JPWO2010092663A1 - センサ機構体及びそれを用いた電子天秤 - Google Patents

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Abstract

主ロバーバル機構R1と、電子天秤ベースに固定又は一体化される第二固定柱10と、係止部5に載置された内蔵分銅4の荷重を伝達する第二可動柱21と、第二可動柱21を第二固定柱10に連結する互いに平行な2本の第二梁22、23とを備える副ロバーバル機構R2と、第一支点31aにより揺動可能に支持され、かつ、一端部に主ロバーバル機構R1の第一可動柱11が連結され、他端部に第二レバー32が連結される第一レバー31と、第二支点32aにより揺動可能に支持され、かつ、一端部に副ロバーバル機構R2の第二可動柱21が連結され、他端部に電磁力発生装置3が連結されるとともに、第一レバー31の他端部が連結される第二レバー32とを備えるセンサ機構体1であって、副ロバーバル機構R2の第二固定柱10は、厚さ方向において両側から切り込みが形成された肉薄連結部分を介して第二レバー32と連結されることを特徴とする。

Description

本発明は、荷重センサとして働くセンサ機構体及びそれを用いた電子天秤に関し、特に内蔵分銅により校正を行うように構成されたセンサ機構体及びそれを用いた電子天秤に関する。
電子天秤においては、一般に、被測定物の荷重によるセンサ機構体の可動部材の変位に抗して、電磁力発生装置等によって電磁力を発生させることにより、センサ機構体の可動部材の変位を0とするために発生させた電磁力の大きさから被測定物の荷重を計測している。
被測定物の荷重により可動部材の変位を生じるセンサ機構体としては、例えば、電子天秤ベースに固定される固定柱と、計量皿に載置された被測定物の荷重を伝達する可動柱(可動部材)と、可動柱を固定柱に連結する互いに平行な2本の梁とを備えるロバーバル機構(「パラレルガイド」とも称される)が形成されたものがある。このようなロバーバル機構が形成されたセンサ機構体では、被測定物の荷重による可動柱の変位を鉛直方向に規制することができ、さらに計量皿上における被測定物の載置位置に起因する偏置誤差(いわゆる、「四隅誤差」)を解消することができる。
さらに、センサ機構体は、ロバーバル機構の可動柱の変位を電磁力発生装置に大きな梃子(テコ)比で伝達するために、支点により揺動可能に支持されたレバーを備え、レバーの一端部に連結されたロバーバル機構の可動柱の変位を、レバーの他端部に連結された電磁力発生装置に伝達している。
このようなロバーバル機構とレバーとを含むメカニズムを、一つの金属製の直方体形状のブロックによって一体的に形成したセンサ機構体(いわゆる、「単体ブロックタイプのセンサ機構体」)を備える電子天秤が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、単体ブロックタイプのセンサ機構体の一例を示す側面図であり、図8は、図7に示すセンサ機構体を備える電子天秤の一例を示す側面図であり、図9は、図7に示す電子天秤の概略構成を示す図である。
センサ機構体201は、一つのアルミニウム合金製の直方体形状のブロック体であり、ロバーバル機構Rと、第一レバー231と、第二レバー232と、ロバーバル機構Rと第一レバー231と第二レバー232とを連結する連結部材241、242とが、Y方向(厚さ方向)に貫通する孔やスリット等を設けることによって形成されている。
ロバーバル機構Rは、電子天秤ベース(図示せず)に、別部材からなる取付部材7を介して固定される固定柱210と、皿受け2aが上面に固着される可動柱211と、両端部に可撓部(ヒンジ部)212a、213aを有する2本の梁212、213とから構成される。そして、可動柱211と固定柱210とを、互いに平行な2本の梁212、213によって連結した構造となっている。なお、被測定物が載置される計量皿2は、皿受け2a上に載せられることになる。これにより、被測定物の荷重による可動柱211の変位をZ方向(鉛直方向)に規制している。
第一レバー231は、弾性な第一支点231aを中心として傾動自在となり、第二レバー232は、弾性な第二支点232aを中心として傾動自在となっている。
そして、ロバーバル機構Rの可動柱211は、連結部材241を介して第一レバー231の他端部に連結され、第一レバー231の他端部は、連結部材242を介して第二レバー232の他端部の第二支点232a近傍に連結される。第二レバー232の他端部の第二支点232a遠方には、別部材からなる持出部材6の基端部がネジ等によって固定される。これにより、計量皿2上に載置された被測定物の荷重は、可動柱211と連結部材241と第一レバー231と連結部材242と第二レバー232とを介して、持出部材6の先端部を傾動させるようになっている。
このような持出部材6の先端部の変位は、電子天秤ベースに固定された変位センサ9によって検出される。また、持出部材6の先端部には、電磁力発生装置3のフォースコイル3aが固着されている。これにより、電磁力発生装置3のフォースコイル3aに流される電流の大きさは、変位センサ9からの検出信号に基づいて、持出部材6の先端部の変位が0となるようにサーボ機構(図示せず)によって制御される。そして、サーボ機構によって流された電流の大きさから被測定物の荷重が計測されることになる。
一方、電子天秤では、例えば、日々の温度の変化等により、日ごとに所定の荷重と平衡させる電流の大きさが変動することがある。その結果、計測された被測定物の荷重(測定結果)に誤差が生じる。このため、温度の変化等により測定結果に誤差が生じないように、被測定物の荷重を計測する前に、校正用の分銅を用いて校正を行う必要がある。
そこで、校正用の分銅を用いて校正を行う場合に、校正用の分銅の取り扱いや保管等に注意を要するので、内蔵分銅が予め設置された電子天秤がある(例えば、特許文献2参照)。このような内蔵分銅が設置された電子天秤では、操作者のボタン操作等により適宜に、或いは、タイマや温度センサ等の信号により自動的に校正が行われるようになっている。
図10は、内蔵分銅が設置された電子天秤の概略構成を示す図である。電子天秤110は、計量皿2に載置された被測定物の荷重をZ方向(鉛直方向)に伝達するための主ロバーバル機構R1と、係止部5に載置された内蔵分銅4の荷重をZ方向(鉛直方向)に伝達するための副ロバーバル機構R2と、内蔵分銅4を係止部5に載置したり載置しないように切替可能である切替機構(図示せず)と、第一支点31aにより揺動可能に支持される第一レバー31と、第二支点32aにより揺動可能に支持される第二レバー32と、主ロバーバル機構R1と副ロバーバル機構R2と第一レバー31と第二レバー32とを連結する連結部材41、142、143と、電磁力を発生させる電磁力発生装置3とを備える。
このような電子天秤110では、内蔵分銅4を用いて校正を行うために、電磁力発生装置3に連結された第二レバー32の他端部と反対側となる第二レバー32の一端部に、副ロバーバル機構R2の第二可動柱21が連結部材143を介して連結されている。副ロバーバル機構R2は、電子天秤ベースに固定される共通固定柱10と、係止部5が固着された第二可動柱21と、両端部に可撓部(ヒンジ部)22a、23aを有する2本の第二梁22、23とから構成される。そして、第二可動柱21と共通固定柱10とを、互いに平行な2本の第二梁22、23によって連結した構造となっている。これにより、内蔵分銅4の荷重による第二可動柱21の変位をZ方向(鉛直方向)に規制している。
そして、被測定物の荷重を計測するときには、内蔵分銅4を切替機構により係止部5に載置せず、一方、校正を行うときには、内蔵分銅4を切替機構により係止部5に載置することで、内蔵分銅4の荷重を第二可動柱21に伝達する。内蔵分銅4の荷重が第二可動柱21に伝達されたときには、連結部材143を介して第二レバー232を傾動させるようになっている。
特開2004―61257号公報 特許第3645372号
そこで、本件発明者らは、図10に示すような内蔵分銅4が設置された電子天秤110の構成を、単体ブロックタイプのセンサ機構体で形成するために、図11に示すような単体ブロックタイプのセンサ機構体101を作製した。また、図12は、図11に示すセンサ機構体を備える電子天秤の一例を示す側面図である。なお、図13(a)は、図11に示すH−H線の断面図であり、図13(b)は、図11に示すI−I線の断面図であり、図13(c)は、図11に示すJ―J線の断面図である。
センサ機構体101は、一つのアルミニウム合金製の直方体形状のブロック体であり、主ロバーバル機構R1と、副ロバーバル機構R2と、第一レバー31と、第二レバー32と、主ロバーバル機構R1と副ロバーバル機構R2と第一レバー31と第二レバー32とを連結する連結部材41、142、143とが、Y方向(厚さ方向)に貫通する孔やスリット等を設けることによって形成されている。
主ロバーバル機構R1は、電子天秤ベースに取付部材7を介して固定される共通固定柱10と、皿受け2aが上面に固着された第一可動柱11と、両端部に可撓部12a、13aを有する2本の第一梁12、13とから構成される。そして、第一可動柱11と共通固定柱10とを、互いに平行な2本の第一梁12、13によって連結した構造となっている。これにより、被測定物の荷重による第一可動柱11の変位をZ方向(鉛直方向)に規制している。
副ロバーバル機構R2は、共通固定柱10と、係止部5がネジ等によって固着された第二可動柱21と、両端部に可撓部22a、23aを有する2本の第二梁22、23とから構成される。そして、第二可動柱21と共通固定柱10とを、互いに平行な2本の第二梁22、23によって連結した構造となっている。なお、内蔵分銅4は、第二可動柱21に固着された係止部5上に載せられることになる。これにより、内蔵分銅4の荷重による第二可動柱21の変位をZ方向(鉛直方向)に規制している。
第一レバー31は、第一支点31aを中心として傾動自在となり、第二レバー32は、第二支点32aを中心として傾動自在となっている。
そして、主ロバーバル機構R1の第一可動柱11は、連結部材41を介して第一レバー31の一端部に連結され、第一レバー31の他端部は、連結部材142を介して第二レバー32の他端部の第二支点32a近傍に連結される。第二レバー32の他端部の第二支点32a遠方には、持出部材6の基端部がネジ等によって固着されている。これにより、計量皿5上に載置された被測定物の荷重は、第一可動柱11と連結部材41と第一レバー31と連結部材142と第二レバー32とを介して、持出部材6の先端部を傾動させるようになっている。
また、副ロバーバル機構R2の第二可動柱21は、連結部材143を介して第二レバー32の一端部に連結される。これにより、係止部5上に載置された内蔵分銅4の荷重は、第二可動柱21と連結部材143と第二レバー32とを介して、持出部材6の先端部を傾動させるようになっている。
ところで、主ロバーバル機構R1は、2本の第一梁12、13の平行度が精密に調整された状態において、四隅誤差を解消できるものであって、四隅誤差を解消するために必要な第一梁12、13の平行度の精度は、加工の精度のみにより達成されるものではなく、加工や組立後に実際に計量皿2上における被測定物の載置位置を変化させながらの調整、いわゆる四隅誤差の調整作業を必要としている。具体的には、四隅誤差の調整作業は、計量皿2上における被測定物の載置位置を変化させながら、第一梁12、13の両端部に形成された可撓部12a、13aの一部をヤスリ等で削り取り、各可撓部12a、13aの有効中心及び各可撓部12a、13aの剛性そのものを変化させることによって行っている。
しかしながら、内蔵分銅4の荷重を伝達するための副ロバーバル機構R2を形成した場合、計量皿2上における被測定物の載置位置を変化させながら、可撓部12a、13aの一部をヤスリ等で削り取るような四隅誤差の調整作業を実行しても、計量皿2上におけるセンサ幅方向(Y方向)での端部に被測定物の荷重を負荷して、大きな捻りトルクが加わった場合に四隅誤差を解消できなくなった。
本件発明者らは、上記課題を解決するために、内蔵分銅4の荷重を伝達するための副ロバーバル機構R2を形成した場合に、四隅誤差の調整作業を実行しても、四隅誤差を解消できなくなった原因について検討を行った。その結果、第二レバー32の一端部が、連結部材143と第二可動柱21と第二梁22、23とを介して、固定されている共通固定柱(第二固定柱)10と連結されているため、副ロバーバル機構R2からの経路の捻りが第二レバー32に作用することがわかった。そこで、副ロバーバル機構の第二固定柱を、Y方向(厚さ方向)において両側から切り込みが形成された肉薄連結部分を介して第二レバーと連結することにより、第二固定柱から第二レバーに作用する捻り変形量を調整することを見出した。
すなわち、本発明のセンサ機構体は、電子天秤ベースに固定又は一体化される第一固定柱と、計量皿に載置された被測定物の荷重を伝達する第一可動柱と、当該第一可動柱が被測定物の荷重を鉛直方向に伝達するように第一可動柱を第一固定柱に連結する互いに平行な2本の第一梁とを備える主ロバーバル機構と、前記電子天秤ベースに固定又は一体化される第二固定柱と、係止部に載置された内蔵分銅の荷重を伝達する第二可動柱と、当該第二可動柱が内蔵分銅の荷重を鉛直方向に伝達するように第二可動柱を第二固定柱に連結する互いに平行な2本の第二梁とを備える副ロバーバル機構と、第一支点により揺動可能に支持され、かつ、一端部に主ロバーバル機構の第一可動柱が連結され、他端部に第二レバーが連結される第一レバーと、第二支点により揺動可能に支持され、かつ、一端部に副ロバーバル機構の第二可動柱が連結され、他端部に電磁力発生装置が連結されるとともに、第一レバーの他端部が連結される第二レバーとを備えるセンサ機構体であって、前記副ロバーバル機構の第二固定柱は、前記鉛直方向と垂直となる厚さ方向において両側から切り込みが形成された肉薄連結部分を介して第二レバーと連結されるようにしている。
本発明のセンサ機構体によれば、内蔵分銅の荷重を伝達するための副ロバーバル機構を形成したとしても、副ロバーバル機構の第二固定柱を、厚さ方向において両側から切り込みが形成された肉薄連結部分を介して第二レバーと連結するので、肉薄連結部分自体がフレキシブルに変形することによって、第一レバーからの経路の捻り変形量と副ロバーバル機構からの経路の捻り変形量とを第二レバー上で一致させる事ができ、捻りトルクが作用した場合にも作用していない場合と同様な状態に第二レバーの姿勢を保つ事ができる。よって、副ロバーバル機構からの捻り変形に起因する四隅誤差を解消できる。
また、上記発明において、前記第二可動柱と第二レバーとを連結する連結部材を備え、前記肉薄連結部分は、前記連結部材と第二可動柱とを取り付ける第一取付部、連結部材と第二レバーとを取り付ける第二取付部、又は、第一取付部と第二取付部との間の連結部材部分に形成されているようにしてもよい。
また、上記発明において、前記第二梁は、両端部に可撓部を有し、前記肉薄連結部分は、前記可撓部、又は、可撓部間の第二梁部分に形成されているようにしてもよい。
また、上記発明において、前記第一固定柱と第二固定柱とは、共通のものであるようにしてもよい。
さらに、上記発明において、前記主ロバーバル機構と副ロバーバル機構と第一レバーと第二レバーとは、直方体形状のブロックにおいて厚さ方向に貫通する複数の貫通孔とスリットとが設けられることによって一体的に形成されているようにしてもよい。
そして、本発明の電子天秤は、上述したようなセンサ機構体と、前記内蔵分銅と、前記電磁力発生装置と、前記内蔵分銅の荷重を副ロバーバル機構の係止部に載置するか、或いは、前記内蔵分銅の荷重を副ロバーバル機構の係止部に載置しないかのいずれかとなるように切替可能である切替機構とを備えるようにしている。
実施形態1に係る単体ブロックタイプのセンサ機構体の一例を示す側面図である。 図1に示す断面図である。 実施形態2に係る単体ブロックタイプのセンサ機構体の一例を示す側面図である。 図3に示す断面図である。 実施形態3に係る単体ブロックタイプのセンサ機構体の一例を示す側面図である。 図5に示す断面図である。 単体ブロックタイプのセンサ機構体の一例を示す側面図である。 図7に示すセンサ機構体を備える電子天秤の一例を示す側面図である。 図7に示す電子天秤の概略構成を示す図である。 内蔵分銅が設置された電子天秤の概略構成を示す図である。 単体ブロックタイプのセンサ機構体の一例を示す側面図である。 図11に示すセンサ機構体を備える電子天秤の一例を示す側面図である。 図11に示す断面図である。
符号の説明
1、51、61、101、201 センサ機構体
3 電磁力発生装置
4 内蔵分銅
5 係止部
10 共通固定柱(第一固定柱、第二固定柱)
11 第一可動柱
12、13 第一梁
21 第二可動柱
22、23、62、63 第二梁
31 第一レバー
31a 第一支点
32 第二レバー
32a 第二支点
42a、42b、43a、43b 切込部
R1 主ロバーバル機構
R2 副ロバーバル機構
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る単体ブロックタイプのセンサ機構体の一例を示す側面図であり、図2(a)は、図1に示すA−A線の断面図であり、図2(b)は、図1に示すB−B線の断面図であり、図2(c)は、図1に示すC―C線の断面図である。なお、上述したセンサ機構体101と同様のものについては、同じ符号を付して、説明を省略することとする。
センサ機構体1は、一つのアルミニウム合金製の直方体形状のブロック体であり、主ロバーバル機構R1と、副ロバーバル機構R2と、第一レバー31と、第二レバー32と、主ロバーバル機構R1と副ロバーバル機構R2と第一レバー31と第二レバー32とを連結する連結部材41、42、43とが、Y方向(厚さ方向)に貫通する孔やスリット等を設けることによって形成されている。
連結部材42、43と、連結部材42、43と第二レバー32とを取り付ける第二取付部と、連結部材42、43と第一レバー31とを取り付ける第一取付部とには、Y方向(厚さ方向)において、可撓部及び連結部材に両側から切り込まれた切込部42a、42b、43a、43bが形成されている。
なお、切込部42a、42b、43a、43bの大きさは、第一レバー31からの経路の捻り変形量と副ロバーバル機構R2からの経路の捻り変形量とを第二レバー32上で一致させるように、計算や調整作業等によって決定される。このとき、副ロバーバル機構R2からの経路の捻り変形量が、第一レバー31からの経路の捻り変形量よりもかなり大きいので、切込部42a、42bを形成せずに、切込部43a、43bのみを形成することとしてもよい。
これにより、副ロバーバル機構R2の共通固定柱10を、第二梁22、23と、第二可動柱21と、厚さDの連結部材43とを介して第二レバー32と連結するので、可撓部及び連結部材自体がフレキシブルに変形することにより、第一レバー31からの経路の捻り変形量と副ロバーバル機構R2からの経路の捻り変形量とを第二レバー32上で一致させる事ができ、捻りトルクが作用した場合にも作用していない場合と同様な状態に、第二レバー32の姿勢を保つ事ができる。よって、副ロバーバル機構R2からの捻り変形に起因する四隅誤差を解消できる。
(実施形態2)
図3は、実施形態2に係る単体ブロックタイプのセンサ機構体の一例を示す側面図であり、図4(a)は、図3に示すD−D線の断面図であり、図4(b)は、図3に示すE−E線の断面図であり、図4(c)は、図3に示すF―F線の断面図である。なお、上述したセンサ機構体101と同様のものについては、同じ符号を付して、説明を省略することとする。
センサ機構体51は、一つのアルミニウム合金製の直方体形状のブロック体であり、主ロバーバル機構R1と、副ロバーバル機構R2と、第一レバー31と、第二レバー32と、主ロバーバル機構R1と副ロバーバル機構R2と第一レバー31と第二レバー32とを連結する連結部材41、52、53とが、Y方向(厚さ方向)に貫通するように孔やスリット等を設けることによって形成されている。
連結部材52、53の中央部には、Y方向(厚さ方向)において両側から切り込まれた切込部52a、52b、53a、53bが形成されている。
なお、切込部52a、52b、53a、53bの大きさは、第一レバー31からの経路の捻り変形量と副ロバーバル機構R2からの経路の捻り変形量とを第二レバー32上で一致させるように、計算や調整作業等によって決定される。このとき、副ロバーバル機構R2からの経路の捻り変形量が、第一レバー31からの経路の捻り変形量よりもかなり大きいので、切込部52a、52bを形成せずに、切込部53a、53bのみを形成することとしてもよい。
これにより、副ロバーバル機構R2の共通固定柱10を、第二梁22、23と、第二可動柱21と、中央部の厚さDの連結部材52とを介して第二レバー32と連結するので、連結部材自体がフレキシブルに変形することにより、第一レバー31からの経路の捻り変形量と副ロバーバル機構R2からの経路の捻り変形量とを第二レバー32上で一致させる事ができ、捻りトルクが作用した場合にも作用していない場合と同様な状態に、第二レバー32の姿勢を保つ事ができる。よって、副ロバーバル機構R2からの捻り変形に起因する四隅誤差を解消できる。
(実施形態3)
図5は、実施形態3に係る単体ブロックタイプのセンサ機構体の一例を示す側面図であり、図6は、図5に示すG−G線の断面図である。なお、上述したセンサ機構体101と同様のものについては、同じ符号を付して、説明を省略することとする。
センサ機構体61は、一つのアルミニウム合金製の直方体形状のブロック体であり、主ロバーバル機構R1と、副ロバーバル機構R2と、第一レバー31と、第二レバー32と、主ロバーバル機構R1と副ロバーバル機構R2と第一レバー31と第二レバー32とを連結する連結部材41、142、143とが、Y方向(厚さ方向)に貫通するように孔やスリット等を設けることによって形成されている。
副ロバーバル機構R2は、共通固定柱10と、係止部5がネジ等によって固着された第二可動柱21と、両端部に可撓部62a、63aを有する2本の第二梁62、63とから構成される。そして、第二可動柱21と共通固定柱10とを、互いに平行な2本の第二梁62、63によって連結した構造となっている。
第二梁62、63の可撓部62a、63a間の中央付近には、Y方向(厚さ方向)において両側から切り込まれた切込部62c、62d、63c、63dが形成されている。
なお、切込部62c、62d、63c、63dの大きさは、第一レバー31からの経路の捻り変形量と副ロバーバル機構R2からの経路の捻り変形量とを第二レバー32上で一致させるように、計算や調整作業等によって決定される。
これにより、副ロバーバル機構R2の共通固定柱10を、中央部の厚さDの第二梁62と、中央部の厚さDの第二梁63と、第二可動柱21と、連結部材143とを介して第二レバー32と連結するので、副ロバーバル機構R2の第二梁62、63自体がフレキシブルに変形することにより、第一レバー31からの経路の捻り変形量と副ロバーバル機構R2からの経路の捻り変形量とを第二レバー32上で一致させる事ができ、捻りトルクが作用した場合にも作用していない場合と同様な状態に、第二レバー32の姿勢を保つ事ができる。よって、副ロバーバル機構R2からの捻り変形に起因する四隅誤差を解消できる。
本発明のセンサ機構体及び電子天秤は、例えば、内蔵分銅が用いられることにより校正を行うように構成されたものとして、利用される。

Claims (6)

  1. 電子天秤ベースに固定又は一体化される第一固定柱と、計量皿に載置された被測定物の荷重を伝達する第一可動柱と、当該第一可動柱が被測定物の荷重を鉛直方向に伝達するように第一可動柱を第一固定柱に連結する互いに平行な2本の第一梁とを備える主ロバーバル機構と、
    前記電子天秤ベースに固定又は一体化される第二固定柱と、係止部に載置された内蔵分銅の荷重を伝達する第二可動柱と、当該第二可動柱が内蔵分銅の荷重を鉛直方向に伝達するように第二可動柱を第二固定柱に連結する互いに平行な2本の第二梁とを備える副ロバーバル機構と、
    第一支点により揺動可能に支持され、かつ、一端部に主ロバーバル機構の第一可動柱が連結され、他端部に第二レバーが連結される第一レバーと、
    第二支点により揺動可能に支持され、かつ、一端部に副ロバーバル機構の第二可動柱が連結され、他端部に電磁力発生装置が連結されるとともに、第一レバーの他端部が連結される第二レバーとを備えるセンサ機構体であって、
    前記副ロバーバル機構の第二固定柱は、前記鉛直方向と垂直となる厚さ方向において両側から切り込みが形成された肉薄連結部分を介して第二レバーと連結されることを特徴とするセンサ機構体。
  2. 前記第二可動柱と第二レバーとを連結する連結部材を備え、
    前記肉薄連結部分は、前記連結部材と第二可動柱とを取り付ける第一取付部、連結部材と第二レバーとを取り付ける第二取付部、又は、第一取付部と第二取付部との間の連結部材部分に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のセンサ機構体。
  3. 前記第二梁は、両端部に可撓部を有し、
    前記肉薄連結部分は、前記可撓部、又は、可撓部間の第二梁部分に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のセンサ機構体。
  4. 前記第一固定柱と第二固定柱とは、共通のものであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のセンサ機構体。
  5. 前記主ロバーバル機構と副ロバーバル機構と第一レバーと第二レバーとは、直方体形状のブロックにおいて厚さ方向に貫通する複数の貫通孔とスリットとが設けられることによって一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のセンサ機構体。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のセンサ機構体と、
    前記内蔵分銅と、
    前記電磁力発生装置と、
    前記内蔵分銅の荷重を副ロバーバル機構の係止部に載置するか、或いは、前記内蔵分銅の荷重を副ロバーバル機構の係止部に載置しないかのいずれかとなるように切替可能である切替機構とを備えることを特徴とする電子天秤。
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