JPWO2009110493A1 - インクジェット記録媒体 - Google Patents
インクジェット記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2009110493A1 JPWO2009110493A1 JP2010501928A JP2010501928A JPWO2009110493A1 JP WO2009110493 A1 JPWO2009110493 A1 JP WO2009110493A1 JP 2010501928 A JP2010501928 A JP 2010501928A JP 2010501928 A JP2010501928 A JP 2010501928A JP WO2009110493 A1 JPWO2009110493 A1 JP WO2009110493A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- parts
- ink
- recording medium
- kaolin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/5218—Macromolecular coatings characterised by inorganic additives, e.g. pigments, clays
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
Description
また、これらの用途毎にそれぞれ適した構成のインクジェット記録媒体が提案され、例えば、単に文字を記録する場合は、紙上に直接記録する普通紙タイプの媒体が使用され、銀塩写真に匹敵する解像度と色再現性を得たい場合は、塗工層としてインク受容層を設けた塗工紙タイプが使用される。特に高い光沢度が要求される場合、塗工紙タイプの塗工層を例えばキャスト方式で形成したキャスト紙タイプなどが使用される。また、ポスターや展示用途の場合、塗工層を有するロール状タイプが開発され使用される。
インクジェット記録方式の種々の分野への展開の一つとして、印刷分野が挙げられる。従来この分野では、主にオフセット方式が用いられてきたが、この印刷方式は版を必要とし、製版、印刷の工程を経るため、印刷物の完成までにはある程度の時間を要する。一方、インクジェット記録方式では、記録媒体に直接、画像を形成するだけで印字物が得られることから非常に効率的であり、安価に印字物を作成可能である。ただし、従来の印刷物の代替となるため、印字物にはオフセット印刷物と同等の風合いが求められる。
また特許文献2には、風合いが一般コート紙に近いインクジェット記録媒体として、支持体表面にカオリン及び非晶質合成シリカを主に含有する下層のインク受容層と、気相法アルミナを主な顔料とする上層のインク受容層を設けたものが開示されている。
また、特許文献4には、記録層(インク受容層)中に、平均粒子径0.2〜2.0μmで、かつ1≦L/W≦50(Lは粒子の長径、Wは粒子の短径(厚み)を表す)を満足する顔料を有し、JIS Z8741による75°光沢度が40%以上であるインクジェット記録用紙が開示されている。
特許文献1に開示された顔料インクは、白紙光沢度が低い記録用紙(マット調のインクジェット記録用紙)に印字する場合はある程度の印字部耐擦過性を得ることができるが充分ではなく、特に白紙光沢度が高めの記録用紙(グロス調のインクジェット記録用紙)に記録する場合においては、必要な耐擦過性を得ることができない。また、特許文献2記載のインクジェット記録媒体においては、インク受容層を2層にする必要があり高コストとなる。また、特許文献3記載のインクジェット記録シートにおいては、シリカと炭酸カルシウムやカオリンを併用する構成のため、インク吸収性、及びオフセット印刷用塗工紙並みの光沢度の付与の両立が困難である。同様に、特許文献4記載のインクジェット記録用紙では、光沢度はあるもののインク吸収性や印字部分の耐擦過性が不足するものであった。
従って本発明の目的は、オフセット印刷用塗工紙の風合いをもち、顔料インクでインクジェット記録を行った印字部分の耐擦過性や印字品質に優れ、さらに安価なインクジェット記録媒体を提供することにある。
原紙は木材パルプを主成分とする。原料パルプとして、化学パルプ(針葉樹の晒または未晒クラフトパルプ、広葉樹の晒または未晒クラフトパルプ等)、機械パルプ(グラウンドパルプ、サーモメカニカルパルプ、ケミカルサーモメカニカルパルプ等)、脱墨パルプ等のパルプを単独または任意の割合で混合して使用することができる。
原紙の抄紙pHは、酸性、中性、アルカリ性のいずれでも良い。また、原紙中の填料量が増えると、紙の不透明度が向上する傾向があるため、紙中に填料を含有させることは好ましい。填料としては、水和珪酸、ホワイトカーボン、タルク、カオリン、クレー、炭酸カルシウム、酸化チタン、合成樹脂填料等の公知の填料を使用することができる。さらに本発明の原紙には必要に応じて硫酸バンド、サイズ剤、紙力増強剤、歩留まり向上剤、着色剤、染料、消泡剤、pH調整剤等の助剤を含有しても良い。なお原紙の坪量は特に制限されない。
1.インク受容層の顔料
インク受容層の顔料は、レーザー回折式粒度分布測定において0.4μm以上4.2μm未満の粒子が体積基準の積算値で全体の60%以上となる粒度分布を有するカオリンを主体とする。カオリンはカオリナイト、ハロイサイト、ディッカイト、ナックライトといったカオリン鉱物を少なくとも1種類以上含む粘土のことであり、一般的なオフセット印刷用塗工紙に使用される公知のカオリンであればいかなるものを用いて良い。カオリンとしては、例えばジョージア産、ブラジル産、中国産等の産地や、1級、2級、デラミ等のグレードに限定されず、1種類または2種類以上のカオリンを混合したものを適宜選択して使用することができる。前記粒度分布は純水中に試料スラリーを滴下混合して均一分散体とし、レーザー法粒度測定機(使用機器:マルバーン社製マスターサイザーS型)にて測定した値を使用する。
インク受容層に用いるバインダーは、一般的なオフセット印刷用塗工紙に使用される公知のバインダーであればいかなるものも用いて良い。バインダーとして、例えば酸化澱粉やエーテル化澱粉、エステル化澱粉等の澱粉類;スチレン・ブタジエン共重合体(SB)ラテックスやアクリロニトリル・ブタジエン共重合体(NB)ラテックス等のラテックス類;ポリビニルアルコール及びその変性物;カゼイン、ゼラチン、カルボキシメチルセルロース、ポリウレタン、酢酸ビニル及び不飽和ポリエステル樹脂等のバインダーの中から1種類ないし2種類以上を適宜選択して使用することができるが、調成された塗料の流動性や塗工適性の観点から、ラテックス類若しくは澱粉類、またはそれらの混合物を用いることが好ましい。
無機顔料の合計100質量部に対するバインダーの割合が5質量部以上30質量部未満であることがさらに好ましい。
インク受容層には、その他必要に応じて、顔料分散剤、増粘剤、保水剤、滑剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、着色染料、着色顔料、蛍光染料、防腐剤、耐水化剤、界面活性剤、pH調整剤等の助剤を適宜添加することができる。
インク受容層の塗工量は特に制限を設けないが、片面あたり1g/m2以上40g/m2未満であることが好ましく、特に片面あたり4g/m2以上30g/m2未満であることが好ましい。塗工量が多いほどインク受容層の空隙量も多くなるため、インク吸収性が良好となる。インク受容層の塗工量が片面あたり1g/m2未満の場合、基材となる原紙を充分に被覆することができないため、塗工紙表面にガサつきが残り、非塗工紙に似た風合いを帯び、本発明が所望する白紙光沢度を得ることが困難となり、目的としたオフセット印刷用塗工紙の風合いを持つインクジェット記録媒体を得ることができない。また、塗工量が片面あたり1g/m2未満の場合、インク受容層の吸収容量も充分ではないため、フェザーリングやブリードといった印字不良を起こしやすい。一方、インク受容層の塗工量が片面あたり40g/m2以上となると、塗工時の乾燥負荷が大きいため、作業性が劣り、また高コストとなる。
原紙上にインク受容層を設ける方法としては、一般的な塗工装置である、ブレードコーター、ロールコーター、エアーナイフコーター、バーコーター、ゲートロールコーター、カーテンコーター、グラビアコーター、フレキソグラビアコーター、スプレーコーター、サイズプレス等の各種装置を、オンマシンまたはオフマシンで使用することができる。また、インク受容層は原紙の片面又は両面に設けて良く、1層又は2層以上設けても良い。本発明においてはインク受容層が1層であっても充分な性能が得られるため、コストを下げるという観点から1層のみ設けることが好ましい。
インクジェット記録媒体のインク受容層表面の、JIS Z8741による光入射角75度の白紙光沢度は特に制限は設けておらず、用途に応じて適宜設定することが出来る。例えば、本発明で製造された用紙にオフセット印刷用グロス調塗工紙の風合いを持たせるためには、白紙光沢度が55%以上85%以下であることが好ましく、また同様にオフセット印刷用マット調塗工紙の風合いを持たせるためには白紙光沢度が20%以上55%未満であることが好ましい。
白紙光沢度はインク受容層を設けた後にマシンカレンダー、スーパーカレンダー、ソフトカレンダー、シューカレンダー等のカレンダー装置を用い、処理温度、処理速度、処理線圧、処理段数およびロールの径、材質等の条件を適宜調整、選択し表面処理することにより得ることができる。また、オフセット印刷用マット調塗工紙の製造に限っては前記カレンダー処理を行わないことにより、目的とする白紙光沢度が得られる場合もある。
以下、本発明を実施例によって更に詳述するが、本発明はこれによって限定されるものではない。又、特に断らない限り、以下に記載する「部」及び「%」は、それぞれ「質量部」及び「質量%」を示す。
又、カオリンの粒度分布は純水中に、カオリンを含む試料スラリーを滴下混合して均一分散体とし、レーザー法粒度測定機(使用機器:マルバーン社製マスターサイザーS型)にて測定した値を採用した。
合成非晶質シリカの平均二次粒子径は、コールターカウンター法(使用機器:ベックマン・コールター社製マルチサイザー3)で測定した。
ステアリン酸アミドと乳化剤としてヤシ脂肪酸カリウムおよび95℃の熱水を、ステアリン酸アミド/ヤシ脂肪酸カリウム/熱水=5/0.5/94.5の質量比で高圧ホモジナイザーに入れ、54MPaの圧力下で10分間処理した。次いで、清水で希釈、冷却して、エマルション型の低密度化薬品Aを得た。
(原紙Aの作製)
広葉樹漂白クラフトパルプ(濾水度480ml)70質量%と針葉樹漂白クラフトパルプ(濾水度500ml)30質量%とを混合し、これに対し、カチオン化澱粉を対パルプ0.5%添加し、アルキルケテンダイマーを対パルプ0.05%添加し、硫酸バンドを対パルプ2%添加し、炭酸カルシウムを対パルプ10%添加し、低密度化薬品として多価アルコールと脂肪酸のエステル化合物(KB−110(花王(株)製))0.3部を添加して紙料とした。この紙料を用いて長網抄紙機で紙匹を形成し、3段のウェットプレスを行い乾燥した後、ゲートロールコーターにて10質量%濃度の酸化澱粉水溶液を塗布し、再び乾燥した後、坪量80g/m2、密度0.65g/cm3の原紙を得た。
広葉樹漂白クラフトパルプ(濾水度400ml)100質量%に対し、カチオン化澱粉を対パルプ0.5%添加し、アルキルケテンダイマーを対パルプ0.05%添加し、硫酸バンドを対パルプ2%添加し、炭酸カルシウムを対パルプ10%添加し、低密度化薬品Aを0.3部添加して紙料とした。この紙料を用いて長網抄紙機で紙匹を形成し、3段のウェットプレスの後にシリンダードライヤーにて乾燥し、更に、ゲートロールコーターにて10質量%濃度の酸化澱粉水溶液を塗布し、再び乾燥し、マシンカレンダー処理して坪量80g/m2、密度0.65g/cm3の原紙を得た。
広葉樹漂白クラフトパルプ(濾水度400ml)100質量%に対し、カチオン化澱粉を対パルプ0.5%添加し、アルキルケテンダイマーを対パルプ0.05%添加し、硫酸バンドを対パルプ2%添加し、炭酸カルシウムを対パルプ15%添加して紙料とした。この紙料を用いて長網抄紙機で紙匹を形成し、ウェットプレスの後にシリンダードライヤーにて乾燥し、更に、ゲートロールコーターにて10質量%濃度の酸化澱粉水溶液を塗布し、再び乾燥し、マシンカレンダー処理して坪量80g/m2、密度0.77g/cm3の原紙を得た。
カオリンA(製品名:Capim DG、リオカピム社製、体積基準の積算値で粒子径0.4μm以上4.2μm未満の粒子の割合:71%)80部、合成非晶質シリカA(製品名:NIPGEL AY−200、東ソーシリカ社製、平均二次粒子径1.8μm)20部、有機顔料A(変性スチレン系共重合体、製品名:L8900、旭化成ケミカルズ社製)20部、バインダーとなるスチレン・ブタジエン共重合体(SB)ラテックス(ガラス転移温度15℃)10部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙A上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるように、スーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
カオリンA80部、合成非晶質シリカB(製品名:NIPGEL AZ−200、東ソーシリカ社製、平均二次粒子径1.9μm)20部、有機顔料A20部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)10部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙A上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるように、スーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
カオリンA80部、合成非晶質シリカC(製品名:NIPGEL AZ−204、東ソーシリカ社製、平均二次粒子径1.3μm)10部、有機顔料A10部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)10部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙A上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるように、スーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
カオリンA80部、合成非晶質シリカC20部、有機顔料A20部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)15部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙A上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるように、スーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
カオリンA80部、合成非晶質シリカD(製品名:NIPGEL AZ−260、東ソーシリカ社製、平均二次粒子径1.9μm)20部、有機顔料A20部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)10部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙A上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるように、スーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
カオリンA(製品名:Capim DG、リオカピム社製、体積基準の積算値で粒子径0.4μm以上4.2μm未満の粒子の割合:71%)80部、合成非晶質シリカA(製品名:NIPGEL AY−200、東ソーシリカ社製、平均二次粒子径1.8μm)20部、有機顔料A(変性スチレン系共重合体、製品名:L8900、旭化成ケミカルズ社製)20部、バインダーとなるスチレン・ブタジエン共重合体(SB)ラテックス(ガラス転移温度15℃)10部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙B上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるように、スーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
カオリンA80部、合成非晶質シリカB(製品名:NIPGEL AZ−200、東ソーシリカ社製、平均二次粒子径1.9μm)20部、有機顔料A20部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)10部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙B上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるように、スーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
カオリンA80部、合成非晶質シリカC(製品名:NIPGEL AZ−204、東ソーシリカ社製、平均二次粒子径1.3μm)10部、有機顔料A10部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)10部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙B上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるように、スーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
カオリンA80部、合成非晶質シリカC20部、有機顔料A20部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)15部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙B上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるように、スーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
カオリンA80部、合成非晶質シリカD(製品名:NIPGEL AZ−260、東ソーシリカ社製、平均二次粒子径1.9μm)20部、有機顔料A20部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)10部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙B上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるように、スーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
カオリンA80部、合成非晶質シリカA20部、有機顔料A20部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)10部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部、及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙C上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるようにスーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
カオリンA80部、合成非晶質シリカB(製品名:NIPGEL AZ−400、東ソーシリカ社製、平均二次粒子径3.0μm)20部、有機顔料A20部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)9部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部、及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙B上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるようにスーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
カオリンA55部、合成非晶質シリカC45部、有機顔料A30部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)25部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙B上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるようにスーパーカレンダー処理してインクジェット記録媒体を得た。
カオリンA100部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)5部、水酸化ナトリウム0.1部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分65%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙A上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が70%となるようにスーパーカレンダー処理して、インクジェット記録媒体を得た。
カオリンB(製品名:KCS、イメリス社製、体積基準の積算値で0.4μm以上4.2μm未満の粒子が占める割合:53%、粒子径0.4μm未満の粒子の割合:21%、粒子径4.2μm以上の粒子の割合:26%)90部、合成非晶質シリカC10部、有機顔料A15部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)10部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙A上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるようにスーパーカレンダー処理して、インクジェット記録媒体を得た。
炭酸カルシウム(製品名:FMT−75、ファイマテック社製)90部、合成非晶質シリカC10部、有機顔料A15部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)10部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙A上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が60%となるようにスーパーカレンダー処理して、インクジェット記録媒体を得た。
カオリンA80部、合成非晶質シリカE(製品名:NIPGEL AY−601、東ソーシリカ社製、平均二次粒子径6.0μm)20部、有機顔料A30部、バインダーとなるSBラテックス(ガラス転移温度15℃)10部、水酸化ナトリウム0.2部、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.2部及び希釈水を混合して固形分40%の塗料を得た。この塗料を、ブレードコーターを用いて片面あたり塗工量12g/m2となるように原紙A上に両面塗工した。塗工後、紙中水分率5%となるまで乾燥し、JIS Z8741に基づく光入射角75度の白紙光沢度が55%となるようにスーパーカレンダー処理して、インクジェット記録媒体を得た。
1.白紙品質
1−1.白紙光沢度
JIS Z8741に準じて、光入射角75度の白紙光沢度を光沢度計(村上色彩技術研究所製、True GLOSS GM−26PRO)を用いて測定した。
2.インクジェット印字品質
下記の市販の顔料インクジェットプリンターで印字を行い、以下の評価方法に準じて印字評価した。
評価プリンター:セイコーエプソン社製、PX−V630
評価プリンター(写真用紙/きれいモード)にて1.5ポイントの太さの黒色直線を印字し、印字10分後に指で擦り、以下の基準で乾燥性を評価した。
○:指で擦っても印字部が殆ど延びず、インク吸収速度が速く、良好なレベルである。
△:指で擦ると印字部が若干延び、ややインク吸収速度が遅いが、実用上問題の無いレベルである。
×:指で擦ると印字部が延び、インク吸収速度が遅く、実用に耐えないレベルである。
評価プリンター(フォトマット紙/きれいモード)にて1.5ポイントの太さの黒色直線を5本並べて印字し、印字5時間後に乾いた綿棒で擦り、以下の基準で耐擦過性を評価した。
○:綿棒で擦ってもインクが剥がれず、良好なレベルである。
△:綿棒で擦るとインクが若干剥がれるが、実用上問題の無いレベルである。
×:綿棒で擦るとインクが剥がれ、実用に耐えないレベルである。
各プリンターにて所定のパターン(JIS X6933に準拠したカラーテストチャートNO.2)をインクジェット印字した。これと同一のパターンをオフセット印刷用塗工紙(オーロラコート:日本製紙社製、坪量104.7g/m2)にオフセット印刷した。各インクジェット印刷物の見た目や手触り等の質感をオフセット印刷物と比較し、以下の基準で評価した。
○:見た目や手触り等の質感がオフセット印刷用塗工紙に近く、オフセット印刷物の風合いを有している。
×:見た目や手触り等の質感がオフセット印刷用塗工紙と異なり、オフセット印刷物の風合いを有していない。
評価プリンター(写真用紙/きれいモード)にて、A4サイズのインクジェット記録媒体全面に黒ベタ印字し、プリンターから排紙された直後のカールの状態を、以下の基準で評価した。
○:カールはあるが気にならないレベルである。
△:カールがやや気になるが、実用上利用可能なレベルである。
×:カールが大きく、実用に耐えないレベルである。
体積基準の積算値で粒子径0.4μm以上4.2μm未満のカオリン粒子の割合が60%未満である比較例2や、カオリンをまったく含まない比較例3の場合、インクの吸収性が劣った。これは、顔料の粒度分布がブロードであるためにインク受容層が密となり、その結果インク吸収性能が低くなったためと考えられる。
合成非晶質シリカの平均二次粒子径が4μmを超えた比較例4の場合、オフセット印刷物の風合いが得られなかった。これは、シリカ粒子の粒径が大きいためにカレンダー処理を行っても表面が非常に粗く、また、光沢感にムラが出てしまったためと考えられる。
Claims (4)
- 木材パルプを主成分とする原紙の片面又は両面に、レーザー回折式粒度分布測定において0.4μm以上4.2μm未満の粒子が体積基準の積算値で全体の60%以上となる粒度分布を有するカオリン、コールターカウンター法で測定された平均二次粒子径が0.5μm以上4μm以下である合成非晶質シリカ、及びバインダーを主成分とするインク受容層を有するインクジェット記録媒体。
- 前記合成非晶質シリカがゲル法シリカである請求項1に記載のインクジェット記録媒体。
- 前記インク受容層は、顔料として有機顔料を含有する請求項1又は2記載のインクジェット記録媒体。
- 前記原紙として嵩高紙を用いる請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010501928A JP5323809B2 (ja) | 2008-03-05 | 2009-03-04 | インクジェット記録媒体 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008055330 | 2008-03-05 | ||
JP2008055330 | 2008-03-05 | ||
PCT/JP2009/054032 WO2009110493A1 (ja) | 2008-03-05 | 2009-03-04 | インクジェット記録媒体 |
JP2010501928A JP5323809B2 (ja) | 2008-03-05 | 2009-03-04 | インクジェット記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2009110493A1 true JPWO2009110493A1 (ja) | 2011-07-14 |
JP5323809B2 JP5323809B2 (ja) | 2013-10-23 |
Family
ID=41056046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010501928A Active JP5323809B2 (ja) | 2008-03-05 | 2009-03-04 | インクジェット記録媒体 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20110064893A1 (ja) |
JP (1) | JP5323809B2 (ja) |
KR (1) | KR20100138897A (ja) |
CN (1) | CN101959693B (ja) |
AU (1) | AU2009220588B2 (ja) |
CA (1) | CA2717458C (ja) |
MY (1) | MY151972A (ja) |
TW (1) | TWI406776B (ja) |
WO (1) | WO2009110493A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011073265A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Nippon Paper Industries Co Ltd | インクジェット記録媒体 |
JP2011212954A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Nippon Paper Industries Co Ltd | インクジェット記録媒体 |
JP5698553B2 (ja) * | 2011-02-15 | 2015-04-08 | 北越紀州製紙株式会社 | アルバム用インクジェット光沢紙 |
CN102501673B (zh) * | 2011-11-08 | 2013-08-28 | 哈尔滨工业大学 | 打印用纳米复合吸墨材料的制备方法 |
US20150210887A1 (en) * | 2012-08-16 | 2015-07-30 | Hewlett-Packard Development Company, .L.P. a company | Media composition |
JP6330369B2 (ja) * | 2013-08-13 | 2018-05-30 | 王子ホールディングス株式会社 | インクジェット印刷用塗工紙 |
JP6564743B2 (ja) * | 2016-08-18 | 2019-08-21 | 北越コーポレーション株式会社 | インクジェット印刷用紙 |
JP6639356B2 (ja) * | 2016-08-24 | 2020-02-05 | 北越コーポレーション株式会社 | インクジェット記録用紙の製造方法 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007176180A (ja) * | 1996-02-22 | 2007-07-12 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録用シートおよびインクジェット記録方法 |
JP3913822B2 (ja) * | 1996-02-22 | 2007-05-09 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録用シートおよびインクジェット記録方法 |
JP2001341412A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-12-11 | Oji Paper Co Ltd | インクジェット記録体 |
US20010017643A1 (en) * | 2000-01-31 | 2001-08-30 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Ink jet recording material for non-aqueous ink |
JP2002096412A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-02 | Hiraoka & Co Ltd | 印刷用膜材 |
JP2002264555A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | 直描型平版印刷用原版 |
JP2004066492A (ja) * | 2002-08-01 | 2004-03-04 | Nippon Paper Industries Co Ltd | インクジェット用記録用紙 |
JP4213103B2 (ja) * | 2004-09-29 | 2009-01-21 | 日本製紙株式会社 | インクジェット記録用紙 |
JP4305404B2 (ja) * | 2005-03-16 | 2009-07-29 | 日本製紙株式会社 | インクジェット記録用紙 |
JP4961676B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2012-06-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 記録用紙及びこれを用いる画像形成方法 |
US20070197685A1 (en) * | 2006-01-18 | 2007-08-23 | Tamotsu Aruga | Recording ink as well as ink media set, ink cartridge, ink recorded matter, inkjet recording apparatus and inkjet recording method |
JP2008023947A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Nippon Paper Industries Co Ltd | インクジェット記録用紙及びその製造方法 |
JP5025001B2 (ja) * | 2007-10-31 | 2012-09-12 | 日本製紙株式会社 | インクジェット記録媒体及びインクジェット記録方法 |
-
2009
- 2009-03-04 US US12/921,078 patent/US20110064893A1/en not_active Abandoned
- 2009-03-04 MY MYPI20104117 patent/MY151972A/en unknown
- 2009-03-04 CN CN200980107679.1A patent/CN101959693B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2009-03-04 AU AU2009220588A patent/AU2009220588B2/en not_active Ceased
- 2009-03-04 KR KR1020107019197A patent/KR20100138897A/ko not_active Application Discontinuation
- 2009-03-04 WO PCT/JP2009/054032 patent/WO2009110493A1/ja active Application Filing
- 2009-03-04 JP JP2010501928A patent/JP5323809B2/ja active Active
- 2009-03-04 CA CA2717458A patent/CA2717458C/en not_active Expired - Fee Related
- 2009-03-05 TW TW098107086A patent/TWI406776B/zh not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20110064893A1 (en) | 2011-03-17 |
CA2717458A1 (en) | 2009-09-11 |
WO2009110493A1 (ja) | 2009-09-11 |
AU2009220588A1 (en) | 2009-09-11 |
KR20100138897A (ko) | 2010-12-31 |
JP5323809B2 (ja) | 2013-10-23 |
CN101959693A (zh) | 2011-01-26 |
CA2717458C (en) | 2013-07-02 |
TWI406776B (zh) | 2013-09-01 |
TW200942417A (en) | 2009-10-16 |
AU2009220588B2 (en) | 2012-04-05 |
CN101959693B (zh) | 2012-09-05 |
MY151972A (en) | 2014-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010228392A (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP5323809B2 (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP6093711B2 (ja) | インクジェット印刷用記録媒体 | |
JP6017378B2 (ja) | インクジェット記録用紙 | |
JP2011011447A (ja) | インクジェット記録媒体 | |
AU2013246086B2 (en) | Recording medium for inkjet printing | |
JP4518090B2 (ja) | インクジェット記録用紙の製造方法 | |
JP4333026B2 (ja) | オフセット印刷用艶消し塗工紙 | |
JP5414097B2 (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP2012071501A (ja) | インクジェット記録媒体およびその製造方法 | |
JP5414096B2 (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP2011213009A (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP6261126B2 (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP2011073265A (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP2008049541A (ja) | インクジェット記録媒体及びインクジェット記録方法 | |
JP2006181954A (ja) | インクジェット記録用紙 | |
JP2011212954A (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP2002046340A (ja) | インクジェット記録用紙 | |
JP2016187927A (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP2008023947A (ja) | インクジェット記録用紙及びその製造方法 | |
JP3956842B2 (ja) | インクジェット記録用紙 | |
JP2011178123A (ja) | インクジェット記録媒体 | |
JP3872253B2 (ja) | 孔版印刷用受像シート | |
JP2004332171A (ja) | 印刷用塗工紙およびその製造方法 | |
JP4277750B2 (ja) | インクジェット記録用紙の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110303 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121126 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130716 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130717 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5323809 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |