JPWO2010109565A1 - 板金部品同士の固定構造 - Google Patents

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Abstract

第1の板金部品としての筺体2は、両側面板のカバー取付開口端部に形成したL字状の引っ掛け部27と、筺体2の開口端部を内方にカバー8の厚み分だけ窪ませた組付けガイド部28とを有し、第2の板金部品としてのカバー8は両側縁から組付け側に延在してL字状の引っ掛け部27に係合する引っ掛け爪81と、組付けガイド部28に係合するガイド片82とを有し、筺体2とカバー8の当接面には、係合爪85と係合穴102及びねじ穴101とねじ通し穴84とを相対的に設けたものである。

Description

この発明は、電気機器において、板金部品の筺体(シャーシ)に対し板金部品のカバーを組付ける板金部品同士の固定構造に関する。
自動車等の移動体に搭載される電気機器において、例えば、板金部品の筺体に対し板金部品のカバーを組付ける場合は、筺体とカバー、つまり板金部品同士をねじ固定している。このため、ねじ使用数が多く、組み立てに時間がかかり、分解性も悪かった。そこで、ねじ使用数を減らすことが考えられるが、固定箇所が少なくなり、振動時に異音を発生する等の課題があった。
また、特許文献1の画像形成装置には、一度の動作で下面から原稿搬送装置内部を露出させることができるように、原稿搬送路下面部材は、一端を原稿搬送装置本体に回動可能に支持され、他端に設けたピンを底板の回動端に設けた側壁の溝にスライド可能に係合され、底板を開くと同時に原稿搬送路下面部材の開かれる構成が開示されている。
特開2005−348303号公報
しかし、特許文献1に開示された構造は、底板を開くと同時に原稿搬送路下面部材を開くようにしたもので、板金部品同士のねじ固定数を減らし、かつ、振動時に異音を発生しないようにすることはできない。
この発明は上記のような課題を解消するためになされたもので、ねじ固定箇所を削減し、引っ掛け形状のみで容易に組付けができ、組立性および分解性の向上を図る。また、組付け後は、引っ掛け形状によるテンションを常時付加することで、ねじ固定部の緩みを防止するとともに、振動等に基づき発生する異音を抑制するカバー固定構造を実現することを目的とする。
この発明の係る板金部品同士の固定構造は、互いに組付け固定する第1の板金部品と第2の板金部品とを備え、第1の板金部品は両側面板の開口端部に形成したL字状の引っ掛け部と、その開口端部の一部を内方に第2の板金部品の厚み分だけ窪ませた組付けガイド部とを有し、第2の板金部品は両側縁から組付け側に延在してL字状の引っ掛け部に係合するL字状の引っ掛け爪と、組付けガイドに係合するガイド片とを有し、第1の板金部品と第2の板金部品の当接面には、係合爪と係合穴及びねじ通し穴とねじ穴とを相対的に設けたものである。
この発明によれば、互いに組付け固定する第1の板金部品と第2の板金部品とに相対的に設けた引っ掛け部と引っ掛け爪の係合および係合穴に対する係合爪の係合により固定するように構成したので、板金部品同士をねじ固定箇所を削減して組付けることができ、組立性および分解性の向上を図ることができる。
また、引っ掛け部と引っ掛け爪の係合面に、板金部品同士を互いに押圧力を付与するようにテーパを形成しているので、組付け後は、このテーパによる押圧力が常時付加され、ねじ固定部の緩みを防止するとともに、振動等に基づき発生する異音を抑制することができる。
この発明の板金部品同士の固定構造を適用する電子機器の概要図である。 電子機器の分解斜視図である。 筺体とカバーの要部の分解斜視図である。 筺体にカバーを組付ける過程の斜視図である。 筺体とカバーの組付け状態を示す斜視図である。 図5のA−A線に沿う拡大断面図である。 係合穴と係合爪との関係を示す組付け前の斜視図である。 引っ掛け部と引っ掛け爪の関係を示す組付け前の斜視図である。
以下、この発明を実施する為に、この発明を実施する為の形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
以下、この発明の板金部品同士の固定構造を図面に基づいて説明する。先ず、図1、図2に基づいて、この発明の板金部品同士の固定構造を適用する電子機器の概要について説明する。この電子機器1は、第1の板金部品としての箱形中空の筺体2と、この筺体2の内部に組付ける基板3と、この基板3に組付けた表示器4と、この表示器4に対向して配置するフィルタ5をフード6とともに取付、筺体2に組付けるパネル7と、これ等を全て組付けた後、筺体2の開口部を覆う第2の板金部品としてのカバー8とを有する。なお、以下の説明における上下面板、前後面板、左右側面板も表現は電子機器を使用位置に設置した状態を基準にしたものである。
筺体2は、内部に設けた基板受け兼ねじ固定部21と、筺体2の両側面板の一部を内方に切起こして基板受け兼ねじ固定部21と同じ高さ位置に形成された第1の基板受け部22と、基板3を挟み込むように筺体2の両側面板の他の一部を内方に切起こして形成された基板挟み込み部23a,23b(片側は図示せず)と、第1の基板受け部22の一部を基板載置側に略直角に折り返して形成された基板組付けガイド部24と、ねじ固定しない基板縁部に形成された凸部31が係合するように筺体2の後面板上端縁に略直角に折り曲げ形成された口形係合部25および該口形係合部の両側から筺体内方に向かって水平に延びて基板受け兼ねじ固定部21及び第1の基板受け部22と略同一高さ位置に形成された第2の基板受け部26とを備えたものである。
また、筺体2は、両側面板のカバー取付開口端の一部を内方に折り曲げて形成したL字状の引っ掛け部27と、この引っ掛け部27の近傍において、前記筺体2の開口端側を内方にカバー8の厚み分だけ窪ませた組付けガイド部28と、後面板の上部にねじ穴101と係合穴102とを形成している。
表示器4は厚みを有する長方形をなしている。この表示器4を組付け保持するホルダ9は樹脂製素材により作られており、載置された表示器4を厚み方向に付勢するように底面に切起こし形成された厚み方向付勢手段として弾性片91、表示器4を端子側に付勢するように上面板の一部を内方に切起こして形成された下方向付勢手段としての弾性片92、表示器4を左右から挟持するように左右側面板の一部を内方に切起こし形成された挟持手段としての弾性片93、表示器4の表面を押さえるように上面板及び左右側面板に形成された表面押さえ手段としての弾性係合爪94及び95を備えている。
また、ホルダ9の後面板及び左右側面板には、ホルダ9を基板3に組付け固定するための弾性係合爪96及び97が厚み方向に延在して形成されている。また、底面には基板3の穴に係合する係合爪が形成されているが図2では図示を省略する。
パネル7は、周囲に筺体2に対する組付け用の壁面70を備え、この壁面70を形成する上面板より所定距離離れて内部に形成された表示窓71、この表示窓71の周縁に枠状に形成されたフィルタ取付部72、このフィルタ取付部72の下縁部に添って形成された複数の操作釦73a〜73nを収納する操作釦収納部73、この操作釦収納部73と壁面70の下面板との間に位置して形成された小物入れ74を有する。組付け用の壁面70を形成する上下面板及び左右側面板には、筺体2に形成された係合爪と係合する口形係合部70aが形成されている。
フード6は、樹脂製素材により枠状に形成されており、フィルタ取付部72の上面板外面に組付ける上枠面板には、覆い部61及び係合孔62を有する。また、フード6の下枠面板には、操作釦の底面に当接するように一定間隔ごとに突出して形成された弾性押圧部63と係合凹部(図示せず)に係合する係合凸部(図示せず)を有する。
フィルタ5は、フィルタ取付部72に沿うように曲面に形成され、その上端縁にはパネル7の口形係合部(図2では省略)に係合するように一定間隔に形成されたテーパを有する引っ掛け弾性係合爪51と、フィルタ取付部72に形成された凸部(図2では省略)が係合する位置に凹部54が形成され、下端縁には操作釦収納部73の外面に形成された弾性係合爪75及び位置決め凹部76に係合するように形成された係合爪52及び位置決め凸部53を有する。
カバー8は、筺体2のL字状の引っ掛け部27に係合する引っ掛け爪81と、組付けガイド部28に係合するガイド片82とが両側面板上端縁から組付け方向に延在して形成されているとともに、筺体2の後面板外面に重ね合わせる直角折り曲げ片83に該筺体のねじ穴101に対向するねじ通し穴(図2では省略)及び前記係合穴102に係合する係合爪85を有する。この係合爪85には係合穴102に対する係合がしやすいようにテーパ85aを設けておくと良い。また、係合穴102の四隅は円弧部とし、この円弧部102a(図7参照)で係合爪85を常に接触させる。
引っ掛け部27と引っ掛け爪81との係合面には、筺体2とカバー8が互いに押圧力を付与するようにテーパ27aと81a(図8参照)が形成され、このテーパ27aと81aの終端部は円弧部27bと81b(図8参照)に形成されている。また、カバー8は2つの穴86a、86bを並べて形成した係合穴部86と、切起こし穴87の縁の1辺を下方に延長した係合片87aとを備えている。
一方、このカバー8に組付けるケース10には、カバー8の係合穴部86に係合する位置決めを兼ねた略コ字状の弾性係合爪11と、カバー8の切起こし穴87に通し常に係合片87aの下端に係合するように下方に伸びた弾性係合爪12とがケース10の対向する開口端縁に形成されている。
以下、各部品の組付けについて説明する。表示器4をホルダ9に組付けるには、ホルダ9にその上面から表示器4を押し付けると、表示器4は弾性片92、弾性片93、弾性係合爪94及び95を外側に押し広げながら進み、弾性片91を押し下げながらさらに進む。
そして、表示器4が通り過ぎると、弾性片92は表示器4を端子側に付勢し、弾性片93は表示器4を左右から挟持し、弾性係合爪94及び95は弾性片91の付勢力で押し上げられる表示器4の表面を押圧保持することで、ホルダ9に対する表示器4の組付けが完了する。この組付け完了後(表示器の組付け前であってもよい。)、弾性係合爪96及び97、図示を省略した係合爪によって、ホルダ9を図2に示すように基板3に組付ける。
次いで、表示器4を組付けた基板3を、筺体2の両側面板に形成された第1の基板受け部22に乗せて組付け方向へ移動させて両側縁を基板挟み込み部23a,23bで挟持させ、その移動終端位置において基板3の移動前端部が第2の基板受け部26に乗り、ねじ固定しない基板端縁に形成された凸部31を口形係合部25に進入する。この状態において、基板3の後端側を基板受け兼ねじ固定部21に載せてねじ固定する。
一方、筺体2の上面開口にカバー8を組付けるには、カバー8のガイド片82を筺体2の組付けガイド部28に沿って移動させて、カバー8を筺体2の開口端面に当接させることにより、カバー8が筺体側に引き込まれすぎて下に下がらないようにしている。
次いで、カバー8を開口端面に当接させた状態で直角折り曲げ片83が筺体2の後面板外面に当接するまで移動させて、引っ掛け部27と引っ掛け爪81とを係合させ、それらが噛合うようにして、左右上下の位置を合わせる。この場合、引っ掛け部27,引っ掛け爪81は、入口は大きく、根元は狭くなるようにテーパが形成されているので、組み合わせが容易であるとともに、組み合わせた状態では強固に固定することができる。また、引っ掛け部27,引っ掛け爪81の根元に円弧部81bを設けることにより、両引っ掛け部27,引っ掛け爪81を常に接触させることでテンションをかけた状態とすることができる。
また、カバー8の直角折り曲げ片83を筺体2の後面板外面に当接させて重ね合わせると、直角折り曲げ片83に形成した係合爪85が筺体2の後面板の係合穴102に係合し、カバー8が筺体2に対して位置決め保持される。そこで、この状態を保って、直角折り曲げ片83のねじ通し穴に通したねじ(図2では省略)を筺体2のねじ穴101にねじ込んでねじ固定する。この場合、係合爪85は、テーパを有し、係合穴102の四隅は、円弧部に形成されているので、係合爪85は係合穴102に挿入し易く、係合爪85は係合穴102の円弧部の隅に常に接触して、カバー8と係合爪85とで筺体2の後板を挟み込むことにより、常時テンションを付加した状態とすることができる。
一方、フィルタ5をパネル7に取り付けるには、まず、フィルタ5の引っ掛け係合爪51をパネル7の口形係合部70aに係合させて、下端側をパネル側に押し付けると、この過程で弾性係合爪52がパネル側の係合爪75に係合するとともに、位置決め凸部53がパネル側の位置決め凹部(図2では省略)に係合して、フィルタ5はパネル7に組付けられる。
このフィルタ組付け後、フィルタ周辺を覆うようにして、フード6の周辺をパネル側のL字形の引き込み位置決め部(図2では省略)に嵌め合わせ、係合孔62にパネル側の係合爪(図2では省略)を係合させる。この組付けにより、覆い部61はパネル側の口形係合部(図2では省略)を覆い、弾性押圧部63は操作釦73a〜73nの底面に当接して該操作釦に対し復元力を付与する。
このようにフィルタ5、フード6を組付けたパネル7の壁面70を、上記のように基板3を組付けた後の筺体2の前面開口部に嵌め合わせ、壁面70に形成された口形係合部70aに筺体2に形成された切起こし係合爪29及びカバー8の切起こし係合爪88を係合させて電子機器1の組付けを完了する。
また、上記の組付け前または完了後において、カバー8にケース10を組付け固定する。この場合、ケース10の略コ字状の弾性係合爪11をカバー8の上面にある穴86aから挿入し、この状態からケース10をカバー8側に回動させて、弾性係合爪11の先端部を穴86a,86b間の仕切り部86cの下面から穴86bに挿入させて、左右方向の位置決め行った後、係合爪12を切起こし穴87に挿入して係合片87aに係合させることにより、ケース10をカバー8にねじを用いることなく強固に組付けることができる。
この発明は、このような構成の電子機器1において、第1の板金部品としての筺体2の開口に対する第2の板金部品としてのカバー8の組付けを工夫したものである。図3は筺体とカバーの要部の分解斜視図、図4は筺体にカバーを組付ける過程の斜視図、図5は筺体とカバーの組付け状態を示す斜視図、図6は図5のA−A線に沿う拡大断面図、図7は係合穴と係合爪との関係を示す組付け前の斜視図、図8は引っ掛け部と引っ掛け爪の関係を示す組付け前の斜視図である。
この発明に係る板金部品同士の固定構造における筺体2は、両側面板のカバー取付開口端部に形成したL字状の引っ掛け部27と、この引っ掛け部27の近傍において、筺体2の開口端側を内方にカバー8の厚み分だけ窪ませた組付けガイド部28と、後面板にねじ穴101と係合穴102とを形成している。
カバー8は、L字状の引っ掛け部27に係合するように両側縁から組付け側に延在して形成された引っ掛け爪81と、組付けガイド部28に係合するように形成されたガイド片82とを有するとともに、筺体2の後面板に重ね合わせる直角折り曲げ片83に該筺体のねじ穴101に対向するねじ通し穴84及び係合穴102に係合する係合爪85を有する。
引っ掛け部27と引っ掛け爪81との係合面には、板金部品同士を互いに押圧力を付与するようにテーパ27a,81aが形成され、このテーパ27a,81aの終端部に円弧部27bと81bが形成されている。また、係合爪85には係合穴102に対する係合がしやすいようにテーパ85aが設けられているとともに、係合穴102の四隅は円弧部102aに形成されている。
上記の構成であるから、筺体2の開口にカバー8を組付けるには、カバー8のガイド片82を筺体2の組付けガイド部28に沿って組付け方向に移動させて、カバー8を筺体2の開口端面に当接させることにより、カバー8が筺体側に引き込まれすぎて下に下がらない。
次いで、カバー8を筺体2の開口端面に当接させた状態で横方向に移動させて、引っ掛け部27と引っ掛け爪81とを係合させ、それらが噛合うようにして、左右上下の位置を合わせる。この場合、引っ掛け部27,引っ掛け爪81は、入口は大きく、根元は狭くなるようにテーパ27a,81aが形成されているので、組み合わせが容易であるとともに、組み合わせた状態では引っ掛け部27と引っ掛け爪81はそのテーパ27a,81aによって互いに押圧力を付与し合い強固に固定することができる。また、引っ掛け部27,引っ掛け爪81のテーパ27a,81aの根元に円弧部27bと81bを設けていることにより、両引っ掛け部27,引っ掛け爪81を常に接触させることでテンションをかけた状態とすることができる。
また、カバー8の横方向の移動によって、カバー後端部の直角折り曲げ片83を筺体2の後板に重ねると、直角折り曲げ片83に形成した係合爪85が筺体2の後面板の係合穴102に挿入係合し、カバー8が筺体2に対して位置決め保持される。そこで、この状態を保って、直角折り曲げ片83のねじ通し穴84に通したねじ100を筺体2のねじ穴101にねじ込んでねじ固定する。この場合、係合爪85はテーパ85aを有し、係合穴102の四隅は円弧部102aに形成されているので、係合爪85は係合穴102に挿入し易く、挿入後はテーパ85aよって常時テンションを付加した状態とすることができる。
以上のように、この発明によれば、筺体に対するカバーの組付けを、筺体とカバーに相対的に設けた引っ掛け部と引っ掛け爪の噛合い係合および係合穴に対する係合爪の係合により、板金部品同士をねじ固定箇所を削減して組付けることができ、組立性および分解性の向上を図ることができる。
また、引っ掛け部と引っ掛け爪の係合面に、板金部品同士を互いに押圧力を付与するようにテーパを形成しているので、組付け後は、このテーパによる押圧力が常時付加され、ねじ固定部の緩みを防止するとともに、振動等に基づき発生する異音を抑制することができる。
この発明に係る板金部品同士の固定構造は、組付け後にこのテーパによる押圧力が常時付加され、ねじ固定部の緩みを防止するとともに、振動等に基づき発生する異音を抑制することができるため、電気機器において、板金部品の筺体(シャーシ)に対し板金部品のカバーを組付ける板金部品同士の固定構造等に用いるのに適している。

Claims (3)

  1. 互いに組付け固定する第1の板金部品と第2の板金部品とを備え、前記第1の板金部品は両側面板の開口端部に形成したL字状の引っ掛け部と、前記開口端部の一部を内方に前記第2の板金部品の厚み分だけ窪ませた組付けガイド部とを有し、前記第2の板金部品は両側縁から組付け側に延在して前記L字状の引っ掛け部に係合するL字状の引っ掛け爪と、組付けガイドに係合するガイド片とを有し、前記第1の板金部品と前記第2の板金部品の当接面には、係合爪と係合穴及びねじ通し穴とねじ穴とを相対的に設けたことを特徴とする板金部品同士の固定構造。
  2. 互いに引っ掛け係合する筺体に設けた引っ掛け部及びカバーに設けた引っ掛け爪は、入口は大きく、根元は狭くなるようにテーパが形成されていることを特徴とする請求項1記載の板金部品同士の固定構造。
  3. 筺体とカバーとの重ね合わせ部に相対的に設けた係合穴に係合する係合爪は、テーパを有し、係合穴の四隅は円弧部に形成されていることを特徴とする請求項1記載の板金部品同士の固定構造。
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