JP2001094279A - 支持金具の取付構造 - Google Patents

支持金具の取付構造

Info

Publication number
JP2001094279A
JP2001094279A JP27176599A JP27176599A JP2001094279A JP 2001094279 A JP2001094279 A JP 2001094279A JP 27176599 A JP27176599 A JP 27176599A JP 27176599 A JP27176599 A JP 27176599A JP 2001094279 A JP2001094279 A JP 2001094279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
unit
fixing
angles
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP27176599A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Shiga
広明 志賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP27176599A priority Critical patent/JP2001094279A/ja
Publication of JP2001094279A publication Critical patent/JP2001094279A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネットラックにユニットを支持する支
持金具を固定する支持金具の取付構造において、ユニッ
トの取付位置を規定位置以外で調整したくても、保持金
具の取り付け位置が決まっているため、実装するユニッ
トに制限があった。 【解決手段】 キャビネット1には内両側面前後にそれ
ぞれ一対のアングル3が固定されており、前記支持金具
4は前記ユニット2を載せる支持部5と、前記一対のア
ングル3に圧接固定する固定部6とを備え、前記固定部
は摺動可能な可動部6aを有し、前記可動部6aの摺動
により前記一対のアングルに圧接固定することとし、前
記一対のアングルに圧接固定する位置で係止する係止手
段を有することとすることで、本発明は、キャビネット
ラックにおけるユニットの取付位置を容易に、かつ制限
なく自由に調節できる構成を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネットラッ
クにユニットを支持する支持金具を固定する支持金具の
取付構造に関し、特にテレビ放送用付属装置等の電子機
器を実装する為のキャビネットラックにおける支持金具
の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キャビネットラックに電子機器等
のユニットを実装する構造として、通常、キャビネット
ラックの前面にユニットの前面をねじ止め等によって固
定していた。しかし、ユニットの重量が増大するにつれ
て、このねじ止め部に多大な負荷応力がかかり、取付部
が破損、更にユニットの落下という事態を発生させる問
題を内在するものであった。
【0003】そこで、取付部の負荷を軽減するために、
図4、5に示すように、ラックを支える補助的な支持手
段を採ることが考えられていた。以下にその構成の説明
をする。
【0004】キャビネットラック1には内両側面前後に
それぞれ1本のアングル10が固定されており、このア
ングル10には所定間隔毎にねじ穴が設けられている。
ねじ穴の間隔は、例えばJIS規格やIEC規格のユニ
ットを実装するため、これらの規格によって最適な間隔
となっている。
【0005】この様に設けられたアングル10のねじ穴
には、ユニットを支持する支持金具11がネジ止めされ
る。このネジ止めされた支持金具11は、ユニット2を
載せる支持部12が設けられており、この支持部12に
よってユニット2が補助的に支持されるようになってい
る。
【0006】なお、支持金具11のねじ穴は長穴となっ
ており、ユニット2の取付位置を規定外の位置で固定し
たいときなどに、長穴におけるねじ止め位置を調節する
ことで、ユニット2の取付位置を長穴の長さの範囲にお
いて調整することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようにユニットの
取付位置を規定位置以外で調整したいときは上記構成に
よって可能となるが、実装するユニットによってJIS
規格やIEC規格、センチ用やインチ用のものが混在す
る場合があり、従来のキャビネットラックでは、支持金
具11におけるねじ穴の長さの範囲でしか調整できなか
った。そのため、この範囲を越える調整は不可能であ
り、実装するユニットに制限があった。
【0008】かかる制限を解消するために、本発明は、
キャビネットラックにおけるユニットの取付位置を容易
に、かつ制限なく自由に調節できる構成を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、キャビネットラックにユニットを支持す
る支持金具を固定する支持金具の取付構造において、キ
ャビネットには内両側面前後にそれぞれ一対のアングル
が固定されており、前記支持金具は前記ユニットを載せ
る支持部と、前記一対のアングルに圧接固定する固定部
とを備え、前記固定部は摺動可能な可動部を有し、前記
可動部の摺動により前記一対のアングルに圧接固定する
こととする。
【0010】なお、前記固定部における前記可動部は、
前記一対のアングルに対して内側から摺動して圧接固定
することで、より強固に支持金具を圧接固定することが
できる。
【0011】さらに、前記固定部における前記可動部
は、前記一対のアングルに圧接固定する位置で係止する
係止手段を有することで、前記固定部と前記一対のアン
グルとの圧接固定が緩むことを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図1を参照して説明する。
【0013】まずキャビネットラックにユニットを支持
する支持金具を固定する支持金具の取付構造を説明す
る。キャビネットラック1は内両側面前後にそれぞれ一
対のアングル3が固定されている。またユニット2を支
持する支持金具4は、ユニット2を実際に載せて支持す
る支持部5と、キャビネットラック1に固定する固定部
6とから構成される。固定部6は図2に示されるように
摺動可能となっており、ツマミ7を回すと固定部6が摺
動する。これにより固定部6がアングル3を内側から圧
接するので、支持金具4がキャビネットラック1に圧接
固定される。
【0014】この固定部6の構成を詳細に説明すると、
図3に示すように、固定部6は固定部6a、可動部6
b、ツマミ7、及び支持棒8とから構成されている。ツ
マミ7を回転させると、ツマミ7に設けられている歯車
と可動部6bに設けられているラックとが噛み合い、支
持棒を通じて可動部6bが摺動する構造となっている。
また、固定部6には長円のねじ穴が、可動部6bには通
常のねじ穴が設けられており、可動部6bが所定位置ま
で摺動したときに、これらのねじ穴をネジ止めすること
で可動部6bを固定することができる。所定位置とは、
可動部6bが摺動してアングル3に圧接固定する位置を
いう。なお、固定部6のねじ穴は長円となっているが、
これは経年変化によって固定部6等が変形した際に、ア
ングル3との圧接力を補償するものである。
【0015】次に本発明の取付動作について説明する。
【0016】支持金具4の取り付けに先立ち、ツマミ7
を回して可動部6bを摺動させ、固定部6aとの間隔を
狭めておく。その後、アングル3の、ユニット2をキャ
ビネットラック1に実装したい位置に支持金具4の取付
を行う。その際、取付の位置決めを行いやすいように、
アングル3若しくはキャビネットラック1に目盛等を付
けておくと良い。
【0017】まず、キャビネットラック1の内両側面前
後に設けられたそれぞれ一対のアングル3の間にそれぞ
れ固定部6が挟まれるように、支持金具4を取付位置に
もっていく。取付位置にある支持金具4のツマミ7を回
して、可動部6bを固定部6aに対して離れる方向に摺
動させ、アングル3に対して圧接させる。固定部6の広
がりによってアングルに3に圧接固定すると、固定部6
に設けられたねじ穴をネジ止めし、可動部6bの摺動を
固定する。このとき、経年変化によって固定部6a、可
動部6b、又はツマミ7等が変形する可能性があるの。
この様な変形によってアングル3との圧接力が弱まるこ
とを防止するために、固定部6に設けるねじ穴を長穴と
し、この長穴によるねじ止め位置調整によって圧接力不
足を補償している。
【0018】これらの動作をキャビネットラック1の内
両側面前後に設けられた4つの一対のアングル3に対し
ても行うことで支持金具4がキャビネットラック1に固
定される。
【0019】支持金具4の取付は、固定部6とアングル
3との構成上、アングル3がある範囲で上下方向に自由
に設置位置を変更でき、これに伴う作業も簡易なものと
なる。
【0020】このように固定された支持金具4はユニッ
トを載せることで支持し、従来技術に記載したように、
キャビネットラック1の前面とユニット2の前面とのね
じ止めによる固定の補助を行うことができる(図示しな
い)。なお、ユニット2の重量と支持金具4のアングル
に対する圧接力等との関係から、支持金具4のみでユニ
ット2を支持することも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユニットを支持する支持金具の取付位置が上下方向に自
由に調節できるので、実装ユニットがミリ用、インチ用
のどちらであっても、又は混在した場合であっても、更
に特殊な高さのユニットであっても同一のアングルで実
装することができる。また、支持金具のツマミを回すだ
けで(ネジ止めすると尚良い)取り外し、取り付けが容
易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示した斜視図。
【図2】本発明の実施例の各断面を示した断面図。
【図3】固定部の詳細を示した詳細図。
【図4】従来技術を示した斜視図。
【図5】従来技術の各断面を示した断面図。
【符号の説明】
1 キャビネットラック 2 ユニット 3 アングル 4 支持金具 5 支持部 6 固定部 6a 可動部 6b 固定部 7 ツマミ 8 支持棒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットラックにユニットを支持す
    る支持金具を固定する支持金具の取付構造において、 キャビネットには内両側面前後にそれぞれ一対のアング
    ルが固定されており、 前記支持金具は前記ユニットを載せる支持部と、前記一
    対のアングルに圧接固定する固定部とを備え、 前記固定部は摺動可能な可動部を有し、前記可動部の摺
    動により前記一対のアングルに圧接固定することを特徴
    とする支持金具の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記固定部における前記可動部は、前記
    一対のアングルに対して内側から摺動して圧接固定する
    ことを特徴とする請求項1記載の支持金具の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記固定部における前記可動部は、前記
    一対のアングルに圧接固定する位置で係止する係止手段
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の支持金
    具の取付構造。
JP27176599A 1999-09-27 1999-09-27 支持金具の取付構造 Withdrawn JP2001094279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27176599A JP2001094279A (ja) 1999-09-27 1999-09-27 支持金具の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27176599A JP2001094279A (ja) 1999-09-27 1999-09-27 支持金具の取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001094279A true JP2001094279A (ja) 2001-04-06

Family

ID=17504538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27176599A Withdrawn JP2001094279A (ja) 1999-09-27 1999-09-27 支持金具の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001094279A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009133598A1 (ja) * 2008-04-28 2009-11-05 株式会社ヒューマン 棚板ユニットおよび棚受け部材
JP2011187715A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Fujitsu Ltd キャビネットラック及びラックマウントホルダ
JP7379728B1 (ja) * 2022-05-24 2023-11-14 東芝三菱電機産業システム株式会社 電気装置および電気機器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009133598A1 (ja) * 2008-04-28 2009-11-05 株式会社ヒューマン 棚板ユニットおよび棚受け部材
JP4553965B2 (ja) * 2008-04-28 2010-09-29 株式会社ヒューマン 棚板ユニットおよび棚受け部材
JPWO2009133598A1 (ja) * 2008-04-28 2011-08-25 株式会社ヒューマン 棚板ユニットおよび棚受け部材
JP2011187715A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Fujitsu Ltd キャビネットラック及びラックマウントホルダ
JP7379728B1 (ja) * 2022-05-24 2023-11-14 東芝三菱電機産業システム株式会社 電気装置および電気機器
WO2023228278A1 (ja) * 2022-05-24 2023-11-30 東芝三菱電機産業システム株式会社 電気装置および電気機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6974037B2 (en) Rack mount assembly
US6230903B1 (en) Snap-on rack slide mounting system
CA2454211A1 (en) Shelving
JPH1058255A (ja) 工作機械のクランプ装置
US5897178A (en) Computer housing mounting system
JP2003015542A (ja) 表示装置および液晶表示装置
JP2001094279A (ja) 支持金具の取付構造
JP4749731B2 (ja) ラックマウント
US20050168116A1 (en) Auxiliary bracing structure for movable racks
JP3069782B2 (ja) 机の棚板支持体の高さ調整構造
JP2003008252A (ja) 平面型ディスプレイ装置
JPH06264906A (ja) 2面止め方式クランプ装置
KR200236923Y1 (ko) 텔레비젼수상기 상단 수납대
CN209897476U (zh) 一种频率合成器的安装结构
JP2005031520A (ja) 支持装置及び支持部を備えた表示装置
JPS5856284Y2 (ja) 組下地用バ−の支持金具
JP2003131313A (ja) テレビジョンカメラのレンズ支持機構
JP2006064757A (ja) ディスプレイ固定用スタンド
KR20030016483A (ko) 텔레비전 회로기판의 지지구조
JPH0888487A (ja) ラックの機器固定構造
JP2512400Y2 (ja) クレセントの取付け構造
JP2005117455A (ja) スタンド付きスピーカシステム
JPH0967886A (ja) 立設部材の安定脚装置
JPH09125751A (ja) フェンス取付構造
JP2002070341A (ja) ユニットルーム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061205