JPWO2010050020A1 - 永久磁石同期電動機の制御装置 - Google Patents

永久磁石同期電動機の制御装置 Download PDF

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Abstract

製品CPUへの負担を大きくすることなく、永久磁石同期電動機がSPMモータであるかIPMモータであるかを問わず、低速運転時や中速運転時だけでなく高速運転時においても、精度の良いトルク制御が可能な永久磁石同期電動機の制御装置を得ることを目的として、d軸とq軸の各電流修正指令(id*cmd、iq*cmd)の電流位相βiとトルク指令Tm*とからトルク修正指令Tm*cmdを生成し、該トルク修正指令Tm*cmdをトルク指令Tm*に代えてd/q軸電流指令生成器9に供給するトルク補正回路(1,2,3a)を備えた。

Description

この発明は、永久磁石同期電動機の制御装置に関するものである。
永久磁石同期電動機の制御では、トルクを自由に制御できるベクトル制御が多く用いられている。ベクトル制御を採用する制御装置は、PWMインバータが永久磁石同期電動機に出力する3相のモータ電流を回転する直交2軸のdq軸座標上に分解して励磁電流成分であるd軸電流とトルク寄与成分であるq軸電流とに変換し、その変換した実際に永久磁石同期電動機に流れているd軸電流及びq軸電流を、外部から与えられるトルク指令から生成したd軸電流指令及びq軸電流指令に追従するように、比例積分制御を行う電流制御器が、前記PWMインバータを制御する構成を採用している。
したがって、永久磁石同期電動機の制御装置によるトルク制御の精度は、外部から与えられるトルク指令からd軸電流指令及びq軸電流指令を生成するd/q軸電流指令生成器において適切なd軸電流指令及びq軸電流指令を生成できるか否かに依存している。
ここで、永久磁石同期電動機のうち、突極性がないSPM(Surface Permanent Magnet)モータでのトルク発生式は、式(1)で与えられる。なお、式(1)において、T は外部から与えられるトルク指令であり、i はq軸電流指令であり、Kは永久磁石同期電動機のトルク定数である。
Figure 2010050020
そして、式(1)を次の式(2)のように変形し、d/q軸電流指令生成器をこの式(2)に基づいた演算を実施するように構成すれば、トルクを制御することが可能になる。なお、式(2)において、i はd軸電流指令である。
Figure 2010050020
また、永久磁石同期電動機のうち、突極性があるIPM(Interior Permanent Magnet)モータでのトルク発生式は次の式(3)で与えられる。なお、式(3)において、P,L,Lは、それぞれ、永久磁石同期電動機の極対数、d軸インダクタンス、q軸インダクタンスである。
Figure 2010050020
IPMモータに対しては、d/q軸電流指令生成器を、この式(3)に基づいた演算を実施するように構成する、或いは、予め用意した式(3)に基づいたテーブルデータを参照するように構成すれば、トルクを制御することが可能になる。なお、d軸インダクタンス、q軸インダクタンスは、電流の大きさによって非線形に変化することが一般に知られているので、それを考慮してd/q軸電流指令生成器を構成することで、トルク制御の精度を向上させることも可能である。
ところで、近年、永久磁石同期電動機を高速運転させるために、インバータ出力電圧を使い切る定出力領域での運転が増えてきている。この運転では、インバータ出力電圧の飽和を抑える必要があるので、その手段の一つとして、d軸電流を負方向に増加させるいわゆる弱め界磁制御を行うことが多くなっている。
弱め界磁制御の一手法が特許文献1(第11図)に示されている。これを永久磁石同期電動機の制御装置に適用すると、次のようになる。すなわち、q軸電圧成分とq軸電圧指令との偏差からq軸電圧飽和量を求め、求めたq軸電圧飽和量と回転角速度とからd軸電流修正量を求める。また、d軸電圧成分とd軸電圧指令との偏差からd軸電圧飽和量を求め、求めたd軸電圧飽和量と回転角速度とからq軸電流修正量を求める。そして、求めたd軸とq軸の各電流修正量を用いて、d/q軸電流指令生成器が出力するd軸とq軸の各電流指令に修正を加える構成である。この構成によれば、永久磁石同期電動機におけるトルク制御と高速運転領域での安定運転との両方を目指すことができるので、高速運転時に電圧飽和の発生を抑え、安定した運転を実現でき、制御の安定性を格段に向上させることができる。
国際公開第03/009463号パンフレット 特開2000−116198号公報
しかし、上記した弱め界磁制御でのトルク制御の精度に関し、従来は、永久磁石同期電動機の中でもSPMモータが多く使われていたので、問題になることは少なかったが、近年、永久磁石電動機の高速運転化に伴い、磁石剥がれの問題が起こらないIPMモータが多く使われるようになってきたことから、問題が生じている。
すなわち、SPMモータでは、トルクの発生は式(1)に基づくので、d/q軸電流指令生成器から出力されるd軸とq軸の各電流指令がその後で修正されても、q軸電流指令の変化分だけがトルク制御の精度に影響を及ぼす。そのため、トルク制御の精度劣化は、実使用上において問題になるレベルではなかった。
ところが、IPMモータでは、トルクの発生は式(3)に基づくので、d/q軸電流指令生成器から出力されるd軸とq軸の各電流指令がその後で修正されると、その両方の電流指令の変化分がトルク制御の精度に影響を及ぼす。そのため、トルク制御の精度は、SPMモータ使用時でのトルク制御の劣化以上に低下することがある。
また、IPMモータでは、運転状況に応じた適切なd軸電流を流すことで、運転効率を上げられることも一般に知られている。そのため、d/q軸電流指令生成器から出力されるd軸電流指令を、IPMモータの運転効率を上げる目的で修正することもある。この場合には、高速運転に限らず、低速運転や中速運転においても、多少、トルク制御の精度が低下することもある。
この問題に対して、例えば、上記の特許文献2(第4の実施の形態)では、高速運転時におけるモータ端子電圧が一定の条件において、最大のトルクを安定に出力するための手法が提案されているので、これを用いれば、d/q軸電流指令生成器を、高速運転時に電圧飽和が発生しないという点まで考慮して構成することは可能である。
しかし、上記特許文献2に記載の技術を適用したd/q軸電流指令生成器では、モータ等価回路に基づく電圧関係式と式(3)に示したトルク関係式との双方を満たすd軸電流指令及びq軸電流指令を作り出す必要があるので、かなり複雑な演算を必要とし、製品CPUへの負担が非常に大きくなるという問題がある。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであり、製品CPUへの負担を大きくすることなく、永久磁石同期電動機がSPMモータであるかIPMモータであるかを問わず、低速運転時や中速運転時だけでなく高速運転時においても、精度の良いトルク制御が可能な永久磁石同期電動機の制御装置を得ることを目的とする。
上述した目的を達成するために、この発明は、外部から入力されるトルク指令からd軸とq軸の各電流指令を生成するd/q軸電流指令生成器と、前記d軸とq軸の各電流指令と対応するd軸とq軸の各電流修正量との偏差であるd軸とq軸の各電流修正指令に、永久磁石同期電動機に実際に流れているd軸とq軸の各電流が一致するようにするd軸とq軸の各電圧指令を比例積分制御によって生成する電流制御器とを備える永久磁石同期電動機の制御装置において、前記d軸とq軸の各電流修正指令の電流位相と前記トルク指令とからトルク修正指令を生成し、該トルク修正指令を前記トルク指令に代えて前記d/q軸電流指令生成器に供給するトルク補正回路を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、外部から入力されるトルク指令を、直接d/q軸電流指令生成器に供給するのではなく、追加したトルク補正回路に入力する。この追加したトルク補正回路は、少ない演算量で、その外部から入力されるトルク指令と修正された後のd軸とq軸の各電流指令の電流位相とを用いてトルク修正指令を生成し、それをd/q軸電流指令生成器に供給する。これによって、d/q軸電流指令生成器は、実際の運転状態を反映する形でd軸とq軸の各電流指令を生成できるので、永久磁石同期電動機がSPMモータであるかIPMモータであるかを問わず、低速運転時や中速運転時だけでなく高速運転時においても、適切なd軸とq軸の各電流指令を生成できるようになる。つまり、この発明は、製品CPUへの負担を大きくすることなく、全運転領域において精度の良いトルク制御が可能になるという効果を奏する。
図1は、この発明の実施の形態1による永久磁石同期電動機の制御装置の要部構成を示すブロック図である。 図2は、永久磁石同期電動機の弱め界磁制御を行う制御装置の一般的な構成例を示すブロック図である。 図3は、図1に示すトルク補正係数kのテーブルデータの一例を示す図である。 図4は、実施の形態1をIPMモータに適用した場合の運転特性を従来例と比較して示す特性図である。 図5は、この発明の実施の形態2による永久磁石同期電動機の制御装置の要部構成を示すブロック図である。 図6は、図5に示すトルク修正指令T cmdのテーブルデータの一例を示す図である。 図7は、この発明の実施の形態3による永久磁石同期電動機の制御装置の要部構成を示すブロック図である。 図8は、この発明の実施の形態4による永久磁石同期電動機の制御装置の要部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 電流位相演算器
2,4 トルク補正器
3a,3b,3c 乗算器
5 電流振幅変化率演算器
9 d/q軸電流指令生成器
10,11,12,13 減算器
14 d軸電流制御器
15 q軸電流制御器
16 二相三相座標変換器
17 PWMインバータ
18 永久磁石同期電動機
19a,19b,19c 電流検出器
20 三相二相座標変換器
21 速度検出器
22 係数器
23 積分器
以下に図面を参照して、この発明にかかる永久磁石同期電動機の制御装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による永久磁石同期電動機の制御装置の要部構成を示すブロック図である。図2は、永久磁石同期電動機の弱め界磁制御を行う制御装置の一般的な構成例を示すブロック図である。
図1に示す実施の形態1による永久磁石同期電動機の制御装置の要部(トルク補正回路)は、図2に示すこの発明が対象とする従来の弱め界磁制御を行う制御装置に追加した、電流位相演算器1とトルク補正器2と乗算器3aとで構成される。
ここでは、この発明の理解を容易にするため、まず、図2を参照して、この発明が対象とする従来の弱め界磁制御を行う制御装置の構成と動作について簡単に説明し、その後、図1を参照して、この実施の形態1による制御装置の要部構成の動作について説明する。
図2において、従来の弱め界磁制御を行う制御装置は、永久磁石同期電動機(PM)18を制御する構成として、d/q軸電流指令生成器9と、減算器10,11,12,13と、d軸電流制御器14と、q軸電流制御器15と、二相三相座標変換器16と、PWMインバータ17と、電流検出器19a,19b,19cと、三相二相座標変換器20と、速度検出器21と、係数器22と、積分器23とを備えている。
PWMインバータ17は、二相三相座標変換器16から入力される電圧指令V ,V ,V に基づき永久磁石同期電動機18に供給する駆動電力を生成する。なお、Vdcは、母線電圧である。
速度検出器21は、駆動される永久磁石同期電動機18の回転速度ωを検出する。係数器22は、速度検出器21が検出した回転速度ωからdq軸座標の回転角速度ωを演算する。積分器23は、係数器22が演算したdq軸座標の回転角速度ωを積分し、それをdq軸座標の位相角θとして、二相三相座標変換器16と三相二相座標変換器20とに出力する。
電流検出器19a,19b,19cは、PWMインバータ17から永久磁石同期電動機18に供給されるモータ駆動電流i,i,iを検出し、それを三相二相座標変換器20に出力する。
三相二相座標変換器20は、積分器23から入力されるdq軸座標の位相角θに基づいて、電流検出器19a,19b,19bが検出したモータ駆動電流i,i,iをdq軸座標上のd軸電流iとq軸電流iとに変換し、それらを減算器12,13の対応するものに出力する。
d/q軸電流指令生成器9は、外部から入力される任意のトルク指令T から、前記した式(2)または式(3)の演算を行って、回転する直交2軸のdq軸座標上におけるd軸電流指令i とq軸電流指令i とを生成し、d軸電流指令i を減算器10の一方の入力端子に出力し、q軸電流指令i を減算器11の一方の入力端子に出力する。
減算器10の他方の入力端子にはd軸電流修正量Δi が入力され、減算器11の他方の入力端子にはq軸電流修正量Δi が入力される。d軸電流修正量Δi とq軸電流修正量Δi との生成源は示してないが、前記した特許文献1(第11図)に提案されている方法を適用して生成される。ここでは、再述しない。
減算器10は、d軸電流指令i とd軸電流修正量Δi との偏差を演算し、それをd軸電流修正指令i cmdとして減算器12の一方の入力端子に出力する。この減算器12の他方の入力端子には三相二相座標変換器20からd軸電流iが入力される。また、減算器11は、q軸電流指令i とq軸電流修正量Δi との偏差を演算し、それをq軸電流修正指令i cmdとして減算器13の一方の入力端子に出力する。この減算器13の他方の入力端子には三相二相座標変換器20からq軸電流iが入力される。
減算器12は、d軸電流修正指令i cmdとd軸電流iとの偏差を演算し、それを電流偏差eidとしてd軸電流制御器14に出力する。また、減算器13は、q軸電流修正指令i cmdとq軸電流iとの偏差を演算し、それを電流偏差eiqとしてq軸電流制御器15に出力する。
d軸電流制御器14及びq軸電流制御器15は、それぞれ、比例積分(PI)制御を行うPI制御器である。すなわち、d軸電流制御器14及びq軸電流制御器15は、それぞれ、減算器12,13から入力される電流偏差eid,eiqをゼロにする操作量であるd軸電圧指令V ,q軸電圧指令V をPI制御によって生成し、それらを二相三相座標変換器16に出力する。
二相三相座標変換器16は、積分器23から入力されるdq軸座標の位相角θに基づいて、d軸電流制御器14及びq軸電流制御器15から入力されるd軸電圧指令V ,q軸電圧指令V を電圧指令V ,V ,V に変換し、それらを前記PWMインバータ17に出力する。
以上のように、弱め界磁制御を行うベクトル制御では、電流制御器(d軸電流制御器14及びq軸電流制御器15)によって、永久磁石同期電動機18に実際に供給するd軸電流i及びq軸電流iが、それぞれ、d軸電流修正指令i cmd及びq軸電流修正指令i cmdに一致するようにコントロールされる。
さて、図1において、この実施の形態1による制御装置の要部構成を説明する。電流位相演算器1は、減算器10,11の各出力(d軸電流修正指令i cmd、q軸電流修正指令i cmd)を入力とし、電流位相βをトルク補正器2に出力する。
トルク補正器2は、外部からのトルク修正指令T と電流位相演算器1からの電流位相βとを入力とし、トルク補正係数kを乗算器3aに出力する。
乗算器3aは、外部からのトルク指令T とトルク補正器2からのトルク補正係数kとを入力とし、トルク修正指令T cmdをd/q軸電流指令生成器9に出力する。
次に、この実施の形態1による制御装置の要部の動作について説明する。d/q軸電流指令生成器9は、元々、永久磁石同期電動機18のトルク制御を実現するために設けてあるが、高速運転時の電圧飽和の発生を抑え、安定した運転を実現するために、弱め界磁制御を行う必要が生ずる。
そのため、図2に示すように、d軸電流修正量Δi 及びq軸電流修正量Δi を供給して、d/q軸電流指令生成器9が出力するd軸電流指令i 及びq軸電流指令i を修正する構成が採用されている。そうすると、特にIPMモータでは、発生トルクが大きく変化してしまい、トルク制御の精度が低下する。これらは、前記した。
そこで、この実施の形態1では、精度の良いトルク制御を実現するために、外部からのトルク指令T を、直接d/q軸電流指令生成器9に供給するのではなく、修正された後のd軸とq軸の各電流指令(d軸電流修正指令i cmd、q軸電流修正指令i cmd)の電流位相βを用いて、外部からのトルク指令T に修正を加え、それをd/q軸電流指令生成器9に与えるようにしている。
すなわち、電流位相演算器1は、減算器10が出力するd軸電流修正指令i cmdと、減算器11が出力するq軸電流修正指令i cmdとを次の式(4)に適用して電流位相βを演算し、それをトルク補正器2に出力する。
Figure 2010050020
トルク補正器2は、外部からのトルク指令T と電流位相演算器1からの電流位相βとに基づいてトルク補正係数kを生成し、それを乗算器3aの一方の入力端子に出力する。なお、トルク補正係数kは、予め実験を行って求めることができるので、メモリにテーブルデータとして保持しておくことができる。この実施の形態1では、この方法を用いている。
図3は、図1に示すトルク補正係数kのテーブルデータの一例を示す図である。図3では、横軸がトルク指令T [%]であり、縦軸がトルク補正係数kである。電流位相β[°]の値に応じた数本の特性曲線(図3では、β=60[°]、β=50[°]、β=40[°]、β=30[°]、β=15[°]、β=0[°]の6本)が示されている。これらの特性曲線は、トルク指令T と電流位相βとの各値を入力し、必要に応じて補間等を実施して作成したものである。
トルク補正器2は、外部からのトルク指令T と電流指令生成器1からの電流位相βとの各値をアドレス情報として図3に示すテーブルデータを保持するメモリに入力し、縦軸に取られたトルク補正係数kを取り出し、それを乗算器3aに出力するように構成される。勿論、トルク補正器2は、図3に示すようなテーブルデータを関数の形態で保持しておき、演算によってトルク補正係数kを導出してもよい。
乗算器3aは、外部からのトルク指令T とトルク補正器2からのトルク補正係数kとを乗算し、その乗算結果をトルク修正指令T cmdとしてd/q軸電流指令生成器9に出力する。
このように、追加した補正回路(電流位相演算器1、トルク補正器2、乗算器3a)での演算量は、少ないので、製品CPUに与える負担の増加は少ないと言える。
この実施の形態1では、d/q軸電流指令生成器9は、外部からのトルク指令T に代えて、修正されたトルク修正指令T cmdからd軸電流指令i 及びq軸電流指令i を生成する。これによって、例えば図4に示す運転特性が得られる。
図4は、実施の形態1をIPMモータに適用した場合の運転特性を従来例と比較して示す特性図である。図4では、IPMモータに対して、実施の形態1(図1)を適用した場合の高速運転、中速運転、低速運転の各運転特性と、従来例(図2)を適用した場合の高速運転、中速運転、低速運転の各運転特性とが示されている。
図4では、横軸がトルク指令[%]であり、縦軸がトルク誤差(精度)[%]である。図4に示す各運転特性は、横軸に取ったトルク指令の大きさに対して、実際に出力されたトルクの値との差をトルク誤差と定義してプロットしたものである。トルク誤差がゼロのときに、永久磁石同期電動機18では、トルク指令通りの出力が行われていて最もトルク制御精度が良いものとする。
図4に示すように、従来例(図2)では、高速運転をした場合にトルク制御の精度が低下する。これに対して実施の形態1(図1)では、高速運転をした場合でも精度の良いトルク制御が行えることが分かる。また、低速運転や中速運転においても、実施の形態1(図1)では、トルク制御の精度を改善できることが分かる。
以上説明したように実施の形態1によれば、外部から入力されるトルク指令T を、直接d/q軸電流指令生成器9に供給するのではなく、追加した補正回路に入力する。追加した補正回路は、少ない演算量で、修正された後のd軸電流指令及びq軸電流指令の電流位相βを用いてトルク補正係数kを導き、そのトルク補正係数kを用いてトルク指令T を修正してd/q軸電流指令生成器9に与えるようにした。
これによって、d/q軸電流指令生成器9は、実際の運転状態を反映する形でd軸とq軸の各電流指令を生成できるので、永久磁石同期電動機18がSPMモータであるかIPMモータであるかを問わず、低速運転時や中速運転時だけでなく高速運転時においても、適切なd軸とq軸の各電流指令を生成できるようになる。したがって、製品CPUへの負担を大きくすることなく、全運転領域において精度の良いトルク制御を行うことが可能となる。
なお、実施の形態1では、永久磁石同期電動機18に実際に流れているd軸電流i及びq軸電流iを式(3)に適用して求めたトルク値に、トルク補正係数kの逆数を乗ずることで、実際に発生しているトルクの値を精度良く推定することが可能になるという利点も得られる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態1による永久磁石同期電動機の制御装置の要部構成を示すブロック図である。なお、図5では、図1(実施の形態1)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、この実施の形態2に関わる部分を中心に説明する。
図5に示す実施の形態2による永久磁石同期電動機の制御装置の要部(トルク補正回路)は、図1(実施の形態1)に示した構成において、トルク補正器2と乗算器3aに代えてトルク補正器4が設けられている。この構成によれば、乗算器を不要にすることができるので、全体の演算量を更に減らすことができ、製品CPUに与える負担を更に軽減することができる。
トルク補正器4は、外部からのトルク指令T と電流位相演算器1からの電流位相βとに基づき直接トルク修正指令T cmdを生成し、それをd/q軸電流指令生成器9に出力する。なお、トルク修正指令T cmdは、予め実験を行って求めることができるので、メモリにテーブルデータとして保持しておくことができる。この実施の形態2では、この方法を用いている。
図6は、図5に示すトルク修正指令T cmdのテーブルデータの一例を示す図である。図6では、横軸がトルク指令T [%]であり、縦軸がトルク修正指令T cmd[%]である。電流位相β[°]の値に応じた数本の特性曲線(図6では、β=60[°]、β=50[°]、β=40[°]、β=30[°]、β=15[°]、β=0[°]の6本)が示されている。これらの特性曲線は、トルク指令T と電流位相βとの各値を入力し、必要に応じて補間等を実施して作成したものである。
トルク補正器4は、外部からのトルク指令T と電流指令生成器1からの電流位相βとの各値をアドレス情報として図6に示すテーブルデータを保持するメモリに入力し、縦軸に取られたトルク修正指令T cmdを取り出し、それをd/q軸電流指令生成器9に出力するように構成される。勿論、トルク補正器4は、図6に示すようなテーブルデータを関数の形態で保持しておき、演算によってトルク修正指令T cmdを導出してもよい。
以上説明したように実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の作用・効果が得られるのに加えて、トルク補正係数kを求めずに、直接トルク修正指令T cmdを求めるようにしているので、全体の演算量を更に減らすことができ、製品CPUに与える負担を実施の形態1よりも軽減することができる。
実施の形態3.
図7は、この発明の実施の形態3による永久磁石同期電動機の制御装置の要部構成を示すブロック図である。なお、図7では、図1(実施の形態1)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、この実施の形態3に関わる部分を中心に説明する。
図7に示すこの実施の形態3による永久磁石同期電動機の制御装置の要部(トルク補正回路)は、図1(実施の形態1)に示した構成において、電流振幅変化率演算器5が追加され、乗算器3aに代えて乗算器3bが設けられている。
電流振幅変化率演算器5は、d軸電流指令i とq軸電流指令i とd軸電流修正指令i cmdとq軸電流修正指令i cmdとを入力とし、トルク補正係数(第2のトルク補正係数)kを乗算器3bに出力する。
乗算器3bは、外部からのトルク指令T と、トルク補正器2からのトルク補正係数(第1のトルク補正係数)kと、電流振幅変化率演算器5からのトルク補正係数(第2のトルク補正係数)kとを入力とし、トルク修正指令T cmdをd/q軸電流指令生成器9に出力する。
次に、この実施の形態3による制御装置の要部の動作について説明する。先に示した実施の形態1,2では、修正された後のd軸とq軸の各電流指令(d軸電流修正指令i cmd、q軸電流修正指令i cmd)の電流位相βを用いて、外部からのトルク指令T に修正を加える方法を示した。
しかし、d軸電流修正量Δi やq軸電流修正量Δi が供給されることで、前記電流位相βだけでなく、当然、その電流振幅も変化する。この影響でトルクが変化してしまい、トルク制御の精度が低下することもある。
そこで、この実施の形態3では、更に精度の良いトルク制御を実現するために、d軸とq軸の各電流指令の振幅の変化率も用いて、外部からのトルク指令T に更に修正を加えるようにしている。
すなわち、電流振幅変化率演算器5は、d軸電流指令i とq軸電流指令i とd軸電流修正指令i cmdとq軸電流修正指令i cmdとを次の式(5)適用して、修正前の電流振幅と修正後の電流振幅との変化率を計算し、それをトルク修正指令kとして乗算器3bに出力する。
Figure 2010050020
乗算器3bは、外部からのトルク指令T と、トルク補正器2からのトルク補正係数kと、電流振幅変化率演算器5からのトルク補正係数kとを乗算し、その乗算結果をトルク修正指令T cmdとしてd/q軸電流指令生成器9に出力する。
以上説明したように実施の形態3によれば、修正された後のd軸電流指令及びq軸電流指令の電流位相βを用いてトルク補正係数kを導き、更に、d軸電流指令及びq軸電流指令の修正前後の電流振幅の変化率を導き、その両方によってトルク指令T を修正してd/q軸電流指令生成器9に与えるようにしたので、実施の形態1,2よりも更に精度の良いトルク制御を行うことが可能となる。
実施の形態4.
図8は、この発明の実施の形態4による永久磁石同期電動機の制御装置の要部構成を示すブロック図である。なお、図8では、図7(実施の形態3)に示した構成要素と同一ないしは同等である構成要素には同一の符号が付されている。ここでは、この実施の形態4に関わる部分を中心に説明する。
図8に示すこの実施の形態4による永久磁石同期電動機の制御装置の要部(トルク補正回路)は、図7(実施の形態3)に示した構成において、トルク補正器2に代えて図5(実施の形態2)で示したトルク補正器4が設けられ、乗算器3bに代えて乗算器3cが設けられている。
トルク補正器4は、外部からのトルク指令T と電流位相演算器1からの電流位相βとを入力とし、トルク修正指令(第1のトルク修正指令)T cmdを出力する。
乗算器3cは、トルク補正器4からのトルク修正指令(第1のトルク修正指令)T cmdと電流振幅変化率演算器5からのトルク補正係数kとを入力とし、トルク修正指令(第2のトルク修正指令)T cmd2をd/q軸電流指令生成器9に出力する。
次に、この実施の形態3による制御装置の要部の動作について説明する。トルク補正器4は、図5(実施の形態2)にて説明したように、電流位相演算器1からの電流位相βと外部からのトルク指令T とから直接トルク修正指令(第1のトルク修正指令)T cmdをd/q軸電流指令生成器9に出力する。この構成によれば、実施の形態2と同様に、製品CPUに与える負担を軽減することができる。
乗算器3cは、トルク補正器4からのトルク修正指令(第1のトルク修正指令)T cmdと、電流振幅変化率演算器5からのトルク補正係数kとを乗算し、その乗算結果をトルク修正指令(第2のトルク修正指令)T cmd2としてd/q軸電流指令生成器9に出力する。
以上説明したように実施の形態4によれば、実施の形態3の作用・効果が得られるのに加えて、図7(実施の形態3において)において、トルク補正係数kを求めずに、直接トルク修正指令(第1のトルク修正指令)T cmdを求めるようにしているので、全体の演算量を減らすことができ、製品CPUに与える負担を実施の形態3よりも軽減することができる。
以上のように、この発明にかかる永久磁石同期電動機の制御装置は、製品CPUへの負担を大きくすることなく、永久磁石同期電動機がSPMモータであるかIPMモータであるかを問わず、低速運転時や中速運転時だけでなく高速運転時においても、精度の良いトルク制御が可能な永久磁石同期電動機の制御装置として有用である。

Claims (6)

  1. 外部から入力されるトルク指令からd軸とq軸の各電流指令を生成するd/q軸電流指令生成器と、前記d軸とq軸の各電流指令と対応するd軸とq軸の各電流修正量との偏差であるd軸とq軸の各電流修正指令に、永久磁石同期電動機に実際に流れているd軸とq軸の各電流が一致するようにするd軸とq軸の各電圧指令を比例積分制御によって生成する電流制御器とを備える永久磁石同期電動機の制御装置において、
    前記d軸とq軸の各電流修正指令の電流位相と前記トルク指令とからトルク修正指令を生成し、該トルク修正指令を前記トルク指令に代えて前記d/q軸電流指令生成器に供給するトルク補正回路
    を備えたことを特徴とする永久磁石同期電動機の制御装置。
  2. 前記トルク補正回路は、
    前記d軸とq軸の各電流修正指令から電流位相を演算する電流位相演算器と、前記トルク指令と前記電流位相とからトルク補正係数を出力するトルク補正器と、前記トルク指令と前記トルク補正係数とを乗算して前記トルク修正指令を出力する乗算器とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の永久磁石同期電動機の制御装置。
  3. 前記トルク補正回路は、
    前記d軸とq軸の各電流修正指令から電流位相を演算する電流位相演算器と、前記トルク指令と前記電流位相とから前記トルク修正指令を出力するトルク補正器とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の永久磁石同期電動機の制御装置。
  4. 外部から入力されるトルク指令からd軸とq軸の各電流指令を生成するd/q軸電流指令生成器と、前記d軸とq軸の各電流指令と対応するd軸とq軸の各電流修正量との偏差であるd軸とq軸の各電流修正指令に、永久磁石同期電動機に実際に流れているd軸とq軸の各電流が一致するようにするd軸とq軸の各電圧指令を比例積分制御によって生成する電流制御器とを備える永久磁石同期電動機の制御装置において、
    前記d軸とq軸の各電流修正指令の電流位相及び電流振幅と前記トルク指令とからトルク修正指令を生成し、該トルク修正指令を前記トルク指令に代えて前記d/q軸電流指令生成器に供給するトルク補正回路
    を備えたことを特徴とする永久磁石同期電動機の制御装置。
  5. 前記トルク補正回路は、
    前記d軸とq軸の各電流修正指令から電流位相を演算する電流位相演算器と、前記トルク指令と前記電流位相とから第1のトルク補正係数を出力するトルク補正器と、前記d軸とq軸の各電流指令の振幅と前記d軸とq軸の各電流修正指令の振幅との変化率を演算しそれを第2のトルク補正係数として出力する電流振幅変化率演算器と、前記トルク指令と前記第1のトルク補正係数と前記第2のトルク補正係数とを乗算して前記トルク修正指令を出力する乗算器とを備えていることを特徴とする請求項4に記載の永久磁石同期電動機の制御装置。
  6. 前記トルク補正回路は、
    前記d軸とq軸の各電流修正指令から電流位相を演算する電流位相演算器と、前記トルク指令と前記電流位相とから第1のトルク修正指令を出力するトルク補正器と、前記d軸とq軸の各電流指令の振幅と前記d軸とq軸の各電流修正指令の振幅との変化率を演算しそれをトルク補正係数として出力する電流振幅変化率演算器と、前記トルク指令と前記第1のトルク修正指令と前記トルク補正係数とを乗算した第2のトルク修正指令を前記d/q軸電流指令生成器に供給する前記トルク修正指令として出力する乗算器とを備えていることを特徴とする請求項4に記載の永久磁石同期電動機の制御装置。
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