけを行って複数の操作領域を割り当てることで、これら複数の操作領域に応じて適切な音声案内を行い、これにより、操作性の向上を図っている。
具体的には、図4、図5に示すように、呼び登録装置4は、複数の操作領域を含む操作面41に利用者14による操作が入力されるものであり、いわゆるタッチパネル式の登録装置である。呼び登録装置4は、操作面41に複数の操作領域、ここでは、少なくとも主操作領域42と副操作領域43とが割り当てられている。
ここで、タッチパネル式の呼び登録装置4は、表示部としての表示パネル44とタッチパネル45とを含み、これらが一体的に組み合わされて構成される。表示パネル44は、画像を表示可能なものである。表示パネル44は、例えば、液晶表示装置などの種々の画像表示装置により構成され、制御装置6の制御により画面表示内容を変更可能である。タッチパネル45は、表示パネル44を覆うように積層して設けられ表示パネル44が表示する画像を利用者14が視認可能に操作面41を構成するものである。タッチパネル45は、光透過性の高い材料により構成され、その表面(表示パネル44側とは反対側の面)が操作面41をなす。タッチパネル45は、いわゆる座標入力装置であり、表示パネル44に表示された情報や画像に対応した操作領域に利用者14が触れることで、触れられた画面位置の座標情報を感知して外部へ情報信号として出力する。すなわち、タッチパネル45は、表示パネル44に表示された画像情報から所望の情報を選択する動作を検出する。タッチパネル45は、例えば、抵抗膜式、赤外線式、電磁誘導式、静電容量式、音響パルス式、表面弾性波式など種々の形式のものを適用可能である。この呼び登録装置4は、表示パネル44、タッチパネル45の全体が矩形状に構成され、操作面41の四方を囲うように枠部材46が設けられる。
主操作領域42は、表示パネル44が表示する画像に応じて操作面41に割り当てられる複数の操作領域のうち、利用者14がエレベータの呼び登録操作を行う際の主となる操作領域であるのに対して、副操作領域43は、呼び登録操作を行う際の副となる操作領域である。主操作領域42は、呼び登録にかかわる表示(行先階の数字や矢印など)が割り当てられた操作領域であり、副操作領域43は、操作面41において主操作領域42の近傍に従属する形で割り当てられた操作領域である。つまり、呼び登録装置4は、基本的には、タッチパネル45の操作面41に割り当てられた複数の主操作領域42への入力に応じて乗りかご11の呼び登録を行う。そして、副操作領域43は、少なくとも操作面41に割り当てられる複数の主操作領域42とは異なる操作領域の一部をなすものであって複数の主操作領域42にそれぞれ対応して複数割り当てられる。本実施形態の主操作領域42は、円形状の領域であるのに対して、副操作領域43は、この主操作領域42の周囲を囲うようにして割り当てられる円環状の領域である。なお、この主操作領域42と副操作領域43との関係は、図4、図5に例示される関係には限らない。
さらに具体的には、乗りかご呼び登録装置4Aは、図4に示すように、操作面41Aに目的の行先階に応じた複数の主操作領域42Aが割り当てられており、すなわち、表示パネル44により行先階の数字(ここでは1〜6)を含む複数の円形領域の画像が表示されており、この形状に応じて操作有効範囲(触れると応答する範囲)が割り当てられている。基本的には、利用者14は、操作面41Aの複数の主操作領域42Aのいずれかに触れることで、タッチパネル45がこの利用者14の操作を検出し、これにより、触れられた主操作領域42Aに応じた目的の行先階を呼び登録することができる。そして、乗りかご呼び登録装置4Aは、操作面41Aにおいて、複数の主操作領域42Aに対応してそれぞれ副操作領域43Aが割り当てられており、すなわち、表示パネル44により前記円形領域を囲み包括する円環領域の画像が表示されており、この形状に応じて操作有効範囲が割り当てられている。
乗り場呼び登録装置4Bは、図5に示すように、操作面41Bに乗りかご11を現在の乗り場の階床に呼ぶためのアップ呼び登録とダウン呼び登録とに応じた2つの主操作領域42Bが割り当てられており、すなわち、表示パネル44により鉛直方向上側に向かう矢印(↑)又は鉛直方向下側に向かう矢印(↓)を含む2つの円形領域の画像が表示されており、この形状に応じて操作有効範囲が割り当てられている。基本的には、利用者14は、操作面41Bの2つの主操作領域42Bのいずれかに触れることで、タッチパネル45がこの利用者14の操作を検出し、これにより、触れられた主操作領域42Bに応じたアップ呼び又はダウン呼びを登録することができる。そして、乗り場呼び登録装置4Bは、操作面41Bにおいて、2つの主操作領域42Bに対応してそれぞれ副操作領域43Bが割り当てられており、すなわち、表示パネル44により前記円形領域を囲み包括する円環領域の画像が表示されており、この形状に応じて操作有効範囲が割り当てられている。
そして、制御装置6の操作案内制御装置62は、主として操作案内制御を実行するものである。操作案内制御装置62は、少なくとも主操作領域42とは異なる操作領域に利用者14による操作が入力された際に、スピーカ3を制御し呼び登録を案内する音声案内を行う。つまり、操作案内制御装置62は、スピーカ3に呼び登録を促す音声案内を行わせる。この場合、操作案内制御装置62は、スピーカ3への音声案内情報を運転状態に応じて適宜選択しスピーカ3に送信しこのスピーカ3制御する(音声案内の選択制御)。つまり、操作案内制御装置62は、タッチパネル式の呼び登録装置4の操作方法に関する音声案内情報を適宜選択して、当該音声案内情報に応じた音声案内信号を生成しスピーカ3に送信する。さら言えば、本実施形態の操作案内制御装置62は、主操作領域42とは異なる操作領域をなす副操作領域43に利用者14による操作が入力された際に、スピーカ3を制御し副操作領域43に対応する主操作領域42に関する音声案内を行い呼び登録を案内する音声案内を行う。また、操作案内制御装置62は、上述したようにエレベータ運転制御装置61と呼び登録信号の発生状況の送受信を行う。
次に、図6のフローチャートを参照して、本実施形態に係る呼び登録案内装置1の操作案内制御の一例を説明する。なお、これらの制御ルーチンは、数msないし数十ms毎の制御周期で繰り返し実行される。
操作案内制御装置62は、呼び登録装置4に対して何も操作されていない状態であれば呼び登録装置4からエレベータ運転制御装置61を経由して受信する呼び登録信号に基づいて、利用者14による主操作領域42への操作入力があるか否かを判定する(S100)。
操作案内制御装置62は、主操作領域42への操作入力がないと判定した場合(S100:No)、呼び登録装置4から受信する呼び登録信号に基づいて、利用者14による副操作領域43への操作入力があるか否かを判定する(S102)。
S100にて操作案内制御装置62により主操作領域42への操作入力があると判定された場合(S100:Yes)、呼び登録装置4は、通常呼び登録信号送信処理として、操作入力があった主操作領域42に応じた呼び登録信号を通常呼び登録信号としてエレベータ運転制御装置61へ送信する(S104)。そして、エレベータ運転制御装置61は、呼び登録完了処理として、呼び登録装置4から受信した通常呼び登録信号に応じて呼び登録を行い、これに基づいて乗りかご11の運転制御を実行し(S106)、現在の制御周期を終了し、次の制御周期に移行する。
操作案内制御装置62は、S102にて副操作領域43への操作入力がないと判定した場合(S102:No)、現在の制御周期を終了し、次の制御周期に移行する。S102にて操作案内制御装置62により副操作領域43への操作入力があると判定された場合(S102:Yes)、呼び登録装置4は、仮呼び登録信号の送信処理として、エレベータ運転制御装置61を経由して、操作入力があった副操作領域43に応じた呼び登録信号を仮呼び登録信号として操作案内制御装置62へ送信する(S108)。
操作案内制御装置62は、仮呼び登録内容の案内処理として、呼び登録装置4から受信した仮呼び登録信号に応じて音声案内情報を選択し、音声案内情報に応じた音声案内信号を生成しスピーカ3に送信し、スピーカ3により、利用者14に対して仮呼び登録の内容を音声案内する(S110)。
例えば、図4に示す操作面41Aの「6」を含む主操作領域42Aを囲う副操作領域43Aに対して利用者14による操作入力があった場合、操作案内制御装置62は、乗りかごスピーカ3Aを制御し、副操作領域43に対応する主操作領域42に関する音声案内として、当該副操作領域43Aに応じた仮呼び登録信号に基づいた仮呼び登録内容を確認する旨の音声案内、例えば、「6階への移動登録です。」などの音声案内を行う。また、図5に示す操作面41Bの「↑」を含む主操作領域42Bを囲う副操作領域43Bに対して利用者14による操作入力があった場合、操作案内制御装置62は、乗り場スピーカ3Bを制御し、副操作領域43に対応する主操作領域42に関する音声案内として、当該副操作領域43Bに応じた仮呼び登録信号に基づいた仮呼び登録内容を確認する旨の音声案内、例えば、「上方向への移動登録です。」などの音声案内を行う。
次に、操作案内制御装置62は、登録決定操作の案内処理として、仮呼び登録の内容で登録を決定してよいか否かを確認する音声案内情報を選択し、この音声案内情報に応じた音声案内信号を生成しスピーカ3に送信し、スピーカ3により、仮呼び登録内容で登録を決定してよいか否かを音声案内する(S112)。操作案内制御装置62は、スピーカ3を制御し、S110で音声案内した仮呼び登録の内容で通常呼び登録を決定してよいか否かを確認し決定してよければ決定の操作入力を促す旨の音声案内、例えば、「この登録内容でよろしければ画面をもう一度触れてください。」などの音声案内を行う。
次に、操作案内制御装置62は、呼び登録装置4から受信する信号に基づいて、利用者14による操作面41(ここでは、例えば操作面41全体が有効操作範囲)への操作入力があるか否かを判定する(S114)。
操作案内制御装置62により操作面41への操作入力があると判定された場合(S114:Yes)、上述のS104に移行し、呼び登録装置4は、通常呼び登録信号を送信処理として、操作入力があった副操作領域43に応じた上述の仮呼び登録信号を通常呼び登録信号としてエレベータ運転制御装置61へ送信し(S104)、以降の処理を実行する。
操作案内制御装置62は、操作面41への操作入力がないと判定された場合(S114:No)、S112の登録決定操作の案内処理の完了時点からカウントアップしている経過時間が予め設定された所定時間をこえているか否かを判定する(S116)。
操作案内制御装置62は、経過時間が所定時間をこえていないと判定した場合(S116:No)、S114に戻って以降の処理を繰り返し実行する。操作案内制御装置62により経過時間が所定時間をこえていると判定された場合(S116:Yes)、呼び登録装置4は、仮呼び登録信号の取消処理として、エレベータ運転制御装置61を経由して、仮呼び登録信号の取り消し信号を操作案内制御装置62へ送信し、操作案内制御装置62は、呼び登録装置4から受信した仮呼び登録信号の取り消し信号に応じて現時点の仮呼び登録信号を取り消す(S118)。
そして、操作案内制御装置62は、仮呼び登録信号の取消案内処理として、S118で仮呼び登録が取り消されたことを案内する音声案内情報を選択し、この音声案内情報に応じた音声案内信号を生成しスピーカ3に送信し、スピーカ3により仮呼び登録が取り消されたことを音声案内する(S120)。操作案内制御装置62は、スピーカ3を制御し、仮呼び登録が取り消された旨の音声案内、例えば、「操作内容が取り消されました。」などの音声案内を行った後、現在の制御周期を終了し、次の制御周期に移行する。
この結果、この呼び登録案内装置1は、例えば、操作に不慣れな利用者14が呼び登録装置4の操作面41において誤って意図しない領域に触れてしまった場合であっても、主操作領域42以外の領域に操作が入力された際には呼び登録を案内する音声案内を行うことから、必要のない呼び登録が実行される可能性を大幅に低減することができ、確実に誤操作を防止することができる。
また、この呼び登録案内装置1は、利用者14が視覚障害をもつ人々や高齢者等視覚機能の低下している人々などである場合であっても、呼び登録を案内する音声案内にしたがって呼び登録などの操作を行うことができるので、例えば、点字の案内や凸文字を探して解読する必要がなく、よって、操作時の負荷を低減し容易な操作で呼び登録を行うことができ、触覚に頼る視覚障害をもつ人々や高齢者等視覚機能の低下している人々などにも配慮した良好な操作性を実現することができる。
以上で説明した本発明の実施形態に係る呼び登録案内装置1によれば、少なくともエレベータの乗りかご11内あるいは乗り場13のいずれか一方に設けられタッチパネル45の操作面41に割り当てられた複数の主操作領域42への入力に応じて乗りかごの呼び登録を行う呼び登録装置4と、少なくとも前記一方に設けられ音声を出力可能なスピーカ3と、操作面41に割り当てられる複数の主操作領域42とは異なる操作領域に入力がなされた際に、スピーカ3を制御し呼び登録を案内する音声案内を行う制御装置6とを備える。ここでは、スピーカ3と呼び登録装置4とは、乗りかご11内及び乗り場13にそれぞれ乗りかごスピーカ3A、乗り場スピーカ3B、乗りかご呼び登録装置4A、乗り場呼び登録装置4Bが設けられる。
したがって、呼び登録案内装置1は、主操作領域42以外の領域に操作が入力された際に呼び登録を案内する音声案内を行うことから、確実に誤操作を防止することができ、また、視覚障害をもつ人々、高齢者等視覚機能の低下している人々などによる操作時の負荷を低減することができ、この結果、操作性を向上することができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施形態に係る呼び登録案内装置1によれば、制御装置6は、操作面41に割り当てられる複数の主操作領域42とは異なる操作領域であって複数の主操作領域42にそれぞれ対応した副操作領域43に入力がなされた際に、この副操作領域43に対応する主操作領域42に関する音声案内を行い呼び登録を案内する音声案内を行う。したがって、呼び登録案内装置1は、利用者が行った副操作領域43への操作入力の内容を適宜確認することができ、これにより、より確実に誤操作を防止することができる。
なお、以上で説明した呼び登録案内装置1は、例えば、主操作領域42に利用者14による操作入力があった場合であっても、制御装置6がスピーカ3を制御し操作に関する音声案内を行うようにしてもよい。例えば、制御装置6は、上述のS100の判定で主操作領域42への操作入力があると判定した場合(S100:Yes)であっても、S110の仮呼び登録内容の案内処理やS112の登録決定操作の案内処理と同様な処理を実行するようにしてもよい。これにより、呼び登録案内装置1は、例えば、視覚障害をもつ人々、高齢者等視覚機能の低下している人々など利用者14が偶然に最初に主操作領域42に触れてしまった場合であっても、一度の操作で呼び登録が完了してしまうことを回避することができ、誤操作をさらに確実に防止することができ、操作性をさらに向上できる。
[実施形態2]
図7は、実施形態2に係る呼び登録案内装置の概略構成を示すブロック図、図8は、実施形態2に係る乗りかご操作盤の概略構成を示す模式的正面図、図9は、実施形態2に係る乗り場操作盤の概略構成を示す模式的正面図、図10は、実施形態2に係る呼び登録案内装置の操作案内制御における平常待機モードを説明するフローチャート、図11は、実施形態2に係る呼び登録案内装置の操作案内制御における操作案内モードを説明するフローチャートである。実施形態2に係る呼び登録案内装置は、状況に応じて表示部の表示態様を切り替える点で実施形態1に係る呼び登録案内装置とは異なる。その他、上述した実施形態と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略するとともに、同一の符号を付す。
図7乃至図11に示す本実施形態の呼び登録案内装置201は、状況に応じて表示パネル44の表示態様を切り替える。呼び登録案内装置201が備える制御装置6の操作案内制御装置62は、表示パネル44を制御し音声案内に応じて操作面41の画像の表示態様を変える。さらに言い換えれば、操作案内制御装置62は、呼び登録装置4の表示パネル44を制御し、音声案内と同期して操作面41の画像の表示態様を変えて、これにより操作面41の有効操作範囲の変更を行う。ここで、画像の表示態様とは、表示パネル44に表示される画像の形状、表示構成、色などの要素を含み、ここでは、操作案内制御装置62は、表示パネル44を制御し、例えば、表示パネル44に表示される画像の形状、表示構成、色などを変えることで画像の表示態様を変える。
そして、本実施形態の呼び登録案内装置201は、操作案内制御において複数のモードを有しており、操作案内制御装置62が状況に応じてスピーカ3による音声案内の内容と表示パネル44による画像の表示態様とを同期して変更することで操作案内制御のモードを変更することができる。言い換えれば、操作案内制御装置62は、操作案内制御における複数のモードに応じて、スピーカ3による音声案内と同期して表示パネル44による画像の表示態様を変更する変更制御を実行する。これにより、呼び登録案内装置201は、音声案内に応じて操作面41の画像の表示態様を切り替えて操作案内制御のモードを切り替えることで、必要に応じてさらなる操作性の向上を図ることができる。
本実施形態の呼び登録案内装置201は、操作案内制御における複数のモードとして、平常待機モードと操作案内モードとを有しておりこれらを状況に応じて切り替える。操作案内制御装置62は、平常待機モードと操作案内モードとを切り替える際に、スピーカ3を制御しモードを切り替える旨の音声案内を行い、この音声案内に応じて表示パネル44を制御し操作面41の画像の表示態様を変更する。ここで、平常待機モードは、操作案内制御において呼び登録装置4の操作に関する通常の音声案内を行なうモードであり、操作案内モードは、操作案内制御において利用者14による呼び登録操作を容易にするモード、さらに言えば、呼び登録装置4の操作に関するさらに詳細な音声案内を行うモードである。
ここでは、平常待機モードは、表示パネル44により主操作領域42の数を相対的に多くかつ当該主操作領域42の大きさを相対的に小さく表示するモードである。一方、操作案内モードは、表示パネル44により主操作領域(ここでは以下の上階登録操作領域47、下階登録操作領域48)の数を相対的に少なくかつ当該主操作領域の大きさを相対的に大きく表示するモードである。
平常待機モードにおける表示パネル44の画像の表示態様は、図8、図9に実線で示すように、上述した実施形態1と同様の表示態様である。これに対し、操作案内モードにおける表示パネル44の画像の表示態様は、図8、図9に点線で示すように、操作面41(41A、41B)に上階登録操作領域47(47A、47B)と下階登録操作領域48(48A、48B)とが割り当てられており、すなわち、表示パネル44により2つの矩形領域の画像が表示されており、この形状に応じて有効操作範囲が割り当てられている。上階登録操作領域47、下階登録操作領域48は、平常待機モードにおける主操作領域をなすものである。上階登録操作領域47、下階登録操作領域48は、平常待機モードにおける主操作領域42、副操作領域43と比較して拡大された操作領域であり、したがって操作案内モードにおける有効操作範囲は平常待機モードにおける有効操作範囲と比較して相対的に拡大されることとなる。そして、操作案内制御装置62は、操作案内モードにおいて、この拡大された主操作領域、すなわち、上階登録操作領域47、下階登録操作領域48に応じて呼び登録を案内する音声案内を行なうことで、さらなる操作性の向上を図ることができる。
なお、以下の説明では、呼び登録案内装置201は、操作面41への利用者14の操作入力に基づいて、音声案内に応じて表示パネル44の画像の表示態様を変えて、操作案内制御のモードを切り替えるものとして説明するがこれに限らない。呼び登録案内装置201は、図7、図8、図9に示すように、案内ボタンとしての音声案内ボタン7を備え、操作案内制御装置62は、利用者14により音声案内ボタン7が押された際に、表示パネル44及びスピーカ3を制御し画像の表示態様の変更とこの表示態様の変更に応じた音声案内とを行い、操作案内制御のモードを切り替えるようにしてもよい。音声案内ボタン7は、呼び登録装置4とは別個に設けられるものであり、利用者14によるより詳細な音声案内の開始要求操作が入力されるものである。言い換えれば、音声案内ボタン7は、操作案内制御におけるモードを利用者14による操作入力に応じて平常待機モードから操作案内モードに切り替えるためのものである。音声案内ボタン7は、利用者14により押圧操作されることで音声案内開始信号(モード切替信号)を制御装置6に送信する。これにより、呼び登録案内装置201は、操作案内制御装置62が音声案内ボタン7から受信した音声案内開始信号に応じて表示パネル44の画像の表示態様の変更とスピーカ3による表示態様の変更に応じた音声案内とを行うことで、利用者14の意思に応じて操作案内制御のモードを切り替え、すなわち、操作案内モードへの移行を実行することができる。
この場合、呼び登録案内装置201は、音声案内ボタン7として、乗りかご11内に設けられる乗りかご音声案内ボタン7A及び乗り場13に設けられる乗り場音声案内ボタン7Bを備える。乗りかご音声案内ボタン7Aは、図8に例示するように、乗りかご操作盤17の乗りかご呼び登録装置4Aと扉開閉ボタン19との間に設けられ、乗り場音声案内ボタン7Bは、図9に例示するように、乗り場操作盤18の乗り場呼び登録装置4Bの鉛直方向下側に設けられる。
次に、図10、図11のフローチャートを参照して本実施形態に係る呼び登録案内装置201の操作案内制御における平常待機モード、操作案内モードの一例を説明する。なお、これらの制御ルーチンは、数msないし数十ms毎の制御周期で繰り返し実行される。また、図10のS100からS120は、図6の実施形態1での説明と同様であるのでここではその説明をできるだけ省略する。
まず、図10の平常待機モードでは、操作案内制御装置62は、呼び登録装置4に対して何も操作されていない状態であれば平常待機モードを開始しS100以降の処理を実行する。そして、操作案内制御装置62は、S120にてスピーカ3により仮呼び登録が取り消されたことを音声案内した後に(S120)、操作案内モードの利用案内処理として、操作案内モードに移行するか否かを確認する音声案内情報を選択し、この音声案内情報に応じた音声案内信号を生成しスピーカ3に送信し、スピーカ3により、操作案内モードへの移行を決定してよいか否かを音声案内する(S122)。操作案内制御装置62は、スピーカ3を制御し、操作案内モードへの移行を決定してよければ決定の操作入力を促す旨の音声案内、例えば、「操作案内モードを利用する場合は画面に触れてください。」などの音声案内を行う。
次に、操作案内制御装置62は、呼び登録装置4から受信する信号に基づいて、利用者14による操作面41(ここでは、例えば操作面41全体が有効操作範囲)への操作入力があるか否かを判定する(S124)。
操作案内制御装置62は、操作面41への操作入力がないと判定した場合(S124:No)、S122の操作案内モードの利用案内処理の完了時点からカウントアップしている経過時間が予め設定された所定時間をこえているか否かを判定する(S126)。
操作案内制御装置62は、経過時間が所定時間をこえていないと判定した場合(S126:No)、S124に戻って以降の処理を繰り返し実行する。操作案内制御装置62は、経過時間が所定時間をこえていると判定した場合(S126:Yes)、現在の制御周期を終了し、次の制御周期に移行する。
操作案内制御装置62は、S124にて操作面41への操作入力があると判定した場合(S124:Yes)、操作案内モードの開始処理を実行して図11の操作案内モードに移行し(S128)、現在の制御周期を終了し平常待機モードを終了する。
次に、図11の操作案内モードでは、まず、操作案内制御装置62は、操作案内モードの開始処理として、呼び登録装置4の表示パネル44を制御し操作面41の画像の表示態様を例えば図8、図9に点線で示すように変えて、これにより操作面41の有効操作範囲の変更を行う(S200)。
次に、操作案内制御装置62は、操作面表示変更の案内処理として、操作面41の表示と操作内容を案内する音声案内情報を選択し、音声案内情報に応じた音声案内信号を生成しスピーカ3に送信し、スピーカ3により、利用者14に対して操作面41の表示と操作内容を音声案内する(S202)。操作案内制御装置62は、スピーカ3を制御し、操作面41の表示と操作内容を案内する旨の音声案内、例えば、乗りかご11内においては「現在階は3階です。移動したい階数分操作面の上部分、または、下部分に触れてください。」などの音声案内、乗り場13においては「上方向に向かう方は操作面の上部分を、下方向に向かう方は操作面の下部分に触れてください。」などの音声案内を行う。
次に、操作案内制御装置62は、呼び登録装置4から受信する信号に基づいて、利用者14による上階登録操作領域47への操作入力があるか否かを判定する(S204)。操作案内制御装置62は、上階登録操作領域47への操作入力がないと判定した場合(S204:No)、呼び登録装置4から受信する信号に基づいて、利用者14による下階登録操作領域48への操作入力があるか否かを判定する(S212)。
操作案内制御装置62は、上階登録操作領域47への操作入力があると判定した場合(S204:Yes)、経過時間のカウントリセット処理として、S204の上階登録操作領域47への操作入力の有無の判定が最初に行われた時点からカウントアップしている経過時間をリセットする(S206)。
そして、呼び登録装置4は、仮呼び登録信号の送信処理として、エレベータ運転制御装置61を経由して、操作入力があった操作領域、すなわち、上階登録操作領域47に応じた呼び登録信号を仮呼び登録信号として操作案内制御装置62へ送信する(S208)。
そして、操作案内制御装置62は、操作内容の案内処理として、呼び登録装置4から受信した仮呼び登録信号に応じて音声案内情報を選択し、音声案内情報に応じた音声案内信号を生成しスピーカ3に送信し、スピーカ3により、利用者14に対して入力された操作の種類と仮登録された仮呼び登録信号の内容を音声案内する(S210)。操作案内制御装置62は、スピーカ3を制御し、入力された操作の種類と仮登録された仮呼び登録信号の内容の音声案内、例えば、乗りかご11内においては「4階へ向かう登録を行います。」などの音声案内、乗り場13においては「上方向の登録を行います。」などの音声案内を行う。その後、操作案内制御装置62は、呼び登録装置4から受信する信号に基づいて、利用者14による下階登録操作領域48への操作入力があるか否かを判定する(S212)。
ここで、乗りかご11内においては、利用者14が選択可能な目的階が複数の場合もある。この場合、操作案内制御装置62は、S208の仮呼び登録信号の送信処理、S210の操作内容の案内処理では、利用者14が再度上階登録操作領域47を操作するたびに「4階へ向かう登録を行います。」→「5階へ向かう登録を行います。」→「6階へ向かう登録を行います。」などのように、順次加算された目的階の仮呼び登録信号が送信され、それに応じた音声案内を行うようにすればよい。また、例えば、最上階が6階である場合には、操作案内制御装置62は、「6階へ向かう登録を行います。」の後に再度上階登録操作領域47が操作された場合には「1階」から数えてもよいし、「4階」から数えてもよい。
操作案内制御装置62は、S212にて下階登録操作領域48への操作入力がないと判定した場合(S212:No)、S204の上階登録操作領域47への操作入力の有無の判定が最初に行われた時点からカウントアップしている経過時間が予め設定された所定時間をこえているか否かを判定する(S220)。
操作案内制御装置62、呼び登録装置4は、S212にて下階登録操作領域48への操作入力があると判定した場合(S212:Yes)、経過時間のカウントリセット処理(S214)、仮呼び登録信号の送信処理(S216)、操作内容の案内処理(S218)を実行した後、S204の上階登録操作領域47への操作入力の有無の判定が最初に行われた時点からカウントアップしている経過時間が予め設定された所定時間をこえているか否かを判定する(S220)。ここで、経過時間のカウントリセット処理(S214)、仮呼び登録信号の送信処理(S216)、操作内容の案内処理(S218)の一連の処理は、上述の経過時間のカウントリセット処理(S206)、仮呼び登録信号の送信処理(S208)、操作内容の案内処理(S210)の一連の処理において「上」を「下」に読み替えた処理とほぼ同様であるのでその詳細な説明は省略する。
操作案内制御装置62は、経過時間が所定時間をこえていないと判定した場合(S220:No)、S204に戻って以降の処理を繰り返し実行する。操作案内制御装置62は、経過時間が所定時間をこえていると判定した場合(S220:Yes)、仮呼び登録内容の案内処理として、呼び登録装置4から受信した仮呼び登録信号に応じて音声案内情報を選択し、音声案内情報に応じた音声案内信号を生成しスピーカ3に送信し、スピーカ3により、利用者14に対して仮呼び登録の内容を音声案内する(S222)。操作案内制御装置62は、スピーカ3を制御し、仮登録された仮呼び登録信号の内容の音声案内、例えば、「4階へ向かう登録がされています。」などの音声案内を行う。
次に、操作案内制御装置62は、登録決定操作の案内処理として、図6のS112と同様に、仮呼び登録の内容で登録を決定してよいか否かを確認する音声案内情報を選択し、この音声案内情報に応じた音声案内信号を生成しスピーカ3に送信し、スピーカ3により、仮呼び登録の内容で登録を決定してよいか否かを音声案内する(S224)。
次に、操作案内制御装置62は、図6のS114と同様に、呼び登録装置4から受信する信号に基づいて、利用者14による操作面41への操作入力があるか否かを判定する(S226)。
操作案内制御装置62は、操作面41への操作入力がないと判定された場合(S226:No)、図6のS116と同様に、S224の登録決定操作の案内処理の完了時点からカウントアップしている経過時間が予め設定された所定時間をこえているか否かを判定する(S228)。
操作案内制御装置62は、経過時間が所定時間をこえていないと判定した場合(S228:No)、S226に戻って以降の処理を繰り返し実行する。操作案内制御装置62は、経過時間が所定時間をこえていると判定した場合(S228:Yes)、平常待機モードの開始処理として、呼び登録装置4の表示パネル44を制御し操作面41の画像の表示態様を例えば図8、図9に実線で示すように変えて、これにより操作面41の有効操作範囲の変更を行い、図10の平常待機モードに移行(復帰)し(S230)、現在の制御周期を終了し操作案内モードを終了する。
操作案内制御装置62は、S226にて操作面41への操作入力があると判定した場合(S226:Yes)、通常呼び登録信号送信処理として、最終的に仮登録された仮呼び登録信号を通常呼び登録信号としてエレベータ運転制御装置61へ送信する(S232)。そして、エレベータ運転制御装置61は、呼び登録完了処理として、呼び登録装置4から受信した通常呼び登録信号に応じて乗りかご11の運転制御を実行し(S234)、その後、操作案内制御装置62は、平常待機モードの開始処理を実行し(S230)、現在の制御周期を終了し操作案内モードを終了する。
なお、呼び登録案内装置201は、利用者14により上述した音声案内ボタン7(乗りかご音声案内ボタン7A又は乗り場音声案内ボタン7B)が押された際には、例えば、その入力信号をエレベータ運転制御装置61を経由して操作案内制御装置62で受信し、操作案内制御装置62は、現在のモードが平常待機モードであれば図10のS122にジャンプして、操作案内モードへの移行を開始し、既に操作案内モードであれば現在の仮呼び登録の内容や操作面41の表示内容、操作方法などの音声案内を行うようにしてもよい。
また、操作案内制御装置62は、上記のS228の処理からS230の平常待機モードの開始処理に移行する前に、利用者14に対して操作案内モードを終了してもよいか否かの音声案内を行い、終了してよい場合には操作面41に触れるように促すような処理を設けてもよい。
以上で説明した本発明の実施形態に係る呼び登録案内装置201によれば、呼び登録装置4は、画像を表示可能な表示パネル44と、表示パネル44を覆うように設けられ画像を視認可能に操作面41を構成するタッチパネル45とを有し、制御装置6は、表示パネル44を制御し音声案内に応じて画像の表示態様の変更を行う。したがって、呼び登録案内装置201は、音声案内に応じて操作面41の画像の表示態様を切り替えることで、必要に応じてさらなる操作性の向上を図ることができ、例えば視覚に頼った操作負担を低減することができる。
さらに、以上で説明した本発明の実施形態に係る呼び登録案内装置201によれば、呼び登録装置4とは別個に設けられる音声案内ボタン7を備え、制御装置6は、音声案内ボタン7が押された際に、表示パネル44及びスピーカ3を制御し画像の表示態様の変更と当該表示態様の変更に応じた音声案内とを行う。したがって、呼び登録案内装置201は、利用者14の意思に応じた画像の表示態様の変更と音声案内を行うことができる。
[実施形態3]
図12は、実施形態3に係る呼び登録案内装置の概略構成を示すブロック図、図13は、実施形態3に係る乗りかご操作盤の概略構成を示す模式的正面図、図14は、実施形態3に係る乗り場操作盤の概略構成を示す模式的正面図である。実施形態3に係る呼び登録案内装置は、検出部を備える点で実施形態2に係る呼び登録案内装置とは異なる。その他、上述した実施形態と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略するとともに、同一の符号を付す。
図12乃至図14に示す本実施形態の呼び登録案内装置301は、検出部としての人感センサ8を備える。人感センサ8は、呼び登録装置4の周囲の利用者14を検出可能なものであり、呼び登録装置4の周囲の検出範囲に利用者14が存在した際に検出信号を制御装置6に送信する。人感センサ8は、エレベータ運転制御装置61を経由して操作案内制御装置62へ検出信号を送信する。
呼び登録案内装置301は、人感センサ8として、乗りかご11内に設けられる乗りかご人感センサ8A及び乗り場13に設けられる乗り場人感センサ8Bを備える。乗りかご人感センサ8Aは、図13に例示するように、乗りかご操作盤17の乗りかごスピーカ3Aの鉛直方向上側に設けられ、乗り場人感センサ8Bは、図14に例示するように、乗り場操作盤18の乗り場スピーカ3Bの鉛直方向上側に設けられる。
そして、操作案内制御装置62は、人感センサ8が呼び登録装置4の周囲に利用者14を検出した後、予め設定される期間、呼び登録装置4へ操作が入力されなかった際に、表示パネル44及びスピーカ3を制御し画像の表示態様の変更と表示態様の変更に応じた音声案内とを行う。
例えば、操作案内制御装置62は、人感センサ8が呼び登録装置4の周囲に利用者14を検出し人感センサ8から検出信号を受信した際に、スピーカ3を制御し、呼び登録装置4がタッチパネル式である旨の音声案内を行う。そして、操作案内制御装置62は、人感センサ8から検出信号を受信してから予め設定される所定の期間、呼び登録装置4に操作入力が発生しない場合に、表示パネル44及びスピーカ3を制御し画像の表示態様の変更とスピーカ3による音声案内、例えば、呼び登録装置4の位置などの音声案内を行い、操作案内制御のモードを平常待機モードから操作案内モードに切り替えるようにする。
以上で説明した本発明の実施形態に係る呼び登録案内装置301によれば、呼び登録装置4の周囲の利用者14を検出可能な人感センサ8を備え、制御装置6は、人感センサ8が利用者14を検出した後、予め設定される期間、呼び登録装置4へ操作が入力されなかった際に、表示パネル44及びスピーカ3を制御し画像の表示態様の変更と当該表示態様の変更に応じた音声案内とを行う。したがって、呼び登録案内装置301は、さらに操作性を向上することができる。呼び登録案内装置301は、例えば、利用者14が視覚障害をもつ人々、高齢者等視覚機能の低下している人々などである場合であっても、呼び登録装置4がタッチパネル式であることを認識させることができ、また、呼び登録装置4の設置箇所が発見できない場合であっても音声案内が自動的に開始されるため、呼び登録装置4を探す負担を和らげることができ、操作が容易な操作案内モードに円滑に移行することができる。
なお、以上の説明では、呼び登録案内装置301は、乗りかご11内に乗りかご人感センサ8Aを備えるものとして説明したが、乗りかご人感センサ8Aを備えず、かわりに荷重検知装置5を乗りかご呼び登録装置4Aの周囲の利用者14を検出可能な検出部として用いてもよい。つまり、操作案内制御装置62は、荷重検知装置5から荷重信号を受信しこれに応じて呼び登録装置4の周囲に利用者14が存在することを検出してもよい。
[実施形態4]
図15は、実施形態4に係る乗りかご操作盤の概略構成を示す模式的正面図、図16は、実施形態4に係る乗り場操作盤の概略構成を示す模式的正面図である。実施形態4に係る呼び登録案内装置は、枠部材の構成が実施形態3に係る呼び登録案内装置とは異なる。その他、上述した実施形態と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略するとともに、同一の符号を付す。
図15、図16に示す本実施形態の呼び登録案内装置401は、操作面41(操作面41A、操作面41B)の四方を囲う各枠部材46が表面の摩擦係数が異なる複数の枠領域、ここでは、上側枠領域49aと下側枠領域49bとを含んで構成される。そして、本実施形態の制御装置6は、この複数の枠領域である上側枠領域49aと下側枠領域49bとに応じた音声案内を行う。制御装置6は、スピーカ3を制御し、複数の操作領域、例えば複数の主操作領域をなす上階登録操作領域47、下階登録操作領域48と、複数の枠領域をなす上側枠領域49a、下側枠領域49bとの対応関係に関する音声案内を行う。これにより、呼び登録案内装置401は、音声案内と共に触覚を利用して操作の案内を行うことができる。
上側枠領域49aは、操作面41における鉛直方向上側の半分を囲う枠部材46の領域であり、典型的には、操作案内モードにおける上階登録操作領域47(47A、47B)に応じた部分を囲う枠部材46の領域である。下側枠領域49bは、操作面41における鉛直方向下側の半分を囲う枠部材46の領域であり、典型的には、操作案内モードにおける下階登録操作領域48(48A、48B)に応じた部分を囲う枠部材46の領域である。枠部材46は、上側枠領域49aの部位と下側枠領域49bの部位とを異なる素材で構成することにより表面の摩擦係数を異ならせてもよいし、上側枠領域49aの部位と下側枠領域49bの部位とに異なる表面加工を施すことで表面の摩擦係数を異ならせてもよいし、上側枠領域49aの部位と下側枠領域49bの部位とに触感の異なるシート部材を貼り付けることで表面の摩擦係数を異ならせてもよい。
例えば、枠部材46は、ざらざらした触感の領域として上側枠領域49aが形成され、つるつるした触感の領域として下側枠領域49bが形成される。そして、操作案内制御装置62は、例えば、操作案内モードのS202(図11参照)の操作面表示変更の案内処理として、スピーカ3を制御し、操作面41の表示と操作内容を案内する旨の音声案内、例えば、乗り場13においては「上方向に向かう方は操作面のフレームがざらざらとした側の画面を、下方向に向かう方は操作面のフレームがつるつるとした側の画面に触れてください。」などの音声案内を行う。
以上で説明した本発明の実施形態に係る呼び登録案内装置401によれば、操作面41を囲うように設けられ表面の摩擦係数が異なる複数の枠領域である上側枠領域49a、下側枠領域49bを含む枠部材46を備え、制御装置6は、複数の操作領域と複数の枠領域である上側枠領域49a、下側枠領域49bとの対応関係に関する音声案内を行う。したがって、呼び登録案内装置401は、音声案内と共に触覚を利用して操作の案内を行うことができ、さらに操作性を向上することができる。呼び登録案内装置401は、例えば、利用者14が視覚障害をもつ人々、高齢者等視覚機能の低下している人々などである場合であっても、呼び登録装置4の操作面41自体には直接触れることなく、音声案内と枠部材46における触覚の違いに応じて操作領域の種類を容易に判別させることができるので、誤操作をより確実に回避することができる。
[実施形態5]
図17は、実施形態5に係る呼び登録案内装置の概略構成を示すブロック図である。実施形態5に係る呼び登録案内装置は、振動発生部を備える点で実施形態3に係る呼び登録案内装置とは異なる。その他、上述した実施形態と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略するとともに、同一の符号を付す。
図17に示す本実施形態の呼び登録案内装置501は、振動発生部としての加振装置9を備える。加振装置9は、操作面41に振動を発生させるものである。制御装置6は、この加振装置9に加振信号を送信し加振装置9の加振制御を行う。呼び登録案内装置501は、加振装置9として、乗りかご呼び登録装置4Aに設けられる乗りかご加振装置9A及び乗り場呼び登録装置4Bに設けられる乗り場加振装置9Bを備える。
そして、本実施形態の制御装置6は、この加振装置9が発生させる振動に応じた音声案内を行う。制御装置6は、スピーカ3を制御し、複数の操作領域、例えば複数の主操作領域をなす上階登録操作領域47、下階登録操作領域48と、加振装置9が発生させる振動との対応関係に関する音声案内を行う。これにより、呼び登録案内装置501は、音声案内と共に触覚を利用して操作の案内を行うことができる。
例えば、操作案内制御装置62は、操作案内モードのS202(図11参照)の操作面表示変更の案内処理として、スピーカ3を制御し、操作面41の表示と操作内容を案内する旨の音声案内、例えば、「操作面の上側を操作するとブルッブルッと2回振動します。操作面の下側を操作するとブルッと1回振動します。」などの音声案内を行う。
以上で説明した本発明の実施形態に係る呼び登録案内装置501によれば、操作面41に振動を発生させる加振装置9を備え、制御装置6は、複数の操作領域と、加振装置9が発生させる振動との対応関係に関する音声案内を行う。したがって、呼び登録案内装置501は、音声案内と共に触覚を利用して操作の案内を行うことができ、さらに操作性を向上することができる。呼び登録案内装置501は、例えば、利用者14が視覚障害をもつ人々、高齢者等視覚機能の低下している人々などである場合であっても、音声案内と触覚を利用して操作領域の種類を容易に判別させることができる。
[実施形態6]
図18は、実施形態6に係る呼び登録案内装置の操作案内制御における操作案内モードを説明するフローチャートである。実施形態6に係る呼び登録案内装置は、音声案内に応じてタッチパネルの入力形式を切り替える点で実施形態5に係る呼び登録案内装置とは異なる。その他、上述した実施形態と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略するとともに、同一の符号を付す。
図18示す本実施形態の呼び登録案内装置601は、呼び登録装置4におけるタッチパネル45の入力形式を感圧式と非感圧式とに切り替え可能である。ここで、感圧式とは、操作面41への操作入力に伴った圧力変化に応じて利用者14による操作を検出する入力形式であり、非感圧式とは、操作面41への操作入力に伴った圧力変化によらずに利用者14による操作を検出する入力形式である。
ここで、感圧式のタッチパネル45は、例えば、圧力の強さを表す抵抗値を用いる抵抗膜式のタッチパネルであり、2枚のシートパネルで電極面を形成し押された部分の通電を検出して位置を検出するものを用いることができる。この抵抗膜式の感圧式タッチパネルは、操作を入力するためには操作面41に軽く触れただけでは反応せず、比較的強めに操作面41を押す必要がある。これに対して、非感圧式のタッチパネル45は、例えば、静電的、音響的あるいは光学的変化を感知する赤外線式、電磁誘導式、静電容量式、音響パルス式あるいは表面弾性波式のタッチパネルを用いることができ、操作を入力する際には操作面41に軽く触れただけで、あるいは、操作面41に触れる直前で反応する。上述した実施形態では、呼び登録装置4をなすタッチパネル45は、例えば、抵抗膜式、赤外線式、電磁誘導式、静電容量式、音響パルス式、表面弾性波式などいずれかの形式のものを適用可能であると説明したが、ここでは、感圧式(例えば抵抗膜式など)と非感圧式(例えば、赤外線式、電磁誘導式、静電容量式、音響パルス式、表面弾性波式など)の両方式で構成し、この入力形式を切り替え可能に構成される。
制御装置6は、表示パネル44の画像の表示態様の変更の際に呼び登録装置4を制御しタッチパネル45の入力形式を感圧式と非感圧式とで切り替えて、感圧式の呼び登録装置4による呼び登録と非感圧式の呼び登録装置4による呼び登録とを切り替える。制御装置6は、基本的には、平常待機モードでは呼び登録装置4を非感圧式に設定し、操作案内モードでは呼び登録装置4を感圧式に設定する。
例えば、操作案内制御装置62は、S200にて操作案内モードの開始処理として、呼び登録装置4の表示パネル44を制御し操作面41の画像の表示態様を変えて、これにより操作面41の有効操作範囲の変更を行うと共に、呼び登録装置4を制御しタッチパネル45の入力形式を感圧式に切り替える。つまり、操作案内制御装置62は、例えば、副操作領域43が誤って操作されたり音声案内ボタン7が押されたりして操作案内モードが開始された場合など利用者14が視覚障害をもつ人々、高齢者等視覚機能の低下している人々であると推定できる場合に、呼び登録装置4を制御しタッチパネル45の入力形式を感圧式に切り替える。また、操作案内制御装置62は、S230にて平常待機モードの開始処理として、呼び登録装置4の表示パネル44を制御し操作面41の画像の表示態様を変えて、これにより操作面41の有効操作範囲の変更を行うと共に、呼び登録装置4を制御しタッチパネル45の入力形式を非感圧式に切り替える。
以上で説明した本発明の実施形態に係る呼び登録案内装置601によれば、タッチパネル45は、入力形式を操作面41への入力に伴った圧力変化に応じて当該入力を検出する感圧式と当該感圧式とは異なる非感圧式とに切り替え可能であり、制御装置6は、表示パネル44の画像の表示態様とタッチパネル45の入力形式とを変更することで、表示パネル44により主操作領域42の数を相対的に多くかつ当該主操作領域42の大きさを相対的に小さく表示すると共にタッチパネル45を非感圧式に設定する第1モードとしての平常待機モードと、表示パネル44により主操作領域をなす上階登録操作領域47、下階登録操作領域48の数を相対的に少なくかつ当該上階登録操作領域47、下階登録操作領域48の大きさを相対的に大きく表示すると共にタッチパネル45を感圧式に設定する第2モードとしての操作案内モードとに切り替え可能である。
したがって、呼び登録案内装置601は、呼び登録装置4の入力形式を操作面41の画像の表示態様に応じて最適な形式に切り替えることができるので、操作性の向上と耐久性の向上とを両立することができる。呼び登録案内装置601は、例えば、操作案内モードを利用する場合、言い換えれば、利用者14が視覚障害をもつ人々、高齢者等視覚機能の低下している人々である可能性が高いと推定できるような場合には、呼び登録装置4の入力形式が感圧式に設定されることで、操作を行う際に操作面41の位置を確認するために軽く触れる程度では操作入力がされないため、誤った呼び登録を回避することができる。一方、呼び登録案内装置601は、例えば、利用者14が平常待機モードで呼び登録を行う場合には、呼び登録装置4の入力形式が非感圧式に設定されることで、利用者14が操作面41に軽く触れるだけで操作入力が検出され呼び登録を行うことができるので、感圧式で動作させる場合と比較して、操作面41が手荒に操作される可能性を低減することができ、操作面41の使用可能な寿命を長期化することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る呼び登録案内装置は、上述した実施形態に限定されず、請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。呼び登録案内装置は、以上で説明した実施形態を複数組み合わせて構成してもよい。
以上の説明では、呼び登録部、音声出力部は、エレベータの乗りかご11内又は乗り場13の両方にそれぞれ設けられるものとして説明したが、少なくともエレベータの乗りかご内又は乗り場のいずれか一方に設けられていればよい。また、操作面に割り当てられる主操作領域は、以上で説明したような呼び登録用の操作領域以外のものを含んでもよい。
以上のように、本発明に係る呼び登録案内装置は、操作性を向上することができるものであり、種々の呼び登録案内装置に用いて好適である。
1、201、301、401、501、601 呼び登録案内装置
3 スピーカ(音声出力部)
4 呼び登録装置(呼び登録部)
6 制御装置(制御部)
7 音声案内ボタン(案内ボタン)
8 人感センサ(検出部)
9 加振装置(振動発生部)
11 乗りかご
13 乗り場
14 利用者
41 操作面
42 主操作領域
43 副操作領域
44 表示パネル(表示部)
45 タッチパネル
46 枠部材
47 上階登録操作領域(主操作領域)
48 下階登録操作領域(主操作領域)
49a 上側枠領域
49b 下側枠領域
61 エレベータ運転制御装置
62 操作案内制御装置

Claims (8)

  1. 少なくともエレベータの乗りかご内あるいは乗り場のいずれか一方に設けられタッチパネルの操作面に割り当てられた複数の主操作領域への入力に応じて前記乗りかごの呼び登録を行う呼び登録部と、
    前記一方に設けられ音声を出力可能な音声出力部と、
    前記操作面に割り当てられる前記複数の主操作領域とは異なる操作領域に入力がなされた際に、前記音声出力部を制御し前記呼び登録を案内する音声案内を行う制御部とを備えることを特徴とする、
    呼び登録案内装置。
  2. 前記制御部は、前記操作面に割り当てられる前記複数の主操作領域とは異なる操作領域であって前記複数の主操作領域にそれぞれ対応した副操作領域に入力がなされた際に、当該副操作領域に対応する前記主操作領域に関する音声案内を行い前記呼び登録を案内する音声案内を行う、
    請求項1に記載の呼び登録案内装置。
  3. 前記呼び登録装置は、画像を表示可能な表示部と、前記表示部を覆うように設けられ前記画像を視認可能に前記操作面を構成する前記タッチパネルとを有し、
    前記制御部は、前記表示部を制御し音声案内に応じて前記画像の表示態様の変更を行う、
    請求項1又は請求項2に記載の呼び登録案内装置。
  4. 前記一方に前記呼び登録部とは別個に設けられる案内ボタンを備え、
    前記制御部は、前記案内ボタンが押された際に、前記表示部及び前記音声出力部を制御し前記画像の表示態様の変更と当該表示態様の変更に応じた音声案内とを行う、
    請求項3に記載の呼び登録案内装置。
  5. 前記呼び登録部の周囲の利用者を検出可能な検出部を備え、
    前記制御部は、前記検出部が前記利用者を検出した後、予め設定される期間、前記呼び登録装置へ入力がなされなかった際に、前記表示部及び前記音声出力部を制御し前記画像の表示態様の変更と当該表示態様の変更に応じた音声案内とを行う、
    請求項3又は請求項4に記載の呼び登録案内装置。
  6. 前記操作面を囲うように設けられ表面の摩擦係数が異なる複数の枠領域を含む枠部材を備え、
    前記制御部は、前記複数の操作領域と前記複数の枠領域との対応関係に関する音声案内を行う、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の呼び登録案内装置。
  7. 前記操作面に振動を発生させる振動発生部を備え、
    前記制御部は、前記複数の操作領域と前記振動発生部が発生させる前記振動との対応関係に関する音声案内を行う、
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の呼び登録案内装置。
  8. 前記タッチパネルは、入力形式を前記操作面への入力に伴った圧力変化に応じて当該入力を検出する感圧式と当該感圧式とは異なる非感圧式とに切り替え可能であり、
    前記制御部は、前記表示部の前記画像の表示態様と前記タッチパネルの入力形式とを変更することで、前記表示部により前記主操作領域の数を相対的に多くかつ当該主操作領域の大きさを相対的に小さく表示すると共に前記タッチパネルを前記非感圧式に設定する第1モードと、前記表示部により前記主操作領域の数を相対的に少なくかつ当該主操作領域の大きさを相対的に大きく表示すると共に前記タッチパネルを前記感圧式に設定する第2モードとに切り替え可能である、
    請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の呼び登録案内装置。
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