JP4224706B2 - プラズマテレビジョン、パネル表示型テレビジョンおよびパネル表示型テレビジョン組立方法 - Google Patents

プラズマテレビジョン、パネル表示型テレビジョンおよびパネル表示型テレビジョン組立方法 Download PDF

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Description

本発明は、プラズマテレビジョン、パネル表示型テレビジョンおよびパネル表示型テレビジョン組立方法に関する。
関連する従来技術として、前枠3の前側において、ガラス基材光学フィルタ5を固定するプラズマディスプレイ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
上記装置では、前枠3の後面から、プラズマディスプレイパネル8とバックカバー6とをネジ9で取付けた上で、前枠3の前側において、ガラス基材光学フィルタ5を斜め横からスライドさせ、フック状の突起4の溝に挟み込むように挿入して前枠3に仮固定する。次に、ガラス基材光学フィルタ5を前枠3に固定するために、上下左右の4箇所を押え金具2で押さえ、前枠3の前側からネジ7で密着固定する。そして、前側外装ケース1をその上からかぶせる。
特開2003‐5669号公報
上記従来技術においては、ガラス基材光学フィルタ5の上下左右の4箇所を、押え金具2をネジ止めして固定するが、作業者が各箇所のネジを均一の締め付け具合で固定できるとは限らない。従って、各ネジの締め付け具合が不均一となり、ガラス基材光学フィルタ5とプラズマディスプレイパネル8との平行性を保つことが難しいと言う課題があった。
また、従来技術では、ガラス基材光学フィルタ5とプラズマディスプレイパネル8とは何れも前枠3に固定される。そのため、ガラス基材光学フィルタ5とプラズマディスプレイパネル8とが、前枠3を介して互いの重量をかけ合い、両部品に不要な負荷がかかってしまうという課題があった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、光学フィルタを枠部材における所定位置に容易かつ確実に固定するとともに、光学フィルタおよびパネル型表示装置を保護することの可能なプラズマテレビジョン、パネル表示型テレビジョンおよびパネル表示型テレビジョン組立方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、前面壁の略中央に略矩形の開口を形成したキャビネットと、同開口に表示面を向けた状態で同キャビネット内に配設されるプラズマディスプレイパネルと、同プラズマディスプレイパネルの周囲を囲んだ状態で同キャビネット内に配設される枠部材と、同枠部材に固定される光学フィルタと、同光学フィルタを同枠部材に対して固定するための所定の固定具とを備えるプラズマテレビジョンにおいて、略垂直に立設する足部材と接続し上記プラズマテレビジョンの略全体を所定高さ位置に支持するためのブラケットに対し、背面側において固定される上記プラズマディスプレイパネルと、上記ブラケットの上端部位および下端部位の各先端部と対向する部位において同ブラケットに対して固定される上記枠部材と、上記光学フィルタの左右端部を夫々固定する第一固定具と光学フィルタの上下端部を夫々固定する第二固定具とから構成され、上記枠部材の前面側縁部上において、光学フィルタをプラズマディスプレイパネルの板面との所要の平行性を保った状態で固定する上記固定具とを備え、上記第一固定具は、枠部材の略上下幅に渡って同枠部材の左右の前面側縁部に当接する縁部当接部と、同縁部当接部の長手方向に沿う縁部であって同枠部材の内側を向く縁部から略垂直に屈曲して同縁部当接部から所定の段差を確保する段差形成部と、同段差形成部の縁部当接部と接続しない側の長手方向に沿う縁部から同枠部材の内側に略垂直に屈曲し、光学フィルタの略上下幅に渡って同光学フィルタの左右の前面側端部に当接するフィルタ当接部とからなり、かつ、段差形成部の両端には、段差形成部と略同一平面に形成される部位であって、上記縁部当接部からの段差が形成される方向とは逆の方向に向かって同縁部当接部および枠部材の厚み分突出した上で、同段差形成部の長手方向と略平行に突出する差込片が形成され、上記枠部材には、上記第一固定具を取付けた際に上記差込片と対向する各部位に、上記差込片を貫入させるための長穴が形成される構成としてある。
上記のように構成した請求項1の発明においては、プラズマテレビジョンは、前面壁の略中央に略矩形の開口を形成したキャビネットと、同開口に表示面を向けた状態で同キャビネット内に配設されるプラズマディスプレイパネルと、同プラズマディスプレイパネルの周囲を囲んだ状態で同キャビネット内に配設される枠部材と、同枠部材に固定される光学フィルタと、同光学フィルタを同枠部材に対して固定するための所定の固定具とを備える。
ここで、上記プラズマテレビジョンの略全体は、略垂直に立設する足部材と接続するブラケットによって所定高さ位置に支持される。すなわち、プラズマディスプレイパネルは、背面側においてブラケットに対して固定される。また、枠部材は、ブラケットの上端部位および下端部位の各先端部と対向する部位において同ブラケットに対して固定される。
上記固定具は、光学フィルタの左右端部を夫々固定する第一固定具と光学フィルタの上下端部を夫々固定する第二固定具とから構成される。同第一固定具は、縁部当接部と段差形成部とフィルタ当接部とから構成される。すなわち、第一固定具は、縁部当接部とフィルタ当接部とが、段差形成部を介して階段状となっている。
段差形成部の両端には、差込片が夫々形成されている。同差込片は、段差形成部と略同一平面において、縁部当接部からの上記段差が形成される方向とは逆の方向に向かって同縁部当接部および枠部材の厚み分突出した上で、同段差形成部の長手方向と略平行に突出する形状となっている。一方、枠部材には、第一固定具を取付けた際に上記差込片と対向する各部位に、同差込片を貫入させるための長穴が形成されている。
すなわち、差込片を上記長穴に貫入させ、縁部当接部が枠部材の略上下幅に渡って左右の前面側縁部に当接するように第一固定具を取付ける。すると、フィルタ当接部が光学フィルタ左右の前面側端部に当接しながら、同光学フィルタを枠部材側に押圧する。その結果、光学フィルタは、フィルタ当接部と枠部材の前面側縁部とによって前後を保持される。このように固定すれば、光学フィルタは枠部材に対する所要の平行性を確実に保てるため、同枠部材と平行性を保つプラズマディスプレイパネルとも所要の平行性を保つことができる。
上記構成では、枠部材と同枠部材に固定された光学フィルタとの重量は、ブラケットのみにかかる。同様に、プラズマディスプレイパネルの重量もブラケットのみにかかる。従って、プラズマディスプレイパネルの重量が光学フィルタを保持する枠部材にかかって、同枠部材に歪みを生じさせたり、光学フィルタの重量が精密機たるプラズマディスプレイパネルにかかり不要な負荷を与えるといったことが防がれる。
請求項2にかかる発明は、キャビネットと、同キャビネット内に配設される枠部材と、同枠部材に周辺を囲まれて同キャビネット内に配設されるパネル型表示装置と、同枠部材に固定される光学フィルタと、同光学フィルタを同枠部材に対して固定するための所定の固定具とを備えるパネル表示型テレビジョンであって、上記枠部材とパネル型表示装置とは、互いに重量をかけ合わない状態で、パネル表示型テレビジョンの略全体を支持するための支持部材に対して夫々に固定され、上記固定具は、上記枠部材の前面側縁部上において、上記光学フィルタをパネル型表示装置の板面との所要の平行性を保った状態で固定する構成としてある。
上記のように構成した請求項2の発明においては、パネル表示型テレビジョンは、キャビネットと、同キャビネット内に配設される枠部材と、同枠部材に周辺を囲まれて同キャビネット内に配設されるパネル型表示装置と、同枠部材に固定される光学フィルタと、同光学フィルタを同枠部材に対して固定するための所定の固定具とを備える。
ここで、枠部材とパネル型表示装置とは、互いに重量をかけ合わない状態で、パネル表示型テレビジョンの略全体を支持するための支持部材に対して夫々に固定される。また、光学フィルタは、固定具によって、枠部材に対して固定される。
すなわち、枠部材と同枠部材に固定された光学フィルタとの重量は、支持部材にのみかかっている。同様に、パネル型表示装置の重量も支持部材にのみかかっている。従って、パネル型表示装置の重量が光学フィルタを保持する枠部材にかかって、同枠部材に歪みを生じさせたり、光学フィルタの重量が精密機たるパネル型表示装置にかかり不要な負荷を与えるといったことが防がれる。また、上記固定具は、光学フィルタを枠部材の前面側縁部上において、パネル型表示装置の板面との所要の平行性を保った状態で固定することができる。
請求項2は、上記固定具は、上記光学フィルタの左右端部を夫々固定する第一固定具と光学フィルタの上下端部を夫々固定する第二固定具とからなり、同第一固定具は、枠部材の略上下幅に渡って同枠部材の左右の前面側縁部に当接する縁部当接部と、同縁部当接部の長手方向に沿う縁部であって同枠部材の内側を向く縁部から略垂直に屈曲して同縁部当接部から所定の段差を確保する縁部当接部と、同段差形成部の縁部当接部と接続しない側の長手方向に沿う縁部から同枠部材の内側に略垂直に屈曲し、光学フィルタの略上下幅に渡って同光学フィルタの左右の前面側端部に当接するフィルタ当接部とからなる構成としてある。
上記構成においては、上記固定具は、上記光学フィルタの左右端部を夫々固定する第一固定具と光学フィルタの上下端部を夫々固定する第二固定具とからなる。また、第一固定具は、縁部当接部と段差形成部とフィルタ当接部とから構成される。かかる第一固定具を用いれば、縁部当接部を枠部材の略上下幅に渡って左右の前面側縁部に当接させた際に、フィルタ当接部と同左右の前面側縁部とによって、光学フィルタの左右端部を前後から保持できる。このように固定すれば、光学フィルタは枠部材に対する所要の平行性を確実に保てるため、同枠部材と平行性を保つパネル型表示装置とも、所要の平行性を保つことができる。
請求項2は、上記段差形成部の両端には、同段差形成部と略同一平面に形成される部位であって、上記縁部当接部からの段差が形成される方向とは逆の方向に向かって同縁部当接部および枠部材の厚み分突出した上で、同段差形成部の長手方向と略平行に突出する差込片が形成され、上記枠部材には、上記第一固定具を取付けた際に上記差込片と対向する各部位に上記差込片を貫入させるための長穴が形成される構成としてある。
上記構成においては、段差形成部の両端には差込片が形成さる。また、枠部材には、上記第一固定具を取付けた際に上記差込片と対向する各部位に差込片を貫入させるための長穴が形成される。そして、差込片を先端から長穴に挿入し、同差込片の全体を長穴に貫入させつつ、縁部当接部を枠部材の前面側縁部に接近させていく。すると、枠部材の前面側では縁部当接部が枠部材に当接し、枠部材の裏側では、差込片の上記段差形成部の長手方向と略平行に突出する部位が、枠部材に当接する。すなわち、上記構成によれば、差込片の全体を長穴に差込むだけで、枠部材の前面側縁部とフィルタ当接部との距離を確実に所定の距離とすることができる。その結果、フィルタ当接部が光学フィルタを押圧する力の程度も一定となり、光学フィルタが保持される前後方向の位置も常に一定の位置となる。
請求項3は、上記段差形成部が形成する段差は、上記第一固定具が枠部材に取付けられ上記フィルタ当接部が光学フィルタの左右の前面側端部を押圧した際に、同光学フィルタと枠部材の前面側縁部との間に介在する導電性を有するガスケットが所定の厚みに圧縮される距離に設定される構成としてある。
差形成部が形成する段差は、枠部材の前面側縁部とフィルタ当接部との間に光学フィルタを保持できるだけの距離にはしていない。光学フィルタと枠部材の間には、導電性を有する素材によって造られた所定のガスケットを介在させる場合がある。そこで、上記構成においては、フィルタ当接部が光学フィルタの左右の前面側端部を押圧した際に、光学フィルタと前面側縁部との間に挟まれる当該ガスケットが所定の厚みに圧縮されるように、上記段差の距離を設定している。その結果、同ガスケットを電磁波のシールド効果を発揮するのに最適な厚みにまで圧縮することができる。
請求項4は、上記枠部材とパネル型表示装置との間には、所定のスペーサが介在し、パネル型表示装置と光学フィルタとの間を所定距離に保つ構成としてある。
つまり、パネル型表示装置と光学フィルタとの間に介在させる部材は、枠部材やガスケットに限られない。例えば、樹脂製のスペーサを枠部材とパネル型表示装置との間に挟むことで、パネル型表示装置と光学フィルタとの間を所定距離に保つようにしても良い。
請求項5は、上記支持部材は、略垂直に立設する足部材と、同足部材に接続することによりパネル表示型テレビジョンの略全体を所定高さ位置に支持するブラケットとからなる構成としてある。
上記構成においては、支持部材は、略垂直に立設する足部材と、同足部材に接続することによりパネル表示型テレビジョンの略全体を所定高さ位置に支持するブラケットとからなる。従って、同ブラケットに上記パネル型表示装置と枠部材とを夫々固定すれば、両者は、重量を互いにかけ合うこと無く、夫々に 支持部材によって所定高さ位置に支持される。また、光学フィルタは枠部材に固定されるため、同光学フィルタとパネル型表示装置も、互いに重量をかけ合うことはない。
請求項6は、上記パネル型表示装置は、プラズマディスプレイパネルである構成としてある。
一般に、プラズマディスプレイパネルは、液晶パネル等の他のパネル型表示装置と比較して全体の重量が重くなる傾向にある。特に、パネルの大型化が進む昨今では、パネル型表示装置の自重がキャビネット等に与える影響は無視できない。また、パネルが大型化すれば、同パネルの前面側を覆う光学フィルタも大型となり、重量もそれだけ重くなる。ここで、上記構成においては、重量の重いプラズマディスプレイパネルや光学フィルタを採用した場合でも、枠部材および光学フィルタとプラズマディスプレイパネルとが、互いに重量をかけ合わずに済む。
本発明をパネル表示型テレビジョンとして装置の面から把握できるのと同時に、その組立ての実行手順としても発明を把握できる。
そこで、請求項7にかかる発明は、キャビネットと、同キャビネット内に配設される枠部材と、同枠部材に周辺を囲まれてキャビネット内に配設されるパネル型表示装置と、同枠部材に固定される光学フィルタと、同光学フィルタを同枠部材に対して固定するための所定の固定具とを備えるパネル表示型テレビジョンを組立てるパネル表示型テレビジョン組立方法であって、上記枠部材とパネル型表示装置とを、互いに重量をかけ合わない状態で、パネル表示型テレビジョンの略全体を支持するための支持部材に対して夫々に固定し、上記枠部材の略上下幅に渡って同枠部材の左右の前面側縁部に当接する縁部当接部と同縁部当接部の長手方向に沿う縁部であって同枠部材の内側を向く縁部から略垂直に屈曲して同縁部当接部から所定の段差を確保する段差形成部と同段差形成部の縁部当接部と接続しない側の長手方向に沿う縁部から同枠部材の内側に略垂直に屈曲し光学フィルタの略上下幅に渡って同光学フィルタの左右の前面側端部に当接するフィルタ当接部とからなり上記光学フィルタの左右端部を夫々固定する第一固定具と、上記光学フィルタの上下端部を夫々固定する第二固定具と、からなる上記固定具によって、上記光学フィルタを上記枠部材の前面側縁部上でパネル型表示装置の板面と所要の平行性を保った状態で固定するにあたり、上記段差形成部の両端に、同段差形成部と略同一平面に形成される部位であって上記縁部当接部からの段差が形成される方向とは逆の方向に向かって同縁部当接部および枠部材の厚み分突出した上で同段差形成部の長手方向と略平行に突出する差込片を形成し、上記枠部材に、上記第一固定具を取付けた際に上記差込片と対向する各部位に長穴を形成し、上記差込片を当該長穴に貫入させる構成としてある。
むろん、請求項1の態様を適用して方法の発明を捉えることも可能である。同様に、請求項2に従属する請求項3〜にかかる発明の態様を適用して、請求項7の発明に従属する発明を捉えることも可能である。
以上説明したように、請求項1にかかる発明によれば、枠部材の歪みやプラズマディスプレイパネルや光学フィルタへの不要な負荷を防ぎ、かつ、光学フィルタとパネル型表示装置との所要の平行性を確実に保つことが可能なプラズマテレビジョンを提供することができる。
また、請求項2,6,7にかかる発明によれば、枠部材の歪みやパネル型表示装置や光学フィルタへの不要な負荷を防ぎ、かつ、光学フィルタとパネル型表示装置との所要の平行性を保つことが可能なパネル表示型テレビジョン、パネル表示型テレビジョン組立方法を提供することができる。
さらに、請求項2にかかる発明によれば、簡易な構成で、光学フィルタとパネル型表示装置との所要の平行性を確実に保つことができる。
さらに、請求項2にかかる発明によれば、光学フィルタが保持される前後方向の位置を一定とすることができる。
さらに、請求項3にかかる発明によれば、簡易な構成で、ガスケットを電磁波のシールド効果を発揮するのに最適な厚みに圧縮することができる。
さらに、請求項4にかかる発明によれば、パネル型表示装置と光学フィルタとの間を、容易に所定の距離に保つことができる。
さらに、請求項5にかかる発明によれば、光学フィルタ及び枠部材とパネル型表示装置とを、互いが重量をかけ合うことが無い状態で、所定の高さ位置に支持することができる。
図1は、本願にかかるプラズマテレビジョンの組立を、斜視図により示している。
本願によるテレビジョンの組立の態様は、液晶テレビジョンなど薄型テレビジョン一般について適用可能であるが、本実施形態においては、プラズマテレビジョンを組立てる場合を例に説明を行う。
同図に示すように、プラズマテレビジョン100は、概略、プラズマディスプレイパネル(PDP)10と、枠体30と、光学フィルタ80と、キャビネット40とを組立てて構成する。キャビネット40は、フロントキャビネット41とリアキャビネットとによって構成されるが、同図では、フロントキャビネット41のみ図示し、リアキャビネットは省略してある。フロントキャビネット41の前面の略中央には、開口41aが形成されており、PDP10は、その前面の表示面11を同開口41aに向けてキャビネット40内に配設される。
本実施形態では、先ず、PDP10を、その背面側の所定箇所においてブラケット20に対して固定する。PDP10とブラケット20との固定手法については後述する。次に、PDP10を支持した状態のブラケット20と、枠体30とを固定する。同図に示すように、ブラケット20の上端である枠体当接面22aと下端である枠体当接面22bとが、夫々PDP10の上下の縁部よりも外側に延出している 。そこで、枠体30の後方から、ブラケット20に固定されたPDP10を接近させ、上記枠体当接面22a,22bを枠体30の対向する部位に夫々当接させる。そして、当接し合う枠体当接面22a,22bと枠体30の部位とを夫々に固定する。固定方法は何ら限定されるものではないが、例えば、互いに対向する枠体当接面22a,22bと枠体30の部位とにネジ穴を設け、同ネジ穴を利用して両者をネジ止めする。
上記枠体30は、4本の部材から構成される。すなわち、枠体30の上辺及び下辺となる二本の横部材31と枠体30の左右の辺となる二本の縦部材32とを枠状に組立てて構成する。ここで、枠体30は、PDP10の周囲四辺を囲うものであるため、その枠の中にPDP10を収容できる大きさに、各横部材31、縦部材32は設計される。ただし、後述するように、PDP10と枠体30とが、互いに自重をかけ合わないようにするため、枠体30は、PDP10の四辺の縁部が枠体30の内側壁面33に接触せずに同PDP10を内部に収容できるだけの大きさに設計する。
ブラケット20によって、PDP10と枠体30とが夫々固定されたら、固定具90を用いて、同枠体30に対して光学フィルタ80を固定する。具体的には、枠体30の前面側の左右縁部、すなわち縦部材32の前面側においては、第一固定具91によって光学フィルタ80の左右端部を固定する。また、枠体30の前面側の上下縁部、すなわち横部材31の前面側においては、第二固定具92によって光学フィルタ80の上下端部を夫々固定する。
上記光学フィルタ80を固定したら、次にフロントキャビネット41を固定する。すなわち、フロントキャビネット41を枠体30の外側に被せるようにして、両者を複数箇所で固定する。ここでも、固定方法は限定されないが、例えば、枠体30側にネジ穴を設け、フロントキャビネット41側にボスを形成し、同ネジ穴と同ボスに形成されたボス穴とをネジ止めして、両者を固定する。或いは、フロントキャビネット41の内側に形成した爪部を、枠体30に形成した凹部に引掛けて、両者を固定しても良い。そして、後方からリアキャビネットを枠体30に対して固定すれば、プラズマテレビジョン100の略全体の組立が終わる。なお、以下において単にキャビネット40といった場合は、フロントキャビネット41とリアキャビネットとの両方を含む表現であるとする。
図2は、PDP10とブラケット20とを固定する状況を斜視図により示している。
上述したように、PDP10は、その背面側においてブラケット20に固定される。本実施形態においては、PDP10は、直接ブラケット20に接して固定されるのではなく、接続部材としてのアタッチメント50を介在させてブラケット20に固定される。
図3は、アタッチメント50を斜視図により示している。
アタッチメント50は、概略、略矩形板状の基体部51と、同基体部51の一面側から略垂直に突出して形成された突出部52とからなる。突出部52の長手方向の長さは、基体部51の長手方向の長さよりも短く、幅方向の長さは、基体部51の幅方向の長さと略同等である。基体部51の突出部52が形成されていない側の面は、アタッチメント50をPDP10の背面側に固定するためのパネル固定面51aとなっている。また、基体部51には、同基体51を貫くネジ穴51bが複数箇所に形成されている。すなわち、アタッチメント50は、パネル固定面51aにおいてPDP10の背面側の所定位置に当接し、上記ネジ穴51b及びPDP10の背面側の所定部品に設けられたネジ穴を利用してPDP10に対してネジ止めされる。
一方、突出体52の上端面52a1の中程には、所定の深さをもって、突出体52を幅方向に貫通する凹部53が形成されている。そして、同凹部53を挟む上端面52a1上の複数箇所には、ネジ穴52a2及びボス52a3が形成されている。以下、上端面52a1及び上端面52a1に形成されたネジ穴52a2とボス52a3を含む部位を、総称としてブラケット固定部52aと呼ぶ。
当該構成において、アタッチメント50は、ブラケット固定部52aにおける上端面52a1或いはボス52a3をブラケット20に当接させ、上記ネジ穴52a2またはボス52a3を利用してブラケット20に対してネジ止めされる。なお、上端面52a1をブラケット20に当接する場合には、突出するボス52a3がブラケット20と衝突することを避けため、ブラケット20における当該ボス52a3と対向する部位に、ボス52a3を通過させるための穴を空けておく。
ここで、図2に示すように、ブラケット20は、長板状部材を複数箇所で屈曲させて成形されている。具体的には、同長板状部材の上端部位と下端部位とを、同一面側に夫々所定の角度に屈曲させる。そして、同屈曲させた上端部位および下端部位の各先端部を、長板状部材の上端部位と下端部位とを接続する部位と略平行となるように再度屈曲させる。ここで、長板状部材の上端部位と下端部位とを接続する部位を本体部21とする。また、同本体部21と略平行となるように屈曲させた上端部位の先端部を上記枠体当接面22aとし、本体部21と略平行となるように屈曲させた下端部位の先端部を上記枠体当接面22bとする。さらに、本体部21と枠体当接面22aとを接続する部位と、本体部21と枠体当接面22bとを接続する部位とを、ぞれぞれ接続面23a,23bとする。
上記構成において、アタッチメント50をPDP10の背面側の所定位置に固定する。本実施形態では、一つのブラケット20に対して二つのアタッチメント50を介在させる。また、ブラケット20は二本用いられ、かつ、両ブラケット20は、所定の間隔を空けてその長手方向がPDP10の上下方向を向くように固定される。従って、アタッチメント50は、PDP10背面の右側の上下位置及び、左側の上下位置に、それぞれ計4個固定される。また、アタッチメント50は、同アタッチメント50の長手方向がPDP10の左右方向を向くように固定するものとする。
アタッチメント50をPDP10に固定したら、ブラケット20とアタッチメント50とを固定する。すなわち、PDP10背面の右側の上下位置に固定された二つのアタッチメント50に、一のブラケット20の本体部21であって、接続面23a,23bが屈曲する側の面を接近させる。そして、各アタッチメント50のブラケット固定部52aと本体部21の所定部位とを当接させて固定する。同様に、PDP10背面の左側の上下位置に固定された二つのアタッチメント50と、もう一つのブラケット20とを固定する。
その結果、PDP10は、アタッチメント50を介して、二本のブラケット20に固定される。本実施形態では、ブラケット20の長手方向の長さは、枠体30の上下幅と略同等に設定されている。そのため、PDP10と接続した際には、上述したように、枠体当接面22a,22bが、PDP10の上下の縁部よりも上方または下方に夫々延出する。
次に、光学フィルタ80を枠体30に固定する手法について説明する。
図4は、第一固定具91を斜視図により示している。第一固定具91は、長板状の部材を階段状に屈曲させて形成したものであり、概略、縁部当接部91aと段差形成部91bとフィルタ当接部91cと差込片91dとから構成される。段差形成部91bは、縁部当接部91aとフィルタ当接部91cとの段差d1を確保する。すなわち、縁部当接部91aが、段差形成部91bの長手方向に沿う縁部の一方から略垂直の角度をもって延出し、フィルタ当接部91cが、段差形成部91bの長手方向に沿う縁部の他方から、略垂直の角度をもって縁部当接部91aと逆方向に延出している。よって、縁部当接部91aとフィルタ当接部91cとは略平行となっている。なお、段差d1は厳密には、縁部当接部91aの枠体30と当接する側の面(縁部当接面91a1)から、フィルタ当接部91cの光学フィルタ80と当接する側の面(フィルタ当接面91c1)までの距離を言う。
また、段差形成部91bの両端には、段差形成部91bと略同一平面に、差込片91dが夫々形成されている。差込片91dは、段差形成部91bの一端から、縁部当接部91aからフィルタ当接部91cに向かって段差d1が形成される方向とは逆の方向に、所定距離d2だけ突出した上で向きを変え、そこから段差形成部91bの長手方向と略平行に突出した形状となっている。なお、上記距離d2は、縁部当接部91aと枠体30(縦部材32)の厚みを足した距離である。また、差込片91dのうち段差形成部91bの長手方向と略平行に突出する部位であって、縁部当接部91aに近い側の縁部を、枠体当接縁部91d1と呼ぶ。
図5は、第一固定具91を縦部材32に対して取付ける際の手順を示している。
同図(1)に示すように、縦部材32の前面に対して縁部当接部91aを対向させ、差込片91dの先端を、縦部材32に形成した長穴状のスリット32aに挿入する。そして、差込片91dの先端が縦部材32の裏側に突出した状態で、縁部当接部91aを縦部材32の前面に接近させ、同縁部当接面91a1と縦部材32の前面とを当接させる。
その結果、同図(2)に示すように、枠体当接縁部91d1も縦部材32の裏側において縦部材32に当接し、縁部当接面91a1と枠体当接縁部91d1との間に縦部材32が挟まった状態となる。なお、同図では、第一固定部91を取付ける際に下端に位置する差込片91dのみ示しているが、上端に位置する差込片91dは、縁部当接部91aが縦部材32に当接すると同時に、縦部材32の相対する位置に形成したスリット32bに、その全体が挿入されることとする。この場合、スリット32bは、縦部材32に縁部当接部91aを略正対させて接近させた場合に差込片91dを挿入できるように、スリット32aよりも上下の距離を長く設定する。
また、第一固定部91には、差込片91dが両端に形成されているため、共通の部材で、左右の縦部材32上で光学フィルタ80の左右端部を夫々固定できる。すなわち左側の縦部材32上で光学フィルタ80を固定する場合に第一固定部91の上端に位置する差込片91dを、右側の縦部材32上で光学フィルタ80を固定する場合には下端とし、同右側の縦部材32に形成されたスリット32aに挿入する。このように、光学フィルタ80の左端部を固定する専用の第一固定部91と、右端部を固定する専用の第一固定部91とを夫々成形して用意する必要が無いため、プラズマテレビジョン100の製造コストを抑えることができる。
図6は、第一固定具91によって、光学フィルタ80を枠体30に固定した状態を上方から示している。
同図は、プラズマテレビジョン100をある高さで横方向に切断した断面図であって、プラズマテレビジョン100を正面から見て左側にある縦部材32の付近を示している。なお、右側の縦部材32においても、同図と左右対称構造で、光学フィルタ80を固定している。
第一固定具91で光学フィルタ80の左右端部を固定する前に、図1に示す第二固定具92を枠体30の下方の横部材31に取付け、同第二固定具92によって、光学フィルタ80の下端を略保持しておく。ここで、第二固定具92は、長板状の部材を階段状に屈曲させて形成したものであり、第一固定具91と同様に、縁部当接部と段差形成部とフィルタ当接部とから構成される。ただし、上記差込片91dに対応する部位はない。
すなわち、縁部当接部において、横部材31の前面側に当接し、フィルタ当接部において光学フィルタ80の前面側下端に当接して同光学フィルタ80を枠体30に対して略保持する。このように、光学フィルタ80を枠体30に固定する際に、先ず下端を略保持し、同光学フィルタ80が落下しない状態を確保する。その結果、光学フィルタ80を固定する際に、同固定を行う作業者とは別の作業者が、光学フィルタ80が落下しないように支える必要が無くなり、少ない人員で同固定作業を行うことが可能となる。
同図においては、縁部当接部91aは、第一固定具91を枠体30に取付けた際に、同枠体30の略上下幅に渡って、縦部材32の前面側に当接する。また、縁部当接部91aと略平行なフィルタ当接部91cは、段差d1を隔てて、縦部材32の前面と相対する。ここで、縁部当接部91aとフィルタ当接部91cとは略平行であるため、フィルタ当接部91cと縦部材32とは、所要の平行性を保つことができる。光学フィルタ80は、かかるフィルタ当接部91cと縦部材32の前面との間に生じる段差d1内に収容される。フィルタ当接部91cは、光学フィルタ80の略上下幅に渡って同光学フィルタ80の前面側の左右端部に当接する。そして、光学フィルタ80を、PDP10との所要の平行性を保った状態で、縦部材32の前面に向かって押圧する。なお、PDP10自体は、縦部材32を含む枠体30内に、枠体30と所要の平行性を保って収容されているものとする。
ここで、光学フィルタ80は、導電性を有する特殊なガラス素材によって生成されており、PDP10の表示面11側を覆うことで、PDP10から発生する電磁波を遮蔽する効果(シールド効果)を発揮する。また、同シールド効果以外にも、光学フィルタ80は、PDP10による画像のコントラストや色再現性を向上させる働きをする。かかる光学フィルタ80は、PDP10に対して、できるだけ平行に取付けることが望ましい。従って、上記所要の平行性とは、かかるPDP10の表示面11を覆う光学フィルタ80に要求される程度の平行性を言う。
また、縦部材32と光学フィルタ80との間には、ガスケット110を介在させる。ガスケット110は、金属メッシュ等の導電性を有す素材によって構成されたものであり、光学フィルタ80と縦部材32との隙間を埋めることで、シールド効果を発揮する。ガスケット110がシールド効果を的確に発揮するためには、元の厚みから所定の厚みまで圧縮した状態で、縦部材32と光学フィルタ80との間に挟む必要がある。すなわち、シールド効果を発揮するのに最適な厚み(最適厚み)として予め設定された厚みにまで圧縮することで、縦部材32及び光学フィルタ80との充分な接触面積を確保する。その結果、部材間の隙間からの高周波の漏洩などを防ぎ、充分なシールド効果を発揮する。上記最適厚みとしては、例えば、元の厚みの60パーセントとすることができる。
従って、上記段差d1は、フィルタ当接部91cが光学フィルタ80を押圧した際に、ガスケット110が上記最適厚みにまで圧縮されるような長さに設定される。言い換えれば、光学フィルタ80の厚みとガスケット110の最適厚みとの和を、上記段差d1とする。その結果、縦部材32に第一固定部91を取付けるだけで、フィルタ当接面91cと縦部材32の前面との間において、光学フィルタ80をPDP10との所要の平行性を保った状態で固定するとともに、ガスケット110を最適厚みにまで圧縮することができる。
なお、第一固定具91は、差込片91dをスリット32a,32bに挿入し、縁部当接部91aを縦部材32に当接させるだけで、その取付位置は確実に位置決めされるが、その状態を維持するために、図示しないネジによって縦部材32に対してネジ止めされる。
本実施形態においては、枠体30(図6では縦部材32)とPDP10との間に、樹脂製のスペーサ120を介在させる。通常、PDP10と光学フィルタ80との間には、保持すべき最適な距離がある。一方、上記第一固定部91の形成する段差d1は、光学フィルタ80厚みとガスケット110の最適厚みとを考慮したものであり、同段差d1によって、上記最適な距離を確保することは基本的に困難である。そこで、上記スペーサ120を介在させることで、PDP10と光学フィルタ80との間を最適な距離に保持する。
図7は、ブラケット20がPDP10と枠体30とを夫々支持する状態を側面図により示している。なお、枠体30に固定されるキャビネット40は、図示を省略してある。
これまでに説明した通り、PDP10はアタッチメント50を介してブラケット20に固定され、枠体30は、枠体当接面22a,22bによってブラケット20に固定される。また、光学フィルタ80は、枠体30の前面側に固定具90によって固定される。同図に示すように、ブラケット20においては、枠体30を固定する枠体当接面22a,22bは、枠体30及びPDP10の背面と略同一の平面上にあるが、その本体部21は、PDP10の背面から所定の距離だけ離れた位置にある。その結果、PDP10の背面と本体部21との間には、一定の空間が確保される。
PDP10の背面側においては、制御回路や電源回路などの基板や各種電子部品を配設するために所定の空間を確保する必要がある。従って、上記ブラケット20の形状は、その上端と下端において枠体30を固定するとともに、同枠体30内に収容されて背面側に各種基板や電子部品を配設するPDP10を固定するために、最適な形状の一つであると言える。
同図では、ブラケット20は、その下方部位において足部材60と接続している。同足部材60は、設置面に直接置かれる土台部61と、同土台部61から略垂直に立設しブラケット20と接続する脚部62とからなる。ブラケット20と脚部62との接続態様は様々なものが考えられるが、本実施形態では、次のように接続する。
本体部21と枠体当接面22bとを接続する接続面23bに、脚部62が通過可能な大きさの貫通穴23b1を形成する。また、上記アタッチメント50の凹部53も、脚部62が通過可能な大きさに設計する。すなわち、アタッチメント50は、PDP10とブラケット20の間に介在して両者を固定するだけではなく、その凹部53に脚部62を通すことにより、プラズマテレビジョン100を支える足部材60の位置決めにも用いられる。また、図3に示すように、凹部53には、アタッチメント50の突出部52の側面に向かって開放されている部位において、同凹部53の幅を同側面に向かうほど幅広とする向きに斜面53aが形成されている。そのため、脚部62を凹部53に通過させる際に、同斜面53aにより、脚部62が凹部53の奥方に効率よく案内される。
上記脚部62を貫通穴23b1と凹部53とに通過させ、かつ、同脚部62と本体部21との対向する部位同士をネジ70で強固に固定する。その結果、ブラケット20は足部材60と一体となって、PDP10や枠体30や光学フィルタ80を含むプラズマテレビジョン100の略全体を、所定の高さ位置で空中に支持する。
このように、足部材60と一体となって装置全体の重量を支えるブラケット20に対して、PDP10と枠体30とが別々に固定されている。また、枠体30は、PDP10の周囲を囲みつつも、同PDP10に接してはいない。その結果、PDP10と枠体30とが自重を他方にかけ合うことも、光学フィルタ80とPDP10とが自重を他方にかけ合うことも無くなる。従って、光学フィルタ80を前面側で保持する状態の枠体30にPDP10の重量がかかり、同枠体30を歪ませてしまうという不都合も防止される。同時に、精密機械たるPDP10に、光学フィルタ80の重量という不要な負荷がかかることも防止される。
上述したように、PDP10は、その背面側に制御回路や電源回路などの基板や各種電子部品を積んでおり、全体としての重量も、液晶パネルなどの他の薄型ディスプレイと比較して重いのが通常である。特に、大型サイズのモデルとなれば、PDP10の重さが枠体30や光学フィルタ80に与える影響も非常に大きい。同様に、PDP10が大型となれば、その表示面11を覆う光学フィルタ80も大型となり、重量も増す。従って、本願の構成を大型モデルのプラズマテレビジョンに適用すれば、光学フィルタ80、PDP10夫々の保護という面で、非常に有用である。
さらに、本願には、以下のような効果もある。
従来においては、光学フィルタ80をキャビネット40に対して直接固定し、かかるキャビネット40に対してPDP10を取付けるという順序でプラズマテレビジョン100を組立てることがあった。そのため、キャビネット40内に収容される装置や部品に対する各取付や整備の段階から、既にキャビネット40が取付けられた状態で各工程を通過していた。このようにキャビネット40を組立工程の早い段階から取付けると、各工程において人為的或いは偶発的に様々な衝撃や負荷がキャビネット40にかかってしまう。その結果、最終製品として出荷する際に、キャビネット40の傷や歪み等によって不良品と判断されることもあった。
しかし、本願では、光学フィルタ80は、足部材60と一体となったブラケット20に固定された枠体30に取付けられる。すなわち、本願によれば、キャビネット40内に収容される部品や装置に対する全ての取付、整備工程を、キャビネット40を何れかの部品に取付ける前に終えることができる。そして、製品組立の最終段階でキャビネット40を取付ければよいため、キャビネット40に不要な負荷や衝撃がかかる機会が殆ど無くなる。その結果、従来と比較して、キャビネット40の傷や歪みによって不良品と判断される率が大幅に低下する。
このように、足部材60と接続するブラケット20に対してPDP10と枠体30が夫々に固定された状況下、固定具90を用いて、光学フィルタ80を枠体30に対して固定する。その結果、光学フィルタ80は、PDP10に対する所要の平行性を保った状態で固定されるとともに、光学フィルタ80とPDP10とが、互いに重量をかけ合うことが無くなり、光学フィルタ80およびPDP10は不要な負荷を受けなくなる。また、製品の製造過程においては、キャビネット40への不要な傷や歪みを防止することができる。
本願にかかるプラズマテレビジョンの組立を示した斜視図である。 PDPとブラケットとを固定する状況を示した斜視図である。 アタッチメントを示した斜視図である。 第一固定具を示した斜視図である。 第一固定具を縦部材に対して取付ける際の説明図である。 プラズマテレビジョンの一部横方向断面図である。 ブラケットがPDPと枠体を支持する状態を示した側面図である。
符号の説明
10…PDP
20…ブラケット
21…本体部
22a,22b…枠体当接面
23a,23b…接続面
30…枠体
31…横部材
32…縦部材
32a,32b…スリット
40…キャビネット
41…フロントキャビネット
50…アタッチメント
51…基体部
51a…パネル固定面
52…突出部
52a…ブラケット固定部
53…凹部
60…足部材
61…土台部
62…脚部
80…光学フィルタ
90…固定具
91…第一固定具
92…第二固定具
91a…縁部当接部
91a1…縁部当接面
91b…段差形成部
91c…フィルタ当接部
91c1…フィルタ当接面
91d…差込片
91d1…枠体当接縁部
100…プラズマテレビジョン
110…ガスケット
120…スペーサ

Claims (7)

  1. 前面壁の略中央に略矩形の開口を形成したキャビネットと、同開口に表示面を向けた状態で同キャビネット内に配設されるプラズマディスプレイパネルと、同プラズマディスプレイパネルの周囲を囲んだ状態で同キャビネット内に配設される枠部材と、同枠部材に固定される光学フィルタと、同光学フィルタを同枠部材に対して固定するための所定の固定具とを備えるプラズマテレビジョンにおいて、
    略垂直に立設する足部材と接続し上記プラズマテレビジョンの略全体を所定高さ位置に支持するためのブラケットに対し、背面側において固定される上記プラズマディスプレイパネルと、
    上記ブラケットの上端部位および下端部位の各先端部と対向する部位において同ブラケットに対して固定される上記枠部材と、
    上記光学フィルタの左右端部を夫々固定する第一固定具と光学フィルタの上下端部を夫々固定する第二固定具とから構成され、上記枠部材の前面側縁部上において、光学フィルタをプラズマディスプレイパネルの板面との所要の平行性を保った状態で固定する上記固定具とを備え、
    上記第一固定具は、
    枠部材の略上下幅に渡って同枠部材の左右の前面側縁部に当接する縁部当接部と、
    同縁部当接部の長手方向に沿う縁部であって同枠部材の内側を向く縁部から略垂直に屈曲して同縁部当接部から所定の段差を確保する段差形成部と、
    同段差形成部の縁部当接部と接続しない側の長手方向に沿う縁部から同枠部材の内側に略垂直に屈曲し、光学フィルタの略上下幅に渡って同光学フィルタの左右の前面側端部に当接するフィルタ当接部とからなり、
    かつ、段差形成部の両端には、段差形成部と略同一平面に形成される部位であって、上記縁部当接部からの段差が形成される方向とは逆の方向に向かって同縁部当接部および枠部材の厚み分突出した上で、同段差形成部の長手方向と略平行に突出する差込片が形成され、
    上記枠部材には、上記第一固定具を取付けた際に上記差込片と対向する各部位に、上記差込片を貫入させるための長穴が形成されることを特徴とするプラズマテレビジョン。
  2. キャビネットと、同キャビネット内に配設される枠部材と、同枠部材に周辺を囲まれて同キャビネット内に配設されるパネル型表示装置と、同枠部材に固定される光学フィルタと、同光学フィルタを同枠部材に対して固定するための所定の固定具とを備えるパネル表示型テレビジョンであって、
    上記枠部材とパネル型表示装置とは、互いに重量をかけ合わない状態で、パネル表示型テレビジョンの略全体を支持するための支持部材に対して夫々に固定され、
    上記固定具は、上記光学フィルタの左右端部を夫々固定する第一固定具と光学フィルタの上下端部を夫々固定する第二固定具とからなり、上記枠部材の前面側縁部上において、上記光学フィルタをパネル型表示装置の板面との所要の平行性を保った状態で固定し、
    上記第一固定具は、上記枠部材の略上下幅に渡って同枠部材の左右の前面側縁部に当接する縁部当接部と、同縁部当接部の長手方向に沿う縁部であって同枠部材の内側を向く縁部から略垂直に屈曲して同縁部当接部から所定の段差を確保する段差形成部と、同段差形成部の縁部当接部と接続しない側の長手方向に沿う縁部から同枠部材の内側に略垂直に屈曲し、光学フィルタの略上下幅に渡って同光学フィルタの左右の前面側端部に当接するフィルタ当接部とからなり、
    上記段差形成部の両端には、同段差形成部と略同一平面に形成される部位であって、上記縁部当接部からの段差が形成される方向とは逆の方向に向かって同縁部当接部および枠部材の厚み分突出した上で、同段差形成部の長手方向と略平行に突出する差込片が形成され、
    上記枠部材には、上記第一固定具を取付けた際に上記差込片と対向する各部位に上記差込片を貫入させるための長穴が形成されることを特徴とするパネル表示型テレビジョン。
  3. 上記段差形成部が形成する段差は、上記第一固定具が枠部材に取付けられ上記フィルタ当接部が光学フィルタの左右の前面側端部を押圧した際に、同光学フィルタと枠部材の前面側縁部との間に介在する導電性を有するガスケットが所定の厚みに圧縮される距離に設定されることを特徴とする請求項2に記載のパネル表示型テレビジョン。
  4. 上記枠部材とパネル型表示装置との間には、所定のスペーサが介在し、パネル型表示装置と光学フィルタとの間を所定距離に保つことを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載のパネル表示型テレビジョン。
  5. 上記支持部材は、略垂直に立設する足部材と、同足部材に接続することによりパネル表示型テレビジョンの略全体を所定高さ位置に支持するブラケットとからなることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載のパネル表示型テレビジョン。
  6. 上記パネル型表示装置は、プラズマディスプレイパネルであることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載のパネル表示型テレビジョン。
  7. キャビネットと、同キャビネット内に配設される枠部材と、同枠部材に周辺を囲まれてキャビネット内に配設されるパネル型表示装置と、同枠部材に固定される光学フィルタと、同光学フィルタを同枠部材に対して固定するための所定の固定具とを備えるパネル表示型テレビジョンを組立てるパネル表示型テレビジョン組立方法であって、
    上記枠部材とパネル型表示装置とを、互いに重量をかけ合わない状態で、パネル表示型テレビジョンの略全体を支持するための支持部材に対して夫々に固定し、
    上記枠部材の略上下幅に渡って同枠部材の左右の前面側縁部に当接する縁部当接部と同縁部当接部の長手方向に沿う縁部であって同枠部材の内側を向く縁部から略垂直に屈曲して同縁部当接部から所定の段差を確保する段差形成部と同段差形成部の縁部当接部と接続しない側の長手方向に沿う縁部から同枠部材の内側に略垂直に屈曲し光学フィルタの略上下幅に渡って同光学フィルタの左右の前面側端部に当接するフィルタ当接部とからなり上記光学フィルタの左右端部を夫々固定する第一固定具と、上記光学フィルタの上下端部を夫々固定する第二固定具と、からなる上記固定具によって、上記光学フィルタを上記枠部材の前面側縁部上でパネル型表示装置の板面と所要の平行性を保った状態で固定するにあたり、上記段差形成部の両端に、同段差形成部と略同一平面に形成される部位であって上記縁部当接部からの段差が形成される方向とは逆の方向に向かって同縁部当接部および枠部材の厚み分突出した上で同段差形成部の長手方向と略平行に突出する差込片を形成し、上記枠部材に、上記第一固定具を取付けた際に上記差込片と対向する各部位に長穴を形成し、上記差込片を当該長穴に貫入させることを特徴とするパネル表示型テレビジョン組立方法。
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