JPWO2010010618A1 - 衝撃吸収部材 - Google Patents

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Abstract

筒壁とフランジ部を有する衝撃吸収部材において、衝撃吸収部材に負荷される圧縮荷重と圧縮変形量との関係がばらつくことを抑制するため、衝撃吸収部材(10)は、第1本体(17)と第2本体(60)を備え、第1本体(17)は、第1部分筒壁(19)と第1フランジ部(20,21)を備え、第2本体(60)は、第2部分筒壁(62)と第2フランジ部(64,66)を備え、第1フランジ部(20,21)と第2フランジ部(64,66)は、筒の軸方向において断続的に接合され、第1フランジ部(20,21)と第2フランジ部(64,66)は、筒の軸方向において断続的に接合され、筒の軸方向において第1フランジ部(20,21)と第2フランジ部(64,66)が接合されていない区間の一部に、第1フランジ部(20,21)の第1部分筒壁(19)側の端部と第2フランジ部(64,66)の第2部分筒壁(62)側の端部の間に隙間が形成されている。

Description

本発明は、車両に取り付けられて用いられ、車両の衝突時に軸方向に圧縮変形して衝撃エネルギーを吸収する衝撃吸収部材に関する。
特許文献1には、筒を構成する筒壁と、筒壁の外周から外側に向かって伸びているとともに筒の軸方向にも伸びているフランジ部を有する衝撃吸収部材が開示されている。この衝撃吸収部材では、車両の衝突時に軸方向の圧縮荷重を受けると、筒壁とフランジ部が座屈変形して軸方向に圧縮変形する。この衝撃吸収部材は、第1本体と第2本体を備えている。第1本体と第2本体のそれぞれは、筒壁を周方向に分割した部分筒壁と、部分筒壁の周方向における両端の各々から筒の外側に向かって伸びているとともに筒の軸方向にも伸びているフランジ部を備えている。第1本体のフランジ部と第2本体のフランジ部が接合されることによって、衝撃吸収部材を形成している。第1本体のフランジ部と第2本体のフランジ部は全面的に密着している。
特開2000−81069号公報
上記した引用文献1の衝撃吸収部材では、圧縮変形中の変形プロセス(例えば、座屈が発生する位置や変形途中の状態)が一定にならない。したがって、衝撃吸収部材を同一の形状に作製しても、変形プロセスが同一になるとは限らない。この結果、衝撃吸収部材に負荷される圧縮荷重と圧縮変形量との関係が一定にならず、製品ごとに大きくばらついてしまう。
本発明は上述した事情を鑑みてなされたものであり、筒壁とフランジ部を有する衝撃吸収部材において、衝撃吸収部材に負荷される圧縮荷重と圧縮変形量との関係が、製品ごとにばらつくことを抑制する技術を提供することを目的とする。
本発明の衝撃吸収部材は、筒壁とフランジ部を有している。筒壁は、筒を構成する。フランジ部は、筒壁の外周から外側に向かって伸びているとともに、筒の軸方向にも伸びている。この衝撃吸収部材は、軸方向の一端を車両本体に取り付けて用いられる。この衝撃吸収部材は、車両の衝突時に、筒壁とフランジ部が軸方向に圧縮変形する。
本発明の衝撃吸収部材は、少なくとも第1本体と第2本体を備えている。第1本体は、第1部分筒壁と第1フランジ部を備えている。第1部分筒壁は、筒壁を周方向に分割した部分筒壁を構成する。第1フランジ部は、第1部分筒壁の周方向における両端の各々から筒の外側に向かって伸びているとともに、筒の軸方向にも伸びている。第2本体は、第2部分筒壁と第2フランジ部を備えている。第2部分筒壁は、筒壁を周方向に分割した部分筒壁を構成する。第2フランジ部は、第2部分筒壁の周方向における両端の各々から筒の外側に向かって伸びているとともに、筒の軸方向にも伸びている。第1フランジ部と第2フランジ部は、筒の軸方向において断続的に接合されている。そして、筒の軸方向において第1フランジ部と第2フランジ部が接合されていない区間の一部に、第1フランジ部の第1部分筒壁側の端部と第2フランジ部の第2部分筒壁側の端部の間に隙間が形成されている。
衝撃吸収部材に負荷される圧縮荷重と圧縮変形量との関係のばらつきを抑制するためには、フランジ部の座屈変形が発生する位置と変形状態のばらつきを抑えることが重要となる。この衝撃吸収部材には、軸方向の所定の位置に、第1フランジ部の第1部分筒壁側の端部と第2フランジ部の第2部分筒壁側の端部の間に隙間が形成されている。また、隙間が形成されている位置では、第1フランジ部と第2フランジ部とが接合されていない。衝撃吸収部材の軸方向の圧縮荷重が負荷されると、筒壁は、第1フランジ部の第1部分筒壁側の端部と第2フランジ部の第2部分筒壁側の端部の間に形成されている隙間を、筒体の軸方向に閉じるとともに筒体の周方向にも閉じるように変形する。これにより、隙間が形成されている位置における第1フランジ部の外側の端部と第2フランジ部の外側の端部が相互に離間し、第1フランジ部の外側の端部と第2フランジ部の外側の端部とが開く方向に変形する。これにより、第1フランジ部と第2フランジ部が、同じ位置で(間隙が形成されていた位置で)変形し始める。この状態から、さらに圧縮荷重が負荷されると、すでに変形を開始した位置においてさらに変形し、各フランジ部が座屈変形して、筒の軸方向に圧縮される。
この衝撃吸収部材によれば、間隙を形成しておいた位置において順々に座屈変形が進行する。第1フランジと第2フランジの接合点は、座屈変形後も座屈変形前と同一平面内に留まっている。即ち、衝撃吸収部材の変形プロセスが安定する。
この衝撃吸収部材によれば、フランジ部における座屈変形の発生位置と、変形状態ないし変形プロセスが製品ごとにばらつくことを抑制することができる。これにより、衝撃吸収部材に負荷される圧縮荷重と圧縮変形量との関係が、製品ごとにばらつくことを抑制することができる。
この衝撃吸収部材では、筒の軸方向において第1フランジ部と第2フランジ部が接合されていない区間ごとに1個の隙間が形成されていることが好ましい。そして、車両本体から最も遠くに位置する隙間が他の隙間よりも大きいことが好ましい。
衝撃吸収部材では、圧縮荷重が負荷された初期の状態において、荷重の作用位置に近い位置、即ち、車両本体から最も遠い位置に大きな荷重が負荷される。この衝撃吸収部材では、車両本体から最も遠くに位置する隙間が他の隙間よりも大きく形成されている。そのため、車両本体から最も遠くに位置する隙間が他の隙間よりも変形しやすい。これにより、圧縮荷重が負荷された初期の状態におけるフランジ部の変形位置がばらつくことを抑制することができる。この結果、衝撃吸収部材に負荷される圧縮荷重と圧縮変形量との関係が製品ごとにばらつくことを確実に抑制することができる。
この衝撃吸収部材は、筒壁から外側に遠ざかるにつれて小さくなることが好ましい。
この構成によれば、第1フランジ部の外側の端部と第2フランジ部の外側の端部とが離間しやすくなる。即ち、第1フランジ部と第2フランジ部が、隙間が形成されている位置で変形しやすくなる。これにより、より確実に、フランジ部を所望の位置で変形させることができる。
本発明によると、衝撃吸収部材に負荷される圧縮荷重と圧縮変形量との関係が衝撃吸収部材ごとにばらつくことを抑制することができる。これにより、衝撃吸収部材の衝撃エネルギーの吸収性能が製品ごとにばらつくことを抑制することができる。
本実施例の衝撃吸収部材を示す平面図。 本実施例の衝撃吸収部材を示す側面図。 図1のIII−III断面を示す断面図。 図1のIV‐IV断面を示す断面図。 衝撃吸収部材の変形例の一部を抜粋した斜視図。 衝撃吸収部材の変形例の一部を抜粋した斜視図。 衝撃吸収部材の変形例の一部を抜粋した斜視図。
上記した本発明の技術的な特徴について列記する。
(特徴1) 衝撃吸収部材は、第1本体と第2本体以外に、第3本体をも備えていてもよい。この場合、第3本体は、筒壁を周方向に分割した部分筒壁を構成する第3部分筒壁と、第3部分筒壁の周方向の両端に形成されている一対の第3フランジを備えている。
この場合、第1フランジ部に第2フランジ部を接合し、第2フランジ部に第3フランジ部を接合し、第3フランジ部に第1フランジ部を接合する。第1部分筒壁と第2部分筒壁と第3部分筒壁によって筒が構成されている。
(特徴2) さらに、第4本体、第5本体等を備えている。筒壁を構成する部材数は任意である。
(特徴3) 筒壁を構成する部材数が3個の場合、第1フランジ部と第3フランジ部は、筒の軸方向において断続的に接合されており、第2フランジ部と第3フランジ部は、筒の軸方向において断続的に接合されている。そして、筒の軸方向において、第1フランジ部と第3フランジ部が接合されていない区間の一部に、第1フランジ部の第1部分筒壁側の端部と第3フランジ部の第3部分筒壁側の端部の間に隙間が形成されており、筒の軸方向において第2フランジ部と第3フランジ部が接合されていない区間の一部に、第2フランジ部の第2部分筒壁側の端部と第3フランジ部の第3部分筒壁側の端部の間に隙間が形成されている。この構成によれば、衝撃吸収部材に負荷される圧縮荷重と圧縮変形量との関係が衝撃吸収部材ごとにばらつくことを抑制することができる。
(特徴4) 第1フランジ部と第2フランジ部との隙間(接合される一対のフランジ部の隙間)は、接合されていない区間ごとに1個ずつが形成されていてもよく、区間ごとに2個以上形成されていてもよい。また、区間ごとに隙間の個数が異なっていてもよい。また隙間が形成されていない区間があってもよい。これらの構成によっても、衝撃吸収部材に負荷される圧縮荷重と圧縮変形量との関係が衝撃吸収部材ごとにばらつくことを抑制することができる。
本発明を具現化した実施例に係る衝撃吸収部材を図面を参照して説明する。図1は、本実施例の衝撃吸収部材10の平面図である。図2は、衝撃吸収部材10の側面図である。
図3は、図1のIII―III断面を示す断面図である。
衝撃吸収部材10は、例えば自動車等の車両の前後端部に取り付けられる。本実施例では、車両の前側に取り付けられる衝撃吸収部材10について説明する。
図1,2,3に示すように、衝撃吸収部材10は、筒壁18とフランジ部16を備えている。筒壁18は、四角形の筒を構成している。フランジ部16は、筒壁18の外周から外側に向かって伸びている。フランジ部16は、筒壁18の軸方向にも伸びている。
衝撃吸収部材10は、第1本体17と第2本体60を備えている。
第1本体17は、第1部分筒壁19と第1フランジ部20,21を有している。第1部分筒壁19は、上壁19aと2つの第1側壁19bで構成されている。第1側壁19bは、上壁19aの左右両端(筒壁18の軸方向に垂直な方向の両端)から下方に向かって伸びている。第1部分筒壁19は、筒壁18の上側半分を構成している。第1部分筒壁19の軸方向の前端(車両の進行方向前側の端)には、車両の前側バンパ2に当接する上方フランジ部12と前方フランジ部14が形成されている。上方フランジ部12は、前側バンパ2の上面と当接する。上方フランジ部12は、前側バンパ2にスポット溶接によって接合される。前方フランジ部14は、前側バンパ2の後面と当接する。前方フランジ部14は、前側バンパ2にスポット溶接によって接合される。第1部分筒壁19の後端(車両の進行方向後側の端)には、後方フランジ部54が形成されている。後方フランジ部54は、車両本体、例えばサイドメンバ、と当接する。後方フランジ部54は、車両本体にスポット溶接によって接合される。
第1部分筒壁19の上壁19aには、下側に凹む2本の上溝34が形成されている。2本の上溝34は、互いに平行に筒壁18の軸方向に間隔を開けて形成されている。各上溝34は、筒壁18の軸方向に垂直に形成されている。各上溝34は、上壁19aの幅方向(筒壁18の軸方向と垂直な方向)の全幅に亘って形成されている。
第1側壁19bのそれぞれには、前側の上溝34よりも前方に上側縦溝26が形成されている。上側縦溝26は、筒壁18の内側に凹んでいる。各上側縦溝26は、筒壁18の軸方向に関して同一の位置に形成されている。上側縦溝26は、第1側壁19bの上端から下方に向かって伸びている。上側縦溝26の下端は、第1側壁19bの下端よりも上方に位置している。第1側壁19bのそれぞれには、2本の上溝34の間に上側縦溝40が形成されている。上側縦溝40は、筒壁18の内側に凹んでいる。上側縦溝40は、上側縦溝26と平行に形成されている。上側縦溝40の上下方向の長さは、上側縦溝26の上下方向の長さと略同一である。上側縦溝40の幅と深さは、上側縦溝26よりも大きい。また、第1側壁19bには、後側の上溝34よりも後方に上側縦溝48が形成されている。上側縦溝48は、上側縦溝26と平行に形成されている。上側縦溝48の上下方向の長さは、上側縦溝26の上下方向の長さと略同一である。上側縦溝48の幅と深さは、上側縦溝40と略同一である。
一方の第1側壁19bの下端には、第1フランジ部20が形成されている。第1フランジ部20は、筒壁18の外側に向かって伸びている。また、第1フランジ部20は、筒壁18の軸方向に沿って伸びている。他方の第1側壁19bの下端には、第1フランジ部21が形成されている。第1フランジ部21は、筒壁18の外側に向かって伸びている。また、第1フランジ部21は、筒壁18の軸方向に沿って伸びている。第1フランジ部21は、筒壁18の軸方向において、第1フランジ部20よりも長い。また、第1フランジ部21は、筒壁18の軸方向に垂直な方向において、第1フランジ部20と略同一の長さである。第1フランジ部20,21の前端は、前方フランジ部14に接続されている。第1フランジ部20,21の後端は、後方フランジ部54に接続されている。
上側縦溝26の下方に位置する第1フランジ部21には、上側第1ビード28が形成されている。上側第1ビード28は、筒壁18の軸方向の断面が三角形である。図3に示すように、上側第1ビード28は、第1フランジ部21の第1側壁19b側の端から第1筒壁18の外側に遠ざかるにつれて、その高さが徐々に低くなっている。上側縦溝26の下方に位置する第1フランジ部20には、上側第2ビード24が形成されている。上側第2ビード24は、筒壁18の軸方向において、上側第1ビード28と同一の位置に形成されている。上側第2ビード24は、筒壁18の軸方向の断面が三角形である。図3に示すように、上側第2ビード24は、第1フランジ部20の第1側壁19b側の端から筒壁18の外側に遠ざかるにつれて、その高さが徐々に低くなっている。上側第2ビード24の寸法(上下方向の高さ、筒壁18の軸方向における幅、筒壁18の軸方向に垂直な方向における長さ)は、上側第1ビード28の寸法よりも小さい。
上側縦溝40の下方に位置する第1フランジ部20,21のそれぞれには、上側第3ビード38が形成されている。上側第3ビード38は、筒壁18の軸方向の断面が三角形である。上側第3ビード38は、第1フランジ部20,21の第1側壁19b側の端から筒壁18の外側に遠ざかるにつれて、その高さが徐々に低くなっている。上側第3ビード38のそれぞれは、筒壁18の軸方向において、互いに同一の位置に形成されている。また、上側第3ビード38のそれぞれは、互いに同一の形状及び寸法を有している。上側第3ビード38の寸法は、上側第2ビード24の寸法よりも小さい。
上側縦溝48の下方に位置する第1フランジ部20,21のそれぞれには、上側第4ビード46が形成されている。上側第4ビード46は、筒壁18の軸方向の断面が三角形である。上側第4ビード46は、第1フランジ部20,21の第1側壁19b側の端から筒壁18の外側に遠ざかるにつれて、その高さが徐々に低くなっている。上側第4ビード46のそれぞれは、筒壁18の軸方向において、互いに同一の位置に形成されている。また、上側第4ビード46のそれぞれは、互いに同一の形状及び寸法を有している。上側第4ビード46の寸法は、上側第3ビード38よりも小さい。上側第4ビード46の寸法は、上側第3ビード38の寸法と同一であってもよい。
図2に示すように、第1本体17の下方には、第2本体60が配置されている。図3に示すように、第2本体60は、第2部分筒壁62と第2フランジ部64,66を有している。第2部分筒壁62は、下壁62aと2つの第2側壁62bで構成されている。第2側壁62bは、下壁62aの左右両端から上方に向かって伸びている。第2部分筒壁62は、筒壁18の下側半分を構成している。筒壁18の第1部分筒壁19と第2部分筒壁62によって、四角形の筒が構成されている。図2に示すように、第2部分筒壁62の前端には、前側バンパ2に当接する前方フランジ部61が形成されている。前方フランジ部61は、前側バンパ2の後面と当接する。前方フランジ部61は、前側バンパ2にスポット溶接によって接合される。第2部分筒壁62の後端には、後方フランジ部82が形成されている。後方フランジ部82は、車両本体と当接する。後方フランジ部82は、車両本体にスポット溶接によって接合される。
第2部分筒壁62の下壁62aには、上側に凹む2本の下溝71が形成されている。2本の下溝71は、互いに平行に筒壁18の軸方向に間隔を開けて形成されている。各下溝71は、筒壁18の軸方向に垂直に形成されている。各下溝71は、下壁62aの幅方向の全幅に亘って形成されている。各下溝71は、上壁19aに形成された各上溝34にそれぞれ対向して配置されている。
第2側壁62bのそれぞれには、前側の下溝71よりも前方に下側縦溝70が形成されている。下側縦溝70は、筒壁18の内側に凹んでいる。各第2側壁62bに形成された下側縦溝70は、筒壁18の軸方向に関して同一の位置に形成されている。また、各下側縦溝70は、第1側壁19bに形成された各上側縦溝26の延長上に形成されている。下側縦溝70は、第2側壁62bの下端から上方に向かって伸びている。下側縦溝70の上端は、第2側壁62bの上端よりも下方に位置している。下側縦溝70は、上側縦溝26と略同一の上下方向の長さ、幅、深さを有している。
第2側壁62bのそれぞれには、2本の下溝71の間に下側縦溝76が形成されている。下側縦溝76は、筒壁18の内側に凹んでいる。下側縦溝76は、下側縦溝70と平行に形成されている。各第2側壁62bに形成された下側縦溝76は、筒壁18の軸方向に関して同一の位置に形成されている。また、各下側縦溝76は、第1側壁19bに形成された各上側縦溝40の延長上に形成されている。下側縦溝76は、第2側壁62bの下端から上方に向かって伸びている。下側縦溝76の上下方向の長さは、下側縦溝70の長さと略同一である。下側縦溝76の幅と深さは、下側縦溝70よりも大きく、上側縦溝40と略同一である。また、第2側壁62bには、後側の下溝71よりも後方に下側縦溝80が形成されている。下側縦溝80は、筒壁18の内側に凹んでいる。下側縦溝80は、下側縦溝70平行に形成されている。各第2側壁62bに形成された下側縦溝80は、筒壁18の軸方向に関して同一の位置に形成されている。また、各下側縦溝80は、第1側壁19bに形成された各上側縦溝48の延長上に形成されている。下側縦溝80は、第2側壁62bの下端から上方に向かって伸びている。下側縦溝80の長さは、下側縦溝70の長さと略同一である。下側縦溝80の幅と深さは、上側縦溝48と略同一である。
一方の第2側壁62bの上端には、第2フランジ部64が形成されている。第2フランジ部64は、筒壁18の外側に向かって伸びている。また、第2フランジ部64は、筒壁18の軸方向に沿って伸びている。第2フランジ部64は、第1フランジ部21と対向して配置されている。他方の第2側壁62bの上端には、第2フランジ部66が形成されている。第2フランジ部66は、筒壁18の外側に向かって伸びている。また、第2フランジ部66は、筒壁18の軸方向に沿って伸びている。第2フランジ部66は、第1フランジ部20と対向して配置されている。第2フランジ部64は、筒壁18の軸方向において、第2フランジ部66よりも長く、第1フランジ部21と略同一の長さである。第2フランジ部66は、筒壁18の軸方向において、第1フランジ部21と略同一の長さである。また、第2フランジ部64は、筒壁18の軸方向に垂直な方向において第2フランジ部66と略同一の長さであり、第1フランジ部21と略同一の長さである。第2フランジ部64,66の前端は、前方フランジ部61に接続されている。第2フランジ部64,66の後端は、後方フランジ部82に接続されている。
下側縦溝70の上方に位置する第2フランジ部64には、下側第1ビード68が形成されている。下側第1ビード68は、上側第1ビード28の下方に形成されている。下側第1ビード68は、上側第1ビード28に対して、第1本体17と第2本体60の境界面X(図3参照)に関して対称な形状及び寸法を有している。上側第1ビード28と下側第1ビード68により、第1フランジ部21の第1側壁19b側の端部と第2フランジ部64の第2側壁62b側の端部との間に隙間が形成されている。
下側縦溝70の上方に位置する第2フランジ部66には、下側第2ビード72が形成されている。下側第2ビード72は、上側第2ビード24の下方に形成されている。下側第2ビード72は、境界面Xに関して上側第2ビード24と対称な形状及び寸法を有している。上側第2ビード24と下側第2ビード72により、第1フランジ部20の第1側壁19b側の端部と第2フランジ部66の第2側壁62b側の端部との間に隙間が形成されている。
下側縦溝76の上方に位置する第2フランジ部64,66のそれぞれには、下側第3ビード74が形成されている。各下側第3ビード74は、各上側第3ビード38の下方に形成されている。下側第3ビード74は、境界面Xに関して上側第3ビード38と対称な形状及び寸法を有している。上側第3ビード38と下側第3ビード74により、第1フランジ部21の第1側壁19b側の端部と第2フランジ部64の第2側壁62b側の端部との間に隙間が形成されている。また、上側第3ビード38と下側第3ビード74により、第1フランジ部20の第1側壁19b側の端部と第2フランジ部66の第2側壁62b側の端部との間にも隙間が形成されている。
図4は、図1のIV−IV断面を示す断面図である。図4に示すように、下側縦溝80の上方に位置する第2フランジ部64,66のそれぞれには、下側第4ビード78が形成されている。各下側第4ビード78は、各上側第4ビード46の下方に形成されている。下側第4ビード78は、境界面Xに関して第4ビード46と対称な形状及び寸法を有している。上側第4ビード46と下側第4ビード78により、第1フランジ部21の第1側壁19b側の端部と第2フランジ部64の第2側壁62b側の端部との間に隙間が形成されている。また、上側第4ビード46と下側第4ビード78により、第1フランジ部20の第1側壁19b側の端部と第2フランジ部66の第2側壁62b側の端部との間にも隙間が形成されている。
各ビード68,72,74,78の寸法は、下側第1ビード68、下側第2ビード72、下側第3ビード74、下側第4ビード78の順で小さくなっている。下側第3ビード74の寸法は、下側第4ビード78の寸法と同一であってもよい。
図1に示すように、第1フランジ部21と第2フランジ部64は、スポット溶接によって、4つの接合部36で接合されている。接合部36は、筒壁18の軸方向において、第1フランジ部21の前端部と、第1ビード28,68と第3ビード38,74との間と、第3ビード38,74と第4ビード46,78との間と、第1フランジ部21の後端部とに位置している。各ビード28,38,46,68,74,78は、筒壁18の軸方向において、第1フランジ部21と第2フランジ部64が接合されていない区間に形成されている。即ち、第1フランジ部21の第1側壁19b側の端部と第2フランジ部64の第2側壁62b側の端部との間の隙間は、第1フランジ部21と第2フランジ部64が接合されていない区間に形成されている。また、各ビード間に位置する接合部36は、筒壁18の軸方向において、上溝34(下溝71)と同一の位置に位置している。
第1フランジ部20と第2フランジ部66は、スポット溶接によって、3つの接合部36で接合されている。接合部36は、第2ビード24,72と第3ビード38,74との間と、第3ビード38,74と第4ビード46,78との間と、第1フランジ部20の後端部に位置している。ビード24,38,46,72,74,78は、筒壁18の軸方向において、第1フランジ部20と第2フランジ部66が接合されていない区間に形成されている。即ち、第1フランジ部20の第1側壁19b側の端部と第2フランジ部66の第2側壁62b側の端部との間の隙間は、第1フランジ部20と第2フランジ部66が接合されていない区間に形成されている。また、各ビード間に位置する接合部36は、筒壁18の軸方向において、上溝34(下溝71)と同一の位置に位置している。
衝撃吸収部材10が車両本体に取り付けられた状態で、他の物体が車両の正面から衝突すると、衝撃吸収部材10は、筒壁18の軸方向に圧縮変形して、衝撃エネルギーを吸収する。衝撃吸収部材10に圧縮荷重が負荷された初期の状態では、上側縦溝26,70が筒壁18の内側に凹んで、第1ビード28,68によって形成された隙間を閉じる方向に変形する。この結果、隙間が形成されている位置における(第1ビード28,68が形成されている位置における)第1フランジ部21と第2フランジ部64の外側の端部が相互に離間する。同様に、第2ビード24,72によって形成された隙間を閉じる方向に変形して、隙間が形成されている位置における(第2ビード24,72が形成されている位置における)第1フランジ部20と第2フランジ部66の外側の端部が相互に離間する。各フランジ部20,21,64,66は、隙間が形成されていた位置で変形し始める。これにより、各フランジ部の圧縮荷重の負荷初期における変形位置を特定することができる。この状態から、さらに圧縮荷重が負荷されると、すでに変形を開始した位置において、各フランジ部20,21,64,66がさらに変形し、座屈変形する。また、第3ビード38,74が形成された位置、第4ビード46,78が形成された位置で同様の現象が生じる。各フランジ部20,21,64,66の接合部36によって接合されている位置は、座屈変形後も座屈変形前の同一平面内に留まっている。この結果、フランジ部17の座屈変形の発生位置と、変形状態ないし変形プロセスが製品ごとにばらつくことを抑制することができる。これにより、衝撃吸収部材10に負荷される圧縮荷重と圧縮変形量との関係が、製品ごとにばらつくことを抑制することができる。
負荷初期では、荷重が作用する位置、即ち車両の前側に負荷される荷重を大きい。衝撃吸収部材10では、筒16の軸方向前端側に位置するビード26,28,68,72が、筒16の軸方向後方に位置するビードよりも大きい。この結果、衝撃吸収部材10では、車両前側が変形しやすくなっている。これにより、負荷初期のフランジ部16の変形位置が、製品ごとにばらつくことを防止することができる。
また、衝撃吸収部材10では、第1側壁19bには、第1フランジ部20,21に形成された各ビード24,28,38,46に対応する位置に、それぞれ上側縦溝26,40,48が形成されている。また、第2側壁62bには、第2フランジ部64,66に形成された各ビード68,72,74,78に対応する位置に、それぞれ下側縦溝70,76,80が形成されている。衝撃吸収部材10が圧縮荷重により圧縮変形すると、上側縦溝26,40,48、下側縦溝70,76,80が形成されている位置で、第1側壁19b,62bが筒壁18の内側に変形しやすくなっている。これにより、衝撃吸収部材10の変形状態ないし変形プロセスが、製品ごとにばらつくことを抑制することができる。
また、衝撃吸収部材10では、上壁19aに上溝34が形成されており、下壁62aに下溝71が形成されている。上溝34は、筒壁18の軸方向において、上側縦溝26,40,48とずれて配置されている。下溝71は、筒壁18の軸方向において、下側縦溝70,76,80とずれて配置されている。衝撃吸収部材10が荷重により変形すると、上溝34と下溝71が形成されている位置では、上壁19aと下壁62aが筒壁18の内側に向かって凹状に変形しやすくなっている。また、上側縦溝26,40,48,70,76,80が形成されている位置では、第1側壁19b,62bが筒壁18の内側に凹むことによって、上壁19a,62aが筒の外側に凸状に変形する。これにより、筒壁18の圧縮変形の変形状態ないし変形プロセスが、製品ごとにばらつくことを抑制することができる。
上記した衝撃吸収部材10の変形例を列挙する。
上記した衝撃吸収部材10では、第1フランジ部21に形成された上側第1ビード28は、第1フランジ部20に形成された上側第2ビード24と筒壁18の軸方向に関して同一の位置に配置されている。しかしながら、上側第1ビード28と上側第2ビード24の筒壁18の軸方向に関する位置は、異なっていてもよい。同様に、衝撃吸収部材10に筒壁18の軸方向に関して同一の位置に形成されているビードは、その位置が異なっていてもよい。
上記した衝撃吸収部材10では、第1フランジ部20と第2フランジ部66との接合部36は、第1フランジ部21と第2フランジ部64との接合部36と筒壁18の軸方向に関して同一の位置に配置されている。しかしながら、第1フランジ部20と第2フランジ部66との接合部36と第1フランジ部21と第2フランジ部64との接合部36は、軸方向に関して異なる位置に配置されていてもよい。
また、各ビードの位置、寸法及び形状は、必要とされる強度や変形量等に応じて適宜変更してもよい。ビードの形状としては、例えば、図5に示すように、ビード100は、その底面が第1側壁19bに位置し、第1部分筒壁19の外側に向かって伸びる半円錐形状であってもよい。あるいは、例えば、図6に示すように、ビード200は、その底面が第1フランジ部21に位置し、第1側壁19bに沿って伸びる半円錐形状であってもよい。また、あるいは、図7に示すように、ビード300は、第1部分筒壁19の外側に向かって伸びる半円筒形状であってもよい。
また、全てのビード形状が同一であってもよいし、一部のビードが、他のビードと異なる形状であってもよい。
また、上記した衝撃吸収部材10では、筒壁18は、四角形の筒を構成している。しかしながら、筒壁によって構成される筒は、四角形でなくてもよい。例えば、円形であってもよく、六角形や八角形等の四角形以外の多角形であってもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は、複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。

Claims (3)

  1. 筒を構成する筒壁と、筒壁の外周から外側に向かって伸びているとともに筒の軸方向にも伸びているフランジ部を有しており、軸方向の一端を車両本体に取り付けて用いられ、車両の衝突時に筒壁とフランジ部が軸方向に圧縮変形する衝撃吸収部材であって、
    少なくとも第1本体と第2本体を備えており、
    第1本体は、筒壁を周方向に分割した部分筒壁を構成する第1部分筒壁と、第1部分筒壁の周方向における両端の各々から筒の外側に向かって伸びているとともに筒の軸方向にも伸びている第1フランジ部を備えており、
    第2本体は、筒壁を周方向に分割した部分筒壁を構成する第2部分筒壁と、第2部分筒壁の周方向における両端の各々から筒の外側に向かって伸びているとともに筒の軸方向にも伸びている第2フランジ部を備えており、
    第1フランジ部と第2フランジ部は、筒の軸方向において断続的に接合されており、
    筒の軸方向において第1フランジ部と第2フランジ部が接合されていない区間の一部に、第1フランジ部の第1部分筒壁側の端部と第2フランジ部の第2部分筒壁側の端部の間に隙間が形成されている衝撃吸収部材。
  2. 前記区間ごとに1個の隙間が形成されており、
    車両本体から最も遠くに位置する隙間が他の隙間よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の衝撃吸収部材。
  3. 前記隙間が、筒壁から外側に遠ざかるにつれて小さくなることを特徴とする請求項1又は2に記載の衝撃吸収部材。
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