JPWO2011118010A1 - ガラス基板の保持用膜体、及びガラス基板の研磨方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、自己吸着型シートが両面接着シートを介してバックプレートに貼り付けられて構成されるとともに、前記自己吸着型シートにガラス基板が吸着保持されるガラス基板の保持用膜体において、前記両面接着シートが、同一面内に配置された複数枚の両面接着シートからなり、該複数枚の両面接着シートは、隣接する両面接着シートがそれぞれ所定の隙間をもって前記自己吸着型シート及び前記バックプレートに貼り付けられているガラス基板の保持用膜体に関する。

Description

本発明は、ガラス基板を加工する際に、ガラス基板を保持するガラス基板の保持用膜体、及びガラス基板の研磨方法に関する。
液晶ディスプレイ用に適用されるガラス基板は、その表面の微小な凹凸やうねりが画像に歪みを与える原因となるために、その微小な凹凸やうねりが研磨装置によって除去される。このような研磨装置として、研磨定盤に貼り付けられた研磨パッドに、研磨ヘッドに保持されたガラス基板を押し当てるとともに、研磨定盤及び研磨ヘッドを相対的に回転させてガラス基板を研磨する研磨装置を、本願出願人が特許文献1において開示している。
また、特許文献1の研磨装置では、研磨ヘッドに取り付けられる自己吸着型の保持用膜体にガラス基板を吸着保持させることにより、ガラス基板を研磨ヘッドに取り付けるようにしている。
ところで、最近では、液晶ディスプレイ用のガラス基板の大型化に伴い、このガラス基板を研磨ヘッドに吸着保持させるための保持用膜体のサイズも大型化している。この保持用膜体は、多孔質性の自己吸着型シートが両面接着シートを介してバックプレートに貼り付けられることにより構成され、この自己吸着型シートにガラス基板が吸着保持される。
しかしながら、特にG10と称されるサイズ(3130mm×2880mm)のマザーガラス基板を研磨加工する場合、そのサイズのガラス基板を保持する保持用膜体の製造において、自己吸着型シートやバックプレートは、それに対応したサイズの製品を既存の製造設備で製造することができるが、自己吸着型シートをバックプレートに接着する両面接着シートは、既存の製造設備では製造することができず、製造する場合には新規設備投資が必要となり、製造コストが増大してしまうという問題があった。
そこで、従来では、既存のサイズの両面接着シートを少なくとも2枚使用して、自己吸着型シートをバックプレートに接着保持していた。
自己吸着型シートとしては特許文献2において示されるように、ポリウレタン樹脂で形成された軟質プラスチックシートとしてのポリウレタンシートを例示できる。特許文献2のポリウレタンシートは、その表面層に微多孔が形成され、表面層に水等の液体を含ませることで、表面層の微多孔に浸入した液体の表面張力により研磨定盤に研磨パッドを接着するものであるが、このポリウレタンシートによってガラス基板を自己吸着保持することもできるため、自己吸着型シートとして使用されている。
日本国特開2004−122351号公報 日本国特開2007−7824号公報
しかしながら、複数枚の両面接着シートを使用する従来の保持用膜体においては、隣接する両面接着シートの端部を隙間無く貼り付けることは難しい。
図9(A)は、自己吸着型シート1が2枚の両面接着シート2、2を介してバックプレート3に貼着され、自己吸着型シート1にガラス基板Gが吸着保持された断面図が示されている。隣接する両面接着シート2、2の端部同士を隙間無く貼り付けるために、図9(A)に示すように両面接着シート2、2の端部同士を若干量重なるように接着すると、その重なった部分が凸状となり、これが自己吸着型シート1を介してガラス基板Gに凸状部4となって転写される。凸状部4が転写された状態でガラス基板Gを研磨すると、研磨後のガラス基板Gは、この凸状部4となった部分が図9(B)に示すように逆に凹状部4Aとなって現れるので、加工表面の平坦性が損なわれ、ガラス基板Gの品質が低下するという問題があった。なお、図9(A)では、天地逆さまの図が示されており、実際にはガラス基板Gが下方位置にある状態で研磨される。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、研磨後のガラス基板の品質を向上させることができるガラス基板の保持用膜体、及びガラス基板の研磨方法を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、自己吸着型シートが両面接着シートを介してバックプレートに貼り付けられて構成されるとともに、前記自己吸着型シートにガラス基板が吸着保持されるガラス基板の保持用膜体において、前記両面接着シートが、同一面内に配置された複数枚の両面接着シートからなり、該複数枚の両面接着シートは、隣接する両面接着シートがそれぞれ所定の隙間をもって前記自己吸着型シート及び前記バックプレートに貼り付けられているガラス基板の保持用膜体を提供する。
本発明によれば、同一面内に配された複数枚の両面接着シートを使用して1枚の自己吸着型シートをバックプレートに接着させるが、このとき、隣接する両面接着シートを所定の隙間をもって自己吸着型シート及びバックプレートに貼り付ける。このような保持用膜体によって保持されて研磨されたガラス基板は、前記隙間が転写されて研磨されることで、その表面に凸状部が形成されるものの、ガラス基板の表面に形成される凸状部の高さ量は、従来の凹状部の深さ量と比較してその絶対量が小さくなるので、ガラス基板の平坦性を損なわせるものではない。これにより、本発明の保持用膜体によれば、研磨後のガラス基板の品質を向上させることができる。
本発明は、大型のガラス基板を吸着保持する保持用膜体を対象としているため、請求項で述べる1枚の自己吸着型シートとは、大型のガラス基板に対応し得る寸法のものである。また、複数枚の両面接着シートの1枚の両面接着シートは、既存の製造設備で製造することができる最大寸法、又はその寸法よりも若干小さい寸法のものである。
本発明は、前記目的を達成するために、自己吸着型シートが両面接着シートを介してバックプレートに貼り付けられて構成されるとともに、前記自己吸着型シートにガラス基板が吸着保持されるガラス基板の保持用膜体において、前記自己吸着シート及び前記両面接着シートが、各々同一面内に配置された複数枚の前記自己吸着型シート及び前記両面接着シートからなり、該複数枚の自己吸着型シート及び両面接着シートは、隣接する自己吸着型シート及び両面接着シートがそれぞれ所定の隙間をもって前記バックプレートに貼り付けられているガラス基板の保持用膜体を提供する。
本発明によれば、同一面内に配される複数枚の自己吸着型シートを、複数枚の自己吸着型シート毎に貼着されるとともに同一面内に配される両面接着シートを使用してバックプレートに接着させてもよく、このとき、隣接する自己吸着型シート及び両面接着シートをそれぞれ所定の隙間をもってバックプレートに貼り付ける。このような保持用膜体によって保持されて研磨されたガラス基板は、前記隙間が転写されて研磨されることで、その表面に凸状部が形成されるものの、ガラス基板の表面に形成される凸状部の高さ量は、従来の凹状部の深さ量と比較してその絶対量が小さくなるので、ガラス基板の平坦性を損なわせるものではない。これにより、本発明の保持用膜体によれば、研磨後のガラス基板の品質を向上させることができる。
本発明は、前記目的を達成するために、自己吸着型シートが両面接着シートを介してバックプレートに貼り付けられて構成されるとともに、前記自己吸着型シートにガラス基板が吸着保持されるガラス基板の保持用膜体において、前記両面接着シートが、同一面内に配置された複数枚の両面接着シートからなり、該複数枚の両面接着シートは、隣接する両面接着シートがそれぞれ所定の隙間をもって前記自己吸着型シート及び前記バックプレートに貼り付けられているガラス基板の保持用膜体を提供する。
本発明によれば、同一面内に配される複数枚の両面接着シートを使用して1枚の自己吸着型シートをバックプレートに接着させてもよいが、このとき、両面接着シートは少なくとも2枚重ねに貼着されてもよい。そして、同一面内の複数枚の両面接着シートは、それぞれ所定の隙間をもって貼り付けられるとともに、同一平面内の両面接着シートの間の所定の隙間が、両面接着シートの積層方向に隣接する両面接着シートの間の所定の隙間と、両面接着シートの積層方向において重ならないように貼り付けられる。
このような保持用膜体によって保持されて研磨されたガラス基板は、前記隙間が転写されて研磨されることで、その表面に凸状部が形成されるが、両面接着シートの積層方向に隣接する前記隙間は、両面接着シートの積層方向に重ならない(すなわち、図面上において上下方向に重ならず左右方向にずれている)ため、隙間による転写量を抑えることができる。よって、本発明によれば、ガラス基板の表面に形成される凸状部の高さを低く抑えることができるので、研磨後のガラス基板の品質がより一層向上する。
本発明によれば、前記所定の隙間は、0.5mm±0.5mmに設定されることが好ましい。すなわち、本発明で言う所定の隙間は0mmを含み、0〜1.0mmが好ましい。隙間が0mmの場合には、研磨後のガラス基板への転写による凹状部、凸状部が発生せず、また、隙間が1.0mm以下であれば、ガラス基板への転写によって形成された凸状部は、ディスプレイ用ガラス基板の品質に影響を与えないので好ましい。
また、本発明によれば、前記ガラス基板のサイズは、3130(mm)×2880(mm)以上であることが好ましい。すなわち、本発明の保持用膜体は、G10サイズと称されるサイズ以上のサイズのガラス基板を保持し、そのガラス基板を研磨することができる。
また、本発明によれば、前記保持用膜体のサイズは、3200(mm)×3000(mm)以上であることが好ましい。上述したG10サイズ以上のガラス基板を保持するには、3200(mm)×3000(mm)以上のサイズを有する保持用膜体を使用することが好ましい。
本発明は、前記目的を達成するために、本発明のガラス基板の保持用膜体によってガラス基板を吸着保持し、該ガラス基板の被研磨面を研磨パッドに押し付けて、ガラス基板の被研磨面を必要な平坦度に研磨することを特徴とするガラス基板の研磨方法を提供する。
これにより、本発明によれば、研磨後のガラス基板の品質を向上させることができる。
以上説明したように本発明によれば、同一面内に配された複数枚の両面接着シートの隣接する両面接着シートを、それぞれ所定の隙間をもってバックプレートに貼り付けることで、研磨後のガラス基板の品質を向上させることができる。
図1は実施の形態のガラス基板の保持用膜体が適用されたガラス基板の研磨装置の斜視図である。 図2は図1に示した研磨装置の要部構造を示す拡大断面図である。 図3は第1の実施の形態の保持用膜体の斜視図である。 図4は図3に示した保持用膜体の断面図である。 図5は図3に示した保持用膜体にガラス基板が吸着保持された断面図である。 図6(A)は隙間をもって貼着した2枚の両面接着シートによって自己吸着型シートをバックプレートに貼着した断面図であり、図6(B)はガラス基板の表面に形成された凸状部の説明図である。 図7は第2の実施の形態の保持用膜体の断面図である。 図8は第3の実施の形態の保持用膜体の断面図である。 図9(A)は2枚の両面接着シートの端部を重ねて自己吸着型シートをバックプレートに貼着した断面図であり、図9(B)はガラス基板の表面に形成された凹状部の説明図である。
以下、添付図面に従って本発明に係るガラス基板の保持用膜体、及びガラス基板の研磨方法の好ましい実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態のガラス基板の保持用膜体が適用されるガラス基板の研磨装置10の斜視図が示されている。また、図2には、研磨装置10の要部構造を示す拡大断面図が示されている。
この研磨装置10は、矩形状に製造されたマザーガラス基板(例えば、一辺が3130mm×2880mm(G10サイズ)以上、厚み0.7mm)Gの被研磨面Aを液晶ディスプレイ用ガラス基板に必要な平坦度に研磨する研磨装置であり、その構成は、ガラス基板Gを実施の形態の保持用膜体12を介してその下面で保持する研磨ヘッド14と、アルミニウム製のプレート16を介して研磨パッド18をその上面で保持する研磨テーブル20とから構成されている。マザーガラス基板(以下、ガラス基板と称する)Gは、自己吸着作用のあるバッキング材等からなる保持用膜体12に保持されるとともに、研磨ヘッド14によって被研磨面Aが研磨パッド18に押し付けられることにより、被研磨面Aが必要な平坦度に研磨される。保持用膜体12は、上記サイズの大型のガラス基板Gを吸着保持するために、3200(mm)×3000(mm)以上のサイズを有することが好ましい。なお、保持用膜体12の詳細構造については後述する。
研磨中においては図2に示すように、研磨テーブル20とプレート16とに貫通形成された多数のスラリ供給孔22、22…から、酸化セリウム水溶液等の研磨スラリが研磨パッド18の下面側から供給される。これにより、研磨パッド18が研磨スラリによって浸された状態となり、この状態でガラス基板Gが研磨される。スラリ供給孔22、22…は、研磨テーブル20とプレート16において密にかつ均一に形成されているため、研磨パッド18に研磨スラリが均一に供給される。なお、研磨パッド18としては、例えば発泡ポリウレタンタイプやスウェードタイプのものが使用され、プレート16に貼着されている。また、研磨パッド18は1枚ものでもよいが、ガラス基板Gのサイズに対応してそのサイズも大きいことから、複数枚の分割パッドを組み合わせて1枚の研磨パッド18とすることもできる。更に、研磨テーブル20には多数の吸引孔24、24…が貫通形成されており、これらの吸引孔24、24…は不図示のサクションポンプにバルブを介して接続されている。したがって、前記バルブを開放することにより、サクションポンプの吸引力が吸引孔24、24…に伝達されるので、プレート16が研磨テーブル20の上面に吸着保持される。また、前記バルブを閉鎖することにより、サクションポンプの吸引力が解除されるので、研磨パッド18のメンテナンス、交換の際に研磨テーブル20から研磨パッド18をプレート16とともに取り外すことができる。
図1に示すように研磨ヘッド14の上部中央には、スピンドル26が固定され、このスピンドル26には回転/昇降装置28が連結されている。回転/昇降装置28は、研磨装置10全体を統括制御する制御部30によって、ガラス基板Gの研磨に好適な回転数及び下降動作(押圧力)に制御されている。
図3には、第1の実施の形態の保持用膜体12の斜視図が示され、図4には、保持用膜体12の断面図が示されている。また、図5には、保持用膜体12にガラス基板Gが吸着保持された断面図が示されている。なお、図3の保持用膜体12は、天地逆さまで示されている。
これらの図に示すように保持用膜体12は、1枚の自己吸着型シート32が同一面内に配された2枚の両面接着シート34、34を介してアルミニウム製のバックプレート36に貼り付けられて構成されるとともに、図5に示すように自己吸着型シート32にガラス基板Gが吸着保持される。なお、図3〜図5には、1枚の自己吸着型シート32を2枚の両面接着シート34、34を使用してバックプレート36に接着した保持用膜体12を例示したが、1枚の自己吸着型シート32を同一面内に配された3枚以上の両面接着シート34、34…を使用してバックプレート36に接着した保持用膜体12であってもよい。
自己吸着型シート32は、特許文献2に開示されているようなポリウレタン樹脂で形成されたポリウレタンシートであり、その厚さは約0.8mmである。このポリウレタンシートは、その表面層に微多孔が形成され、表面層に水等の液体を含ませることにより、表面層の微多孔に浸入した液体の表面張力によってガラス基板Gを吸着保持することができる。また、両面接着シート34は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の基材38の両面に接着剤40、40が塗布されることにより構成され、その厚さは約0.2mmである。
図3〜図5に示す保持用膜体12では、1枚の自己吸着型シート32に、同一面内に配された両面接着シート34、34が2枚使用され、2枚の両面接着シート34、34は、所定の隙間sをもって自己吸着型シート32及びバックプレート36に貼り付けられている。
このように構成された保持用膜体12によれば、2枚の両面接着シート34、34を使用して1枚の自己吸着型シート32をバックプレート36に接着させるが、このとき、両面接着シート34、34を所定の隙間sをもって自己吸着型シート32及びバックプレート36に貼り付ける。
このような保持用膜体12によって保持されて研磨されたガラス基板Gは、図6(A)に示すように隙間sに位置する自己吸着型シート32の一部分32aが、研磨時の押圧力等により隙間sに入り込むため、その隙間sに対応する自己吸着型シート32の吸着面に凹状部32bが生じる。したがって、その凹状部32bに吸着保持されているガラス基板Gの一部分G1が凸状となって変形し、これがガラス基板Gの被研磨面に凹状部5となって転写される。凹状部5が転写された状態でガラス基板Gを研磨すると、その凹状部5が研磨されないことから、研磨後のガラス基板Gは、この凹状部5となった部分が図6(B)に示すように逆に凸状部5Aとなって現れる。しかし、ガラス基板Gの表面に形成される凸状部5Aの高さ量aは、図9に示した従来の凹状部4Aの深さ量bと比較してその絶対量が小さくなるので、ガラス基板Gの平坦性を損なわせるものではない。
これにより、第1の実施の形態の保持用膜体12によれば、研磨後のガラス基板Gの品質を向上させることができる。
なお、保持用膜体12のバックプレート36には、図5に示すようにドーナツ形状の弾性シート材42が取り付けられ、この弾性シート材42の外周には複数の係合部材44、44…が固定されている。保持用膜体12は、弾性シート材42を張設してこれらの係合部材44、44…を図1の研磨ヘッド14のフック部(不図示)に係合させることにより研磨ヘッド14に装着される。
図7には、第2の実施の形態の保持用膜体112の断面図が示されており、図3に示した保持用膜体12と同一類似の部材については同一の符号を付して説明する。
保持用膜体112は、自己吸着型シート32A、32A及び両面接着シート34、34が各々同一面内に配されるとともに各々2枚使用され、かつ各々2枚の自己吸着型シート32A、32A及び両面接着シート34、34が、所定の隙間sをもってバックプレート36に貼り付けられている。なお、図7には、各々2枚の自己吸着型シート32A、32Aと両面接着シート34、34とをバックプレート36に接着した保持用膜体112を例示したが、各々3枚以上の自己吸着型シート32A、32A…と両面接着シート34、34…とをバックプレート36に接着した保持用膜体112であってもよい。
このように構成された保持用膜体112によれば、2枚の自己吸着型シート32A、32Aを、2枚の自己吸着型シート32A、32A毎に貼着された両面接着シート34、34を使用してバックプレート36に接着させるが、このとき、自己吸着型シート32A、32A及び両面接着シート34、34を所定の隙間sをもってバックプレート36に貼り付ける。
このような保持用膜体112によって保持されて研磨されたガラス基板Gは、図6(A)、図6(B)で示したように、隙間sが転写されて研磨されることで、その表面に凸状部5Aが形成されるものの、凸状部5Aの高さ量aは、図9(B)に示した凹状部4Aの深さ量bと比較してその絶対量が小さくなるので、ガラス基板Gの平坦性を損なわせるものではない。
これにより、第2の実施の形態の保持用膜体112によれば、研磨後のガラス基板Gの品質を向上させることができる。
なお、隙間sの形成方向は、ガラス基板Gの元となる板ガラスを製造するフロート製造装置によるガラスリボンの引き出し方向と同一とすることが好ましい。すなわち、隙間sによってガラス基板Gに生じる凹状溝の方向を、ガラスリボンの引き出しによって生じる、板ガラスの表面に生じる筋の方向と同一とすることにより、凸状溝が目立たなくなるので好ましい。
また、所定の隙間sは、0.5mm±0.5mmに設定されることが好ましい。すなわち、実施例で規定する所定の隙間sは0mmを含み、0〜1.0mmが好ましい。隙間が0mmの場合には、研磨後のガラス基板Gに転写による凹状部4A、凸状部5Aが発生せず、また、隙間が1.0mm以下であれば、ガラス基板Gに転写によって形成された凸状部5Aは、ディスプレイ用ガラス基板Gの品質に影響を与えない。
図8には、第3の実施の形態の保持用膜体212の断面図が示されており、図3に示した保持用膜体12と同一類似の部材については同一の符号を付して説明する。
保持用膜体212は、1枚の自己吸着型シート32に両面接着シート34A、34A、34B、34Bが2枚重ねに貼着されている。また、自己吸着型シート32に直接貼り付けられた同一面内の両面接着シート34A、34Aは所定の隙間s1をもって貼り付けられ、これらの両面接着シート34A、34Aに貼り付けられた同一面内の両面接着シート34B、34Bも同様に所定の隙間s2をもって貼り付けられている。更に、2枚重ねに貼着された各々の両面接着シート34A、34A、34B、34B間の隙間s1、s2が両面接着シートの積層方向に重ならない(すなわち、図面上において上下方向に重ならず左右方向にずれる)ように、両面接着シート34A、34A、34B、34Bが貼着されている。
なお、実施の形態の保持用膜体212では、4枚の両面接着シート34A、34A、34B、34Bを使用し、これらの両面接着シート34A、34A、34B、34Bを2枚重ねに配置した例を示しているが、両面接着シートを6枚以上使用して3枚重ね以上に配置した保持用膜体であってもよい。
このように構成された保持用膜体212によれば、4枚の両面接着シート34A、34A、34B、34Bを使用して1枚の自己吸着型シート32をバックプレート36に接着させるが、このとき、両面接着シート34A、34A、34B、34Bは少なくとも2枚重ねに貼着され、そして、両面接着シート34A、34Aは所定の隙間s1をもって貼り付けられ、これらの両面接着シート34A、34Aに貼り付けられた同一面内の両面接着シート34B、34Bも同様に所定の隙間s2をもってバックプレート36に貼り付けられるとともに、2枚重ねに貼着された各々の両面接着シート34A、34A、34B、34B間の隙間s1、s2が両面接着シートの積層方向に重ならない(すなわち、図面上において上下方向に重ならず左右方向にずれる)ように貼り付けられる。
このような保持用膜体212によって保持されて研磨されたガラス基板Gは、隙間s1、s2が転写されて研磨されることで、その表面に二つの凸状部5A、5A(図6参照)が形成されるが、二つの隙間s1、s2は、両面接着シートの積層方向に重ならない(すなわち、図面上において上下方向に重ならず左右方向にずれている)ため、隙間s1、s2による転写量を抑えることができる。すなわち、両面接着シート34A、34Aの隙間s1の下方には、この隙間s1による自己吸着型シート32の変形を補強すべく、図中右側の両面接着シート34Bが隙間s1を塞ぐように配置されているからであり、また、両面接着シート34B、34Bの隙間s2の上方には、この隙間s2による自己吸着型シート32の変形を補強すべく、図中左側の両面接着シート34Aが隙間s2を塞ぐように配置されているからである。
よって、実施の形態の保持用膜体212によれば、ガラス基板Gの表面に形成される凸状部5A(図6参照)の高さを低く抑えることができるので、研磨後のガラス基板Gの品質がより一層向上する。
なお、隙間s1、s2は、図3の隙間sと同一であることが好ましい。また、隙間s1、s2の形成方向は、ガラス基板Gの元となる板ガラスを製造するフロート製造装置によるガラスリボンの引き出し方向と同一とすることが好ましい。
1 自己吸着型シート
2 両面接着シート
3 バックプレート
4 凸状部
4A 凹状部
5 凹状部
5A 凸状部
10 研磨装置
12、112、212 保持用膜体
14 研磨ヘッド
16 プレート
18 研磨パッド
20 研磨テーブル
22 スラリ供給孔
24 吸引孔
26 スピンドル
28 回転/昇降装置
30 制御部
32 自己吸着型シート
34、34A、34B 両面接着シート
36 バックプレート
38 基材
40 接着剤
42 弾性シート材
44 係合部材
G ガラス基板

Claims (7)

  1. 自己吸着型シートが両面接着シートを介してバックプレートに貼り付けられて構成されるとともに、前記自己吸着型シートにガラス基板が吸着保持されるガラス基板の保持用膜体において、
    前記両面接着シートが、同一面内に配置された複数枚の両面接着シートからなり、該複数枚の両面接着シートは、隣接する両面接着シートがそれぞれ所定の隙間をもって前記自己吸着型シート及び前記バックプレートに貼り付けられているガラス基板の保持用膜体。
  2. 自己吸着型シートが両面接着シートを介してバックプレートに貼り付けられて構成されるとともに、前記自己吸着型シートにガラス基板が吸着保持されるガラス基板の保持用膜体において、
    前記自己吸着シート及び前記両面接着シートが、各々同一面内に配置された複数枚の前記自己吸着型シート及び前記両面接着シートからなり、該複数枚の自己吸着型シート及び両面接着シートは、隣接する自己吸着型シート及び両面接着シートがそれぞれ所定の隙間をもって前記バックプレートに貼り付けられているガラス基板の保持用膜体。
  3. 自己吸着型シートが両面接着シートを介してバックプレートに貼り付けられて構成されるとともに、前記自己吸着型シートにガラス基板が吸着保持されるガラス基板の保持用膜体において、
    前記両面接着シートが、同一面内に配置された複数枚の両面接着シートからなり、少なくとも2枚重ねに貼着され、同一面内の複数枚の両面接着シートは、それぞれ所定の隙間をもって貼り付けられるとともに、両面接着シートの間の所定の隙間が、両面接着シートの積層方向に隣接する両面接着シートの間の所定の隙間と、両面接着シートの積層方向において重ならないガラス基板の保持用膜体。
  4. 前記所定の隙間が、0.5mm±0.5mmである請求項1〜3に記載のガラス基板の保持用膜体。
  5. 前記ガラス基板のサイズが、3130mm×2880mm以上である請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラス基板の保持用膜体。
  6. 前記保持用膜体のサイズが、3200mm×3000mm以上である請求項5に記載のガラス基板の保持用膜体。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のガラス基板の保持用膜体によってガラス基板を吸着保持し、該ガラス基板の被研磨面を研磨パッドに押し付けて、ガラス基板の被研磨面を必要な平坦度に研磨するガラス基板の研磨方法。
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