JP5469348B2 - 機器制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、機器制御システムに関するものである。
この種の機器制御システムとして、在室検知センサにより室内に人がいないことを検知すると、室内に設置された照明器具を自動的に消灯させて、消費電力の削減を図った建物管理システムが従来提供されていた(例えば特許文献1参照)。
特開平9−120708号公報
上述の建物管理システムでは、室内に人がいないことを検知すると、この室内に設置された空気調和器、床暖房設備、照明器具などの電気器具を停止させることによって、無駄な電力消費を省くことが可能であるが、在室しているにも関わらず、不在と誤検出されて照明器具が消灯された場合、「部屋にいるのに照明を消された」とか、「少し部屋を離れただけなのに照明を消され、また点灯操作をしなければならない」といった不満感をユーザに与えてしまうという問題があった。
このようなユーザの不満を解消するために、人の在室/不在を確実に検出できるようにするためには、高精度のセンサを用いたり、複数の事象を検出するセンサを組み合わせて在室/不在の検出を行ったりすることが考えられるが、高精度のセンサを用いたり、複数種類のセンサを用いた場合はシステム全体のコストアップを招いてしまうという問題があった。また在室/不在の検出精度を高めたとしても、誤検出が発生する可能性はゼロにはならず、誤検出によって電気器具を停止させてしまうと、上述のような不快感をユーザに与えてしまうという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、誤検出によって電気器具を停止させてしまうことでユーザに不快感を与えてしまうのを抑制しつつ、不在時の消費電力を低減した低コストの機器制御システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、制御対象の負荷機器が設置された部屋で人の在室を検知する在室検知手段と、人のオン操作に応じて初期停止状態から通常動作状態に切り替えられる負荷機器の動作状態を制御する制御手段とを備え、在室検知手段が人の在室を検知しなくなってから所定の動作保持時間が経過するまでの間に在室検知手段が在室を検知しなければ、制御手段は、負荷機器の動作状態を、通常動作状態に比べて消費電力が低い予備動作状態に切り替え、予備動作状態において予備動作開始時から所定の予備動作時間が経過するまでの間に在室検知手段が在室を検知しないという条件が成立すれば、制御手段は、負荷機器の動作状態を、負荷機器を停止させる停止待機状態に切り替え、予備動作状態において予備動作開始時から予備動作時間が経過するまでの間に在室検知手段が在室を検知するという条件が成立すれば、制御手段は負荷機器の動作状態を通常動作状態に切り替え、且つ、停止待機状態の開始時から所定の停止待機時間が経過するまでの間に在室検知手段が在室を検知すれば、制御手段は負荷機器の動作状態を予備動作状態に切り替えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、制御手段は、停止待機状態の開始時から停止待機時間が経過するまでの間に、在室検知手段が在室を検知しなければ、負荷機器の動作を停止させ、人のオン操作のみで通常動作状態に切り替えられる初期停止状態に、負荷機器の動作状態を切り替えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、制御手段に、負荷機器の予備動作中に、予備動作時間が経過した時点で負荷機器が停止されることを室内の人に対して報知する報知機能を設けた特徴とする。
請求項1の発明によれば、負荷機器の通常動作中に在室検知手段が在室を検知しない状態が動作保持時間だけ継続すれば、制御手段によって負荷機器が通常動作状態から予備動作状態に切り替えられるから、消費電力の低減を図ることができ、さらに予備動作開始時から予備動作時間が経過するまでの間に在室を検知できなければ、不在と判断して負荷機器を停止させているので、負荷機器の消費電力をさらに低減することができる。また部屋内に人がいるにも関わらず在室検知手段が人を検知できなかった場合でも、負荷機器を通常動作状態から予備動作状態へ一旦切り替え、予備動作状態で動作中に在室を検知できれば通常動作状態に切り替えているので、誤検出によって負荷機器が即座に停止されることはないから、ユーザが不快に感じることはなく、また在室検知手段に高精度のセンサを用いたり、複数のセンサを組み合わせて使用する必要がないから、システム全体のコストを低減することができる。さらに、部屋内で在室検知手段の検出エリアに人がいなかったり、部屋を短期間不在にしたために、在室検知手段が在室を検知できなかった場合は、予備動作時間が経過する前に在室検知手段の検出エリアに移動したり、部屋に人が戻ってくることで、在室検知手段により在室が検知され、在室検知手段の検知に応じて負荷機器が通常動作状態に切り替えられるから、負荷機器を通常動作状態に戻すためにユーザが煩わしい操作を行う必要が無く、省電力を図りつつ、ユーザによる操作の手間を省いた低コストの機器制御システムを提供することができる。
請求項2の発明によれば、停止待機時間が経過するまでに在室検知手段により在室を検知できなければ、制御手段は、長期間に亘って人が不在にしていると判断して、負荷機器を初期停止状態に切り替えており、それ以後はオン操作が行われるまで負荷機器が動作することはないから、負荷機器の電力消費をゼロにして、更なる省電力を図ることができる。
請求項3の発明によれば、予備動作状態で動作中に予備動作状態から停止待機に切り替わる前に、制御手段の報知機能によって、負荷機器が停止されることが報知されるから、部屋内の人に負荷機器が停止されることを知らしめることができ、この報知内容を知った人が在室検知手段に自らを検知させるよう動作することで、予備動作状態から停止待機状態に切り替わってしまうのを防止できるという効果がある。
実施形態1の概略的なシステム構成図である。 同上の制御動作を説明する状態遷移図である。 同上の機器制御プログラムのフローチャートである。 同上のタイマ制御プログラムのフローチャートである。 実施形態2の概略的なシステム構成図である。 同上の機器制御プログラムのフローチャートである。
以下に、本発明に係る機器制御システムを、建物の部屋における人の在室を検出し、その検出結果に応じて部屋内に設置された照明器具の停止制御を行うシステムに適用した実施形態について、図面を参照して説明を行う。
(実施形態1)
図1は実施形態1の概略的なシステム構成図であり、部屋内に設置された照明器具4と、照明器具4のオン/オフ操作を行うための操作スイッチ(SW)2と、照明器具4の設置された部屋で人の在室を検知する人感センサ(在室検知手段)3と、操作スイッチ2のオン/オフ操作に応じて照明器具4を点灯/消灯させるとともに、人感センサ3の検知情報をもとに照明器具4の動作状態を制御するコントローラ(制御手段)1とを主要な構成として備えている。
人感センサ3は、例えば人体から放射される熱線を検出することによって、検知エリアにおける人の存在を検出する焦電型の赤外線検出素子を有し、制御対象の照明器具4が設置された部屋で人の在室を検知すると人体検知信号をコントローラ1に出力する。尚、本システムでは2個の人感センサ3を備えているが、人感センサ3の個数は1個でもよいし、3個以上でもよく、照明器具4が設置された部屋全体で人の在室を検知できるように必要な数の人感センサ3を設置すればよい。また在室検知手段として、人体から放射される熱線を検知することで人の存在を検知する焦電型の赤外線検出素子からなる人感センサ3を用いているが、例えば人の発する生活音を音検出センサで検出することによって在室を検出する在室検知手段を用いてもよく、在室を検知できる手段であれば、どのような検知手段でもよい。
コントローラ1は、CPU10と、スイッチ入力部11と、センサ入力部12と、機器駆動部13と、タイマー値記憶部14とを備えている。スイッチ入力部11は、操作スイッチ2からの操作入力を受け付けてCPU10に出力する。センサ入力部12は、複数の人感センサ3からの人体検知信号を受け付け、少なくとも何れか1つの人感センサ3から人体検知信号が入力されると、CPU10に対して人体検知信号を出力する。CPU10は、スイッチ入力部11を介して入力される操作信号(オン操作信号、オフ操作信号)に基づいて照明器具4を点灯/消灯させる制御命令を機器駆動部13に出力するとともに、センサ入力部12から入力される人体検知信号に基づいて照明器具4の動作状態を切り替える制御命令を機器駆動部13に出力する。機器駆動部13は、CPU10から入力される制御命令に基づいて照明器具4を駆動する。タイマー値記憶部14は書き換え可能な不揮発性メモリからなり、後述する動作保持時間T1、予備動作時間T2、停止待機時間T3などのタイマー値が予め格納されている。またCPU10は、クロック信号をカウントすることによって計時動作を行うタイマ10aを内蔵しており、タイマ10aによりセンサ入力部12を介して人体検知信号が入力されない時間を計時する。すなわち、センサ入力部12を介して人体検知信号が入力されると、CPU10は、タイマ10aの計時時間をクリアして、タイマ10aの計時動作を再開させる。尚、本システムで用いられる人感センサ3は、検知エリアにおける人の存在は検知できるものの、人が存在しないことは検知できないため、人感センサ3が在室を検知していないことを不在と推定している。
次に、コントローラ1による照明器具4の制御動作について図3、図4のフローチャートに基づいて説明する。
ユーザが操作スイッチ2を用いてオフ操作を行うと、スイッチ入力部11を介してCPU10にオフ操作信号が入力され、CPU10は、照明器具4を停止させる制御命令を機器駆動部13に出力して、照明器具4を停止させる(初期停止状態)。一方、照明器具4が停止(初期停止状態)している状態で、ユーザが操作スイッチ2を用いてオン操作を行うと、CPU10が、スイッチ入力部11を介して入力されたオン操作信号に基づいて、照明器具4を全点灯させる制御命令を機器駆動部13に出力し、照明器具4を全点灯させる(通常動作状態)。またこの時、CPU10は、人感センサ3の人体検知信号に応じて照明器具4の動作状態を切り替える省電力制御を開始する。
CPU10は、タイマ割込みで図3のフローチャートに示す機器制御プログラムと、図4のフローチャートに示すタイマ制御プログラムとを実行しており、先ず機器制御プログラムによる制御動作について説明する。CPU10は、機器制御プログラムを開始すると、省電力制御中か否かの判定を行い(S1)、省電力制御中でなければ制御プログラムを終了し、省電力制御中であれば照明器具4が通常動作中か否かの判定を行う(S2)。ここで、照明器具4が通常動作中であれば、CPU10は、タイマ10aの計時時刻が所定の動作保持時間T1を超えたか否か、すなわち在室を検知できない時間(不在と考えられる状態が継続している不在継続時間)が動作保持時間T1を超えたか否かの判定を行い(S3)、不在継続時間が動作保持時間T1を超えていなければ制御プログラムを終了して、通常動作状態を継続させる。一方、S3の判定で不在継続時間が動作保持時間T1を超えていれば、CPU10は、照明器具4を通常動作状態に比べて低い調光レベルで点灯させる制御信号を機器駆動部13に出力し、機器駆動部13により照明器具4を予備動作状態で動作させた後(S4)、タイマ10aの計時時間をクリアして、タイマ10aの計時動作を再開させた後(S5)、制御プログラムを終了する。
また、S2の判定で照明器具4が通常動作中ではないと判断された場合、CPU10は、照明器具4が予備動作中か否かの判定を行い(S6)、照明器具4が予備動作中であれば、タイマ10aの計時時間、すなわち予備動作開始時から在室を検知できない時間(不在と考えられる状態が継続している不在継続時間)が所定の予備動作時間T2を超えたか否かの判定を行い(S7)、不在継続時間が予備動作時間T2を超えていなければ制御プログラムを終了して、予備動作状態を継続する。一方、S7の判定の結果、不在継続時間が予備動作時間T2を超えていれば、CPU10は、照明器具4を消灯させる制御命令を機器駆動部13に出力して、照明器具4を消灯させ、照明器具4の動作状態を停止待機状態に切り替えた後(S8)、制御プログラムを終了する。
また、S6の判定で照明器具4が予備動作中ではないと判断された場合、CPU10は、照明器具4が停止待機状態にあると判断し、タイマ10aの計時時間、すなわち停止待機状態に切り替わってから在室を検知できない時間(不在と考えられる状態が継続している不在継続時間)が所定の停止待機時間T3を超えたか否かの判定を行い(S9)、不在継続時間が停止待機時間T3を超えていなければ、制御プラグラムを終了して停止待機状態を継続させ、不在継続時間が停止待機時間T3を超えていれば、省電力制御を終了する(S10)。このとき照明器具4は、操作スイッチ2を用いたオン操作のみで通常動作状態に切り替えられる初期停止状態に切り替えられる。
次にタイマ制御プログラムによる制御動作について図4のフローチャートを参照して説明を行う。CPU10は、タイマ制御プログラムを開始すると、省電力制御中か否かの判定を行い(S11)、省電力制御中でなければタイマ制御プログラムを終了する。一方、省電力制御中であれば、CPU10は、センサ入力部12から人体検知信号の入力があるか否かの判定を行い(S12)、人体検知信号の入力がなければタイマ制御プログラムを終了し、人体検知信号の入力があれば、タイマ10aの計時時間をクリアして再起動させた後(S13)、照明器具4が予備動作中か否かの判定を行う(S14)。ここで、照明器具4が予備動作中であれば、CPU10は、機器駆動部13に照明器具4を全点灯させる制御命令を出力し、機器駆動部13が照明器具4を全点灯させる。すなわち照明器具4の動作状態が通常動作状態に切り替えられる(S15)。一方、S14の判定の結果、照明器具4が予備動作中でないと判断されると、CPU10は、照明器具4が停止待機中か否かの判定を行い(S16)、停止待機中の場合は、照明器具4を通常動作状態に比べて低い調光レベルで点灯させる制御信号を機器駆動部13に出力し、機器駆動部13により照明器具4を調光点灯(予備動作状態)させた後(S17)、タイマ制御プログラムを終了する。またS16の判定で停止待機中でないと判定された場合、CPU10は、照明器具4が通常動作中と判断し、タイマ制御プログラムを終了する。
以上の動作をまとめると図2に示す状態遷移図のようになり、この状態遷移図を参照してコントローラ1の動作を説明する。照明器具4が通常動作状態又は予備動作状態で動作中にユーザが操作スイッチ2を用いてオフ操作を行うと(図2のb,c)、CPU10が、操作スイッチ2のオフ操作信号に基づいて、照明器具4を消灯させる制御命令を機器駆動部13に出力し、照明器具4を消灯状態(初期停止状態)に切り替える。一方、照明器具4が消灯している状態(初期停止状態)で、ユーザが操作スイッチ2を用いてオン操作を行うと(図2のa)、CPU10が、操作スイッチ2のオン操作信号に基づいて、照明器具4を点灯させる制御命令を機器駆動部13に出力し、照明器具4を全点灯状態(通常動作状態)に切り替える。
また、照明器具4が全点灯している状態(通常動作状態)では、CPU10は、人感センサ3が最後に人を検知してから所定の動作保持時間T1が経過するまでの間、照明器具4を全点灯状態で点灯させている。また人感センサ3が最後に人を検知してから動作保持時間T1が経過するよりも前に人感センサ3が人を検知すると、CPU10は、人体検知信号の入力に基づいて、タイマ10aの計時時間をリセットし、不在継続時間の計時を再開させることによって、照明器具4の全点灯状態を延長する(図2のe)。そして、人が部屋から短時間退室するなどして、人感センサ3が在室を検知できなくなった場合に、在室を検知できない時間(不在継続時間)が動作保持時間T1を超えると(図2のf)、CPU10は、照明器具4を通常動作状態に比べて消費電力の小さい予備動作状態に切り替えるとともに、タイマ10aの計時時間をリセットして、予備動作状態の経過時間を計時させる。
また、照明器具4の動作状態が予備動作状態に切り替えられてから予備動作時間T2が経過するまでの間に、人感センサ3が在室を検知すれば、CPU10は、人体検知信号の入力に基づいて、照明器具4を全点灯させる制御命令を機器駆動部13に出力し、照明器具4を全点灯させるとともに(通常動作状態)、タイマ10aの計時時間をリセットして、不在計時時間の計時を再開させる(図2のg)。一方、予備動作状態に切り替えられてから予備動作時間T2が経過するまでの間に、人感センサ3が人を検知しなければ、CPU10は、照明器具4を消灯させる制御指令を機器駆動部13に出力して、照明器具4の動作状態を停止待機状態に切り替えるとともに、タイマ10aの計時時間をリセットして、停止待機状態の経過時間を計時させる(図2のh)。
また、照明器具4の動作状態が停止待機状態に切り替えられてから停止待機時間T3が経過するまでの間に、人感センサ3が在室を検知すれば、CPU10は、人体検知信号の入力に基づいて、照明器具4を調光点灯させる制御命令を機器駆動部13に出力し、照明器具4の動作状態を予備動作状態に切り替えるとともに、タイマ10aの計時時間をリセットして、予備動作状態に切り替わってからの不在計時時間の計時を再開させる(図2のi)。一方、停止待機状態に切り替えられてから停止待機時間T3が経過するまでの間に、人感センサ3が人を検知しなければ、CPU10は省電力制御を終了し、照明器具4の動作状態を初期停止状態に切り替えており(図2のd)、以後は操作スイッチ2のオン操作のみで照明器具4を点灯させることができる。
以上説明したように、照明器具4の通常動作中に在室検知手段としての人感センサ3が在室を検知しない状態が動作保持時間T1だけ継続すれば、制御手段たるコントローラ1によって照明器具4が通常動作状態から予備動作状態に切り替えられるから、消費電力の低減を図ることができ、さらに予備動作開始時から予備動作時間T2が経過するまでの間に在室を検知できなければ、不在と判断して照明器具4を停止させているので、負荷機器である照明器具4の消費電力を低減することができる。また部屋内に人がいるにも関わらず人感センサ3が人を検知できなかった場合でも、照明器具4を通常動作状態から予備動作状態へ一旦切り替え、予備動作状態で動作中に在室を検知できれば通常動作状態に切り替えているので、誤検出によって照明器具4が即座に停止されることはないから、ユーザが不快に感じることはなく、また在室検知手段として高精度のセンサを用いたり、複数のセンサを組み合わせて使用する必要がないから、システム全体のコストを低減することができる。さらに、部屋内で人感センサ3の検出エリアに人がいなかったり、部屋を短期間不在にしたために、人感センサ3が在室を検知できなかった場合は、予備動作時間が経過する前に人感センサ3の検出エリアに移動したり、部屋に人が戻ってくることで、人感センサ3により在室が検知され、人感センサ3の検知に応じて照明器具4が通常動作状態に切り替えられるから、照明器具4を通常動作状態に戻すためにユーザが煩わしい操作を行う必要が無く、省電力を図りつつ、ユーザによる操作の手間を省いた低コストの機器制御システムを提供することができる。
しかも、停止待機状態において停止待機時間T3が経過するまでに人感センサ3が在室を検知すれば、コントローラ1は、照明器具4の動作状態を予備動作状態に切り替えているので、停止待機時間T3が経過する前に部屋に戻ってくれば、人が操作スイッチ2をオン操作しなくても、照明器具4を予備動作状態で動作させることができるから、省電力を図りつつ、ユーザによるオン操作の手間を省いて、ユーザの手間を省いた機器制御システムを提供することができる。
そのうえ、停止待機状態において停止待機時間T3が経過するまでに人感センサ3によって在室を検知できなければ、コントローラ1は、長期間に亘って人が不在にしていると判断して、照明器具4を初期停止状態に切り替えており、それ以後はオン操作が行われるまで照明器具4が動作することはないから、照明器具4の電力消費をゼロにして、更なる省電力を図ることができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図5及び図6に基づいて説明する。
図5は実施形態2の概略的なシステム構成図であり、本実施形態ではコントローラ1に、照明器具4が予備動作状態で動作中に、予備動作時間が経過した時点で照明器具4が停止されることを、室内の人に対して音声で報知する報知部(報知機能)15を設けている。尚、報知部15を備えた点を除いては実施形態1の機器制御システムと同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
ここで、コントローラ1による照明器具4の制御動作について図5のフローチャートを参照して説明する。
コントローラ1のCPU10は、タイマ割込みで図6のフローチャートに示す機器制御プログラムと、図4のフローチャートに示すタイマ制御プログラムとを実行しており、タイマ制御プログラムによる制御動作は実施形態1で説明した動作と同じなので、その説明は省略し、機器制御プラグラムによる制御動作について以下に説明する。
CPU10は、機器制御プログラムを開始すると、省電力制御中か否かの判定を行い(S1)、省電力制御中でなければ制御プログラムを終了し、省電力制御中であれば照明器具4が通常動作中か否かの判定を行う(S2)。ここで、照明器具4が通常動作中であれば、CPU10は、タイマ10aの計時時刻が所定の動作保持時間T1を超えたか否か、すなわち在室を検知できない時間(不在と考えられる状態が継続している不在継続時間)が動作保持時間T1を超えたか否かの判定を行い(S3)、不在継続時間が動作保持時間T1を超えていなければ制御プログラムを終了して、通常動作状態を継続させる。一方、S3の判定で不在継続時間が動作保持時間T1を超えていれば、CPU10は、照明器具4を通常動作状態に比べて低い調光レベルで点灯させる制御信号を機器駆動部13に出力し、機器駆動部13により照明器具4を予備動作状態で動作させた後(S4)、タイマ10aの計時時間をクリアして、タイマ10aの計時動作を再開させた後(S5)、制御プログラムを終了する。
また、S2の判定で照明器具4が通常動作中ではないと判断された場合、CPU10は、照明器具4が予備動作中か否かの判定を行い(S6)、照明器具4が予備動作中であれば、タイマ10aの計時時間、すなわち予備動作開始時から在室を検知できない時間(不在と考えられる状態が継続している不在継続時間)が所定の予備動作時間T2を超えたか否かの判定を行う(S7)。
この時、不在継続時間が予備動作時間T2を超えていなければ、CPU10は、不在継続時間が予備動作時間T2よりも短い時間に設定された報知時間(T2−α)を超えたか否かの判定をさらに行い(S11)、不在継続時間が報知時間(T2−α)を超えていれば報知部15による報知動作を行わせ(S12)、不在継続時間が報知時間(T2−α)を超えていなければ、機器制御プログラムを終了する。尚、報知時間(T2−α)は、報知を受けたユーザが人感センサ3に検知されるための動作を行って、照明器具4の消灯を回避できるように、予備動作時間T2よりも5〜10秒程度短い時間に設定するのが好ましい。すなわち、報知動作を行ってから消灯するまでの時間αを5〜10秒程度とするのが好ましい。
一方、S7の判定で不在継続時間が予備動作時間T2を超えていれば、CPU10は、照明器具4を消灯させる制御命令を機器駆動部13に出力して、照明器具4を消灯させ、照明器具4の動作状態を停止待機状態に切り替えた後(S8)、制御プログラムを終了する。
また、S6の判定で照明器具4が予備動作中ではないと判断された場合、CPU10は、照明器具4が停止待機状態にあると判断し、タイマ10aの計時時間、すなわち停止待機状態に切り替わってから在室を検知できない時間(不在と考えられる状態が継続している不在継続時間)が所定の停止待機時間T3を超えたか否かの判定を行い(S9)、不在継続時間が停止待機時間T3を超えていなければ、制御プラグラムを終了して停止待機状態を継続させ、不在継続時間が停止待機時間T3を超えていれば、省電力制御を終了する(S10)。このとき照明器具4は、操作スイッチ2を用いたオン操作のみで通常動作状態に切り替えられる初期停止状態に切り替えられる。
以上説明したように、本実施形態では、予備動作状態で動作中に予備動作状態から停止待機状態に切り替わる前、すなわち予備動作状態に切り替わってから報知時間が経過した時点で、コントローラ1に設けた報知部15によって、照明器具4が消灯されることが報知されるから、部屋内の人に照明器具4が停止されることを知らしめることができ、この報知内容を知った人が人感センサ3に自らを検知させるよう動作することで、予備動作状態から停止待機状態に切り替わってしまうのを防止できる。すなわち、人が部屋内にいるにも関わらず、人を検知できなくて照明器具4が消灯されてしまうのを防止でき、使用者に不快感を与えるのを防止できる。またスイッチ操作を行わなくても、人感センサ3に検知されるような動きをすればよいので、ユーザによるオン操作の手間を省いて、使い勝手の良い機器制御システムを提供することができる。
尚、上述の実施形態1、2では人感センサ3の検知信号に基づいて照明器具4の消灯制御を行う形態について説明したが、制御対象の負荷機器を照明器具4に限定する趣旨のものではなく、例えば空調装置の停止制御を行うようにしてもよい。すなわち、空調装置が通常動作中に人感センサ3が在室を検知しない状態がT1以上継続すると、空調装置の設定温度を冷房運転中であれば高くし、暖房運転中であれば低くすることによって省電力運転に切り替え(予備動作状態)、予備動作開始時から時間T2以上在室を検知しなければ、停止待機状態に切り替え、さらに停止待機状態の開始時から時間T3以上在室を検知しなければ、照明器具4を初期停止状態に切り替えるようにしてもよい。
1 コントローラ(制御手段)
2 操作スイッチ
3 人感センサ(在室検知手段)
4 照明器具
10 CPU
10a タイマ
11 スイッチ入力部
12 センサ入力部
13 機器駆動部
14 タイマー値記憶部
15 報知部

Claims (3)

  1. 制御対象の負荷機器が設置された部屋で人の在室を検知する在室検知手段と、
    人のオン操作に応じて初期停止状態から通常動作状態に切り替えられる前記負荷機器の動作状態を制御する制御手段とを備え、
    記在室検知手段が人の在室を検知しなくなってから所定の動作保持時間が経過するまでの間に前記在室検知手段が在室を検知しなければ、前記制御手段は、前記負荷機器の動作状態を、前記通常動作状態に比べて消費電力が低い予備動作状態に切り替え、
    前記予備動作状態において予備動作開始時から所定の予備動作時間が経過するまでの間に前記在室検知手段が在室を検知しないという条件が成立すれば、前記制御手段は、前記負荷機器の動作状態を、前記負荷機器を停止させる停止待機状態に切り替え、前記予備動作状態において予備動作開始時から前記予備動作時間が経過するまでの間に前記在室検知手段が在室を検知するという条件が成立すれば、前記制御手段は前記負荷機器の動作状態を前記通常動作状態に切り替え、且つ、
    記停止待機状態の開始時から所定の停止待機時間が経過するまでの間に前記在室検知手段が在室を検知すれば、前記制御手段は前記負荷機器の動作状態を前記予備動作状態に切り替えることを特徴とする機器制御システム。
  2. 前記制御手段は、前記停止待機状態の開始時から前記停止待機時間が経過するまでの間に、前記在室検知手段が在室を検知しなければ、人のオン操作のみで通常動作状態に切り替えられる初期停止状態に、前記負荷機器の動作状態を切り替えることを特徴とする請求項1記載の機器制御システム。
  3. 前記制御手段に、前記負荷機器の予備動作中に、前記予備動作時間が経過した時点で前記負荷機器が停止されることを室内の人に対して報知する報知機能を設けた特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の機器制御システム。
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