JPWO2011013231A1 - プローブカード保持装置及びプローバ - Google Patents

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Abstract

プローバ(40)に設けられてプローブカード(20)を保持するプローブカード保持装置(60)は、プローブカード(20)に形成されたクランプヘッド(24)をクランプするクランプ機構(80)と、プローバ(40)においてプローブカード(20)が挿入される開口(42)上に架設されたクランプバー(70)と、クランプバー(70)に設けられ、クランプ機構(80)を昇降させる昇降装置(90)と、を備えている。

Description

本発明は、プローブカードを保持するプローブカード保持装置、及びそれを備えたプローバに関する。
半導体ウェハに造り込まれた半導体集積回路素子等の被試験電子部品(DUT:Device Under Test)の試験に用いられるプローブカードは、ホルダを介して、プローバのトッププレートに形成された開口に装着される。こうしたプローブカードにおいて、同時測定数(同時に試験可能なDUTの数)を増加させたり、試験に使用されるリレー等の電子部品の実装エリアを拡大するためには、プローブカード自体を大型化する必要がある。
しかしながら、プローブカードを大型化すると、既存のプローバではトッププレートの開口とプローブカードとの間にホルダを介在させるスペースを確保できない場合があるという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、既存のプローバに大型のプローブカードを装着することが可能なプローブカード保持装置、及びそれを備えたプローバを提供することである。
本発明によれば、プローバに設けられてプローブカードを保持するプローブカード保持装置であって、プローブカードに形成された突出部をクランプするクランプ機構と、前記プローバにおいて前記プローブカードが挿入される開口上に架設されたビーム部材と、前記ビーム部材に設けられ、前記クランプ機構を昇降させる昇降手段と、を備えていることを特徴とするプローブカード装着装置が提供される(請求項1参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記クランプ機構は、前記突出部をクランプしている状態で、前記昇降手段によって昇降可能であることが好ましい(請求項2参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記クランプ機構は、前記昇降手段によって前記開口内まで下降可能であることが好ましい(請求項3参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記クランプ機構は、前記突出部に係合可能な係合部を有し、前記昇降手段によって昇降する第1の筒状体と、前記第1の筒状体が軸方向に移動自在に内挿された第2の筒状体と、を有しており、前記ビーム部材は、前記第2の筒状体が軸方向に移動自在に内挿された凹部を有することが好ましい(請求項4参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記係合部は、前記第2の筒状体に対する前記第1の筒状体の相対移動によって、前記第1の筒状体の内周面から、前記突出部に形成された係合溝に向かって突出することが好ましい(請求項5参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記係合部は、前記第1の筒状体の壁面に形成された収容孔に収容された球体であり、前記第2の筒状体に対する前記第1の筒状体の相対移動によって、前記球体の一部が前記収容孔から前記溝に向かって突出することが好ましい(請求項6参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記第1の筒状体は、前記突出部を収容可能な第1の内穴を持つ第1の筒部と、前記第1の筒部の上端を閉塞する第1の上蓋部と、を有しており、前記第1の上蓋部は、前記突出部と当接可能であることが好ましい(請求項7参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記昇降手段は、駆動シャフトを伸縮させるアクチュエータと、前記駆動シャフトの先端に取り付けられ、カムが形成されたカムプレートと、前記カムに追従するカムフォロアと、前記カムフォロアが上端に取り付けられ、前記第1の上蓋部が下端に取り付けられた連結部材と、を有することが好ましい(請求項8参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記第2の筒状体は、前記第1の筒状体を収容可能な第2の内穴を持つ第2の筒部と、前記第2の筒部の上端を閉塞する第2の上蓋部と、を有しており、前記第2の上蓋部には、前記連結部材が挿入された貫通孔が形成されていることが好ましい(請求項9参照)。
また、本発明によれば、上記のプローブカード保持装置と、前記プローブカードが挿入される開口が形成され、前記プローブカード保持装置が設けられたトッププレートと、を備えたことを特徴とするプローバが提供される(請求項10参照)。
本発明では、プローバの開口上に架設されたビーム部材に昇降手段を設け、その昇降手段によってクランプ機構を昇降させることが可能となっているので、ホルダを用いずに既存のプローバに大型のプローブカードを装着することができる。
図1は、本発明の実施形態における電子部品試験装置を示す概略側面図である。 図2は、図1のII部の内部拡大図である。 図3は、本発明の実施形態におけるプローブカード及びプローブカード保持装置を示す斜視図である。 図4は、図3に示すプローブカード及びプローブカード保持装置を下方から見た斜視図である。 図5は、本発明の実施形態におけるプローブカード保持装置の断面図である。 図6は、図5のVI部の拡大図である。 図7は、本発明の実施形態におけるプローブカード保持装置の分解斜視図である。 図8は、本発明の実施形態におけるプローブカード保持装置の動作を示す断面図(その1)である。 図9は、図8のIX部の拡大図である。 図10は、本発明の実施形態におけるプローブカード保持装置の動作を示す断面図(その2)である。 図11は、図10のXI部の拡大図である。 図12は、本発明の実施形態におけるプローブカード保持装置の動作を示す断面図(その3)である。 図13は、図12のXIII部の拡大図である。 図14は、本発明の実施形態においてプローブカード保持装置がプローブカードを保持した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態における電子部品試験装置を示す概略側面図、図2は図1のII部の内部拡大図、図3及び図4は本実施形態におけるプローブカード及びプローブカード保持装置を示す斜視図、図5は本実施形態におけるプローブカード保持装置の断面図、図6は図5のVI部の拡大図、図7は本実施形態におけるプローブカード保持装置の分解斜視図である。
本実施形態における電子部品試験装置1は、半導体ウェハ100に造り込まれたDUTの電気的特性を試験する装置であり、図1に示すように、テストヘッド10、テスタ30及びプローバ40を備えている。この電子部品試験装置1では、プローバ40が半導体ウェハ100をテストヘッド10に装着されたプローブカード20に押し付け、ケーブル31を介してテストヘッド10に接続されたテスタ30がDUTに対してテスト信号を入出力することで、DUTの試験が実行される。因みに、テストヘッド10は、マニピュレータ50及び駆動モータ51によって、メンテナンス位置(図1にて破線で示す)からプローバ40のトッププレート41上に反転される。
図2に示すように、反転したテストヘッド10の下部にはハイフィックス11が装着されており、このハイフィックス11には、半導体ウェハ100上のDUTと電気的に接触するプローブカード20が装着されている。そのため、このハイフィックス11の下面には、プローブカード20のコネクタ25(図3参照)と嵌合するコネクタ(不図示)や、これらのコネクタを確実に嵌合させるためにプローブカード20をハイフィックス11に引き寄せて固定するロック機構12が設けられている。
本実施形態におけるプローブカード20は、図2〜図5に示すように、プローブ針21と、回路基板22と、スティフナ23と、クランプヘッド24と、を備えている。
プローブ針21は、半導体ウェハ100上のDUTの入出力端子に電気的に接触するための接触子であり、具体的にはポゴピンやニードル等から構成されている。なお、図4ではプローブ針21の図示を省略している。
本実施形態における回路基板22は、全体として矩形形状を有しており、その下面の中央部分に多数のプローブ針21が実装されている。一方、この回路基板22の上面には枠状のスティフナ23が取り付けられている。そして、この回路基板22の上面においてスティフナ23に囲まれた部分には、このプローブカード20をハイフィックス11と電気的に接続するためのコネクタ25(図3参照)や、DUTの試験に使用されるリレー等の各種電子部品26(図5参照)が実装されている。
クランプヘッド24は、スフェィフナ23の略中央に設けられた円盤状の部材である。図6に示すように、このクランプヘッド24の周面上部には、プローブカード保持装置60が係合するための係合溝241が形成されている。また、図3に示すように、スティフナ23の中央には、プローブカード保持装置60のクランプバー70の一部が入り込む凹部231が横断的に形成されている。
本実施形態では、回路基板22を矩形状とすることで、より多くのプローブ針21を実装できるので同時測定数の増加に対応できる。また、回路基板22を矩形状とすることで、試験に必要な電子部品26の実装エリアを広く確保することができる。
以上に説明したプローブカード20は、プローバ40のプローブカード保持装置60に保持された状態で、プローバ40のトッププレート41に形成された開口42に挿入されている。
プローバ40は、このプローブカード保持装置60に加えて、図2に示すように、半導体ウェハ100を吸着保持する吸着ステージ43と、この吸着ステージ43をXYZ方向に移動させると共にZ軸を中心として回転させる搬送アーム44と、トッププレート41の開口42に位置するプローブカード20を交換する交換アーム45(図8参照)と、を備えている。
試験に際して、搬送アーム44は、吸着ステージ43に保持された半導体ウェハ100を、開口42を介してプローバ40内に臨んでいるプローブカード20に対向させ、当該ウェハ100をプローブカード20に押し付け、DUTの入出力端子にプローブ針21を電気的に接触させる。この状態で、DUTに対してテスタ30がテストヘッド10を介して試験信号を入力すると共に、当該DUTからの応答信号を受信し、この応答信号を所定の期待値と比較することで、DUTの電気的特性を評価する。
本実施形態におけるプローブカード保持装置60は、図5に示すように、トッププレート41の開口42上に架設されたクランプバー70と、プローブカード20のクランプヘッド24をクランプするクランプ機構80と、クランプバー70に設けられ、クランプ機構80を昇降させる昇降装置90と、を備えている。
プローブカード保持装置60のクランプバー70は、プローブカード20が挿入される開口42上を跨ぐように、プローバ40のトッププレート41に設けられた略板状の梁部材である。なお、特に図示しないが、このクランプバー70は、その両端で、トッププレート41における開口42周縁にボルト等によって固定されている。
図4〜図6に示すように、クランプバー70の下面の略中央には、クランプ機構80を収容する断面円形の凹部71が形成されている。また、図5及び図7に示すように、クランプバー70の上面と凹部71との間には、昇降装置90の連結部材95が挿入される貫通孔72が形成されている。
プローブカード保持装置60のクランプ機構80は、図5〜図7に示すように、上蓋を持つ筒型形状の第1の有蓋筒体81と、同じく上蓋を持つ筒型形状の第2の有蓋筒体82と、を備えている。
第1の有蓋筒体81は、第1の内穴812を持つ第1の筒部811と、第1の筒部811の上端を閉塞する第1の上蓋部816と、を有している。
第1の筒部811の第1の内孔812内には、プローブカード20のクランプヘッド24を収容することが可能となっている。また、この第1の筒部811には、周方向に沿って実質的に等間隔に8個の収容孔813が形成されており、それぞれの収容孔81には鋼球83が収容されている。なお、第1の筒部811に形成される収容孔813の数は特に限定されない。また、図5及び図6では、収容孔81自体を見易くするために、図中左側に位置する収容孔81には鋼球83を図示していない。
図6に示すように、それぞれの収容孔813は、第1の内穴812に開口する内側開口814と、外側に向かって(第2の有蓋筒体82に向かって)開口する外側開口815と、を有している。
内側開口814は、鋼球83の直径よりも小さな内径を有しており、鋼球83の一部のみが内側開口814から突出可能となっている。一方、外側開口815は、鋼球83の直径よりも大きな内径を有している。そのため、鋼球83の一部は、外側開口815から第2の有蓋筒体82のテーパ部823に退避可能となっている。
また、第1の上蓋部816には、昇降装置90の連結部材95の下端が固定されており、昇降装置90によって第1の有蓋筒体82が昇降可能となっている。この第1の上蓋部816は、クランプヘッド24が第1の内孔812内に収容された際に、当該クランプヘッド24の上面と密着する。そのため、プローブカード20に半導体ウェハ100が押し付けられた際に、その押圧力に伴うプローブカード20の変形を抑制される。
第2の有蓋筒体82は、第2の内穴822を持つ第2の筒部821と、この第2の筒部821の上端を閉塞する第2の上蓋部824と、を有しており、クランプバー70の凹部71内に軸方向に移動自在に収容されている。
第2の筒部821の第2の内孔822内には、第1の有蓋筒体81が軸方向に移動自在に収容されている。また、図6に示すように、第2の筒部821の内周下端には、斜面又は曲面状に広がるテーパ部823が全周に亘って形成されており、第2の内穴822の内径が開口に近づくに従って広がっている。なお、第1の有蓋筒体81の収容孔813に対応した位置のみにテーパ部823を形成してもよい。
第2の上蓋部824には、昇降装置90の連結部材95が軸方向に移動自在に挿入された貫通孔825が形成されており、第1の有蓋筒体81と第2の有蓋筒体82とが入れ子状に上下動することが可能となっている。
すなわち、第1及び第2の上蓋部816,824が非接触にある状態では、第1の有蓋筒体81は第2の有蓋筒体82に対して相対的に昇降することが可能となっている(図8及び図9参照)。一方、第1及び第2の上蓋部816,824が接触した状態で昇降装置90が昇降すると、第1の有蓋筒体81と第2の有蓋筒体82とが一体的に昇降することが可能となっている(図10及び図11参照)。
また、第1の有蓋筒体81が第2の有蓋筒体82に対して相対的に上昇すると、テーパ部823に退避していた鋼球83が、第2の有蓋筒体82の内径の縮小に伴って内側に押し戻されて、収容孔813の内側開口814から部分的に突出する。そして、この鋼球83が、プローブカード20のクランプヘッド24の係合溝241に係合するので、クランプ機構80によってクランプヘッド24がクランプされる。
プローブカード保持装置60の昇降装置90は、図5及び図7に示すように、アクチュエータ91と、一対のカムプレート92と、リニアガイド93と、カムフォロア94と、連結部材95と、を備えている。こうした昇降装置90は、クランプバー70上に設けられており、図7に示すようなカバー部材61で覆われている。
アクチュエータ91は、駆動シャフト911を伸縮させるエアシリンダから構成されている。このアクチュエータ91は、駆動シャフト911がクランプバー70の略中央に向くようにクランプバー70上に設置されている。この駆動シャフト911の先端には、ブロック部材922を介して、一対のカムプレート92が取り付けられている。なお、昇降装置のアクチュエータを、例えばモータ及びボールネジ機構等で構成してもよい。
それぞれのカムプレート92は、リニアガイド93を介してクランプバー70にスライド可能に設けられている。リニアガイド93は、クランプバー70の貫通孔72を挟むようにX方向に沿って設けられた一対のガイドレール931と、このガイドレール931上を摺動可能なスライドブロック932と、から構成されている。カムプレート92は、スライドブロック932に固定されており、スライドブロック932がガイドレール931上を摺動することで、カムプレート92がアクチュエータ91の駆動方向に沿って移動可能となっている。
このカムプレート92には、カムフォロア94が追従するカム921がそれぞれ形成されている。一方、カムフォロア94は、連結部材95の両側面に回転自在に取り付けられている。連結部材95は、一対のカムプレート92の間に挟まれており、2つのカムフォロア94はいずれもカム921に保持されている。
連結部材95は、上述の通り、クランプバー70の貫通孔72に上下動自在に挿入されており、その下端にはクランプ機構80の第2の有蓋筒体82が固定されている。
次に、本実施形態におけるプローブカード保持装置60によるプローブカード20の保持動作について説明する。
図8〜図13は本実施形態におけるプローブカード保持装置の動作を示す断面図、図14は本実施形態においてプローブカード保持装置がプローブカードを保持した状態を示す斜視図である。
図8に示すように、プローバ40の交換アーム45によってプローブカード20が所定高さまでローディングされると、先ず、昇降装置90のエアシリンダ91が駆動シャフト911を短縮させることで、クランプ機構80を下限まで下降させる。すなわち、第2の有蓋筒体82をクランプバー70の凹部71から最大限に突出させると共に、第1の有蓋筒体81を第2の有蓋筒体82の第2の内穴822から最大限に突出させる。
この状態において、第1の有蓋筒体81は、トッププレート41の開口42内まで下降しており、第1の有蓋筒体81の第1の筒部811内にクランプヘッド24が収容される。因みに、この状態では、図9に示すように、鋼球83は、第2の有蓋筒体82のテーパ部823に部分的に退避しており、収容孔813の内側開口814からは突出していない。
次いで、図10に示すように、昇降装置90のエアシリンダ91が駆動シャフト911を伸長させることで、第1の有蓋筒体81が第2の有蓋筒体82に対して相対的に上昇し、第1の有蓋筒体81が第2の内穴822内に完全に収容される。この際、図11に示すように、鋼球83が第2の有蓋筒体82によって押し戻されて、収容孔813の内側開口814から部分的に突出する。これにより、鋼球83の一部が、プローブカード20のクランプヘッド24の係合溝241に入り込むので、クランプヘッド24がクランプ機構80によってクランプされ、プローブカード20のクランプヘッド24の上面が第1の上蓋部816に密着する。
このように、本実施形態では、交換アーム45によって所定高さまで供給されたプローブカード20を、プローブカード保持装置60のクランプ機構80がクランプしてから、そのクランプ装置80を昇降装置90によって開口42に上昇させるので、プローバ40にプローブカード20を保持させるホルダが不要となっている。
次いで、図12に示すように、昇降装置90のエアシリンダ91が駆動シャフト911をさらに伸長させる。これにより、クランプ機構80が、プローブカード20をクランプしている状態で、昇降装置90によって上昇し、図13に示すように、第2の有蓋筒体82が凹部71内に完全に収容されると共に、フローティング状態となっているハイフィックス11が若干押し上げられる。
次いで、ハイフィックス11のロック機構12をロックすると、ハイフィックス11がプローブカード20に向かって引き寄せられて、コネクタ同士が嵌合し、図14に示すように、プローブカード保持装置60によってプローブカード20が保持される。なお、ハイフィックス11にロック機構12を設けずに、昇降装置90によるクランプ機構80の昇降を利用して、ハイフィックス11のコネクタとプローブカード20のコネクタ25とを嵌合させてもよい。
以上のように、本実施形態では、プローバ40の開口42上に架設されたクランプバー70に昇降装置90を設け、その昇降装置90によってクランプ機構80を昇降させるので、ホルダを用いずに既存のプローバに大型のプローブカードを装着することができる。
特に、本実施形態では、クランプバー70が開口42の上を跨ぐようにトッププレート41に設けられているので、半導体ウェハ100の押付時のプローブカード20の変形を抑制することができる。
また、本実施形態では、クランプバー70の凹部71と、クランプ機構80の第1及び第2の有蓋筒体81,82が入れ子構造となっているので、プローブカード保持時のプローブカード保持装置60の総厚を薄くすることができる。
また、このような入れ子構造によって、第1及び第2の有蓋筒体81,82がクランプバー70の凹部71内に完全に収容されると、クランプバー71の下面がプローブカード20のスティフナ23に密着する。このため、半導体ウェハ100の押付時に、その押圧力をクランプバー71全体で受け止めることができるので、プローブカード20の変形を更に抑制することができる。
また、本実施形態では、一つのアクチュエータ91によって、クランプ機構80のクランプと、当該クランプ機構80の昇降を行っているので、プローブカード保持装置60の構造の簡素化が図られている。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
10…テストヘッド
11…ハイフィックス
20…プローブカード
24…クランプヘッド(突出部)
241…係合溝
40…プローバ
41…トッププレート
42…開口
60…プローブカード保持装置
61…カバー部材
70…クランプバー(ビーム部材)
71…凹部
80…クランプ機構
81…第1の有蓋筒体
811…第1の筒部
816…第1の上蓋部
82…第2の有蓋筒体
821…第2の筒部
823…テーパ部
824…第2の上蓋部
83…鋼球
90…昇降装置
91…エアシリンダ
911…駆動シャフト
92…カムプレート
94…カムフォロア
95…連結部材

Claims (10)

  1. プローバに設けられてプローブカードを保持するプローブカード保持装置であって、
    プローブカードに形成された突出部をクランプするクランプ機構と、
    前記プローバにおいて前記プローブカードが挿入される開口上に架設されたビーム部材と、
    前記ビーム部材に設けられ、前記クランプ機構を昇降させる昇降手段と、を備えていることを特徴とするプローブカード装着装置。
  2. 請求項1記載のプローブカード保持装置であって、
    前記クランプ機構は、前記突出部をクランプしている状態で、前記昇降手段によって昇降可能であることを特徴とするプローブカード保持装置。
  3. 請求項1又は2記載のプローブカード保持装置であって、
    前記クランプ機構は、前記昇降手段によって前記開口内まで下降可能であることを特徴とするプローブカード保持装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のプローブカード保持装置であって、
    前記クランプ機構は、
    前記突出部に係合可能な係合部を有し、前記昇降手段によって昇降する第1の筒状体と、
    前記第1の筒状体が軸方向に移動自在に内挿された第2の筒状体と、を有しており、
    前記ビーム部材は、前記第2の筒状体が軸方向に移動自在に内挿された凹部を有することを特徴とするプローブカード保持装置。
  5. 請求項4記載のプローブカード保持装置であって、
    前記係合部は、前記第2の筒状体に対する前記第1の筒状体の相対移動によって、前記第1の筒状体の内周面から、前記突出部に形成された係合溝に向かって突出することを特徴とするプローブカード保持装置。
  6. 請求項5記載のプローブカード保持装置であって、
    前記係合部は、前記第1の筒状体の壁面に形成された収容孔に収容された球体であり、
    前記第2の筒状体に対する前記第1の筒状体の相対移動によって、前記球体の一部が前記収容孔から前記溝に向かって突出することを特徴とするプローブカード保持装置。
  7. 請求項4〜6の何れかに記載のプローブカード保持装置であって、
    前記第1の筒状体は、
    前記突出部を収容可能な第1の内穴を持つ第1の筒部と、
    前記第1の筒部の上端を閉塞する第1の上蓋部と、を有しており、
    前記第1の上蓋部は、前記突出部と当接可能であることを特徴とするプローブカード保持装置。
  8. 請求項7記載のプローブカード保持装置であって、
    前記昇降手段は、
    駆動シャフトを伸縮させるアクチュエータと、
    前記駆動シャフトの先端に取り付けられ、カムが形成されたカムプレートと、
    前記カムに追従するカムフォロアと、
    前記カムフォロアが上端に取り付けられ、前記第1の上蓋部が下端に取り付けられた連結部材と、を有することを特徴とするプローブカード保持装置。
  9. 請求項8記載のプローブカード保持装置であって、
    前記第2の筒状体は、
    前記第1の筒状体を収容可能な第2の内穴を持つ第2の筒部と、
    前記第2の筒部の上端を閉塞する第2の上蓋部と、を有しており、
    前記第2の上蓋部には、前記連結部材が挿入された貫通孔が形成されていることを特徴とするプローブカード保持装置。
  10. 請求項1〜9の何れかに記載のプローブカード保持装置と、
    前記プローブカードが挿入される開口が形成され、前記プローブカード保持装置が設けられたトッププレートと、を備えたことを特徴とするプローバ。
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