JP3875148B2 - パンチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多数枚の紙に孔を穿孔するパンチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、書類を綴じ込むために、その綴じ込み側縁部に沿って穴を開けるためのパンチが知られている。このようなパンチのパンチ刃を収納するトレイの取付構造としては、従来基台の上端側より一体に立ち上がる保持構体に構成した刃ホルダにねじ止めするものが広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなトレイの取付構造を用いると、刃の交換を行う際にねじの付け外しを行う必要があり、刃の交換に手間がかかっていた。
【0004】
この不具合を解消するために、つまみ部材を一体に具備する刃トレイを前記刃ホルダに前方から取り付けるようにする態様が考えられているが、つまみ部材が前方に突出したままの状態では、孔を穿孔する様子を視認する際にこのつまみ部材が邪魔になる新たな不具合が生じる。
【0005】
本発明は以上に述べた課題を解決すべく、刃の交換の手間を少なくし、また孔を穿孔する様子を視認しやすくすべく構成したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明に係るパンチは、基台と、基台の上端側より一体に立ち上がる保持構体と、この保持構体内に昇降可能に収容されてパンチ刃を保持する刃ホルダとを具備し、基台の上面を載置面としていて、保持構体が基台に接地する部分に対して刃ホルダの収納部分を載置面側に持ち出していてそのオーバーハングした部分と基台の上面との間に紙の束を差し込むようにし、パンチ刃を取り付ける刃トレイを刃ホルダに載置面側すなわち前方から着脱可能にしているとともに、刃トレイに軸着され刃トレイの着脱の際に操作部となるつまみ部材をさらに具備し、このつまみ部材を、刃ホルダから前方に突出した操作位置とこの操作位置よりも刃ホルダからの突出量が小さい退避位置との間でこれら操作位置と退避位置とを切り替えるべく移動可能に構成し、前記つまみ部材が、板状のつまみ部と、内面に前記刃トレイの軸孔に軸着するための取付軸を内方に突出させて設けていて前記刃トレイのつまみ部材取付部を挟み込んで前記刃トレイに軸着するように構成した取付部とを有し、さらにこの取付部の外側端部かつ操作端と回動中心を挟んで反対側の端部には切欠を設けて係合面を形成しているものであって、このつまみ部材が退避位置にある状態で、該つまみ部材の操作端と回動中心を挟んで反対側の端部に形成した係合面と、刃ホルダのストッパ部の後面に形成した後向きのストッパ面とを対向させた状態にして、これらつまみ部材とストッパ部とを係合させて前記刃トレイの移動を規制するようにしていることを特徴とする。
【0007】
このようなものであれば、つまみ部材を操作位置に移動させた状態でこのつまみ部材を操作して刃トレイの着脱を行うことができるので、刃の交換の手間を従来のねじ止めによる方式と比較して大幅に低減できるようになるとともに、パンチの使用時にはこのつまみ部材を退避位置に移動させておくことにより、つまみ部材が孔を穿孔する様子の視認の邪魔になる不具合を低減できるようになる。
【0008】
さらに、前記つまみ部材が退避位置にある状態で、該つまみ部材の操作端と回動中心を挟んで反対側の端部に形成した係合面と、刃ホルダに形成したストッパ部の後向きのストッパ面とを対向させた状態にして、これらつまみ部材とストッパ部とを係合させて前記刃トレイの移動を規制するようにしているので、前記刃トレイの移動を規制することにより、刃トレイがみだりに移動しないようにでき、従ってパンチの使用時に刃トレイが誤って外れてしまうことを防ぐことができる。
【0009】
このように刃トレイの前後動を規制したパンチの具体的な態様の一例として、前記刃ホルダに、前記つまみ部材が突出する方向に延び前記刃トレイの移動方向を案内する1対のレール部材を突出させて設けているとともに、このレール部材の突出端にストッパ部を側方に突出させて設け、このストッパ部を前記退避位置に移動させた状態の前記つまみ部材と係合させるようにしているものを挙げることができる。
【0010】
つまみ部材を簡単に退避させるとともに、つまみ部材による視野の遮蔽をなるべく少なくするには、前記つまみ部材を刃トレイに軸着しているとともに、前記つまみ部を90度回転させて前記操作位置と前記退避位置とを切り替えるようにすればよい。つまみ部材を軸回りに90度回転させることにより、つまみ部材が水平前方に突出した位置から真上又は真下を向いた状態にでき、前方への突出幅をより小さくできるからである。
【0011】
また、このつまみ部材を前記退避位置に効果的に固定するには、前記つまみ部材に弾性係合突起を設けるとともに、前記退避位置に移動させた状態でこの弾性係合突起が前記刃トレイに設けた係合凹部と係合するようにすればよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0013】
この実施形態のパンチは、図1に示すように、基台1と、この基台1の上端側より一体に立ち上がる保持構体2と、この保持構体2内に昇降可能に収容されてパンチ刃3を保持する刃ホルダ4と、前記保持構体2の上端側に基端側を回転可能に支持させた操作部たる操作ハンドル5と、保持構体2内にあって操作ハンドル5の回転操作に刃ホルダ4の昇降動作を連動させる連動機構6とを具備してなる。
【0014】
基台1は、保持構体2及びその付属物である操作ハンドル5等を支持するに足る剛性を有した板状のもので、上面を紙葉類の載置面1aとしているとともに、その上端近傍部におけるパンチ刃3の対応2ヶ所に、同パンチ刃3の刃先3aを受ける樹脂製の円形マット11を上面を載置面1aと略面一にした状態で埋設している。
【0015】
保持構体2は、基台1に接地する部分に対して、刃ホルダ4の収納部分、操作ハンドル5の取付部、連動機構6の収容部を前方(すなわち載置面1a側)に持ち出しているもので、そのオーバーハングした部分の下面2aと、基台1の上面1aとの間に、紙の束の上端側を差し込むようにしている。刃ホルダ4及び連動機構6の収容部は、ともに左右に対をなすブロック体状の構体部21に前方に向けて開口させた上下方向の溝22内に設定されているもので、この溝22は構体部21の前述したオーバーハング部分の下面2a及び上面2bに開口している。図において各要素部品を取り付けるために必要なボルト等は省略してある。
【0016】
刃ホルダ4は、前記溝22の幅寸法及び奥行寸法に略対応した外形寸法を有する概略直方体形状のもので、溝22内に上下摺動可能に収容されている。この刃ホルダ4に取り付けられるパンチ刃3は、中空パイプ状のもので、下端側の刃先3aが紙の束に切り込むことによって、切り取られた屑をその中空部に取り込み、順次押し上げられた屑を上方適宜部位から排出するようにしている。
【0017】
操作ハンドル5は、剛性のあるハンドルレバー51を操作端側が拡開するようなコ字形に折り曲げ、その操作端側に樹脂製のハンドル操作部52を取り付けたもので、ハンドルレバー51の基端側を各々対応する前記溝22の上端近傍部分に挿入して、その部位を水平軸53を介して構体部21に回転可能に取り付けている。
【0018】
連動機構6は、前記ハンドルレバー51の回転中心から偏位した部位と刃ホルダ4の上端部とを連結するリンク61及び一対のリンクピン62、63を主体として構成されているもので、下側のリンクピン63は常に刃ホルダ4の軸心位置で昇降するのに対して、上側のリンクピン62は操作ハンドル5が直立位置から押し下げられるに伴って水平軸53の一定半径上を円弧を描いて降下するようになっている。
【0019】
しかして、本実施形態では、全体斜視図である図1、側断面図である図2、前記刃ホルダ4付近を示す図である図3及び図4に示すように、前記刃ホルダ4に、パンチ刃3を刃トレイ31を介して前方から着脱可能に取り付けるようにしているとともに、この刃トレイ31の着脱の際に操作部となるつまみ部材32をさらに具備する。そして、このつまみ部材32は、前記刃ホルダ4から水平前方に突出した図4に示す操作位置と、この操作位置よりも突出量を小さくした図3の実線に示す退避位置との間で移動可能に構成している。なお、操作位置は、図3の想像線にも示している。
【0020】
より具体的には、前記図3、前記図4、刃3の前記刃トレイ31への取り付けを示す図である図5、及び分解斜視図である図6に示すように、前記刃トレイ31は上方に開口したチャネル状の部材であり、図5に示すように刃取付孔31aを設け、上方からパンチ刃3を挿し通して取り付けるように構成している。一方、前面は、図6に示すように、前壁311により閉塞している。この前壁311には、前記刃ホルダ4から前方に突出して設けられ、この刃トレイ31の移動方向を案内する左右1対のレール部材41を挿し通すためのレール部材挿通孔31xを左右1対設けている。さらに、同図に示すように、この前壁311の幅方向中央部には、つまみ部材取付部312を前方及び上方に突出して設けている。このつまみ部材取付部312の下部には、前記つまみ部材32を軸着するための軸孔312aを設けてあり、また上部には前記つまみ部材32に設けた弾性係合突起321と係合する係合凹部312bを設けてある。なお、本実施形態では、図6に示すように、前記レール部材41の両外側端に、このレール部材41と平行に延びる案内突条41bをさらに設けるとともに、刃トレイ31の上端縁に係合突条313を設け、この係合突条313を前記案内突条41bの上方に係合させ、これら係合突条313及び案内突条41bにより刃トレイ31の移動方向の案内を行うようにしている。
【0021】
一方、前記つまみ部材32は、これも図6に示すように、標準的な体格の人が親指と人差し指とによりつまむことのできる大きさを有する板状のつまみ部32aと、このつまみ部32aの基端部から起立して設けた弾性係合突起321と、前記刃トレイ31のつまみ部材取付部312を挟み込んで前記刃トレイ31に軸着するように構成した取付部322とを有する。この取付部322の内面には前記刃トレイ31の軸孔312aに軸着するための取付軸322aを内方に突出させて設けているとともに、外側端部には、図6に示すように切欠を設け、係合面322bを形成している。そして、前記取付部322を介して前記刃トレイ31に軸着し、退避位置から上方に90度回転させて操作位置に、又はその逆に移動させてこれら退避位置と操作位置とを切り替えるようにしている。
【0022】
そして、刃3の取替えは、前記つまみ部材32を図3に示す退避位置から図4に示す操作位置に移動させ、このつまみ部材32を介して刃トレイ31を刃ホルダ4から引き出して図5に示すように刃3を抜き差しして行った後、刃トレイ31を再び刃ホルダ4に収納して行う。使用時には、このつまみ部材32を再び図4に示す操作位置から図3に示す退避位置に戻しておく。
【0023】
このようにつまみ部材32を図4に示す操作位置と図3に示す退避位置との間で移動させる際の各部の作用を図3、図4、及び図6〜図10を用いて述べる。ここで、図7は退避位置におけるつまみ部材32の取付部322部分で切断した状態を示す側断面図、図8は退避位置におけるつまみ部材32の弾性係合突起321部分で切断した状態を示す側断面図、図9は、操作位置において図7と同一の位置で切断した状態を示す側断面図、図10は、操作位置において図8と同一の位置で切断した状態を示す側断面図である。図3、図4、及び図6に示すように、前記レール部材41の突出端にはストッパ部41aを内側方に突出させて設けていて、このストッパ部41aの後面にストッパ面41a1を形成している。前記つまみ部材32を退避位置にある状態では、図7に示すように前記取付部322の係合面322bと前記ストッパ部41aのストッパ面41a1とを対向した状態となってつまみ部材32とストッパ部41aとが係合し、このことにより刃トレイ31及びつまみ部材32の前方への移動を規制している。一方、前記弾性係合突起321は、図8に示すように前記係合凹部312bと弾性係合して、このつまみ部材32を退避位置に維持固定するようにしている。このつまみ部材32を操作位置に移動させると、図9に示すように、前記係合面322bと前記ストッパ面41a1とが対向した状態が解除されることによりつまみ部材32とストッパ部41aとの係合が解除されるとともに、図10に示すように前記弾性係合突起321と前記係合凹部312bとの係合も解除され、刃トレイ31を前方に移動させることが可能になる。一方、刃3を交換して刃トレイ31を刃ホルダ4に取り付ける際には、逆の操作が行われるが、この際上述したように前記係合面322bと前記ストッパ面41a1とが対向するようになるとともに、前記弾性係合突起321は経過的につまみ部材取付部312を退避するように弾性変形しながら移動し、その後前記係合凹部312bと弾性係合する。
【0024】
以上のように、本実施形態のパンチは、つまみ部材32を介してパンチ刃3を刃ホルダ4に前方から着脱するようにしているとともに、このつまみ部材32を退避位置に移動させて使用時における突出幅を少なくすることができるようにしているので、パンチ刃3の交換に要する手間を低減できるとともに、つまみ部材32による視界の遮蔽を少なくすることができ、全体としてより使いやすくなっている。
【0025】
また、このつまみ部材を刃トレイに軸着しているとともに、つまみ部材を90度回転させて操作位置と退避位置とを切り替えるようにしているので、簡単な操作で操作位置と退避位置と間の切り替えを行えるとともに、退避位置における前方への突出幅を小さくできるので、つまみ部材32による視界の遮蔽をより少なくすることができる。
【0026】
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。例えば、パンチ刃は2本でなく、1本でもよいし、3本以上であってもよい。
【0027】
また、刃ホルダ4及び刃トレイ31の互いに対向する面の一方に前後に延びる係合溝、他方に係合突条又は係合突起を設けてこれらを係合させるようにする等、他の方法により、刃トレイ31の移動方向を案内するようにしてもよい。さらに、刃トレイを最大限に刃ホルダに押し込んだ箇所において前記係合溝を下方に分岐させる等して、他の方法で刃トレイの前後への運動を規制するようにしてもよい。
【0028】
加えて、つまみ部材を回転させる角度は必ずしも90度である必要はない。
【0029】
さらに、刃トレイの着脱は前方から行うようにする必要はなく、側方から行うようにしてもよい。その場合、つまみ部材は側方に突出させるとよい。また、つまみ部材は水平に突出させる必要はなく、上方又は下方に角度をつけて突出させてもよい。
【0030】
そして、つまみ部材に対刃ホルダ係合爪を設け、退避位置において刃ホルダに設けた係合孔又は係合凹部に係合させる等、他の方法によりつまみ部材を退避位置に維持固定するようにしてもよい。
【0031】
その他、パンチ刃が中実であるパンチに適用する等、本発明の趣旨を損ねない範囲で、さまざまに変形してもよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明は、パンチ刃を取り付ける刃トレイをつまみ部材を介して着脱可能としているとともに、つまみ部材を退避位置に移動させて突出量を小さくできるようにしているので、視認性の低下を抑えつつパンチ刃の着脱にかかる手間を低減でき、さらに使いやすいパンチを提供できる。しかも、前記つまみ部材が退避位置にある状態で、該つまみ部材の操作端と回動中心を挟んで反対側の端部に形成した係合面と、刃ホルダに形成したストッパ部の後向きのストッパ面とを対向させた状態にして、これらつまみ部材とストッパ部とを係合させて前記刃トレイの移動を規制するようにしているので、前記刃トレイの移動を規制することにより、刃トレイがみだりに移動しないようにでき、従ってパンチの使用時に刃トレイが誤って外れてしまうことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパンチの斜視図。
【図2】図1における側断面図。
【図3】同実施形態に係るパンチのつまみ部材を退避位置に移動させた状態における刃ホルダ付近を示す斜視図。
【図4】同実施形態に係るパンチのつまみ部材を操作位置に移動させた状態における刃ホルダ付近を示す斜視図。
【図5】同実施形態に係るパンチの刃の取付を示す図。
【図6】同実施形態に係るパンチの刃ホルダ付近の部分の分解斜視図。
【図7】同実施形態に係るつまみ部材を退避位置に移動させた状態のパンチの刃ホルダ付近の部分をつまみ部材の取付部部分で切断した側断面図。
【図8】同実施形態に係るつまみ部材を退避位置に移動させた状態のパンチの刃ホルダ付近の部分をつまみ部材の弾性係合突起部分で切断した側断面図。
【図9】同実施形態に係るつまみ部材を操作位置に移動させた状態のパンチの刃ホルダ付近の部分をつまみ部材の取付部部分で切断した側断面図。
【図10】同実施形態に係るつまみ部材を操作位置に移動させた状態のパンチの刃ホルダ付近の部分をつまみ部材の弾性係合突起部分で切断した側断面図。
【符号の説明】
3…パンチ刃
31…刃トレイ
312b…係合凹部
32…つまみ部材
321…弾性係合突起
4…刃ホルダ
41…レール部材
41a…ストッパ部
Claims (4)
- 基台と、基台の上端側より一体に立ち上がる保持構体と、この保持構体内に昇降可能に収容されてパンチ刃を保持する刃ホルダとを具備し、基台の上面を載置面としていて、保持構体が基台に接地する部分に対して刃ホルダの収納部分を載置面側に持ち出していてそのオーバーハングした部分と基台の上面との間に紙の束を差し込むようにし、パンチ刃を取り付ける刃トレイを刃ホルダに載置面側すなわち前方から着脱可能にしているとともに、
刃トレイに軸着され刃トレイの着脱の際に操作部となるつまみ部材をさらに具備し、このつまみ部材を、刃ホルダから前方に突出した操作位置とこの操作位置よりも刃ホルダからの突出量が小さい退避位置との間でこれら操作位置と退避位置とを切り替えるべく移動可能に構成し、
前記つまみ部材が、板状のつまみ部と、内面に前記刃トレイの軸孔に軸着するための取付軸を内方に突出させて設けていて前記刃トレイのつまみ部材取付部を挟み込んで前記刃トレイに軸着するように構成した取付部とを有し、さらにこの取付部の外側端部かつ操作端と回動中心を挟んで反対側の端部には切欠を設けて係合面を形成しているものであって、
このつまみ部材が退避位置にある状態で、該つまみ部材の操作端と回動中心を挟んで反対側の端部に形成した係合面と、刃ホルダのストッパ部の後面に形成した後向きのストッパ面とを対向させた状態にして、これらつまみ部材とストッパ部とを係合させて前記刃トレイの移動を規制するようにしていることを特徴とするパンチ。 - 前記刃ホルダに、前記つまみ部材が突出する方向に延び前記刃トレイの移動方向を案内する1対のレール部材を突出させて設けているとともに、このレール部材の突出端にストッパ部を側方に突出させて設け、このストッパ部を前記退避位置に移動させた状態の前記つまみ部材と係合させるようにしていることを特徴とする請求項1記載のパンチ。
- 前記つまみ部を90度回転させて前記操作位置と前記退避位置とを切り替えるようにしていることを特徴とする請求項1又は2記載のパンチ。
- 前記つまみ部材に弾性係合突起を設けるとともに、前記退避位置に移動させた状態でこの弾性係合突起が前記刃トレイに設けた係合凹部と係合することを特徴とする請求項1、2又は3記載のパンチ。
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