JP5361452B2 - 同期電動機のセンサレス制御装置 - Google Patents

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本発明は、同期電動機のセンサレス制御装置に関し、特に、低速域での同期制御を行う場合のセンサレス制御装置に関するものである。
低速域での同期制御を行う場合のセンサレス制御装置は、サーボコントローラからのd軸電流指令に基づき同期制御を行い、q軸については、サーボコントローラからの速度指令とそれから得られる位置指令とに応じた電圧指令のみを印加し、電流制御は行わないように構成される。そのため、従来では、センサレス制御装置に与えるd軸電流指令は、停止時においても、機械現物に見合った始動トルクが得られるような固定値(例えば、定格電流程度の値)としていた(例えば、非特許文献1参照)。
"IPMモータのセンサレス速度制御"平成11年電気学会産業応用部門大会 No.189 pp.51−56
しかし、固定値のd軸電流指令を与える従来のセンサレス制御装置では、軽負荷時には無駄な電力消費があり、高負荷時には脱調して回転しないことが起こるという問題があった。
また、停止時に外乱負荷により回転させられてしまうのを防止するためには、位置制御を採用するか、常に無駄なd軸電流指令を与え続けるかをしなければならなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、外乱トルクに対するロバスト性の向上と省電力化とが図れる同期電動機のセンサレス制御装置を得ることを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は、d軸電流指令による電流制御によって同期制御を行い、q軸については、速度指令とそれに基づく位置指令とに応じた電圧指令のみを印加して電流制御は行わないようにした同期電動機のセンサレス制御装置において、検出されたq軸電流の変化量の増減に応じて増減する前記d軸電流指令を演算生成するd軸電流指令演算部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、外乱トルクの印加による軸ずれに起因して発生するq軸電流の変化量を用いて、回転子を元に戻すトルクを発生するように、d軸電流指令を演算生成できるので、予め高いd軸電流指令を与えていなくとも、脱調を回避することが可能となり、外乱トルクに対するロバスト性を高めることができ、同時に省電力化が図れるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施の形態による同期電動機のセンサレス制御装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す同期電動機のモータ軸であるd軸、q軸と制御軸であるd軸、q軸とが一致している場合に、d軸を指令速度ωreで回転させる状態を説明する図である。 図3は、図2において、指令速度ωreと回転子速度ωreとに位相誤差θerrがある場合の回転状態を説明する図である。 図4は、図1に示すd軸電流指令演算部の構成例(その1)を示すブロック図である。 図5は、図4に示す可変ゲイン部の構成と動作を説明する可変ゲイン特性の一例を示す図である。 図6は、図4、図7、図8に示すd軸電流指令演算部の動作を説明する図である。 図7は、図1に示すd軸電流指令演算部の構成例(その2)を示すブロック図である。 図8は、図1に示すd軸電流指令演算部の構成例(その3)を示すブロック図である。 図9は、図1に示すd軸電流指令演算部の構成例(その4)を示すブロック図である。 図10は、図9、図11、図12に示すd軸電流指令演算部の動作を説明する図である。 図11は、図1に示すd軸電流指令演算部の構成例(その5)を示すブロック図である。 図12は、図1に示すd軸電流指令演算部の構成例(その6)を示すブロック図である。
以下に、本発明にかかる同期電動機のセンサレス制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の一実施の形態による同期電動機のセンサレス制御装置の構成を示すブロック図である。図1において、同期電動機50は、永久磁石同期電動機である。本実施の形態では、同期電動機50に非突極の表面磁石同期電動機を用いている。
この同期電動機50を低速域で同期制御するセンサレス制御装置は、一般に、速度指令発生部1と、速度演算部2と、位相演算部3と、d軸電流制御部4と、誘起電圧補償部5と、非干渉化制御部6と、加算器7,8と、3相2相座標変換部9と、2相3相座標変換部10と、電力変換器11と、電流検出器12,13とを備えている。
本実施の形態によるセンサレス制御装置は、上記の構成に、d軸電流指令演算部14と加算器15とを追加したものである。なお、加算器15は、d軸電流指令演算部14の出力回路であるが、理解を容易にするため、抜き出して示してある。
つまり、d軸電流指令id0は、図示しないサーボコントローラから入力されるが、一般には、直接d軸電流制御部4に入力される。それに対して、本実施の形態では、加算器15にて、d軸電流指令id0にd軸電流指令演算部14が後述するようにして演算したd軸電流指令id1が加算されたd軸電流指令idaとしてd軸電流制御部4に入力される構成となる。この場合のd軸電流指令id1は、調整用のd軸電流指令となる。
ここで、サーボコントローラからのd軸電流指令id0は、一般には、前記したように定格電流程度等の固定値であるが、本実施の形態で言うd軸電流指令id0は、一般に用いる固体値よりも低い値でよい。具体的には、サーボコントローラから停止指令が出力されている停止時の保持トルクとして必要なごく小さな値でよい。このような低値の設定は、手動で行える。
但し、本発明では、理論的には、d軸電流指令演算部14は、d軸電流制御部4が行う電流制御に必要なd軸電流指令を決定できるので、サーボコントローラからのd軸電流指令id0は、ゼロでよい。したがって、本発明の原理的構成は、図1において加算器15が無く、d軸電流指令演算部14が出力する前記調整用のd軸電流指令id1が調整用ではない本発明によるd軸電流指令idaとしてd軸電流制御部4に入力される構成となる。
しかし、サーボコントローラからのd軸電流指令id0をゼロにした場合、実際の適用では、弱い外乱トルクの印加により3相2相変換部9からのq軸電流iqaに変化成分が現れても、変化量が小さいので、その弱い外乱トルクによる変化成分がd軸電流指令演算部14内のフィルタで除去されてしまうことが考えられる。そうすると、外乱トルクの印加が検出不可能となり、その弱い外乱トルクで同期電動機50の回転子磁石が回転させられてしまうことが起こる。そのような事態を回避するには、従来と同様に予め或る大きさのd軸電流指令の供給が必要となる。そこで、本実施の形態では、図1に示すように、加算器15を設け、前記した内容のd軸電流指令id0をサーボコントローラから入力するようにしてある。
まず、一般的な構成での各部の動作について簡単に説明する。d軸電流制御部4では、サーボコントローラからのd軸電流指令id0と3相2相座標変換部9からの検出されたd軸電流idaとに基づいて同期電動機50のd軸に印加するd軸電圧vdを生成する。このd軸電圧vdは、加算器8にて、非干渉化制御部6が出力するd軸干渉電圧vdoが加算されてd軸電圧vdaとなり、2相3相座標変換部10に入力される。
また、速度指令発生部1は、サーボコントローラからの速度指令ωrに従い、同期電動機50の回転速度を指定する速度指令ωrを発生する。速度演算部2は、速度指令発生部1が発生した機械的速度である速度指令ωrに、対極数P/2(Pは全極数)を乗算して電気角で表される電気的な速度指令ωreを演算する。この速度指令ωreは、位相演算部3と誘起電圧補償部5と非干渉化制御部6とに入力される。
位相演算部3は、速度指令ωreを積分してモータ軸(dq)上の位相θreを演算する。この位相θreは、位置指令として3相2相座標変換部9と2相3相座標変換部10とに入力される。
誘起電圧補償部5は、同期電動機50が速度指令ωreで回転するときに発生する誘起電圧vqを算出する。この誘起電圧vqは、速度指令ωreに対するq軸電圧を補償する電圧であり、加算器7にて、非干渉化制御部6が出力するq軸干渉電圧vqoが加算されてq軸電圧vqaとなり、2相3相座標変換部10に入力される。ここで、誘起電圧vqは、同期電動機50が非突極の表面磁石電動機である場合、磁束密度Φaを用いて、次の式(1)で表される。
vq=ωre×Φa …(1)
2相3相座標変換部10は、d軸とそれに直交するq軸との制御2相の電圧(d軸電圧vda、q軸電圧vqa)を、位置指令である位相θreに基づき同期電動機50に印加する3相(UVW)の電圧指令(vua、vva、vwa)に変換する。電力変換器11は、いわゆるインバータであって、2相3相座標変換部10からの3相電圧指令(vua、vva、vwa)に基づき生成したパルス幅変調された駆動パルス信号によりスイッチング素子をオン・オフ動作させ、速度指令ωreに対応した周波数の3相交流電圧を生成し、同期電動機50に供給する。図示例では、電流検出器12,13にてこのときのU相とV相の駆動電流iua、ivaが検出され、3相2相座標変換部9に入力される。
3相2相座標変換部9は、電流検出器12,13から入力される2相の駆動電流(iua、iva)から、残り1相(今の例では、W相の駆動電流iwa)を算出して3相の駆動電流を生成し、それを、位置指令である位相θreに基づきd軸とq軸の制御2相の電流(d軸電流ida、q軸電流iqa)に変換する。変換されたd軸電流ida、q軸電流iqaは、非干渉化制御部6に入力され、また、変換されたd軸電流idaは、d軸電流制御部4に入力される。d軸電流制御部4については前述した。
非干渉化制御部6は、干渉項である速度指令ωreと、検出されたd軸電流idaおよびq軸電流iqaとを用いて、干渉に対してd軸電圧、q軸電圧を補償するd軸干渉電圧vdo、q軸干渉電圧vqoを演算生成する。生成されたd軸干渉電圧vdoは加算器8に入力され、q軸干渉電圧vqoは加算器7に入力されることは前述した。ここで、d軸干渉電圧vdo、q軸干渉電圧vqoは、同期電動機50が非突極の表面磁石電動機である場合、次の式(2)(3)で表される。なお、式(2)(3)において、Laはd軸、q軸のインダクタンス成分である。
vdo*=−ωre・La・iqa …(2)
vqo*=ωre・La・iqa …(3)
以上のように、低速域での同期制御を行う場合のセンサレス制御装置は、サーボコントローラからのd軸電流指令id0に基づき同期制御を行い、q軸については、サーボコントローラからの速度指令ωrから生成された速度指令ωreと、それから得られる位置指令である位相θreとに応じた電圧指令(vqa)のみを印加し、電流制御は行わないように構成されている。
さて、図2は、図1に示す同期電動機のモータ軸であるd軸、q軸と制御軸であるd軸、q軸とが一致している場合に、d軸を速度指令ωreに従って回転させる状態を説明する図である。図3は、図2において、速度指令ωreと回転子速度ωreとに位相誤差θerrがある場合の回転状態を説明する図である。
図2に示すように、制御軸のd軸を速度指令ωreに従って回転させることで、回転子磁石21を速度指令ωreの方向へ回転させるときに、摩擦などの外乱トルクにより制御軸のd軸とモータ軸のd軸とにずれが生じた場合は、図3に示すように、速度指令ωreと回転子速度ωreとに位相誤差θerrが生ずる。
上記のように、q軸電流制御は行わず、誘起電圧補償部5が電気角の速度指令ωreに応じて算出したq軸電圧vqと、非干渉化制御部6が検出q軸電流iqaを用いて算出したq軸干渉電圧vqoとを加算器7にて加算したq軸電圧vqaを2相3相座標変換部9に与えて同期電動機50に印加する場合、モータ軸のq軸への実際の印加電圧vqaと理論値として求まる印加電圧vqaとに上記位相誤差θerrに応じた電圧誤差が発生し、3相2相座標変換部9から出力されるq軸電流iqaにその電圧誤差に応じた大きさの変化成分が現れる。
以下、非突極の表面磁石電動機の場合を例に挙げて具体的に説明する。非突極の表面磁石電動機の場合、d軸電圧vdaとq軸電圧vqaとの関係は、次の式(4)に示す電圧方程式で表される。なお、式(4)において、Raは巻線抵抗、pは微分記号である。
Figure 0005361452
上記式(4)から、印加するq軸電圧vqaと理論値として求まる印加電圧vqaとは、次の式(5)(6)として表される。そして、q軸に発生する電圧誤差vqeは、式(5)(6)から、式(7)として表される。
vqa=ωre・La・ida+(Ra+pLa)iqa+ωre・Φa…(5)
vqa=ωre・La・ida・cosθerr
+(Ra+pLa)iqa・cosθerr+ωre・Φa・cosθerr …(6)
vqe=vqa−vqa
=(ωre−ωre・cosθerr)(La・ida+Φa) …(7)
ここで、q軸に着目すると、速度指令(ωre)−回転子速度(ωre)×cosθerr=0の場合は、電圧誤差(vqe)は発生せず、q軸電流(iqa)は検出されないが、速度指令(ωre)−回転子速度(ωre)×cosθerr≠0の場合は、電圧誤差(vqe)は、vqe≠0となり、q軸電流(iqa)が検出される。そして、停止時は、ωre=0の場合であり、外乱トルクにより回転子磁石21が回転させられて電圧誤差(vqe)が発生した場合には、同様にq軸電流(iqa)が検出される。
従来では、3相2相座標変換部9が変換出力するq軸電流iqaの変化を監視してd軸電流制御にフィードバックする手段がなかったので、外乱トルクにより回転子磁石21が回転させられても、それを検出して修正することができなかった。
そこで、本実施の形態では、図1に示すように、上記の手段として、加算器15を含むd軸電流指令演算部14を設けてある。d軸電流指令演算部14は、従来干渉化制御にのみ使用していた3相2相座標変換部9が変換出力する検出q軸電流iqaを取り込み、そのq軸電流iqaの変化量を監視し、サーボコントローラからのd軸電流指令idoを増減調整するd軸電流指令id1を演算し、加算器15からd軸電流指令idoを自動的に増減調整したd軸電流指令idaがd軸電流制御部4へ出力されるように構成される。これによって、d軸電流制御部4は、外乱トルクに対するロバスト性を高めた適切なd軸電圧vdを生成できるようになる。
d軸電流指令演算部14は、例えば、図4、図7〜図9、図11、図12に示すように種々の態様で構成することができる。以下、図番の順に、加算器15を含むd軸電流指令演算部14の構成と動作について説明する。
(d軸電流指令演算部14の構成例(その1))
図4は、図1に示すd軸電流指令演算部の構成例(その1)を示すブロック図である。図1に示すd軸電流指令演算部14は、図4に示すように、検出されたq軸電流iqaが入力されるバンドパスフィルタ31と、バンドパスフィルタ31の出力を入力とする絶対値回路(ABS)32と、絶対値回路32の出力を入力とする時定数可変フィルタ33と、時定数可変フィルタ33の出力を入力とする出力ゲイン乗算器34とで構成することができる。出力ゲイン乗算器34の出力は、加算器15の一方の入力端に入力される。加算器15の他方の入力端には、サーボコントローラからのd軸電流指令1d0が入力される。
バンドパスフィルタ31は、検出されたq軸電流iqaが並列に入力される互いに時定数が異なる2つのローパスフィルタ35,36と、2つのローパスフィルタ35,36の各出力が入力される加減算器37とで構成され、加減算器37から絶対値回路32に、q軸電流iqaに含まれるノイズ成分や定常偏差成分が除去され、正負に変化する変化成分のみとなったq軸電流iqaが出力される。
絶対値回路32は、バンドパスフィルタ31から入力する正負に変化するq軸電流iqaの変化成分を絶対値化して極性を正極側に揃えた絶対値化q軸電流iqbを生成し、それを時定数可変フィルタ33に出力する。
時定数可変フィルタ33は、加減算器39と、可変ゲイン部40と、乗算器41と、積分器42とを備えている。加減算器39は、絶対値回路32からの絶対値化q軸電流iqbから、積分器42の現在の積分値である当該時定数可変フィルタ33の状態量iqfを減算して偏差iqeを求め、それを可変ゲイン部40と乗算器41の一方の入力端とに出力する。乗算器41の他方の入力端には可変ゲイン部40の出力Goutが入力される。乗算器41の出力は積分器42に入力される。
可変ゲイン部40は、入力される偏差iqeの大きさに応じて出力Goutのゲインを可変にする回路である。図5は、図4に示す可変ゲイン部の構成と動作を説明する可変ゲイン特性の一例を示す図である。可変ゲイン部40は、例えば、図5に示すように、偏差iqeが大きい場合は、大きな値のゲインで出力Goutを出力し、偏差iqeが小さい場合は、小さい値のゲインで出力Goutを出力する。
図5に示す可変ゲイン部40での偏差iqeと出力Goutとの関係は、次の式(8)(9)で表される。但し、図5において、G0は、偏差閾値iq0時のゲイン値、例えば1[rad/sec]である。また、G1は、偏差閾値iq1時のゲイン値、例えば4000[rad/sec]である。
iqe<iq0の場合 Gout=G0 …(8)
iqe≧iq0の場合 Gout={(G1−G0)/(iqe1−iqe0)}
×(iqe−iqe0)+G0 …(9)
この時定数可変フィルタ33では、加減算器39が出力する偏差iqeと可変ゲイン部40の出力Goutとが乗算器41にて乗算されて積分器42に入力され、状態量iqfに積算されるので、可変ゲイン部40の上記した動作により、状態量iqfに積算される値は可変となり、状態量iqfが増加する場合と減少する場合とで時定数が異なることになる。
出力ゲイン乗算器34は、このように偏差iqeに応じて異なる時定数で増減変化する状態量iqfに出力ゲインKqを乗算してd軸電流指令id1を生成する。加算器15は、出力ゲイン乗算器34が生成したd軸電流指令id1とサーボコントローラからのd軸電流指令id0とを加算してd軸電流制御部4へのd軸電流指令idaとする。
次に、図6を参照して図4に示すd軸電流指令演算部の動作について説明する。なお、図6は、図4、図7、図8に示すd軸電流指令演算部の動作を説明する波形図である。図6では、外乱トルクと、検出されたq軸電流iqaと、絶対値化q軸電流iqbと、演算生成したd軸電流指令id1との関係が示されている。
図6において、外乱トルクが印加されると、図3に示すように、回転子磁石21がd軸から離れる方向に回転させられて誘起電圧が変化し、電圧誤差が発生し、3相2相変換部9から大きく変化するq軸電流iqaが図4に示すd軸電流指令演算部14に入力される。
d軸電流指令演算部14では、このようなq軸電流iqaの大きな変化成分がバンドパスフィルタ31にて抽出される。図示例では、最初に検出されたq軸電流iqaは、正極性であるので、絶対値回路32からそのまま絶対値化q軸電流iqbとして時定数可変フィルタ33へ出力される。
時定数可変フィルタ33では、入力される絶対値化q軸電流iqbの上昇変化に応答してd軸電流指令id1を小さな時定数で急峻に上昇させる。このように上昇変化するd軸電流指令id1が加算器15にてサーボコントローラからのd軸電流指令id0と加算されてd軸電流制御部4に入力され、対応するd軸電圧vdが生成され、同期電動機50に印加される。
このd軸電流指令id1により回転子磁石21をd軸方向へ戻すトルクが発生し、d軸電流指令id1が或る大きさまで上昇すると、回転子磁石21をd軸方向へ戻すトルクが外乱トルクに打ち勝って、回転子速度はd軸方向に変化する。d軸に対する回転子速度の変化が小さくなるにつれて電圧誤差が解消されていき、q軸電流iqa、絶対値化q軸電流iqbが小さくなるので、時定数可変フィルタ33では、絶対値化q軸電流iqbの下降変化に応答してd軸電流指令id1を大きな時定数で下降させる。このように下降変化するd軸電流指令id1がサーボコントローラからのq軸電流指令iq0に加算される。
その過程で外乱トルクが消滅すると、d軸電流指令id1により発生しているd軸方向へ戻すトルクによって回転子速度は、d軸方向へと変化するので、再度、誘起電圧の変化が起こり、2つ目のq軸電流iqaが発生する。この場合の誘起電圧の極性は、外乱トルクの印加時とは逆向きであるので、発生する2つ目のq軸電流iqaは、今の例では負極性である。この負極性のq軸電流iqaが、絶対値回路32にて、正極性の絶対値化q軸電流iqbとなり、時定数可変フィルタ33に入力される。
時定数可変フィルタ33では、上記と同様に、d軸電流指令id1を小さい時定数で急峻に上昇させる。そして、d軸に対する回転子速度の変化が無くなり、2つ目のq軸電流iqaが小さくなり、絶対値化q軸電流iqbが下降すると、時定数可変フィルタ33では、再びd軸電流指令id1を大きな時定数で緩やかに下降させ、0にする。
このように、図4に示すd軸電流指令演算部14では、サーボコントローラからのd軸電流指令id0を外乱トルクに応じて増減調整するd軸電流指令id1を自動的に決定し、実行することができるので、外乱トルクによる軸ずれを解消することができ、外乱に対するロバスト性を高めることができる。
そして、従来では、外乱トルクによる軸ずれを防止するため、図6に示す例で言えば、d軸電流指令id1のピーク値を固定的に常時供給していた。それに対して、本実施の形態では、図6に示すように、外乱トルクが印加されていない場合は、d軸電流指令id1はゼロであり、外乱トルクが印加されている場合でもd軸電流指令id1は大きな値に固定されず増減するので、従来よりも消費電力の低減が図れる。
一方、図6による動作説明から、本発明では、従来必要であったd軸電流指令id0を原理的に不要にすることができることも理解できる。
(d軸電流指令演算部14の構成例(その2))
図7は、図1に示すd軸電流指令演算部の構成例(その2)を示すブロック図である。図7では、図4に示した構成において、バンドパスフィルタ31に代えて、ローパスフィルタ43が設けられている。
すなわち、図7に示すd軸電流指令演算部14では、ローパスフィルタ43にて、検出されたq軸電流iqaからノイズ成分を除外してq軸電流iqaの変化成分を抽出し、それを絶対値回路32にて絶対値化して絶対値化q軸電流iqbとする。以降は図4にて説明したように、時定数可変フィルタ33にて、絶対値化q軸電流iqbと状態量iqfとの偏差iqeに応じて状態量iqfを異なる時定数で増減変化するように生成し、出力ゲイン乗算器34にてその状態量iqfに出力ゲインKqを乗算したd軸電流指令id1を生成し、加算器15にてd軸電流指令id1とサーボコントローラからのd軸電流指令id0とを加算してd軸電流制御部4で用いるd軸電流指令id0を出力する。
この構成によっても外乱時に、図6にて説明したのと同様の動作が行われ、サーボコントローラからのd軸電流指令id0を自動的に増減調整して、軸ずれを解消することができ、ロバスト性が向上する。また、同様に、省電力化が図れる。
(d軸電流指令演算部14の構成例(その3))
図8は、図1に示すd軸電流指令演算部の構成例(その3)を示すブロック図である。図8では、図4に示した構成おいて、バンドパスフィルタ31が削除されている。
すなわち、図8に示すd軸電流指令演算部14では、検出されたq軸電流iqaは、直接絶対値回路32に入力され、絶対値化q軸電流iqbとなる。以降の時定数可変フィルタ33と出力ゲイン乗算器34と加算器15では、図4にて説明した動作が行われる。この構成によっても外乱時に、図6にて説明したのと同様の動作が行われ、サーボコントローラからのd軸電流指令id0を自動的に増減調整して軸ずれを解消することができ、ロバスト性が向上する。また、同様に、省電力化が図れる。
(d軸電流指令演算部14の構成例(その4))
図9は、図1に示すd軸電流指令演算部の構成例(その4)を示すブロック図である。図9では、図4に示した構成おいて、時定数可変フィルタ33に代えて、時定数固定フィルタ45が設けられている。時定数固定フィルタ45は、図4に示す時定数可変フィルタ33において、可変ゲイン部40と乗算器41に代えて、加減算器39と積分器42との間に積分ゲイン乗算器46が設けられている。
すなわち、図9に示すd軸電流指令演算部14では、バンドパスフィルタ31にて、検出されたq軸電流iqaからノイズ成分、定常偏差を除外してq軸電流iqaの変化成分を抽出し、それを絶対値回路32にて絶対値化して絶対値化q軸電流iqbとする。時定数固定フィルタ45では、加減算器39にて、絶対値化q軸電流iqbと状態量iqfとの偏差iqeが求められ、その偏差iqeに積分ゲイン乗算器46にて積分ゲインKiが乗算された偏差が積分器42に入力されて状態量iqfに積算されることで、偏差iqeに応じて同じ時定数で増減変化する状態量iqfが生成される。そして、出力ゲイン乗算器34にてその状態量iqfに出力ゲインKqを乗算したd軸電流指令id1が生成され、加算器15にてd軸電流指令id1とサーボコントローラからのd軸電流指令id0とが加算されてd軸電流制御部4で用いるd軸電流指令id0が出力される。
次に、図10を参照して、動作について説明する。なお、図10は、図9、図11、図12に示すd軸電流指令演算部の動作を説明する波形図である。図10では、図6と同様に、外乱トルクと、検出されたq軸電流iqaと、絶対値化q軸電流iqbと、演算生成したd軸電流指令id1との関係が示されている。
図10において、外乱トルクが印加されると、図3に示すように回転子磁石21がd軸から離れる方向に回転させられて誘起電圧が変化し、電圧誤差が発生し、3相2相変換器6から大きく変化するq軸電流iqaが図9に示すd軸電流指令演算部14に入力される。
d軸電流指令演算部14では、このようなq軸電流iqaの大きな変化成分がバンドパスフィルタ31にて抽出される。図示例では、検出されたq軸電流iqaは、正極性であるので、絶対値回路32からそのまま絶対値化q軸電流iqbとして時定数可変フィルタ33へ出力される。
時定数可変フィルタ33では、絶対値化q軸電流iqbの上昇変化に応答してd軸電流指令id1を上昇させる。このように上昇変化するd軸電流指令id1が加算器15にてサーボコントローラからのd軸電流指令id0と加算されてd軸電流制御部4に入力され、対応するd軸電圧vdが生成され、同期電動機50に印加される。
このd軸電流指令id1により回転子磁石21をd軸方向へ戻すトルクが発生し、d軸電流指令id1が或る大きさまで上昇すると、回転子磁石21をd軸方向へ戻すトルクが外乱トルクに打ち勝って、回転子速度はd軸方向に変化する。d軸に対する回転子速度の変化が小さくなるにつれて電圧誤差が解消されていき、q軸電流iqa、絶対値化q軸電流iqbが小さくなるので、時定数固定フィルタ45では、絶対値化q軸電流iqbの下降変化に応答してd軸電流指令id1を上昇時と同じ大きさの時定数で下降させる。このように下降変化するd軸電流指令id1がサーボコントローラからのd軸電流指令id0に加算される。
外乱トルクの印加中にd軸電流指令id1が下降すると、再度、誘起電圧の変化が起こり、q軸電流iqaが発生する。この場合の誘起電圧の極性は、外乱トルクの印加時とは逆向きであるので、発生するq軸電流iqaは、今の例では負極性である。この負極性のq軸電流iqaが、絶対値回路32にて、正極性の絶対値化q軸電流iqbとなり、時定数固定フィルタ45に入力される。
時定数固定フィルタ45では、上記と同様に、d軸電流指令id1を前回と同じ大きさの時定数で上昇させる。以上の動作が外乱トルクの消滅まで繰り返される。そして、外乱トルクの消滅した後、d軸に対する回転子速度の変化が無くなると、時定数固定フィルタ45では、再びd軸電流指令id1を上昇時と同じ大きさの時定数で下降させ、0にする。
このように、図9に示す軸電流指令演算部14では、サーボコントローラからのd軸電流指令id0を外乱トルクに応じて増減調整するd軸電流指令id1を自動的に決定し、実行することができるので、外乱トルクによる軸ずれを解消することができ、外乱トルクに対するロバスト性を高めることができる。また、同様に、省電力化が図れる。
(d軸電流指令演算部14の構成例(その5))
図11は、図1に示すd軸電流指令演算部の構成例(その5)を示すブロック図である。図11では、図9に示した構成において、バンドパスフィルタ31に代えて、ローパスフィルタ43が設けられている。
すなわち、図11に示すd軸電流指令演算部14では、ローパスフィルタ43にて、検出されたq軸電流iqaからノイズ成分を除外してq軸電流iqaの変化成分を抽出し、それを絶対値回路32にて絶対値化して絶対値化q軸電流iqbとする。以降は図9にて説明したように、時定数固定フィルタ45にて、絶対値化q軸電流iqbと状態量iqfとの偏差iqeに応じて状態量iqfを同じ時定数で変化するように生成され、出力ゲイン乗算器34にてその状態量iqfに出力ゲインKqを乗算したd軸電流指令id1が生成し、加算器15にてd軸電流指令id1とサーボコントローラからのd軸電流指令id0とが加算されてd軸電流制御部4で用いるd軸電流指令idaが出力される。
この構成によっても外乱時に、図6にて説明したのと同様の動作が行われ、サーボコントローラからのd軸電流指令id0を自動的に増減調整して、軸ずれを解消することができ、外乱トルクに対するロバスト性が向上する。また、同様に、省電力化が図れる。
(d軸電流指令演算部14の構成例(その6))
図12は、図1に示すd軸電流指令演算部の構成例(その6)を示すブロック図である。図12では、図9に示した構成おいて、バンドパスフィルタ31が削除されている。
すなわち、図12に示すd軸電流指令演算部14では、検出されたq軸電流iqaは、直接絶対値回路32に入力され、絶対値化q軸電流iqbとなる。以降の時定数固定フィルタ45と出力ゲイン乗算器34と加算器15では、図9にて説明した動作が行われる。この構成によっても外乱時に、図10にて説明したのと同様の動作が行われ、サーボコントローラからのd軸電流指令id0を自動的に増減調整して、軸ずれを解消することができ、外乱トルクに対するロバスト性が向上する。また、同様に、省電力化が図れる。
以上のように、本実施の形態によれば、外乱トルクが印加されたときに生ずる軸ずれに起因して発生するq軸電流の変化量を用いて、d軸電流指令id0を自動的に増減調整するd軸電流指令id1を決定できるd軸電流指令演算部を設けたので、予め高いd軸電流指令id0を与えていなくても脱調を回避することが可能となり、外乱に対するロバスト性を高めることができ、また、省電力化が可能になる。
また、停止時においてもd軸電流指令id0を与え続ける必要がなくなり、トルクが必要なときにのみ自動的に必要なd軸電流を流すことが可能になるので、電力消費を低く抑えて、発熱の少ない制御が可能となる。
加えて、d軸電流指令演算部では、決定するd軸電流指令id1を、増加時と減少時とで異なる時定数で変化するように生成できる時定数可変フィルタを用いる場合、急峻な外乱負荷に対するd軸電流指令id1の作成が可能となる。
以上のように、本発明にかかる同期電動機のセンサレス制御装置は、外乱トルクに対するロバスト性の向上と省電力化とが図れるセンサレス制御装置として有用であり、特に、低速域でのセンサレス制御装置に適している。
1 速度指令発生部
2 速度演算部
3 位相演算部
4 d軸電流制御部
5 誘起電圧補償部
6 非干渉化制御部
7,8 加算器
9 3相2相座標変換部
10 2相3相座標変換部
11 電力変換器
12,13 電流検出器
14 d軸電流指令演算部
15 加算器
21 回転子磁石
31 バンドパスフィルタ
32 絶対値回路
33 時定数可変フィルタ
34 出力ゲイン乗算器
35,36 ローパスフィルタ
37,39 加減算器
40 可変ゲイン部
41 乗算器
42 積分器
43 ローパスフィルタ
45 時定数固定フィルタ
46 積分ゲイン乗算器
50 同期電動機

Claims (5)

  1. d軸電流指令による電流制御によって同期制御を行い、q軸については、速度指令とそれに基づく位置指令とに応じた電圧指令のみを印加して電流制御は行わないようにした同期電動機のセンサレス制御装置において、
    検出されたq軸電流の変化量の増減に応じて増減する前記d軸電流指令を演算生成するd軸電流指令演算部、
    を備え
    前記d軸電流指令演算部は、q軸電流の絶対値の上昇変化に応答して調整用のd軸電流指令を上昇させ、q軸電流の絶対値の下降変化に応答して前記調整用のd軸電流指令を下降させる
    ことを特徴とする同期電動機のセンサレス制御装置。
  2. d軸電流指令による電流制御によって同期制御を行い、q軸については、速度指令とそれに基づく位置指令とに応じた電圧指令のみを印加して電流制御は行わないようにした同期電動機のセンサレス制御装置において、
    検出されたq軸電流の変化量に基づき前記d軸電流指令を増減調整する調整用のd軸電流指令を演算生成するd軸電流指令演算部、
    を備え
    前記d軸電流指令演算部は、q軸電流の絶対値の上昇変化に応答して前記調整用のd軸電流指令を上昇させ、q軸電流の絶対値の下降変化に応答して前記調整用のd軸電流指令を下降させる
    ことを特徴とする同期電動機のセンサレス制御装置。
  3. 前記d軸電流指令演算部は、
    前記検出されたq軸電流の変化方向極性を一方の極性に揃える絶対値回路と、
    前記絶対値回路が出力する一方の極性で変化する電流信号をその増加変化率と減少変化率とに応じて所定の時定数をもって増加し減少する電流信号へ変換するフィルタと、
    前記フィルタが出力する電流信号に出力ゲインを乗算して前記d軸電流指令または前記調整用のd軸電流指令を出力する出力ゲイン乗算器と、
    を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の同期電動機のセンサレス制御装置。
  4. 前記フィルタは、前記所定の時定数として、前記増加変化率と前記減少変化率とのそれぞれに対して、互いに異なる時定数を与える、または、同一の時定数を与えるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の同期電動機のセンサレス制御装置。
  5. 前記絶対値回路の入力段に、バンドパスフィルタまたはローパスフィルタが設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の同期電動機のセンサレス制御装置。
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