JPWO2009133598A1 - 棚板ユニットおよび棚受け部材 - Google Patents

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Abstract

ネジや工具を使用することなく簡易迅速に取付作業を行うことが可能な棚板ユニットを提供することを課題とする。左右一対の棚受け部材S1,S1と、両棚受け部材S1,S1の離隔距離を保持する棚本体S2とを具備し、各棚受け部材S1の前側接続端部20には、前側マウント部F1の前面に対向する前側対向部21と、前側対向部21から前側マウント部F1の後面側に向かって延出する前側掛止部22とが形成されており、各棚受け部材S1の後側接続端部40には、後側マウント部R1の後面に対向する後側対向部41と、後側対向部41から後側マウント部R1の前面側に向かって延出する後側掛止部42とが形成されており、前側掛止部22は、前側マウント部F1の取付孔Hに前側マウント部F1の前面側から挿入され、後側掛止部42は、後側マウント部R1の取付孔Hに後側マウント部R1の後面側から挿入される。

Description

本発明は、収納ラック用の棚板ユニットおよび棚受け部材に関する。
ラックマウント型の電子・電気機器(例えば、サーバ、通信機器、放送機器、映像機器、音響機器など)の収納に適した収納ラックとしては、マウントフレーム(マウントアングルとも呼ばれている)を四隅に配置したものが一般的であり、電子・電気機器や棚板ユニットは、マウントフレームに固定する(例えば、日本国公開公報・特開2004−28802号や特開2001−127470など参照)。
この種の収納ラックは、その殆どが、JIS規格(Japan Industrial Standard:日本工業規格)やEIA規格(Electronic Industrious Alliance:米国電子工業会)などに準拠した寸法・形状を具備している。JIS規格やEIA規格に準拠した収納ラックでは、前側のマウントフレームのマウント部(以下、「前側マウント部」という。)が、収納ラックの前面に沿って配置されており、後側のマウントフレームのマウント部(以下、「後側マウント部」という。)が、収納ラックの後面に沿って配置されている。また、前側マウント部および後側マウント部には、前後方向(奥行方向)に貫通する複数の取付孔が形成されている。
棚板ユニットを各マウントフレームに取り付ける場合には、収納ラックの前面側もしくは後面側から左右のマウントフレームの間に棚板ユニットを挿入し、棚板ユニットのフランジに設けた挿通孔をマウント部の取付孔に合わせたうえで、ネジとゲージナットとで締結している。ところが、このような取付作業を行う場合には、棚板ユニットを手で保持しながら、10数mm程度の大きさしかない小さなネジを取付孔に組み付け、さらに、ドライバなどの工具を取り扱う必要があるので、作業の簡略化・迅速化を図ることができない。棚板ユニットをマウントフレームから取り外す場合も同様である。
このような観点から、本発明は、収納ラック用の棚板ユニットであって、マウントフレームへの取付作業およびマウントフレームからの取外し作業をネジや工具を使用することなく簡易迅速に行うことが可能な棚板ユニットを提供することを課題とする。また、本発明は、棚板ユニットを構成する棚受け部材であって、マウントフレームへの取付作業およびマウントフレームからの取外し作業をネジや工具を使用することなく簡易迅速に行うことが可能な棚受け部材を提供することを課題とする。
このような課題を解決する本発明に係る棚板ユニットは、収納ラックの前面に沿って配置された左右一対の前側マウント部および後面に沿って配置された左右一対の後側マウント部に取り付けられる棚板ユニットであって、左右一対の棚受け部材と、前記両棚受け部材の離隔距離を保持する棚本体とを具備し、前記各棚受け部材の前端部分には、前記前側マウント部の前面に対向する前側対向部と、前記前側対向部から前記前側マウント部の後面側に向かって延出する少なくとも一つの前側掛止部とが形成されており、前記各棚受け部材の後端部分には、前記後側マウント部の後面に対向する後側対向部と、前記後側対向部から前記後側マウント部の前面側に向かって延出する少なくとも一つの後側掛止部とが形成されており、前記前側掛止部は、前記前側マウント部に設けられた複数の取付孔のいずれか一つに前記前側マウント部の前面側から挿入され、前記後側掛止部は、前記後側マウント部に設けられた複数の取付孔のいずれか一つに前記後側マウント部の後面側から挿入される、ことを特徴とする。
前側対向部を前側マウント部の前面に対向させるとともに、後側対向部を後側マウント部の後面に対向させると、ネジ止め等を行わずとも、棚受け部材の前後方向への移動が阻止される。また、前側掛止部を前側マウント部の取付孔に挿入するとともに、後側掛止部を後側マウント部の取付孔に挿入すると、ネジ止め等を行わずとも、棚受け部材の上下方向への移動が阻止される。そして、両棚受け部材の離隔距離を棚本体で保持すると、各棚受け部材の左右方向への移動が阻止され、その結果、棚受け部材の前後方向への移動が阻止された状態(すなわち、前側対向部が前側マウント部の前面に対向し、後側対向部が後側マウント部の後面に対向した状態)、および、棚受け部材の上下方向への移動が阻止された状態(すなわち、前側掛止部が前側マウント部の取付孔に入り込み、後側掛止部が後側マウント部の取付孔に入り込んだ状態)が維持されるようになる。このように、本発明によれば、ネジ止め等の煩雑な作業を行わずとも、棚板ユニットをマウントフレームに固定することが可能となる。
本発明に係る棚板ユニットにおいては、前記各棚受け部材の後端部分に、前後方向に進退可能な前後動部材を少なくとも一つ取り付けることが望ましい。前記前後動部材は、後方へ向って移動したときに、前記後側マウント部に設けられた複数の取付孔のいずれか一つに前記後側マウント部の前面側から入り込み、前方へ向って移動したときに、前記取付孔から離脱するように構成する。このようにすると、棚受け部材の後端部分の左右方向への移動が阻止されるようになるので、棚受け部材の後端部分の取付状態が安定するようになる。なお、前後動部材には、少なくともラッチボルト、デッドボルト、かんぬきが含まれる。
棚受け部材の後端部分に前後動部材を設けた場合には、前記棚本体の前端部分の左右両側のそれぞれに、左右方向に進退可能な左右動部材を取り付け、右側の前記棚受け部材の前端部分の側面に、右側の前記左右動部材と係合可能な係合穴を形成し、左側の前記棚受け部材の前端部分の側面に、左側の前記左右動部材と係合可能な係合穴を形成することが好ましい。このようにすると、棚本体の前端部分の左右両側と左右の棚受け部材の前端部分とが係合し、棚受け部材の前端部分の左右方向への移動が阻止されるようになるので、棚受け部材の前端部分の取付状態が安定するようになる。なお、左右動部材には、少なくともラッチボルト、デッドボルト、かんぬきが含まれる。
左右動部材は、棚本体の前端部分以外の部位に設けてもよい。すなわち、本発明においては、前記棚本体の左右両側のそれぞれに、左右方向に進退可能な左右動部材を取り付け、右側の前記棚受け部材の側面に、右側の前記左右動部材と係合可能な係合穴を形成し、左側の前記棚受け部材の側面に、左側の前記左右動部材と係合可能な係合穴を形成してもよい。このようにすると、棚本体の左右両側と左右の棚受け部材とが係合し、棚受け部材の左右方向への移動が阻止されるようになるので、棚受け部材の取付状態が安定するようになる。
前記した課題を解決する本発明に係る棚受け部材は、収納ラックの前面に沿って配置された前側マウント部および後面に沿って配置された後側マウント部に架設される棚受け部材であって、前記前側マウント部と前記後側マウント部との間に配置される棚受け本体と、前記棚受け本体の前端から前方に向かって張り出す前側接続端部と、前記棚受け本体の後端から後方に向かって張り出す後側接続端部とを具備し、前記前側接続端部は、前記前側マウント部の前面に対向する前側対向部と、前記前側対向部から前記前側マウント部の後面側に向かって延出する少なくとも一つの前側掛止部とを有し、前記後側接続端部は、前記後側マウント部の後面に対向する後側対向部と、前記後側対向部から前記後側マウント部の前面側に向かって延出する少なくとも一つの後側掛止部とを有し、前記前側掛止部は、前記前側マウント部に設けられた複数の取付孔のいずれか一つに前記前側マウント部の前面側から挿入され、前記後側掛止部は、前記後側マウント部に設けられた複数の取付孔のいずれか一つに前記後側マウント部の後面側から挿入される、ことを特徴とする。
前側対向部を前側マウント部の前面に対向させるとともに、後側対向部を後側マウント部の後面に対向させると、ネジ止め等を行わずとも、棚受け部材の前後方向への移動が阻止される。また、前側掛止部を前側マウント部の取付孔に挿入するとともに、後側掛止部を後側マウント部の取付孔に挿入すると、ネジ止め等を行わずとも、棚受け部材の上下方向への移動が阻止される。このように、本発明によれば、ネジ止め等の煩雑な作業を行わずとも、棚受け部材をマウントフレームに取り付けることが可能となる。
なお、前側掛止部の個数および後側掛止部の個数に制限はなく、それぞれ一つとしても差し支えないが、二つ以上としてもよい。棚受け部材に作用する荷重は、前側掛止部および後側掛止部を介して各マウント部に伝達されるので、前側掛止部の個数および後側掛止部の個数を増やすと、棚受け部材の耐荷重を高めることが可能になる。
本発明に係る棚受け部材においては、前記後側接続端部に、前後方向に進退可能な前後動部材を取り付けることが好ましい。前記前後動部材は、後方へ向って移動したときに、前記後側マウント部に設けられた複数の取付孔のいずれか一つに前記後側マウント部の前面側から入り込み、前方へ向って移動したときに、前記取付孔から離脱するように構成する。このようにすると、後側接続端部の左右方向への移動が阻止され、その結果、後側接続端部の前後方向への移動が阻止された状態(すなわち、後側対向部が後側マウント部の後面に対向した状態)、および、後側接続端部の上下方向への移動が阻止された状態(すなわち、後側掛止部が後側マウント部の取付孔に入り込んだ状態)が維持されるようになるので、後側接続端部の取付状態が安定するようになる。
本発明に係る棚受け部材においては、前記後側対向部と交差する位置に前記前後動部材を設けるとともに、前記後側対向部に、後方へ向って移動した状態の前記前後動部材が挿入される開口部を形成することが好ましい。このようにすると、前後動部材の先端部分を後側マウント部の後面側から視認できるようになるので、前後動部材が後側マウント部の取付孔に挿入されているか否かを目視にて確認することが可能となる。
本発明に係る棚受け部材においては、前方へ向って移動した前記前後動部材を後方へ押し戻す付勢部材を前記後側接続端部に取り付けることが好ましい。このようにすると、前後動部材を後方へ移動させる操作(すなわち、前後動部材を取付孔に挿入するための操作)が不要になるので、棚受け部材を簡易迅速にマウントフレームに取り付けることが可能となる。
後側対向部と交差する位置に前後動部材を設けた場合には、前記後側掛止部を上下二箇所に形成することが好ましい。この場合、上側の前記後側掛止部は、前記前後動部材が挿入される前記取付孔の上側の前記取付孔に挿入されるような位置に形成し、下側の前記後側掛止部は、前記前後動部材が挿入される前記取付孔の下側の前記取付孔に挿入されるような位置に形成する。このようにすると、棚受け部材の取付状態がより一層安定するようになる。
本発明に係る棚受け部材においては、前記後側掛止部の先端部分を側方に向って延出し、当該延出部分を前記後側マウント部の前面に対向させることが好ましい。このようにすると、後側対向部が後側マウント部の後面に対向するのに加えて、後側掛止部の延出部分が後側マウント部の前面に対向するようになるので、ネジ止め等を行わずとも、後側接続端部の前後方向への移動が阻止されるようになる。
同様に、前記前側掛止部の先端部分を側方に向って延出し、当該延出部分を前記前側マウント部の後面に対向させることが好ましい。このようにすると、前側対向部が前側マウント部の前面に対向するのに加えて、前側掛止部の延出部分が前側マウント部の後面に対向するようになるので、ネジ止め等を行わずとも、前側接続端部の前後方向への移動が阻止されるようになる。
本発明に係る棚受け部材においては、前記前側接続端部に、前後方向に進退可能な前後動部材を取り付けてもよい。前記前後動部材は、前方へ向って移動したときに、前記前側マウント部に設けられた複数の取付孔のいずれか一つに前記前側マウント部の後面側から入り込み、後方へ向って移動したときに、前記取付孔から離脱するように構成する。このようにすると、前側接続端部の左右方向への移動が阻止され、その結果、前側接続端部の前後方向への移動が阻止された状態(すなわち、前側対向部が前側マウント部の前面に対向した状態)、および、前側接続端部の上下方向への移動が阻止された状態(すなわち、前側掛止部が前側マウント部の取付孔に入り込んだ状態)が維持されるようになるので、前側接続端部の取付状態が安定するようになる。
本発明に係る棚板ユニットおよび棚受け部材によると、ネジや工具を使用することなくマウントフレームへの取付作業およびマウントフレームからの取外し作業を行うことが可能になるので、取付・取外し作業を簡易迅速に行うことが可能になる。
収納ラックの概略構成を示す斜視図である。 本発明に係る棚板ユニットの一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る棚受け部材の一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る棚受け部材の一実施形態を示す分解斜視図である。 (a)は棚受け部材の構成部品であるアウターレールの側面図、(b)は同じく平面図、(c)は(b)のX1−X1線断面図である。 (a)は棚受け部材の前端部分を示す斜視図、(b)は同じく平面図である。 (a)は棚受け部材の構成部品であるインナーレールの側面図、(b)は同じく平面図、(c)は(b)のX2−X2線断面図である。 棚受け部材を後方下側から見た斜視図である。 (a)は棚受け部材の後端部分を示す斜視図、(b)は同じく平面図である。 棚受け部材の後端部分を図9の(a)のX3方向から見た斜視図である。 (a)は棚本体を示す平面図、(b)は(a)のX4−X4線断面図、(c)は棚本体を示す正面図である。 (a)および(b)は棚受け部材の取付手順を説明するための斜視図である。 (a)〜(c)は棚受け部材の後端部分の接続手順を説明する断面図である。 (a)および(b)は棚本体の取付手順を説明するための拡大平面図である。
符号の説明
S 棚板ユニット
S1 棚受け部材
10 アウターレール本体(棚受け本体)
20 前側接続端部(前端部分)
21 前側対向部
22 前側掛止部
24a 係合穴
30 インナーレール本体(棚受け本体)
40 後側接続端部(後端部分)
41 後側対向部
42 後側掛止部
42c 開口部
44a 前後動部材
44b 付勢部材
S2 棚本体
64a 左右動部材
C 収納ラック
L1 前側マウント部
R1 後側マウント部
H 取付孔
本発明を実施するための最良の形態を、添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る棚板ユニット(シェルフユニット)Sは、ラックマウント型の電子・電気機器(例えば、サーバ、通信機器、映像・音響機器など)の収納に適した収納ラック(キャビネット)Cに取り付けられるものである。なお、以下の説明における「前−後」「左−右」「上−下」は、図1の状態を基準にする。
(収納ラックCの構成)
本実施形態の収納ラックCは、EIA規格(Electronic Industrious Alliance:米国電子工業会)に準拠した寸法・形状を具備する「19インチ収納ラック」である。収納ラックCは、矩形枠状のベースC1、このベースC1の四隅に立設された四本の支柱C2,C2,…、これら支柱C2,C2,…の上端部に取り付けられた天板C3などを具備している。なお、図示は省略するが、収納ラックCの外装となる前面扉、側面板および背面板を支柱C2,C2,…に取り付けても差し支えない。
収納ラックCの内部には、図2に示すように、左右一対の前側マウントフレームF,Fおよび左右一対の後側マウントフレームR,Rが配置されている。
前側マウントフレームFは、収納ラックC(図1参照)の前側角部に配置される金属製の部材であり、収納ラックCの前面に沿って上下方向に配置される前側マウント部F1と、前側の支柱C2(図1参照)に固定される固定部F2とを具備している。前側マウント部F1には、上下方向に並ぶ複数の取付孔H,H,…が形成されている。取付孔Hは、前後方向(奥行方向)に貫通する矩形形状の貫通孔である。複数の取付孔H,H,…は、EIA規格で規定されたユニバーサルピッチと呼ばれる間隔で並んでいる。なお、EIA規格では、高さ44.45mm(=1.75インチ)を1ユニット(1U)としていて、1ユニットにつき三つの取付孔H,H,Hを配置する形式をユニバーサルピッチと呼んでいる。
左右に隣り合う前側マウント部F1,F1は、同一の鉛直面内に配置されており、同じ高さに位置する取付孔H,Hの中心間隔は、EIA規格に従い、465.1mmである。なお、以下の説明においては、左側の前側マウント部F1の右側縁および右側の前側マウント部F1の左側縁(すなわち、各前側マウント部F1の左右の側縁のうち、他方の前側マウント部F1側の側縁)を「内側縁」と称する場合がある。
後側マウントフレームRは、収納ラックC(図1参照)の後側角部に配置される金属製の部材であり、収納ラックCの後面に沿って上下方向に配置される後側マウント部R1と、後側の支柱C2(図1参照)に固定される固定部R2とを具備している。後側マウント部R1には、上下方向に並ぶ複数の取付孔H,H,…が形成されている。この取付孔Hも、前後方向(奥行方向)に貫通する矩形形状の貫通孔であり、EIA規格で規定されたユニバーサルピッチと呼ばれる間隔で並んでいる。
左右に隣り合う後側マウント部R1,R1は、同一の鉛直面内に配置されており、同じ高さに位置する取付孔H,Hの中心間隔は、EIA規格に従い、465.1mmである。また、各後側マウント部R1は、その前方に位置する前側マウント部F1と間隔をあけて対向している。なお、以下の説明においては、左側の後側マウント部R1の右側縁および右側の後側マウント部R1の左側縁(すなわち、各後側マウント部R1の左右の側縁のうち、他方の後側マウント部R1側の側縁)を「内側縁」と称する場合がある。
(棚板ユニットSの全体構成)
棚板ユニットSは、左右一対の棚受け部材S1,S1と、左右の棚受け部材S1,S1の離隔距離を保持する棚本体S2とを具備している。
(棚受け部材S1の構成)
棚受け部材S1は、前後に隣り合う前側マウント部F1および後側マウント部R1に架設されるものである。本実施形態の棚受け部材S1は、長さ調節可能(伸縮可能)な構成を具備している。
なお、左右の棚受け部材S1,S1は、鏡像対称(面対称)の関係にあるので、以下では、収納ラックCの正面から見て左側に配置される棚受け部材S1について説明を行い、右側の棚受け部材S1についての説明を省略する。
本実施形態の棚受け部材S1は、図3および図4に示すように、アウターレールS1outと、このアウターレールS1outの内空部に挿入されるインナーレールS1inとを具備している。
アウターレールS1outは、前後方向に沿って水平に配置される金属製の棒状部材であり、棚本体S2(図2参照)の載置面を備えたアウターレール本体10と、このアウターレール本体10の前端から前方に向って張り出す前側接続端部20とを具備している。
アウターレール本体10は、前側マウント部F1と後側マウント部R1との間に配置される部分であり、後記するインナーレール本体30とともに棚受け本体を構成する。図4および図5の(a)〜(c)にも示すように、本実施形態のアウターレール本体10は、前後方向に延びる上板部11と、この上板部11の一方の側端縁(本実施形態では左端縁)から下方向に向って延出する側板部12と、この側板部12の下端縁から側方へ向って延出する下板部13と、この下板部13の先端縁から上板部11に向って立ち上がる前後二つの下ガイド部14,14と、上板部11の他方の側端縁(本実施形態では右端縁)から下方向に向って延出する上ガイド部15と、この上ガイド部15の後端部に形成された棚板ストッパー16とを具備している。このような形状のアウターレール本体10は、ステンレス鋼板やアルミニウム合金板にプレス加工等を施すことにより形成することができる。
上板部11は、棚本体S2(図2参照)が載置される部分であり、上板部11の上面(載置面)は、棚本体S2の下面に当接する。上板部11の右側縁(他方の棚受け部材S1側の端縁)は、前側マウント部F1の内側縁と後側マウント部R1の内側縁とを結ぶ線よりも右側(他方の棚受け部材S1側)に位置している。
側板部12は、アウターレール本体10の剛性(断面二次モーメント)を高める役割を担うとともに、上板部11に作用した力を前側接続端部20に伝達する役割を担う部分である。本実施形態の側板部12は、上板部11の左端縁の全長に亘って形成されている(図5の(b)参照)。
下板部13は、インナーレールS1inを下側から支持する役割を担う部分である(図5の(c)参照)。本実施形態の下板部13は、他方(右側)の棚受け部材S1に向って延出している。また、下板部13は、側板部12の下端縁の全長に亘って形成されている(図5の(a)参照)。
下ガイド部14は、インナーレールS1inの横方向への脱落を防止する役割を担う部分である(図5の(c)参照)。本実施形態では、二つの下ガイド部14,14が、前後に間隔をあけて並設されている(図5の(a)参照)。
上ガイド部15は、インナーレールS1inの横方向への脱落を防止する役割を担う部分である(図5の(c)参照)。本実施形態の上ガイド部15は、上板部11の右端縁の全長に亘って形成されている(図5の(b)参照)。
棚板ストッパー16は、棚本体S2(図2参照)の後方向への脱落を防止する役割を担う部分である。本実施形態の棚板ストッパー16は、上ガイド部15の後端部から他方の棚受け部材S1側に向って張り出していて、棚本体S2の後面に対向する。
図6の(a)および(b)に示すように、前側接続端部20は、前側マウント部F1の前面に対向する前側対向部21と、この前側対向部21から前側マウント部F1の後面側に向って延出する上下一対の前側掛止部22,22と(図3参照)、アウターレール本体10と前側対向部21とを繋ぐ前側繋ぎ部23と、この前側繋ぎ部23の側面に設けられた受け座24とを具備している。このような形状の前側接続端部20は、ステンレス鋼板やアルミニウム合金板にプレス加工等を施すことにより形成することができる。なお、前側接続端部20のうち、前側対向部21、前側掛止部22,22および前側繋ぎ部23は、アウターレール本体10と一体に成形されている。
前側対向部21は、前側マウント部F1の前面に重ねられる部分である。本実施形態の前側対向部21は、1ユニットの高さ寸法内に配置される複数(本実施形態では三つ)の取付孔H,H,Hを覆い隠す平板部21aと、1ユニット内の取付孔H,H,Hのうちの中段の取付孔Hと同じ高さ位置に形成された突部21bとを具備している。平板部21aは、1ユニット内に納まる高さ寸法(≦44.45mm)を具備している。突部21bは、平板部21aの左端縁を起点として左側方(前側マウント部F1の内側縁から離れる方向)に向って延出しており、中段の取付孔Hの左側において前側マウント部F1の前面に対向する。
前側掛止部22は、前側マウント部F1の前面側から取付孔Hに挿入される部分である。前側掛止部22の先端部分は、左側方(前側マウント部F1の内側縁から離れる方向)に向って延出されており、この延出部分が前側マウント部F1の後面に対向する。すなわち、本実施形態の前側掛止部22は、平板部21aの左端縁を起点として後方に向って延出する挿入部22aと、この挿入部22aの先端縁(後端縁)を起点として左側方に向って延出する延長部22bとを具備していて、平面視L字状を呈している。
挿入部22aは、取付孔Hの下側の孔壁に当接し、前側接続端部20に作用する鉛直荷重は、挿入部22aを介して前側マウント部F1に伝達される。突部21bの上側に位置する前側掛止部22は、1ユニット内の連続する三つの取付孔H,H,Hのうちの上段の取付孔Hと同じ高さ位置に配置されていて、その延長部22bは、上段の取付孔Hの左側において前側マウント部F1の後面に対向する。図3に示すように、突部21bの下側に位置する前側掛止部22は、1ユニット内の取付孔H,H,Hのうちの下段の取付孔Hと同じ高さ位置に配置されていて、その延長部22bは、下段の取付孔Hの左側において前側マウント部F1の後面に対向する。
なお、前側接続端部20に上下二つの前側掛止部22,22を具備させると、前側マウント部F1との接続部分における曲げ剛性が高まるとともに、一の前側掛止部22に係る負荷(鉛直荷重)が減少するので、前側接続端部20の耐力を高めることが可能となり、ひいては、棚板ユニットS(図2参照)の耐荷重を高めることが可能になる。
図6の(a)および(b)に示すように、前側繋ぎ部23は、アウターレール本体10の側板部12の前端縁から前側対向部21に至る部分である。本実施形態の前側繋ぎ部23は、側板部12と前側対向部21との間に形成された平面視クランク状を呈する部分であり、アウターレール本体10の側板部12の前端縁から前方へ向って延出する第一平板部23aと、この第一平板部23aの前端縁から右側方に向って延出する第二平板部23bと、この第二平板部23bの右端縁から前方に向って延出する第三平板部23cとを具備している。第二平板部23bは、前側対向部21と前後方向に間隔をあけて対向しており、第三平板部23cの前端部は、前側マウント部F1の内側縁の右側に位置している。
なお、本実施形態では、側板部12から延出した部分を前側繋ぎ部23とし、その高さ寸法を1ユニットに含まれる複数(本実施形態では三つ)の取付孔H,H,Hに亘る高さ寸法(本実施形態では、前側対向部21の平板部21aと同じ高さ寸法)としているので、前側接続端部20における上下方向の曲げ剛性(上下方向の力に対する抵抗力)が高い。また、前側繋ぎ部23を平面視クランク状としているので、前側接続端部20における左右方向の曲げ剛性(左右方向の力に対する抵抗力)が高い。
受け座24は、前側繋ぎ部23の第三平板部23cの側面(他方の棚受け部材S1と対向する面)に設けられている。受け座24の高さ方向の中央部には、矩形形状の係合穴24aが形成されている。係合穴24aは、棚本体S2の後記する左右動部材64a(図14参照)と対向する位置に形成されている。本実施形態の受け座24は、平板に折曲げ加工等を施して形成した部材からなる。この部材は、受け座24となる平面視U字状(コ字状)を呈する部分と、第一平板部23aおよび第二平板部23bに沿う平面視L字状を呈する部分とを具備していて、溶接、接着、ビス止め等の手段により、前側繋ぎ部23に固着されている。
インナーレールS1inは、前後方向に沿って水平に配置される金属製の棒状部材であり、アウターレール本体10の内空部に挿入されるインナーレール本体30と、このインナーレール本体30の後端から後方に向って張り出す後側接続端部40とを具備している。
インナーレール本体30は、前側マウント部F1と後側マウント部R1との間に配置される部分であり(図3参照)、アウターレール本体10とともに棚受け本体を構成する。本実施形態のインナーレール本体30は、図4および図7の(a)〜(c)に示すように、前後方向に延びる上板部31と、この上板部31の一方の側端縁(本実施形態では左端縁)から下方向に向って延出する側板部32と、この側板部32の下端縁から側方へ向って延出する下板部33と、この下板部33の先端縁から上板部31に向って立ち上がる下ガイド部34と、上板部31の他方の側端縁(本実施形態では右端縁)から下方向に向って延出する上ガイド部35と、下ガイド部34の前端部に設けられた抜止め36とを具備している。このような形状のインナーレール本体30は、ステンレス鋼板やアルミニウム合金板にプレス加工等を施すことにより形成することができる。
図7の(c)に示すように、インナーレール本体30は、アウターレール本体10の内形形状(内面)に沿う外形形状(外面)に成形されていて、インナーレール本体30の上板部31、側板部32、下板部33、下ガイド部34および上ガイド部35は、それぞれアウターレール本体10の上板部11、側板部12、下板部13、下ガイド部14および上ガイド部15に対向する。
側板部32は、インナーレール本体30の剛性(断面二次モーメント)を高める役割を担うとともに、アウターレール本体10の上板部11を介して上板部31に作用した力を後側接続端部40に伝達する役割を担う部分である。本実施形態の側板部32は、上板部31の左端縁の全長に亘って形成されている(図7の(b)参照)。
抜け止36は、図8に示すように、インナーレール本体30のアウターレール本体10からの抜け出しを防止する役割を担う部分であり、アウターレール本体10の下ガイド部14,14の間に位置している。本実施形態の抜け止36は、下ガイド部34の側面に螺入された雄ネジからなる。抜け止36は、インナーレール本体30をアウターレール本体10に挿入した後に取り付ける。
インナーレール本体30は、アウターレール本体10の内空部に挿入された状態で前後方向へスライドするが、その範囲は、抜け止36により制限されている。すなわち、インナーレール本体30は、抜け止36が前側の下ガイド部14の後端に当接する位置までアウターレール本体30の内空部を前方にスライドし、抜け止36が後側の下ガイド部14の前端に当接するまで後方にスライドする。
図9の(a)および(b)に示すように、後側接続端部40は、後側マウント部R1の後面に対向する後側対向部41と、この前側対向部41から後側マウント部R1の前面側に向って延出する上下一対の後側掛止部42,42(図10参照)と、インナーレール本体30と後側対向部41とを繋ぐ後側繋ぎ部43と、この後側対向部41の前側に設けられたラッチ機構44(図9の(b)参照)とを具備している。後側接続端部40のうち、後側対向部41、後側掛止部42,42および後側繋ぎ部43は、ステンレス鋼板やアルミニウム合金板にプレス加工等を施すことにより形成することができる。
後側対向部41は、後側マウント部R1の後面に重ねられる部分である。本実施形態の後側対向部41は、1ユニットの高さ寸法内に配置される複数(本実施形態では三つ)の取付孔H,H,Hを覆い隠す平板部41aと、1ユニット内の取付孔H,H,Hのうちの中段の取付孔Hと同じ高さ位置に形成された突部41bとを具備している。平板部41aは、1ユニット内に納まる高さ寸法(≦44.45mm)を具備している。突部41bは、平板部41aの左端縁を起点として左側方(後側マウント部R1の内側縁から離れる方向)に向って延出しており、中段の取付孔Hの左側において後側マウント部R1の後面に対向する。
平板部41aの高さ方向の中央部には、平板部41aを前後に貫通する開口部41cが形成されている。開口部41cは、1ユニット内の連続する三つの取付孔H,H,Hのうちの中段の取付孔Hと同じ高さに位置しており、後側掛止部42,42を上下二つの取付孔H,Hに挿入すると、中段の取付孔Hと開口部41cとが一直線上に並ぶようになる。
後側掛止部42は、後側マウント部R1の後面側から取付孔Hに挿入される部分である。後側掛止部42の先端部分は、左側方(後側マウント部R1の内側縁から離れる方向)に向って延出されており、この延出部分が後側マウント部R1の前面に対向する。すなわち、本実施形態の後側掛止部42は、平板部41aの左端縁を起点として前方に向って延出する挿入部42aと、この挿入部42aの先端縁(前端縁)を起点として左側方に向って延出する延長部42bとを具備していて、平面視L字状を呈している。
挿入部42aは、取付孔Hの下側の孔壁に当接し、後側接続端部40に作用する鉛直荷重は、挿入部42aを介して後側マウント部R1に伝達される。突部41bの上側に位置する後側掛止部42は、1ユニット内の連続する三つの取付孔H,H,Hのうちの上段の取付孔Hと同じ高さ位置に配置されていて、その延長部42bは、上段の取付孔Hの左側において後側マウント部R1の前面に対向する。また、突部41bの下側に位置する前側掛止部42は、1ユニット内の取付孔H,H,Hのうちの下段の取付孔Hと同じ高さ位置に配置されていて、その延長部42bは、下段の取付孔Hの左側において後側マウント部R1の前面に対向する。
なお、後側接続端部40に上下二つの後側掛止部42,42を具備させると(図10参照)、後側マウント部R1との接続部分における曲げ剛性が高まるとともに、一の後側掛止部42に係る負荷(鉛直荷重)が減少するので、後側接続端部40の耐力を高めることが可能となり、ひいては、棚板ユニットS(図2参照)の耐荷重を高めることが可能になる。
後側繋ぎ部43は、インナーレール本体30の側板部32の後端縁から後側対向部41に至る部分である。本実施形態の後側繋ぎ部43は、側板部32と前側対向部41との間に形成された平面視クランク状を呈する部分であり、インナーレール本体30の側板部32の後端縁から後方へ向って延出する第一平板部43aと、この第一平板部43aの後端縁から右側に向って延出する第二平板部43bと、この第二平板部43bの右端縁から後方に向って延出する第三平板部43cとを具備している。第二平板部43bは、後側対向部41と前後方向に間隔をあけて対向しており、第三平板部43cの後端部は、後側マウント部R1の内側縁の右側に位置している。
なお、本実施形態では、側板部32から延出した部分を後側繋ぎ部43とし、その高さ寸法を1ユニットに含まれる複数(本実施形態では三つ)の取付孔H,H,Hに亘る高さ寸法(本実施形態では、後側対向部41の平板部41aと同じ高さ寸法)としているので、後側接続端部40における上下方向の曲げ剛性(上下方向の力に対する抵抗力)が高い。また、後側繋ぎ部43を平面視クランク状としているので、後側接続端部40における左右方向の曲げ剛性(左右方向の力に対する抵抗力)が高い。
ラッチ機構44は、図9の(b)および図10に示すように、前後方向に進退可能な前後動部材44aと、この前後動部材44aの前側に設けられた付勢部材44bと、前後動部材44aをスライド可能に保持する台座44cと、前後動部材44aを前方へ移動させるための解除レバー44dとを具備している。
前後動部材44aは、後方へ向って移動(進出)したときに、後側マウント部R1に設けられた複数の取付孔H,H,…のいずれか一つに前面側から入り込み(図9の(b)参照)、前方へ向って移動(後退)したときに、取付孔Hから離脱する。本実施形態の前後動部材44aは、所謂ラッチボルトであり、その先端部(後端部)が三角柱状に形成されている。前後動部材44aは、後側対向部41の平板部41aと交差する位置に設けられており、後方へ向って移動すると、先端部が開口部41cに挿入される。
付勢部材44bは、前方へ向って移動した前後動部材44aを後方へ押し戻す役割を担うものである。本実施形態の付勢部材44bは、コイルばねからなり、前後動部材44aの前端面とケース44cの前壁443との間に配置されている。なお、コイルばねに代えて、皿ばね、板ばね、ゴムなどを使用しても差し支えない。
台座44cは、後側繋ぎ部43の第三平板部43cに固着される側壁441と、前後動部材44aを抱持する後壁442と、付勢部材44bの反力受けとなる前壁443と、前後動部材44aの後方向への抜け出しを阻止するストッパー444とを具備している。ストッパー444は、側壁441を切り起こして形成したものであり、前後動部材44aに設けた凹部445に入り込んでいる。
解除レバー44dは、前後動部材44aに接続された棒状部材44eを介して前後動部材44aと連結されている。棒状部材44eは、台座44cの前壁443に設けた図示せぬ開口部および第二平板部43bに設けた図示せぬ開口部に挿通されており、かつ、前後動部材44aの前端面と解除レバー44dの後面とに接続されている。
なお、本実施形態では、ラッチ機構44を一箇所に設けた形態を例示しているが、二つ以上のラッチ機構44を上下に並べてもよい。
(棚本体S2の構成)
図11の(a)に示すように、棚本体S2は、平面視矩形状を呈する面状部61と、この面状部61の前端縁に形成された前板部62と、面状部61の後端縁に形成された後板部63と、前板部62の左右両側のそれぞれに設けられたラッチ機構64,64とを具備している。
面状部61は、平板状を呈している。なお、図示は省略するが、金網やパンチングメタル(有孔板)などを利用して面状部61を形成してもよい。
前板部62は、面状部61の前端縁から下方向に向って延出している。本実施形態の前板部62は、断面L字状を呈している(図11の(b)参照)。
後板部63は、面状部61の後端縁から下方向に向って延出している。本実施形態の後板部63は、断面L字状を呈している(図11の(b)参照)。
ラッチ機構64は、左右方向に進退可能な左右動部材64aと、左右動部材64aを収容するケース64bと、左右動部材64aを内側へ移動させるための解除レバー64cとを具備している。
左右動部材64aは、受け座24に設けた係合穴24a(図6の(a)参照)に対向する位置に設けられていて、係合穴24aに向って進出したときに、係合穴24aに入り込み、係合穴24aから遠ざかる方向に向って後退したときに、係合穴24aから離脱する。本実施形態の左右動部材64aは、所謂ラッチボルトであり、その先端部(後端部)が三角柱状に形成されている。
ケース64bは、前板部62の後面に固定されている。ケース64bの内部には、係合穴24aから遠ざかる方向へ後退した状態の左右動部材64aを係合穴24a側へ押し戻す図示せぬ付勢部材が内包されている。
解除レバー64cは、ケース64bの内部において左右動部材64aに接続されている。解除レバー64cは、前板部62に設けた開口部に挿通されており、前板部62の前面に露出している(図11の(c)参照)。
なお、棚本体S2のうち、面状部61、前板部62および後板部63は、ステンレス鋼板やアルミニウム合金板にプレス加工等を施すことにより形成することができる。
次に、本実施形態に係る棚板ユニットSの収納ラックCへの取付方法を説明する。
図2に示すように、棚板ユニットSを収納ラックCに取り付ける場合には、まず、左右の棚受け部材S1,S1のそれぞれを、前側マウント部F1および後側マウント部R1に架設し、その後、左右の棚受け部材S1,S1間に棚本体S2を敷設すればよい。
棚受け部材S1を、前側マウント部F1および後側マウント部R1に架設する場合には、棚受け部材S1の長さを前側マウント部F1と後側マウント部R1の離間距離に合わせて調節しつつ、図12の(a)および(b)に示すように、棚受け部材S1の前端部分を前側マウント部F1に接続するとともに、棚受け部材S1の後端部分を後側マウント部R1に接続すればよい。なお、棚受け部材S1の前端部分を前側マウント部F1に接続した後に、後端部分を後側マウント部R1へ接続してもよいし、その逆でも差し支えない。
棚受け部材S1の前端部分を前側マウント部F1に接続する場合には、まず、前側接続端部20を前側マウント部F1の内側縁の側方に位置させ、次に、前側掛止部22を前側マウント部F1の前面側から取付孔Hに挿入させつつ、前側対向部21を前側マウント部F1の前面に対向させればよい(図6参照)。
前側対向部21を前側マウント部F1の前面に対向させると、ネジ止め等を行わずとも、前側接続端部20の後方向への移動が阻止されるようになり、前側掛止部22を取付孔Hに挿入させると、ネジ止め等を行わずとも、前側接続端部20の上下方向への移動が阻止されるようになる。なお、本実施形態においては、図6の(b)に示すように、前側掛止部22の延長部22bが、前側マウント部F1の後面側において取付孔Hの開口縁部F11に対向するようになるので、ネジ止め等を行わずとも、前側接続端部20の前方向への移動が阻止されるようになる。
棚受け部材S1の後端部分を後側マウント部R1に接続する場合も同様であるが、後端部分にはラッチ機構44(図6の(c)参照)が装備されているので、ネジ止め等を行わずとも、後側接続端部40の左右方向への移動が阻止されるようになる。
図13に示す左側の棚受け部材S1の後端部分を例にして、後側マウント部R1への接続方法をより詳細に説明する。図13の(a)に示すように、まず、後側接続端部40を後側マウント部R1の内側縁の右側方に位置させ、次に、図示は省略するが、後側マウント部R1の後側から後側掛止部42を取付孔Hに挿入させる。後側掛止部42を取付孔Hに挿入した状態で後側接続端部40を左側に押し込むと、前後動部材44aの傾斜面が後側マウント部R1の内側縁に当接するが、後側接続端部40をさらに左側に押し込むと、図13の(b)に示すように、前後動部材44aが付勢部材44bの復元力に抗して前方に移動する。図13の(c)に示すように、取付孔Hの開口縁部を乗り越えると、付勢部材44bの復元力により前後動部材44aが後方に押し戻され、前後動部材44aの先端部が取付孔Hと後側対向部41の開口部41cに入り込み、その結果、後側接続端部40の左右方向への移動が阻止されるようになる。
前後動部材44aが取付孔Hに入り込むと、後側接続端部40の左右方向への移動が阻止される結果、後側接続端部40の前後方向への移動が阻止された状態(すなわち、後側対向部41が後側マウント部R1の後面に対向し、後側掛止部42の延長部42bが後側マウント部R1の前面に対向した状態)、および、後側接続端部40の上下方向への移動が阻止された状態(すなわち、後側掛止部42の挿入部42aが後側マウント部R1の取付孔Hに入り込んだ状態)が維持されるようになり、後側接続端部40の取付状態が安定するようになる。
左右の棚受け部材S1,S1を設置したならば、図14の(a)および(b)に示すように、左右の棚受け部材S1,S1間に棚本体S2を設置する。具体的には、図14の(a)に示すように、棚本体S2の前端部分を左右の前側マウント部F1,F1を結ぶ線よりも前方に位置させつつ、棚本体S2の左右両側を棚受け部材S1,S1に載置し、その後、図14の(b)に示すように、棚本体S2を後方にスライドさせればよい。
なお、図14の(a)の状態から、棚本体S2を後方へスライドさせると、左側の左右動部材64aの傾斜面が左側の棚受け部材S1の受け座24に当接し、右側の左右動部材64aの傾斜面が右側の棚受け部材S1の受け座24に当接するが、棚本体S2をさらに後方に押し込むと、各左右動部材64aがケース64b内の図示せぬ付勢部材を縮めながら、各受け座24から遠ざかる方向に移動する。左右動部材64aが受け座24の係合穴24a(図6の(a)参照)の開口縁部を乗り越えると、付勢部材の復元力により左右動部材64aが係合穴24aに向って移動し、左右動部材64aの先端部分が係合穴24aに入り込む。左右の左右動部材64aが、それぞれ対応する係合穴24aに入り込むと、棚本体S2の前後方向への移動が阻止されるようになり、さらには、棚本体S2の前端部分の上下方向への移動が阻止されるようになるので、棚本体S2と棚受け部材S1,S1の一体性が向上する。
また、左側の左右動部材64aが左側の棚受け部材S1の係合穴24a(図6の(a)参照)に入り込むと、ネジ止め等を行わずとも、左右の棚受け部材S1,S1の離隔距離が保持されるようになる。特に本実施形態においては、左右動部材64a,64aを棚本体S2の前端部分に取り付けるとともに、係合穴24aを棚受け部材S1の前側接続端部20の側面に形成しているので、これらを係合させると、左側の棚受け部材S1においては、前側接続端部20の右方向への移動が阻止されるようになり、同様に、右側の棚受け部材S1においては、前側接続端部20の左方向への移動が阻止されるようになる。つまり、前側接続端部20の前側マウント部F1からの脱落が完全に阻止されるようになり、その結果、前側接続端部20の前後方向への移動が阻止された状態(すなわち、前側対向部21が前側マウント部F1の前面に対向し、前側掛止部22の延長部22bが前側マウント部の後面に対向した状態)、および、前側接続端部20の上下方向への移動が阻止された状態(すなわち、前側掛止部22の挿入部22aが前側マウント部F1の取付孔Hに入り込んだ状態)が維持されるようになる。
なお、図示は省略するが、棚本体S2の前板部62の側端を棚受け部材S1の前側接続端部20の側面に当接させるだけでも、左右の棚受け部材S1,S1の離隔距離を保持することができる。この場合、棚本体S2に設けたラッチ機構64,64を省略してもよい。また、棚受け部材S1の上板部11にスリット若しくは凹部を設けるとともに、前記スリット若しくは前記凹部に入り込む係合突起を棚本体S2の側縁部に設けることでも、左右の棚受け部材S1,S1の離隔距離を保持することができる。
棚板ユニットSを収納ラックCから取り外す場合には、まず、棚本体S2を取り除き、その後、棚受け部材S1,S1を取り除けばよい。棚本体S2を取り除く際には、棚本体S2の解除レバー64c,64cを操作して左右動部材64a,64aを係合穴24a,24a(図6の(a)参照)から離脱させる。また、棚受け部材S1の後側接続端部40を後側マウント部R1から離脱させる際には、解除レバー44d(図9の(a)参照)を前方に移動して前後動部材44aを開口部41cおよび取付孔Hから離脱させる。
以上説明した本実施形態に係る棚板ユニットSによれば、ネジや工具を使用することなくマウントフレームF,Rへの取付作業およびマウントフレームF,Rからの取外し作業を行うことが可能になるので、取付・取外し作業を簡単かつ迅速に行うことが可能になる。
また、本実施形態に係る棚板ユニットSは、EIA規格に準拠した構成を具備しているので、汎用性が高い。
なお、本実施形態では、棚受け部材S1の後端部分に前後動部材44aを取り付けた場合を例示したが、前端部分に前後動部材を取り付けても勿論差し支えない。すなわち、ラッチ機構を棚受け部材S1の前側接続端部20に設けてもよい。ちなみに、本実施形態の棚受け部材S1の前後を逆にすると、棚受け部材の前側接続端部に前後動部材が装備された構成となる。
本実施形態では、複数の取付孔H,H,…がユニバーサルピッチで並ぶ形式のマウントフレームに適用する棚板ユニットSを例示したが、本発明の適用範囲を限定する趣旨ではない。本発明の棚板ユニットおよび棚受け部材は、オルタネィテブピッチ(ワイドピッチ)で並ぶ形式のマウントフレームにも適用することができるし、EIA規格以外の規格(例えば、JIS規格や製造メーカが独自に採用する規格など)に準拠した収納ラックに適用することもできる。

Claims (12)

  1. 収納ラックの前面に沿って配置された左右一対の前側マウント部および後面に沿って配置された左右一対の後側マウント部に取り付けられる棚板ユニットであって、
    左右一対の棚受け部材と、
    前記両棚受け部材の離隔距離を保持する棚本体とを具備し、
    前記各棚受け部材の前端部分には、前記前側マウント部の前面に対向する前側対向部と、前記前側対向部から前記前側マウント部の後面側に向かって延出する少なくとも一つの前側掛止部とが形成されており、
    前記各棚受け部材の後端部分には、前記後側マウント部の後面に対向する後側対向部と、前記後側対向部から前記後側マウント部の前面側に向かって延出する少なくとも一つの後側掛止部とが形成されており、
    前記前側掛止部は、前記前側マウント部に設けられた複数の取付孔のいずれか一つに前記前側マウント部の前面側から挿入され、
    前記後側掛止部は、前記後側マウント部に設けられた複数の取付孔のいずれか一つに前記後側マウント部の後面側から挿入される、ことを特徴とする棚板ユニット。
  2. 前記各棚受け部材の後端部分に、前後方向に進退可能な前後動部材が少なくとも一つ取り付けられており、
    前記前後動部材は、後方へ向って移動したときに、前記後側マウント部に設けられた複数の取付孔のいずれか一つに前記後側マウント部の前面側から入り込み、前方へ向って移動したときに、前記取付孔から離脱することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の棚板ユニット。
  3. 前記棚本体の前端部分の左右両側のそれぞれに、左右方向に進退可能な左右動部材が取り付けられており、
    右側の前記棚受け部材の前端部分の側面には、右側の前記左右動部材と係合可能な係合穴が形成されており、
    左側の前記棚受け部材の前端部分の側面には、左側の前記左右動部材と係合可能な係合穴が形成されていることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の棚板ユニット。
  4. 前記棚本体の左右両側のそれぞれに、左右方向に進退可能な左右動部材が取り付けられており、
    右側の前記棚受け部材の側面には、右側の前記左右動部材と係合可能な係合穴が形成されており、
    左側の前記棚受け部材の側面には、左側の前記左右動部材と係合可能な係合穴が形成されていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の棚板ユニット。
  5. 収納ラックの前面に沿って配置された前側マウント部および後面に沿って配置された後側マウント部に架設される棚受け部材であって、
    前記前側マウント部と前記後側マウント部との間に配置される棚受け本体と、
    前記棚受け本体の前端から前方に向かって張り出す前側接続端部と、
    前記棚受け本体の後端から後方に向かって張り出す後側接続端部とを具備し、
    前記前側接続端部は、前記前側マウント部の前面に対向する前側対向部と、前記前側対向部から前記前側マウント部の後面側に向かって延出する少なくとも一つの前側掛止部とを有し、
    前記後側接続端部は、前記後側マウント部の後面に対向する後側対向部と、前記後側対向部から前記後側マウント部の前面側に向かって延出する少なくとも一つの後側掛止部とを有し、
    前記前側掛止部は、前記前側マウント部に設けられた複数の取付孔のいずれか一つに前記前側マウント部の前面側から挿入され、
    前記後側掛止部は、前記後側マウント部に設けられた複数の取付孔のいずれか一つに前記後側マウント部の後面側から挿入される、ことを特徴とする棚受け部材。
  6. 前記後側接続端部に、前後方向に進退可能な前後動部材が少なくとも一つ取り付けられており、
    前記前後動部材は、後方へ向って移動したときに、前記後側マウント部に設けられた複数の取付孔のいずれか一つに前記後側マウント部の前面側から入り込み、前方へ向って移動したときに、前記取付孔から離脱することを特徴とする請求の範囲第5項に記載の棚受け部材。
  7. 前記前後動部材は、前記後側対向部と交差する位置に設けられており、
    前記後側対向部には、後方へ向って移動した状態の前記前後動部材が挿入される開口部が形成されていることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の棚受け部材。
  8. 前記後側接続端部に、前方へ向って移動した前記前後動部材を後方へ押し戻す付勢部材が取り付けられていることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の棚受け部材。
  9. 前記後側接続端部には、前記後側掛止部が上下二箇所に形成されており、
    上側の前記後側掛止部は、前記前後動部材が挿入される前記取付孔の上側の前記取付孔に挿入され、
    下側の前記後側掛止部は、前記前後動部材が挿入される前記取付孔の下側の前記取付孔に挿入されることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の棚受け部材。
  10. 前記後側掛止部の先端部分は、側方に向って延出しており、当該延出部分が前記後側マウント部の前面に対向することを特徴とする請求の範囲第5項に記載の棚受け部材。
  11. 前記前側接続端部には、前後方向に進退可能な前後動部材が少なくとも一つ取り付けられており、
    前記前後動部材は、前方へ向って移動したときに、前記前側マウント部に設けられた複数の取付孔のいずれか一つに前記前側マウント部の後面側から入り込み、後方へ向って移動したときに、前記取付孔から離脱することを特徴とする請求の範囲第5項に記載の棚受け部材。
  12. 前記前側掛止部の先端部分は、側方に向って延出しており、当該延出部分が前記前側マウント部の後面に対向することを特徴とする請求の範囲第5項に記載の棚受け部材。
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