JPWO2012086825A1 - 充電装置及び充電方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の電力値の電力を発生する複数の電源回路を高い変換効率で稼動させ効率よく二次電池を充電する充電装置及び充電方法を提供する。【解決手段】充電装置は、電力を供給する出力手段と、所定の電力値の電力を発生する複数の電力発生手段と、出力手段の状態を検出する検出手段と、検出手段が検出した状態に基づいて複数の電力発生手段を制御する制御手段を備える。

Description

本発明は充電装置及び充電方法に関し、特に二次電池を充電する充電装置及び充電方法に関する。
近年、化石燃料への依存を減らして、低炭素社会の実現をめざすという意識が高まっており、その環境が整いつつある。この状況を受けて、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)等の二次電池を搭載した機器の普及に向けた活動が活発になっている。またこれらの機器の市場が確立しつつある。
このような動向に伴って、電気自動車等の普及に不可欠な充電器の開発と充電設備の整備が注目されている。普及が期待される充電器の充電方式として、例えば、ガソリンスタンドやショッピングセンター等の大規模な公共施設等において充電を行う方式、及び、家庭用の電源から簡易に充電を行う方式が提唱されている。しかし、現在実用に供されている二次電池は容量が大きく、家庭用の電源からの充電では自動車の電池の満充電には10時間以上の時間が必要である。このため、より高い電圧及び大きい出力(例えば50キロワット以上)の容量を有する急速充電器(20乃至30分間で80パーセントの充電が可能)の普及が必要であると言われている。このため、近年急速充電器の高効率化、高性能化、及び低価格化を目指した活発な開発が進められている。
このような急速充電器についての課題の一つは、複数の電気自動車に対する待ち時間である。すなわち、複数の電気自動車が充電施設に訪れたときに、後に到着した電気自動車に待ち時間が発生することがある。先に到着した自動車の電池残存容量が少ないほどその待ち時間は長くなり、後に到着した電気自動車は30分間も待たされることがある。
この課題に対して、複数台の充電器を充電施設に設置するという対応が検討されている。しかし20乃至50キロワットという大電力の出力が要求される充電装置の寸法は大きく、複数台の充電器の設置には敷地面積の制約などの経営面での問題がある。
この課題を解決するため、一つの充電装置により複数の電気自動車を同時に充電する構成が提案されている。例えば、特許文献1が開示する電気自動車には、充電器から受電して該電気自動車に搭載される二次電池に給電する受電口と、該二次電池の端子から受電して他の電気自動車に給電する給電口が設けられている。この構成により同時に複数の電気自動車が充電される。
特開平10−117444号公報
しかしながら、特許文献1に記載される電気自動車の車体には受電口と給電口を設ける必要があり、車体の構造が複雑になる。さらに、複数台の電気自動車の二次電池を同じ電圧で充電する充電装置には大きな電気容量が要求されるので大容量の電源装置が必要である。このため、充電装置が大型になるという問題がある。
また、充電装置を構成する電源には、出力電流が小さい低負荷時に固定損の影響により効率が低下するという問題がある。この問題は、接続される出力負荷の変動に対して高い効率を維持するように設計されている電源でも避けられない。
図12は、関連技術の充電装置の一例を示す。充電装置1001は、交流電力源1002から電力の供給を受け直流電力に変換する電源回路を備えた電源部1003を有する。電源部1003において発生した直流電力は、電力出力部1008において、充電装置1001に接続された二次電池1009に供給される。
図14は、関連技術の電源回路における変換効率の負荷依存性の一例を示す。図14に示されるように、出力電流が小さい領域では変換効率が低下する。すなわち、負荷が大きいとき(範囲−1)には変換効率は95パーセントを越えるが、負荷が小さくなると(範囲−2)変換効率は92パーセントまで下がる。
図13は、関連技術の二次電池の充電電流プロファイル(A)と電圧プロファイル(B)を示す。図13に示されるように、二次電池の充電電流(A)は、初期時に最大値の電流値が一定期間継続した後に、なだらかな放物曲線を描いて供給電流値が減少する。一方充電電圧(B)は、初期時は定格電圧に満たないものの、時間の経過とともに電圧値が増加し、供給電流値が降下した後にほぼ定格電圧に達する。
このため、充電装置が50キロワットという高出力の電力容量を備えていても、最大の能力が必要とされる期間は充電開始から10分以内(図13において(1)50キロワット出力時)であり、それ以降は最大の出力は不要である(図13において(2)25キロワット出力時)。
すなわち、充電装置が備える最大の能力は充電初期においてのみ活用され、残りの半分以上の時間では電流供給量は少なくてよい。この残りの時間においては、電源効率も最大出力時より低く、図12に示す関連技術の充電装置のように、電力から熱に変換される割合が大きくなる。さらに、負荷の変動に対して充電効率を高く維持するには、電源の構成に大きな部品が必要になり、部品点数が増加する。これらの要因は電源装置の小型化を妨げる。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、充電装置電源部の効率が制御される小型の充電装置及び充電方法を提供することを目的とする。
本発明の充電装置は電力を供給する出力手段と所定の電力値の電力を発生する複数の電力発生手段と出力手段の状態を検出する検出手段と検出手段が検出した状態に基づいて複数の電力発生手段を制御する制御手段を備えることを特徴とする。
本発明の充電方法は複数の電力発生手段の少なくとも一つから出力手段に供給される電力により充電する充電方法であって出力手段の状態を検出するステップと検出した状態に基づいて複数の電力発生手段を制御するステップを有することを特徴とする。
本発明によれば、充電装置の電源部が複数の電力発生手段を備え、電力経路を切換可能な構成にしたので、充電装置は常に最大の効率と最大の出力の状態で動作する。
本発明の第1の実施形態に係る充電装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る充電装置に接続される二次電池の電流プロファイルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る充電方法の手続の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る充電装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る充電装置において稼動する電源回路を決定する手続の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る充電装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る充電方法の手続の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る充電装置の充電手続時における構成の一つの例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る充電装置の充電手続時における構成のもう一つの例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係る充電装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係る充電装置において割当てる電源回路を決定する手続の一例を示す図である。 関連技術の充電装置の構成を示すブロック図である。 関連技術の二次電池の充電電流プロファイルと電圧プロファイルの一例を示す図である。 関連技術の電源回路における変換効率の負荷依存性の一例を示す図である。
本発明の実施形態を図に基づいて説明する。ただし本発明は、以下に示す実施形態に限定されない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る充電装置の一例の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る充電装置1において、二次電池が接続される出力部81に、複数の電源回路31乃至35が電力を供給する。なお、本明細書に添付される図面において、実線の矢印は供給される電力を表わし、点線の矢印は検出信号或は制御信号などの構成要素間の情報の送信を表わす。電源回路31乃至35のそれぞれは、制御部11により稼動が制御される。出力部81には検出部101が備えられる。検出部101は、接続される二次電池についての情報を検出し、制御部11に情報を送信する。
電源回路31乃至35のそれぞれは、商用又は家庭用の交流電源からの交流電力を受け、所定の電圧の直流電力を発生する。本実施形態に係る電源回路の変換効率の負荷依存性は、図14に示される関連技術の負荷依存性と同じである。
なお、図1では電源回路の個数を5としたが、これに限定されない。すなわち、電源回路の数は5より小さくてもよいし、5より大きくてもよい。本実施形態では、5つの電源回路の最大出力をすべて同じ10キロワットとする。
本実施形態に係る充電装置の出力部に接続される二次電池が搭載される装置としては、例えばパーソナルコンピュータなどの情報端末及び電気自動車や自転車などの移動用機器などが挙げられる。これらの装置に使用される二次電池の定格電圧値はさまざまである。その定格電圧値の範囲は非常に広く、例えば10ボルトから300ボルト超に亘る。また、二次電池の定格容量の範囲も非常に広く、例えば数キロワットから30キロワット超に亘る。さらに、二次電池の材質もさまざまである。例えばマルチメディアの用途としてモバイル情報通信機器に搭載される二次電池、環境調和を目的として電気自動車に搭載される二次電池などがある。二次電池の材質について、リチウム系二次電池として、金属リチウム電池、ポリマーリチウム電池などがある。また、アルカリ二次電池として、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池などがある。
図2は、本実施形態に係る充電装置に二次電池が要求する出力の充電プロファイルを示す。本実施形態に係る充電装置1は、最大出力が10キロワットの電源回路を5台備えるので、充電装置1の最大出力は50キロワットである。
図2及び3を参照して、この充電装置1に電池残量がほぼ0パーセントの二次電池が接続して充電する手続を説明する。
検出部101は、二次電池の情報を取得する(ステップS101)。検出部101は、二次電池の両電極間の電圧値及び二次電池から出力部81の端子に流れる電流値を検出する。これらの電圧値と電流値より二次電池の充電残量が判定される。
さらに、二次電池を構成する材質により充電プロファイルが異なることがあるため、検出部101は二次電池の種類を判定してもよい。例えば、二次電池の電極の形状により自動的に二次電池の種類を判別してもよいし、あらかじめユーザが二次電池の種類を制御部11に入力してもよい。また、二次電池の種類を限定して、充電可能な二次電池の種類を充電装置1の外部に表示してもよい。
制御部11は、検出部101が取得した情報に従って、二次電池が充電装置1に要求する出力を決定する(ステップS102)。例えば、制御部11は二次電池の充電プロファイルと電圧値と電流値の対応関係を図示しない記憶部に保持し、該対応関係を参照して要求出力を得る。
次に、該要求出力値が所定の閾値以下であるかどうかを判定する(ステップS103)。要求出力値が閾値以下であれば、二次電池を充電する必要がないので、充電手続を終了する。なお、該閾値は二次電池の種類或は大きさによって異なってもよい。検出部101が二次電池の種類を判定した結果を基にして、該閾値が設定される。
二次電池の充電手続を続行する場合、上記で決定された二次電池の要求出力を基にして、5台の電源回路31乃至35のうち稼動する電源回路を決定する(ステップS104)。本実施形態では、5台の電源回路31乃至35はいずれも最大出力が10キロワットであるので、要求出力値を10キロワットで除した商に1を加えた数が稼動する電源回路の台数である。ただし、稼動する電源回路の台数は5を越えない。すなわち、5台の電源回路を全て稼動したときの最大出力よりも二次電池が要求する出力が大きい場合を除き、稼動する電源回路の最大出力の合計値が要求出力を下回らないような最小の電源回路の台数を稼動するよう、電源回路の台数が決定される。
稼動する電源回路は、5台の電源回路のいずれでもよく、所定の方法で選択してよい。例えば、電源回路31が最も稼働率が高く電源回路35が最も稼働率が低くなるようにしてもよい。また、充電手続ごとに電源回路31乃至35のそれぞれの稼働率を変更するようにしてもよい。例えば、電源回路31が最も稼働率が高い充電手続を終えた後、次の充電手続では電源回路32が最も稼働率が高く電源回路31が最も稼働率が低くなるように、稼働率の割当を電源回路31乃至35の中で周回するようにしてもよい。
稼動する電源回路が決定されたら、電源回路31乃至35のそれぞれの稼動を制御するために電力入力接続を設定する(ステップS105)。例えば、稼動しない電源回路の動作を停止してもよいし、稼動しない電源回路への電力の供給を停止するよう電力供給経路を切断してもよい。
検出部101は、所定のタイミングで二次電池の情報を検出する。充電手続が行われている二次電池の状態は、時間の経過に従って変化する。すなわち、図2に示されるように、充電手続が進行して二次電池の充電残量が増加すると、二次電池が充電装置に要求する出力は減少する。この変化に対応して稼動する電源回路の台数を変更することにより、二次電池の充電手続に寄与しない電力消費を抑制することができる。
図2に示されるように、充電初期の0分から10分までの時間帯では、充電装置1は電流値が最大である定電流モードで稼働する。この時間帯では、電源回路31乃至35から供給される電力により、出力部81は50キロワットの最大出力の電力を二次電池に供給する。図14に示される電源効率の負荷率依存性を参照すると、充電装置1では負荷率が高く、電源回路31乃至35は効率の高い状態で稼働する。
充電開始から10分が経過すると、図2に示されるように、二次電池に供給される出力の電流値は放物曲線のような電流プロファイルを示して次第に減少する。従って、50キロワットという最大出力は不要になる。本実施形態に係る充電装置1は、出力値の減少に応じて、5台の電源回路のうち稼働する電源回路の数を減らす。例えば、制御部11は、電源回路31乃至35のそれぞれへの電力の供給を制御する。これにより、充電装置1の出力が、50キロワット(5台)から40キロワット(4台)、30キロワット(3台)、そして20キロワット(2台)のように順に減少する。この充電手続において、電源回路31乃至35のそれぞれは、稼働している状態においては、ほぼ10キロワットの最大の電力と最大の効率で動作する。
要求出力が所定の閾値以下であると検出されると、全ての電源回路の稼動が止まり、充電手続が完了する。この閾値は、二次電池の種類に依存した所定の値でもよいし、短時間で充電手続を終えたいというユーザの要求により変更してもよい。
供給された電力のうち、二次電池の充電に出力されない部分は熱に変換されて電源回路から装置内に排出される。このため、電源装置には、放熱を処理する部品が必要である。
上記の手続きの結果、本実施形態に係る充電装置1においては、電源装置の変換効率の低下により、装置内に排出される熱の発生が抑制される。これにより、放熱処理のための部品の規模を抑えることができる。
また上記の例では充電時の電流値の減少に応じて電源回路の稼働を停止したが、この電源回路の稼働を停止せずに該電源回路の出力を図2に示される未使用出力として他へ転用してもよい。すなわち、該電源回路の出力電力の供給先を別の出力部に切り替えて、他の二次電池の充電に割り当てることができる。これにより、電源回路の動作が高い変換効率に維持され、複数の二次電池の充電に必要な待ち時間が短縮される。複数の電気自動車が充電装置に訪れた場合でも、充電手続が円滑に行われる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る充電装置1の構成を示すブロック図である。本実施形態において、充電装置1は最大出力がそれぞれ1キロワット、2キロワット、4キロワット、8キロワット、16キロワット及び32キロワットの6台の電源回路を含む。充電装置1の最大出力はこれらを合算して63キロワットである。
この他の構成要素は第1の実施形態と同一であるので、説明を省略する。
ただし、二次電池が充電装置1に要求する出力から稼動する電源回路を決定する手続は、第1の実施形態(図3のステップS104)に係る手続とは異なる。以下、電源回路を決定する手続を説明する。
図4を参照して、最大出力が1キロワットの電源回路を電源回路31、最大出力が2キロワットの電源回路を電源回路32、最大出力が4キロワットの電源回路を電源回路33、最大出力が8キロワットの電源回路を電源回路34、最大出力が16キロワットの電源回路を電源回路35、最大出力が32キロワットの電源回路を電源回路36とする。二次電池の要求する出力をQとして、Q以上で最小の整数値をLとする。
Lを32で除した商が1のとき、Lから32を差し引いた値をLに代入し電源回路36を稼動する。商が0のときは、Lの値を保持して電源回路36を稼動しない。
次に、Lを16で除した商が1のとき、Lから16を差し引いた値をLに代入し、電源回路35を稼動する。商が0のときは、Lの値を保持して、電源回路35を稼動しない。
以下この処理を繰り返して、Lの値が0になったら稼動する電源回路の決定の手続を終える。
第2の実施形態に係る充電装置1は、最大出力rPを有する電源回路をそれぞれ(r−1)台含む組合せとして一般化される(kは0以上の整数)。最大出力値が制約された電源回路を含む充電装置において、電源回路の台数を増やして充電装置1の最大出力値を大きくする場合は、rを3以上にすればよい。
ここでrはrのk乗を表わし、Pは充電装置1に含まれる電源回路のうちで最大出力値が最小の電源回路の最大出力値である。また、rは2以上の整数であり、kは0以上n以下の整数である。上記の例に倣って、この充電装置1に含まれる電源回路の最大出力値は、Pのr倍であるとする。図4に示される充電装置1は、rが2、nが5、Pが1キロワットの場合の電源回路の組合せである。充電装置1の最大出力値は、(r−1)rPのkについての総和、すなわち、(rn+1−1)Pである。
一般化した電源回路の組合せにおける電源回路の決定手続について、図5を参照して説明する。
まず、二次電池が要求する出力QをPで除した商を求め、この商の値以上で最小の整数をLとする(ステップS201)。Lは、QをPで除した商を引数とする天井関数(ceil(Q/P))として求められる。
ここでLが0であれば(ステップS202)、電源回路を稼動せず、すなわち全てのkについてaを0にして(ステップS211)、手続を終える。
次に、最大出力rPを有する電源回路のうち稼動する電源回路の台数をaとすると、aはLをrで除した商である(ステップS206)。このaを求めた後、Lをrで除した剰余(rem(L/r))をLとする(ステップS207)。
最大の最大出力値を有する電源回路のうち稼動する電源回路の台数を求めるとき、すなわちaを求める(ステップS203)ときに、Lをrで除した商がr以上になった場合(ステップS204)は、二次電池が充電装置1に要求する出力が充電装置1の最大出力値を越えている。充電装置1は全ての電源回路を稼動して、充電装置1の最大出力値で二次電池を充電する。すなわち、すべてのkについてaをr−1にして手続を終える(ステップS210)。
以下この処理を繰り返して、Lの値が0になったら(ステップS208)稼動する電源回路の決定の手続を終える。
なお、aが1以上でr−1未満の場合、最大出力電力がrPのr−1台の電源回路からa台の電源回路が所定の方針に従って選択される。
また、図5において必要に応じて判定処理を挿入して、稼動する電源回路の決定の手続を終えるようにしてもよい。
なお、本実施形態においては、図5で示される手順に従って稼動する電源回路を決定したが、要求電力の値とそれぞれの電源回路の稼働との対応の情報を図示しない記憶部に記憶してもよい。このような構成においては、二次電池の要求電力値をもとに電源回路についての情報が参照される。すなわち、ステップ202以下の処理が記憶部への参照処理に代替される。
本実施形態に係る充電装置1は、電源回路31乃至36の出力の合計が1キロワットの単位で設定されるという特徴がある。本実施形態に係る充電装置1は、第1の実施形態に比べて電源の変換効率がより高い状態に維持される。このため、出力電力が充電される二次電池の状態にきめ細かく対応し、変換効率の低下による損失が低く抑制され、該充電装置1はより少ない消費電力で動作する。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態に係る充電装置1の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る充電装置1は、複数の二次電池が同時に充電されるように、直流電力を二次電池に供給する複数の出力部を有する電力出力部8を備える。なお、本実施形態において出力部の個数を5にしたが、これに限定されず、出力部の個数は2以上であればよい。
出力部81、82、83、84、85にそれぞれ検出部101、102、103、104、105が備えられる。検出部101乃至105のそれぞれは、第1の実施形態における検出部101と同一であるのでその説明を省略する。
充電装置1は、直流電力を発生する複数の電源回路を有する電源部3を備える。本実施形態における複数の電源回路は、第1の実施形態における電源回路31乃至35と同一の構成を有するので、その説明を省略する。なお、本実施形態において電源回路の数を5にしたが、これに限定されず、電源回路の数は2以上であればよい。また、本実施形態においては電源回路の数と出力部の数が同じであるが、異なってもよい。本実施形態では、全ての電源回路が同一の最大出力値、例えば10キロワット、を有するとする。
本実施形態に係る充電装置1は外部の交流電力源2に接続され、二次電池91乃至95が該充電装置1に接続される。なお、図6では、全ての出力部81乃至85のそれぞれに二次電池が接続されるが、充電される二次電池の数は1以上であればよい。
充電装置1は、交流電力源2から交流電力が供給され、二次電池に直流電力を供給して二次電池を充電する。電源部3は、出力部に接続される1つの二次電池の充電に十分な出力電流値を有する直流電力を発生する。
充電装置1は、交流電力源2から受けた交流電力を電源回路31乃至35のそれぞれに供給する入力電力接続切換部4を含む。入力電力接続切換部4は、電源回路31、32、33、34、35にそれぞれ接続されたスイッチ41、42、43、44、45を有する。スイッチ41乃至45は、電源回路31乃至35のそれぞれへの交流電力の供給及び交流電力源2からの切り離しを行う。スイッチ41乃至45は、継電器のように物理的に接続を切換える部品により実施されてもよいし、或は、電気的な導通状態と非導通状態との間の切換動作を行うトランジスタなどのスイッチング素子により実施されてもよい。
制御部11は、第1の実施形態と同様に、二次電池が接続される検出部から二次電池についての情報を取得する。すなわち、制御部11は、二次電池の電極間の電圧及び電極に流れる電流値を基に二次電池の充電残量を得る。また、制御部11は、二次電池を構成する材質など二次電池の種類についての情報を検出部から取得する。或は、二次電池の種類についての情報がユーザにより外部から入力部12に入力されてもよい。
本実施形態に係る充電装置1には、複数の二次電池が接続される。従って、制御部11は、第1の実施形態における動作に加えて、二次電池の個数を取得する。すなわち、検出部101乃至105のそれぞれは、接続される二次電池91乃至95についての情報を制御部11に通知するが、二次電池が接続されていなければ出力部に負荷がかかっていないとの情報を制御部11に送信する。制御部11は、検出部101乃至105から取得した二次電池の個数についての情報をもとに、充電処理情報のセットを用意する。該セットの数は、接続される二次電池の個数である。新たに二次電池が接続された場合は、充電処理情報のセットが追加される。また、充電処理情報は、制御部11などの指示により、検出部101乃至105が二次電池の状態を検出して制御部11に送信した時点で更新される。
入力部12は、さらに複数の二次電池が充電される場合、二次電池の充電の優先順位などを入力し制御部11に通知する。制御部11は、優先順位に基づいて充電処理情報を制御する。優先順位は、ユーザの操作により、充電手続中に変更されてもよい。
制御部11は充電処理情報に基づいて充電完了までの時間を算出し、図示しない表示部に充電時間を表示してユーザに通知してもよい。ユーザは表示された充電時間を参照し、必要に応じて接続された二次電池の充電手続の中断の指示を入力部12に入力してもよい。
入力電力接続切換部4のスイッチ41乃至45は、制御部11から指示を受けた入力接続制御部5により制御される。入力接続制御部5に備えられた入力接続組合せ制御部52は、入力接続通信部51を介して制御部11からの指示を受け、例えば制御部11により稼動する電源回路に指定された電源回路に接続されるスイッチを閉状態にして、外部の交流電力源2から電力を供給する。また、入力接続組合せ制御部52は、制御部11により、稼動しない電源回路に指定された電源回路に接続されるスイッチを開状態にして、外部からの電力の供給を絶つ。
本実施形態に係る充電装置1は、複数の二次電池を接続し、電源回路からの直流電力をそれぞれの二次電池に供給する。このため、電源回路31乃至35が供給する電力を複数の出力部81のそれぞれに振り分ける必要がある。本実施形態においては、電源部3からの出力側と電力出力部8の入力側の間に、バス構造を有する出力経路切換部6が備えられる。すなわち、電源部3の備える電源回路31乃至35のそれぞれの出力が、電力出力部8の備える出力部81乃至85への全ての入力に、スイッチ等を介して接続可能であるように、出力経路切換部6が構成される。出力経路切換部6のスイッチは制御部11からの指示を、出力経路通信部71を介して、受信した出力経路組合せ制御部72により制御される。
すなわち、例えば出力経路組合せ制御部72は、電源回路31の発生する直流電力が出力部81に供給されるように、電源回路31の出力に接続されるバス線のスイッチのうち出力部81への入力線へのスイッチのみを閉状態にする。
出力経路切換部6は、電源部3から電力出力部8への電力供給の経路を設定する。すなわち、電源部3に含まれる電源回路31乃至35のそれぞれにおいて発生する直流電力が電力出力部8に含まれる出力部81乃至出力部85のいずれに供給されるかが設定される。出力経路切換部6は、出力経路制御部7により制御される。すなわち、電力出力部8の出力部81乃至85の状態、例えば出力部に接続される二次電池の残量や電力出力部8に接続される二次電池の個数などに応じて、直流電力の供給経路が適宜設定される。
次に、図6及び7を参照して、第3の実施形態に係る充電装置1における出力電力の制御手続の詳細を以下に説明する。
電力出力部8の出力部81乃至85の少なくとも1つに二次電池が接続され、充電手続が開始する。
検出部101乃至105は、出力部81乃至85のそれぞれに接続される二次電池の情報を取得する(ステップS301)。検出部101乃至105のそれぞれが検出する情報は、例えば、二次電池の有無を含む。二次電池が接続される場合は、該情報は、二次電池の電極間の電圧値及び二次電池から出力部の端子に流れる電流値を含んでもよい。さらに、検出部101乃至105は、二次電池の電極の形状などにより二次電池の種類を判別してもよい。該情報は制御部11に送信され、二次電池の個数、二次電池のそれぞれの充電残量及び二次電池の種類などが判定される。
制御部11は、検出部により検出される情報から二次電池の充電残量及び種類などを判定するために、図示しない記憶部に保持された対応情報を参照してもよい。
次に、入力部12に外部から入力された指示があるかどうかを検出する(ステップS302)。外部からの指示があれば、制御部11は入力された情報を入力部12から受信する(ステップS303)。
複数の二次電池が電力出力部8に接続されている場合、複数の二次電池の充電手続の優先順位を決定する(ステップS304)。該優先順位はあらかじめ定められていてもよいし、外部から入力部12に入力された指示に従って決定されてもよい。
優先順位は充電残量などの二次電池の状態に応じて決定されてもよいし、いずれの二次電池も優先されることなく均等に電力を供給してもよい。また、ユーザが優先的に充電される二次電池を指定してもよい。充電残量に応じて優先順位を決定する場合、充電残量の少ないものを優先して接続された二次電池がほぼ同時に充電を完了するように順位を決めてもよいし、或は充電残量の多いものすなわち充電時間の短い二次電池の充電手続を優先してもよい。
次に、電力出力部8に接続される二次電池の要求出力を決定する(ステップS305)。なお、ステップS304とステップS305は入れ替えてもよい。制御部11は、例えば、記憶部に保持された二次電池の充電プロファイルを参照して、要求出力を決定してもよい。
要求出力値の合計が所定の閾値以下であるかどうかを判定し(ステップS306)、閾値以下であれば、二次電池のいずれも充電する必要がないので、充電手続を終了する。閾値は、二次電池の種類或は大きさによって異なってもよい。検出部が検出した情報に基づいて閾値が決定される。
充電手続が続行される場合、それぞれの二次電池の充電に割当てられる電源回路が決定される(ステップS307)。すなわち、要求出力及び優先順位に基づいて、二次電池のそれぞれに対して割当てられる少なくとも一つの電源回路が電源回路31乃至35から選択される。
電源回路の割当が決定すれば、その割当に基づき、制御部11は入力電力接続切換部4のスイッチ41乃至45のそれぞれの開状態或は閉状態についての指示を入力接続制御部5に通知する。これにより、電力入力接続が設定される(ステップS308)。
さらに、電源回路31乃至35の出力を出力部81乃至85のいずれの出力部に供給するかが指定されている電源回路の割当に基づいて、出力経路切換部6のバススイッチが制御部11からの指示を受けた出力経路制御部7により制御される。これにより、電力出力経路が設定される(ステップS309)。
次に、複数の二次電池のそれぞれに対して割当てられる電源回路を決定する手順を、例を挙げて説明する。
図8は、本実施形態に係る充電装置1が二次電池を接続して充電する構成の一つの例を示す。
充電装置1の出力部81及び82に、2つの二次電池91及び92がそれぞれ接続される。2つの二次電池91及び92の充電残量は80パーセントとする。このとき、二次電池91及び92のそれぞれの要求電力値は充電プロファイルをもとに求められ、例えば10キロワット以下であるとする。二次電池91及び92には、10キロワットの電源回路を1台ずつ割当てればよい。二次電池91及び92が充電装置1に要求する出力の合計は充電装置1の最大出力よりも小さい値であり、この場合は20キロワットである。
入力電力接続切換部4において、例えば電源回路31及び32に交流電力源2からの電力を供給するように、スイッチ41及び42を閉状態にする。2台の電力回路は第1の実施形態と同様に、所定の方法で選択されてよい。この他の電源回路33乃至35に対しては、入力電力接続切換部4においてスイッチ43乃至45を開状態にし、外部からの電力供給を遮断する。
出力経路切換部6において、例えば電源回路31の出力電力を出力部81に供給して二次電池91を充電し、電源回路32の出力電力を出力部82に供給して二次電池92を充電するように、バススイッチを設定する。すなわち、図8において黒丸で示される位置のスイッチが閉状態になり、この位置で電源回路の出力と出力部の入力が導通する。
図8で示される構成においては、複数の二次電池91及び92が充電装置1に接続された場合に必要最小限の電源回路のみを稼動するので、電源部3は効率の良い状態で稼動する。すなわち、稼動する必要のない電源回路33乃至35は、入力電力接続切換部4におけるスイッチ43乃至45を開状態にして、稼動が停止される。これにより、効率の悪い状態で電源回路が稼動する関連技術に比べて、消費電力が削減され、効率的に複数の二次電池91及び92が充電される。
図8において、未接続の出力部83乃至85の少なくとも一つに二次電池が接続されると、稼動が止められている電源回路33乃至35は、入力電力接続を切換えることにより該二次電池の充電手続への利用が開始される。二次電池が出力部83乃至85の少なくとも一つに接続されると、検出部103乃至105が状態を検出し、該状態についての情報が制御部11に通知される。該通知に基づいて、入力電力接続が切換えられる。
次に、本実施形態に係る充電装置1が二次電池を接続して充電する構成のもう一つの例を図9に示す。
2つの二次電池91及び92が、充電装置1の出力部81及び82にそれぞれ接続される。2つの二次電池91及び92の充電残量は、それぞれ40パーセントと20パーセントとする。このとき、二次電池91及び92のそれぞれの要求電力量が、例えば55キロワット及び80キロワットであるとする。
第1の実施形態と同様にして、二次電池91及び92の充電に必要な電源回路の台数はそれぞれ3台及び4台である。このとき、二次電池91及び92を充電するための電源回路の台数は、充電装置1が備える電源回路の台数を越えるので、稼動する電源回路の二次電池への割当について制限が必要になる。
該制限はあらかじめ決められてもよいし、入力部12を介してユーザにより随時変更されてもよい。例えば、充電残量が最も少ない二次電池に該二次電池が要求する電力を供給し、該要求電力が充電装置1の最大出力電力よりも小さければ、余剰の電力を充電残量が次に少ない二次電池に割当てるように設定してもよい。或は、充電残量が最も多い二次電池に、出力電力を優先して割当てるように設定してもよい。また、ユーザが指定した二次電池を優先するように設定してもよい。さらに、接続される二次電池に均等に出力電力を割当てるように設定してもよい。均等に出力電力を割当てる場合、例えば図9で示される二次電池に対して同数の電源回路すなわちそれぞれに2台の電源回路を割当ててもよい。或は、充電残量が異なる場合は、二次電池が要求する電力に相関するように電源回路の台数を配分してもよい。例えば図9において、二次電池91及び91にそれぞれ2台及び3台の電源回路を割当ててもよい。
図9は、二次電池91に優先して出力電力を供給し、余剰の出力電力を二次電池92に割当てる例を示す。二次電池91には、3台の電源回路が割当てられる。ここでは、図9に示される5台の電源回路から、所定の方針に従って3台が選択される。例えば、電源回路31乃至33の3台の電源回路が二次電池91に割当てられるとする。図9に示すように、電源回路31乃至33の出力に出力部81の入力が導通するように、出力経路切換部6におけるバススイッチが制御される。導通される位置が黒丸で示される。
充電装置1の5台の電源回路のうち3台の電源回路が二次電池91の充電に割当てられたため、余剰の電源回路は2台である。二次電池92の充電には4台の電源回路の割当が必要であるが、この段階で割当が可能な電源回路は2台であるので、その2台の電源回路を二次電池92の充電に割当てる。すなわち、入力電力接続切換部4のスイッチ41乃至45の全てが閉状態にされ、電源回路31乃至35の全てが稼動し、電源回路34及び35の出力に出力部82の入力が導通するよう、出力経路切換部6のバススイッチが制御される。導通される位置が黒丸で示される。
時間の経過とともに充電残量が変化し、二次電池91が要求する電力が減少し余剰な出力電力が増加した場合に、増加分を要求出力に満たない出力で充電されている二次電池の充電に割当ててよい。
また二次電池の個数が3以上の場合は、上記と同様の手続に従う。すなわち、優先順位の高い2個の二次電池に電源回路が割当てられ、余剰の電源回路が利用可能であれば3番目の二次電池に電源回路を割当てられる。4番目以降の二次電池に対しても同様である。
図9に示される例においては、接続される複数の二次電池の要求する出力の合計が充電装置1の最大出力電力を越える場合、優先順位を付して指定された複数の二次電池の充電手続が早期に完了する。この優先順位の指定はユーザの指示により随時変更が可能であり、詳細な使用用途に個別に対応可能である。
(第4の実施形態)
図10は、本発明の第4の実施形態に係る充電装置1の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る充電装置1は、電源部3に含まれる電源回路31乃至36の最大出力電力が互いに異なるという点で、第3の実施形態に係る充電装置と異なる。本実施形態に係る充電装置1のそれ以外の構成は第3の実施形態と同一であるので、その説明を省略する。ただし、電源回路36にスイッチ46が接続される。なお、本実施形態では電源回路の台数が6であるが、これに限定されない。
図10において、電源回路31乃至36の最大出力電力はそれぞれ1キロワット、2キロワット、4キロワット、8キロワット、16キロワット及び32キロワットである。充電装置1の最大出力は、これらを合算して63キロワットである。
本実施形態においては、複数の二次電池を電力出力部8に接続して充電する場合、二次電池のそれぞれに割当てられる電源回路を決定する方法が第3の実施形態(図7のステップS307)とは異なる。
1つの二次電池に対して稼動する電源回路を決定する方法は、第2の実施形態で説明した通りである。
複数の二次電池の要求電力の合計が充電装置1の最大出力電力より大きくなる場合であって、均等に電源回路を割当てる場合は、複数の二次電池の要求電力の合計が充電装置1の最大出力電力と等しくなるように、それぞれの二次電池の要求電力値を縮小する。縮小した要求電力値に対して、以下の手続に従って電源回路を割当てる。
複数の二次電池に優先順位を付して充電する場合は、以下の手続に従う。
以下、入力電力切換部4のスイッチの台数及び電源部3の電源回路の数をJとし、それぞれのスイッチ及び電源回路をjで指定する。また、充電される二次電池の数をMとし、二次電池に接続される出力部をmで指定する。ここで、Mは電力出力部8の出力部の台数を越えない。
制御部11が入力接続制御部5に通知する制御指示として、スイッチjを閉状態にする場合はEに1を代入して送信し、スイッチjを開状態にする場合はEに0を代入して送信するとする。
制御部11が出力経路制御部7に通知する制御指示として、電源回路jの出力に出力部mの入力を導通する場合はBjmに1を代入して送信し、それ以外の場合はBjmに0を代入して送信するとする。
二次電池mが要求する電力値をQとして、最大出力値が最小である電源回路の最大出力値をPとする。電力値QをPで除した商の値以上で、最小の整数値をLとする。また、電源回路jの最大出力値をPで除した商の値以下で最大の整数値をcとする。ただし、j及びmは1以上の整数とする。
複数の二次電池の充電に電源回路を割当てる手続は、Lのmについての総和がcのjについての総和を越えないという制限のもとで、Bjmのmについての総和がE、すなわち0または1、というJ個の関係式と、Bjmとcの積のjについての和がLというM個の関係式を解いてBjmを求める、という手続である。
簡単のために、第2の実施形態で示したように、cがrのべき乗、例えばrのk乗すなわちrで表わされる(kは0以上の整数)電源回路により構成される場合に、Bjmを求める手続を説明する。なお、kの最大値をnとするとき、Jは(r−1)(n+1)である。また、j−1をr−1で除した商をkとして、cはrある。なお、j=k(r−1)+1、k(r−1)+2、・・・、(k+1)(r−1)である。図10の例では、rが2、nが5、Pが1キロワットである。
また、二次電池mに割当てられる最大出力電力がrPである電源回路の台数をamkとすると、amkはBjmのjについてk(r−1)+1から(k+1)(r−1)までの和である。第2の実施形態におけるaは、本実施形態のa1kに対応する。
なお、amkが1以上で、最大出力電力がrPである複数台の電源回路からamk台の電源回路を選択する場合、所定の方針に従って選択し、選択された電源回路についてBjmを1にする。
これにより、上記のBjmを求める手順は、amkを求める手順に代替される。
以下、複数の二次電池のうち1番目の二次電池が優先して充電されるように、電源回路が割当てられるとする。この手続は、第2の実施形態の図5の手順に従って行われるので、説明を省略する。なお、図5においてL、a、aをそれぞれL、a1k、a1nと書き換える。1番目の二次電池の充電に電源回路が割り当てられた後に、2番目の二次電池の充電に電源回路が割当てられ、以下順に二次電池の充電に電源回路が割当てられる。
図11は、m番目の二次電池の充電に割当てられる電源回路を決定する手続の一例を示す。
図11の手続は、ほぼ図5の手続と重複する。ただし、m−1番目までの二次電池の充電に割当てられた電源回路は選択できないという制限があり、m−1番目までに選択されなかった電源回路から選択される。すなわち、二次電池が要求する出力値に対して必要な電源回路を、選択されずに残った電源回路から確保できなければ(ステップS404及びステップS412)、確保しようとしている電源回路を含めて、それよりも小さい最大出力電力の電源回路のうち選択されずに残っている電源回路を全て選択して(ステップS410及びステップS413)手続を終える。なお、ステップS404、ステップS410、ステップS412、ステップS413の総和処理は、添字iについて1からm−1までの和をとることを表わす。
なお、m番目の二次電池の充電速度を上げるため、変換効率を多少悪化させても必要な出力電力を確保するために、ステップS413の後段に、要求電力値Qに所定の差分を加えるステップを追加して、ステップS401に手続を戻してもよい。これにより、最大出力電力の大きい電源回路をm番目の二次電池の充電に確保する可能性がある。
以上の手続を繰り返して、mがMに到達したら、二次電池の充電への電源回路の割当の手続を終える。
この他の処理は、第3の実施形態と同一であるので説明を省略する。
以上の手続により、優先順位の高い二次電池については電源回路の変換効率を高く維持して充電手続を続行することができ、余剰の電源回路をそのほかの二次電池の充電に利用することができる。出力電力は、充電される二次電池の状態にきめ細かく対応し、変換効率の低下による損失が低く抑制される。これにより、充電装置はより少ない消費電力で動作する。
また、複数の二次電池はあらかじめ定められた優先順位で充電され、必要に応じてユーザの指示により優先順位は変更可能である。これにより、充電手続の自由度の高い充電装置が提供される。
以上述べたように、本発明の充電装置においては、電源部が複数の電源回路で構成され、この電源回路の入力電力接続が切り換え可能であり、出力電力経路が切換可能な電源バスで構成される。これにより、電池残存容量が異なる複数の電気自動車が充電設備を訪れた場合でも、最適な供給電力を複数同時に供給できる。また、電源部に含まれる複数の電源回路の出力電力が互いに異なる場合、この電源回路の組み合わせの変更によって最適な変換効率での充電装置の稼動が可能である。さらに、二次電池の充電時間がある時点を経過すると、それ以降の時間帯では二次電池は最大電力値での出力を必要としない。この時間帯においては、出力する必要のない電源回路が順次切り離される。切り離された電源は他の充電が必要な装置或は電気自動車などに対して使用される。これにより、充電装置は常に最大効率及び最大出力の状態で動作する。
更に、電力出力部8に接続される二次電池が要求する最大の出力電力値の合計よりも大きい電力値の出力を電源部が供給できるように、電源部が冗長な複数の電源回路を含んでもよい。これにより、電力を供給している電源回路の一部に故障が発生した場合でも、該電源回路を切り離して冗長な電源回路に切換えることにより、充電装置の継続使用が可能になり、装置の保守或は修理の回数が抑制される。また、冗長な電源回路は、上記のように、故障に対する予備として電源部に備えられてもよいが、電源部に含まれる電源回路を、冗長な電源回路を含めて、交代で使用されるように制御されてもよい。これにより、一部の電源回路の集中した連続的稼動が回避され、電源回路の部品の連続使用に起因する劣化が抑制され、充電装置の寿命が延びる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
上記の実施の形態では、二次電池を充電する充電装置及び充電方法について述べたが、本発明はこれに限定されない。本発明は、その状態に応じて要求する電力値が変化する電力供給先に電力を供給する電源回路として好適に適用可能である。
また、本実施形態では、交流電力源から供給された電力を複数の二次電池に配分して充電する例を説明したが、本発明はこれに限定されない。電池などの直流電源から電力の供給を受けて、電力供給先に電力を配分して供給してもよい。電力供給先に応じて、交流電力に変換して供給してもよい。
また、以上説明した方法は、コンピュータがプログラムを記録媒体或は通信回線から読み込んで実行することによって実現してもよい。
この出願は、2010年12月21日に出願された日本出願特願2010−284138を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく変換効率が負荷に依存する電源回路の制御装置及び制御方法として好適に適用可能である。
1 充電装置
2 交流電力源
3 電源部
4 入力電力接続切換部
5 入力接続制御部
6 出力経路切換部
7 出力経路制御部
8 電力出力部
11 制御部
12 入力部
31 電源回路
32 電源回路
33 電源回路
34 電源回路
35 電源回路
36 電源回路
41 スイッチ
42 スイッチ
43 スイッチ
44 スイッチ
45 スイッチ
46 スイッチ
51 入力接続通信部
52 入力接続組合せ制御部
71 出力経路通信部
72 出力経路組合せ制御部
81 出力部
82 出力部
83 出力部
84 出力部
85 出力部
91 二次電池
92 二次電池
93 二次電池
94 二次電池
95 二次電池
101 検出部
102 検出部
103 検出部
104 検出部
105 検出部
1001 充電装置
1002 交流電力源
1003 電源部
1008 電力出力部
1009 二次電池

Claims (10)

  1. 電力を供給する出力手段と、
    所定の電力値の電力を発生する複数の電力発生手段と、
    前記出力手段の状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出した前記状態に基づいて前記複数の電力発生手段を制御する制御手段を備えることを特徴とする充電装置。
  2. 前記出力手段に電池が接続され、
    前記制御手段は前記電池の充電に必要な電力値に基づいて前記複数の電力発生手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  3. 複数の出力手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記検出手段が検出した前記複数の出力手段の状態に基づいて前記複数の電力発生手段及び前記複数の出力手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の充電装置。
  4. 前記制御手段は、前記複数の電力発生手段の稼働状態、及び前記複数の電力発生手段と前記複数の出力手段との間の経路を設定することを特徴とする請求項3に記載の充電装置。
  5. 前記複数の電力発生手段の最大出力電力値と最小の最大出力電力値の比が、整数値のべき乗であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の充電装置。
  6. 複数の電力発生手段の少なくとも一つから出力手段に供給される電力により充電する充電方法であって、
    前記出力手段の状態を検出するステップと、
    前記検出した状態に基づいて前記複数の電力発生手段を制御するステップを有することを特徴とする充電方法。
  7. 前記複数の電力発生手段を制御するステップにおいて、前記状態に基づいて前記出力手段に接続される電池の充電に必要な電力値が決定されることを特徴とする請求項6に記載の充電方法。
  8. 前記状態に基づいて複数の出力手段を制御するステップをさらに有することを特徴とする請求項6または7に記載の充電方法。
  9. 前記複数の電力発生手段を制御するステップにおいて、前記複数の電力発生手段の稼働状態が決定され、前記複数の電力発生手段と前記複数の出力手段との間の経路が設定されることを特徴とする請求項8に記載の充電方法。
  10. 前記複数の電力発生手段の最大出力電力値と最小の最大出力電力値の比が、整数値のべき乗であることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の充電方法。
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