JPWO2012042788A1 - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

本発明のモータ制御装置は、モータのエネルギーを吸収してブレーキをかけるダイナミックブレーキ機能を有している。本モータ制御装置は、ダイナミックブレーキ抵抗と、ダイナミックブレーキ抵抗近傍に配置した温度スイッチと、ダイナミックブレーキ抵抗近傍に配置し、ダイナミックブレーキ抵抗に直列接続した温度ヒューズと、温度スイッチの接点状態を検出する断線検出回路とを備える。そして、本モータ制御装置は、温度スイッチの動作温度を温度ヒューズの動作温度よりも低い値に設定している。

Description

本発明は、ダイナミックブレーキ機能を有するモータ制御装置に関する。
一般的に、半導体製造装置や搬送装置、工作機械などFA(Factory Automation)関連装置の駆動にはサーボモータが用いられている。モータ制御装置は、サーボモータとセットで装置に組み込まれ、使用者の意図する動作となるようにサーボモータの動作を制御する。モータ制御装置には、異常時にモータを緊急停止させるためのダイナミックブレーキ回路が内蔵されている場合が多い。
図2は従来のダイナミックブレーキ機能を備えたモータ制御装置95の説明図である。モータ制御装置95は、モータ5を駆動するPWMインバータ回路4と、外部装置から通知される指令値31に基づきPWMインバータ回路4を駆動制御する制御回路96およびゲート駆動回路7と、ダイナミックブレーキ回路91とを備えている。
図2に示すように、ダイナミックブレーキ回路91は、制御回路96からダイナミックブレーキ駆動回路8への指令34に基づきダイナミックブレーキ切替スイッチ9を開閉することにより動作する。ダイナミックブレーキ回路91は、ダイナミックブレーキ切替スイッチ9が閉じたとき、モータ5のモータ電力線17をダイナミックブレーキ抵抗10を介して導通させる。ダイナミックブレーキ回路91は、このように、モータ5のエネルギーをダイナミックブレーキ抵抗10で吸収してブレーキをかけるものが一般的である。ブレーキのオンとオフとを切り替えるダイナミックブレーキ切替スイッチ9としては、リレーやサイリスタなどが用いられている。従来、ダイナミックブレーキ回路の消費電力や電流値を監視して、ダイナミックブレーキ回路が破壊しないように保護する方法が考案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
しかしながら、ダイナミックブレーキが動作している状態のまま、モータが外力により強制的に駆動されるような異常時には、上述したような従来の構成では安全性を十分に確保できないという課題があった。すなわち、ダイナミックブレーキが動作したままモータが強制駆動されると、ダイナミックブレーキ抵抗がモータで発生するエネルギーを消費し続ける。そして、ダイナミックブレーキ抵抗の温度が過度に上昇し、周囲部品に損傷を与えたり、最終的にはダイナミックブレーキ抵抗が断線したりして発火、発煙などの不安全動作に至るおそれがあった。
特開2002−369564号公報 特開平8−33195号公報
本発明のモータ制御装置は、モータのエネルギーを吸収してブレーキをかけるダイナミックブレーキ機能を備えたモータ制御装置である。本モータ制御装置は、ダイナミックブレーキ抵抗と、ダイナミックブレーキ抵抗近傍に配置した温度スイッチと、ダイナミックブレーキ抵抗近傍に配置し、ダイナミックブレーキ抵抗に直列接続した温度ヒューズと、温度スイッチの接点状態を検出する断線検出回路とを備える。そして、本モータ制御装置は、温度スイッチの動作温度を温度ヒューズの動作温度よりも低い値に設定した構成である。
これにより、ダイナミックブレーキが動作状態のままモータが強制的に駆動されるような異常時において、ダイナミックブレーキ抵抗が過度に温度上昇したとしても、断線検出回路が温度スイッチの接点状態に基づき異常検出する。そして、使用者に異常を伝達し、適切な処置を行えば抵抗の焼損を未然に防ぐことができる。また、異常検出後も引き続きモータが強制的に駆動させられた場合でも、温度ヒューズが断線することによって、抵抗が焼損する前に電力供給を遮断できる。このため、不安全動作を防止でき、安全性を高めることができる。
また、本発明のモータ制御装置は、温度スイッチの接点状態が復帰した後も、断線検出回路が断線検出状態を保持する構成である。
これにより、温度ヒューズが断線後、抵抗の温度が低下すると温度スイッチは復帰するが、断線検出回路は異常検出状態を保持し続ける。このため、使用者へ確実に異常を伝達することが可能であり、異常状態のまま誤ってモータ制御装置を使用することを防止でき、さらに安全性を高めることができる。
図1は、本発明の実施の形態におけるモータ制御装置を含むモータ制御システムのブロック図である。 図2は、従来のモータ制御装置の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明のモータ制御装置15を含むモータ制御システムのブロック図である。本モータ制御システムは、半導体製造装置や搬送装置、工作機械のようなFA関連装置などに用いられる。本モータ制御システムは、モータ制御装置15と電源1およびモータ5とで構成されている。モータ制御装置15には電源1から交流電力が供給され、モータ制御装置15は、外部からの指令値31に従ってモータ5の回転動作や動き動作を制御し、モータ5を駆動する。また、本実施の形態ではモータ5を3相駆動する一例を挙げている。
図1において、電源1は、単相または3相交流電圧であり、電圧値としては100Vや200V、400Vなどが用いられる。
モータ制御装置15は、図1に示すように、電源回路23とPWMインバータ回路4と制御回路6とゲート駆動回路7とダイナミックブレーキ回路21とを含む構成である。
電源1はモータ制御装置15の電源回路23へ入力される。電源回路23は、交流電圧を整流する整流回路2と、整流回路2からの直流電圧が充電される電解コンデンサ3とを含む。
また、外部からの指令値31がモータ制御装置15の制御回路6に通知される。指令値31は、上位制御装置(図示せず)から送信される指令信号であり、例えばモータ5を位置制御する場合には位置指令、モータ5を速度制御する場合は速度指令のような指令を含む。より具体的な例として、位置指令の場合はパルス信号、速度指令の場合はアナログ電圧により、指令値31が制御回路6に入力される。パルス信号の場合は、モータ1回転あたりのパルス数があらかじめ設定されており、制御回路6が指令パルス数をカウントすることによってモータ5を適切な量だけ回転させ位置制御を実現する。また、アナログ電圧の場合は、入力される電圧値とモータ回転速度の関係とをあらかじめ設定しておき、入力された指令電圧を制御回路6が検出し、適切な速度でモータを回転させる。
制御回路6は、指令値31に従って電圧指令値32を生成し、その電圧指令値32によりゲート駆動回路7を動作させる。ゲート駆動回路7は、電圧指令値32に応じてパルス幅変調(PWM、Pulse Width Modulation)されたパルス信号であるゲート駆動信号33を生成し、そのゲート駆動信号33をPWMインバータ回路4に供給する。PWMインバータ回路4は、モータ5を3相駆動するためIGBTやMOSFETなどのパワー半導体6個から構成されている。PWMインバータ回路4の各パワー半導体は、ゲート駆動回路7からのゲート駆動信号33に応じてスイッチング動作する。このスイッチング動作に基づくモータ駆動電力は、各相に対応した3本のモータ電力線17を介してモータ5に供給される。このような構成により、電圧指令値32に応じたPWMに基づきモータ5を駆動する。また、制御回路6は、ダイナミックブレーキ回路21の制御もさらに行う。
本実施の形態のモータ制御装置15は、上述したようなダイナミックブレーキ機能を実現するためにダイナミックブレーキ回路21を有している。次に、ダイナミックブレーキの動作を行うダイナミックブレーキ回路21について説明する。ダイナミックブレーキは、緊急時などにモータを停止させるための機能である。緊急時とは例えば、主電源が遮断されたときやモータ制御装置15への指令値31が異常となった場合、あるいはモータ制御装置15が何らかの異常を検出した場合などである。制御回路6は、このような主電源遮断や異常状態を検出する機能を備えている。そして、このような緊急時に、制御回路6がダイナミックブレーキ駆動信号34によりダイナミックブレーキ回路21に指令を送る。
ダイナミックブレーキ回路21は、ダイナミックブレーキ駆動回路(以下、駆動回路と呼ぶ)8とダイナミックブレーキ切替スイッチ(以下、切替スイッチと呼ぶ)9とダイナミックブレーキ抵抗(以下、ブレーキ抵抗と呼ぶ)10とダイナミックブレーキ整流回路(以下、整流回路と呼ぶ)14とに加えて、温度スイッチ11と温度ヒューズ12と断線検出回路13とを備えている。
ダイナミックブレーキ回路21には、モータ電力線17が引き込まれている。モータ電力線17には整流回路14が接続され、整流回路14の整流出力に、直列接続された切替スイッチ9とブレーキ抵抗10とが接続されている。切替スイッチ9は、制御回路6からのダイナミックブレーキ駆動信号34に基づき、駆動回路8によって開放と短絡とに切り替えられる。このような構成により、切替スイッチ9が動作し、ダイナミックブレーキの有効/無効を切り替えることができる。切替スイッチ9には、一般的にリレーやサイリスタなどが用いられる。本実施の形態では、モータ5が動作中は切替スイッチ9が開放となってブレーキが無効となる構成例を挙げている。また、制御回路6の指令に基づき切替スイッチ9が短絡すると、モータ5の3本のモータ電力線17の電圧は、接続された整流回路14により整流され、整流電流がブレーキ抵抗10に流れ込む。そして、ブレーキ抵抗10によってモータ5で発生するエネルギーを吸収し、ブレーキトルクが発生する。このような動作をさせることにより、モータ5を停止させている。ここで整流回路14を使用せず、3本のモータ電力線17のそれぞれの間に抵抗を挿入することによってブレーキトルクを発生させることもできる。
ところで、ダイナミックブレーキはあくまで緊急時に動作する機能であるので、何度も連続して動作させたり、切替スイッチ9を短絡した状態で外部からモータ5を強制的に駆動させるなどの異常状態になった場合、ブレーキ抵抗10はモータ5で発生するエネルギーを消費し続ける。このため、温度が過度に上昇して周囲回路を破損したり、抵抗が焼損したりするなどの不安全が発生する可能性がある。これに対し、本実施の形態では、ダイナミックブレーキ回路21において、ブレーキ抵抗10の近傍に温度スイッチ11を設置し、温度スイッチ11の接点状態を検出する断線検出回路13を設け、さらにブレーキ抵抗10と直列に接続した温度ヒューズ12を設置することにより不安全を防止する構成としている。
温度スイッチ11は、例えばサーモスタットに利用される温度感知機能を備えた機械式の接点スイッチである。温度スイッチ11は、例えばバイメタルを利用して周囲温度に基づき開放と短絡とのいずれかの状態となる。具体的には、温度スイッチ11は、所定の動作温度以下では短絡状態となっており、所定の動作温度を超えると開放状態となる。本実施の形態では、温度スイッチ11を、サーモスタットに利用されるこのような温度スイッチとしている。そして、本実施の形態では、温度スイッチ11がブレーキ抵抗10の温度を感知して開閉動作するような位置に、温度スイッチ11を設置している。
断線検出回路13は、このような温度スイッチ11の接点状態を検出する。また、断線検出回路13は、ラッチ式リレー16を有している。ラッチ式リレー16は、一般にセット/リセットの2通りのコイルを備えており、一方のコイルを励磁して接点状態を変えた後、他方のコイルを励磁するまで接点状態を保持する機能を備えたリレーである。本実施の形態では、このラッチ式リレー16を利用して、温度スイッチ11の接点状態が、開放状態から短絡状態へと復帰した後も断線検出状態を保持する構成としている。断線検出回路13は、温度スイッチ11の接点状態に基づき生成した信号を断線検出信号35として制御回路6に通知する。
温度ヒューズ12は、温度感知機能を備えたヒューズである。温度ヒューズ12は、周囲温度が所定の温度を越えると断線して開放状態となる。温度ヒューズ12は、ブレーキ抵抗10と直列接続されている。すなわち、図1に示すように、本実施の形態では、切替スイッチ9、ブレーキ抵抗10および温度ヒューズ12が直列接続されている。そして、本実施の形態では、温度ヒューズ12がブレーキ抵抗10の温度を感知し、所定の動作温度を越えると断線するような位置に、温度ヒューズ12を設置している。なお、温度スイッチ11の動作温度は、温度ヒューズ12の動作温度よりも低い値に設定しておく。
さらに、断線検出回路13では、ラッチ式リレー16のセット/リセットのコイルをそれぞれ正常時/異常時とし、通常は温度スイッチ11の接点が短絡状態でラッチ式リレー16の接点を正常側としておく。そして、温度スイッチ11の接点が開放すると、断線検出状態になったとして、ラッチ式リレー16の異常側のコイルを励磁するように回路を構成している。すなわち、制御回路6が異常検出後に、温度スイッチ11の接点が復帰して開放状態から短絡状態になっても、正常側のコイルを励磁しないかぎり、ラッチ式リレー16の接点状態は変わらない仕様となっている。
以上のような構成において、緊急処置により切替スイッチ9を短絡した状態で、さらに外部からモータ5を強制的に駆動させるなどの異常状態になった場合、ブレーキ抵抗10の温度が過度に上昇する。すると、温度スイッチ11の接点が開放し、断線検出回路13が動作して断線検出信号35を制御回路6へ伝達する。このような動作により、モータ制御装置15は、ダイナミックブレーキ異常検出信号36を出力して外部に表示するなど使用者に異常を知らせる。ところが、例えば使用者がダイナミックブレーキの異常に気付かずにそのままモータ5を強制駆動させ続けた場合、異常状態が継続することになる。このような不具合をも防止するため、本実施の形態では温度ヒューズ12を設けた構成としている。すなわち、異常状態が継続してブレーキ抵抗10の温度がさらに上昇すると、温度ヒューズ12が断線する。このような動作によって、ブレーキ抵抗10への電力供給を遮断し、ブレーキ抵抗10の焼損を防ぐことで、発火、発煙などの不安全を防止し、安全性を高めている。
温度スイッチ11は、温度が低下すると接点が復帰し短絡状態となる。しかし、断線検出回路13のラッチ式リレー16により、断線検出信号35の状態が保持されたままとなり、制御回路6はダイナミックブレーキ異常検出信号36を出力し続ける。もしもモータ制御装置15の電源を再起動した場合でも、ラッチ式リレー16は状態を保持するため、制御回路6はダイナミックブレーキ異常検出信号36を出力する。また、温度ヒューズ12が断線した場合、ブレーキ抵抗10の温度が低下して温度スイッチ11は開放状態から短絡状態に復帰する。このような場合でも、ラッチ式リレー16は状態を保持するため、制御回路6はダイナミックブレーキ異常検出信号36を出力する。よって、このような断線検出回路13を設けることにより、使用者に異常状態を確実に知らせることができ、不安全な状態でモータ制御装置15を使用することを防ぐことが可能となり、さらに安全性を高めることができる。
また、本実施の形態では、ラッチ式リレー16の正常時側のコイルを励磁できるように解除端子37を設けており、この解除端子37を短絡すれば断線検出信号35を初期化できる。すなわち、使用者が異常状態を認識した後、改善や修理が行われ、正常であることが確認された場合に初期化し、ダイナミックブレーキ異常検出信号36を解除できる。これにより、ダイナミックブレーキ回路21の異常検出を解除するための操作が他のエラーなどと区別されるため、使用者が誤ってエラーを解除してしまうことを防ぐことができる。
以上説明したように、本発明のモータ制御装置は、ダイナミックブレーキ抵抗と、ダイナミックブレーキ抵抗近傍に配置した温度スイッチと、ダイナミックブレーキ抵抗近傍に配置し、ダイナミックブレーキ抵抗に直列接続した温度ヒューズと、温度スイッチの接点状態を検出する断線検出回路とを備える。そして、温度スイッチの動作温度を温度ヒューズの動作温度よりも低い値に設定した構成である。
これにより、ダイナミックブレーキが動作中にダイナミックブレーキ抵抗が過度に温度上昇するような異常が生じても、断線検出回路が温度スイッチの接点状態に基づき異常検出できる。そして、使用者に異常を伝達し、適切な処置を行えば抵抗の焼損を未然に防ぐことができる。また、異常検出後も引き続きモータが強制駆動されたとしても、温度ヒューズが断線することによって、抵抗が焼損する前に電力供給を遮断できる。このため、不安全動作を防止でき、安全性を高めることができる。
さらに、本発明のモータ制御装置は、温度スイッチの接点状態が復帰した後も、断線検出回路が断線検出状態を保持する構成である。
これにより、温度ヒューズが断線後、ダイナミックブレーキ抵抗の温度が低下すると温度スイッチは復帰するが、断線検出回路は異常検出状態を保持し続ける。このため、使用者へ確実に異常を伝達することが可能であり、異常状態のまま誤ってモータ制御装置を使用することを防止でき、さらに安全性を高めることができる。
本発明のモータ制御装置は、モータのダイナミックブレーキが必要なFAサーボ分野などに有用である。
1 電源
2 整流回路
3 電解コンデンサ
4 PWMインバータ回路
5 モータ
6,96 制御回路
7 ゲート駆動回路
8 ダイナミックブレーキ駆動回路
9 ダイナミックブレーキ切替スイッチ
10 ダイナミックブレーキ抵抗
11 温度スイッチ
12 温度ヒューズ
13 断線検出回路
14 ダイナミックブレーキ整流回路
15,95 モータ制御装置
16 ラッチ式リレー
17 モータ電力線
21,91 ダイナミックブレーキ回路
23 電源回路
37 解除端子
本発明は、ダイナミックブレーキ機能を有するモータ制御装置に関する。
一般的に、半導体製造装置や搬送装置、工作機械などFA(Factory Automation)関連装置の駆動にはサーボモータが用いられている。モータ制御装置は、サーボモータとセットで装置に組み込まれ、使用者の意図する動作となるようにサーボモータの動作を制御する。モータ制御装置には、異常時にモータを緊急停止させるためのダイナミックブレーキ回路が内蔵されている場合が多い。
図2は従来のダイナミックブレーキ機能を備えたモータ制御装置95の説明図である。モータ制御装置95は、モータ5を駆動するPWMインバータ回路4と、外部装置から通知される指令値31に基づきPWMインバータ回路4を駆動制御する制御回路96およびゲート駆動回路7と、ダイナミックブレーキ回路91とを備えている。
図2に示すように、ダイナミックブレーキ回路91は、制御回路96からダイナミックブレーキ駆動回路8への指令34に基づきダイナミックブレーキ切替スイッチ9を開閉することにより動作する。ダイナミックブレーキ回路91は、ダイナミックブレーキ切替スイッチ9が閉じたとき、モータ5のモータ電力線17をダイナミックブレーキ抵抗10を介して導通させる。ダイナミックブレーキ回路91は、このように、モータ5のエネルギーをダイナミックブレーキ抵抗10で吸収してブレーキをかけるものが一般的である。ブレーキのオンとオフとを切り替えるダイナミックブレーキ切替スイッチ9としては、リレーやサイリスタなどが用いられている。従来、ダイナミックブレーキ回路の消費電力や電流値を監視して、ダイナミックブレーキ回路が破壊しないように保護する方法が考案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
しかしながら、ダイナミックブレーキが動作している状態のまま、モータが外力により強制的に駆動されるような異常時には、上述したような従来の構成では安全性を十分に確保できないという課題があった。すなわち、ダイナミックブレーキが動作したままモータが強制駆動されると、ダイナミックブレーキ抵抗がモータで発生するエネルギーを消費し続ける。そして、ダイナミックブレーキ抵抗の温度が過度に上昇し、周囲部品に損傷を与えたり、最終的にはダイナミックブレーキ抵抗が断線したりして発火、発煙などの不安全動作に至るおそれがあった。
特開2002−369564号公報 特開平8−33195号公報
本発明のモータ制御装置は、モータのエネルギーを吸収してブレーキをかけるダイナミックブレーキ機能を備えたモータ制御装置である。本モータ制御装置は、ダイナミックブレーキ抵抗と、ダイナミックブレーキ抵抗近傍に配置した温度スイッチと、ダイナミックブレーキ抵抗近傍に配置し、ダイナミックブレーキ抵抗に直列接続した温度ヒューズと、温度スイッチの接点状態を検出する断線検出回路とを備える。そして、本モータ制御装置は、温度スイッチの動作温度を温度ヒューズの動作温度よりも低い値に設定した構成である。
これにより、ダイナミックブレーキが動作状態のままモータが強制的に駆動されるような異常時において、ダイナミックブレーキ抵抗が過度に温度上昇したとしても、断線検出回路が温度スイッチの接点状態に基づき異常検出する。そして、使用者に異常を伝達し、適切な処置を行えば抵抗の焼損を未然に防ぐことができる。また、異常検出後も引き続きモータが強制的に駆動させられた場合でも、温度ヒューズが断線することによって、抵抗が焼損する前に電力供給を遮断できる。このため、不安全動作を防止でき、安全性を高めることができる。
また、本発明のモータ制御装置は、温度スイッチの接点状態が復帰した後も、断線検出回路が断線検出状態を保持する構成である。
これにより、温度ヒューズが断線後、抵抗の温度が低下すると温度スイッチは復帰するが、断線検出回路は異常検出状態を保持し続ける。このため、使用者へ確実に異常を伝達することが可能であり、異常状態のまま誤ってモータ制御装置を使用することを防止でき、さらに安全性を高めることができる。
図1は、本発明の実施の形態におけるモータ制御装置を含むモータ制御システムのブロック図である。 図2は、従来のモータ制御装置の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明のモータ制御装置15を含むモータ制御システムのブロック図である。本モータ制御システムは、半導体製造装置や搬送装置、工作機械のようなFA関連装置などに用いられる。本モータ制御システムは、モータ制御装置15と電源1およびモータ5とで構成されている。モータ制御装置15には電源1から交流電力が供給され、モータ制御装置15は、外部からの指令値31に従ってモータ5の回転動作や動き動作を制御し、モータ5を駆動する。また、本実施の形態ではモータ5を3相駆動する一例を挙げている。
図1において、電源1は、単相または3相交流電圧であり、電圧値としては100Vや200V、400Vなどが用いられる。
モータ制御装置15は、図1に示すように、電源回路23とPWMインバータ回路4と制御回路6とゲート駆動回路7とダイナミックブレーキ回路21とを含む構成である。
電源1はモータ制御装置15の電源回路23へ入力される。電源回路23は、交流電圧を整流する整流回路2と、整流回路2からの直流電圧が充電される電解コンデンサ3とを含む。
また、外部からの指令値31がモータ制御装置15の制御回路6に通知される。指令値31は、上位制御装置(図示せず)から送信される指令信号であり、例えばモータ5を位置制御する場合には位置指令、モータ5を速度制御する場合は速度指令のような指令を含む。より具体的な例として、位置指令の場合はパルス信号、速度指令の場合はアナログ電圧により、指令値31が制御回路6に入力される。パルス信号の場合は、モータ1回転あたりのパルス数があらかじめ設定されており、制御回路6が指令パルス数をカウントすることによってモータ5を適切な量だけ回転させ位置制御を実現する。また、アナログ電圧の場合は、入力される電圧値とモータ回転速度の関係とをあらかじめ設定しておき、入力された指令電圧を制御回路6が検出し、適切な速度でモータを回転させる。
制御回路6は、指令値31に従って電圧指令値32を生成し、その電圧指令値32によりゲート駆動回路7を動作させる。ゲート駆動回路7は、電圧指令値32に応じてパルス幅変調(PWM、Pulse Width Modulation)されたパルス信号であるゲート駆動信号33を生成し、そのゲート駆動信号33をPWMインバータ回路4に供給する。PWMインバータ回路4は、モータ5を3相駆動するためIGBTやMOSFETなどのパワー半導体6個から構成されている。PWMインバータ回路4の各パワー半導体は、ゲート駆動回路7からのゲート駆動信号33に応じてスイッチング動作する。このスイッチング動作に基づくモータ駆動電力は、各相に対応した3本のモータ電力線17を介してモータ5に供給される。このような構成により、電圧指令値32に応じたPWMに基づきモータ5を駆動する。また、制御回路6は、ダイナミックブレーキ回路21の制御もさらに行う。
本実施の形態のモータ制御装置15は、上述したようなダイナミックブレーキ機能を実現するためにダイナミックブレーキ回路21を有している。次に、ダイナミックブレーキの動作を行うダイナミックブレーキ回路21について説明する。ダイナミックブレーキは、緊急時などにモータを停止させるための機能である。緊急時とは例えば、主電源が遮断されたときやモータ制御装置15への指令値31が異常となった場合、あるいはモータ制御装置15が何らかの異常を検出した場合などである。制御回路6は、このような主電源遮断や異常状態を検出する機能を備えている。そして、このような緊急時に、制御回路6がダイナミックブレーキ駆動信号34によりダイナミックブレーキ回路21に指令を送る。
ダイナミックブレーキ回路21は、ダイナミックブレーキ駆動回路(以下、駆動回路と呼ぶ)8とダイナミックブレーキ切替スイッチ(以下、切替スイッチと呼ぶ)9とダイナミックブレーキ抵抗(以下、ブレーキ抵抗と呼ぶ)10とダイナミックブレーキ整流回路(以下、整流回路と呼ぶ)14とに加えて、温度スイッチ11と温度ヒューズ12と断線検出回路13とを備えている。
ダイナミックブレーキ回路21には、モータ電力線17が引き込まれている。モータ電力線17には整流回路14が接続され、整流回路14の整流出力に、直列接続された切替スイッチ9とブレーキ抵抗10とが接続されている。切替スイッチ9は、制御回路6からのダイナミックブレーキ駆動信号34に基づき、駆動回路8によって開放と短絡とに切り替えられる。このような構成により、切替スイッチ9が動作し、ダイナミックブレーキの有効/無効を切り替えることができる。切替スイッチ9には、一般的にリレーやサイリスタなどが用いられる。本実施の形態では、モータ5が動作中は切替スイッチ9が開放となってブレーキが無効となる構成例を挙げている。また、制御回路6の指令に基づき切替スイッチ9が短絡すると、モータ5の3本のモータ電力線17の電圧は、接続された整流回路14により整流され、整流電流がブレーキ抵抗10に流れ込む。そして、ブレーキ抵抗10によってモータ5で発生するエネルギーを吸収し、ブレーキトルクが発生する。このような動作をさせることにより、モータ5を停止させている。ここで整流回路14を使用せず、3本のモータ電力線17のそれぞれの間に抵抗を挿入することによってブレーキトルクを発生させることもできる。
ところで、ダイナミックブレーキはあくまで緊急時に動作する機能であるので、何度も連続して動作させたり、切替スイッチ9を短絡した状態で外部からモータ5を強制的に駆動させるなどの異常状態になった場合、ブレーキ抵抗10はモータ5で発生するエネルギーを消費し続ける。このため、温度が過度に上昇して周囲回路を破損したり、抵抗が焼損したりするなどの不安全が発生する可能性がある。これに対し、本実施の形態では、ダイナミックブレーキ回路21において、ブレーキ抵抗10の近傍に温度スイッチ11を設置し、温度スイッチ11の接点状態を検出する断線検出回路13を設け、さらにブレーキ抵抗10と直列に接続した温度ヒューズ12を設置することにより不安全を防止する構成としている。
温度スイッチ11は、例えばサーモスタットに利用される温度感知機能を備えた機械式の接点スイッチである。温度スイッチ11は、例えばバイメタルを利用して周囲温度に基づき開放と短絡とのいずれかの状態となる。具体的には、温度スイッチ11は、所定の動作温度以下では短絡状態となっており、所定の動作温度を超えると開放状態となる。本実施の形態では、温度スイッチ11を、サーモスタットに利用されるこのような温度スイッチとしている。そして、本実施の形態では、温度スイッチ11がブレーキ抵抗10の温度を感知して開閉動作するような位置に、温度スイッチ11を設置している。
断線検出回路13は、このような温度スイッチ11の接点状態を検出する。また、断線検出回路13は、ラッチ式リレー16を有している。ラッチ式リレー16は、一般にセット/リセットの2通りのコイルを備えており、一方のコイルを励磁して接点状態を変えた後、他方のコイルを励磁するまで接点状態を保持する機能を備えたリレーである。本実施の形態では、このラッチ式リレー16を利用して、温度スイッチ11の接点状態が、開放状態から短絡状態へと復帰した後も断線検出状態を保持する構成としている。断線検出回路13は、温度スイッチ11の接点状態に基づき生成した信号を断線検出信号35として制御回路6に通知する。
温度ヒューズ12は、温度感知機能を備えたヒューズである。温度ヒューズ12は、周囲温度が所定の温度を越えると断線して開放状態となる。温度ヒューズ12は、ブレーキ抵抗10と直列接続されている。すなわち、図1に示すように、本実施の形態では、切替スイッチ9、ブレーキ抵抗10および温度ヒューズ12が直列接続されている。そして、本実施の形態では、温度ヒューズ12がブレーキ抵抗10の温度を感知し、所定の動作温度を越えると断線するような位置に、温度ヒューズ12を設置している。なお、温度スイッチ11の動作温度は、温度ヒューズ12の動作温度よりも低い値に設定しておく。
さらに、断線検出回路13では、ラッチ式リレー16のセット/リセットのコイルをそれぞれ正常時/異常時とし、通常は温度スイッチ11の接点が短絡状態でラッチ式リレー16の接点を正常側としておく。そして、温度スイッチ11の接点が開放すると、断線検出状態になったとして、ラッチ式リレー16の異常側のコイルを励磁するように回路を構成している。すなわち、制御回路6が異常検出後に、温度スイッチ11の接点が復帰して開放状態から短絡状態になっても、正常側のコイルを励磁しないかぎり、ラッチ式リレー16の接点状態は変わらない仕様となっている。
以上のような構成において、緊急処置により切替スイッチ9を短絡した状態で、さらに外部からモータ5を強制的に駆動させるなどの異常状態になった場合、ブレーキ抵抗10の温度が過度に上昇する。すると、温度スイッチ11の接点が開放し、断線検出回路13が動作して断線検出信号35を制御回路6へ伝達する。このような動作により、モータ制御装置15は、ダイナミックブレーキ異常検出信号36を出力して外部に表示するなど使用者に異常を知らせる。ところが、例えば使用者がダイナミックブレーキの異常に気付かずにそのままモータ5を強制駆動させ続けた場合、異常状態が継続することになる。このような不具合をも防止するため、本実施の形態では温度ヒューズ12を設けた構成としている。すなわち、異常状態が継続してブレーキ抵抗10の温度がさらに上昇すると、温度ヒューズ12が断線する。このような動作によって、ブレーキ抵抗10への電力供給を遮断し、ブレーキ抵抗10の焼損を防ぐことで、発火、発煙などの不安全を防止し、安全性を高めている。
温度スイッチ11は、温度が低下すると接点が復帰し短絡状態となる。しかし、断線検出回路13のラッチ式リレー16により、断線検出信号35の状態が保持されたままとなり、制御回路6はダイナミックブレーキ異常検出信号36を出力し続ける。もしもモータ制御装置15の電源を再起動した場合でも、ラッチ式リレー16は状態を保持するため、制御回路6はダイナミックブレーキ異常検出信号36を出力する。また、温度ヒューズ12が断線した場合、ブレーキ抵抗10の温度が低下して温度スイッチ11は開放状態から短絡状態に復帰する。このような場合でも、ラッチ式リレー16は状態を保持するため、制御回路6はダイナミックブレーキ異常検出信号36を出力する。よって、このような断線検出回路13を設けることにより、使用者に異常状態を確実に知らせることができ、不安全な状態でモータ制御装置15を使用することを防ぐことが可能となり、さらに安全性を高めることができる。
また、本実施の形態では、ラッチ式リレー16の正常時側のコイルを励磁できるように解除端子37を設けており、この解除端子37を短絡すれば断線検出信号35を初期化できる。すなわち、使用者が異常状態を認識した後、改善や修理が行われ、正常であることが確認された場合に初期化し、ダイナミックブレーキ異常検出信号36を解除できる。これにより、ダイナミックブレーキ回路21の異常検出を解除するための操作が他のエラーなどと区別されるため、使用者が誤ってエラーを解除してしまうことを防ぐことができる。
以上説明したように、本発明のモータ制御装置は、ダイナミックブレーキ抵抗と、ダイナミックブレーキ抵抗近傍に配置した温度スイッチと、ダイナミックブレーキ抵抗近傍に配置し、ダイナミックブレーキ抵抗に直列接続した温度ヒューズと、温度スイッチの接点状態を検出する断線検出回路とを備える。そして、温度スイッチの動作温度を温度ヒューズの動作温度よりも低い値に設定した構成である。
これにより、ダイナミックブレーキが動作中にダイナミックブレーキ抵抗が過度に温度上昇するような異常が生じても、断線検出回路が温度スイッチの接点状態に基づき異常検出できる。そして、使用者に異常を伝達し、適切な処置を行えば抵抗の焼損を未然に防ぐことができる。また、異常検出後も引き続きモータが強制駆動されたとしても、温度ヒューズが断線することによって、抵抗が焼損する前に電力供給を遮断できる。このため、不安全動作を防止でき、安全性を高めることができる。
さらに、本発明のモータ制御装置は、温度スイッチの接点状態が復帰した後も、断線検出回路が断線検出状態を保持する構成である。
これにより、温度ヒューズが断線後、ダイナミックブレーキ抵抗の温度が低下すると温度スイッチは復帰するが、断線検出回路は異常検出状態を保持し続ける。このため、使用者へ確実に異常を伝達することが可能であり、異常状態のまま誤ってモータ制御装置を使用することを防止でき、さらに安全性を高めることができる。
本発明のモータ制御装置は、モータのダイナミックブレーキが必要なFAサーボ分野などに有用である。
1 電源
2 整流回路
3 電解コンデンサ
4 PWMインバータ回路
5 モータ
6,96 制御回路
7 ゲート駆動回路
8 ダイナミックブレーキ駆動回路
9 ダイナミックブレーキ切替スイッチ
10 ダイナミックブレーキ抵抗
11 温度スイッチ
12 温度ヒューズ
13 断線検出回路
14 ダイナミックブレーキ整流回路
15,95 モータ制御装置
16 ラッチ式リレー
17 モータ電力線
21,91 ダイナミックブレーキ回路
23 電源回路
37 解除端子

Claims (4)

  1. モータのエネルギーを吸収してブレーキをかけるダイナミックブレーキ機能を備えたモータ制御装置であって、
    ダイナミックブレーキ抵抗と、
    前記ダイナミックブレーキ抵抗近傍に配置した温度スイッチと、
    前記ダイナミックブレーキ抵抗近傍に配置し、前記ダイナミックブレーキ抵抗に直列接続した温度ヒューズと、
    前記温度スイッチの接点状態を検出する断線検出回路とを備え、
    前記温度スイッチの動作温度を、前記温度ヒューズの動作温度よりも低い値に設定したことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記断線検出回路は、前記温度スイッチの接点状態が復帰した後も断線検出状態を保持することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記断線検出回路は、ラッチ式リレーを用いて前記温度スイッチの接点状態を検出することを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記ラッチ式リレーの接点状態を解除するための解除端子を設けたことを特徴とする請求項3に記載のモータ制御装置。
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