JPWO2011135678A1 - スピーカ装置 - Google Patents

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Abstract

スピーカ装置は、スピーカとハウジングとスリット構造とを備え、前記スリット構造は、複数のスリットを形成するように、前記スピーカ側から前記ハウジングの下面側へ傾きながら前記下面に沿った方向へそれぞれ延びた複数の板状部と、前記複数のスリットを形成するように、前記板状部における前記スピーカ側の端部から前記ハウジングの前面側へそれぞれ折り返された複数の折り返し部と、前記ハウジングの2つの側面のうちの一方の側面側に配された排液部とを有し、前記複数の板状部と前記複数の折り返し部とにより形成される複数の溝のそれぞれは、前記排液部に連通されているとともに操作パネルが操作される際の前記スリット構造の姿勢において前記板状部から導かれた液体が前記排液部へ流れるように傾斜している。

Description

本発明は、スピーカ装置に関する。
特許文献1には、車載用スピーカにおいて、スピーカカバーにおける音を通過させるための貫通穴を、水平方向へ延びる横片部と横片部の前端より車体前方へ向かって斜めに立ち上がる縦片部とでそれぞれ構成された複数個のグリル片によって形成することが記載されている。これにより、特許文献1によれば、ホコリ、ゴミのスピーカ本体への侵入を防ぐことができるとされている。
特開平8−230573号公報
特許文献1には、液体のスピーカ本体への侵入を防ぐことに関して記載がない。
一方、工作機械を操作する際の補助機能として操作パネル内に音声案内のためのスピーカを設置する場合がある。その場合、操作パネル内に設置したスピーカの音声を外部へ出すための複数の開口が必要となる。このとき、工作機械が使用される環境は、ミスト状になった切削油が操作パネルに降り注ぐ、又は、機械操作者の手に切削油が付着している状態で機械を操作する、又は、加工層から飛び散った切削油が直接、操作パネルへ掛かるものとなっている。これにより、スピーカ音を出すための複数の開口から、切削油が操作パネル内に侵入する可能性がある。特に、操作パネルは、操作しやすいように、鉛直方向から背面側へ傾斜させた状態で使用される場合が多い。これにより、複数の開口から操作パネル内への切削油が侵入する可能性が高い。切削油(液体)が操作パネル内に侵入して操作パネル内のスピーカに付着すると、スピーカが腐食して故障に至る可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、スピーカの故障を抑制できるスピーカ装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の1つの側面にかかるスピーカ装置は、工作機械の操作パネルと一体化されたスピーカ装置であって、スピーカと、前記操作パネルが配されるとともに前記スピーカに対応した位置に複数の開口が形成された前面と前記前面の両側に隣接した2つの側面と前記前面及び前記2つの側面に隣接した下面とを含むハウジングと、前記スピーカと前記複数の開口との間に配され前記ハウジングに固定されたスリット構造とを備え、前記スリット構造は、複数のスリットを形成するように、前記スピーカ側から前記ハウジングの前記下面側へ傾きながら前記下面に沿った方向へそれぞれ延びた複数の板状部と、前記複数のスリットを形成するように、前記板状部における前記スピーカ側の端部から前記ハウジングの前記前面側へそれぞれ折り返された複数の折り返し部と、前記ハウジングの前記2つの側面のうちの一方の側面側に配された排液部とを有し、前記複数の板状部と前記複数の折り返し部とにより形成される複数の溝のそれぞれは、前記排液部に連通されているとともに前記操作パネルが操作される際の前記スリット構造の姿勢において前記板状部から導かれた液体が前記排液部へ流れるように傾斜していることを特徴とする。
本発明によれば、ハウジングの開口を通過しスリット構造の板状部に当たり溝へ導かれた液体が溝内を排液部まで流れて排液部で外部へ排出されるようにすることができる。この結果、液体が溝からあふれてスピーカへ浸入することを低減できるので、液体がスピーカに付着することによる腐食を低減できる。したがって、スピーカの故障を抑制できる。
図1は、実施の形態における外部ハウジングの外観斜視図である。 図2は、実施の形態における内部ハウジングの外観斜視図である。 図3は、実施の形態にかかるスピーカ装置の構成を示す図である。 図4は、実施の形態における溝近傍の拡大断面図である。
以下に、本発明にかかるスピーカ装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
実施の形態にかかるスピーカ装置1の外観構成について図1を用いて説明する。図1は、実施の形態における外部ハウジング20の外観斜視図である。
スピーカ装置1は、工作機械の操作パネル(図示せず)と一体化されている。操作パネルは、例えば、キーボード又はタッチパネルである。操作パネルは、操作しやすいように、鉛直方向から背面側へ鋭角をなすように傾斜させた状態で使用されることが多い。これに伴い、スピーカ装置1も、操作パネルと一体化されているので、鉛直方向から背面側へ例えば鋭角θ(0≦θ≦90°−κ、κは図4参照)をなすように傾斜した姿勢で使用されることが多い。
スピーカ装置1は、図1に示すように、前面20aと、前面20aの両側に隣接した2つの側面(側面20b及び図示しない反対側の側面)と、前面20a及び2つの側面に隣接した下面20cとを含む外部ハウジング20を備える。前面20aには、スピーカ10(図3(b)参照)に対応した位置に、スピーカ10の出力音をユーザに向けて出力するための複数の開口20a1が形成されている。また、前面20aには、複数の開口20a1に隣接した位置(例えば、図1における右側)に、操作パネルが配されている。各開口20a1の形状は、例えば、図1に示すような外部ハウジング20の下面20cに沿った方向に延びたスリット形状である。外部ハウジング20は、例えば、プラスチックなどの樹脂で形成されている。
次に、実施の形態にかかるスピーカ装置1の構成について図2〜図4を用いて説明する。図2は、実施の形態における内部ハウジング30の外観斜視図である。図3(a)は、スピーカ装置1の正面図である。図3(b)は、図3(a)のB−B断面図である。図3(c)は、図3(a)のA−A断面図である。図4は、実施の形態における溝近傍の拡大断面図である。
スピーカ装置1は、図3(b)に示すように、スピーカ10、外部ハウジング20(図3(a)参照)、及び内部ハウジング30を備える。
スピーカ10は、操作パネルを介したユーザによる所定の操作に応じて、又は、工作機械が所定の動作を行ったことに応じて、工作機械を操作する際の補助機能として操作方法等の音声案内(ガイダンス情報)の音声を出力する。スピーカ10は、前面(音声出力面)側が、内部ハウジング30及び外部ハウジング20で囲まれている。すなわち、スピーカ10は、外部から液体(例えば、切削油)が直接浸入しないように、外部ハウジング20、及び内部ハウジング30により囲まれている。
外部ハウジング20は、上述のように、前面20aと側面20b(及び図示しない反対側の側面)と下面20cとを含む。前面20aには、操作パネル(図示せず)が配されるとともにスピーカ10に対応した位置に複数の開口20a1が形成されている。外部ハウジング20は、内部ハウジング30を覆うように内部ハウジング30の上にはめ込まれている。
内部ハウジング30は、スピーカ10の音声出力面を周囲から囲うように、スピーカ10と外部ハウジング20との間に配されている。内部ハウジング30は、スピーカ10にはめ込まれているとともに外部ハウジング20がはめられており、スピーカ10に固定されているとともに、外部ハウジング20の内側(スピーカ10側)に固定されている。内部ハウジング30は、例えば、プラスチックなどの樹脂で形成されている。内部ハウジング30は、スリット構造SSTを有する。
スリット構造SSTは、スピーカ10と外部ハウジング20との間に配されている。スリット構造SSTは、スピーカ10に固定されているとともに、外部ハウジング20の内側(スピーカ10側)に固定されている。スリット構造SSTは、外部ハウジング20に固定されているので、操作パネルが使用される際に、鉛直方向からスピーカ10側へ例えば鋭角θ(0≦θ≦90°−κ、κは図4参照)をなすように傾斜した姿勢で使用される。
具体的には、スリット構造SSTは、複数の板状部31−1〜31−7、複数の折り返し部32−1〜32−7、及び排液部33(図2参照)を有する。
複数の板状部31−1〜31−7は、複数のスリットSL−1〜SL−7を形成するように、スピーカ10側から外部ハウジング20の下面20c側へ傾きながら外部ハウジング20の下面20cに沿った方向へそれぞれ延びている。各板状部31−1〜31−7は、例えば、外部ハウジング20の前面20aの法線に対してα(図4参照)の角度をなすように、スピーカ10側から外部ハウジング20の下面20c側へ傾いている。また、各板状部31−1〜31−7は、側面20bに平行に切った断面(図4参照)において、長さLを有している。角度α及び長さLは、操作パネルが使用される際に、開口20a1を通過した液体(例えば、切削油)が板状部31−1〜31−7に当たるように決められた値である。すなわち、外部ハウジング20及びスリット構造SSTが鉛直方向からスピーカ10側へ例えば鋭角θ(0≦θ≦90°−κ、κは図4参照)をなすように傾斜した姿勢において、鉛直方向から外部ハウジング20及びスリット構造SSTを透視した場合に、複数の開口20a1が配された領域において複数の板状部31−1〜31−7が隙間なく重なるように、角度α及び長さLが決められている。角度αは、例えば、30°である。なお、角度κは、側面20bに平行に切った断面(図4参照)において、板状部(例えば、31−3)におけるスピーカ10側の端部と図面中上側に隣接する板状部(例えば、31−4)における前面20a側の端部とを結ぶ直線が前面20aの法線となす角度である。
複数の折り返し部32−1〜32−7は、複数のスリットSL−1〜SL−7を形成するように、板状部31−1〜31−7におけるスピーカ10側の端部から外部ハウジング20の前面20a側へそれぞれ折り返されている。各折り返し部32−1〜32−7は、例えば、外部ハウジング20の前面20aの法線に対して(板状部31−1〜31−7と反対側に)β(図4参照)の角度をなすように、スピーカ10側から外部ハウジング20の前面20a側へ傾いている。角度βは、溝312−1〜312−7で液体を捉えるように決められた値であり、例えば、30°である。
なお、複数のスリットSL−1〜SL−7の位置は、前面20aに垂直な方向から透視した場合に、複数の開口20a1との重なりが多くなるように調整されている。これにより、スピーカ10の出力音が複数のスリットSL−1〜SL−7を介して複数の開口20a1から出力されやすくなっている。
排液部33(図2参照)は、受けた液体を外部へ排出するための部分であり、複数の板状部31−1〜31−7及び複数の折り返し部32−1〜32−7に対して外部ハウジング20の2つの側面のうちの一方の側面20b側に配されている。すなわち、排液部33は、複数の板状部31−1〜31−7のそれぞれにおける側面20b側の端部に隣接するとともに複数の折り返し部32−1〜32−7のそれぞれにおける側面20b側の端部に隣接した位置において、例えば側面20bに沿った方向に延びている。
複数の板状部31−1〜31−7と複数の折り返し部32−1〜32−7とにより形成される複数の溝(例えば、切削油溜り溝)312−1〜312−7(図4参照)のそれぞれは、排液部33に連通されている。また、複数の溝312−1〜312−7のそれぞれは、操作パネルが操作される際のスリット構造SSTの姿勢において、板状部31−1〜31−7から導かれた液体(例えば、切削油)が排液部33へ流れるように傾斜している。すなわち、複数の溝312−1〜312−7のそれぞれは、スリット構造SSTの、鉛直方向からスピーカ10側へ例えば鋭角θ(0≦θ≦90°−κ、κは図4参照)をなすように傾斜した姿勢において、板状部31−1〜31−7から導かれた液体が排液部33へ流れるように(例えば、3次元的に)傾斜している。
具体的には、複数の溝312−1〜312−7のそれぞれは、図3(c)に示すように、排液部33に近い部分が排液部33から遠い部分よりも外部ハウジング20の前面20aから離れるように傾斜している。例えば、複数の溝312−1〜312−7のそれぞれは、排液部33に近づくにしたがって前面20aから離れるように傾斜している。例えば、複数の溝312−1〜312−7のそれぞれは、図3(c)に示すように、外部ハウジング20の前面20aに対してγの角度をなすように傾斜している。角度γは、操作パネルが操作される際のスリット構造SSTの姿勢において、溝312−1〜312−7内を液体が排液部33へ向かって流れるように決められた値であり、例えば、15°である。
さらに、複数の板状部31−1〜31−7のそれぞれにおける前面20a側の端部は、図3(c)に示すように、排液部33に近い部分が排液部33から遠い部分よりも外部ハウジング20の前面20aから離れるように傾斜している。例えば、複数の板状部31−1〜31−7のそれぞれにおける前面20a側の端部は、排液部33に近づくにしたがって前面20aから離れるように傾斜している。例えば、複数の板状部31−1〜31−7のそれぞれにおける前面20a側の端部は、図3(c)に示すように、外部ハウジング20の前面20aに対してεの角度をなすように傾斜している。角度εは、板状部31−1〜31−7を設計しやすいように決められた値(すなわち角度γと略等しい値)であり、例えば、15°である。また、複数の板状部31−1〜31−7のそれぞれにおける前面20a側の端部が傾斜していることにより、複数の板状部31−1〜31−7と外部ハウジング20との間に図3(c)に示す隙間40が形成されている。
ここで、仮に、複数の溝312−1〜312−7のそれぞれが傾斜していない場合を考える。すなわち、複数の溝312−1〜312−7のそれぞれが外部ハウジング20の前面20aに平行な面内で外部ハウジング20の下面20c(図1参照)に平行に延びている場合を考える。この場合、操作パネルが操作される際のスリット構造SSTの姿勢において、外部ハウジング20の開口20a1を通過しスリット構造SSTの板状部31−1〜31−7に当たり溝312−1〜312−7へ導かれた液体(例えば、切削油)は、溝312−1〜312−7内に滞留する傾向にある。そして、引き続き溝312−1〜312−7へ導かれた液体は、溝312−1〜312−7からあふれてスピーカ10へ浸入する可能性がある。これにより、液体がスピーカ10に付着すると、スピーカ10が腐食して故障に至る可能性がある。
それに対して、実施の形態では、複数の溝312−1〜312−7のそれぞれは、排液部33に連通されているとともに、操作パネルが操作される際のスリット構造SSTの姿勢において板状部31−1〜31−7から導かれた液体が排液部33へ流れるように傾斜している。これにより、外部ハウジング20の開口20a1を通過しスリット構造SSTの板状部31−1〜31−7に当たり溝312−1〜312−7へ導かれた液体が溝312−1〜312−7内を排液部33まで流れて排液部33で外部へ排出されるようにすることができる。この結果、液体が溝312−1〜312−7からあふれてスピーカ10へ浸入することを低減できるので、液体がスピーカ10に付着することによる腐食を低減できる。したがって、スピーカ10の故障を抑制できる。
具体的には、スピーカ装置1は、操作パネルと一体化されているので、ユーザにより操作パネルが操作される際に、鉛直方向から背面側へ例えば鋭角θ(0≦θ≦90°−κ、κは図4参照)をなすように傾斜させた姿勢で使用される。操作パネルの使用される傾斜角度θがα(図4参照、例えば、30°)より小さい角度である場合、板状部31−1〜31−7は、図4で示した姿勢からスピーカ10側へαより小さい角度で傾斜させた姿勢になる。これにより、板状部31−1〜31−7に当たった液体は、図4の破線の矢印で示すように、外部ハウジング20の前面20a側へ流れ例えば隙間40を介して外部へ排出され得る。また、操作パネルの使用される傾斜角度θがα(例えば、30°)以上の角度である場合、板状部31−1〜31−7は、図4で示した姿勢からスピーカ10側へα以上の角度で傾斜させた姿勢になる。これにより、板状部31−1〜31−7に当たった液体は、図4の1点鎖線の矢印で示すように、溝312−1〜312−7へ導かれる。溝312−1〜312−7へ導かれた液体は、図2の1点鎖線の矢印で示すように、溝312−1〜312−7内を排液部33まで流れて、図2の2点鎖線で示すように、排液部33で外部へ排出され得る。
さらに具体的には、複数の溝312−1〜312−7のそれぞれは、図2及び図3(c)に示すように、排液部33に近い部分が排液部33から遠い部分よりも外部ハウジング20の前面20a(図1参照)から離れるように傾斜している。これにより、操作パネルが鉛直方向からスピーカ10側へ90°に近い角度で傾斜した状態で使用される場合、すなわちスピーカ装置1が水平に近い姿勢にある場合に、溝312−1〜312−7へ導かれた液体が溝312−1〜312−7内を容易に排液部33まで流れて排液部33で外部へ排出されるようにすることができる。
あるいは、仮に、複数の板状部31−1〜31−7のそれぞれにおける前面20a側の端部が外部ハウジング20の前面20aの内側に接触するように延びている場合について考える。この場合、板状部31−1〜31−7における前面20a側の端部が複数の開口20a1の一部を塞いでしまうので、スピーカ10の出力音を複数の開口20a1へ導きにくくなる。また、この場合、板状部31−1〜31−7の3次元形状が複雑になるので、板状部31−1〜31−7の設計が困難になる。
それに対して、実施の形態では、複数の板状部31−1〜31−7のそれぞれにおける前面20a側の端部は、図3(c)に示すように、排液部33に近い部分が排液部33から遠い部分よりも外部ハウジング20の前面20aから離れるように傾斜している。これにより、複数の板状部31−1〜31−7と外部ハウジング20との間に図3(c)に示す隙間40を形成することができるので、板状部31−1〜31−7が複数の開口20a1を塞ぐことを低減でき、スピーカ10の出力音を複数の開口20a1へ導きやすい。また、板状部31−1〜31−7の3次元形状を単純な略矩形の板状とするこができるので、板状部31−1〜31−7の設計が容易になる。
なお、各開口20a1の形状は、スピーカ10の出力音を出力するのに適した形状であれば、どのような形状であっても良い。例えば、各開口20a1の形状は、外部ハウジング20の側面20bに沿った方向に延びたスリット形状であってもよい。
また、スリット構造SSTにおけるスリットSL−1〜SL−6の幅及び配列ピッチの少なくとも一方は、外部ハウジング20における例えばスリット形状の開口20a1と同じであっても良い。
さらに、スリット構造SSTは、操作パネルが水平な状態で使用される場合、すなわちスピーカ装置1が水平な姿勢であっても対応できるように構成されていてもよい。この場合、例えば、前面20aに垂直な方向から透視した場合に、隣接する板状部31−1〜31−7と折り返し部32−1〜32−7とが重なるように、すなわち、板状部31−1〜31−7の配列ピッチが図4に示す形態よりも狭くなるように、スリット構造SSTが構成されることになる。すなわち、図4に示す構成をκ=0°となるように図面中上下に隣接する板状部(例えば板状部31−3と板状部31−4と)を近づけるように変更した構成になる。このとき、上述した、操作パネルの使用される傾斜角度θの角度範囲は、κ=0°を代入すると、0≦θ≦90°となる。
以上のように、本発明にかかるスピーカ装置は、操作パネルと一体化されたスピーカ装置に有用である。
1 スピーカ装置
10 スピーカ
20 外部ハウジング
20a 前面
20a1 開口
20b 側面
20c 下面
30 内部ハウジング
31−1〜31−7 板状部材
32−1〜32−7 折り返し部
33 排液部
40 隙間
50 本体側ハウジング
312−1〜312−7 溝
SL−1〜SL−7 スリット
SST スリット構造

Claims (4)

  1. 工作機械の操作パネルと一体化されたスピーカ装置であって、
    スピーカと、
    前記操作パネルが配されるとともに前記スピーカに対応した位置に複数の開口が形成された前面と前記前面の両側に隣接した2つの側面と前記前面及び前記2つの側面に隣接した下面とを含むハウジングと、
    前記スピーカと前記複数の開口との間に配され前記ハウジングに固定されたスリット構造と、
    を備え、
    前記スリット構造は、
    複数のスリットを形成するように、前記スピーカ側から前記ハウジングの前記下面側へ傾きながら前記下面に沿った方向へそれぞれ延びた複数の板状部と、
    前記複数のスリットを形成するように、前記板状部における前記スピーカ側の端部から前記ハウジングの前記前面側へそれぞれ折り返された複数の折り返し部と、
    前記ハウジングの前記2つの側面のうちの一方の側面側に配された排液部と、
    を有し、
    前記複数の板状部と前記複数の折り返し部とにより形成される複数の溝のそれぞれは、前記排液部に連通されているとともに前記操作パネルが操作される際の前記スリット構造の姿勢において前記板状部から導かれた液体が前記排液部へ流れるように傾斜している
    ことを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記複数の溝のそれぞれは、前記排液部に近い部分が前記排液部から遠い部分よりも前記ハウジングの前記前面から離れるように傾斜している
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記複数の板状部のそれぞれにおける前記ハウジングの前記前面側の端部は、前記排液部に近い部分が前記排液部から遠い部分よりも前記ハウジングの前記前面から離れるように傾斜している
    ことを特徴とする請求項2に記載のスピーカ装置。
  4. 前記スリット構造は、前記操作パネルが操作される際に鉛直方向から前記スピーカ側へ鋭角をなすように傾斜した姿勢になる
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
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