JP6718611B2 - カッター用の替刃及びカッター - Google Patents

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Description

本発明は、カッター用の替刃及びカッターに関する。
従来から、替刃の交換が可能なカッターが提案されている。例えば、特許文献1に開示されるカッターナイフは、カッター刃を保持しながらケース内で移動可能に設けられたスライダを有している。このスライダは、スライダ本体と、当該スライダ本体の間にカッター刃を挟み込むように設けられた押え部材とにより構成される。また、スライダは、所定操作をすることでカッター刃の取り外しをすることができる。この特許文献1のカッターナイフは、カッター刃の取り外しを行う際にスライダの所定操作を必要とする構成としているため、スライダ及びカッター刃をケースから取り出した場合であっても、カッター刃が不用意に脱落する不都合が生じないものとしている。
特開2008−229077号公報
しかしながら、上述のカッターナイフは、刃体の一部を覆うスライダを持って替刃の交換を行うことができるが、刃体の大部分はカッター本体に収納されるまでの間露出しているため替刃の交換作業中に使用者が触れてしまうことがある。
本発明は、以上の点に鑑み、替刃の交換作業の際に替刃の刃に触れてしまうことが低減されたカッター用の替刃及びこの替刃を備えたカッターを提供することを目的とする。
本発明のカッターは替刃を使用するカッターであって、前記替刃は、係合部が形成される摺動板を有するトレーと、前記トレーに前後動自在に収納されて前記係合部が係合される被係合部を有する刃体と、を備え、前記係合部は、前記摺動板により前記刃体に対して付勢されて前記被係合部に着脱可能に係合し、前記替刃を着脱自在に収納して前記トレーを固定する本体ケースと、前記刃体に対して固定可能に形成されて前記本体ケースに対して前後動自在に設けられ、前方移動により前記摺動板を押圧して前記係合部の係合を解除し後方移動により該押圧を解除して前記係合部を前記被係合部に係合させる押圧部を有するスライダと、を備えることを特徴とする。
本発明の替刃は、カッターの本体ケースに着脱自在に収納される替刃であって、係合部が形成される摺動板を有して前記本体ケースに対して固定されるトレーと、前記トレーに前後動自在に収納されて前記係合部が係合される被係合部を有する刃体と、を備え、前記係合部は、前記摺動板により前記刃体に対して付勢されて前記被係合部に着脱可能に係合し、前記カッターは、前記刃体に対して固定可能に形成されて前記本体ケースに対して前後動自在に設けられ、前方移動により前記摺動板を押圧して前記係合部の係合を解除し後方移動により該押圧を解除して前記係合部を前記被係合部に係合させる押圧部を有するスライダを備える、ことを特徴とする
本発明によると、替刃の交換作業の際に替刃の刃に触れてしまうことが低減されたカッター用の替刃及びこの替刃を備えたカッターを提供することができる。
本発明の実施形態に係るカッターの左前上方から見た斜視図であり、(a)は収納状態を示し、(b)は使用状態を示す。 本発明の実施形態に係るカッターの左前上方から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るカッターの右後下方から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る図1のカッターのIV−IV断面図であり、(a)はロック解除状態を示し、(b)はロック状態を示す。 本発明の実施形態に係る図1のカッターのV−V断面図であり、(a)は収納状態を示し、(b)は使用状態を示す。 本発明の実施形態に係る図5のカッターのVI−VI断面図であり、(a)は収納状態を示し、(b)は使用状態を示す。 本発明の実施形態に係る図5のカッターの操作部周辺を拡大したVII−VII断面図である。 本発明の実施形態に係るカッターの図6(a)の収納状態から図6(b)の使用状態に移る途中の断面図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1は、カッター10の左前上方から見た斜視図である。本図の(a)は収納状態を示し、(b)は使用状態を示す。カッター10には、刃体70を備えるカッター用の替刃20(図2及び図3参照)が本体ケース30内に収納されている。使用者は、操作部材80を前後に操作することにより、刃体70を本体ケース30の前端に設けられた刃体出没孔31から出没させることができる。なお、以下の説明においては、カッター10の刃体出没孔31側を前とし、その反対側を後とする。また、図1における上方を上、下方を下とし、後方から前方を見たときの左側を左、右側を右とする。
図2は、カッター10の左前上方から見た分解斜視図である。また、図3は、カッター10の右後下方から見た分解斜視図である。
カッター10は、替刃20及びスライダ50を収納する本体ケース30と、エンドキャップ40とを備える。替刃20には、トレー60と刃体70が含まれる。スライダ50の上部には、操作部材80が取り付けられる。また、カッター10は、エンドキャップ40の着脱及びスライダ50の移動を規制するロック部材90を有する。以下、各部材について説明する。
本体ケース30は、前後方向に長軸を有した略四角柱状に形成され、前端面30cの先端部は、窄まるように形成される。本体ケース30の左側面30a及び右側面30b(図3参照)の左右幅は、後方に向かってやや広がるように形成される。本体ケース30の前端側の上面には、前後に長軸を有して楕円形状に窪んだ操作凹部301が形成される。また、本体ケース30の下面には、本体ケース30の外表面に沿って外表面より凹んだ把持面302が形成される。本体ケース30の前端面30cには、刃体70を挿通可能な幅及び長さの刃体出没孔31が上下方向に延びるスリット状に形成される。なお、本体ケース30の後方開口部34を後方から見た拡大図Aに示すように、刃体出没孔31の右側の内壁には、上下位置にそれぞれ二つの円弧状突起311が形成される。
本体ケース30の上面には、本体ケース30の後端から前方に向かって凹状の長矩形溝303が形成される。長矩形溝303の底部には、本体ケース30の後端から前方に向かって切り欠かれたスリット32が形成される。このスリット32を介して、本体ケース30の外部と替刃20が収納される内部33とが貫通される。スリット32の右側縁には、前後に亘って複数の切欠部321が形成される。各切欠部321は、左右に切り欠かれ、上方から見た平面視略V字形状に形成される。
本体ケース30の後端には、後方から替刃20及びスライダ50を収納させる後方開口部34が形成される。後方開口部34は、側面視において後方上側がL字状に切り欠かれて開口している。後方開口部34には、本体ケース30の底面30fと、左側面30a及び右側面30bから後方に延設されたU字状の開口受部35が形成される。図2に示す開口受部35の左側面35aの外側には、前後に延びる凹状に窪んだ二つのガイド溝351aが形成される。二つのガイド溝351aは、上下に並設される。各ガイド溝351aの前方側には、ガイド溝351aより深く窪んだ係止凹部352が形成される。
図3に示す、開口受部35の右側面35bの外側には、前後に延びる凹状に窪んだ二つのガイド溝351b,351cが形成される。上側のガイド溝351bと下側のガイド溝351cは、上下に並設される。各ガイド溝351b,351cの前方側には、ガイド溝351b,351cより深く窪んだ係止凹部352が形成される。下側のガイド溝351cの後方側には、開口受部35の右側面35bを内外に貫通する矩形状の係止孔353が形成される。また、開口受部35には、ガイド溝351cの後端に、矩形状の切欠部354が形成される。
図2の拡大図Aにおいて、本体ケース30の内部33には、前方底部333を有した略矩形状の空間が形成される。内部33の右内壁33bからは、左方に向かって中板334が立設している。中板334は、刃体出没孔31が形成される前方底部333から後方開口部34付近まで延設される。
内部33の下側の内壁には、前方底部333から後方開口部34付近に亘り浅く窪んだ凹状の下溝部36fが形成される。中板334と下溝部36fとの間には、左方に開口した凹枠部36eが形成され、その凹枠部36eの右内面には、凹枠部36eより上下幅の狭い凹溝部36e1が形成される。凹枠部36eは、上下幅が刃体出没孔31より広く形成され、前方底部333から後方開口部34付近にかけて前後方向に延設される。これら凹枠部36e及び凹溝部36e1により、トレー収納部36が形成される。また、内部33の左内壁33aと中板334の左端面334aとの間には、スライダ左収納部37が形成される。さらに、内部33のスリット32が形成された上内壁33eと中板334の上面との間には、スライダ上収納部38が形成される。また、中板334の後方であって、開口受部35の底部35fには、凹枠部355及びガイド突起356が前後方向に形成される。ガイド突起356は、底部35fにおける左右方向の略中央に設けられ、下溝部36fから底部35fへ接続する傾斜面から、開口受部35の後端まで延設される。凹枠部355は、ガイド突起356の右方に設けられる。
エンドキャップ40は、替刃20及びスライダ50を収納した本体ケース30の後端から開口受部35に対して着脱自在に装着されることにより、蓋として機能する。エンドキャップ40は、左右幅が本体ケース30より狭く形成される(図6参照)。エンドキャップ40は、前方側に前方開口部41を有する。エンドキャップ40の後方側には、左右に貫通する楕円形状の貫通孔42が形成される。また、エンドキャップ40の後端面40dは、側面視において、貫通孔42との間に形成される肉厚が略同じとなるよう、貫通孔42の内周縁形状に沿った楕円円弧状に形成される(図5参照)。貫通孔42の内壁部421には、後端面40d側に貫通する二つの貫通孔422が上下に配設される。
前方開口部41の内壁において右側のガイド面41b及び左側のガイド面41aには、各々前後に延設される凸状のガイドレール43a,43bが形成される。ガイドレール43aは上下に二つ並設され、ガイドレール43bも上下に二つ並設される。また、右側のガイド面41bにおいて、ガイドレール43bの前方側には、開口受部35の右側のガイド溝351b,351cの係止凹部352と係合する凸円弧状の係合突部431が形成される。同様に、左側のガイド面41aにおいて、ガイドレール43aの前方側には、開口受部35の左側のガイド溝351aの係止凹部352と係合する凸円弧状の係合突部(不図示)が形成される。したがって、エンドキャップ40は、右側のガイドレール43bがガイド溝351b,351cにガイドされ、左側のガイドレール43aがガイド溝351aにガイドされることにより、本体ケース30に後方から装着される。
エンドキャップ40が本体ケース30に完全に装着される際、係合突部431が係止凹部352と係合する。そのため、エンドキャップ40を装着したクリック感を得るとともにエンドキャップ40の意図しない脱落が防止される。
エンドキャップ40の上面には、ロック部材90が装着される矩形状に窪んだ座繰部44が形成される。座繰部44は、その底部において、四隅の角部に装着孔441を有し、略中央に装着孔441よりやや開口面積の大きいロックピン挿通孔442を有する。装着孔441及びロックピン挿通孔442は、エンドキャップ40の左右方向に延びる略矩形の長孔として形成される。また、座繰部44の底部における左右方向の略中央には、ロックピン挿通孔442を挟んだ前側と後側に係合突起443が形成される。
つぎに、替刃20について説明する。替刃20は、トレー60及び刃体70を含む。替刃20に含まれる刃体70は、刃体70の右側からトレー60により保持され、刃体70の左側からスライダ50と接続される。
トレー60は、前後に長辺を有した略長方形状の底板61を有する。底板61の上方縁及び下方縁からは、底板61の後端側から前端側に亘ってそれぞれ上側壁61e及び下側壁61fが左方に立設している。上側壁61e及び下側壁61fの左右方向の高さは刃体70の厚さより高く形成される。上側壁61eの先端からは、下方に屈折した二つの上側押え壁61e1,61e2が形成される。下側壁61fの先端からは、上方に屈折した二つの下側押え壁61f1,61f2が形成される。各押え壁61e1,61e2,61f1,61f2は、前方から後方に向かって、上側押え壁61e1、下側押え壁61f1、上側押え壁61e2、下側押え壁61f2の順に配置される。このように底板61、上側壁61e及び下側壁61fにより前後に長い溝部が形成される。この溝部に載置された刃体70は、左右方向において、一方側が上側押え壁61e1,61e2及び下側押え壁61f1,61f2に、他方側が底板61に挟まれることで、左右の移動が規制される。よって、刃体70は、上下及び左右方向に遊嵌しながら前後動が自在にガイドされるとともに、トレー60からの脱落が防止される。
また、上側壁61eの左方端部には、さらに長板状のガイド板611が延設される。ガイド板611は、前後方向において、中央のやや後方側から前端まで延設される。また、ガイド板611は、下面が上側壁61eの下面と略同一面とし、上面が上側壁61eの上面と段部が形成されるように下方に下がるように、上側壁61eと接続される。
底板61は、刃体70の載置側と逆側(トレー60の右側)に窪む長矩形凹部62を有する。長矩形凹部62は、前後方向の中央付近から前端部にかけて直線状に形成され、底板61の上下方向の略中央に設けられる。長矩形凹部62の後方には、円形状の貫通孔621が形成される。また、底板61は、長矩形凹部62の上方位置及び下方位置に、貫通孔である上側窓孔64eと下側窓孔64fを有する(図3も参照)。上側窓孔64eは、上側押え壁61e1,61e2の右側に位置する。下側窓孔64fは、下側押え壁61f1,61f2の右側に位置する。上側窓孔64eと下側窓孔64fは、前後に延びる略矩形状の長孔として形成される。
底板61は、後端側に前後に延びる長孔612を有する。その長孔612の内側には、片持ちバネ状の摺動板63が形成される。摺動板63の後端側は底板61と接続される固定端63dであり、摺動板63の前方側の先端63cは自由端である。摺動板63は、先端63cの左側に立設する摺動突起(係合部)631を有する。摺動突起631は、前後に長い長丸の底辺を有する柱状に形成される。摺動突起631の前端及び後端は、C面取り状に形成される。また、摺動板63は、固定端63dと先端63cの間において左側に突出した操作突起632を有する。操作突起632は、図6(a)の断面図に示されるように、上方から見ると底辺を摺動板63側とした略五角形状に形成される。
摺動板63の固定端63d側の上方には、側面視略台形状の前突起633cと後突起633dが形成される(図5(b)参照)。前突起633cの前側面及び後突起633dの後側面は、上下方向に形成される。また、前突起633cの後側面は後方に下がるよう傾斜して形成され、後突起633dの前側面は後方に上がるよう傾斜して形成される。
底板61は、上側押え壁61e1の後方及び下側押え壁61f1の後方に、各々上側係止部651及び下側係止部652を有する。上側係止部651は、上底部が上側壁61eに接続されて下方に延設された側面視略台形状に形成される(図5(a)参照)。下側係止部652は、下底部が下側壁61fに接続されて上方に立設する側面視略台形状に形成される。上側係止部651の前方端面と、下側係止部652の前方端面の各々は、略同一面上に設けられ、刃体70がトレー60に収納された際に刃体70の後端傾斜面70dと当接して刃体70が後方へ移動することを規制する。
上側壁61eの後方側には、下方に向かって凹円弧状に湾曲した係止部66が形成される。係止部66は、前端及び後端を固定端とした上下に弾性変形可能な両持ちバネ板状に形成される。係止部66の下面の前後方向略中央には、上係止突起661が立設している。図3において、上係止突起661は、左右幅が係止部66より広く係止部66の右方側まで延設される。また、上係止突起661の基端側の前後には、板状の鍔部661c,661dが形成される。この鍔部661c,661dは、上係止突起661の右側位置に設けられる。図2で、下側壁61fの上係止突起661に対向する位置には、支持突起662が上方に立設している。上係止突起661及び支持突起662の先端は、側面視半円弧状に形成される。
図3で、底板61には、長孔612の後端側において、係止部66と摺動板63との間に切欠部663が形成される。底板61の右側面には、突出面613が形成される。突出面613は、上下の略中央に形成され、トレー60の前端から略後端まで延設される。切欠部663の前端部及び後端部において、突出面613の一部からは、突起部664c,664dが上係止突起661側に向かって形成される。また、摺動板63の右側面側には、リブ部635が形成される。リブ部635は、摺動板63の固定端63dから摺動板63の前後方向略中央まで延設される。なお、リブ部635の固定端63dの一部は、切欠部634の縁と隣接して上下幅が狭く形成される。
図2において、摺動板63には、固定端63d側の下端に、略矩形状に切欠かれた切欠部634が形成される。切欠部634の左側には、底板61から延設された略四角柱状の係合突起671が設けられる。係合突起671の先端には、上方に向かって立設する返し突起671eが形成される。また、係合突起671の下方には、底板61から延設された後方押え板672がスライダ50の左方に形成される。この係合突起671にスライダ50の溝部533が係合されることにより、スライダ50の左方への移動が規制される。また、係合突起671及び後方押え板672により、スライダ50は、トレー60に対する後方への移動が規制される。下側壁61fの下端において、後方押え板672の前方側には、開口受部35のガイド突起356の上面と当接する当接突起673が形成される。当接突起673は、側面視略半円弧状に形成される。
トレー60は、底板61の後方にトレー係止部68を有する。トレー係止部68は、底板61よりも上下幅が狭い板状に形成される。トレー係止部68の左側面には、平面視V字状に窪んだ溝部681が形成される。また、溝部681内の後方内面には左方に向かって立設する四角柱状の柱状突起682が形成される。図3で、トレー係止部68の後方端の右側面には、係止突起683が形成される。この係止突起683は、トレー60を本体ケース30の内部33に収納した際、本体ケース30の係止孔353に係止し、トレー60の位置を固定する。また、トレー係止部68の後方端には、トレー係止部68を左方向に弾性変形させて係止突起683の係止孔353への係止を解除するための、操作板684が設けられる。
刃体70は、平行四辺形状の板状に形成される。刃体70は、長辺の一方に刃先71を有する。この刃先71は、刃体70の両面に両刃として形成される。刃体70は、刃先71が下側となり、刃先71を含む刃体70の鋭角頂点が前方となるように、トレー60に収納される。刃体70は、後端側において送出孔72と保持孔(被係合部)73とを有する。送出孔72は、刃体70の上下方向の略中央に形成された丸孔である。また、保持孔73は、刃体70の上下方向の略中央において、送出孔72の後方位置に長孔状に形成される。保持孔73の孔形状の長軸は、刃体70の前後方向となるように形成される。刃体70は、上下方向が上側壁61eと下側壁61fとの間に挟まれ、左右方向が底板61と上側押え壁61e1,61e2及び下側押え壁61f1,61f2との間に挟まれて前後動自在に収納される。また、保持孔73には摺動突起631が挿入される。刃体70は、摺動突起631が保持孔73に挿入されている間、前後方向の移動が規制される。
スライダ50は、トレー60、刃体70及び操作部材80と組み合わせて、刃体70の前後移動を操作するために用いられる。スライダ50は、スライド板51と操作部52を有する。
スライド板51は、刃体70をトレー60と挟みながら、刃体70と接続される。スライド板51の後方側には、固定板53が延設される。固定板53の上下幅は、スライド板51の上下幅より狭く形成される。固定板53の後端には、スライダ50を固定するためのロック孔531が形成される。また、固定板53は、ロック孔531の下方に、柱状突起682より前後幅の広い略矩形状の切欠部532を有する。スライド板51の左側面には、上下の二段に配置されて、前後に分割された四つのガイドレール54が形成される。ガイドレール54は、スライド板51から突出した直線状の突起でありスライダ50の前後方向に形成される。また、図3に示すように、固定板53の下端には、切欠部532により前後が隔てられた背面視略L字状の溝部533が形成される。溝部533は、内壁が下方及び左方に向くように設けられ、トレー60の返し突起671eと係合する。
スライド板51の右側には、前後方向に配置されたガイド溝55が形成される。ガイド溝55は、ガイド板611と係合する。ガイド溝55は、長板状の二つのレールの間に形成される。ガイド溝55は、スライダ50の前端部からロック孔531が設けられる固定板53に亘って設けられる。スライド板51の右側面の略中央には、押圧部561が形成される。押圧部561は、前後に長軸を有した略直方体状に形成される。押圧部561は、前方傾斜部561c及び後方傾斜部561dを有する。また、押圧部561の右側面の略中央には、前後に長い凹状の窪み部が形成される。押圧部561の後端であって、後方傾斜部561dの上端には、板部561eが後方に延設される。この板部561eを含む押圧部561の上面には、下係止突起562が形成される。下係止突起562は、右側面視略半円弧状に形成される。
スライド板51の押圧部561の前方側には、刃体70の送出孔72と係合する略円柱状の係合突起563が右方に立設している。係合突起563は、全体を前後に分断する溝部563aを有する。係合突起563に隣接する後方には、略四角柱状に立設する刃体70の載置台564が形成される。また、載置台564と係合突起563の境界部において、上下方向の略中央には、溝部が形成される。刃体70の送出孔72には、係合突起563が挿入される。このとき、刃体70の左側面は、載置台564の平坦面564aと当接する。
なお、スライド板51の右側面には、下段部51eと、下段部51eよりも右方に板厚が厚い上段部51fが形成されている。下段部51eは、スライド板51の上方に設けられ、上段部51fはスライド板51の下方に設けられる。押圧部561及び載置台564は、上段部51fと下段部51eの位置に配置される。また、係合突起563は、上段部51f上に配置される。係合突起563の溝部563aの底部は、上段部51fと同一面に形成される。
図2において、操作部52は、スライド板51の上部に延設される。操作部52は、略矩形板状の操作本体部57と、操作本体部57から上方に向かって立設した略矩形板状の固定板58を有する。操作本体部57は、スライド板51の上部において、スライド板51と略垂直となるように接続される。操作本体部57の上面の四隅には、それぞれ四角柱状の当接突起571が設けられる。当接突起571の上面側の前端及び後端は、各々C面取り状に形成される。また、当接突起571の上面において、前後方向の略中央は、上方に突出した段部が形成される。各当接突起571の下方位置において、操作本体部57の左側面及び右側面には、それぞれ略円弧状の係合突起572が合計四つ設けられる。
固定板58は、左側の二つの当接突起571aの右側に隣接している。固定板58の前端及び後端の上方には、左方へ突出した返し突起581が形成される。返し突起581は、上端がC面取り状に形成される。固定板58には、前方において、右側前方に向かって二股に分岐する前分岐板582が形成される(図7も参照)。また、固定板58には、後方において、右側後方に向かって二股に分岐する後分岐板583が形成される。前分岐板582の前端部及び後分岐板583の後端部は、上面視において、固定板58と略平行となるように形成される。また、図3に示すように、前分岐板582の先端部及び後分岐板583の先端部の上方には、右側へ突出した返し突起581が形成される。前分岐板582及び後分岐板583の返し突起581は、上端側がC面取り状に形成される。
固定板58の右側面には、二つの角柱状の係合突起584c,584dが形成される。係合突起584c,584dは、前分岐板582及び後分岐板583の間に設けられる。前側の係合突起584cは固定板58から右前方に向かって延設され、後側の係合突起584dは、固定板58から右後方に向かって延設される。また、各係合突起584c,584dの先端は、前分岐板582及び後分岐板583よりも右方に位置するように設けられる。
操作部材80は、操作部52に対し上方から固定される。操作部材80は、図3の拡大図Cに示すように前後に長い略矩形板状に形成される。操作部材80は、左側板81a及び右側板81bを有し、下方を開口させた枠状に形成される。左側板81aの内壁には、返し突起581と略同じ前後間隔の位置に、二つの内側係止突起81a1が設けられる。また、右側板81bの内壁にも、内側係止突起81a1と左右の対向する位置に、二つの内側係止突起81b1が設けられる。内側係止突起81a1は、いずれも操作部材80の内方向へ突出する略直法体状に形成される。各内側係止突起81a1,81b1の下端には、C面取り状に形成される。
操作部材80の天板82の前端及び後端には、下面から立方体状の前規制部材821c及び後規制部材821dが形成される。前規制部材821c及び後規制部材821dの間には、底面を略台形形状とした角柱状の係合解除板83が、天板82から下方に向かって立設する。係合解除板83は、右側面が、右側板81bの内面と接して配置される。係合解除板83の前端部及び後端部の左側は、各々傾斜面として形成される。また、係合解除板83及び右側板81bの境界部分には、凹状の溝部が形成される。図2に示すように、操作部材80の上面には、左右方向に溝状の凹凸部が形成される。この凹凸部は、使用者が操作部材80を前後方向にスライドさせる際の滑り止めとなる。
ロック部材90は、本体部分が略四角形の平板状に形成される。ロック部材90の上面には、前後に長い直線状の突起である操作摘み91が形成される。この操作摘み91は、使用者がロック部材90を左右方向に移動させる際に用いられる。ロック部材90の本体部分の下面には、図3の拡大図Bに示すように、四隅の角部においてガイド柱92が下方に立設している。各ガイド柱92は、その下側先端部に前後の外方向にそれぞれ突出される返し突起921を備える。返し突起921は、先端側からロック部材90の基端側に向かって太くなるよう徐々に傾斜して形成される。前方側のガイド柱92cの返し突起921の傾斜面は前方側に形成され、後方側のガイド柱92dの返し突起921の傾斜面は後方側に形成される。
各ガイド柱92は、座繰部44に設けられた装着孔441にそれぞれ対応して挿入される。また、返し突起921は、装着孔441を貫通した下方端の露出部分に設けられる。したがって、返し突起921は、ロック部材90がエンドキャップ40の装着孔441から抜けることを防止することができる。
ロック部材90の本体部分の下面中央には、下方に立設するロックピン93が形成される。ロックピン93は、先端がエンドキャップ40の左側に向かってL字状に屈曲している。ロックピン93は、座繰部44に設けられたロックピン挿通孔442に挿通される。また、ロック部材90の裏面側には、前後方向に延設される溝部94a,94bが左右のそれぞれに形成される。各溝部94a,94bは、ロックピン93を挟んだ前側と後側に分断されている。この左右いずれかの溝部94a,94bは、エンドキャップ40の係合突起443と係合する。
図4(a)は、図1のカッター10のロック部材90の位置におけるIV−IV断面図であり、ロック解除状態を示す。図4(b)はIV−IV断面図のロック状態を示す。ロック部材90のガイド柱92及びロックピン93は、各々長孔状に形成された装着孔441及びロックピン挿通孔442に挿入されるため、ロック部材90をカッター10の左右方向に移動させることができる。ロック部材90を図の右側(カッター10の左側)へスライドさせると、ロック部材90の下面に設けられるL字状のロックピン93の先端は、図4(b)に示すようにロック孔531に挿通される。ロックピン93がロック孔531に挿通されているロック状態では、スライダ50の前後方向の移動が規制される。さらに、ロック状態では、ロック部材90はエンドキャップ40に取付けられているため、エンドキャップ40の前後移動も規制される。すなわち、ロック部材90を操作することで、カッター10のエンドキャップ40の取り外しを規制しつつ、カッター10の使用を制限することができる。
なお、ロック部材90がカッター10の右側の位置にあるとき(図4(a)のロック解除状態)、図2及び図3に示すロック部材90の本体部の裏面に設けられた左側の溝部94aと、係合突起443が係合する。また、ロック部材90がカッター10の左側の位置にあるとき(図4(b)のロック状態)、ロック部材90の裏面に設けられた右側の溝部94bと、係合突起443が係合する。よって、ロック部材90は、ロック状態とロック解除状態のいずれかの状態で固定される。
つぎに、カッター10の収納状態から使用状態への操作について説明する。図5は図1のカッター10のV−V断面図であり、(a)は収納状態を示し、(b)は使用状態を示す。図6は図5のカッター10のVI−VI断面図であり、(a)は収納状態を示し、(b)は使用状態を示す。また、図7は、図5のカッター10の操作部52周辺を拡大したVII−VII断面図である。
図5(a)の収納状態では、図6(a)に示すように、摺動突起631は保持孔73の前方側に挿入されている。操作突起632のスライダ50側の頂点と、この頂点から底板61側に向けて傾斜する前後の面は、スライダ50の位置に従って押圧部561と接する。収納状態において、操作突起632は、押圧部561の前方傾斜部561cの前方に位置する。使用者により操作部材80が前方へ押し出されると、図7に示すように、操作部材80に設けられた係合解除板83の前端傾斜部83cは、前方の係合突起584cを左前方向(図7の左下方向)に押し出して切欠部321との係合を解除する。そのため、操作部52は、前方への移動が可能となる。なお、後方の係合突起584dは、操作部52の前方への移動に伴い、左方(図7の下方)へ撓み、切欠部321との係合が解除される。
また、図5(a)で、スライダ50が前方へ移動する際、下係止突起562は、上係止突起661を上方へ押し上げて、係止部66の中央を上方へ弾性変形させる。よって、スライダ50の移動には、所定以上の力を要するため、スライダ50とともに刃体70が不用意に移動することが防止される。
図8は、カッター10の図6(a)の収納状態から図6(b)の使用状態に移る途中の断面図である。操作部材80が前方側に押し出されると、摺動突起631は長孔である保持孔73内に所定の遊び量を有して挿入されているため、刃体70はスライダ50とともに所定の遊び量の分だけ前方へ移動する。そして、図8に示すように、操作突起632が前方傾斜部561cを乗り上げて押圧部561の平坦部に位置すると、摺動板63はトレー60の右側(図8における上側)へ撓む。そのため、摺動突起631は保持孔73から外れて、刃体70の前進移動がさらに可能となる。スライダ50をさらに前方へ移動させると、押圧部561は、操作突起632の前方へ移動して、弾発力によりスライダ50側へ移動した摺動突起631と当接する。そのため、摺動突起631が押圧部561の平坦部に位置し、摺動板63の右方への撓みが維持される。その後、図6(b)に示すように、押圧部561が摺動突起631の前方へ移動すると摺動板63の変形が弾発力により元に戻り、刃体70が刃体出没孔31から外部へ露出する。
スライダ50の前方への送り出し操作が終わり、使用者が操作部材80の操作を解除すると、図7の係合突起584c,584dがいずれかの切欠部321に係合する。よって、スライダ50の前後移動が規制され、刃体70の出代を固定させることができる。図5(b)及び図6(b)のカッター10の使用状態の外観は、図1(b)の斜視図に示される。
また、スライダ50を後方へ移動させる場合も、図7に示した係合突起584c,584dは、前方へ移動させる場合と同様に動作する。すなわち、使用者により操作部材80が後方へ押し出されると、操作部材80に設けられた係合解除板83の後端傾斜部83dは、後方の係合突起584dを左後ろ方向(図7の右下方向)に押し出して切欠部321との係合を解除する。そのため、操作部52は、後方への移動が可能となる。なお、前方の係合突起584cは、操作部52の後方への移動に伴い、左方(図7の下方)へ撓み、切欠部321との係合が解除される。このように、係合解除板83は、操作部材80の前後操作により係合突起584c,584dの切欠部321との係合をスライダ50の移動方向に解除することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は本実施形態によって限定されることはなく、種々変更を加えて実施することができる。本実施形態の説明では、スライダ50は、刃体70を前方に移動させる機能と刃体70に挿入された摺動突起631を外す機能を、それぞれ係合突起563と押圧部561を備えた一つの部材により実現しているが、押圧部561を設けない構成としてもよい。例えば、摺動突起631は、前後方向に傾斜した凸円弧上の突起としてもよい。したがって、操作部材80を所定の力以上で前方へ押すことにより、摺動突起631が保持孔73の後方縁を乗り上げ、刃体70とトレー60との保持を解除させることができる。
また、替刃20とスライダ50は、一つの組み品として構成することができる。この場合、カッター10の消耗品として交換される替刃には、トレー60、刃体70及びスライダ50を含むことができる。よって、替刃の交換の際にスライダ50を取り付ける作業を省き、交換作業を容易にすることができる。
また、スライダ50と刃体70は、刃体70に二個以上の丸孔や角孔等の孔部を設けて固定させることができる。あるいは、刃体70に一つ又は複数の切欠部を設け、スライダ50をその切欠部に係合させることにより、スライダ50と刃体70を固定してもよい。
また、保持孔73と摺動突起631の係合を解除する方法は、スライダ50の前進移動により押圧部561が摺動板63を撓ませる方法に限らない。例えば、操作部材80の操作と連動する他の部材が摺動板63の左側から当接し、摺動板63を撓ませてもよい。あるいは、本体ケース30の外面にスライダ50と独立した解除部材を設けて、この解除部材の押下操作やスライド操作と連動する部材等により操作突起632等を押して摺動板63を撓ませてもよい。
また、保持孔73は、本実施形態で示した長孔に限らず、例えば、一つ又は複数の丸孔や角孔とすることができる。
また、摺動突起631の着脱方法としては、他の方法により構成してもよい。例えば、本体ケース30は、刃体70と摺動突起631の保持状態及び保持解除状態をスライド操作や押下操作により切り替えるためのロック部材を備えることができる。また、摺動突起631は、保持孔73に挿通されている際、コイルばね等により付勢される構成としてもよい。
また、刃体70に形成される刃先71は、片刃としてもよい。
10 カッター 20 替刃
30 本体ケース 30a 左側面
30b 右側面 30c 前端面
30f 底面 31 刃体出没孔
32 スリット 33 内部
33a 左内壁 33b 右内壁
33e 上内壁 34 後方開口部
35 開口受部 35a 左側面
35b 右側面 35f 底部
36 トレー収納部 36e 凹枠部
36e1 凹溝部 36f 下溝部
37 スライダ左収納部 38 スライダ上収納部
301 操作凹部 302 把持面
303 長矩形溝 311 円弧状突起
321 切欠部 333 前方底部
334 中板 334a 左端面
351a〜351c ガイド溝 352 係止凹部
353 係止孔 354 切欠部
355 凹枠部 356 ガイド突起
40 エンドキャップ 40d 後端面
41 前方開口部 41a ガイド面
41b ガイド面 42 貫通孔
43a ガイドレール 43b ガイドレール
44 座繰部 421 内壁部
422 貫通孔 431 係合突部
441 装着孔 442 ロックピン挿通孔
443 係合突起
50 スライダ 51 スライド板
51e 下段部 51f 上段部
52 操作部 53 固定板
54 ガイドレール 55 ガイド溝
57 操作本体部 58 固定板
531 ロック孔 532 切欠部
533 溝部 561 押圧部
561c 前方傾斜部 561d 後方傾斜部
561e 板部 562 下係止突起
563 係合突起 563a 溝部
564 載置台 564a 平坦面
571(571a,571b) 当接突起 572 係合突起
581 返し突起 582 前分岐板
583 後分岐板 584c,584d 係合突起
60 トレー 61 底板
61e 上側壁 61e1,61e2 上側押え壁
61f 下側壁 61f1,61f2 下側押え壁
62 長矩形凹部 63 摺動板
63c 先端 63d 固定端
64e 上側窓孔 64f 下側窓孔
66 係止部 68 トレー係止部
611 ガイド板 612 長孔
613 突出面 621 貫通孔
631 摺動突起 632 操作突起
633c 前突起 633d 後突起
634 切欠部 635 リブ部
651 上側係止部 652 下側係止部
661 上係止突起 661c 鍔部
661d 鍔部 662 支持突起
663 切欠部 664c 突起部
664d 突起部 671 係合突起
671e 返し突起 672 後方押え板
673 当接突起 681 溝部
682 柱状突起 683 係止突起
684 操作板
70 刃体 71 刃先
72 送出孔 73 保持孔
70d 後端傾斜面
80 操作部材 81a 左側板
81a1 内側係止突起 81b 右側板
81b1 内側係止突起 82 天板
83 係合解除板 83c 前端傾斜部
83d 後端傾斜部 821c 前規制部材
821d 後規制部材
90 ロック部材 91 操作摘み
92(92c,92d) ガイド柱 93 ロックピン
94a 溝部 94b 溝部
921 返し突起

Claims (7)

  1. 替刃を使用するカッターであって、
    前記替刃は、係合部が形成される摺動板を有するトレーと、前記トレーに前後動自在に収納されて前記係合部が係合される被係合部を有する刃体と、を備え、
    前記係合部は、前記摺動板により前記刃体に対して付勢されて前記被係合部に着脱可能に係合し、
    前記替刃を着脱自在に収納して前記トレーを固定する本体ケースと、
    前記刃体に対して固定可能に形成されて前記本体ケースに対して前後動自在に設けられ、前方移動により前記摺動板を押圧して前記係合部の係合を解除し後方移動により該押圧を解除して前記係合部を前記被係合部に係合させる押圧部を有するスライダと、
    を備えることを特徴とするカッター。
  2. 前記係合部は、片持ちバネ状の前記摺動板から突出して形成される摺動突起であり、
    前記被係合部は、前記刃体に形成される長孔状の保持孔とされる
    ことを特徴とする請求項1に記載のカッター。
  3. 記摺動板は、前記スライダの前後動に合わせて前記押圧部当接して押圧される操作突起が形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカッター。
  4. 前記本体ケースは、前後方向に沿って上面に形成されるスリットと、前記スリットから左右方向に切り欠かれた複数の切欠部を有し、
    前記スライダは前記切欠部に係合する係合突起と、前記係合突起の前記切欠部との係合を前記スライダの移動方向に解除する係合解除板を含む操作部材とを有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のカッター。
  5. 前記スライダは、前記刃体に対して着脱自在に設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のカッター。
  6. 前記本体ケースの後端に着脱自在に設けられるエンドキャップと、
    前記エンドキャップの着脱及び前記スライダの前後動を規制するロック部材と、
    を備えることを特徴とする請求項乃至請求項の何れかに記載のカッター。
  7. カッターの本体ケースに着脱自在に収納される替刃であって、
    係合部が形成される摺動板を有して前記本体ケースに対して固定されるトレーと、
    前記トレーに前後動自在に収納されて前記係合部が係合される被係合部を有する刃体と、
    を備え、
    前記係合部は、前記摺動板により前記刃体に対して付勢されて前記被係合部に着脱可能に係合し、
    前記カッターは、前記刃体に対して固定可能に形成されて前記本体ケースに対して前後動自在に設けられ、前方移動により前記摺動板を押圧して前記係合部の係合を解除し後方移動により該押圧を解除して前記係合部を前記被係合部に係合させる押圧部を有するスライダを備える、
    ことを特徴とする替刃。
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