JPWO2012029177A1 - 機器制御システム - Google Patents

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Abstract

機器制御システムは、制御装置と人感センサと操作スイッチとを備える。制御装置は、機器を制御する機器駆動部のモードを、機器駆動部が機器を動作させる動作モードと、機器駆動部が機器の動作を制限する制限モードと、機器駆動部が機器を停止させる停止モードとから選択する選択ユニットを有する。選択ユニットは、操作スイッチがオンになると機器駆動部を動作モードに切り替え、操作スイッチがオフになると機器駆動部を停止モードに切り替える。選択ユニットは、機器駆動部が動作モードであるときに、待機時間内に人感センサで人が検知されなければ、機器駆動部を待機モードに切り替える。選択ユニットは、機器駆動部が待機モードであるときに、待機時間内に人感センサで人が検知されれば機器駆動部を動作モードに切り替え、待機時間内に人感センサで人が検知されなければ機器駆動部を停止モードに切り替える。選択ユニットは、機器駆動部が停止モードであるときには、人感センサが人を検知しても、機器駆動部を動作モードに切り替えない。

Description

本発明は、機器制御システムに関する。
日本国公開特許公報9−120708号は、建物管理システム(機器制御システム)を開示する。この建物管理システムは、人が存在するか否かを判定する在室検知センサを備える。建物管理システムは、照明器具が点灯しているときに、人が存在していないと在室検知センサが判定すると、照明器具を消灯する。一方、建物管理システムは、照明器具を消灯した後に、人が存在していると在室検知センサが判定すると、照明器具を再度、点灯させる。
ここで、在室検知センサが人が存在していないと判定してから長時間が経過した後には、もはや、照明器具の近くに人が存在していないと考えられる。
しかしながら、上記建物管理システムでは、建物管理システムが照明器具を消灯させてから長時間経過したとしても、誤検知によって在室検知センサが人が存在していると判断した場合、建物管理システムは、照明器具を再度点灯させてしまう。そのため、誤検知によって電力が無駄に消費されてしまうおそれがあった。
本発明は上記問題点に鑑みて為された。本発明の目的は、誤検知によって電力を無駄に消費してしまうことを抑制できる機器制御システムを提供することにある。
本発明に係る機器制御システムは、制御装置と、人感センサと、手動スイッチと、を備える。上記制御装置は、機器を制御する制御ユニットと、選択ユニットと、上記手動スイッチの操作に応じてオン信号およびオフ信号を上記選択ユニットに出力する操作受付ユニットと、タイマユニットと、を有する。上記選択ユニットは、上記制御ユニットのモードを、上記制御ユニットが上記機器を動作させる動作モードと、上記制御ユニットが上記機器の動作を制限する制限モードと、上記制御ユニットが上記機器を停止させる停止モードとから選択するように構成される。上記人感センサは、上記機器が設置された場所に設置され、人を検知すると検知信号を上記選択ユニットに出力するように構成される。上記選択ユニットは、識別モジュールと、変更モジュールと、判定モジュールと、を含む。上記識別モジュールは、上記制御ユニットの現在のモードを識別するように構成される。上記変更モジュールは、上記操作受付ユニットから上記オン信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記動作モードに切り替えるとともに、上記判定モジュールに判定開始メッセージを送るように構成される。上記判定モジュールは、上記判定開始メッセージを受け取ると、判定動作を開始するように構成される。上記判定モジュールは、上記判定動作では、上記タイマユニットに判定時間の計時を開始させ、上記判定時間が待機時間を超える前に上記人感センサから上記検知信号を受け取れば存在信号を、上記判定時間が上記待機時間を超える前に上記人感センサから上記検知信号を受け取らなければ非存在信号を上記判定モジュールに出力するように構成される。上記変更モジュールは、上記識別モジュールの識別結果が上記動作モードを示しているときに上記判定モジュールから上記非存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記制限モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定開始メッセージを送るように構成される。上記変更モジュールは、上記識別モジュールの識別結果が上記制限モードを示しているときに上記判定モジュールから上記存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記動作モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定開始メッセージを送るように構成される。上記変更モジュールは、上記操作受付ユニットから上記オフ信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記停止モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに判定終了メッセージを送るように構成される。上記判定モジュールは、上記判定終了メッセージを受け取ると上記判定開始メッセージを受け取るまで上記判定動作を行わないように構成される。上記変更モジュールは、上記識別モジュールの識別結果が上記制限モードを示しているときに上記判定モジュールから上記非存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記停止モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定終了メッセージを送るように構成される。
好ましい形態では、上記制限モードには、上記制御ユニットが上記動作モード時よりも低い消費電力で上記機器を動作させる低消費モードと、上記制御ユニットが上記機器を停止させる待機モードとがある。上記変更モジュールは、上記識別モジュールの識別結果が上記動作モードを示しているときに上記判定モジュールから上記非存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記低消費モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定開始メッセージを送るように構成される。上記変更モジュールは、上記識別モジュールの識別結果が上記低消費モードを示しているときに上記判定モジュールから上記存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記動作モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定開始メッセージを送るように構成される。上記変更モジュールは、上記識別モジュールの識別結果が上記低消費モードを示しているときに上記判定モジュールから上記非存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記待機モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定開始メッセージを送るように構成される。上記変更モジュールは、上記識別モジュールの識別結果が上記待機モードを示しているときに上記判定モジュールから上記非存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記停止モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定終了メッセージを送るように構成される。
より好ましい形態では、上記変更モジュールは、上記識別モジュールの識別結果が上記待機モードを示しているときに上記判定モジュールから上記存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記低消費モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定開始メッセージを送るように構成される。
好ましい形態では、上記機器制御システムは、報知器を備える。上記変更ユニットは、上記識別モジュールの識別結果が上記低消費モードを示しているときに上記判定モジュールから上記非存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記待機モードに切り替える前に、上記報知器に報知開始メッセージを送るように構成される。上記報知器は、上記報知開始メッセージを受け取ると、上記機器が停止されることを報知するように構成される。
実施形態1の機器制御システムの概略的なシステム構成図である。 同上の機器制御システムのブロック図である。 同上の制御動作を説明する状態遷移図である。 同上の機器制御プログラムのフローチャートである。 同上のタイマ制御プログラムのフローチャートである。 実施形態2の機器制御システムの概略的なシステム構成図である。 同上の機器制御システムのブロック図である。 同上の機器制御プログラムのフローチャートである。 実施形態3の機器制御システムの制御動作を説明する状態遷移図である。
以下に、本発明に係る機器制御システムを、建物の部屋における人の在室を検出し、その検出結果に応じて部屋内に設置された照明器具の停止制御を行うシステムに適用した実施形態について、図面を参照して説明を行う。
(実施形態1)
図1は実施形態1の機器制御システムの概略的なシステム構成図であり、部屋内に設置された照明器具(機器)4と、照明器具4のオン/オフ操作を行うための操作スイッチ(SW)2と、照明器具4の設置された部屋で人の在室を検知する人感センサ(在室検知手段)3と、操作スイッチ2のオン/オフ操作に応じて照明器具4を点灯/消灯させるとともに、人感センサ3の検知情報をもとに照明器具4の動作状態を制御するコントローラ(制御手段)1とを主要な構成として備えている。以上述べたように、本実施形態の機器制御システムは、コントローラ(制御装置)1と、人感センサ3と、操作スイッチ(手動スイッチ)2と、を備えている。
人感センサ3は、照明器具4が設置された場所に設置される。人感センサ3は、例えば人体から放射される熱線を検出することによって、検知エリアにおける人の存在を検出する焦電型の赤外線検出素子を有し、制御対象の照明器具4が設置された部屋で人の在室を検知すると人体検知信号(検知信号)をコントローラ1(特に、後述する選択ユニット10b)に出力する。すなわち、人感センサ3は、人を検知すると検知信号を選択ユニット10bに出力するように構成されている。尚、本システムでは2個の人感センサ3を備えているが、人感センサ3の個数は1個でもよいし、3個以上でもよく、照明器具4が設置された部屋全体で人の在室を検知できるように必要な数の人感センサ3を設置すればよい。また在室検知手段として、人体から放射される熱線を検知することで人の存在を検知する焦電型の赤外線検出素子からなる人感センサ3を用いているが、例えば人の発する生活音を音検出センサで検出することによって在室を検出する在室検知手段を用いてもよく、在室(人)を検知できる手段であれば、どのような検知手段でもよい。
コントローラ1は、CPU10と、スイッチ入力部(操作受付ユニット)11と、センサ入力部(センサ接続ユニット)12と、機器駆動部(制御ユニット)13と、タイマー値記憶部(記憶ユニット)14とを備えている。
スイッチ入力部11は、操作スイッチ2からの操作入力を受け付けてCPU10に出力する。すなわち、スイッチ入力部(操作受付ユニット)11は、操作スイッチ(手動スイッチ)2の操作に応じてオン信号(オン操作信号)およびオフ信号(オフ操作信号)をCPU10(選択ユニット10b)に出力するように構成される。ここで、操作スイッチ2は、スイッチ入力部11に有線で接続されていてもよいし、無線で接続されていてもよい。すなわち、操作スイッチ2は、スイッチ入力部11と無線通信をするリモートコントローラに設けられていてもよい。
センサ入力部12は、複数の人感センサ3からの人体検知信号(検知信号)を受け付け、少なくとも何れか1つの人感センサ3から人体検知信号(検知信号)が入力されると、CPU10(選択ユニット10b)に対して人体検知信号(検知信号)を出力する。
CPU10は、スイッチ入力部11を介して入力される操作信号(オン操作信号、オフ操作信号)に基づいて照明器具4を点灯/消灯させる制御命令を機器駆動部13に出力するとともに、センサ入力部12から入力される人体検知信号に基づいて照明器具4の動作状態を切り替える制御命令を機器駆動部13に出力する。
機器駆動部13は、CPU10から入力される制御命令に基づいて照明器具4を駆動する。すなわち、機器駆動部(制御ユニット)13は、照明器具(機器)4を制御するように構成される。
タイマー値記憶部(記憶ユニット)14は書き換え可能な不揮発性メモリからなり、後述する動作保持時間(第1待機時間)T1、予備動作時間(第2待機時間)T2、停止待機時間(第3待機時間)T3などのタイマー値が予め格納されている。
またCPU10は、クロック信号をカウントすることによって計時動作を行うタイマ(タイマユニット)10aを内蔵しており、タイマ10aによりセンサ入力部12を介して人体検知信号が入力されない時間(不在継続時間)を計時する。すなわち、センサ入力部12を介して人体検知信号が入力されると、CPU10は、タイマ10aの計時時間をクリアして、タイマ10aの計時動作を再開させる。尚、本システムで用いられる人感センサ3は、検知エリアにおける人の存在は検知できるものの、人が存在しないことは検知できないため、人感センサ3が在室を検知していないことを不在と推定している。
以上述べたCPU10は、選択ユニット10bを有する。選択ユニット10bは、制御ユニット13のモードを、制御ユニット13が機器4を動作させる動作モード(通常動作状態)と、制御ユニット13が機器4の動作を制限する制限モードと、制御ユニット13が機器4を停止させる停止モード(初期停止状態)とから選択するように構成される。本実施形態では、制限モードには、制御ユニット13が動作モード時よりも低い消費電力で機器4を動作させる低消費モード(予備動作状態)と、制御ユニット13が機器4を停止させる待機モード(停止待機状態)とがある。例えば、制御ユニット13は、低消費モード時の照明器具4の明るさを、動作モード時の明るさより暗くする。これによって、制御ユニット13は、低消費モード時には、動作モード時よりも低い消費電力で機器4を動作させる。このような選択ユニット10bは、CPU10が所定のプログラムを実行することにより実現される。
選択ユニット10bは、図2に示すように、識別モジュール101と、変更モジュール102と、判定モジュール103と、を含む。
識別モジュール101は、制御ユニット13の現在のモードを識別するように構成される。識別モジュール101は、例えば、制御ユニット13の動作状態や、変更モジュール102が制御ユニット13に出力した信号(制御信号)に基づいて、制御ユニット13の現在のモード(動作モード、停止モード、低消費モード、待機モード)を判定するように構成される。
変更モジュール102は、操作受付ユニット11からオン信号を受け取ると、制御ユニット13を動作モードに切り替えるとともに、判定モジュール103に判定開始メッセージ(第1判定開始メッセージ)を送るように構成される(図3の矢印a)。
変更モジュール102は、操作受付ユニット11からオフ信号を受け取ると、制御ユニット13を停止モードに切り替えるとともに判定モジュール103に判定終了メッセージを送るように構成される(図3の矢印b,c,j)。
判定モジュール103は、判定開始メッセージ(第1判定開始メッセージ)を受け取ると、判定動作(第1判定動作)を開始するように構成される。判定モジュール103は、判定動作(第1判定動作)では、タイマユニット10aに判定時間(不在継続時間)の計時を開始させ、判定時間が第1待機時間(動作保持時間)T1を超える前に人感センサ3から検知信号を受け取れば存在信号を、判定時間が第1待機時間T1を越える前に人感センサ3から検知信号を受け取らなければ非存在信号を判定モジュール103に出力するように構成される。判定モジュール103は、第1判定動作において在室信号を出力した後は、再度、第1判定動作を実行するように構成される(図3の矢印e)。言い換えれば、判定モジュール103は、制御ユニット13が動作モードである間は、非存在信号を出力するまで、判定動作を繰り返し実行する。
判定モジュール103は、判定終了メッセージを受け取ると判定開始メッセージを受け取るまで判定動作を行わないように構成される。すなわち、判定モジュール103は、判定終了メッセージを受け取った後は、判定開始メッセージを受け取るまでは、存在信号および非存在信号を出力しない。そのため、制御ユニット13が停止モードであるときは、人感センサ3が人を検知しても、制御ユニット13が停止モードから他のモード(動作モード、低消費モード、待機モード)に切り換えられることはない。
変更モジュール102は、識別モジュール101の識別結果が動作モードを示しているときに判定モジュール103から非存在信号を受け取ると、制御ユニット13を制限モード(低消費モード)に切り替えるとともに判定モジュール103に判定開始メッセージ(第2判定開始メッセージ)を送るように構成される(図3の矢印f)。
判定モジュール103は、判定開始メッセージ(第2判定開始メッセージ)を受け取ると、判定動作(第2判定動作)を開始するように構成される。判定モジュール103は、判定動作(第2判定動作)では、タイマユニット10aに判定時間の計時を開始させ、判定時間が第2待機時間(予備動作時間)T2を超える前に人感センサ3から検知信号を受け取れば存在信号を、判定時間が第2待機時間T2を越える前に人感センサ3から検知信号を受け取らなければ非存在信号を判定モジュール103に出力するように構成される。
変更モジュール102は、識別モジュール101の識別結果が制限モード(低消費モード)を示しているときに判定モジュール103から存在信号を受け取ると、制御ユニット13を動作モードに切り替えるとともに判定モジュール103に判定開始メッセージ(第1判定開始メッセージ)を送るように構成される(図3の矢印g)。
変更モジュール102は、識別モジュール101の識別結果が低消費モードを示しているときに判定モジュール103から非存在信号を受け取ると、制御ユニット13を制限モード(待機モード)に切り替えるとともに判定モジュール103に判定開始メッセージ(第3判定開始メッセージ)を送るように構成される(図3の矢印h)。
判定モジュール103は、判定開始メッセージ(第3判定開始メッセージ)を受け取ると、判定動作(第3判定動作)を開始するように構成される。判定モジュール103は、判定動作(第3判定動作)では、タイマユニット10aに判定時間の計時を開始させ、判定時間が第3待機時間(停止待機時間)T3を超える前に人感センサ3から検知信号を受け取れば存在信号を、判定時間が第3待機時間T3を越える前に人感センサ3から検知信号を受け取らなければ非存在信号を判定モジュール103に出力するように構成される。
変更モジュール102は、識別モジュール101の識別結果が制限モード(待機モード)を示しているときに判定モジュール103から存在信号を受け取ると、制御ユニット13を低消費モードに切り替えるとともに判定モジュールに判定開始メッセージ(第2判定開始メッセージ)を送るように構成される(図3の矢印i)。
変更モジュール102は、識別モジュール101の識別結果が待機モードを示しているときに判定モジュール103から非存在信号を受け取ると、制御ユニット13を停止モードに切り替えるとともに判定モジュール103に判定終了メッセージを送るように構成される(図3の矢印d)。
次に、コントローラ1による照明器具4の制御動作について図4、図5のフローチャートに基づいて説明する。
ユーザが操作スイッチ2を用いてオフ操作を行うと、スイッチ入力部11を介してCPU10にオフ操作信号が入力され、CPU10は、照明器具4を停止させる制御命令を機器駆動部13に出力して、照明器具4を停止させる(初期停止状態)。一方、照明器具4が停止(初期停止状態)している状態で、ユーザが操作スイッチ2を用いてオン操作を行うと、CPU10が、スイッチ入力部11を介して入力されたオン操作信号に基づいて、照明器具4を全点灯させる制御命令を機器駆動部13に出力し、照明器具4を全点灯させる(通常動作状態)。またこの時、CPU10は、人感センサ3の人体検知信号に応じて照明器具4の動作状態を切り替える省電力制御を開始する。
CPU10は、タイマ割込みで図4のフローチャートに示す機器制御プログラムと、図5のフローチャートに示すタイマ制御プログラムとを実行しており、先ず機器制御プログラムによる制御動作について説明する。CPU10は、機器制御プログラムを開始すると、省電力制御中か否かの判定を行い(S1)、省電力制御中でなければ機器制御プログラムを終了し、省電力制御中であれば照明器具4が通常動作中か否かの判定を(識別モジュール101によって)行う(S2)。ここで、照明器具4が通常動作中であれば、CPU10は、タイマ10aの計時時刻が所定の動作保持時間T1を超えたか否か、すなわち在室を検知できない時間(不在と考えられる状態が継続している不在継続時間)が動作保持時間T1を超えたか否かの判定を(判定モジュール103によって)行い(S3)、不在継続時間が動作保持時間T1を超えていなければ機器制御プログラムを終了して、通常動作状態を継続させる。一方、S3の判定で不在継続時間が動作保持時間T1を超えていれば、CPU10は、照明器具4を通常動作状態に比べて低い調光レベルで点灯させる制御信号を機器駆動部13に出力し、機器駆動部13により照明器具4を予備動作状態で動作させた後(S4)、タイマ10aの計時時間をクリアして、タイマ10aの計時動作を再開させた後(S5)、機器制御プログラムを終了する。
また、S2の判定で照明器具4が通常動作中ではないと判断された場合、CPU10は、照明器具4が予備動作中か否かの判定を行い(S6)、照明器具4が予備動作中であれば、タイマ10aの計時時間、すなわち予備動作開始時から在室を検知できない時間(不在と考えられる状態が継続している不在継続時間)が所定の予備動作時間T2を超えたか否かの判定を行い(S7)、不在継続時間が予備動作時間T2を超えていなければ制御プログラムを終了して、予備動作状態を継続する。一方、S7の判定の結果、不在継続時間が予備動作時間T2を超えていれば、CPU10は、照明器具4を消灯させる制御命令を機器駆動部13に出力して、照明器具4を消灯させ、照明器具4の動作状態を停止待機状態に切り替えた後(S8)、機器制御プログラムを終了する。
また、S6の判定で照明器具4が予備動作中ではないと判断された場合、CPU10は、照明器具4が停止待機状態にあると判断し、タイマ10aの計時時間、すなわち停止待機状態に切り替わってから在室を検知できない時間(不在と考えられる状態が継続している不在継続時間)が所定の停止待機時間T3を超えたか否かの判定を行い(S9)、不在継続時間が停止待機時間T3を超えていなければ、制御プラグラムを終了して停止待機状態を継続させ、不在継続時間が停止待機時間T3を超えていれば、省電力制御を終了する(S10)。このとき照明器具4は、操作スイッチ2を用いたオン操作のみで通常動作状態に切り替えられる初期停止状態に切り替えられる。
次にタイマ制御プログラムによる制御動作について図5のフローチャートを参照して説明を行う。CPU10は、タイマ制御プログラムを開始すると、省電力制御中か否かの判定を行い(S11)、省電力制御中でなければタイマ制御プログラムを終了する。一方、省電力制御中であれば、CPU10は、センサ入力部12から人体検知信号の入力があるか否かの判定を行い(S12)、人体検知信号の入力がなければタイマ制御プログラムを終了し、人体検知信号の入力があれば、タイマ10aの計時時間をクリアして再起動させた後(S13)、照明器具4が予備動作中か否かの判定を行う(S14)。ここで、照明器具4が予備動作中であれば、CPU10は、機器駆動部13に照明器具4を全点灯させる制御命令を出力し、機器駆動部13が照明器具4を全点灯させる。すなわち照明器具4の動作状態が通常動作状態に切り替えられる(S15)。一方、S14の判定の結果、照明器具4が予備動作中でないと判断されると、CPU10は、照明器具4が停止待機中か否かの判定を行い(S16)、停止待機中の場合は、照明器具4を通常動作状態に比べて低い調光レベルで点灯させる制御信号を機器駆動部13に出力し、機器駆動部13により照明器具4を調光点灯(予備動作状態)させた後(S17)、タイマ制御プログラムを終了する。またS16の判定で停止待機中でないと判定された場合、CPU10は、照明器具4が通常動作中と判断し、タイマ制御プログラムを終了する。
以上の動作をまとめると図3に示す状態遷移図のようになり、この状態遷移図を参照してコントローラ1の動作を説明する。照明器具4が通常動作状態又は予備動作状態で動作中にユーザが操作スイッチ2を用いてオフ操作を行うと(図3の矢印b,c,j)、CPU10が、操作スイッチ2のオフ操作信号に基づいて、照明器具4を消灯させる制御命令を機器駆動部13に出力し、照明器具4を消灯状態(初期停止状態)に切り替える。一方、照明器具4が消灯している状態(初期停止状態)で、ユーザが操作スイッチ2を用いてオン操作を行うと(図3の矢印a)、CPU10が、操作スイッチ2のオン操作信号に基づいて、照明器具4を点灯させる制御命令を機器駆動部13に出力し、照明器具4を全点灯状態(通常動作状態)に切り替える。
また、照明器具4が全点灯している状態(通常動作状態)では、CPU10は、人感センサ3が最後に人を検知してから所定の動作保持時間T1が経過するまでの間、照明器具4を全点灯状態で点灯させている。また人感センサ3が最後に人を検知してから動作保持時間T1が経過するよりも前に人感センサ3が人を検知すると、CPU10は、人体検知信号の入力に基づいて、タイマ10aの計時時間をリセットし、不在継続時間の計時を再開させることによって、照明器具4の全点灯状態を延長する(図3の矢印e)。そして、人が部屋から短時間退室するなどして、人感センサ3が在室を検知できなくなった場合に、在室を検知できない時間(不在継続時間)が動作保持時間T1を超えると(図3の矢印f)、CPU10は、照明器具4を通常動作状態に比べて消費電力の小さい予備動作状態に切り替えるとともに、タイマ10aの計時時間をリセットして、予備動作状態の経過時間を計時させる。
また、照明器具4の動作状態が予備動作状態に切り替えられてから予備動作時間T2が経過するまでの間に、人感センサ3が在室を検知すれば、CPU10は、人体検知信号の入力に基づいて、照明器具4を全点灯させる制御命令を機器駆動部13に出力し、照明器具4を全点灯させるとともに(通常動作状態)、タイマ10aの計時時間をリセットして、不在計時時間の計時を再開させる(図3の矢印g)。一方、予備動作状態に切り替えられてから予備動作時間T2が経過するまでの間に、人感センサ3が人を検知しなければ、CPU10は、照明器具4を消灯させる制御指令を機器駆動部13に出力して、照明器具4の動作状態を停止待機状態に切り替えるとともに、タイマ10aの計時時間をリセットして、停止待機状態の経過時間を計時させる(図3の矢印h)。
また、照明器具4の動作状態が停止待機状態に切り替えられてから停止待機時間T3が経過するまでの間に、人感センサ3が在室を検知すれば、CPU10は、人体検知信号の入力に基づいて、照明器具4を調光点灯させる制御命令を機器駆動部13に出力し、照明器具4の動作状態を予備動作状態に切り替えるとともに、タイマ10aの計時時間をリセットして、予備動作状態に切り替わってからの不在計時時間の計時を再開させる(図3の矢印i)。一方、停止待機状態に切り替えられてから停止待機時間T3が経過するまでの間に、人感センサ3が人を検知しなければ、CPU10は省電力制御を終了し、照明器具4の動作状態を初期停止状態に切り替えており(図3の矢印d)、以後は操作スイッチ2のオン操作のみで照明器具4を点灯させることができる。
以上説明したように、照明器具4の通常動作中に在室検知手段としての人感センサ3が在室を検知しない状態が動作保持時間T1だけ継続すれば、制御手段たるコントローラ1によって照明器具4が通常動作状態から予備動作状態に切り替えられるから、消費電力の低減を図ることができ、さらに予備動作開始時から予備動作時間T2が経過するまでの間に在室を検知できなければ、不在と判断して照明器具4を停止させているので、負荷機器である照明器具4の消費電力を低減することができる。また部屋内に人がいるにも関わらず人感センサ3が人を検知できなかった場合でも、照明器具4を通常動作状態から予備動作状態へ一旦切り替え、予備動作状態で動作中に在室を検知できれば通常動作状態に切り替えているので、誤検出によって照明器具4が即座に停止されることはないから、ユーザが不快に感じることはなく、また在室検知手段として高精度のセンサを用いたり、複数のセンサを組み合わせて使用する必要がないから、システム全体のコストを低減することができる。さらに、部屋内で人感センサ3の検出エリアに人がいなかったり、部屋を短期間不在にしたために、人感センサ3が在室を検知できなかった場合は、予備動作時間が経過する前に人感センサ3の検出エリアに移動したり、部屋に人が戻ってくることで、人感センサ3により在室が検知され、人感センサ3の検知に応じて照明器具4が通常動作状態に切り替えられるから、照明器具4を通常動作状態に戻すためにユーザが煩わしい操作を行う必要が無く、省電力を図りつつ、ユーザによる操作の手間を省いた低コストの機器制御システムを提供することができる。
しかも、停止待機状態において停止待機時間T3が経過するまでに人感センサ3が在室を検知すれば、コントローラ1は、照明器具4の動作状態を予備動作状態に切り替えているので、停止待機時間T3が経過する前に部屋に戻ってくれば、人が操作スイッチ2をオン操作しなくても、照明器具4を予備動作状態で動作させることができるから、省電力を図りつつ、ユーザによるオン操作の手間を省いて、ユーザの手間を省いた機器制御システムを提供することができる。
そのうえ、停止待機状態において停止待機時間T3が経過するまでに人感センサ3によって在室を検知できなければ、コントローラ1は、長期間に亘って人が不在にしていると判断して、照明器具4を初期停止状態に切り替えており、それ以後はオン操作が行われるまで照明器具4が動作することはないから、照明器具4の電力消費をゼロにして、更なる省電力を図ることができる。また、誤検知によって電力を無駄に消費してしまうことを抑制できる。
なお、変更モジュール102は、識別モジュール101の識別結果が待機モードを示しているときに判定モジュール103から存在信号を受け取ると、制御ユニット13を動作モードに切り替えるとともに判定モジュールに第1判定開始メッセージを送るように構成されていてもよい。すなわち、変更モジュール102は、制御ユニット13を待機モードから動作モードに低消費モードを経ずに切り替えてもよい。
なお、各待機時間T1〜T3は、互いに等しくてもよいし、互いに異なっていてもよい。
(実施形態2)
本発明の実施形態2の機器制御システムを図6〜図8に基づいて説明する。
図6は実施形態2の機器制御システムの概略的なシステム構成図であり、本実施形態ではコントローラ1に、照明器具4が予備動作状態で動作中に、予備動作時間が経過した時点で照明器具4が停止されることを、室内の人に対して音声で報知する報知部(報知機能)15を設けている。尚、報知部15を備えた点を除いては実施形態1の機器制御システムと同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
すなわち、本実施形態の機器制御システムでは、図7に示すように、制御装置(コントローラ)1が、報知器(報知部)15を備えている。
本実施形態において、変更ユニット102は、識別モジュール101の識別結果が低消費モードを示しているときに判定モジュール103から非存在信号を受け取ると、制御ユニット13を待機モードに切り替える前に、報知器14に報知開始メッセージを送るように構成される。例えば、変更ユニット102は、報知開始メッセージを報知器14に送信してから所定時間(後述の時間α)が経過した後に、制御ユニット13を待機モードに切り替える。
報知器15は、報知開始メッセージを受け取ると、機器4が停止されることを報知するように構成される。報知器15は、例えば、スピーカやブザーなどの聴覚的な報知を行う機器である。この場合、報知器15は、音や音声で、機器4が停止されることを報知する。なお、報知器15は、LEDやディスプレイなどの視覚的な報知を行う機器であってもよい。また、報知器15は、必ずしもコントローラ1に内蔵される必要はない。
ここで、コントローラ1による照明器具4の制御動作について図8のフローチャートを参照して説明する。
コントローラ1のCPU10は、タイマ割込みで図8のフローチャートに示す機器制御プログラムと、図5のフローチャートに示すタイマ制御プログラムとを実行しており、タイマ制御プログラムによる制御動作は実施形態1で説明した動作と同じなので、その説明は省略し、機器制御プラグラムによる制御動作について以下に説明する。
CPU10は、機器制御プログラムを開始すると、省電力制御中か否かの判定を行い(S1)、省電力制御中でなければ制御プログラムを終了し、省電力制御中であれば照明器具4が通常動作中か否かの判定を行う(S2)。ここで、照明器具4が通常動作中であれば、CPU10は、タイマ10aの計時時刻が所定の動作保持時間T1を超えたか否か、すなわち在室を検知できない時間(不在と考えられる状態が継続している不在継続時間)が動作保持時間T1を超えたか否かの判定を行い(S3)、不在継続時間が動作保持時間T1を超えていなければ制御プログラムを終了して、通常動作状態を継続させる。一方、S3の判定で不在継続時間が動作保持時間T1を超えていれば、CPU10は、照明器具4を通常動作状態に比べて低い調光レベルで点灯させる制御信号を機器駆動部13に出力し、機器駆動部13により照明器具4を予備動作状態で動作させた後(S4)、タイマ10aの計時時間をクリアして、タイマ10aの計時動作を再開させた後(S5)、制御プログラムを終了する。
また、S2の判定で照明器具4が通常動作中ではないと判断された場合、CPU10は、照明器具4が予備動作中か否かの判定を行い(S6)、照明器具4が予備動作中であれば、タイマ10aの計時時間、すなわち予備動作開始時から在室を検知できない時間(不在と考えられる状態が継続している不在継続時間)が所定の予備動作時間T2を超えたか否かの判定を行う(S7)。
この時、不在継続時間が予備動作時間T2を超えていなければ、CPU10は、不在継続時間が予備動作時間T2よりも短い時間に設定された報知時間(T2−α)を超えたか否かの判定をさらに行い(S11)、不在継続時間が報知時間(T2−α)を超えていれば報知部15による報知動作を行わせ(S12)、不在継続時間が報知時間(T2−α)を超えていなければ、機器制御プログラムを終了する。尚、報知時間(T2−α)は、報知を受けたユーザが人感センサ3に検知されるための動作を行って、照明器具4の消灯を回避できるように、予備動作時間T2よりも5〜10秒程度短い時間に設定するのが好ましい。すなわち、報知動作を行ってから消灯するまでの時間αを5〜10秒程度とするのが好ましい。
一方、S7の判定で不在継続時間が予備動作時間T2を超えていれば、CPU10は、照明器具4を消灯させる制御命令を機器駆動部13に出力して、照明器具4を消灯させ、照明器具4の動作状態を停止待機状態に切り替えた後(S8)、制御プログラムを終了する。
また、S6の判定で照明器具4が予備動作中ではないと判断された場合、CPU10は、照明器具4が停止待機状態にあると判断し、タイマ10aの計時時間、すなわち停止待機状態に切り替わってから在室を検知できない時間(不在と考えられる状態が継続している不在継続時間)が所定の停止待機時間T3を超えたか否かの判定を行い(S9)、不在継続時間が停止待機時間T3を超えていなければ、制御プラグラムを終了して停止待機状態を継続させ、不在継続時間が停止待機時間T3を超えていれば、省電力制御を終了する(S10)。このとき照明器具4は、操作スイッチ2を用いたオン操作のみで通常動作状態に切り替えられる初期停止状態に切り替えられる。
以上説明したように、本実施形態の機器制御システムでは、予備動作状態で動作中に予備動作状態から停止待機状態に切り替わる前、すなわち予備動作状態に切り替わってから報知時間が経過した時点で、コントローラ1に設けた報知部15によって、照明器具4が消灯されることが報知されるから、部屋内の人に照明器具4が停止されることを知らしめることができ、この報知内容を知った人が人感センサ3に自らを検知させるよう動作することで、予備動作状態から停止待機状態に切り替わってしまうのを防止できる。すなわち、人が部屋内にいるにも関わらず、人を検知できなくて照明器具4が消灯されてしまうのを防止でき、使用者に不快感を与えるのを防止できる。またスイッチ操作を行わなくても、人感センサ3に検知されるような動きをすればよいので、ユーザによるオン操作の手間を省いて、使い勝手の良い機器制御システムを提供することができる。
尚、上述の実施形態1、2では人感センサ3の検知信号に基づいて照明器具4の消灯制御を行う形態について説明したが、制御対象の負荷機器を照明器具4に限定する趣旨のものではなく、例えば空調装置の停止制御を行うようにしてもよい。すなわち、空調装置が通常動作中に人感センサ3が在室を検知しない状態がT1以上継続すると、空調装置の設定温度を冷房運転中であれば高くし、暖房運転中であれば低くすることによって省電力運転に切り替え(予備動作状態)、予備動作開始時から時間T2以上在室を検知しなければ、停止待機状態に切り替え、さらに停止待機状態の開始時から時間T3以上在室を検知しなければ、照明器具4を初期停止状態に切り替えるようにしてもよい。
(実施形態3)
本実施形態の選択ユニット10bは、図9に示すように、制御ユニット13のモードを、動作モード(通常動作状態)と、制限モードである待機モード(停止待機状態)と、停止モード(初期停止状態)とから選択するように構成される。
すなわち、本実施形態において、変更モジュール102は、操作受付ユニット11からオン信号を受け取ると、制御ユニット13を動作モードに切り替えるとともに、判定モジュール103に判定開始メッセージ(第1判定開始メッセージ)を送るように構成される(図9の矢印a)。
変更モジュール102は、操作受付ユニット11からオフ信号を受け取ると、制御ユニット13を停止モードに切り替えるとともに判定モジュール103に判定終了メッセージを送るように構成される(図9の矢印b,c)。
判定モジュール103は、判定開始メッセージ(第1判定開始メッセージ)を受け取ると、判定動作(第1判定動作)を開始するように構成される。判定モジュール103は、判定動作(第1判定動作)では、タイマユニット10aに判定時間(不在継続時間)の計時を開始させ、判定時間が第1待機時間(動作保持時間)T1を超える前に人感センサ3から検知信号を受け取れば存在信号を、判定時間が第1待機時間T1を越える前に人感センサ3から検知信号を受け取らなければ非存在信号を判定モジュール103に出力するように構成される。判定モジュール103は、第1判定動作において在室信号を出力した後は、再度、第1判定動作を実行するように構成される(図9の矢印e)。
変更モジュール102は、識別モジュール101の識別結果が動作モードを示しているときに判定モジュール103から非存在信号を受け取ると、制御ユニット13を制限モード(待機モード)に切り替えるとともに判定モジュール103に判定開始メッセージ(第3判定開始メッセージ)を送るように構成される(図9の矢印f)。
変更モジュール102は、識別モジュール101の識別結果が制限モード(待機モード)を示しているときに判定モジュール103から存在信号を受け取ると、制御ユニット13を動作モードに切り替えるとともに判定モジュール103に判定開始メッセージ(第1判定開始メッセージ)を送るように構成される(図9の矢印g)。
変更モジュール102は、識別モジュール101の識別結果が待機モードを示しているときに判定モジュール103から非存在信号を受け取ると、制御ユニット13を停止モードに切り替えるとともに判定モジュール103に判定終了メッセージを送るように構成される(図9の矢印d)。
このように、本実施形態の機器制御システムでは、選択ユニット10bは、制御ユニットを3つのモード(動作モード、停止モード、待機モード)の間で切り換える。
以上述べた本実施形態の機器制御システムによれば、実施形態1の機器制御システムと同様に、誤検知によって電力を無駄に消費してしまうことを抑制できる。
なお、本実施形態では、制限モードとして待機モードを選択している。しかしながら、制限モードは、低消費モードであってもよい。つまり、選択ユニット10bは、制御ユニットを3つのモード(動作モード、停止モード、低消費モード)の間で切り換えるように構成されていてもよい。
この場合、変更モジュール102は、識別モジュール101の識別結果が動作モードを示しているときに判定モジュール103から非存在信号を受け取ると、制御ユニット13を制限モード(待機モード)に切り替えるとともに判定モジュール103に判定開始メッセージ(第2判定開始メッセージ)を送るように構成される。
変更モジュール102は、識別モジュール101の識別結果が制限モード(低消費モード)を示しているときに判定モジュール103から存在信号を受け取ると、制御ユニット13を動作モードに切り替えるとともに判定モジュール103に判定開始メッセージ(第1判定開始メッセージ)を送るように構成される。
一方、変更モジュール102は、識別モジュール101の識別結果が低消費モードを示しているときに判定モジュール103から非存在信号を受け取ると、制御ユニット13を停止モードに切り替えるとともに判定モジュール103に判定終了メッセージを送るように構成される。

Claims (4)

  1. 制御装置と、人感センサと、手動スイッチと、を備え、
    上記制御装置は、
    機器を制御する制御ユニットと、
    上記制御ユニットのモードを、上記制御ユニットが上記機器を動作させる動作モードと、上記制御ユニットが上記機器の動作を制限する制限モードと、上記制御ユニットが上記機器を停止させる停止モードとから選択する選択ユニットと、
    上記手動スイッチの操作に応じてオン信号およびオフ信号を上記選択ユニットに出力する操作受付ユニットと、
    タイマユニットと、を有し、
    上記人感センサは、上記機器が設置された場所に設置され、人を検知すると検知信号を上記選択ユニットに出力するように構成され、
    上記選択ユニットは、識別モジュールと、変更モジュールと、判定モジュールと、を含み、
    上記識別モジュールは、上記制御ユニットの現在のモードを識別するように構成され、
    上記変更モジュールは、上記操作受付ユニットから上記オン信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記動作モードに切り替えるとともに、上記判定モジュールに判定開始メッセージを送るように構成され、
    上記判定モジュールは、上記判定開始メッセージを受け取ると、判定動作を開始するように構成され、上記判定モジュールは、上記判定動作では、上記タイマユニットに判定時間の計時を開始させ、上記判定時間が待機時間を超える前に上記人感センサから上記検知信号を受け取れば存在信号を、上記判定時間が上記待機時間を超える前に上記人感センサから上記検知信号を受け取らなければ非存在信号を上記判定モジュールに出力するように構成され、
    上記変更モジュールは、上記識別モジュールの識別結果が上記動作モードを示しているときに上記判定モジュールから上記非存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記制限モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定開始メッセージを送るように構成され、
    上記変更モジュールは、上記識別モジュールの識別結果が上記制限モードを示しているときに上記判定モジュールから上記存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記動作モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定開始メッセージを送るように構成され、
    上記変更モジュールは、上記操作受付ユニットから上記オフ信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記停止モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに判定終了メッセージを送るように構成され、
    上記判定モジュールは、上記判定終了メッセージを受け取ると上記判定開始メッセージを受け取るまで上記判定動作を行わないように構成され、
    上記変更モジュールは、上記識別モジュールの識別結果が上記制限モードを示しているときに上記判定モジュールから上記非存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記停止モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定終了メッセージを送るように構成される
    ことを特徴とする機器制御システム。
  2. 上記制限モードには、上記制御ユニットが上記動作モード時よりも低い消費電力で上記機器を動作させる低消費モードと、上記制御ユニットが上記機器を停止させる待機モードとがあり、
    上記変更モジュールは、
    上記識別モジュールの識別結果が上記動作モードを示しているときに上記判定モジュールから上記非存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記低消費モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定開始メッセージを送り、
    上記識別モジュールの識別結果が上記低消費モードを示しているときに上記判定モジュールから上記存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記動作モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定開始メッセージを送り、
    上記識別モジュールの識別結果が上記低消費モードを示しているときに上記判定モジュールから上記非存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記待機モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定開始メッセージを送るように構成され、
    上記変更モジュールは、上記識別モジュールの識別結果が上記待機モードを示しているときに上記判定モジュールから上記非存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記停止モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定終了メッセージを送るように構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の機器制御システム。
  3. 上記変更モジュールは、上記識別モジュールの識別結果が上記待機モードを示しているときに上記判定モジュールから上記存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記低消費モードに切り替えるとともに上記判定モジュールに上記判定開始メッセージを送るように構成される
    ことを特徴とする請求項2記載の機器制御システム。
  4. 報知器を備え、
    上記変更ユニットは、上記識別モジュールの識別結果が上記低消費モードを示しているときに上記判定モジュールから上記非存在信号を受け取ると、上記制御ユニットを上記待機モードに切り替える前に、上記報知器に報知開始メッセージを送るように構成され、
    上記報知器は、上記報知開始メッセージを受け取ると、上記機器が停止されることを報知するように構成される
    ことを特徴とする請求項2記載の機器制御システム。
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