JPWO2010113377A1 - デジタル周波数/位相ロックドループ - Google Patents

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Abstract

個々のVCOゲインに応じたダンピングファクタを設定しなくても、VCOからの発振周波数を所望の周波数に高速に収束可能なデジタルFLL/PLLを提供する。 本発明のデジタルFLL/PLLは、チャンネル信号と発振周波数を有するループバック信号とを比較し、信号誤差を生成する比較器と、信号誤差に基づいて発振周波数を決定する制御電圧を生成するデジタルループフィルタと、制御電圧に基づいて発振周波数を制御するVCOと、VCOによって生成された発振周波数をループバック信号として比較器に出力するループバック経路と、信号誤差を監視し、チャンネル信号を切り替えてから信号誤差が所定条件を満たすことを検知した場合、VCOの発振周波数が定常状態になるようにデジタルループフィルタを制御する制御部とを備える。

Description

本発明は、無線通信機器等に用いられるデジタル周波数/位相ロックドループ(FLL:Frequency Locked Loop、PLL:Phase Locked Loop)に関し、より特定的には、チャンネル信号と発振周波数との差分である信号誤差に基づいて、当該発振周波数を所望の周波数に高速に収束させるデジタルFLL/PLLに関する。
最近、無線LAN、第三世代携帯電話、及びデジタル放送等の技術に伴い、デジタル化された通信/放送では、チャンネル信号の周波数を頻繁に切り替える用途がある。このようにチャンネル信号の周波数を切り替える際、無線通信機器等から出力される周波数を当該チャンネル信号の周波数に収束させる手法として、デジタルFLL/PLLを用いた技術が知られている。
図12は、従来技術におけるデジタルFLL900を示す図である。図12において、デジタルFLL900は、周波数比較器910と、FIRフィルタ920と、IIRフィルタ930と、デジタル−アナログ変換器(DAC)940と、電圧制御発振器(VCO)950と、周波数−デジタル変換器960とを備える。
周波数比較器910は、デジタルFLL900に入力されたチャンネル信号D_refとループバック信号D_vcoとを比較し、チャンネル信号D_refとループバック信号D_vcoとの周波数誤差信号D_errorを出力する。FIRフィルタ920及びIIRフィルタ930は、周波数比較器910から出力された周波数誤差D_errorに基づいて、制御電圧信号D_vtuneを出力する。
ここで、FIRフィルタ920は、第1〜3の遅延ブロックZ-1921〜923と、第1及び第2の加算器924及び925と、固定倍率1/3の乗算器926とを備える。FIRフィルタ920は、第1〜3の遅延ブロックZ-1921〜923を用いて、周波数誤差D_errorの移動平均処理を行う。また、IIRフィルタ930は、第1及び第2の乗算器931及び933と、第1及び第2の加算器932及び934と、遅延ブロックZ-1935とを備える。FIRフィルタ920の出力は、IIRフィルタ930の第1の乗算器931及び第1の加算器932に入力される。第1の乗算器931は、FIRフィルタ920の出力を重み係数βで乗算する。第1の加算器932は、FIRフィルタ920の出力に第2の乗算器933の出力を加算する。なお、第2の乗算器933は、遅延ブロックZ-1935を介してループバックされた第1の加算器932の出力を重み係数αで乗算している。第2の加算器934は、第1の乗算器931の出力及び第1の加算器932の出力を加算し、制御電圧信号D_vtuneとしてDAC940に出力する。
制御電圧信号D_vtuneは、DAC940によってアナログ変換された後、VCO950に入力される。VCO950は、入力された制御電圧信号に基づいて、VCO950から発振される発振周波数foutを制御する。VCO950によって生成された発振周波数foutは、周波数−デジタル変換器960によってデジタル変換され、ループバック信号D_vcoとして周波数比較器910に帰還する。
このように、デジタルFLL900は、チャンネル信号D_refとループバック信号D_vcoとの周波数誤差信号D_errorに基づいて、制御電圧信号D_vtuneを生成し、さらに、制御電圧信号D_vtuneに基づいて、VCO950から発振される発振周波数foutを制御している。
図13は、従来技術におけるデジタルFLL900のVCO950からの発振周波数foutが所望の周波数に収束する様子を示す図である。図13において、時刻t0〜t1の間、チャンネル信号D_refの基準周波数とVCO950からの発振周波数foutとは同一周波数f1で定常状態となっている。
時刻t1でチャンネル信号D_refの周波数をf1からf2へ切り替えた場合、VCO950からの発振周波数foutは瞬時に周波数f2で定常状態にならない。VCO950からの発振周波数foutは、振動を繰り返しながら、所望の周波数f2に収束し、時刻t3でほぼ定常状態になる。
このように、VCO950からの発振周波数foutが、振動を繰り返しながら、所望の周波数f2に収束するのは、FIRフィルタ920及びIIRフィルタ930の郡遅延によって、周波数誤差信号D_errorが瞬時に伝達されないためである。
図14Aは、周波数比較器910からの出力である周波数誤差信号D_error、FIRフィルタ920からの出力であるD_FIR、及びIIRフィルタ930の第1の乗算器931からの出力であるD_IIR_Bを示す図である。図14Bは、IIRフィルタ930の第1の加算器932からの出力であるD_IIR_A、及びIIRフィルタ930の第2の乗算器933からの出力であるD_IIR_Cを示す図である。図14A及びBを参照しながら、以下に、デジタルFLL900の動作のタイミングを説明する。
VCO950からの発振周波数foutが周波数f1で定常状態である時刻t0〜t1の間、図14Aにおいて、周波数誤差信号D_error、D_FIR、及びD_IIR_Bの周波数は0で定常状態であり、図14Bにおいて、D_IIR_A、及びD_IIR_Cの周波数はf1で定常状態である。
ここで、時刻t1でチャンネル信号D_refの周波数をf1からf2へ切り替えた場合、図14Aにおいて、D_errorの周波数は−(f1−f2)近傍まで急激に下降している。これは、時刻t1においてチャンネル信号D_refの周波数がf2に切り替わったものの、発振周波数foutの周波数は瞬時にf2とならないためである。チャンネル信号D_refと、発振周波数foutに基づくループバック信号D_vcoとの周波数の差分が、おおよそ−(f1−f2)となり、周波数比較器910は周波数が−(f1−f2)の周波数誤差信号D_errorを出力する。
そして、FIRフィルタ920は、周波数比較器910から出力された周波数誤差D_errorに基づいて、D_FIRを出力する。図14Aにおいて、D_FIRは、D_errorから遅延している。これは、FIRフィルタ920の遅延特性(第1〜3の遅延ブロックZ-1921〜923等)によるものである。さらに、D_FIRは、IIRフィルタ930の第1の乗算器931によって重み係数βで乗算され、D_IIR_Bとして出力される。なお、ここでは重み係数β=0.3としている。
また、時刻t1でチャンネル信号D_refの周波数をf1からf2へ切り替えた場合、図14Bにおいて、D_IIR_Aの周波数は時刻t1から少し遅れてf1からf2へ降下している。これは、D_IIR_Aは、FIRフィルタ920の出力であるD_FIRに第2の乗算器933の出力を加算するため、上述したFIRフィルタ920の遅延特性による影響を受けるためである。そして、D_IIR_Cは、上述したD_IIR_Aを遅延ブロックZ-1935を介してループバックし、IIRフィルタ930の第2の乗算器933によって重み係数αで乗算されたものであるため、D_IIR_Aからさらに遅延している。なお、ここでは重み係数α=1.0としている。
このように、デジタルFLL900によれば、時刻t1でチャンネル信号D_refの周波数をf1からf2へ切り替えた場合、FIRフィルタ920及びIIRフィルタ930の郡遅延によって周波数誤差信号D_errorが瞬時に伝達されず、VCO950からの発振周波数foutは、一定の減衰振動周期T(=1/ωn(ωn:自然周波数))で振動を繰り返しながら、所望の周波数f2に収束する。つまり、デジタルFLL900では、VCO950からの発振周波数foutが所望の周波数f2に収束するまでに一定の時間(時刻t3−t1)がかかってしまう。上述した従来技術に関しては、例えば、非特許文献1に開示されている。
ディーンバネルジー(Dean Banerjee) "ピーエルエル パフォーマンス シミュレーション アンド デザイン フォースエディション(PLL Performance,Simulation,and Design 4th Edition)"、[online]、[平成21年1月28日検索]、インターネット〈http://www.national.com/appinfo/wireless/files/deansbook4.pdf〉
ここで、チャンネル信号D_refの周波数を切り替える時のみ、デジタルフィルタ(FIRフィルタ920及びIIRフィルタ930)を軽くすることによって自然周波数ωnを大きくすれば、減衰振動周期Tが小さくなるため、VCO950からの発振周波数foutを所望の周波数に高速に収束させることができる。
しかしながら、VCOゲインのバラツキがある場合、個々のVCOゲインに応じたダンピングファクタを設定することによって自然周波数ωnを調整する必要がある。つまり、個々のVCOゲインの実測値を用いて適切にダンピングファクタを補正しないと、所望の自然周波数ωnが得られないため、VCOからの発振周波数を所望の周波数に収束させる際、その高速化の効果が100%発揮されない。
それ故に、本発明の目的は、個々のVCOゲインに応じたダンピングファクタを設定しなくても、VCOからの発振周波数を所望の周波数に高速に収束可能なデジタルFLL/PLLを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第1の局面は、デジタルFLL/PLLは、入力されるチャンネル信号と出力される発振周波数との差分である信号誤差に基づいて、当該発振周波数を制御するデジタル周波数/位相ロックドループであって、チャンネル信号と、発振周波数を有するループバック信号とを比較し、信号誤差を生成する比較器と、信号誤差に基づいて発振周波数を決定する制御電圧を生成するデジタルループフィルタと、制御電圧に基づいて発振周波数を制御するVCOと、VCOによって生成された発振周波数をループバック信号として比較器に出力するループバック経路と、比較器によって生成された信号誤差を監視し、チャンネル信号を切り替えてから信号誤差が0を基準とした所定の範囲内になったことを検知した場合、VCOの発振周波数が定常状態になるようにデジタルループフィルタを制御する制御部とを備える。
また、制御部は、比較器によって生成された信号誤差を監視し、チャンネル信号を切り替えてから信号誤差の絶対値が極小になったことを検知した場合、VCOの発振周波数が定常状態になるようにデジタルループフィルタを制御してもよい。
また、制御部は、比較器によって生成された信号誤差を複数回時間的に平均した値を監視してもよい。また、制御部は、デジタルループフィルタが生成する制御電圧を複数回時間的に平均した値を用いて、デジタルループフィルタを制御してもよい。
また、制御部は、ループバック経路の入出力間にて発生する遅延時間を補正する機能を備えてもよい。
好ましいデジタルループフィルタは、FIRフィルタ及びIIRフィルタを含み、制御部は、FIRフィルタの遅延ブロックに0を設定し、IIRフィルタの遅延ブロックにデジタルループフィルタによって生成された制御電圧を設定することを特徴とする。
さらに、好ましいループバック経路は、VCOによって生成された発振周波数をアナログ−デジタル変換する周波数−デジタル変換器を含むことを特徴とする。
さらに、好ましいデジタルFLL/PLLは、VCOが所望の周波数を発振するサブバンドの選択を制御するサブバンド選択回路と、デジタルループフィルタとVCOとの間に、デジタルループフィルタによって生成された制御電圧と、サブバンド選択回路からの制御電圧との入力を切り替えるスイッチとをさらに備え、サブバンド選択回路は、サブバンドの選択中は、VCOに入力する制御電圧を固定し、サブバンドの選択後は、VCOに入力する制御電圧を可変し、スイッチは、サブバンドの選択開始時に、サブバンド選択回路とVCOとの接続に切り替え、VCOの発振周波数が定常状態になる時に、デジタルループフィルタとVCOとの接続に切り替えることを特徴とする。
また、デジタルFLL/PLLは、デジタルループフィルタによって生成された制御電圧をデジタル−アナログ変換するDACをさらに備えてもよい。
上記目的を達成するために、本発明の第2の局面は、上述したデジタルFLL/PLLを無線通信機器等に組み込んで適用する。
上述のように、本発明によれば、信号誤差に基づいてデジタルループフィルタを定常状態に制御することによって、VCOからの発振周波数を所望の周波数に高速に収束可能なデジタルFLL/PLLを実現することができる。つまり、本発明は、自然周波数ωnを調整して減衰振動周期Tを小さくすることによってVCOからの発振周波数を所望の周波数に高速に収束させているわけではない。このため、本発明は、VCOゲインのバラツキがある場合でも、個々のVCOゲインに応じたダンピングファクタに補正する必要がなく、VCOからの発振周波数を所望の周波数に高速に収束させることができる。なお、チャンネル信号の周波数を切り替えてから短時間で定常状態になれば、各デバイスをスリープモードにできるため消費電流の低減が実現できる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100を示す図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100のVCO150からの発振周波数foutが所望の周波数に収束する様子を示す図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100の制御部170の動作を示すフローチャートである。 図4Aは、周波数比較器110からの出力である周波数誤差信号D_error、FIRフィルタ120からの出力であるD_FIR、及びIIRフィルタ130の第1の乗算器131からの出力であるD_IIR_Bを示す図である。 図4Bは、IIRフィルタ130の第1の加算器132からの出力であるD_IIR_A、及びIIRフィルタ130の第2の乗算器133からの出力であるD_IIR_Cを示す図である。 図4Cは、図4Aに示す周波数誤差信号D_errorの絶対値を表した図である。 図4Dは、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100bを示す図である。 図4Eは、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100cを示す図である。 図5は、本発明の第2の実施形態に係るデジタルFLL200を示す図である。 図6は、本発明の第2の実施形態に係るデジタルFLL200のVCO150からの発振周波数foutが所望の周波数に収束する様子を示す図である。 図7は、本発明の第2の実施形態に係るデジタルFLL200の動作を示すフローチャートである。 図8Aは、VCO150に入力される制御電圧とサブバンド(N−1)〜(N+2)を選択した場合における発振周波数との関係を示す図である。 図8Bは、本発明の第2の実施形態に係るデジタルFLL200bを示す図である。 図8Cは、本発明の第2の実施形態に係るデジタルFLL200cを示す図である。 図9Aは、本発明の第3の実施形態に係るデジタルPLL300を示す図である。 図9Bは、本発明の第3の実施形態に係るデジタルPLL300bを示す図である。 図9Cは、本発明の第3の実施形態に係るデジタルPLL300cを示す図である。 図10は、本発明の第4の実施形態に係るポーラ変調回路400を示す図である。 図11は、本発明の第5の実施形態に係る無線通信機器500を示す図である。 図12は、従来技術におけるデジタルFLL900を示す図である。 図13は、従来技術におけるデジタルFLL900のVCO950からの発振周波数foutが所望の周波数に収束する様子を示す図である。 図14Aは、周波数比較器910からの出力である周波数誤差信号D_error、FIRフィルタ920からの出力であるD_FIR、及びIIRフィルタ930の第1の乗算器931からの出力であるD_IIR_Bを示す図である。 図14Bは、IIRフィルタ930の第1の加算器932からの出力であるD_IIR_A、及びIIRフィルタ930の第2の乗算器933からの出力であるCを示す図である。
以下、本発明の各実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100を示す図である。図1において、デジタルFLL100は、周波数比較器110と、FIRフィルタ120と、IIRフィルタ130と、VCO150と、周波数−デジタル変換器160と、制御部170とを備える。なお、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100は、典型的には周波数シンセサイザとして適用される。
周波数比較器110は、デジタルFLL100に入力されたチャンネル信号D_refとループバック信号D_vcoとを比較し、チャンネル信号D_refとループバック信号D_vcoとの周波数誤差信号D_errorを出力する。FIRフィルタ120及びIIRフィルタ130は、周波数比較器110から出力された周波数誤差D_errorに基づいて、制御電圧信号D_vtuneを出力する。
ここで、FIRフィルタ120は、第1〜3の遅延ブロックZ-1121〜123と、第1及び第2の加算器124及び125と、固定倍率1/3の乗算器126とを備える。FIRフィルタ120は、第1〜3の遅延ブロックZ-1121〜123を用いて、周波数誤差D_errorの移動平均処理を行う。また、IIRフィルタ130は、第1及び第2の乗算器131及び133と、第1及び第2の加算器132及び134と、遅延ブロックZ-1135とを備える。
FIRフィルタ120の出力は、IIRフィルタ130の第1の乗算器131及び第1の加算器132に入力される。第1の乗算器131は、FIRフィルタ120の出力を重み係数βで乗算する。第1の加算器132は、FIRフィルタ120の出力に第2の乗算器133の出力を加算する。なお、第2の乗算器133は、遅延ブロックZ-1135を介してループバックされた第1の加算器132の出力を重み係数αで乗算している。第2の加算器134は、第1の乗算器131の出力及び第1の加算器132の出力を加算し、制御電圧信号D_vtuneとして出力する。
制御電圧信号D_vtuneは、VCO150に入力される。VCO150は、入力された制御電圧信号に基づいて、VCO150から発振される発振周波数foutを制御する。ここでは、VCO150によって生成された発振周波数foutを周波数比較器110にループバックするループバック経路に、周波数−デジタル変換器160を備えている。VCO150によって生成された発振周波数foutは、周波数−デジタル変換器160によってデジタル変換され、ループバック信号D_vcoとして周波数比較器110に帰還する。
このように、デジタルFLL100は、チャンネル信号D_refとループバック信号D_vcoとの周波数誤差信号D_errorに基づいて、制御電圧信号D_vtuneを生成し、さらに、制御電圧信号D_vtuneに基づいて、VCO150から発振される発振周波数foutを制御している。
ここまでのデジタルFLL100の構成及び動作は、従来技術におけるデジタルFLL900の構成及び動作と同様である。本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100は、さらに制御部170を備えている。以下に、制御部170の動作について述べながら、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100と従来技術におけるデジタルFLL900との相違点について、詳しく説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100のVCO150からの発振周波数foutが所望の周波数に収束する様子を示す図である。図2において、時刻t0〜t1の間、チャンネル信号D_refの基準周波数とVCO150からの発振周波数foutとは同一周波数f1で定常状態となっている。
時刻t1でチャンネル信号D_refの周波数をf1からf2へ切り替えた場合、VCO150からの発振周波数foutは瞬時に周波数f2で定常状態にならないが、VCO150からの発振周波数foutは、時刻t2〜t3の間に、図13で示したような振動を繰り返しながら所望の周波数f2に収束するのではなく、時刻t2で所望の周波数f2でほぼ定常状態になっている。これは、時刻t2において、周波数誤差信号D_errorに基づいて、制御部170がFIRフィルタ120及びIIRフィルタ130を制御しているためである。
図3は、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100の制御部170の動作を示すフローチャートである。さらに、図4Aは、周波数比較器110からの出力である周波数誤差信号D_error、FIRフィルタ120からの出力であるD_FIR、及びIIRフィルタ130の第1の乗算器131からの出力であるD_IIR_Bを示す図である。図4Bは、IIRフィルタ130の第1の加算器132からの出力であるD_IIR_A、及びIIRフィルタ130の第2の乗算器133からの出力であるD_IIR_Cを示す図である。図3、図4A及び図4Bを参照しながら、以下に、デジタルFLL100の動作のタイミングを説明する。
VCO150からの発振周波数foutが周波数f1で定常状態である時刻t0〜t1の間、図4Aにおいて、周波数誤差信号D_error、D_FIR、及びD_IIR_Bの周波数は0で定常状態であり、図4Bにおいて、D_IIR_A、及びD_IIR_Cの周波数はf1で定常状態である。これは、図14A及び図14Bで示した定常状態と同様である。
図3において、制御部170は、チャンネル信号D_refの周波数をf1からf2に切り替えた時(図2の時刻t1)、VCO150からの発振周波数foutを所望の周波数に高速に収束させる処理を開始する。その後、制御部170は、順にステップS101〜S104を実行する。
ステップS101において、制御部170は、周波数比較器110からの出力である周波数誤差信号D_errorを監視する。周波数誤差信号D_errorが所定条件を満たさない場合、制御部170は、周波数誤差信号D_errorの監視を継続する(ステップS102のNo)。なお、時刻t1〜t2の間、図4Aにおいて、D_error、D_FIR、及びD_IIR_Bは、図14Aと同様の特性を示し、図4Bにおいて、D_IIR_A、及びD_IIR_Cは、図14Bと同様の特性を示している。
チャンネル信号D_refの周波数をf1からf2に切り替えてから周波数誤差信号D_errorが所定条件を満たす場合、つまり、制御部170が周波数誤差信号D_errorの監視を開始してから、周波数誤差信号D_errorが所定条件を満たすことを検知した場合、ステップS103の処理に進む(ステップS102のYes)。ステップS103において、制御部170は、IIRフィルタ130からの出力である制御電圧信号D_vtuneを取得し、ステップS104の処理に進む。
ここでは、制御部170は、周波数誤差信号D_errorが所定条件を満たすか否かを、周波数誤差信号D_errorが0になるか否かで判断することができる。すなわち、制御部170は、図2の時刻t1〜t2の間のように、周波数誤差信号D_errorが0でない場合、周波数誤差信号D_errorの監視を継続する(ステップS102のNo)。制御部170が周波数誤差信号D_errorの監視を開始してから、周波数誤差信号D_errorが0となることを検知した場合(例えば、図4Aの時刻t2で)、ステップS103の処理に進む(ステップS102のYes)。
あるいは、制御部170は、周波数誤差信号D_errorが所定条件を満たすか否かを、周波数誤差信号D_errorが0を基準とした所定の範囲内になるか否かで検知してもよい。なお、0を基準とした所定の範囲とは、0に近い方が好ましい。この場合、制御部170は、周波数誤差信号D_errorの監視を開始してから、周波数誤差信号D_errorが0を基準とした所定の範囲内になることを検知した場合、ステップS103に処理を進める(ステップS102のYes)。デジタル信号処理の都合上、周波数誤差信号D_errorが完全に0にならなかった場合でも、ステップS103以降に確実に動作を進めるためである。
あるいは、制御部170は、周波数誤差信号D_errorが所定条件を満たすか否かを、周波数誤差信号D_errorの絶対値が極小となるか否かで検知してもよい。図4Cは、図4Aに示す周波数誤差信号D_errorの絶対値を表した図である。図4Cでは、時刻t2で、周波数誤差信号D_errorの絶対値が極小となる例を示している。制御部170は、周波数誤差信号D_errorの監視を開始してから、周波数誤差信号D_errorの絶対値が極小になることを検知した場合(例えば、図4Cの時刻t2で)、ステップS103に処理を進める(ステップS102のYes)。
ステップS104において、制御部170は、FIRフィルタ120の第1〜3の遅延ブロックZ-1121〜123に0を設定し、IIRフィルタ130の遅延ブロックZ-1135にステップS103において取得した制御電圧信号D_vtuneを設定する。これにより、時刻t2において、図4Aにおいて、D_FIR、及びD_IIR_Bの周波数は0となり、図4Bにおいて、D_IIR_A、及びD_IIR_Cの周波数はf2となっている。
ここで、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100のFIRフィルタ120及びIIRフィルタ130と、従来技術におけるデジタルFLL900のFIRフィルタ920及びIIRフィルタ930とを比較する。ステップS104において、制御部170がFIRフィルタ120の第1〜3の遅延ブロックZ-1121〜123に0を設定し、IIRフィルタ130の遅延ブロックZ-1135にステップS103において取得した制御電圧信号D_vtuneを設定することによって、時刻t2で、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100のFIRフィルタ120及びIIRフィルタ130は、従来技術におけるデジタルFLL900のFIRフィルタ920及びIIRフィルタ930の時刻t3の状態になっている(図13参照)。
従って、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100のVCO150からの発振周波数foutは、時刻t2〜t3の間に、図13で示したような振動を繰り返しながら所望の周波数f2に収束するのではなく、時刻t2で所望の周波数f2でほぼ定常状態になっている。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100によれば、周波数誤差信号D_errorが所定条件を満たすことを検知した時刻t2において、制御部170がデジタルループフィルタを定常状態(図13の時刻t3の状態)に制御することによって、VCO150からの発振周波数foutを所望の周波数に高速に収束させることができる。
また、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100によれば、チャンネル信号の周波数を切り替えてから短時間で定常状態になるため、各デバイスをスリープモードにでき消費電流の低減が実現できる。
また、本発明の効果を最大限発揮するために、デジタルFLL100は、例えば、以下のように動作してもよい。図3のステップS101において、制御部170は、周波数比較器110からの出力である周波数誤差信号D_errorを監視する。この際、制御部170は、周波数誤差信号D_errorの監視に、周波数誤差信号D_errorを複数回時間的に平均した値を用いてもよい。これによって、制御部170は、周波数誤差信号D_errorを監視する際に、周波数誤差信号D_errorに含まれる雑音成分による影響を低減することができる。
また、図3のステップS103においても同様に、制御部170は、制御電圧信号D_vtuneの取得に、制御電圧信号D_vtuneを複数回時間的に平均した値を用いてもよい。これによって、制御部170は、制御電圧信号D_vtuneの取得する際に、制御電圧信号D_vtuneに含まれる雑音成分による影響を低減することができる。
このように、周波数誤差信号D_error、及び制御電圧信号D_vtuneの少なくとも一方を時間的に平均した値を用いることによって、制御部170は、ステップS104にて、雑音成分による影響を低減した値を設定することができる。
また、上述した例では、制御部170が、周波数誤差信号D_error、及び制御電圧信号D_vtuneを複数回時間的に平均した値を算出する例を示したが、制御部170以外の構成がこれらを算出するものであってもよい。この場合、デジタルFLL回路100は、例えば、図4Dに示すデジタルFLL100bのように、平均化部180及び平均化部190の少なくとも一方をさらに備える構成であってもよい。平均化部180は、周波数比較器110から出力される周波数誤差信号D_errorを複数回時間的に平均した値を算出し、制御部170に出力する。平均化部190は、制御電圧信号D_vtuneを複数回時間的に平均した値を算出し、制御部170に出力する。
なお、上述したように、雑音成分による影響を低減するため、周波数誤差信号D_error、及び制御電圧信号D_vtuneを複数回時間的に平均した値を算出することは有効である。しかし、ステップS102における所定条件を満たすか否かを判定するタイミングと、ステップS103における制御電圧信号D_vtuneを取得するタイミングがずれてしまっては、本発明の効果が低減する。このため、周波数誤差信号D_error、及び制御電圧信号D_vtuneは、同程度に時間平均することが望ましい。
また、ステップS103における制御電圧信号D_vtuneの取得のタイミングには、周波数−デジタル変換器160で発生する遅延時間も考慮することが望ましい。すなわち、制御部170は、ループバック経路の入出力間にて発生する遅延時間を補正する機能を備えることが望ましい。
また、第1の実施形態に係るデジタルFLL100は、図4Eに示すデジタルFLL100cのように、DAC140をさらに備える構成であってもよい。DAC140は、IIRフィルタ130によって生成された制御電圧信号D_vtuneをデジタル−アナログ変換し、VCO150に出力する。
また、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100は、周波数シンセサイザ以外に、周波数変調回路に適用してもよい。周波数変調回路は、入力された変調信号を周波数変調し、周波数変調信号として出力する。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係るデジタルFLL200を示す図である。図5において、デジタルFLL200は、周波数比較器110と、FIRフィルタ120と、IIRフィルタ130と、VCO150と、周波数−デジタル変換器160と、制御部170と、スイッチ210と、サブバンド選択回路220とを備える。本発明の第2の実施形態に係るデジタルFLL200は、IIRフィルタ130とVCO150との間にスイッチ210を備え、サブバンドの選択をするサブバンド選択回路220を備える点で、図1に示した本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100と異なる。なお、図5において、図1で示した同様の構成については、同様の参照符号を付して詳しい説明は省略し、本実施形態では、本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100と異なる点について詳しく説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るデジタルFLL200のVCO150からの発振周波数foutが所望の周波数に収束する様子を示す図である。図6において、時刻t0〜t1の間、チャンネル信号D_refの基準周波数とVCO150からの発振周波数foutとは同一周波数f1で定常状態となっている。
時刻t1でチャンネル信号D_refの周波数をf1からf2へ切り替えた場合、VCO150からの発振周波数foutは瞬時に周波数f2で定常状態にならず、VCO150からの発振周波数foutは、時刻t2aで所望の周波数f2でほぼ定常状態になっている。デジタルFLL200は、時刻t1〜t1aの間にサブバンド選択を実施し、時刻t1a〜t2aの間にVCO150への制御電圧を可変することによって周波数誤差信号D_errorを0に近づけている。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るデジタルFLL200の動作を示すフローチャートである。図7において、デジタルFLL200は、チャンネル信号D_refの周波数をf1からf2に切り替えた時(図6の時刻t1)、VCO150からの発振周波数foutを所望の周波数に高速に収束させる処理を開始する。その後、デジタルFLL200は、順にステップS201〜S210を実行する。
ステップS201において、デジタルFLL200は、スイッチ210の入力端子を端子A側に切り替え、サブバンド選択回路220とVCO150とを接続する。
ステップS202において、サブバンド選択回路220から出力される下位ビットを固定する。
ステップS201及びステップS202によって、サブバンド選択回路220から出力される下位ビットがスイッチ210を介して制御電圧信号としてVCO150に入力される。なお、ステップS202においてサブバンド選択回路220から出力される下位ビットは固定されているため、VCO150に入力される制御電圧信号も固定される。
ステップS203において、サブバンド選択回路220から出力される上位ビットを可変することによって、サブバンド設定を変更しながらサブバンド選択を実施する。ここで、サブバンド選択について説明する。図8Aは、VCO150に入力される制御電圧とサブバンド(N−1)〜(N+2)を選択した場合における発振周波数との関係を示す図である。本実施形態では、サブバンド選択回路220から出力される下位ビットを固定することによって、VCO150に入力される制御電圧を固定してサブバンド選択を実施している。図8Aにおいて、例えば、VCO150に入力される制御電圧をVoに固定し、サブバンド選択回路220から出力される上位ビットを可変することによって、サブバンド設定を変更しながら所望の周波数f2を発振周波数とするサブバンドを検索する。なお、サブバンドの検索手法については、例えば、2分探索法等がある。
上述のように、サブバンド選択回路220から出力される上位ビットを可変することによって、サブバンド設定の変更を繰り返し(ステップS204のNo)、図8Aに示すように、FN≦f2<F(N+1)を満たすサブバンドNが選択される(ステップS204のYes、図6の時刻t1a)。
ステップS205において、サブバンド選択が完了した(ステップS204のYes)後は、サブバンド選択回路220から出力される上位ビットは固定する。
ステップS206において、サブバンド選択回路220から出力される下位ビットを可変することによって、VCO150に入力される制御電圧を変更する。
VCO150は、入力された制御電圧信号に基づいて、VCO150から発振される発振周波数foutを制御する。VCO150から発振される発振周波数foutは、周波数−デジタル変換器160を介してループバック信号D_vcoとして、周波数比較器110へ入力される。周波数比較器110は、チャンネル信号D_refとループバック信号D_vcoとを比較し、チャンネル信号D_refとループバック信号D_vcoとの周波数誤差信号D_errorを出力する。
このように、サブバンド選択回路220から出力される下位ビットを可変することによって、VCO150に入力される制御電圧が変更され、さらには、ループバック信号D_vcoが変更されるため、周波数比較器110から出力される周波数誤差信号D_errorも変更される。
制御部170は、本発明の第1の実施形態で述べたのと同様に、当該周波数誤差信号D_errorを監視している。周波数誤差信号D_errorが所定条件を満たさない場合、サブバンド選択回路220から出力される下位ビットを変更し、周波数誤差信号D_errorを0に近づける(ステップS207のNo)。
周波数誤差信号D_errorが所定条件を満たす場合、つまり、制御部170が周波数誤差信号D_errorが所定条件を満たすことを検知した場合、ステップS208の処理に進む(ステップS207のYes)。
制御部170は、波数誤差信号D_errorが所定条件を満たすか否かを、第1の実施形態と同様に決定することができる。例えば、制御部170は、周波数誤差信号D_errorが0でない場合(図6の時刻t1a〜t2aの間)、サブバンド選択回路220から出力される下位ビットを変更し、周波数誤差信号D_errorを0に近づける(ステップS207のNo)。周波数誤差信号D_errorが0となる場合(図6の時刻t2a)、つまり、制御部170が周波数誤差信号D_errorが0となることを検知した場合、ステップS208の処理に進む(ステップS207のYes)。また、制御部170は、波数誤差信号D_errorが所定条件を満たすか否かを、周波数誤差信号D_errorが0を基準とした所定の範囲内になるか否か、あるいは、周波数誤差信号D_errorの絶対値が極小となるか否かで検知してもよい。
ステップS208において、制御部170は、IIRフィルタ130からの出力である制御電圧信号D_vtuneを取得し、ステップS209の処理に進む。
ステップS209において、制御部170は、FIRフィルタ120の第1〜3の遅延ブロックZ-1121〜123に0を設定し、IIRフィルタ130の遅延ブロックZ-1135にステップS103において取得した制御電圧信号D_vtuneを設定する。
ステップS210において、デジタルFLL200は、スイッチ210の入力端子を端子B側に切り替え、IIRフィルタ130とVCO150とを接続する。
以上のように、本発明の第2の実施形態に係るデジタルFLL200によれば、サブバンド選択を実施した後、周波数誤差信号D_errorを0に近づけるために、VCO150に入力される制御電圧を可変する。周波数誤差信号D_errorが所定条件を満たすことを検知した時刻t2aにおいて、制御部170がデジタルループフィルタを定常状態(図13の時刻t3の状態)に制御することによって、VCO150からの発振周波数foutを所望の周波数に高速に収束させることができる。
また、本発明の第2の実施形態に係るデジタルFLL200によれば、チャンネル信号の周波数を切り替えてから短時間で定常状態になるため、各デバイスをスリープモードにでき消費電流の低減が実現できる。
なお、第2の実施形態に係るデジタルFLL回路200は、第1の実施形態と同様に、図8Bに示すデジタルFLL200bのように、平均化部180及び平均化部190の少なくとも一方をさらに備える構成であってもよい。平均化部180は、周波数比較器110から出力される周波数誤差信号D_errorを複数回時間的に平均した値を算出し、制御部170に出力する。平均化部190は、制御電圧信号D_vtuneを複数回時間的に平均した値を算出し、制御部170に出力する。
また、第2の実施形態に係るデジタルFLL200は、図8Cに示すデジタルFLL200cのように、スイッチ210とVCO150との間に、DAC140をさらに備える構成であってもよい。以下、デジタルFLL200bがDAC140を備える場合に、図7と異なる動作について説明する。ステップS201において、デジタルFLL200bは、スイッチ210の入力端子を端子A側に切り替え、サブバンド選択回路220とDAC140とを接続する。ステップS201及びステップS202によって、サブバンド選択回路220から出力される下位ビットがスイッチ210を介してDAC140に入力される。DAC140に入力された信号は、DAC140によってアナログ変換された後、制御電圧信号としてVCO150に入力される。
(第3の実施形態)
本発明の第1及び第2の実施形態において説明したデジタルFLL100及び200は、無線通信機器等に用いられるデジタルPLLに適用できる。
図9Aは、本発明の第3の実施形態に係るデジタルPLL300を示す図である。図9Aにおいて、デジタルPLL300は、位相比較器310と、FIRフィルタ120と、IIRフィルタ130と、VCO150と、制御部170とを備える。本発明の第3の実施形態に係るデジタルPLL300は、周波数比較器110の代わりに位相比較器310を備え、周波数−デジタル変換器160を備えていない点で、図1に示した本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100と異なる。
デジタルPLL300では、VCO150から出力される発振周波数がそのままループバック信号として、位相比較器310へ入力される。位相比較器310は、チャンネル信号D_refとループバック信号とを比較し、チャンネル信号D_refとループバック信号との位相誤差信号D_errorを出力する。また、VCO150によって生成された発振周波数foutを位相比較器310にループバックするループバック経路に、典型的にはDACが備えられている。その他の処理については、図1に示した本発明の第1の実施形態に係るデジタルFLL100と同様であり、同様の効果が得られることは言うまでもない。
なお、第3の実施形態に係るデジタルPLL回路300は、第1の実施形態と同様に、図9Bに示すデジタルFLL300bのように、平均化部180及び平均化部190の少なくとも一方をさらに備える構成であってもよい。また、第3の実施形態に係るデジタルFLL200は、図9Cに示すデジタルFLL300cのように、スイッチ210とVCO150との間に、DAC140をさらに備える構成であってもよい。
同様に、第2の実施形態において説明したデジタルFLL200をデジタルPLLに適用できることは言うまでもない。
(第4の実施形態)
図10は、本発明の第4の実施形態に係るポーラ変調回路400を示す図である。図10において、ポーラ変調回路400は、信号生成部410と、位相変調器420と、レギュレータ430と、電力増幅器440とを備える。
ポーラ変調回路400において、信号生成部410は、振幅信号及び位相信号を生成する。振幅信号は、レギュレータ430に入力される。また、レギュレータ430には、電源端子から直流電圧が供給されている。レギュレータ430は、入力された振幅信号に応じて制御された電圧Vccを電力増幅器440に供給する。典型的には、レギュレータ430は、入力された振幅信号の大きさに比例した電圧Vccを電力増幅器440に供給する。信号生成部410が生成した位相信号は、位相変調器420に入力される。位相変調器420は、位相信号を位相変調して位相変調信号を出力する。電力増幅器440は、位相変調信号をレギュレータ430から供給された電圧Vccで増幅する。電力増幅器440で増幅された信号Voutは、出力端子から送信信号として出力される。
本発明のデジタルFLL/PLLは、ポーラ変調回路400の位相変換器420に用いられる変調器として組み込むことができる。
(第5の実施形態)
図11は、本発明の第5の実施形態に係る無線通信機器500を示す図である。図5において、無線通信機器500は、アンテナ510と、電力増幅器520と、変調器530と、スイッチ540と、低雑音増幅器550と、復調器560と、本発明のデジタルFLL/PLL570とを備える。
無線信号を送信する場合、変調器530は、デジタルFLL/PLL570から出力される所望の高周波信号をベースバンド変調信号で変調して出力する。変調器530から出力される高周波変調信号は、電力増幅器520によって増幅され、スイッチ540を介してアンテナ510から放射される。
無線信号を受信する場合、アンテナ510から受信された高周波変調信号は、スイッチ540を介して低雑音増幅器550に入力されて増幅され、復調器560に入力される。復調器560は、デジタルFLL/PLL570から出力される高周波信号によって、入力された高周波変調信号をベースバンド変調信号に復調する。なお、デジタルFLL/PLL570は、送信側及び受信側で複数用いてもよい。また、デジタルFLL/PLL570が変調器を兼ねてもよい。
本発明は、無線通信機器等に利用可能であり、特にVCOの発振周波数を所望の周波数に高速に収束させたい場合等に有用である。
100、200、900 デジタルFLL
110、910 周波数比較器
120、920 FIRフィルタ
130、930 IIRフィルタ
140、940 DAC
150、950 VCO
160、960 周波数−デジタル変換器
170 制御部
180、190 平均化部
121〜123、135、921〜923、935 遅延ブロックZ-1
124、125、132、134、924、925、932、934 加算器
126、131、133、926、931、933 乗算器
210、540 スイッチ
220 サブバンド選択回路
300 デジタルPLL
310 位相比較器
400 ポーラ変調回路
410 信号生成部
420 位相変調器
430 レギュレータ
440、520 電力増幅器
500 無線通信機器
510 アンテナ
530 変調器
550 低雑音増幅器
560 復調器
570 デジタルFLL/PLL

Claims (10)

  1. 入力されるチャンネル信号と出力される発振周波数との差分である信号誤差に基づいて、当該発振周波数を制御するデジタル周波数/位相ロックドループであって、
    前記チャンネル信号と、前記発振周波数を有するループバック信号とを比較し、前記信号誤差を生成する比較器と、
    前記信号誤差に基づいて前記発振周波数を決定する制御電圧を生成するデジタルループフィルタと、
    前記制御電圧に基づいて発振周波数を制御するVCOと、
    前記VCOによって生成された前記発振周波数を前記ループバック信号として前記比較器に出力するループバック経路と、
    前記比較器によって生成された前記信号誤差を監視し、前記チャンネル信号を切り替えてから前記信号誤差が0を基準とした所定の範囲内になったことを検知した場合、前記VCOの発振周波数が定常状態になるように前記デジタルループフィルタを制御する制御部とを備える、デジタル周波数/位相ロックドループ。
  2. 前記制御部は、前記比較器によって生成された前記信号誤差を監視し、前記チャンネル信号を切り替えてから前記信号誤差の絶対値が極小になったことを検知した場合、前記VCOの発振周波数が定常状態になるように前記デジタルループフィルタを制御することを特徴とする、請求項1に記載のデジタル周波数/位相ロックドループ。
  3. 前記制御部は、前記比較器によって生成された前記信号誤差を複数回時間的に平均した値を監視することを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載のデジタル周波数/位相ロックドループ。
  4. 前記制御部は、前記デジタルループフィルタが生成する制御電圧を複数回時間的に平均した値を用いて、前記デジタルループフィルタを制御することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のデジタル周波数/位相ロックドループ。
  5. 前記制御部は、前記ループバック経路の入出力間にて発生する遅延時間を補正する機能を備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のデジタル周波数/位相ロックドループ。
  6. 前記デジタルループフィルタは、FIRフィルタ及びIIRフィルタを含み、
    前記制御部は、前記FIRフィルタの遅延ブロックに0を設定し、前記IIRフィルタの遅延ブロックに前記デジタルループフィルタによって生成された制御電圧を設定することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のデジタル周波数/位相ロックドループ。
  7. 前記ループバック経路は、前記VCOによって生成された前記発振周波数をアナログ−デジタル変換する周波数−デジタル変換器を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のデジタル周波数/位相ロックドループ。
  8. 前記VCOが所望の周波数を発振するサブバンドの選択を制御するサブバンド選択回路と、
    前記デジタルループフィルタと前記VCOの間に、前記デジタルループフィルタによって生成された制御電圧と、前記サブバンド選択回路からの制御電圧との入力を切り替えるスイッチとをさらに備え、
    前記サブバンド選択回路は、
    前記サブバンドの選択中は、前記VCOに入力する制御電圧を固定し、
    前記サブバンドの選択後は、前記VCOに入力する制御電圧を可変し、
    前記スイッチは、
    前記サブバンドの選択開始時に、前記サブバンド選択回路と前記VCOとの接続に切り替え、
    前記VCOの発振周波数が定常状態になる時に、前記デジタルループフィルタと前記VCOとの接続に切り替えることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載のデジタル周波数/位相ロックドループ。
  9. 前記デジタルループフィルタによって生成された制御電圧をデジタル−アナログ変換するDACをさらに備えることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のデジタル周波数/位相ロックドループ。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載のデジタル周波数/位相ロックドループを用いた無線通信機器。
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