JPWO2010029618A1 - メモリデバイス、メモリデバイスの製造方法、およびデータ書込方法 - Google Patents

メモリデバイス、メモリデバイスの製造方法、およびデータ書込方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2010029618A1
JPWO2010029618A1 JP2010528556A JP2010528556A JPWO2010029618A1 JP WO2010029618 A1 JPWO2010029618 A1 JP WO2010029618A1 JP 2010528556 A JP2010528556 A JP 2010528556A JP 2010528556 A JP2010528556 A JP 2010528556A JP WO2010029618 A1 JPWO2010029618 A1 JP WO2010029618A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floating electrode
data
insulating film
memory device
electron beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2010528556A
Other languages
English (en)
Inventor
岡安 俊幸
俊幸 岡安
大輔 渡邊
大輔 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Publication of JPWO2010029618A1 publication Critical patent/JPWO2010029618A1/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C13/00Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
    • G11C13/04Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using optical elements ; using other beam accessed elements, e.g. electron or ion beam
    • G11C13/042Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using optical elements ; using other beam accessed elements, e.g. electron or ion beam using information stored in the form of interference pattern
    • G11C13/044Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using optical elements ; using other beam accessed elements, e.g. electron or ion beam using information stored in the form of interference pattern using electro-optical elements
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/10Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the top-view layout
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
    • H10B41/35Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region with a cell select transistor, e.g. NAND
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D64/00Electrodes of devices having potential barriers
    • H10D64/01Manufacture or treatment
    • H10D64/031Manufacture or treatment of data-storage electrodes
    • H10D64/035Manufacture or treatment of data-storage electrodes comprising conductor-insulator-conductor-insulator-semiconductor structures

Landscapes

  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

電子ビームが照射可能に設けられ、データを記憶するメモリデバイスであって、前記電子ビームが照射されることで電荷を蓄積する複数のフローティング電極と、それぞれの前記フローティング電極に蓄積された電荷量を検出する電荷量検出部とを備えるメモリデバイスが提供される。また、他の形態として、書き込まれたデータを記憶するメモリデバイスの製造方法であって、半導体基板上に前記フローティング電極を形成し、前記フローティング電極に電子ビームを照射して書き込むべきデータに応じた電荷をフローティング電極に保持させる製造方法が提供される。

Description

本発明は、メモリデバイス、メモリデバイスの製造方法、およびデータ書込方法に関する。
金属酸化膜半導体(MOS)を用いたメモリデバイスが知られている(例えば、特許文献1参照)。代表的なものとしては、書込動作により書き込まれたデータを保持し、消去動作によって保持しているデータを消去することができるメモリセルが複数形成されたフラッシュEPROMが挙げられる。上記メモリセルは、例えばソース・ドレインの各領域、およびコントロールゲートとともに、電気的に絶縁されたフローティングゲートを有し、ユーザにより書き込まれたデータを当該フローティングゲートに電荷として蓄えることにより当該データを保持することができる。
特開平6−215587号公報
上記のようなメモリデバイスでは、フローティングゲートに電荷を蓄積させるべく、コントロールゲートおよびドレイン領域に比較的高電圧を印加してアバランシェ・ブレーク・ダウン現象を生起させて多量のホットエレクトロンを発生させる必要がある。したがって、書き込み/消去動作を繰り返すことにより、コントロールゲートとソース・ドレインの各領域との間を絶縁する酸化膜が劣化しやすいという課題がある。
また、上記のようなメモリデバイスでは、コントロールゲートに電圧を印加するので、メモリセル毎にコントロールゲートと電圧供給部を繋ぐ配線を設ける必要があった。また、書き込み/消去動作を繰り返し実施することができる反面、保持させたデータの改竄を防ぐのが難しかった。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできるメモリデバイス、メモリデバイスの製造方法、およびデータ書込方法を提供することを目的とする。この目的は請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、電子ビームが照射可能に設けられ、データを記憶するメモリデバイスであって、前記電子ビームが照射されることで電荷を蓄積する複数のフローティング電極と、それぞれの前記フローティング電極に蓄積された電荷量を検出する電荷量検出部とを備えるメモリデバイスが提供される。
また、本発明の第2の形態においては、書き込まれたデータを記憶するメモリデバイスの製造方法であって、半導体基板上に前記フローティング電極を形成し、前記フローティング電極に電子ビームを照射して書き込むべきデータに応じた電荷をフローティング電極に保持させる製造方法が提供される。
また、本発明の第3の形態においては、記憶すべきデータに応じた電荷をフローティング電極に保持することにより前記データを記憶するメモリデバイスに、前記データを書き込むデータ書込方法であって、書き込むべき前記データに応じて、前記フローティング電極に電子ビームを照射するデータ書込方法が提供される。
なお、上記の発明の概要は、発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明の実施形態に係るメモリデバイス10の構成例を示す。 メモリセル100−1の上面図である。 図2にA−A'で示す断面における断面図である。 メモリセル100−1の製造工程におけるメモリセル100−1の断面図を示す。 メモリセル100−1の製造工程におけるメモリセル100−1の断面図を示す。 メモリセル100−1の製造工程におけるメモリセル100−1の断面図を示す。 メモリセル100−1の製造工程におけるメモリセル100−1の断面図を示す。 メモリセル100−1の製造工程におけるメモリセル100−1の断面図を示す。 メモリセル100−1の他の構成例を示す断面図である。 メモリセル100−1のさらに他の構成例を示す断面図である。 メモリセル100−1のさらに他の構成例を示す断面図である。
符号の説明
10・・・メモリデバイス、20・・・読み出し制御部、30・・・行アドレス指定部、40・・・列アドレス指定部、100・・・メモリセル、101・・・メモリトランジスタ、102・・・読み出し制御トランジスタ、110・・・半導体基板、111、112・・・ソース領域、113、114・・・ドレイン領域、115・・・分離領域、121、122、123・・・絶縁膜、131・・・フローティング電極、132・・・コントロール電極、151、152・・・ビア、161、162、163、164、165・・・パターン配線、171、172・・・ガードリング、181・・・ソース端子、183・・・ドレイン端子、184・・・ガード端子、185・・・コントロール端子、191・・・貫通孔、200・・・パッケージ部
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係るメモリデバイス10の構成例を示す。メモリデバイス10は、読み出し制御部20と、行アドレス指定部30、列アドレス指定部40、および複数のメモリセル100(100−1、100−2・・・)を備える。
複数のメモリセル100は、それぞれメモリトランジスタおよび読み出し制御トランジスタを有する。例えばメモリセル100−1は、メモリトランジスタ101および読み出し制御トランジスタ102を有する。
また、それぞれのメモリセル100において、読み出し制御トランジスタのコントロール端子は、複数のワードラインWL(WL−1、WL−2・・・)のいずれかにより、行アドレス指定部30と接続する。例えば、メモリセル100−1において、読み出し制御トランジスタ102のコントロール電極132は、ワードラインWL−1を介して行アドレス指定部30と接続する。
また、それぞれのメモリセル100において、読み出し制御トランジスタのドレイン端子は、複数のビットラインBL(BL−1、BL−2・・・)のいずれかにより、列アドレス指定部40と接続する。例えば、メモリセル100−1において、読み出し制御トランジスタ102のドレイン端子は、ビットラインBL−1を介して列アドレス指定部40と接続する。
また、それぞれのメモリセル100において、メモリトランジスタのソース端子は、共通の基準電位に接続されている複数のソースラインSL(SL−1、SL−2・・・)のいずれかに接続する。例えば、メモリセル100−1において、メモリトランジスタ101のソース端子は、ソースラインSL−1を介して基準電位に接続される。なお、複数のソースラインSLは、例えばメモリデバイス10のGND端子を介して接地電位に接続されてよい。
それぞれのメモリセル100において、メモリトランジスタのフローティング電極131は、外部の配線等と接続されていないフローティング状態となっている。例えば、メモリセル100−1において、メモリトランジスタ101のコントロール電極132は、当該メモリトランジスタ101のソース側およびドレイン側のいずれとも電気的に接続しておらず、また、複数のビットラインBLおよびワードラインWLのいずれとも電気的に接続していない。
複数のメモリセル100は、それぞれが有するメモリトランジスタのフローティング電極に電荷が蓄積されることによりデータが書き込まれ、そのデータを記憶することがきる。すなわち、複数のメモリセル100は、それぞれが有するメモリトランジスタのフローティング電極に電荷が蓄積されているか否かによってソース−ドレイン間の電位差が異なることを利用して不揮発的にデータを保持することができる。
複数のメモリセル100のそれぞれに対するデータの書き込みは、それぞれが有するメモリトランジスタのフローティング電極に対して電子ビームを照射することにより実施される。すなわち、データを書き込むべきメモリセル100のメモリトランジスタのフローティング電極に対して、例えば電子線照射装置等を用いて電子ビームを照射することにより、当該メモリトランジスタのフローティング電極に電荷が蓄積される。これにより、そのメモリセル100に対してデータを記憶させることができる。
なお、メモリトランジスタに対する電子ビームの照射は、データを書き込むべき複数のメモリセル100のメモリトランジスタに対して同時に実施してもよく、また、個別に照射量を調整しながら実施してもよい。また、メモリトランジスタは、フローティング電極に蓄積された電荷量に基づいて、フローティング電極が記憶したデータを検出する電荷量検出部として機能してよい。
例えばメモリトランジスタは、当該フローティング電極をゲート端子として用いることで、フローティング電極に蓄積された電荷量に応じてオン状態またはオフ状態となることで、フローティング電極が記憶した2値のデータを検出してよい。また、メモリトランジスタは、フローティング電極に蓄積された電荷量に応じた電流を流すことで、フローティング電極が記憶した多値のデータを検出してもよい。
なお、それぞれのメモリセル100が有するメモリトランジスタのフローティング電極は、当該メモリトランジスタに対する電子ビームの照射量に応じた電荷を蓄積することができる。したがって、それぞれのメモリセル100のメモリトランジスタには、書き込みたいデータに応じた照射量で電子ビームを照射することにより、多値のデータを記憶させることができる。ここで電子ビームの照射量は、例えば電子ビームの強度および照射時間に基づいて定められてよい。
メモリセル100のメモリトランジスタに書き込まれたデータは、当該メモリセル100の読み出し制御トランジスタを所定に動作させることにより読み出すことができる。例えば、メモリセル100−1のメモリトランジスタ101に書き込まれたデータを読み出す場合、読み出し制御部20は、行アドレス指定部30および列アドレス指定部40に対して、メモリセル100−1の読み出し制御トランジスタ102に対して所定の電圧を与える旨の制御信号を送る。
行アドレス指定部30および列アドレス指定部40は、読み出し制御部20からの制御信号に応じて、それぞれ読み出し制御トランジスタ102のコントロール電極132およびドレイン端子に対して所定の電圧を印加することにより、読み出し制御トランジスタ102を導通状態にする。これにより、メモリセル100−1には、メモリトランジスタ101に書き込まれたデータの値に応じた大きさの電流、すなわち、メモリトランジスタ101のフローティング電極131に蓄積された電荷量に応じた大きさの電流が流れる。
読み出し制御部20は、読み出し制御トランジスタ102を導通状態としたときにメモリセル100−1に流れる上記電流を検出する。具体的には、読み出し制御部20は、例えばセンス・アンプ等の電流検出手段を備え、例えば、メモリセル100から検出される電流の大きさに対して比較対象とするべき所定の大きさの基準電流値(センス電流値)を当該電流検出手段に予め設定してよい。
そして、読み出し制御部20は、例えば電流検出手段により検出されたメモリセル100−1からの電流の大きさが上記基準電流値よりも大きい場合は、メモリセル100−1のメモリトランジスタ101には論理Hのデータ値が書き込まれていたと判別する。また、メモリセル100−1から検出された電流の大きさが上記基準電流値よりも小さければ、メモリセル100−1のメモリトランジスタ101には論理Lのデータ値が書き込まれていたと判別する。
また、読み出し制御部20は、電流検出手段に異なる複数の大きさの基準電流値を多値データの各値に対応付けて設定しておき、メモリセル100−1からの電流の大きさとそれぞれの基準電流値の大きさとの比較により、多値データの何れの値がメモリセル100−1に書き込まれているかを判別してもよい。
なお、本例の形態に替えて、上記の電流検出手段を読み出し制御部20と別個に設けてもよい。この場合、当該電流検出手段は、例えば複数のビットラインBLと電気的に接続し、書き込まれたデータを読み出すべきメモリセル100に流れる電流を検出してよい。また、上記の電流検出手段は、メモリセル100のフローティング電極に蓄積された電荷量を検出する電荷量検出部の一例であるが、上記のセンス・アンプに限られない。
一方、メモリセル100のメモリトランジスタに書き込んだデータは、そのメモリトランジスタのフローティング電極に紫外線を照射することにより消去することができる。すなわち、記憶させたデータを消去したいメモリセル100について、対応するメモリトランジスタのフローティング電極に対して例えば紫外線照射装置等を用いて紫外線を照射して当該フローティング電極に蓄積した電荷を放電させることにより、当該メモリセル100が記憶するデータを消去することができる。
なお、上記の消去動作は、メモリデバイス10全体、すなわち複数のメモリセル100について一括して実施してもよく、また、スポット径を極小さく絞ることのできる紫外線レーザ、あるいは紫外線ランプおよびマスク等により、照射部位を限定することにより、特定のメモリセル100について実施してもよい。
なお、既にデータが書き込まれているメモリセル100のメモリトランジスタに新たなデータを書き込む場合、当該メモリトランジスタに紫外線を照射して当該メモリトランジスタのフローティング電極に蓄積した電荷を放電させてから、書き込むべき新たなデータに応じた照射量で当該メモリトランジスタに電子ビームを照射して当該フローティング電極に当該データに応じた電荷を新たに蓄積させてよい。
また、これに替えて、上記メモリトランジスタのフローティング電極に既に蓄積されている電荷量より大きい電荷量のデータを新たに書き込む場合は、先ず、上記の電流検出手段による電流値の検出により、当該メモリトランジスタのフローティング電極に既に蓄積されている電荷量に対応するデータ値を判別する。そして、当該メモリトランジスタが記憶しているデータ値と、新たに書き込むべきデータ値との電荷量の差分に応じた照射量で、当該メモリトランジスタに電子ビームを照射する。
また、上記メモリトランジスタのフローティング電極に既に蓄積されている電荷量より小さい電荷量のデータを新たに書き込む場合、当該メモリトランジスタに紫外線を照射してそのフローティング電極に蓄積した電荷を放電させてから、書き込むべき新たなデータに応じた照射量で、当該メモリトランジスタに電子ビームを照射してもよい。
以上のように、メモリデバイス10は、データを書き込みたいメモリセル100に対して電子ビームを照射することにより、データを書き込んで不揮発的に記憶させることができる。したがって、それぞれのメモリセル100について、メモリトランジスタのフローティング電極に対して電荷を蓄積させるための配線が不要となる。また、メモリデバイス10は、それぞれのメモリセル100に書き込んだデータを必要に応じて容易に読み出したり消去することができる。また、メモリデバイス10は、メモリセル100のメモリトランジスタに対する電子ビームの照射量を制御することにより、当該照射量に応じたデータを書き込むことができる。
以下において、メモリデバイス10のメモリセル100−1についてより具体的な構成例を図示して説明する。
図2は、メモリセル100−1の上面図である。また、図3は、図2にA−A'で示す断面における断面図である。メモリセル100−1は、半導体基板110と、半導体基板110上に設けられたメモリトランジスタ101および読み出し制御トランジスタ102とを備える。メモリトランジスタ101および読み出し制御トランジスタ102は、例えば半導体基板110上に所定の半導体プロセスにより形成されてよく、P型あるいはN型のチャネル特性を有する。なお、以下の説明では、メモリトランジスタ101および読み出し制御トランジスタ102は、いずれもN型のチャネル特性を有するものとする。
メモリトランジスタ101は、半導体基板110上に二酸化シリコン等の絶縁性の物質により形成される複数の分離領域115により仕切られた領域に設けられ、ソース領域111、ドレイン領域113、フローティング電極131、ビア151、およびガードリング171を含む。
ソース領域111およびドレイン領域113は、半導体基板110の表層部に互いに離間して形成される。ソース領域111およびドレイン領域113は、例えば単結晶シリコンの半導体基板110の上面から所定の深さまでリンイオンを注入することにより形成されてよい。メモリトランジスタ101がN型のチャネル特性を有する場合、半導体基板110はP型の基板であるのに対し、ソース領域111およびドレイン領域113は、N型の領域であってよい。
フローティング電極131は、半導体基板110上に二酸化シリコン等の絶縁性の物質を積層して形成される絶縁膜121を挟んでソース領域111およびドレイン領域113と対向して設けられる。本例において、フローティング電極131は、半導体基板110の面方向においてソース領域111とドレイン領域113との間に設けられてよい。
ビア151は、導電性の物質により形成され、絶縁膜123の表面からフローティング電極131まで貫通して設けられる。本例において、フローティング電極131上には、絶縁性の物質を積層した絶縁膜122および絶縁膜123が形成されており、ビア151は、これら絶縁膜122、123を貫通して設けられ、その一端が絶縁膜123の表面に露出する。
パターン配線161およびパターン配線162は、絶縁膜122と絶縁膜123との間に設けられる。パターン配線161は、半導体基板110上に設けられるソース端子181とソース領域111とを電気的に接続する。パターン配線162は、後述する読み出し制御トランジスタ102のソース領域112とドレイン領域113とを電気的に接続する。ソース端子181は、図1に示したメモリデバイス10のソースラインSL−1に接続する。
ガードリング171は、例えば導電性の金属材料により形成され、絶縁膜123の表面においてビア151を囲むように設けられる。本例において、ガードリング171は、基準電位に接続されるガード端子184とパターン配線164を介して電気的に接続する。なお、ガードリング171は、本例のようにビア151の周囲に円環状に形成される形態に限定されず、例えば方形あるいは多角形状に形成されてもよい。また、ガード端子184は、例えばメモリデバイス10のGND端子を介して接地電位に接続されてよい。
読み出し制御トランジスタ102は、分離領域115により仕切られた領域に設けられ、ソース領域112、ドレイン領域114、コントロール電極132、ビア152、およびパターン配線165を含む。読み出し制御トランジスタ102は、本例のように分離領域115を挟んでメモリトランジスタ101に隣り合って設けられてよいが、メモリデバイス10におけるメモリセル100の配置に応じて半導体基板110上の他の領域に設けられてもよい。
ソース領域112およびドレイン領域114は、半導体基板110の表層部に互いに離間して形成される。ソース領域112およびドレイン領域114は、上記のソース領域111およびドレイン領域113と同様に、半導体基板110の上面から所定の深さまでリンイオンを注入することにより形成されてよい。
コントロール電極132は、絶縁膜121を挟んでソース領域112およびドレイン領域114と対向して設けられる。本例において、コントロール電極132は、半導体基板110の面方向においてソース領域112とドレイン領域114との間に設けられてよい。
ビア152は、上記のビア151と同様に、導電性の物質により形成され、絶縁膜123の表面からコントロール電極132まで貫通して設けられる。パターン配線163は、絶縁膜122と絶縁膜123との間に設けられ、半導体基板110上に設けられるドレイン端子183とドレイン領域114とを電気的に接続する。パターン配線165は、絶縁膜123上に設けられ、コントロール端子185とビア152とを電気的に接続する。コントロール端子185は、図1に示したメモリデバイス10のワードラインWL−1に接続する。したがって、コントロール電極132は、ビア152、パターン配線165、およびコントロール端子185を介してワードラインWL−1と電気的に接続する。
図2および図3を参照して説明したメモリセル100−1において、メモリトランジスタ101のビア151に対して書き込むべきデータに応じた照射量で電子ビームを照射することにより、フローティング電極131には、その照射量に応じた電荷量が蓄積される。
ここで、読み出し制御トランジスタ102のコントロール電極132およびドレイン領域114に対して、それぞれ所定の大きさの電圧を印加して読み出し制御トランジスタ102をオンすると、メモリトランジスタ101のドレイン領域113には、読み出し制御トランジスタ102を介して所定の大きさの電圧が印加される。そして、メモリトランジスタ101のソース領域111とドレイン領域113との間には、フローティング電極131に蓄積された電荷量に応じた大きさの電流が流れる。
なお、本例ではメモリトランジスタ101がN型のチャネル特性を有するので、メモリトランジスタ101のソース領域111とドレイン領域113との間に流れる電流の大きさは、フローティング電極131に電荷が全く蓄積されていない状態が最も大きく、フローティング電極131に蓄積された電荷量が多いほど小さくなる。したがって、上記の電流検出手段でこの電流を検出することにより、メモリトランジスタ101に記憶されたデータの値が読み出される。
このように、メモリデバイス10は、それぞれのメモリセル100に対して電子ビームを照射することでデータを書き込んで記憶させることができる。したがって、それぞれのメモリセル100について、メモリトランジスタのフローティング電極に対して電荷を蓄積させるための配線が不要となる。また、それぞれのメモリセル100にデータを書き込むと、電子ビームを再度そのメモリセル100に電子ビームを照射しなければ書き込んだデータの値を変更することができない。したがって、メモリデバイス10に書き込まれたデータが容易に改竄されるのを防ぐことができる。
なお、本例において、ビア151に対して電子ビームを照射したときに、照射された電子ビームに含まれる電子の一部がビア151の周囲に散乱することがある。しかしながら、上記のようにビア151の周囲に導電性のガードリング171が設けられているので、散乱した電子はガードリング171によりトラップされる。したがって、メモリトランジスタ101において、散乱した電子が例えば絶縁膜123に取り込まれることにより、絶縁膜123に経時的に電荷が蓄積されるのを防ぐことができる。
図4乃至図8は、メモリセル100−1の製造工程の各段階におけるメモリセル100−1の断面図を示す。本実施形態に係るメモリデバイス10は、例えば、ポリシリコンの半導体基板110上に半導体プロセスにより上記の読み出し制御部20、行アドレス指定部30、列アドレス指定部40、および複数のメモリセル100が作り込まれることにより製造される。以下においては、その製造工程の一部であるメモリセル100−1の製造方法について説明する。
先ず、図4に示すように、半導体基板110の一部を熱酸化することにより、複数の分離領域115を形成する。そして、半導体基板110上の分離領域115で分離された一の領域にソース領域111およびドレイン領域113を形成する。また、上記一の領域と隣り合う領域にソース領域112およびドレイン領域114を形成する。
ここで、メモリトランジスタ101および読み出し制御トランジスタ102がN型のチャネル特性を有する場合、ソース領域111、112およびドレイン領域113、114は、半導体基板110の上面から所定の深さまでn型のイオン(例えばリンイオン)を注入することにより形成される。なお、メモリトランジスタ101および読み出し制御トランジスタ102がP型のチャネル特性を有する場合、ソース領域111、112およびドレイン領域113、114は、半導体基板110の上面から所定の深さまでp型のイオン(例えばボロンイオン)を注入することにより形成される。
次に、図5に示すように、半導体基板110の表面に絶縁膜121を形成する。そして、絶縁膜121上にフローティング電極131およびコントロール電極132を形成する。より具体的には、例えば、単結晶シリコンの半導体基板110の表層を熱酸化することにより二酸化シリコンの絶縁膜121を形成してよく、また、ポリシリコンを積層することによりフローティング電極131およびコントロール電極132を形成してよい。
次に、図6に示すように、絶縁膜121上に、絶縁膜121、フローティング電極131、およびコントロール電極132の外面を覆うように絶縁膜122を形成する。そして、絶縁膜121および絶縁膜122の一部を除去した後、パターン配線161、162、163を形成する。より具体的には、例えば、先ず、絶縁膜121上に、絶縁性の金属酸化物を堆積させた後、ソース領域111、112およびドレイン領域113、114上の絶縁膜121および絶縁膜122の一部をパターンエッチングにより除去する。そして、そのエッチング部位を中心にアルミ等の導電性の金属材料を真空蒸着することによりパターン配線161、162、163を形成してよい。なお、本例では、パターン配線162が形成されることにより、メモリトランジスタ101のドレイン領域113と読み出し制御トランジスタ102のソース領域112が電気的に接続される。
次に、図7に示すように、絶縁膜122上に、更に、絶縁膜123を形成する。そして、絶縁膜122および絶縁膜123におけるフローティング電極131およびコントロール電極132を覆う部分にパターンエッチングを施すことにより貫通孔を形成した後、当該貫通孔の内部に導電性の金属を堆積させることによりビア151およびビア152を形成する。なお、絶縁膜123の形成方法については、絶縁膜122の形成方法と略同様であってよい。
次に、図8に示すように、絶縁膜123上におけるビア151の周囲にガードリング171が形成される。また、絶縁膜123上におけるビア152上にはパターン配線165が形成される。なお、本図には示さないが、本工程において、ソース端子181、ドレイン端子183、コントロール端子185も併せて形成されてよい。なお、ガードリング171、パターン配線165、および上記各端子は、何れもアルミ等の導電性の金属材料を真空蒸着することにより形成されてよい。
以上の工程により、メモリセル100−1を半導体基板110上に形成することができる。なお、メモリデバイス10における他のメモリセル100の製造方法についても、上記のメモリセル100−1の製造方法と略同様である。また、メモリデバイス10に予め所定のデータを書き込んでおく場合は、上記の工程の後、データを書き込むべきメモリセル100のメモリトランジスタ101におけるビア151に所定の照射量で電子ビームを照射してよい。このように、メモリデバイス10の製造時に予め所定のデータを書き込んでもよい。
以下において、メモリデバイス10におけるメモリセル100の他の構成例についてメモリセル100−1を例示して説明するが、何れの構成例についても、メモリセル100−1以外のメモリセル100にも適用することができる。
図9は、メモリセル100−1の他の構成例を示す断面図である。本例のメモリセル100−1は、図9に示すように、図3を参照して説明した上記のメモリセル100−1におけるビア151に替えて、例えばパターンエッチングにより形成される貫通孔191を有する。その他については、上記のメモリセル100−1と同じ構成を有するので説明を省略する。本例のように、メモリセル100−1のメモリトランジスタ101が貫通孔191を有することにより、フローティング電極131に対して直接電子ビームを照射することができる。
なお、図3および図9を参照して説明したメモリセル100−1は、何れもフローティング電極131の上方にビア151あるいは貫通孔191を設けることにより電子ビームの照射により与えられる電荷がフローティング電極131により確実に注入される構成としていた。しかしながら、例えばフローティング電極131上における絶縁膜122および絶縁膜123の厚さを、フローティング電極131に対して電子ビームが照射されたときにその電子ビームが絶縁膜122および絶縁膜123を通過してフローティング電極131まで十分到達できる程度に小さくすることにより、フローティング電極131と絶縁膜123の表面とを繋ぐビア151あるいは貫通孔191を設けなくても、電子ビームの照射によりフローティング電極131に電荷を蓄積させることができる。
図10は、メモリセル100−1のさらに他の構成例を示す断面図である。本例のメモリセル100−1は、図10に示すように、図3を参照して説明した上記のメモリセル100−1におけるガードリング171に替えて、ガードリング172を有する。なお、ガードリング172以外の構成については、上記のメモリセル100−1と同じであるので説明を省略する。
ガードリング172は、例えば、絶縁膜123におけるビア151の周縁部をパターンエッチングした後、当該エッチングにより形成されたエッチング溝に導電材料を堆積させることにより形成される。なお、図10にはガードリング172の断面図のみを示すが、ビア151の周縁部におけるガードリング172の形状については、上記のガードリング171と同様であってよい。メモリセル100−1のメモリトランジスタ101が本例のようなガードリング172を有することにより、メモリデバイス10に対する外部からの接触等によりガードリングが剥離するのを防ぐことができる。
図11は、メモリセル100−1のさらに他の構成例を示す断面図である。本例のメモリセル100−1において、絶縁膜122は、フローティング電極131の表面を覆いつつ当該フローティング電極131の表面の少なくとも一部が表出するように設けられる。また、絶縁膜122上におけるフローティング電極131の周縁部にガードリング171が設けられる。また、絶縁膜122上には、当該絶縁膜122上に設けられるパターン配線161、162、163、ガードリング171、およびフローティング電極131の上面を覆うように、半導体基板110上における最上層にパッケージ部200が形成される。
パッケージ部200は、メモリデバイス10におけるデータを書き込むべきメモリセル100のメモリトランジスタに対して電子ビームを照射することにより当該メモリトランジスタのフローティング電極に電荷を蓄積させた後、当該メモリデバイス10を内包するように設けてもよい。パッケージ部200には、絶縁性の樹脂材料が好ましく用いられる。本例のように、メモリデバイス10のメモリセル100にデータを書き込んでからメモリデバイス10をパッケージ部200でパッケージングすることにより、メモリデバイス10に書き込まれたデータが改竄されるのを防ぐことができる。
本例のメモリセル100は、例えばメモリデバイス10の識別情報を記憶させる記憶素子として用いることができる。これにより、上記識別情報の改竄を防ぎつつ、出荷後に不具合等により返品されたメモリデバイス10について識別情報を読み出すことにより、当該電子回路のロットあるいは製造日等を調べることができる。
また、図11に示すメモリデバイス10において、パッケージ部200の上面とメモリトランジスタ101のフローティング電極131とを接続するビアを有してもよい。この場合、メモリデバイス10をパッケージ部200でパッケージングした後で、当該ビアに対して電子ビームを照射することによりメモリトランジスタ101のフローティング電極131にデータを書き込むことができる。また、本例の場合でも、パッケージ部200の外装を覆うパッケージを取り外しができないように接着等により固定することにより、書き込まれたデータの改竄を防ぐことができる。
以上、発明を実施の形態を用いて説明したが、発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。

Claims (21)

  1. 電子ビームが照射可能に設けられ、データを記憶するメモリデバイスであって、
    前記電子ビームが照射されることでデータを記憶する複数のフローティング電極と、
    それぞれの前記フローティング電極に蓄積された電荷量に基づいて、前記フローティング電極が記憶したデータを検出する電荷量検出部と
    を備えるメモリデバイス。
  2. それぞれの前記フローティング電極の表面を覆う絶縁膜と、
    前記絶縁膜の表面から前記フローティング電極まで貫通して設けられる導電材料のビアと
    を更に備える請求項1に記載のメモリデバイス。
  3. 前記絶縁膜の表面において前記ビアを囲むように設けられ、基準電位に接続されるガードリングを更に備える
    請求項2に記載のメモリデバイス。
  4. それぞれの前記フローティング電極の表面を覆う絶縁膜を更に備え、
    前記絶縁膜には、前記絶縁膜の表面から前記フローティング電極まで貫通する貫通孔が形成される
    請求項1に記載のメモリデバイス。
  5. それぞれの前記フローティング電極の表面の少なくとも一部が表出するように、前記フローティング電極の表面を覆う絶縁膜を更に備える
    請求項1に記載のメモリデバイス。
  6. 前記メモリデバイスは、半導体基板上に所定の材料を積層して形成され、
    前記絶縁膜は、前記半導体基板上における最上層に形成される
    請求項2から5のいずれかに記載のメモリデバイス。
  7. 電子ビームが照射されることにより書き込まれたデータを記憶するメモリデバイスの製造方法であって、
    半導体基板上にフローティング電極を形成し、
    前記フローティング電極に電子ビームを照射して書き込むべきデータに応じた電荷を前記フローティング電極に保持させる製造方法。
  8. 前記フローティング電極を複数形成し、
    それぞれの前記フローティング電極に対して書き込むべき前記データの値に応じて前記電子ビームを調整して照射することで、前記データの値に応じた電荷を前記フローティング電極に保持させる
    請求項7に記載の製造方法。
  9. 前記フローティング電極に書き込むべき前記データの値に応じて、前記フローティング電極に前記電子ビームを照射する時間を調整する
    請求項7または8に記載の製造方法。
  10. 前記フローティング電極に書き込むべき前記データの値に応じて、前記電子ビームの電流量を調整する
    請求項7または8に記載の製造方法。
  11. 前記フローティング電極の表面を覆う絶縁膜を形成し、
    前記フローティング電極の表面上の前記絶縁膜に前記電子ビームを照射して前記フローティング電極に電子を注入する
    請求項7から10のいずれかに記載の製造方法。
  12. 前記フローティング電極の表面の一部を覆う絶縁膜を形成し、
    前記絶縁膜で覆われていない前記フローティング電極の表面に前記電子ビームを照射して前記フローティング電極に電子を注入する
    請求項7から10のいずれかに記載の製造方法。
  13. 前記フローティング電極の表面を覆う絶縁膜を形成し、
    前記絶縁膜の表面から前記フローティング電極まで貫通する導電材料のビアを形成し、
    前記絶縁膜の表面に表出した前記ビアに前記電子ビームを照射して前記フローティング電極に電荷を蓄積させる
    請求項7から10のいずれかに記載の製造方法。
  14. 前記フローティング電極の表面を覆う絶縁膜を形成し、
    前記絶縁膜の表面から前記フローティング電極まで貫通する貫通孔を形成し、
    前記貫通孔を介して前記フローティング電極に前記電子ビームを照射する
    請求項7から10のいずれかに記載の製造方法。
  15. 前記フローティング電極に電子を注入した後に、前記メモリデバイスを内包するパッケージ部を形成する
    請求項12から14のいずれかに記載の製造方法。
  16. 前記メモリデバイスは、半導体基板上に所定の材料を積層して形成され、
    前記パッケージ部を、前記半導体基板上における最上層に形成する
    請求項15に記載の製造方法。
  17. 前記メモリデバイスの識別情報を、前記フローティング電極に電子ビームを照射することで書き込む
    請求項16に記載の製造方法。
  18. 記憶すべきデータに応じた電荷をフローティング電極に保持することにより前記データを記憶するメモリデバイスに、前記データを書き込むデータ書込方法であって、
    書き込むべき前記データに応じて、前記フローティング電極に電子ビームを照射するデータ書込方法。
  19. 前記フローティング電極に紫外線を照射することで、前記フローティング電極に蓄積した電荷を放電させ、前記メモリデバイスに書き込んだデータを消去する
    請求項18に記載のデータ書込方法。
  20. 既にデータが書き込まれている前記フローティング電極に新たなデータを書き込む場合、当該フローティング電極に紫外線を照射して当該フローティング電極に蓄積した電荷を放電させてから、書き込むべき新たなデータに応じて当該フローティング電極に電子ビームを照射する
    請求項18に記載のデータ書込方法。
  21. 前記フローティング電極に蓄積されている電荷量より大きい電荷量のデータを書き込む場合、当該フローティング電極が記憶したデータ値と、新たに書き込むべきデータ値との差分に応じて、当該フローティング電極に電子ビームを照射し、
    前記フローティング電極に蓄積されている電荷量より小さい電荷量のデータを書き込む場合、当該フローティング電極に紫外線を照射して当該フローティング電極に蓄積した電荷を放電させてから、書き込むべき新たなデータに応じて当該フローティング電極に電子ビームを照射する
    請求項18に記載のデータ書込方法。
JP2010528556A 2008-09-10 2008-09-10 メモリデバイス、メモリデバイスの製造方法、およびデータ書込方法 Ceased JPWO2010029618A1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2008/066350 WO2010029618A1 (ja) 2008-09-10 2008-09-10 メモリデバイス、メモリデバイスの製造方法、およびデータ書込方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2010029618A1 true JPWO2010029618A1 (ja) 2012-02-02

Family

ID=42004887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010528556A Ceased JPWO2010029618A1 (ja) 2008-09-10 2008-09-10 メモリデバイス、メモリデバイスの製造方法、およびデータ書込方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8369126B2 (ja)
JP (1) JPWO2010029618A1 (ja)
KR (1) KR101195959B1 (ja)
TW (1) TWI409956B (ja)
WO (1) WO2010029618A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110042188A (ko) * 2008-10-24 2011-04-25 가부시키가이샤 어드밴티스트 전자 디바이스 및 제조 방법
TWI762894B (zh) * 2019-11-05 2022-05-01 友達光電股份有限公司 電路裝置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5454586A (en) * 1977-09-19 1979-04-28 Motorola Inc Electron beam programmable semiconductor structure
JPS56134776A (en) * 1980-03-01 1981-10-21 Itt Semiconductor storage cell
JPS5766675A (en) * 1980-10-14 1982-04-22 Oki Electric Ind Co Ltd Semiconductor memory device
JPH02307276A (ja) * 1989-05-22 1990-12-20 Matsushita Electron Corp Mos型半導体メモリ装置
JPH07130890A (ja) * 1993-10-28 1995-05-19 Nippon Steel Corp 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP2006066758A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置の製造方法
JP2007502028A (ja) * 2003-05-09 2007-02-01 アプライド マテリアルズ イスラエル リミテッド コンタクト開口計測方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4292729A (en) * 1977-09-19 1981-10-06 Motorola, Inc. Electron-beam programmable semiconductor device structure
US4450537A (en) * 1981-08-19 1984-05-22 Siemens Aktiengesellschaft Monolithically integrated read-only memory
US5245570A (en) 1990-12-21 1993-09-14 Intel Corporation Floating gate non-volatile memory blocks and select transistors
JP3980178B2 (ja) * 1997-08-29 2007-09-26 株式会社半導体エネルギー研究所 不揮発性メモリおよび半導体装置
JP4034500B2 (ja) * 2000-06-19 2008-01-16 株式会社日立製作所 半導体装置の検査方法及び検査装置、及びそれを用いた半導体装置の製造方法
US6680505B2 (en) * 2001-03-28 2004-01-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor storage element
US7075593B2 (en) * 2003-03-26 2006-07-11 Video Display Corporation Electron-beam-addressed active-matrix spatial light modulator
JP4537834B2 (ja) * 2004-11-16 2010-09-08 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置の製造方法
JP5168845B2 (ja) * 2006-08-07 2013-03-27 株式会社リコー 積層構造体、積層構造体を用いた電子素子、これらの製造方法、電子素子アレイ及び表示装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5454586A (en) * 1977-09-19 1979-04-28 Motorola Inc Electron beam programmable semiconductor structure
JPS56134776A (en) * 1980-03-01 1981-10-21 Itt Semiconductor storage cell
JPS5766675A (en) * 1980-10-14 1982-04-22 Oki Electric Ind Co Ltd Semiconductor memory device
JPH02307276A (ja) * 1989-05-22 1990-12-20 Matsushita Electron Corp Mos型半導体メモリ装置
JPH07130890A (ja) * 1993-10-28 1995-05-19 Nippon Steel Corp 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP2007502028A (ja) * 2003-05-09 2007-02-01 アプライド マテリアルズ イスラエル リミテッド コンタクト開口計測方法
JP2006066758A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US8369126B2 (en) 2013-02-05
US20110242895A1 (en) 2011-10-06
TWI409956B (zh) 2013-09-21
KR101195959B1 (ko) 2012-11-05
TW201015721A (en) 2010-04-16
WO2010029618A1 (ja) 2010-03-18
KR20110015586A (ko) 2011-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7623368B2 (en) Non-volatile semiconductor memory based on enhanced gate oxide breakdown
JP5259552B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその駆動方法
US6815783B2 (en) Single transistor type magnetic random access memory device and method of operating and manufacturing the same
JP2009290189A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP7226987B2 (ja) 電荷トラップスプリットゲートデバイス及びその製作方法
CN100456479C (zh) 反熔丝一次可编程的非易失存储器单元及其制造方法与编程方法
JP2010165794A (ja) 半導体記憶装置
JP5785826B2 (ja) Otpメモリ
CN101488502A (zh) 非易失性半导体存储装置
KR100967680B1 (ko) 상변화 기억 소자 및 그의 제조방법
JP2011023705A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPWO2010029618A1 (ja) メモリデバイス、メモリデバイスの製造方法、およびデータ書込方法
US9224874B2 (en) Semiconductor storage device
JP5868889B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2006508543A (ja) シリコン窒化物電荷トラップメモリデバイス
KR101347624B1 (ko) 비휘발성 메모리, 그 제조 방법, 및 당해 메모리의 기록 및판독 방법
US9245603B2 (en) Integrated circuit and operating method for the same
US20240233804A1 (en) Voltage supply circuit, memory device including the same, and operating method of memory device
KR100543198B1 (ko) 멀티 기준전압 발생 장치를 갖는 강유전체 메모리 소자
JP2011082384A (ja) 半導体記憶装置
JP2008042195A (ja) 書換え可能な不揮発性メモリセル
US20070132006A1 (en) Nonvolatile semiconductor memory and its manufacturing method
KR102322025B1 (ko) 3차원 낸드 메모리 장치 및 이의 동작
JP5143655B2 (ja) 半導体装置へのデータ書き込み方法、半導体装置
TW202337011A (zh) 半導體裝置及其製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130814

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131008

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20140225