JP6752725B2 - 平行ガイド機構モジュールを有する秤量モジュール - Google Patents

平行ガイド機構モジュールを有する秤量モジュール Download PDF

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Description

[0001]本発明は、平行ガイド機構を有する秤量モジュールに関し、特に、電子天秤で使用される秤量モジュールに関する。
[0002]電子天秤で使用される本秤量モジュールは、主に、電磁力補償の原理に基づいている。それは、多数のダイカスト部品および他の機械部品のアセンブリからなる。製造技術は成熟しているものの、技術改善の発展に関して、電子天秤で使用される秤量モジュールについての要求(例えば、より小さい、より正確な、より広い秤量範囲、より低コスト、より簡単な組み立てえなど)を提案することが求められている。結果として、多数のダイカスト部品および他の機械部品によって組み立てられる従来の秤量モジュールは、大きな容積、多数の構成部品、複雑な組み立て、大きな組み立て公差、不安定な品質に起因して、技術発展によって制限される(以下、全体アセンブリタイプ秤量モジュールと呼ぶ)
[0003]米国特許第6,886,418号、ドイツ国実用新案第20007781号、または、米国特許出願公開第201110315458号に開示されるような高度に統合された単一品の秤量モジュールを製造する製造者が存在している。荷重受部分、レバー、固定部分および平行ガイド部材などの主要構造は、狭いワイヤ切断溝またはCNC加工の溝によって分離される。しかしながら、そのプロセスは、複雑であり、不良品発生率が高く、加工コストは比較的高い。また、いくつかの製造者は、半統合型秤量モジュールを製造しており、このタイプの秤量モジュールは、例えば、米国特許第6,472,618号に開示されている。荷重受部分、固定部分および平行ガイド部材などの主要構造は、機械加工によって形成された統合構造であるが、構造レイアウトは合理的ではない。なぜなら、組み立てが不便であり、1つの単一レバーで大きなレバー比を達成することが困難であるからである。
[0004]電子天秤用のある種の平行ガイド機構は、荷重受部分と、端部と、荷重受部分を端部に接続する平行ガイド部材と、を備えている。荷重受部分、端部および平行ガイド部材は、ネジジョイントによって組み立てられる。この種のアセンブリは、組み立てに長時間を要する。
[0005]特開平11−051756号は、支持ベースと、レバーと、平行ガイド機構と、を備える秤量モジュールを開示している。平行ガイド機構は、荷重受部分と、固定部分と、平行ガイド部材と、を備えている。荷重受部分と固定部分とは、平行ガイド部材によって、すなわち、上部平行ガイド部材および下部平行ガイド部材によって接続される。平行ガイド機構は、さらに、荷重受部分に取付部材を備えている。取付部材は、上部平行ガイド部材と下部平行ガイド部材との間に形成された空間の外部に配置される。レバーは、支点機構を形成する力伝達部材によって、荷重受部分の取付部材に接続される。この種の秤量モジュールは、大きな容積を占める。取付部材は、ネジジョイントによって端部に取り付けられる。それらを一緒に組み立てるには、長時間を要し、正確性が低下する。
[0006]これらの欠点を解決するために、本発明は、先行技術の欠陥を克服するために改善された秤量モジュールを提供する。
[0007]本発明は、平行ガイド機構を提供する。この平行ガイド機構は、容積が小さく、コンパクトな構成を有し、製造が容易であり、低コストであり、高性能である。また、本発明は、秤量モジュールを提供する。この秤量モジュールは、容積が小さく、コンパクトな構成を有し、組み立ておよび製造が容易であり、低コストであり、高性能である。
[0008]本発明による平行ガイド機構は、秤量対象物の荷重を受けるための荷重受部分と;端部と、端部から前方に延在する延在部分と、延在部分から前方に延在する取付部分と、を有する固定部分と;荷重受部分を固定部分に接続する平行ガイド部材とを備えている。取付部分は、第1の取付部分と第2の取付部分とを備えている。第1の取付部分と第2の取付部分と延在部分との間に、荷重受部分の少なくとも一部分を受け入れるための受入空間が形成される。平行ガイド部材と荷重受部分と端部との間に、延在部分を受け入れるための収容空間が形成される。平行ガイド部材は、上部平行ガイド部材と下部平行ガイド部材とを備えている。荷重受部分、固定部分および平行ガイド部材は、硬い材料の単一品から一体的に形成される。この構成によって、平行ガイド機構は、コンパクトな構造、大きな強度および剛性、小さな容積、良好な性能、容易な組み立て、単純な加工といった利点を有することができる。
[0009]秤量モジュールは、レバーと、本明細書で説明される平行ガイド機構と、平行ガイド機構の荷重受部分をレバーに接続する力伝達部材と、第1および第2の支持部分をレバーに接続する少なくとも2つの支点部材と、を備えている。荷重受部分、固定部分および平行ガイド部材は、機械加工またはダイカスト鋳造またはダイカスト鋳造と組み合わされた機械加工によって、一体的に形成される。
[0010]第1の支点部材を取り付けるために、第1の取付面が第1の取付部分の前面に形成される。第2の支点部材を取り付けるために、第2の取付面が第2の取付部分の前面に形成される。第1の取付面と第2の取付面とは、同一平面にある。力伝達部材を取り付けるために、第3の取付面が荷重受部分の前面に形成される。第3の取付面と第1の取付面とは、大きなレバー比を達成できるように、同一平面にはない。異なる距離が、様々な秤量範囲に適合され得る。
[0011]荷重受部分は、主部分と、主部分から前方に延在する取付部分と、主部分から上方に延在する接続部分と、を備えている。第3の取付面位置公差および取付部分の断面積は、形状の精度を容易に制御でき、秤量性能を改善することができ、コストが低減されるように、主部分の断面積よりも小さい。
[0012]上部平行ガイド部材および下部平行ガイド部材の両端に溝が構成される。薄い金属シートが、軸受を形成するのと同様の効果を有する。溝の少なくとも1つは、2つの部分に分割される。溝同士の間に形成された薄い金属シートの形状は、2つもしくは1つの四角構造、または、2つもしくは1つの円弧構造であってもよい。円弧形状のスロットは、応力集中の影響を容易に取り除くことができ、良好な特性を有している。四角形状のスロットは、容易に製造することができ、低コストである。
[0013]端部の近傍における上部平行ガイド部材および下部平行ガイド部材の幅は、固定部分の幅と同じである。好ましい実施形態では、この幅は、秤量セルが良好な性能のコーナー荷重を有することができるように、荷重受部分の近傍の幅よりも大きい。
[0014]秤量モジュールのレバーは、収容空間(14)の外部に配置され、対称フレームであり、良好なバランス特性を有している。レバーは、主部分と内部較正支持部材とを備えており、主部分および内部較正部材は、特に、広い秤量範囲のために、硬い材料の単一品から一体的に形成されており、秤量性能はより優れている。他の実施形態では、内部較正部材は、特に、中程度の秤量範囲、または、狭い秤量範囲を有する秤量モジュールのために、秤量モジュールがより低コストとなることができるとともにより優れた性能を提供するように、荷重受部分に接続される。
[0015]力伝達部材が力伝達部分としてのレバーに荷重受部分を接続する。
[0016]支点部材が、レバーの支持点として、第1の取付部分をレバーに、第2の取付部分をレバーにそれぞれ接続する。支点部材は、第1の取付部分をレバーに接続する第1の支点部材と、第2の取付部分をレバーに接続する第2の支点部材と、を備えている。第1の支点部材は、力伝達部材の一方側に配置され、第2の支点部材は、力伝達部材の他方側に配置される。好ましい実施形態では、第1の支点部材および第2の支点部材は、力伝達部材に沿って対称に配置される。
[0017]本発明は、さらに、上述した秤量モジュールを備える電子天秤を提供する。
[0018]本発明によって提供される秤量モジュールおよび電子天秤は、次の利点を有している。本発明は、全体アセンブリタイプ秤量モジュールと、高度に統合された単一品の秤量モジュールと、の間の新規の秤量モジュールを提供する。この秤量モジュールは、簡単で合理的な構造、よりコンパクトな容積、便利な組み立て、電子的なコスト、および、より良好な性能という利点を有している。
[0019]秤量モジュールは、一体型平行ガイド機構と、一体型平行ガイド機構を取り囲むフレームを有するレバーと、を備えている。一体型平行ガイド機構は、荷重受部分と、端部と端部を取付部分に接続する延在部分とを有する固定部分と、を備えている。取付部分は、第1の取付部分と、第2の取付部分と、を備えている。一体型平行ガイド機構は、さらに、荷重受部分を固定部分に接続する平行ガイド部材を備えている。荷重受部分は、荷重受部分に対して移動可能であり、第1の取付部分と第2の取付部分との間の受入空間内に受け入れられる。
[0020]本発明の他の目的、利点および新規の特徴が、添付図面とともに行われる次の詳細な説明からいっそう明らかになるであろう。
[0021]本発明による保持容器の詳細が、図面に例示される実施形態の説明から明らかになるであろう。
秤量モジュールの分解組立図を示す図である。 平行ガイド機構の部分図を示す図である。 図2の線A−Aの断面図である。 他の実施形態による平行ガイド機構の部分図を示す図である。 レバーの斜視図である。 他の実施形態による内部較正支持部材の斜視図である。
[0022]本明細書では、相対的な方向が、操作に使用される秤量モジュールに言及される。前方方向は、端部から可動部分への方向として定義され、鉛直方向は、前方方向に直交する方向であって、加えられる荷重に実質的に平行な方向として定義される。鉛直方向における上方方向は、秤量モジュールが設置される地面に近い側の平面から、当該平面と遠い側の平面への方向として定義される。
[0023]図1を参照すると、本発明は秤量モジュール100に関する。秤量モジュール100は、平行ガイド機構1と、レバー2と、力伝達部材3と、支点部材41,42と、コイル5と、内部較正分銅6と、内部較正駆動部材7と、を備えている。
[0024]図2および図3を参照すると、平行ガイド機構1は、荷重受部分11と、固定部分12と、荷重受部分11を固定部分12に接続する平行ガイド部材131,132と、を備えている。荷重受部分11、固定部分12および平行ガイド部材131,132は、秤量モジュール100が単一構造および小さい容積を有するように、また、容易に組み立てることができ、低コストにすることができ、良好な性能を有することができるように、機械加工もしくはダイカスト鋳造、または、ダイカスト鋳造と組み合わされた機械加工によって一体的に形成されている。
[0025]荷重受部分11は、主部分111と、主部分111から前方へ延在する取付部分112と、主部分111から上方へ延在する接続部分113と、を備えている。取付部分112の断面積は、第3の取付面1121の位置公差および形状の精度を容易に制御できるように、主部分111の断面積よりも小さく、秤量性能が改善され得るとともに、コストが低減され得る。
[0026]固定部分12は、端部121と、端部121から前方に延在する延在部分122と、延在部分122から前方に延在する取付部分と、を備えている。取付部分123,124は、第1の取付部分123と、第2の取付部分124と、を備えている。受入空間125が、第1の取付部分123と第2の取付部分124と延在部分122との間に形成されている。荷重受部分11の一部分は、受入空間125内に受け入れられる。受入空間125は、取付部分123,124の間にある。荷重受部分11は、第1の取付部分123、第2の取付部分124および延在部分122から分離されてそれぞれ配置される。荷重受部分11に荷重が加えられると、荷重受部分11は、鉛直方向に沿って受入空間125内を移動することができる。他の実施形態では、荷重受部分11は、受入空間125内に全体が配置されてもよい。この配置によって、平行ガイド機構は、コンパクトな構造、大きい強度および剛性、小さい容積、良好な性能、容易な組み立て、および、単純な加工といった利点を有することができる。
[0027]第1の支点部材41を取り付けるために、第1の取付面1231が第1の取付部分123の前面に形成されている。第2の支点部材42を取り付けるために、第2の取付面1241が第2の取付部分124の前面に形成されている。第1の取付面1231と第2の取付面1241とは、同一平面にある。力伝達部材3を取り付けるために、第3の取付面1121が荷重受部分11の前面に形成されている。第3の取付面1121と第1の取付面1231とは、大きなレバー比を達成することができるように、同一平面にはない。異なる距離が様々な秤量範囲に適合され得る。
[0028]分割穴1221が、延在部分122と荷重受部分11との間に形成されている。分割穴1221は、秤量モジュール100がコンパクトな構造を有することができるように、収容空間14内に配置されている。好ましい実施形態では、分割穴1221は、機械加工によって形成される。
[0029]平行ガイド部材131,132は、端部121を荷重受部分11に接続し、それらの間に収容空間14が形成される。延在部分122は、統合型モジュール1が小さくなるとともに材料コストが低減されるように、収容空間14内に配置される。
[0030]平行ガイド部材131,132は、上部平行ガイド部材131と下部平行ガイド部材132とを備えている。荷重受部分11の近傍において、上部平行ガイド部材131および/または下部平行ガイド部材132の上面および/または下面に溝1321が形成されている。端部121の近傍において、上部平行ガイド部材131および/または下部平行ガイド部材132の上面および/または下面に溝1322が形成されている。薄い金属シートが、軸受と同様の効果を有しており、それらの溝の間に形成される。溝1321,1322のうちの少なくとも一方は、2つの部分に分割される。溝1321,1322の各々は、開口部1323,1324によって2つの部分に分割される。他の実施形態では、荷重受部分11の近傍の溝1321,1322は、2つの部分に分割されていなくてもよい。荷重受部分11に力が加えられると、平行ガイド構造13が下方に移動させられる。1321の間の薄い金属シート、および、1322の間の薄い金属シートは、弾性変形を有している。溝1321,1322は良好な加工精度を有しているので、コーナー荷重誤差は、僅かな調整のみを必要とする。溝1321,1322の間に形成された薄い金属シートの形状は、2つもしくは1つの四角構造、または、2つもしくは1つの円弧構造であってもよい。円弧形状の溝は、応力集中の影響を容易に取り除くことができ、良好な特性を有している。四角形状の溝は、容易に製造することができ、低コストである。
[0031]端部121の近傍における上部平行ガイド部材131および下部平行ガイド部材132の幅は、固定部分12の幅と同じである。好ましい実施形態では、端部121の近傍の幅は、平行ガイド機構1がコーナー荷重の良好な性能を有することができるように、荷重受部分11の近傍の幅よりも大きい。
[0032]図5を参照すると、レバー2は、対称フレームである。レバー2は、良好なバランス特性を有し得る。レバー2は、収容空間14の外部に配置される。レバー2は、フレーム22と内部較正支持部材21とを備えており、フレーム22および内部較正支持部材21は、特に、広い秤量範囲のために、一体的に形成され、秤量性能がより良好である。他の実施形態では、図6を参照すると、内部較正支持部材21’が、特に、中程度の秤量範囲、または、狭い秤量範囲を有する秤量モジュール100のために、秤量モジュール100がより低コストとなるとともにより優れた性能を提供することができるように、荷重受部分に接続される。
[0033]力伝達部材3の一端は、第3の取付面1121に取り付けられ、他端は、力伝達部分としてのレバー2に取り付けられる。力伝達部材3は、荷重受部分11をレバー2に接続する。荷重受部分11上に分銅が配置されると、力が力伝達部材3を介して導かれてレバー2に伝達される。次いで、レバー2は平衡を失う。レバー2の長いアームの増幅によって、レバー2の端部にある光電検出シーム23が、もとの平衡位置から逸脱し、光電変位センサが、光電検出シーム23を通る光束変化を検出する。光束変化は、秤量モジュール回路デバイスに送られて、対応する補償電流が生成される。この補償電流は、レバー2の長いアームに取り付けられたコイル5を流れる。コイル5によって一定の電界に補償力(すなわち、釣り合い力)が生成されて、光電検出シーム23が釣り合い状態に戻される。コイル5を流れる補償電流が測定されて、荷重の実際の重量が決定される。
[0034]この実施形態では、2つの支点部材41,42が存在する。支点部材41,42は、第1の取付部分123および第2の取付部分124をレバー2にそれぞれ接続する。支点部材41,42は、第1の取付部分123をレバー2に接続する第1の支点部材41と、第2の取付部分124をレバー2に接続する第2の支点部材42と、を備えている。第1の支点部材41は、力伝達部材3の一方側に配置され、第2の支点部材は、力伝達部材3の他方側に配置される。好ましい実施形態では、第1の支点部材41および第2の支点部材42は、力伝達部材3に沿って対称に配置される。
[0035]図4は、本発明の他の実施形態である。違いは、第1の取付部分123’の前面および第2の取付部分124’の前面が段形状を有していることである。第1の取付面1231’および第2の取付面1241’は、前面から内側にオフセットされている。第1の支点部材41の一端は、第1の取付面1231’に取り付けられ、他端は、レバー2に取り付けられる。第2の支点部材42の一端は、第2の取付面1241’に取り付けられ、他端は、レバー2に取り付けられる。この構成によって、レバー比を容易に変えて、様々な秤量範囲の要求を満たすことができる。
[0036]本発明は、さらに、電子天秤を提供する。この電子天秤は、構造が簡単で、容積が小さく、組み立てが便利で、コストが経済的であり、信頼性の高い性能を有するように、上述した秤量モジュールを備えている。
[0037]当業者は、本発明の好ましい実施形態の上記の説明が、説明のために用いられており、本発明を限定するためのものではないことを十分に理解することができる。本発明の概説された実施形態の変形形態が、明らかであり、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内にあると捉えられるべきである。
[形態1]
平行ガイド機構(1)であって、
秤量対象物の荷重を受けるための荷重受部分(11)と、
固定部分(12)と
を備え、
前記固定部分(12)は、
端部(121)と、
前記端部(121)から前方に延在する延在部分(122)と、
前記延在部分(122)から前方に延在する取付部分と
を備え、
前記取付部分は、
第1の取付部分(123)と、
第2の取付部分(124)と
を備え、
前記平行ガイド機構(1)は、さらに、前記荷重受部分(11)を前記固定部分(12)に接続する平行ガイド部材(131,132)を備え、
前記延在部分(122)を受け入れるために、前記平行ガイド部材(131,132)と前記荷重受部分(11)と前記端部(121)との間に収容空間(14)が形成され、 前記荷重受部分(11)の少なくとも一部分を受け入れるために、前記第1の取付部分(123)と前記第2の取付部分(124)と前記延在部分(122)との間に受入空間(125)が形成され、
前記荷重受部分(11)、前記固定部分(12)および前記平行ガイド部材(131,132)は、硬い材料の単一品から一体的に形成された
平行ガイド機構。
[形態2]
形態1に記載の平行ガイド機構であって、
第1の取付面(1231)が、前記第1の取付部分(123、123’)の前面に形成され、
第2の取付面(1241)が、前記第2の取付部分(124,124’)の前面に形成され、
第3の取付面(1121)が、前記荷重受部分(11)の前面に形成され、
前記第1の取付面(1231,1231’)は、前記第2の取付面(1241,1241’)と同一平面にあり、
前記第3の取付面(1121)は、前記第1の取付面(1231,1231’)および前記第2の取付面(1241,1241’)と同一平面にはない
平行ガイド機構。
[形態3]
形態2に記載の平行ガイド機構であって、
前記第1の取付部分(123’)の前記前面、および、前記第2の取付部分(124’)の前記前面は、段形状を有しており、
前記第1の取付面(1231’)と前記第2の取付面(1241’)とは、前記前面から内側にオフセットされている
平行ガイド機構。
[形態4]
形態1ないし形態3のいずれか一項に記載の平行ガイド機構であって、
前記荷重受部分(11)は、主部分(111)と、前記主部分(111)から前方に延在する取付部分(112)と、前記主部分(111)から上方に延在する接続部分(113)と、を備え、
前記取付部分(112)の断面積は、前記主部分(111)の断面積よりも小さい
平行ガイド機構。
[形態5]
形態1ないし形態4のいずれか一項に記載の平行ガイド機構であって、
前記荷重受部分(11)は、前記受入空間(125)内に全体が配置される
平行ガイド機構。
[形態6]
形態1ないし形態5のいずれか一項に記載の平行ガイド機構であって、
前記上部平行ガイド部材(131)の両端は、第1の溝(1321)を有し、
前記下部平行ガイド部材(132)の両端は、第2の溝(1322)を有し、
前記溝(1321,1322)の各々は、円弧形状または四角形状を有している
平行ガイド機構。
[形態7]
形態1ないし形態6のいずれか一項に記載の平行ガイド機構であって、
前記端部(121)の近傍における前記平行ガイド部材(131,132)の幅は、前記荷重受部分(11)の近傍における幅よりも大きい
平行ガイド機構。
[形態8]
形態6または形態7に記載の平行ガイド機構であって、
第1の開口部(1323)が、前記第1の溝(1321)の少なくとも1つを2つの部分に分割していることと、
第2の開口部(1324)が、前記第2の溝(1322)の少なくとも1つを2つの部分に分割していることと
のうちの少なくとも一方を満たす
平行ガイド機構。
[形態9]
形態1ないし形態8のいずれか一項に記載の平行ガイド機構であって、
前記荷重受部分(11)と前記延在部分(122)との間に分割穴(1221)が形成された
平行ガイド機構。
[形態10]
形態9に記載の平行ガイド機構であって、
前記分割穴(1221)は、前記受入空間(125)に接続される
平行ガイド機構。
[形態11]
秤量モジュール(100)であって、
レバー(2)と、
形態1ないし形態10のいずれか一項に記載の平行ガイド機構(1)と、
前記平行ガイド機構(1)の前記荷重受部分(11)を前記レバー(2)に接続する力伝達部材(3)と、
前記第1の取付部分(123,123’)および前記第2の取付部分(124,124’)を前記レバー(2)に接続する少なくとも2つの支点部材(41,42)と
を備える秤量モジュール。
[形態12]
形態11に記載の秤量モジュールであって、
前記レバー(2)は、対称フレーム構造である
秤量モジュール。
[形態13]
形態11または形態12に記載の秤量モジュールであって、
前記レバー(2)は、主部分(22)と、内部較正支持部材(21,21’)と、を備え、
前記主部分(22)および前記内部較正支持部材(21)は、硬い材料の単一品から一体的に形成されるか、または、前記内部較正支持部材(21’)は、前記荷重受部分(11)に接続されている
秤量モジュール。
[形態14]
形態11ないし形態13のいずれか一項に記載の秤量モジュールであって、
前記内部較正支持部材(21,21’)上に配置され得る、較正分銅(6)を有する較正駆動部材(7)をさらに備える
秤量モジュール。
[形態15]
形態11ないし形態14のいずれか一項に記載の秤量モジュールを備える電子天秤。
[0038]
100…秤量モジュール
1…平行ガイド機構
2…レバー
3…力伝達部材
41,42…支点部材
5…コイル
6…較正分銅
7…較正駆動部材
11…荷重受部分
12…固定部分
14…収容空間
21,21’…内部較正支持部材
22…レバー2のフレーム
23…光電検出シーム(シャッターベーン)
111…荷重受部分11の主部分
112…取付部分
113…接続部分
121…端部
122…延在部分
123,123’…第1の取付部分
124,124’…第2の取付部分
125…受入空間
1121…力伝達部材の第3の取付面
1221…分割穴
1231,1231’…第1の支点部材の第1の取付面
1241,1241’…第2の支点部材の第2の取付面
1321…第1の溝
1322…第2の溝
1323…第1の開口部
1324…第2の開口部

Claims (13)

  1. 平行ガイド機構(1)であって、
    秤量対象物の荷重を受けるための荷重受部分(11)と、
    固定部分(12)と
    を備え、
    前記固定部分(12)は、
    端部(121)と、
    前記端部(121)から前方に延在する延在部分(122)と、
    前記延在部分(122)から前方に延在する取付部分と
    を備え、
    前記取付部分は、
    第1の取付部分(123)と、
    第2の取付部分(124)と
    を備え、
    前記平行ガイド機構(1)は、さらに、前記荷重受部分(11)を前記固定部分(12)に接続する平行ガイド部材(131,132)を備え、
    前記延在部分(122)を受け入れるために、前記平行ガイド部材(131,132)と前記荷重受部分(11)と前記端部(121)との間に収容空間(14)が形成され、 前記荷重受部分(11)、前記固定部分(12)および前記平行ガイド部材(131,132)は、硬い材料の単一品から一体的に形成され、
    前記荷重受部分(11)の少なくとも一部分を受け入れるために、前記第1の取付部分(123)と前記第2の取付部分(124)と前記延在部分(122)との間に受入空間(125)が形成され、
    前記荷重受部分(11)と前記延在部分(122)との間に、前記受入空間(125)に接続される分割穴(1221)が形成された、
    平行ガイド機構。
  2. 請求項1に記載の平行ガイド機構であって、
    第1の取付面(1231)が、前記第1の取付部分(123、123’)の前面に形成され、
    第2の取付面(1241)が、前記第2の取付部分(124,124’)の前面に形成され、
    第3の取付面(1121)が、前記荷重受部分(11)の前面に形成され、
    前記第1の取付面(1231,1231’)は、前記第2の取付面(1241,1241’)と同一平面にあり、
    前記第3の取付面(1121)は、前記第1の取付面(1231,1231’)および前記第2の取付面(1241,1241’)と同一平面にはない
    平行ガイド機構。
  3. 請求項2に記載の平行ガイド機構であって、
    前記第1の取付部分(123’)の前記前面、および、前記第2の取付部分(124’)の前記前面は、段形状を有しており、
    前記第1の取付面(1231’)と前記第2の取付面(1241’)とは、前記前面から内側にオフセットされている
    平行ガイド機構。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の平行ガイド機構であって、
    前記荷重受部分(11)は、主部分(111)と、前記主部分(111)から前方に延在する取付部分(112)と、前記主部分(111)から上方に延在する接続部分(113)と、を備え、
    前記取付部分(112)の断面積は、前記主部分(111)の断面積よりも小さい
    平行ガイド機構。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の平行ガイド機構であって、
    前記荷重受部分(11)は、前記受入空間(125)内に全体が配置される
    平行ガイド機構。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の平行ガイド機構であって、
    前記平行ガイド部材(131,132)は、上部平行ガイド部材(131)及び下部平行ガイド部材(132)を有し、
    前記上部平行ガイド部材(131)の両端は、第1の溝(1321、1322)を有し、
    前記下部平行ガイド部材(132)の両端は、第2の溝(1311、1322)を有し、
    前記溝(1321,1322)の各々は、円弧形状または四角形状を有している
    平行ガイド機構。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の平行ガイド機構であって、
    前記端部(121)の近傍における前記平行ガイド部材(131,132)の幅は、前記荷重受部分(11)の近傍における幅よりも大きい
    平行ガイド機構。
  8. 請求項6または請求項7に記載の平行ガイド機構であって、
    第1の開口部(1323、1324)が、前記第1の溝(1321、1322)の少なくとも1つを2つの部分に分割していることと、
    第2の開口部(1323、1324)が、前記第2の溝(1321、1322)の少なくとも1つを2つの部分に分割していることと
    のうちの少なくとも一方を満たす
    平行ガイド機構。
  9. 秤量モジュール(100)であって、
    レバー(2)と、
    請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の平行ガイド機構(1)と、
    前記平行ガイド機構(1)の前記荷重受部分(11)を前記レバー(2)に接続する力伝達部材(3)と、
    前記第1の取付部分(123,123’)および前記第2の取付部分(124,124’)を前記レバー(2)に接続する少なくとも2つの支点部材(41,42)と
    を備える秤量モジュール。
  10. 請求項9に記載の秤量モジュールであって、
    前記レバー(2)は、対称フレーム構造である
    秤量モジュール。
  11. 請求項9または請求項10に記載の秤量モジュールであって、
    前記レバー(2)は、主部分(22)と、内部較正支持部材(21,21’)と、を備え、
    前記主部分(22)および前記内部較正支持部材(21)は、硬い材料の単一品から一体的に形成されるか、または、前記内部較正支持部材(21’)は、前記荷重受部分(11)に接続されている
    秤量モジュール。
  12. 請求項9ないし請求項11のいずれか一項に記載の秤量モジュールであって、
    前記内部較正支持部材(21,21’)上に配置され得る、較正分銅(6)を有する較正駆動部材(7)をさらに備える
    秤量モジュール。
  13. 請求項9ないし請求項12のいずれか一項に記載の秤量モジュールを備える電子天秤。
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