JPWO2009110298A1 - 紙の綴じ込み方法と紙の綴じ込み部材、及び、これらに関わる紙の綴じ込み装置と紙製品。 - Google Patents
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Abstract
Description
また、ホッチキスで綴じられた複数枚の書類などをコピーするとき、金属製綴じ針を外さないと連写コピーができず、一々針を外す作業が伴った。
そこで、金属製綴じ針や糊を使用しないで綴じ込みができる装置や、また、簡単に剥がすことができる紙製品が必要である。
その他、紙を綴る方法としては、卓上式綴じ具もあるが、これは、3,4枚の重ねた紙に切り込み孔をあけ、切り開いた紙片同士を絡ませて接合をする卓上型の綴じ器はすでに市販されているものの、外れやすく、又、綴じ部分はかなりの厚みを呈することとなっている。そのため積み重ねた場合、かたがりが生じ、沢山の積み重ねには不便である。又、こうした孔のあけたものは公文書には適用されないものである。
昨今、A2版やB2版の大型チラシを折り畳み、封筒に入れないで直接発送することが見受けられる。これは、受取人が元の大きさに広げて見られる剥離可能な構造となっており、全面にニスを塗布して熱圧力で密着させているか、部分的にホットメルトや剥離性糊、又、剥離性糊離散点状に化学糊を塗布しているが、糊やニスは焼却した場合には、有害なガスが発生する。
そのほか、B2版の大型チラシを金属製綴じ針でとめて冊子状としたチラシも最近見受けられるが、これは、赤ちゃんや子供にとっては危険な存在となる。又、病院では薬袋にホッチキス針でとめる場合や、銀行でも、現金を入れた袋をホッチキス針でとめる場合が多々ある。この場合、金属製綴じ針を外さないで破って開封すると針が残り、指に怪我をすることとなる。更に、食品のみならず、衣料品などの生産工場では、混入を防ぐため、ホッチキスの使用が禁止されているところもある。
本発明は一般消費者のみならず生産者側において、紙製品全般に関して、金属製綴じ針やの糊等を使用しなく、安全性と生産性やコスト面でも包括でき、且つ、廃棄処分が容易な紙の綴じ込み方法と綴じ込み部材、及び、これらに関わる綴じ込み装置と紙製品を提供することにある。
この発明によれば、上記複数枚紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状を有する綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込みができる。当該綴じ部材は、図4の4aに示されているように、綴じ部材5,6には、其々凹凸が左右に長手方向に連なって設けられているものである。尚、当該綴じ部材による綴じ込み強度については、この左右長手方向に対して、垂直方向に紙が引っ張られた場合は、剥がれにくいが、反面、長手方向の左右の縦方向引っ張られると、長手方向の端部から剥がれ易い構造でもある。この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状などに用いること可能である。又、図6の6bに示すように、綴じ部材の凹凸の幅を広くすることで綴じ込み強度は強くなる。つまり、凹凸の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能である。これらの作用を利用して、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、紙質としてはアート紙、コート紙などの塗工紙や、マット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
また、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは発生しない。
更に、本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても耐久性があり、実際冬季間、屋外に3日放置した場合のテストや雨水がしみた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、例え、雨水がかかっても乾けば元の綴じ込み強度を保有する。更に、高い温度やマイナス温度での保存も同様の強度を保有し、また、長期間の保存にも耐え得るものである。
この発明によれば、上記複数枚の紙の綴じ込みするため、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、噛合う対面の綴じ込みに関わる凹凸部とは、形状に違いがある凹もしくは凸の形状を有していることを特徴としている。
従来、同一の形状の凹凸が連なっている綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合し、重ねた複数枚の紙を綴じ込むと、紙の伸張率の関係で紙の繊維の破壊度の極度を超えた圧力の負荷が掛かった場合、紙の繊維が、絡み合い綴じ込み可能な許容範囲を超えた破れ方をする。この為、綴じ込む枚数にも制限が生じる。そこで、少ない枚数の紙であれば極度内の圧力でもよいが、多い枚数となると極限まで圧力を高める必要がある場合がある。そこで、このような場合、綴じ部分の全域が破れてしまうことがある。
本発明では、これを避けるため、綴じ部材のいずれか一方の綴じ込みに関わる噛合う対面同士の紙の綴じ込みに関わる凹の形状と凸の形状には相違点を設けておき、噛合わせることにより、相互の形状の違いにより隙間を生じさせる。もし、紙の繊維の破壊度の極度を超えた枚数を綴じたとしても、圧力の負荷に耐えられなくなった繊維がこの隙間に入り込むことによって繊維の伸長度が和らぎ、紙の繊維の破壊が回避されて絡み合うこととなり、このため、綴じ込み強度が保たれることとなる。このようなことから、本発明では凹凸部の内側部分で、所定やランダムの間隔か、必要とされる部分などに、連続してか、もしくは単独で当該隙間を設けておけば、全体的には、より、綴じ込み強度が保たれる。
尚、本発明では、上記凹凸部は綴じ込みに関わるものであるから、例えば、凹凸部分の端部であって、自然体に低くするものは含まれない。
また、冊子などにおいて、従来は金属製綴じ針は紙面の中心部に施してあるため、綴じ部材の凹凸部分は同様な細い形状のものであることが好ましい。しかし、細い凹凸が連なった形状の綴じ部材で圧力を掛けると、細くした分、食い込み易く、重ね合わせた複数枚の外側部分ではより以上の圧力が掛かかることとなり、紙の繊維が破れ易くなる。こうした場合、凹凸部の内側部分に部分的に隙間をもたらすことにより繊維の限界を超えた紙の伸長が回避されて破れずに絡み合うこととなり、全体的に、より綴じ込み強度が保たれることとなる。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状などに用いることが可能である。又、請求項1の説明のように、綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項1記載の綴じ部材においても適用できるものである
この発明によれば、従来、同一の形状の凹凸が連なっている綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、重ねた複数枚の紙を綴じ込むと、紙の伸張率の関係で紙の繊維の破壊度の極度を超えた圧力の負荷が掛かった場合、紙の繊維が、絡み合い綴じ込み可能な許容範囲を超えた破れ方をする。この為、綴じ込む枚数にも制限が生じる。そこで、少ない枚数の紙であれば極度内の圧力でもよいが、多い枚数となると極限まで圧力を高める必要がある場合があり、綴じ部分の全域が許容範囲を超えて破れてしまうことがある。
本発明では、凹凸が連なった形状の綴じ部材の綴じ込みに関わる凸部が対面する綴じ部材の綴じ込みに関わる凹部の深さに満たない高さであった場合、それぞれ対面する綴じ部材を噛合わせすることにより、形状の高さや深さの違いにより隙間が生じる。もし、紙の繊維の破壊度の極度を超えた枚数を綴じたとしても、圧力の負荷に耐えられなくなった繊維がこの隙間に入り込むことによって繊維の伸長度が和らぎ、紙の繊維の破壊が回避されて絡み合うこととなり、この為、綴じ込み強度が保たれることとなる。このようなことから、本発明では凹凸部の内側部分で所定の位置やランダムでの間隔か、また、必要とされる部分などに、連続してか、もしくは単独で当該隙間を設けておけば、全体的には、より綴じ込み強度が保たれる。更に、凸部の高さが高いものと、低いものとが、又は、凹部の深さが、深いものと、浅いものとが、それぞれ、交互、またはランダムに形成されているものか、もしくはいずれか一方の綴じ部材の全部が一定の高さがある凹凸部で形成されており、対面する綴じ部材は、全部かもしくは、部分的において、相対する対面の凹部の深さに満たない凸部の形状など、本発明に当てはまるものであれば問わない。
上記複数枚を厚さ方向の両側から本発明の綴じ部材を使用して、加圧して噛合わせると、上記複数枚の綴じられた双方の紙面には、其々表情の違った綴じ部材の痕跡が現れることとなる。冊子などの場合は見栄えが必要である為、表紙面には綴じた痕跡が目立たないほうが良い。従って、複数枚の紙を中綴じ仕様で綴じ込みをする場合、綴じ部材の凸形状としては表紙側から加圧する綴じ部材の全部の凸部を所定の高さに、中面側の片方の凸部の全部を所定の高さより低くすれば、表紙面への痕跡も浅くなり、目立たなくできる。綴じ込む物品によって形状は自由に設定ができる。
又、一方の凹部の深さを1ミリから2ミリ程度にすれば重ねた複数枚の紙の厚さが2枚程度から最大限まで可能であることから、綴じ部材を取り替える必要はなくなる。尚、凸部を細い棒状の円錐形状とし、複数枚の紙を綴じ込むと、紙の繊維は多少破壊されるものの、紙の繊維が押し込まれた状態で固定されるため、綴じ込みが可能となる。この場合、厚いメモ用紙などに応用が可能となる。
本発明では、上記凹凸部は綴じ込みに関わるものであるから、例えば、凹凸部分の端部であって、自然体に低くするものは含まれない。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じる為の綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状などに用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項1乃至請求項2記載の綴じ部材においても適用できるものである
この発明によれば、少なくとも一方の綴じ込みに関わる凹凸部の凸の山の高さが少なくとも2段階以上有する綴じ部材である。通常凸部の高さが一定である綴じ部材により複数枚の紙を綴じると、凸の先端は通常は基端部となる底辺よりも細くなることから、外側部分と内側部分とは紙の圧力の負荷に相違ができる。内側部分よりも、外側部分に上記底辺が広い分、内側部分が丁度よい綴じ込みであっても、外側部分は紙の繊維の伸長率を超えてしまう圧力がかかることがある。つまり、内側部分はしっかり綴じ込みされていても、外側部分は圧力の負荷が大きく、絡み合った紙の繊維が破壊度の極度を超えて破れることとなり、綴じ込み強度が低下して外側部分が剥がれてしまう危険性がある。
本発明では凸の高さを少なくとも2段階にすることにより解決できる。
即ち、紙の繊維の破壊度が少ない低い方の凸を外側部分用に、また、凸の高い方を内側部分用とし、それぞれ分担することが可能となる。凸の高さが短い分、食い込みが短いため、その分、反対側の外側部分まで届かず、お互いに外側部分の紙に圧力に対する負荷が掛からないこととなる。全部の凸を最大限の高さとするよりも、少なくとも2段階にすることにより、外側部分の綴じ込み強度を保つことができる。いずれか一方であれば、他方の方しか効果が無いが、両方にすれば、両側に効果があることとなる。また、紙の枚数が多ければ2段階以上にしてもよい。凹凸部の形状としては交互に高いものと低いものを設けてもよく、又、所定の間隔を以って設けてもよい。尚、綴じ部材の凹凸部の内側部分で、所定やランダムの間隔か、必要とされる部分などに連続してか、もしくは単独で設けておけば、全体的に、より綴じ込み強度が保たれる。実際に凸の高さが一定であった場合と、凸の高さに差を設けた場合と比べたところ、枚数の多いものでは、前者は外側部分が剥がれてしまったものの、後者の本発明では、内側部分のみならず、外側部分もしっかりと綴じ込みされていた。又、綴じ部材の凸の高さが所定の高さのものと、所定の高さよりも低いものと、2種類の長さが短い凹凸形状の綴じ部材を用意して、5箇所に亘っての噛合わせて、綴じ込み強度のテストをしたところ、前者の凸の所定の高さの方のみで綴じ込みをしたものと、前者と後者の綴じ部材で交互に綴じ込みをしたものとの比較では、凸が所定の高さのみの綴じ部材だけで綴じ込んだものでは、外側部分の紙が剥がれてしまったが、前者と後者を交互に綴じ込んだものでは、内側部分、外側部分ともしっかりと破れることなく綴じ込みがなされていた。
本発明では、上記凹凸部は綴じ込みに関わるものであるから、例えば、凹凸部分の端部であって、自然体に低くするものは含まれない。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状などに用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項1乃至請求項3記載の綴じ部材においても適用できるものである。
この発明によれば、少なくとも一方の綴じ込みに関わる凹凸部の凸の山の高さが順次変化している綴じ部材である。通常凸部の高さが一定である綴じ部材により複数枚の紙を綴じると、外側部分と内側部分とは紙の圧力の負荷に相違ができる。内側部分よりも、外側部分に圧力が掛かり、内側部分が丁度よい綴じ込みであっても、外側部分は紙の繊維の伸長率を超えてしまう圧力が掛ることがある。つまり、内側部分はしっかり綴じ込みされていても、外側部分は圧力の負荷が大きく、絡み合った紙の繊維が破壊度の極度を超えて破れることとなり、綴じ込み強度が低下して外側部分が剥がれてしまう危険性がある。本発明では綴じ込みに関する凸の高さを、外側部分の紙の伸長率に対して、負荷が掛からない高さから、内側部分の綴じ込み強度が保たてられる範囲の高さで順次変化させることにより,当該綴じ部材で複数枚の紙を綴じ込みした場合、前項で説明のように凸の高さに合った部分で、それぞれ綴じ込み強度が保たてられることとなる。又、所定の間隔を以って設けてもよい。
尚、綴じ部材の凹凸部の内側部分で、所定やランダムの間隔か、必要とされる部分などに連続してか、もしくは単独で当該隙間を設けておけば、全体的には、より綴じ込み強度が保たれる。又、綴じ込み部分の痕跡は凸の高さが緩やかに変化することにより段差が目立たない。
尚、本発明では、上記凹凸部は綴じ込みに関わるものであるから、例えば、凹凸部分の端部であって、自然体に低くするものは含まれない。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状などに用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を利用して、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明での綴じ込み部分は、湿気や雨水が染みた場合においても、使用には差し支えなく、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項1乃至請求項4記載の綴じ部材においても適用できるものである。
この発明によれば、少なくとも一方の当該綴じ部材の凹凸部は、綴じ込みに関わる凹凸が連なっており、噛合う対面の綴じ込みに関わる部分には凹凸が連なっていない形状を有していることを特徴としている紙を綴じる為の綴じ部材である。本発明の綴じ部材で上記複数枚の紙の重ね方向の両側から、圧力を掛け綴じ込むと、凹凸が連なった部材の方では、綴じ込みの痕跡がくっきりと現れ、綴じ込み強度はあるが、一方凹凸が連なっていない方では、痕跡が薄らいでおり、若干綴じ込み強度も弱まっている。
本発明では、綴じ込み強度を保ちながらも、剥離性をも、もたらすことが目的である。綴じ部材において、凹凸が連なっていない部分を所定やランダムの間隔か、必要とされる部分などに連続してか、もしくは単独で設けておけば、全体的には、より綴じ込み強度が保たれ、また、剥離性もよくなる。
この特徴を利用して、例えば、A2版やB2版などの大型チラシを折りたたんで、封筒に入れないで、メール便などに発送する場合適用できる。
大型チラシを、折り畳んだ時、三方の辺には端辺部と袋畳みの部分ができるが、両側から綴じ部材で綴じ込みをした場合、双方とも凹凸の連なった綴じ部材でもって、綴じ込んだ場合、受取人は開いて広げると、特に、袋畳み部分は、長手方向に対して横方向に捲ることとなるので、破れてしまう欠点があり、破れると見づらいものとなる。本発明の綴じ部材を使用した場合、実施例の図15の15aから15fに示したように、大型チラシを折り畳む時、宛名住所記載の表側には、チラシの端辺部をもってくるようにし、裏側には袋畳み部分をもってくる。大型チラシを綴じ込む綴じ部材では、表側には凹凸部分の形状とし、裏側には、凹凸のない平坦な部分とすれば、裏側である袋畳み部分の綴じ強度が落ちることから、袋畳み部分ではほとんど破れることはなくなる。表側は長手方向に捲ることができるため、容易に開くことができ、また、最後に開くときには、袋綴畳み部分を長手方向に対して横方向にめくることになるが、綴じ込み強度が無いため、破れずにぱらぱらと開くことができる。尚、上記方法でA2版のチラシを折りたたみ、実際に郵送テストを行ったところ、剥がれることもなく届き、開封時に袋畳み部分も破れることは無くぱらぱらと開くことができた。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状などに用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項1乃至請求項5記載の綴じ部材においても適用できるものである。
この発明によれば、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、間隔をもって配置されている形状を有していることを特徴としている。
もし、全域に凹凸の連なっている綴じ部材で、週刊誌などの雑誌の綴じ込み部分の全域に圧力を掛ける場合は、相当の圧力が必要となる。そこで、従来のように金属製綴じ針で綴じられているように2箇所もしくは5箇所位の位置に凹凸部が配されているような形状の当該綴じ部材であると、噛合わされる綴じ込み部分が長尺のものより、短い方が紙に対する食い込みがよくなり、綴じ込み強度があり圧力も少なくてよい。又、各々が単独にて綴じ込み強度を保有するので、万一、1箇所で綴じ込み部分は剥がれても、それは1箇所の範囲で済み、連動的に他の綴じ込み部分には及ばない。又、凹凸部が間隔をおいてある為、加圧に対するエネルギーの減少にも繋がる。
尚、凹凸形状の綴じ部は、綴じ部材の中で所定の間隔で分割して配置してもよいし、分割された1箇所単位の中においても交互にするなど間隔をもって配置してもよい。更に、いずれか一方の綴じ部材の凹凸部において、間隔的に凹凸をなくするか、凸の山の高さ極端に低くするかによっても同じ効果がある。又、綴じ部材を幅広くし、凹凸部分を広範囲に散点状にして散りばめれば、散点の数によって綴じ込み強度を高めたり和らげたりすることもでき、和らげた場合、ぱらぱらと軽快に剥がす機能も兼ね備えることができる。
本発明では、綴じ部材において、凹凸部の間隔を所定やランダムか、必要とされる部分などに連続してか、もしくは単独で設けておけば、全体的には、より綴じ込み強度が保たれる。
本発明はカートンやダンボール製箱の製函にも利用できる。従来、これら紙製箱の接着はほとんどが糊使用であるか、金属製綴じ針を使用しているが、本発明を使用することにより、資材削減を含め環境保護改善に寄与するものである。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状などに用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
この発明によれば、少なくとも一方の当該綴じ部材には、綴じ込みに関わる凹凸部は、少なくとも2列以上で構成されている形状を有していることを特徴としている。
綴じ込む紙製品によっては、綴じ部材が短列であった場合、綴じ込み強度が不足する場合もある。このように、より綴じ込み強度が必要な場合は、凹凸の連なる形状を少なくとも2列以上の複列とすることにより、綴じ込み強度が高まることとなる。この複列については、一個の綴じ部材の中で複列に凹凸部を配置してもよいが、単列の綴じ部材を並列に配置しても事足りる。また、短列と複列が混ざりあってもよい。この場合、凹凸を中心部で2分割したものと、しないものを、交互に配置した綴じ部材を使用して、上記重ねた複数枚の紙を綴じ込むと、短列の凹凸部では、上記重ねた複数枚の内側部分はしっかりと綴じ込みがなされているものの、紙の外側部分は紙の繊維の伸長率を超えてしまう負荷の圧力がかかった場合には、絡み合った紙の繊維が破壊度の極度を超えて破れることとなり、綴じ込み強度が低下して紙の外側部分が剥がれてしまう危険性がある。一方、2分割の凹凸部では、短列の凹凸よりも小さい形状となるため、紙の外側部分に対しては、複列のものよりも紙に対する圧力の負荷が小さくてすみ、紙に対する凹凸の痕跡が小さくなり、この為、紙が破れにくくなる。従って、短列の凹凸部は外側部分用、複列は内側部分用として分担するようなこととなり、従って、外側部分の紙が破れず、剥がれにくくなる。
また、凹凸部を双方、0.2ミリ程度の間隔で並列にして、綴じ部材の凸部の高さをそれぞれ変えて、一方では重ねられた複数枚の紙の内側部用とし、もう一方は外側部用として区分してもよい。
本発明は、冊子のほか、カートンやダンボール箱等、紙製箱の綴じ込みにも利用できる。この場合、紙の厚さが厚いので3列や4列などにすれば、安定した綴じ込みが可能となる。
また、綴じ部材の凹凸部で、所定やランダムの間隔か、必要とされる部分などに連続して設けておけば、全体的には、より綴じ込み強度が保たれる。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状などに用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項1乃至請求項7記載の綴じ部材においても適用できるものである。
この発明によれば、少なくとも一方の当該綴じ部材は、刻印を有する形状であることを特徴としている紙を綴じ込むための綴じ部材である。
従来、ホッチキスで綴られた書類など、ページによっては除去したり、差し替えたりして、再度ホッチキスで綴って改ざんすることが可能であった。そこで、複数枚の紙を綴る場合、本発明を利用すれば改ざんすることが防御可能となる。すなわち、会社などのロゴマークやナンバーなどの刻印が設けられている当該綴じ部材であれば、上記複数枚の紙の厚さ方向の両側から圧力を掛けて綴じ込むと、綴じ込みと同時に刻印部により刻印が押されることとなる。この刻印により綴じ込みされた書面では、その発行者が明らかにもでき、また改ざんも不可能となり、セキュリティに繋がる。尚、刻印には凹凸が連なっており、ロゴマークなど同時に綴じ込みできるものであれば、機能的のみならず、ビジュアル的にもなり、ギフトなどのカートンの綴じ込みに応用ができる。又、いろいろな方向性となるため、一方向のものよりも剥がれにくくなる。
また、特に銀行では、封筒にお金を入れてホッチキスで止めることもしばしばあるが、針を外さないでそのまま破って開封したとき、お金の出し入れには、ホッチキスの針が手に刺さったりすることがあり危険であった。そこで、本発明を利用した場合、封筒のふたの部分に刻印付の綴じ部材で綴じ込めて封かんすれば、銀行ロゴマークや支店コード番号を刻印されて封印されることとなり、セキュリティに繋がる。且つ、開封後、怪我を負う事はなくなる。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じる為の綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状などに用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
尚、本発明は上記請求項1乃至請求項8記載の綴じ部材においても適用できるものである。
この発明によれば、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部には、長手方向とする縦方向にある凹凸の連なる形状の他に、長手方向に対して垂直方向にも凹凸の連なる形状を有していることを特徴とする紙を綴じるための綴じ部材である。
重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わせ、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込むものであるが、請求項1での説明のように、綴じ込み強度は、綴じ込み部分の凹凸が連なった長手方向に対して、垂直方向には強く、長手方向とする縦方向に引っ張られる力に弱いとされている。このため、不用意に剥がれる危険性をなくするために、当該綴じ部材には長手方向に対して、垂直方向にも凹凸を連なる形状を設けてあることを特徴とており、冊子など無造作に縦方向に引っ張られたたとしても垂直方向に設けた綴じ込み部分によって、剥がれることが抑えられることとなる。この場合、長手方向とする縦方向にある凹凸部の端部に設けると効果がある。尚、垂直方向とあるが、略垂直方向でもよい。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、本発明を永久保存の冊子や紙製のカートンやダンボール箱等に用いるとよい。又、綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項1乃至請求項9記載の綴じ部材においても適用できるものである。
この発明によれば、当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部には、凹凸によって形成された円形の形状を有している。従って、全方向に対して、均一的な綴じ込み強度を有しており、どの方向からでも紙が引っ張られたとしても剥がれにくいことを特徴としている。又、間隔をもって綴じ込みをすれば、より強度ある接合が可能となる。円形状である為、単独でもよいが、連続して繋がっていてもよい。又、他の形状などと組み合わせても美的感覚にも優れ、冊子やカートンなどの接合に利用できる。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状などに用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項1乃至請求項10記載の綴じ部材においても適用できるものである。
この発明によれば、当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、凹凸によって形成された矩形の形状を有していることから、縦方向、及び、横方向に対して、同一の綴じ込み強度を有している。本発明は凹凸部が並び置かれて矩形の形状となったものでもよい。従って、縦や横方向から紙が引っ張られたとしても剥がれにくいことを特徴としている。また、間隔をもって綴じ込みをすれば、より強度ある接合が可能となる。矩形状であるため、単独でもよいが、連続して繋がっていてもよい。又、他の形状などと組み合わせても美的感覚にも優れ、冊子やカートンなどの接合に利用できる。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状などに用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項1乃至請求項11記載の綴じ部材においても適用できるものである。
重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込んだ場合、凸部の先端部分よりも基点となる底辺部の方が、寸法が広く、上記複数枚の紙の外側部分では紙の繊維の伸長率を超えてしまう圧力がかかることがある。つまり、内側部分はしっかり綴じ込みされていても、外側部分は圧力の負荷が大きく、絡み合った紙の繊維が破壊度の極度を超えて破れることとなり、綴じ込み強度が低下して外側部分が剥がれてしまう危険性がある。
本発明では、凸部の基点となる底辺の寸法が相違する大小の凸を混在させることにより解決できる。
即ち、紙の繊維の破壊度が少ない底辺の寸法の小さい方の凸を外側部分用に、また、底辺の寸法の大きい方の凸を内側部分用とし、それぞれの領域を分担することが可能となる。いずれか一方であれば、いずれか一方の方しか効果が無いが、両方にすれば、両側に効果があることとなる。また、紙の枚数が多ければ2段階以上にしてもよい。凹凸部の形状としては交互に設けてもよく、また、所定の間隔を以って設けてもよい。所定やランダムの間隔か、必要とされる部分などに連続してか、もしくは全域で設けてもよい。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状などに用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項1乃至請求項12記載の綴じ部材においても適用できるものである。
この発明によれば、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、凹凸に係る幅には、大小の寸法の幅を有していることから、大きい方の幅の凹凸では、上記複数枚の紙を綴じ込むと、大きい分、外側部分は紙の繊維の伸長率を超えてしまう圧力がかかることがある。つまり、内側部分はしっかり綴じ込みされていても、外側部分は圧力の負荷が大きく、絡み合った紙の繊維が破壊度の極度を超えて破れることとなり、綴じ込み強度が低下して外側部分が剥がれてしまう危険性がある。反対に、小さい幅の凹凸部では、紙の外側部に対しては、しっかり綴じ込みがされており、且つ、大きい幅のものよりも紙に対する圧力の負荷が弱いので、紙に対する凹凸の痕跡小さなり、この為、紙が破れにくくなる。従って、大きい幅の凹凸部は内側部用として、また、小さい幅の凹凸部は外側部用として分担できることとなる。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項1乃至請求項13記載の綴じ部材においても適用できるものである。
この発明によれば、通常綴じ部材の凹凸部の幅が最小0.6ミリ前後であることから、綴じ部材同士を噛合せた場合、軸がずれやすく、万一ずれた場合、綴じ込みがうまく行かず、最悪、紙が破れてしまう恐れがある。そこで。少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部の凹凸に係る幅を広くし、もう一方の対面する綴じ込みに関わる凹凸部の凹凸に係る幅を狭くすることで、これらの問題点を回避することができる。即ち、いずれか一方が軸からずれてしまった場合であっても、幅の広い方が受けてカバーすることとなる。尚、所定の間隔を以って設けてもよい。所定やランダムの間隔か、必要とされる部分などに連続してか、もしくは単独で設けてもよい。
尚、凹凸部の精度は、100分の1ミリ単位でもあることから、凹凸部の幅も0.6ミリ前後からとなっており、双方の凹凸のピッチや軸のずれもなく装置に取り付けなければならない。しかしながら、双方をセットするには時間と技術が必要となる。もし、いずれかの凹凸の幅が対面する側より広ければ、軸が微妙にずれたとしてもなんら問題も無いことから、セットする時間の短縮が図れる。また、長期間、装置を稼動していて、そこでずれが生じたとしても、綴じ込み強度については変動することは無い。
また、一方を必要とされる最大幅の凹凸の綴じ部材とすれば、他方を最大幅以内の幅の凹凸の綴じ部材に交換するだけで、その用途に応じた幅の綴じ込みが選択できる。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項1乃至請求項14記載の綴じ部材においても適用できるものである。
この発明によれば、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部材の凹凸部は、凹凸に係る長さが、対面する綴じ部材の凹凸部の凹凸に係る長さとは相違している形状を有している。そもそも双方の綴じ部材を噛合せるとき、凹凸部の精度は、100分の1ミリ単位でもあることから、また、通常適切な凹凸部の長さも12ミリ前後からとなっており、双方の凹凸のピッチのずれもなく装置に取り付けなければならない。しかしながら、双方をセットするには時間と技術が必要となる。もし、いずれかの凹凸の寸法が相手側より長ければ、凹凸のピッチさえ同一であれば、セットする時間の短縮がはかれる。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項1乃至請求項15記載の綴じ部材においても適用できるものである。
請求項2乃至請求項16記載の綴じ部材の凹凸形状は色々あり、其々色々な組み合わせによって、綴じ込み強度の可変、又、作用の効果や綴じ込み部分の凹凸形状に対しても、色々と可変が可能となる。
本発明では、重ねた複数枚の紙を、重ねた方向の両側から、凹凸の連なる綴じ部材で圧力を掛けて綴じ込んだ場合、強い綴じ込み強度を重点としているが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、カレンダーやメモ帳、又、送り状等に用いることが可能となる。例えば、カレンダーに応用すれば、月捲りの際は簡単に剥がすことができる。現在、カレンダーは金属製留め具やプラスチック製留め具は、資材削減のため、ホットメルトなどの糊接着に移行しているが、本発明を利用することによりさらにコストダウンを図ることができる。その他、現在糊で接合しているメモ用紙や糸で綴っているノート等にも適用可能である。
綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項2乃至請求項16記載の綴じ部材においても適用できるものである。
この発明によれば、本来、重ねた複数枚の紙を、凹凸の連なった形状の綴じ部材で圧力を掛け噛合わせて絡めた場合、紙の繊維における伸長率に限度があり、当該綴じ部材の圧力の負荷が紙の伸長率の許容基準を超えると、紙の繊維同士が綴じ込み可能である許容範囲を超えた破れ方をする為、綴じ込み強度が弱くなる欠点がある。その為、重ね合わす紙の枚数にも限度があった。
そこで特許文献1及び特許文献2で考案されたものが、一枚一枚の紙に水分を含ませてその紙の伸長率を上げた後、重ねた複数枚の厚さ方向から、凹凸の連なった綴じ部材で圧力をかけ、紙の繊維を絡み合わすことにより紙を綴じることができるものである。しかし、一枚一枚の紙に事前に水分を含ませる工程故、重ねる枚数に対し、各々その設備が必要となることから、枚数にも限度が生じ、また、水分を含ませるためしわが入ったりすることや、更に、綴じ部以外のところに水分が含まれると紙と紙が密着する危険性もあり、塗工紙などには応用できず、パンフレットなど美観を要する冊子ものには利用ができない。
本発明は綴じ部分にインク等によって印刷することにより解決する。
元来、無線綴じ製本の場合は、製本糊の付着箇所には、インクなどの成分によって糊が溶けてしまうため、インク等は禁物である。又、最近では、エマルジョンによる製本装置もあるが、やはり、載り付け箇所に油性等のインクは禁物である。本発明では、あえてインク等を使用するものである。通常の印刷工程で綴じ部分に印刷を配すれば事足り、特許文献1及び2のような水分供給などの設備は全く不要であり、又、綴じ込み強度は水分供給の場合に匹敵するものである。
このように、綴じ込みをする部分の紙面にインク等を印刷すると、強度ある綴じ込みができる主因としては、まず、印刷部分ではインク等が紙の繊維に滲み、紙面にはインク等による塗膜面ができ、紙の強度や柔軟性が増し繊維の伸長率が高まる。このため、当該綴じ部材で限度を超えた負荷を掛けたとしても紙の繊維の破れが少なくなる。次に、塗膜面も紙の繊維に奥深く食い込んで絡み、且つ、インク等の成分である微粒子の物質により複雑に絡み合った状態のまま固定されることにより、絡み合った繊維が元通りになろうとする現象を食い止められることからである。
そこで、インク等で印刷した複数枚の紙を当該綴じ部材で綴じ込むと、通常の力では剥がれなくなる。強引に引っ張って見ると綴じ込み部分が破れてしまう程の強度がある。実際に同じ紙質の紙で、印刷のないものとあるものを、本発明の凹凸の連なった綴じ部材で圧力を掛けて綴じ込む場合、紙の許容を超えるまで枚数を多くした条件で、複数枚の紙を綴じ込んでみると、印刷のないものは破れてしまって剥がれてしまうが、印刷がある方はしっかりと綴じ込みがなされていた。また、紙を強引に綴じ部分の長手方向に対して垂直方向に剥がしてみると、印刷のない反対部分の綴じ込み部分には、奥深く絡んでいるインク等が全体に付着して残っていた。更に、2枚だけの紙の綴じ込みであっても、それぞれの接する紙面において、上記のとおり、いずれか片方もしくは両方の綴じ込み部分にインクなどで印刷すれば絡み合う部分の厚さが薄くても、インク等の作用で綴じ込みが可能である。この印刷は通常の印刷と同時に行えば事足りる。
尚、上記はインクを使用した例であるが、インク等については、顔料を油や樹脂で練って製される通常のインクであればよく、即ち、上記印刷で使用される通常のインクであればいずれでもよい。又、本発明に適するインクとしては、油性もしくは水性インク(水性・顔料)、大豆インクなど植物性インク、または、スチロール系、ポリカーボネート、アクリル樹脂、エポキシ樹脂等を原料とする樹脂系インクの他、最良の効果を得るためには各々の原料同士や、又、通常のインクを混合してもよい。範囲外であっても、ニスやハガキ等熱圧着で密着して剥離させるための溶剤など印刷や塗布できるものであれば種類は問わない。また、ベタ印刷(印刷面がインクで完全に覆われている部分であり、網点印刷では網点100%で印刷されている印刷面をいう)や、網点が100%以下で印刷されている網点印刷において、ベース、模様、文字、写真などで一定以上のインク濃度があればよく、印刷方法としては一般的なオフセット印刷、スクリーン印刷、グラビア印刷、活版印刷、孔版印刷、フレキソ印刷の他、近年普及の著しいインクジェット印刷機器による印刷であってもよい。印刷の模様などや網点のパーセントの数値によってインクなどの濃度を変えること、又、片面ではなく両方の紙面の印刷であってもよく、その他、紙質等によっても綴じ込み強度を加減することができる。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じる為の綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
紙質としてはアート紙、コート紙等の塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙等本発明に適すものであれば種類は問わない。
綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明での綴じ込み部分は、湿気や雨水が染みた場合においても、使用には差し支えなく、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高温度やマイナス温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項1乃至請求項16記載の綴じ部材においても適用できるものである。
この発明によれば、記複数枚の紙であって、少なくとも2枚の紙が相重なり合い対面する紙面の、少なくとも一枚の紙は、用紙の時点で、綴じ込み箇所にインク等を印刷もしくは塗布してある紙であり、上記複数枚の厚さ方向の両側から、上記請求項1乃至請求項14記載の形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維とインク等を絡み合わせることにより、綴じ込むことが可能である。
本発明では、印刷時に同時に綴じ込み箇所にインク等を印刷するものではなく,既にインクなどを印刷もしくは塗布してある原紙を使用するものである。 上記請求項16で説明の通り、同様にインクと紙の繊維が絡み合い強力に綴じ込みができるものである。又、製本の版下制作においても、インク等の印刷が不要であるから、制限なしで制作できる利点があり、又、例え、インクなどが印刷時に重なったとしてもなんら問題はない。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
又、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙等の塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙等、本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項1乃至請求項16記載の綴じ部材においても適用できるものである。
この発明によれば、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、凹凸が連なっている綴じ部材を、重ねた紙の両側から圧力を掛けて綴じ込む場合、紙の枚数によっては圧力を変更する必要がある。この場合機械的に圧力のダイヤルを回すか、コンピューター制御を利用するものであるが、本発明では、単に、当該綴じ部材同士の間隔を変えることにより圧力の加減が可能となる。最も簡単な目安としては綴じ込みをする枚数の紙の厚さのサンプルがあれば、実際の数値を知ることができる。又、綴じ部材の少なくとも一方を、傾斜をもって間隔を変えてもよい。こうすることにより、圧力の強弱が伴い、強いところでは上記複数枚の紙の内側部分を、弱いところでは、外側部分の綴じ込みを分担するようなかたちとなる。尚、綴じ部材の凹凸の土台部分の左右の厚みを変えることでも同じ効果をもたらすことから、本発明の範囲に入る。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じる為の綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙等の塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙等、本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は請求項17乃至請求項19記載の紙の綴じ込み方法においても適用できるものである。
この発明によれば、上記複数枚の紙が、少なくとも2個以上の綴じ部材によって圧力が掛けられるものであるが、従来の製本機では、金属針の打ち込み部品を2箇所から3箇所取り付けられている。この打ち込み部品に凹凸形状の綴じ部材の金型を設置することにより、複数枚の紙の綴じ込みが可能となる。
又、一個の綴じ部材、更に、一個と、複数に綴じ部材を間隔を設け、分けて配置等すれば、一個の綴じ部材に凹凸部を複数、集約するよりも、固定せずに、設置する場所を変更できる利点がある。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じる為の綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙等の塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙等、本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は請求項17乃至請求項20記載の紙の綴じ込み方法においても適用できるものである。
この発明によれば、少なくとも2系統以上の加圧工程によって当該綴じ部材に圧力が掛けられることを特徴としている紙の綴じ込み方法であるが、カートンやダンボール箱などは、サイドのみならず、底部分にも少なくとも1箇所以上、糊付けを行っている。この為本発明を利用した場合、流れ作業の中で,幾つかの機械動作の系統での綴じ込みを行う必要がある。カートンなどは隅から隅までとした緻密な糊付けをする場合が多く、そのためエマルジョンを使用して糊付けを行っている。このエマルジョンは速乾性ではなく、ベルトに挟んで乾かすか、箱を積み重ねた状態で乾燥させており、乾燥させるには2分程の時間を要する。また、速乾性のホットメルトを使用した場合は、部分的にしか接合できず、チップを熱で溶かした状態を維持しなければならなく、使用後の管理も必要となっている。これらの接着剤は、廃棄処分時には有害ガスが発生することから、地球環境において良くないとされている。そこで、本発明を使用することにより、カートンやダンボール箱等、糊や熱エネルギーが不要で製函できることとなる。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙等の塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙等本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、又、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は請求項17乃至請求項21乃至請求項記載の紙の綴じ込み方法においても適用できるものである。
この発明によれば、複数枚の紙を綴じ込む場合、凹凸部が同じ形状の綴じ部材同士であっても、其々の綴じ部材に掛ける圧力の大きさによっては浅くも深くも綴じ込むことが可能である。複数枚の紙で、例えば冊子を綴じ込む場合、ハガキなどが挿入されていることがある。つまり、ハガキがある部分と無い部分では重ねた紙の厚さの違いが生じる。従って、其々に応じた圧力もしくは凹凸の形状を変える必要がある。もし、一個の綴じ部材に集約して、その中で幾つかに分けて凹凸部を配置してあった場合、圧力の配分は不可能である。本発明では、凹凸が同じ形状の綴じ部材同士であっても、其々に圧力を違えて綴じ込むことが可能である。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
又、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙等の塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙等本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、又、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は請求項21記載の紙の綴じ込み方法においても適用できるものである。
この発明によれば、請求項21記載の紙の綴じ込み方法であって、少なくとも一個の綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸の形状が、他方の綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸の形状とは相違していることを特徴としている紙の綴じ込み方法であるが、複数枚の紙で、例えば冊子を綴じ込む場合、ハガキなどが挿入されていることがある。つまり、ハガキがある部分と無い部分では重ねた紙の厚さの違いが生じる。従って、其々に応じた圧力もしくは凹凸の形状を変える必要がある。もし、一個の綴じ部材に集約しその中で幾つかに分けて凹凸部を配置してあった場合、必要とされる箇所の凹凸の形状を変える時は、改めて作り直す必要がある。本発明では、一個一個の綴じ部材を必要とされる箇所のみ変えることができる。従って、数個の内、必要とされる箇所には、凸部を高くしたり、低くしたり、又、色々な形状に違えることで、冊子の外側部分や中間部分など分担をもって紙の綴じ込み行うのみならず、色々な効果ある綴じ込みができる。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
又、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙等の塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙等、本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、又、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は請求項21記載の紙の綴じ込み方法においても適用できるものである。
この発明によれば、少なくとも1系統の加圧工程での綴じ部材に掛けられる圧力が、他方の系統の加圧工程においての綴じ部材に掛けられる圧力とは相違していることを特徴としている紙の綴じ込み方法であるが、この綴じ込み方法を用いて、上記請求項7記載の間隔をもって配置されている凹凸形状の綴じ部材で、重ねた複数枚の紙を当該綴じ部材での厚さ方向の両側から、1系統の加圧工程で圧力を掛けて綴じ込んだ後、綴じ込み箇所の位置に重ならないように変えて、他方の系統の加圧工程で、2度に亘って綴じ込む場合、2度目の圧力を変更するものである。例えば、重ねた枚数が非常に多い場合、一度目では紙の枚数を分けて綴じこみ行い、2度目では、残りの紙を加えて行えば綴じ込みが可能となる。2度目では1度目よりも重ねた紙が厚くなった分、圧力を強める必要があるが、紙の配分によっては圧力の配分は逆になることもある。つまり、強く圧力を掛けた部分では綴じ込み強度が強くなり、弱い圧力の部分では綴じ込み強度は弱くなる。強い部分では、重ねた複数枚紙の中心部となる内側部分、弱い部分では、外側部分をと、それぞれ、紙の繊維質の伸長率を考慮して圧力を配分することが可能となる。尚、綴じ込む物品によっては、2度以上綴じ込みを行ってもよい。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
又、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙等の塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙等、本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、又、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項22記載の綴じ部材においても適用できるものである。
この発明によれば、少なくとも1系統の加圧工程での綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸の形状が、他の系統の綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部分の形状とは、相違している形状を有していることを特徴としている綴じ込み方法であるが、この綴じ込み方法を用いれば、例えば、重ねた枚数が非常に多い場合、一度目では紙の枚数を分けて綴じ込み行い、2度目では、残りの紙を加えて行えば綴じ込みが可能となる。2度目では1度目よりも重ねた紙が厚くなった分、凹凸部の凸の山を高くするなど必要があるが、紙の配分によっては凹凸の山を低くしたりするなど逆になることもある。つまり、外側部分と内側部分と、其々紙の繊維質の伸長率を考慮して凹凸を配分することとなる。尚、綴じ込む物品によっては、2度以上綴じ込みを行ってもよい。
重ねた複数枚の紙の外側部分や内側部分等紙の繊維の伸長率を考慮して、最初は上記重ねた複数枚の外側部分を対象に綴じ部材の凹凸部の凸部の高さを低くし、2度目では中間部分を対象に凸の高さを最初より高くしてするなど、領域の範囲を区分した綴じ込みが可能となる。
尚、綴じ部材の凹凸部で、所定やランダムの間隔か、必要とされる部分などに連続してか、もしくは全域で相違点を設けておけば、全体的に、より綴じ込み強度が保たれる。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙等の塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙等本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、又、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項22記載の綴じ部材においても適用できるものである。
この発明によれば、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、当該綴じ部材の双方が、上記複数枚の紙に圧力を掛けた後、元の位置に戻ることを特徴としているが、当該綴じ込み部材の凹凸部で圧力を掛ける綴じ込み工程において、一方の当該綴じ部材が固定式であった場合、凹凸部の歯が複数枚の紙に深く食い込み、綴じ込みが終わった直後、複数枚の紙が横に移動する時、歯が食い込んでいる為、引っかかる恐れがある。そこで、両方が元の位置に戻るようにすれば、こうした問題は解消されることとなる。
上記は本発明の方法によって複数枚の紙を綴じるための綴じ込み方法であるが、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
又、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙等の塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙等、本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、又、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項17乃至請求項26記載の紙の綴じ込み方法においても適用できるものである。
本発明によれば、請求項17乃至請求項25記載の方法を用いて綴じ込みされた紙製品である。
雑誌、冊子やパンフレット、フリーペーパー、会報誌、記念誌、冊子状チラシ、冊子状新聞、ノート、カートンやダンボールの紙箱等、この他、色々な紙製製品がある。又、剥離可能に折りたたんでめくれるダイレクトメール、冊子状ダイレクトメール、折り畳んでめくるチラシ、カレンダー、メモ帳、封筒(封緘)、紙製品である。本発明を用いることにより、金属針や糊などを使用せずに製品化でき、更に、不要となった紙、または冊子などの廃棄には金属製綴じ針を外すことや、糊部分の切り落とし作業が必要なく、そのまま、シュレッダーに掛けることができる。
本発明では、綴じ込み部分の長手方向とする縦方向に対して、横方向に引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向引っ張られると剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。
又、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙等の塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙等、本発明に適すものであれば種類は問わない。
綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
又、本発明での綴じ込み部分は、湿気や雨水が染みた場合においても、使用には差し支えなく、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高温度やマイナス温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は上記請求項17乃至請求項27記載の紙の綴じ込み方法においても適用できるものである。
本発明によれば、請求項17乃至請求項25記載の方法を用いて綴じ込みされた紙製品の中での紙箱であるが、大きく分類すればカートンと段ボール箱がある。カートンであれば、医薬品、食品、玩具、書籍箱等、又、ダンボール箱では食品、電化製品等の包装箱や梱包箱がある。いずれも販売物品には欠かせないものである。これらの紙箱の製函では接着剤を使用しないで、金属製綴じ針や、手で組み立てるものもあるが、ほとんどは接着剤を使用している。糊は速乾性のホットメルトや自然乾燥させるボンドなどのエマルジョンがある。いずれも、焼却の際、有害なガスが生じる。製函作業においては糊等の資材費や乾燥時間、機械管理の手間などが掛かる。本発明を用いればこうした問題点は解決できる。
本発明では、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明を食品や台所品用などのフタのある紙箱に用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
又、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙等の塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙等、本発明に適すものであれば種類は問わない。
綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
又、本発明での綴じ込み部分は、湿気や雨水が染みた場合においても、使用には差し支えなく、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高温度やマイナス20度以下の温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。従って、食品などの冷凍保管であっても対応が可能である。
本発明は上記請求項28記載の紙の綴じ込み方法においても適用できるものである。
この発明によれば、請求項17乃至請求項27記載の方法を用いて、重ねた複数枚の紙を綴じ込むことを特徴としている紙の綴じ込み装置である。綴じ部材の形状は色々とあり、また色々な組み合わせによって、綴じ込み強度や綴じ部分の痕跡などの可変が可能となる。
綴じ込み装置は、製本機などの主体装置であり、これまでのように中綴じ、平綴用が考えられる。
中綴じの場合、これまでと同様な工程で、半折された複数枚の紙が丁合された後、折り曲げ線上に凹凸の連なった綴じ部材によって綴じ込む方法であり、平綴じの場合は、中綴じと同工程で、中央折り曲げ線のいずれか一方の際に、折り曲げ線に沿って綴じ部材で圧力を掛け、綴じ込む方法である。従って1台の製本機械で中綴じと平綴じが兼用できることになる。
又、その他、中綴じの方法としては、複数のローラにセットされた紙を一箇所に集中させ、2台のローラにセットされた綴じ部材によって綴じ込みされ、同時に切断される。次に、中央部分を折りたたみ、最後に、調整のための3方の裁断を行う。
この方法は輪転機印刷でじかに給紙してもよいが、新聞の製作工程と同一であるため、新聞紙の中綴じにも応用可能である。更に、同装置で大型チラシを冊子状とすることも可能である。尚、新聞紙や封筒の封緘用などの卓上の綴じ込み器があれば、日常生活でも使用することができる。
本発明は上記請求項17乃至請求項27記載の紙の綴じ込み方法においても適用できるものである。
この発明によれば、上記綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛み合わし、上記複数枚の紙を綴じ込む装置であるが、長期間に亘って装置を稼動していると,機械においては,部品の磨耗などが原因で凹凸の噛み合わせに狂いが生じることがある。そのためにも、ずれをガードする為の補助部材よって噛合せ軸に狂いが生じないように措置がされている。この措置によって、他の部分に狂いが生じたとしても、直ぐに影響がないようにも最大限の措置が図られている。
本発明は請求項30記載の紙の綴じ込装置においても適用できるものである。
この発明によれば、請求項30乃至請求項31記載の装置を用いて、綴じ込みされた紙製品である。
本発明では、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明をカレンダーやメモ帳、送り状やフタ付紙箱等に用いることが可能である。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
又、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙等の塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙等本発明に適すものであれば種類は問わない。
綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
本発明の請求項34記載の冊子は、重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なっている綴じ部材同士を、重ね合わせた方向の両側から凹凸が連なる綴じ部材同士を、圧力を掛けで噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより綴じ込む上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、上記複数枚の紙を折り畳んだ、折り曲げ線の左右いずれか一方のみであって、当該折り曲げ線に沿った際に、当該綴じ部材で綴じ込むことより、綴じ込みされた方は平綴じ仕様となり、反対側では中綴じ仕様となる。この為、左側の見開き部分と右の見開き部分とには段差が生じる紙の綴じ込み方法を特徴としている冊子、及び、請求項17乃至請求項27記載の紙の綴じ込み方法を特徴としている冊子である。又、本発明での綴じ込み部分は、湿気や雨水が染みた場合においても、使用には差し支えなく、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高温度やマイナス温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は請求項30乃至請求項31記載の装置においても適用できるものである。
この発明によれば、中面となる少なくとも1枚の用紙を、表紙を折り曲げた内側の折り曲げ線に付き合わせるようにして表紙の中に差込み、表紙を覆い被せる。次に、表紙の見開き部分の縁端辺に沿って、重ね合わせた方向の両側から凹凸が連なる綴じ部材同士を、圧力を掛けで噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより綴じ込むことを特徴としている冊子であるが、通常、冊子状発送物は封筒に入れて発送されている。昨今、封筒を使用しないで、ダイレクトにメール便などで発送されていることがあるようになった。この場合、金属製綴じ針もしくは糊で綴じてある通常の冊子の表紙部分のみを2センチ程度幅広くし、表側と裏側表紙の幅広くした部分を糊で貼り合せ、その縁端辺の内側には辺に沿ってミシン線が設けられている。受取人は、このミシン線を破断し、貼り合せ部分を切り離して開封するものである。この場合綺麗に切れない場合もあり、また、切れ端のゴミが発生する。
本発明では、受取人は剥離可能となっている表紙を捲って開くと、中央部分には本文の中面の見開き部分が収納されており、それを1枚1枚捲っていけば、全ページを読むことができる。また、本文の中面だけを引き離すこともできる。
尚、剥離し難くしたい綴じ込み部分にはインクなどによる印刷を施し、剥離しやすい綴じ込み部分には印刷を施さないでおけばよい。
本文の中面となる用紙は、単に一枚の用紙や重ね合わせた用紙だけではなく、
少なくとも一枚の用紙を折り曲げたものであってもよく、この場合、背と反対側の見開き部分を、表紙を折り曲げた内側の折り曲げ線に、付き合わせるように差込む。
本発明では従来のような開封の仕組みではなく、冊子の綴じ工程の中に、表紙などを剥がすことができる仕組みを取り入れ、綴じ込みと開封を両立させたものである。これにより従来のような開封のための生産工程を省き、且つ、金属製綴じ針や糊などは不要となる。
本発明では、一方、請求項1での説明のように、綴じ込み部分の長手方向に対しての垂直方向では引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると、綴じ込み部分の端部から剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。この特徴を生かして、本発明の冊子の開封部分に用いている。綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて綴じ込み強度を選択できるものである。
又、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙等の塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙等本発明に適すものであれば種類は問わない。
綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
又、本発明での綴じ込み部分は、湿気や雨水が染みた場合においても、使用には差し支えなく、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高温度やマイナス温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は請求項17乃至請求項27記載の紙の綴じ込み方法においても適用できるものである。
この発明によれば、上記複数枚の紙を重ねて折り畳んだ、折り曲げ線の左右いずれかの一方のみであって、当該折り曲げ線の際に、当該綴じ部材で綴じ込むことにより、綴じ込みされた方は平綴じ仕様となり、反対側では中綴じ仕様となる。このため、左側の見開き部分と右の見開き部分とには段差が生じる紙の綴じ込み方法を特徴としている冊子であるが、重ねられる紙が多い場合、凹凸の連なった綴じ部材で半折した中心線上に綴じ込むと、綴じ込み強度の問題から、綴じ込み部分には、インクなどによる印刷が必要とされる場合がある。この場合、中心線上において印刷しなければならず、冊子を見開きした場合、おのずと、この印刷部分が目に入ることになる。そこで、上記複数枚紙を折り畳んだ、折り曲げ線のいずれか左右の内綴じ込みする方の、当該折り曲げ線の際に、インクなどの印刷を施し、当該綴じ部材で、同箇所に当該印刷を覆うようにして綴じ込むことで、冊子を見開きに広げたとしても、いずれからにおいても、印刷が隠れてしまうこととなる。尚、冊子を開いた状態で,綴じ工程を行い、後で折り曲げることにより印刷ずれもなく、本発明を正確に実施できる。
例えば、従来では、A4サイズで16ページの冊子を実施する場合、通常A2サイズに両面を印刷し、其々を4ッ折にして重ねて丁合を行った上で、金属製針で中綴じをし,その後は仕上げ断裁をしている。
本発明では、印刷部分は16ページの内、所定の3ページの綴じ込み部分のみに施すだけでよく、又、24ページであれば、所定の5ページだけでよく、この為、印刷の企画段階では、印刷部分については、それほどの制約とはならない。又、本発明はA2サイズの4ッ折だけで構成にこだわらず、これに少なくとも1枚のA4サイズ用紙を差し込んでもよい。
綴じ部材の凹凸部分の幅の加減によっても、綴じ込み強度の加減は可能であり、これらの作用を用いて、冊子の用途別に綴じ込み強度を選択できるものである。
尚、綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
又、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙等の塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙等本発明に適すものであれば種類は問わない。
本発明での綴じ込み部分は、湿気等においても、実際冬季間に降雪の屋外に3日放置した場合のテストや雨水が染みた場合であっても、使用には差し支えるものではなく、また、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高い温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
本発明は、請求項17乃至請求項27記載の紙の綴じ込み方法においても適用できるものである。
本発明では、重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なっている綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、綴じ込まれた紙製品において、当該綴じ部材で繊維が絡み合って圧縮された上記複数枚の紙の綴じ込み部分の厚さが、厚いところと薄いところを有していることを特徴としている紙製品である、
この発明によれば、当該綴じ部材によって、繊維が絡み合って綴じ込みされた上記複数枚の紙の綴じ込み部には、圧縮された上記複数枚の紙の厚さが、厚いところと薄いところを有してしていることを特徴としている紙製品であるが、厚いところでは浅く綴じ込みがされており、薄いところでは深く綴じ込みがされているものである。それぞれ、薄いところでは上記複数枚の紙の内側部分の範囲、また、厚いところでは外側部分の範囲等を区分けして、綴じ込みの効力を発揮しているものである。本発明では、請求項1で説明したように、綴じ込み部分の長手方向対して、垂直方向に引っ張られる力には強いが、反面、長手方向の縦方向に引っ張られると剥がれ易い構造でもあるが、この剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である。
また、本発明で使用する紙の種類としてはアート紙、コート紙などの塗工紙やマット紙、中質紙、上質紙、再生紙、ボール紙など本発明に適すものであれば種類は問わない。
綴じ込みされた上記複数枚の厚みは、綴じ込みする以前の厚みとほぼ変わらず、積み重ねてもかたがりは生じない。
また、本発明での綴じ込み部分は、湿気や雨水が染みた場合においても、使用には差し支えなく、乾けば元の綴じ込み強度に戻り、更に、高温度やマイナス温度でも同様の強度を保有し、且つ、長期間の保存にも耐え得るものである。
請求項28乃至請求項29記載の紙製品、及び、請求項32乃至請求項34記載の紙製品である。
この発明によれば、重ねた複数枚の紙を綴じ込む時、上記複数枚紙の厚さ方向の両側から、上記凹凸部が連なった形状の綴じ部材同士を加圧し噛合わせると、上記複数の紙の繊維と繊維が絡み合って綴じ込みがされる。この綴じ込み方法では、金属製綴じ針や糊などが不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
又、冊子やパンフレット等を綴じ込む場合は、表紙側に圧力を掛ける部材の痕跡が目立たなくしたいところであるが、内面からは圧力を掛ける部材に凸部の高さが低いものを配した形状のものであれば、表紙側の痕跡は減少し、見栄えがよくなる等、外側と内側では綴じ込み部分の痕跡の表情を変えることができる。
糸などで綴っている自由帳やノート等では、従来は、必要があってページの片方を破ると、必ず連葉の反対側ページも剥がれることとなるが、本発明を用いれば、本発明の綴じ部材でしっかりと紙の繊維が絡み合って綴じ込みされるので、このような場合であっても、連葉のページまでの波及は無くなり、使用者は、安心して必要なページを破ることが可能となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状などに用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
図10に示すように、綴じ部材15の凸部を受ける形の浅い凹部16がある。この形状であった場合は2枚程度から許容範囲まで重ねたものであっても、この形状の綴じ部材でまかなえることになる。従って、重ねた紙の厚さによって、いちいち綴じ部材の交換が要らなくなり、迅速に生産ができ、綴じ強度についても変わらない。尚、凸部を細い棒状の円錐形状とし、複数枚の紙を綴じ込むと、紙の繊維は多少破壊されるものの、紙の繊維が押し込まれた状態で固定されるため、綴じ込みが可能となる。この場合、厚いメモ用紙、又、ガムの捨て紙用などに用いることが可能となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
この為、冊子などのフリーペーパー、会報誌、やパンフレットなどを綴じ込むことが可能となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
又、凸部の高さが順次変化しているので段差が目立たない。この為、冊子やフリーペーパー、パンフレット、などを綴じ込むことが可能となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
更に、これまでのようにニスや金属製綴じ針やホットメルト糊が不要となり、又、封筒も不要で、封入封緘費用も削減できる。製造工程においても折り畳んだ後の綴じ込み工程でよいので、大掛かりな機械設備は不要である
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
その他、雑誌、冊子やパンフレット、フリーペーパー、会報誌、記念誌、冊子状チラシ、冊子状新聞、ノートなど、いろいろな紙製製品などの綴じ込みが可能となる。これらは、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
更に、上記請求項7記載の綴じ部材を用いて散点状にすれば、強度ある綴じ込の作用を広範囲にもたらすことも可能である。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
いずれか一方の場合は、一方しか効果が無いが、両方にすれば、両側に効果があることとなる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
尚、凹凸部の精度は、100分の1ミリ単位でもあることから、また凹凸部の幅も0.6ミリ前後からとなっており、双方の凹凸のピッチや軸のずれもなく装置に取り付けなければならない。しかしながら、双方をセットするには時間と技術が必要となる。もし、いずれかの幅が相手側より広ければ、軸が多少ずれたとしてもなんら問題も無いことから、セットする時間の短縮が図れる。又、長期間、装置を稼動していて、そこでずれが生じたとしても、綴じ込み強度については変動することはない。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
また、一方を必要とされる最大限の長さの凹凸の綴じ部材とすれば、他方をその用途に応じた長さの凹凸の綴じ部材に交換するだけでよい。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
色々な綴じ部材の組み合わせで、冊子、雑誌、パンフレット、ダイレクトメール、折りたたみチラシ、ノート、紙箱等の紙製品に応用できる。
印刷の濃度や印刷が紙面の片方であるか両方に印刷しているか、また、綴じ部材の凹凸形状によって、綴じ込み強度を可変することが可能である。
更に、この機能を応用して、オンデマンドデジタル印刷機などの付帯設備としての製本機も可能となる。当該印刷機では、金属針を使用しているが、印刷と製本を同時に行っている。しかしながら、金属針が詰まったりした場合、サービスエンジニアを呼ばなければならない。修理するまで印刷工程がストップすることでロスタイムが生じてしまうこととなる。本発明では、このようなトラブルや針の補充等がなく安心して作業が行える。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
本発明では、印刷時に同時に綴じ込み箇所にインク等を印刷するものではなく,既にインク等を印刷もしくは塗布してある原紙を使用するものである。
更に、この機能を応用して、オンデマンドデジタル印刷機などの付帯設備としての製本機も可能となる。当該印刷機では、金属針を使用しているが、印刷と製本を同時に行っている。しかしながら、金属針が詰まったりした場合、サービスエンジニアを呼ばなければならない。修理するまで印刷工程がストップすることでロスタイムが生じてしまうこととなる。本発明では、このようなトラブルや針の補充等がなく安心して作業が行える。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
本発明では、一個、一個の綴じ部材を必要とされる箇所のみ変えることができる。従って、数個の内、必要とされる箇所には、凸部を高くしたり、低くしたり、又、色々な形状に違えることで、冊子の外側部分や中間部分など分担をもって紙の綴じ込み行うのみならず、色々な効果ある綴じ込みができる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
複数枚の紙の外側部分や内側部分、など紙の繊維の伸長率を考慮して、最初の系統では外側部分を対象に綴じ部材の凹凸部の凸部の高さを低くし、他の系統では、中間部分を対象に凸の高さを最初より高くしてするなど、領域の範囲を区分した綴じ込みが可能となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
雑誌、冊子やパンフレット、フリーペーパー、会報誌、記念誌、冊子状チラシ、冊子状新聞、ノート、カートンやダンボールの紙箱など、この他、色々な紙製製品がある。又、剥離可能に折りたたんでめくれるダイレクトメール、冊子状ダイレクトメール、折り畳んでめくるチラシ、カレンダー、メモ帳、封筒(封緘)、紙製品である。本発明を用いることにより、金属針や糊等を使用せずに製品化でき、更に、不要となった紙、又は冊子などの廃棄には金属製綴じ針を外すことや、糊部分の切り落とし作業が必要なく、そのまま、シュレッダーに掛けることができる。
又、金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
本発明によれば、請求項17乃至請求項25記載の方法を用いて綴じ込みされた紙製品の中での紙箱であるが、大きく分類すればカートンと段ボール箱がある。カートンであれば、医薬品、食品、玩具、書籍箱など、また、ダンボール箱では食品、電化製品などの包装箱や梱包箱がある。いずれも販売物品には欠かせないものである。これらの紙箱の製函では接着剤を使用しないで組み立てるものもあるが、ほとんどは接着剤を使用している。
糊は速乾性のホットメルトや自然乾燥させるボンド等のエマルジョンがあるが、エマルジョンでは、乾燥させるのに2分程度の時間が掛かる。いずれも、焼却の際、有害なガスが生じる。製函作業においては糊等の資材費や乾燥時間、機械管理の手間などが掛かる。本発明を用いればこうした問題点は解決できる。
金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
綴じ込み装置は、製本機などの主体装置であり、これまでのように中綴じ、平綴用が考えられる。
中綴じの場合、これまでと同様な工程で、半折された複数枚の紙が丁合された後、折り曲げ線上に凹凸の連なった綴じ部材によって綴じ込む方法であり、平綴じの場合は、中綴じと同工程で、中央折り曲げ線のいずれか一方の際に、折り曲げ線に沿って綴じ部材で圧力を掛け、綴じ込む方法である。従って1台の製本機械で中綴じと平綴じが兼用できることになる。
最近、エコ製本として、金属製綴じ針を不要とする糊付けの製本機が市場に出回っているが、この製本機は価格も高価であり、製本可能枚数も32頁程である。本発明を製本機に用いると、中綴じに及ばず、平綴じに至るまではるか32ページ以上の製本ができることとなる。
又、その他、中綴じの方法としては、複数のローラにセットされた紙を一箇所に集中させ、2台のローラにセットされた綴じ部材によって綴じ込みされ、同時に切断される。次に、中央部分を折りたたみ、最後に、調整のための3方の裁断を行う。
この方法は輪転機印刷でじかに給紙してもよいが、新聞の製作工程と同一であるため、新聞紙の中綴じにも応用可能である。更に、同装置で大型チラシを冊子状とすることも可能である。尚、新聞紙や封筒の封緘用などの卓上の綴じ込み器があれば、日常生活でも使用することができる。
又、その他、中綴じの方法としては、複数のローラにセットされた紙を一箇所に集中させ、2台のローラにセットされた綴じ部材によって綴じ込みされ、同時に切断される。次に、中央部分を折りたたみ、最後に、調整のための3方の裁断を行う。
この方法は輪転機印刷でじかに給紙してもよいが、新聞の製作工程と同一であるため、新聞紙の中綴じにも応用可能である。更に、同装置で大型チラシを冊子状とすることも可能である。尚、新聞紙や封筒の封緘用などの卓上の綴じ込み器があれば、日常生活でも使用することができる。
使用業者にとっては、長期に亘って安心して製本業務が遂行できる。
雑誌、冊子やパンフレット、フリーペーパー、会報誌、記念誌、折り畳んだめくるダイレクトメール、冊子状ダイレクトメール、冊子状チラシ、折りたたんだ捲くるチラシ、冊子状新聞、ノート、カレンダー、メモ用紙、封筒(封緘)、カートンやダンボール箱等この他、色々な紙製製品に本発明を用いることが可能である。また、不要となった紙、または冊子等の廃棄には金属製綴じ針を外すことや、糊部分の切り落とし作業が必要なく、そのまま、シュレッダーにかけることができる。
金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
本発明では、受取人は剥離可能となっている表紙を捲って開くと、中央部分には本文の中面の見開き部分が収納されており、それを1枚1枚捲っていけば、全ページを読むことができる。又、本文の中面だけを引き離すこともできる。
本発明では従来のような開封の仕組みではなく、冊子の綴じ工程の中に、表紙などを剥がすことができる仕組みを取り入れ、綴じ込みと開封を両立させたものである。これにより従来のような開封のための生産工程を省き、且つ、金属針や糊等は不要となる。
金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
尚、冊子を開いた状態で綴じ工程を行い、後で折り曲げることにより印刷ずれもなく、本発明を正確に実施できる。
例えば、従来では、A4サイズで16ページの冊子を実施する場合、通常A2サイズに両面を印刷し、其々を4ッ折にして重ねて丁合を行った上で、金属製綴じ針で中綴じをし、その後は仕上げ断裁をしている。
本発明では、印刷部分は16ページの内、所定の3ページの綴じ込み部分のみに施すだけでよく、また、24ページであれば、所定の5ページだけでよく、このため、印刷の企画段階では、印刷部分については、それほどの制約とはならない。また、本発明はA2サイズの4ッ折だけの構成にこだわらず、これに少なくとも1枚のA4サイズ用紙を差し込んでもよい。
金属製綴じ針や糊等が不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、又、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴である為、カレンダーやメモ帳、送り状等に用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
これらは、金属製綴じ針や糊などが不要となることから、コスト削減や短納期のほか、廃棄にも優しくリサイクルが容易となり、また、有害ガスやCO2削減にも繋がり、地球環境保全に貢献できるものである。一方、剥離性を持ち兼ねていることも本発明の特徴であるため、カレンダーやメモ帳、送り状などに用いることが可能となる。
尚、従来のように、金属製綴じ針を使用した場合、針の綴じ込みが不完全であることもありとても危険であるが、本発明でこうした危険は皆無となる。
2.3.55.100 冊子表表紙
56.91 冊子裏表紙
3.S8.T9.S10 中面
T5 印刷用紙
S1.S2.S5.95 冊子
K1.K2 カレンダー
71 カレンダー用紙
T1.T2.T3.T4 チラシ
35 折り畳みチラシ
S3 新聞
1.4.31.32.33.44.50.60.65 印刷
62.47 中央シート
48.49.63.64 シート
5.6.7.8.11.12.13.14.15. 綴じ部材
16.17.18.19.20.21.22.23 綴じ部材
41.42.98.103.104.105 綴じ部材
106.107.108.109.110 綴じ部材 83.84.85.86 歯車形状綴じ部材
82 カット部材
S.43 隙間73.74.75.79.80 輪転機ローラ24.34.36.45.51.52.59.66 折畳み線
87.97 折畳み線
68−1 刻印
37 郵便局承認印
38 宛名ラベル
40.46.53.54.57.58.61.67 綴じ部
68.70.72.72−1.94.99 綴じ部
69 孔
77.78 隙間防止ローラ
90.93. 見開部分
9 凸部
10 凹部
25.26.27.28.29.30 端辺部
93 縁端部分
35 背
89 中心部
100 裏表紙
101 表表紙
103.104 凸の底辺
89 中心部
図1に示すように、重ね合わされる予定の冊子用紙F1には、表紙2と複数枚の本文中面3があるが、中面の片面には、半折部分となる中心部分の綴じ込み箇所にはインクによる印刷1が平網点で帯状に印刷されている。表紙と中面が重ね合わされた後、重ね合わせ方向の両側から凹凸が連なる綴じ部材で圧力を掛け綴じ込むと、紙の繊維とインクの成分効力によって強力に綴じ込みができる。
図2に示すように、冊子用紙F2は図1と同様に本文の中面の片面のみ、半折部分となる中心部分の綴じ込み箇所には、間隔をもってインクによる平網点印刷4がなされている。実施例では矩形であるが、丸やひし形、花模様などでもよい。本実施では通常使われている油性インクであるが、その他、大豆製など植物性インクや水性インク(染料・顔料)、樹脂系インク、ニスなど印刷に使用できるものであれば種類を問わない。また、ハガキなど熱圧着で密着させるための塗布剤でもよい。尚、模様、文字や写真などでも可能で、また、網点(100%はベタ)印刷等、一定以上のインク濃度があればよい。本実施は片面のみであるが、適度な印刷濃度であれば、冊子用紙の重なり合う面の両面に印刷をしてもよい。また、メジュームインクを使って目立たなくするなど、特に限定されるものではない。また、網点の%によってインクの盛り方を変えることにより、綴じ込み強度を可変することができる。印刷2では白紙部分を多くすることにより逆に綴じ込み強度を弱めることもできる。印刷方法については、オフセット印刷、凸版印刷、スクリーン印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、や孔版印刷等水性インクによるデジタル印刷でもよい。
本実施では上下に圧力を掛けるだけであり、従来の中綴じ製本のように、金属製綴じ針差し込んだ後、差し込まれた針を広げるような工程や本文となる中面の用紙に糊が浸透するための穴を開け、糊付けした後、表紙を貼り付ける平綴製本から見れば、製造工程が簡単であり生産スピードが速くなる。
図9に示すように、綴じ部材13と綴じ部材14とは、対面する部分では双方に凹の深さに満たない凸が存在している。双方に配置しているのは、綴じ込み強度に方がりを生じないようにしているものである。
また、図11に示すように、綴じ部材17の凸は釘状であり、若干、先端に向かって細くなっている。対面する綴じ部材の凹はわずかな寸法の深さながら設けられている。尚、図面は約3倍の拡大図であり、本実施では長尺であるが短く表している。当該綴じ部材はメモ帳のような厚い重ね合わせの紙を綴じ込むために適しており、11bは、綴込みされたメモ帳である。もし、凸部が届かないような厚さの重ねた複数枚の紙であった場合、当該綴じ部材17と同一な凸部を設けた形状の綴じ部材を双方から圧力を掛け噛合せ、双方の凸部が厚さの中間点を越え、全体の70%程度まで届けば厚手のメモ帳が可能となる。
図12に示すように、凹凸の連なった形状をした長尺の綴じ部材18、19であるが、綴じ部材19には凸の高さが2段階の凹凸の形状が交互に有している。重ねた複数枚の紙を重ねた方向の両側から、当該綴じ部材ではさみ、加圧し、噛合せて綴じ込むと、凸の高い方は上記重ねた複数枚の紙の内側部分を綴じ込み強度を、低い方は外側部分の綴じ込み強度を高めるよう、各々の領域を分担するものである。尚、図面は約5倍の拡大図であり、本実施では長尺であるが短く表している。
図13に示すように、綴じ部材20及び21の凸が3段階の高さで順序変化してくりかえしている。重ねた複数枚の紙を当該綴じ部材ではさみ、重ねた方向の両側から加圧し、噛合せて綴じ込むと、凸の高い方は上記重ねた複数枚の紙の内側部分の綴じ込み強度を、低い方は外側部分の綴じ込み強度を高めるよう、各々の領域を分担するものである。また、中間の高さの凸ではその中間部分の領域を分担するものである。また、図12のように段差がないため、美観的にも優れている。また、双方に配置されているので、上下の綴じ込み強度が隔たり無くバランスよく綴じ込みられている。尚、図面は約500%の拡大図であり、本実施では長尺であるが短く表している。
図15に示すように、B2サイズのチラシT1には、15aに示すように端辺部25,26、27、28、29,30があり、また、折り畳み線24、更に、端辺部26にはインクによる印刷部31が施されている。端辺部28の寸法に対し端辺部27は実寸で2センチほど短くなっている。15b、及び15cに示すように、チラシT1を折り畳み線24で半折した後の図面である。15bでは、15aにおいて端辺部26を端辺部25の上に重ねて折り畳み線24で折り畳んだものであり、15cでは、反対に端辺部25を端辺部26の上に重ねて折り畳んだものである。15bでは次に半折すべき折り畳み線34、また、半折した背35に沿って、端辺部30から折り畳み線34までの間にはインクによる印刷部32が施されている。一方、15cに示すように、端辺部26には折り畳み片の寸法の差によって印刷部31が現れている。また、半折した背35に沿って、端辺部27から折り畳み線34までの間にはインクによる印刷部33が施されている。15dに示すように、15cのチラシを折り畳み線34で谷折にて折り畳んだ形態である。更に、15eは折り畳み線36で、谷折で半折したB5サイズの最終の折り畳みチラシ35である。15fに示すように、最終の形状チラシの表側には郵便局承認印37及び宛名ラベル38を貼りつけ、見開き部分に沿って綴じ部材22を表面側に、また、綴じ部材23を裏側に配置して圧力を掛けて噛合わせると、綴じ込み40がなされる。裏側には袋畳み部分が配置されることから綴じ部材23で綴じ込みされるので、開封時には破れることはない。この綴じ部材22は図面では凹凸部が全域にわたっているが、綴じ込み部分は連続散点形状となっている。また、要所には印刷が施されていることから綴じ込み強度を保有する。メール便で発送しても綴じこみ部分40が途中で剥がれる恐れはなく受取人に届き、受取人は綴じ合わせの部分をぱらぱらと軽快に開封することができる。チラシを折りたたむだけで発送が可能であるので、封筒が不要となり、資源の削減となる。なお、配送中に雨水などが掛かっても、通常では剥がれることはなく、乾かせば元通りに復帰する。
尚、印刷は印刷時に同時に行えば事足りる。従来、このような形態のダイレクトメールは剥離性の粘着性化学糊を使用するしかなく、その場合、本実施の印刷箇所の2倍の箇所に別途塗布しなければならず、そのため大型機械での設備となり設備投資などの点から事業化は難しいとされていた。本発明はほとんど実現されていなかった大型チラシを折り畳んで小型化して、ダイレクトメールとして使用も可能となる。
図16に示すように、凹凸の連なった形状をした長尺の綴じ部材41、42であるが、綴じ部材41、42には凸の高さが所定の高さのものと、低い凸の形状があり、双方の綴じ部材の凹凸は所定の間隔をもって散点状に配置されている。また、低い凸に対面する部分は凹凸が連なっていない部分がある。重ねた複数枚の冊子用紙を綴じ部材41と42の間に挟み、上下から圧力を掛けると、全体にかかる紙の繊維の負荷が隙間43によって和らぎ、繊維の限界を超えた伸長が回避されて破れずに絡み合うこととなり、このため、綴じ込み強度が保たれることとなる。また、所定の間隔をもっているため、凹凸部分が、紙の繊維に対して食いつきが強くなる。凸部の高い方は上記重ねた複数枚の紙の内側部分の綴じ込み強度を、低い方は外側部分の綴じ込み強度を高めるよう、各々の領域を分担するものである。
本実施の凹凸の形状の綴じ部材を輪転機に取り付けることも可能であり、また歯車形状の部材にも応用できる。これについてもエンドレスで綴じ作業が可能であり、作業工程も早く、且つ構造も簡単である。尚、図面は約5倍の拡大図であり、本実施では長尺であるが短く表している。
図17に示すように、17aでは、B3サイズのチラシT2の中心から一方の周縁にインクによる印刷44が施されている。17bでは折線45で二つ折りにしたB4サイズチラシT2の折辺以外の3方側の周縁に沿って、綴じ部材41、42により綴じ込み46を行う。インクによる印刷の作用と綴じ部材によって、大きさが2分の1に縮小されて綴じ合わされる。縮小によって新聞折込料が割引となり(一部地域によってはならない)、また、ぱらぱらと開封できるので心地よさがあり、チラシとしてはインパクトもある。製造工程としては折りたたんだ後に綴じ部材により圧力を掛けるだけでよく、糊を使った場合は広範囲に粘着性の科学糊を使わざるを得なく、また、その大型の装置が必要となる。
さらに図18に示すように、18aには、B4サイズのチラシT3であり、中央シート47には左右に48、49のシートが連接されている。シート48、49の上下の周縁にはインクによる印刷50が施されている。折線51及び52で左右のシートを内側に折り曲げると、16bに示すようにB4サイズに縮小される。シート48、49は中央シートの二分の一以下であるため、中央部分にはかさらない部分がある。更に、内側に隠れている印刷部分の上から周縁に沿ってと綴じ部材41、42により綴じ込み53を行う。受取人は中央部分の方から、矢印の方向に見開きすれば、容易に剥離し、見ることができる。大きさが約2分の1に縮小されて綴じ合わされるため縮小によって新聞折込料が割引となる(一部地域によってはならない)。また、ぱらぱらと開封できるので心地よさがあり、チラシとしてはインパクトもある。製造工程としては折り畳んだ後に綴じ部材により圧力を掛けるだけでよく、糊を使った場合は広範囲に粘着性の科学糊を使わざるを得なく、また、その大型の装置が必要となる。
図19に示すように、19aでは綴じ部材5,6で半折部分に綴じ込み54をした冊子S2である。表紙55と裏表紙56のみ、中面より横幅が2センチ位広くなっている。19bでは、この幅広くなっている2枚の表紙を付き合わせ、凹凸が連なった形状で散点状となっている綴じ部材41,42により、綴じ込み部分57で綴じられている。この形態のままメール便などとして発送することができる。受取人は綴じられている2枚の表紙と裏表紙を剥がせば中の冊子を読むことが出来、封筒や帯封が不要となり環境にやさしい。
図20の20aに示すように、本発明を新聞に利用したものである。従来、新聞は折りたたんで重ね合わせてあるだけなので、広げてめくっているうちに、ばらばらになってしまい、読み終わったあと、綺麗に畳めず、畳み直すことが多々ある。このため、新聞を挟み込んで架ける器具もあるが、半折した部分が挟まれているので、中心の折り畳み部分の記事が見れなくなる不便さがあった。また、喫茶店などではホッチキスでとめていることでばらばらになることを防いでいる。
重ね合わされた複数枚の新聞紙S3を中心の折り畳み線に、凹凸が連なった形状で散点状となっている綴じ部材41、42により、綴じ込み部分58で綴じられている。本実施を行う場合、丁合して重なり合った状態のとき、20bの歯車形状の綴じ部材で綴じ込みされる。この歯車形状の綴じ部材には、綴じ部材41、42の形状の凹凸部を取り付けてある。その際は、印刷速度と同調させることが必要であるが、綴じ部材については、ある程度の綴じ込み強度があれば良いので、若干負荷の掛からない綴じ部材5,6の凹凸部を組み合わせてもよい。また、本実施に適する綴じ部材を図26に示すように輪転機に取り付けて、高速に綴じ込みと同時に切断をし、折り畳み工程へ移行する。
図21に示すように、21aではB2サイズのチラシT4をB3サイズに半切する切り取り線59があり、切り取り線の下方の左右中央部分にはインクによる印刷部分60がある。21bでは、半切され、重ね合わせしたチラシT4の中心線上には、所定の間隔をもって散点状に配置されている綴じ部材41、42により、綴じ込み61がされている。
従来B2サイズのチラシを見る場合、B2サイズのチラシは大型であるので、情報の記載量も大きくインパクトはあるものの、視点が定まらず、情報が分散するきらいがあった。本実施形状は冊子状となっているため、ページ毎の商品分類や日付毎の記載が可能で、見る者も、整理されているので分かり易くなる。
生産工程は上記新聞と同様に歯車での綴じ込み部材のほか輪転機に綴じ部材41,42をセットしても生産できる。尚、綴じ部材の形状は綴じ部材41,42に限らず、状況によりいろいろと選定できる。
なお、本実施では綴じ込み箇所にインクなどの印刷を事例としてあるが、本実施の印刷インクは通常オフセット印刷や凸版印刷、スクリーン印刷、グラビア印刷などに使われている油性インクであるが、その他、大豆製など植物性インクや水性インク(染料・顔料)、樹脂系インク、ニスなど印刷に使用できるものであれば種類を問わない。平網のほか模様、写真などでも可能で、なお、本実施は片面のみであるが、適度な印刷濃度であれば、冊子用紙の重なり合う面の両面に印刷をしてもよい。
図22に示すように、22aでは印刷用紙T5であるが、A4サイズの中央シート62には情報が印刷されており、左右には連接されている約A4サイズシート63,64には印刷情報が、また、シート63の端辺にはインクにより印刷65が施されている。22bではシート64を折り畳み線66で、内側に折り畳んである。22cでは更にシート63を折り畳み線66で内側に折り畳み、シート64に覆い被せたものである。22dでは長辺となる折り畳んだ背に沿って凹凸が連なる形状が2列になっている綴じ部材により綴込み67がされている。綴じ込み部分の内面になる箇所にはインクの印刷箇所65が、配置されるようになっているので、インクの印刷の作用と、さらに2列の綴じ部材であることによって、より強く綴込みされるので、チラシ2枚の重ね合わせでも可能となっている。このチラシを封筒なしでダイレクトに郵送できる。受取人は、開封箇所から、上方にむけて引っ張ると、ぱらぱらと開封できるので、開封率も上昇しレスポン率もよくなる。
図23に示すように、重ね合わされた記念誌の冊子用紙S4である。この綴じ込み部分68の際には発行者のイニシャル刻印68−1が押されている。これは刻印部が併設されている凹凸が連なっている綴じ部材でもって、冊子用紙S4に圧力を掛けて綴じ込んだものである。刻印により、記念誌の格調が上がる。実施例は記念誌であるが、機密文書の書類であれば改ざんができないものとなる。
図24に示すように、2ヶ月毎にめくるカレンダーK1である。上部や下部には壁掛け用の孔69が開いており、横の中心線で捲るものである。従来は横中心線には金属製の綴じ針か、プラスチックや金属のリングによってめくれるようになっているが、カレンダーK1は凹凸の連なっている形状の綴じ部材によって横中心線に綴じ込み70がなされている。上部71には季節の写真や俳画、その他、車の写真など色々なものが印刷される面であり、下部は日付け欄となっている。本実施は2ヶ月毎にめくるようになっているが、もし写真などを別に飾っておきたいときなどは、写真のページを綴じ込み部分に沿って切り取ることが出来、切り取った後、反対側にある一対のページには影響が及ばず、したがってバラバラになることはない。
このカレンダーの綴じ込み装置としては、図26に示すように、輪転機で印刷された用紙を再度輪転機ローラ73に一度巻き取り、丁合いをして重ね合わされたカレンダー用紙K2を輪転機ローラ74、75に取り付けられた綴じ部材41,42の間を通していくことにより綴じ込みされる。高速回転で行うことができるので、大幅なコストダウンを図ることができる。なお、本実施は輪転機での綴じ込み装置であるが、カットはカット部材82によって同時に連動して行われる。その他、歯車での綴じ込み装置や、垂直に圧力を掛けて綴じこむ装置でもよい。不要になった場合、金属製綴じ針やプラスチックリングなどを外さなくても、そのまま廃棄するかシュレッダーに投入できる。
図25に示すように、冊子S5であるが、折り畳んだ背の部分に沿って、散点状の綴じ部材によって綴じ込み72がされているが、端部には、長手方向に対して垂直方向に綴じ込み部分72−1がある。綴じ込み部分71.72−1は同じ綴じ部材に併設されている凹凸部分によって形成されている。長手方向の綴じ込み部分ではその垂直方向からの引張りには強度があるが、長手方向においては上方に引っ張ると剥離することから、本発明では、それを避けるための手段である。従って、不意に引っ張られた場合であっても、剥離することを防御可能である。
図26に示すように、ローラ73に巻き取られている冊子用紙S6を、ローラ74,75にそれぞれセットされた綴じ部材41、42との間に挟んで噛合し、上記冊子用紙F5を綴じ込む装置である。直前に、ローラ77,78よって幅などが整えられ、さらにローラ79,80によって紙と紙の間に隙間が発生しないように圧力を掛けながら綴じ工程に送り出しているものである。これらは必要に応じてセット数を増やしてもよい。尚、ローラの接点には綴じ部材41,42がセットされており、直線上の反対側にはカッター82がセットされている。綴じ込みをした後、連続して冊子とするため切断を行うものである。その後半折工程へとつながって行くものである。本実施での綴じ込み工程は構造も簡単であり、エンドレスであり、生産スピードも著しく早く、納期などを早めることができ、また環境にもやさしい。なお、この機構を利用して、オンデマンド印刷機などの装備品としての製本機も可能となる。
上記複数枚の紙を該綴じ部材で綴じる場合、上記複数枚の紙と紙の間に隙間ができると、綴じたとしてもよじれて綴じ込みされることや、浮ついた紙に綴じたときには、不完全な綴じ強度ともなり、製品の品質が落ちてしまう。従って、綴じ込み工程の直前に上記複数枚の紙を整え、さらに紙と紙の間に隙間の元である空気など混入しないようにしなければならない。
図27に示すように、2セットの歯車状の綴じ部材83,84及び85、86、は、厚手の冊子の重ね合わされた複数枚の紙を綴じ込む工程として、綴じ部材に2度連続して通過させて綴じ込む方ためのものである。併設すれば、一度の工程ですむ。2系統の綴じ部材を通過することにより、形状の違い、ピッチの違いなど変化を与えれば、其々に応じた綴じ込みが可能となる。本実施では最初に通す綴じ部材83,84の凹凸の形状は、後に通す綴じ部材85,86のものより大きく、ピッチも粗くなっている。後の綴じ部材凹凸の形状は間隔をあけたものとなっており、ピッチも細かく、凸部の高さも低い。このため、ピッチ位置が微細に変わって、また、間欠的になっているので、食い込みがよくなり、より以上の微細な綴じ込みができる。さらに、1度目の圧力よりも2度目の圧力を多くするなど、綴じ込むものによっては可変してもよい。本実施での綴じ込み工程は構造も簡単であり、生産スピードも著しく早く、納期などを早めることができ、また環境にもやさしい。
図28に示すように、28aでは、冊子の表紙S7には半折される折り畳み線87がある。28bでは複数枚の中面となる用紙S8が重ねられ、中心部89で半折されている。次に28cでは、S7が半折された中心部に、中面用紙S8の見開き部分90を突き合わせ、28dに示すように、裏表紙91側に覆い重ねる。28eでは、重ねた中面用紙に表紙を重ね、表紙の見開き部分93の縁端辺に沿って、凹凸の連なった散点状の綴じ部材で綴じ込み94を行うことによって、冊子状広告物95が出来上がる。
これは封筒などを使用しないでダイレクトに発送できるものであるが、受取人は広告物95の縁端部分93の下方をつまみ、矢印方向に表紙S7を捲る。28fでは、見開き部分90の下方の矢印方向に用紙を捲って読むことが可能である。28gでは、更に中面の見開き部分96を開いた状態である。
本発明は、開封のための手段と冊子を閉じる手段とを併用したものである。
従って、作業工程と資源の削減を同時に行えるメリットがある。
図29に示すように、29aでは冊子の表紙となる用紙S9と、29b、29cでは、その中面となる用紙S10が示されている。中面となる用紙T9の半折される中央折り畳み線97より左右のうち右側の箇所にはインクによる印刷98が平網点で帯状に印刷されている。次に、29dでは表紙用紙S9と複数枚の中面用紙S10が重ねられ、29eでは半折される中心線97を境に右側に、凹凸の連なった散点状の綴じ部材41,42で綴じ込み99を行うことによって、冊子が出来上がる。中面の印刷幅は、綴じ部材の幅よりも狭く設定されており、また、印刷部分は綴じ込み部分の内側に施されているので、冊子を見開きしても、印刷部分は見えなくなる。
尚、表紙の用紙の半折線の左側の裏側100は表表紙となり、右側の方101は裏表紙となっている。従って、本実施では、裏表紙に綴じ込み99の痕跡が残るようにしたものであり、表表紙にはなんら痕跡は残らない。
少なくとも一方の綴じ部材102の綴じ込みに関わる凹凸部は、凸の基点となる底辺の寸法が相違する凸が交互に配されている。大きい方は重ねた複数枚の内側部分を、又、小さい方では外側部分を区分しており、紙に与えるダメージが少なくなることから紙が破れたり剥がれたりすることは無くなる。尚、凸の高さは一律であるが,大きい方と小さい方とに差を設けてもよい。より強度が増すこととなる。
尚、図面は約20倍の拡大図であり、本実施では長尺であるが短く表している。
綴じ部材105の綴じ込みに関わる凹凸部は、凹凸に係る幅が、2分割されており、綴じ部材106の綴じ込みに関わる凹凸部の凹凸に係る幅とは小さい寸法である。このように大小の寸法の幅を有していることから、重ねた複数枚の紙を両側から綴じ込むと、大きい方の幅の凹凸部では、上記重ねた複数枚の内側部分を、又、小さい方は外側部分を区分して綴じ込むことから、内側部分ではしっかり綴じ込みがされ、且つ、外側部分の紙が剥がれにくくなる。本実施では2分割をしたものであるが、単に幅を小さい寸法にするものでも同じ効果がある。
尚、図面は約5倍の拡大図である。
綴じ部材107の綴じ込みに関わる凹凸部は、凹凸に係る幅が、綴じ部材106の綴じ込みに関わる凹凸部の凹凸に係る幅とは狭い寸法である。
綴じ部材同士を噛合せた場合、軸がずれやすく、万一ずれた場合、綴じ込みがうまく行かず、最悪、紙が破れてしまう恐れがある。本実施の形態の綴じ部材であれば、いずれか一方が軸からずれてしまった場合であっても、幅の広い方が受けてカバーすることとなる。又、セットする時間の短縮が図れる。更に、長期間、装置を稼動していて、そこでずれが生じたとしても、綴じ込み強度については変動することは無い。尚、図面は約5倍の拡大図である。
綴じ部材109の綴じ込みに関わる凹凸部は、凹凸に係る長さが、綴じ部材110の綴じ込みに関わる凹凸部の凹凸に係る長さとは短い寸法である。従って、綴じ部材を装置にセットすることが容易にできることとなる。
尚、図面は約5倍の拡大図であり、本実施では長尺であるが短く表している。
金属性針や糊を使用しないことから、接合資材削減や生産性向上によるコストダウンの他、焼却による有害ガスの排除や接合資材の生産や運送等に掛かるCO2削減も大きく地球環境保護にも寄与することとなる。
Claims (35)
- 発明の請求項1記載の紙の綴じ込み方法は、本発明の請求項1記載の紙の綴じ込み方法は、重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、当該綴じ部材は、綴じ込みに関わる凹凸が連なった形状を有していることを特徴としている紙を綴じ込むための綴じ部材。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、噛合う対面の綴じ込みに関わる凹凸部とは、形状に違いがある凹、もしくは、凸を有していることを特徴としている紙を綴じ込む為の綴じ部材、及び、請求項1記載の紙を綴じ込む為の綴じ部材
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、凸の高さが、噛合う対面の綴じ込みに関わる凹凸部の凹の深さに満たない形状を有していることを特徴としている紙を綴じ込む為の綴じ部材、及び、請求項1乃至請求項2記載の紙を綴じ込む為の綴じ部材。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、凸の高さが、少なくとも2段階以上ある形状を有していることを特徴としている紙を綴じ込む為の綴じ部材、及び、請求項1乃至請求項3記載の紙を綴じ込む為の綴じ部材。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、凸の高さが順次変化している形状を有することを特徴としている紙を綴じ込む為の綴じ部材、及び、請求項1乃至請求項4記載の紙を綴じ込む為の綴じ部材。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部材の凹凸部は、綴じ込みに関わる凹凸が連なっており、噛合う対面の綴じ込みに関わる部分は、凹凸が連なっていない形状を有していることを特徴としている紙を綴じ込む為の綴じ部材、及び、請求項1乃至請求項5記載の紙を綴じ込む為の綴じ部材。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、間隔をもって配置されている形状を有していることを特徴としている紙を綴じ込む為の綴じ部材、及び、上記請求項1乃至請求項6記載の紙を綴じ込む為の綴じ部材。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、少なくとも2列以上で構成されている形状を有していることを特徴としている紙を綴じ込む為の綴じ部材、及び、上記請求項1乃至請求項7記載の紙を綴じ込む為の綴じ部材。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部は、刻印を有する形状であることを特徴としている紙を綴じ込む為の綴じ部材、及び、請求項1乃至請求項8記載の紙を綴じ込む為の綴じ部材である。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、長手方向とする縦方向にある凹凸の連なる形状の他に、長手方向に対して垂直方向にも凹凸の連なる形状を有していることを特徴とする紙を綴じ込む為の綴じ部材、及び、上記請求項1乃至請求項9記載の紙を綴じ込む為の綴じ部材。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、凹凸によって形成された円形の形状を有していることを特徴とする紙を綴じ込む為の綴じ部材、及び、上記請求項1乃至請求項10記載の紙を綴じ込む為の綴じ部材。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、凹凸によって形成された矩形の形状を有していることを特徴とする紙を綴じ込む為の綴じ部材、及び、上記請求項1乃至請求項11記載の紙を綴じ込む為の綴じ部材。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、凸の基点となる底辺の寸法が相違する大小の凸を有していることを特徴とする紙を綴じ込む為の綴じ部材、及び、上記請求項1乃至請求項12記載の紙を綴じ込む為の綴じ部材。
- 本発明の請求項14記載の綴じ部材は、重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、凹凸に係る幅には、大小の寸法の幅を有していることを特徴とする紙を綴じ込むための綴じ部材、及び、上記請求項1乃至請求項13記載の紙を綴じ込むための綴じ部材である。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、凹凸に係る幅が、対面する綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部の凹凸に係る幅とは、相違している形状を有していることを特徴とする紙を綴じ込む為の綴じ部材、及び、上記請求項1乃至請求項14記載の紙を綴じ込む為の綴じ部材。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なった形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、少なくとも一方の当該綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部は、凹凸に係る長さが、対面する綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸部の凹凸に係る長さとは相違している形状を有していることを特徴とする紙を綴じ込む為の綴じ部材、及び、上記請求項1乃至請求項15記載の紙を綴じ込むための綴じ部材。
- 重ねた複数枚の厚さ方向の両側から、請求項2乃至請求項16記載の形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込むことを特徴とする紙の綴じ込み方法。
- 重ねた複数枚の紙を綴じ込むとき、上記複数枚の紙であって、少なくとも2枚の紙が相重なり合い対面する紙面の、少なくとも一方の綴じ込み箇所には、インク等による印刷がされており、上記複数枚の厚さ方向の両側から、上記請求項1乃至請求項16記載の形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維とインクなどを絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込むことを特徴とする紙の綴じ込み方法。
- 重ねた複数枚の紙を綴じ込むとき、少なくとも一枚の紙は、用紙の時点で、綴じ込み箇所にインクなどを印刷もしくは塗布してある紙であり、上記複数枚の厚さ方向の両側から、上記請求項1乃至請求項16記載の形状の綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維とインク等を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込むことを特徴とする紙の綴じ込み方法。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なっている綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、当該綴じ部材間の間隔を変えることにより、上記圧力の数値を変更できることを特徴としている紙の綴じ込み方法、及び、請求項17乃至請求項19項記載の紙の綴じ込み方法。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なっている綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、上記複数枚の紙が、少なくとも2個以上の綴じ部材によって圧力が掛けられることを特徴としている紙の綴じ込み方法、及び、請求項17乃至請求項20記載の紙の綴じ込み方法。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なっている綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、上記複数枚の紙が、少なくとも2系統以上の加圧工程によって、当該綴じ部材に圧力が掛けられることを特徴としている紙の綴じ込み方法、及び、請求項17乃至請求項21記載の紙の綴じ込み方法。
- 請求項21記載の紙の綴じ込み方法であって、少なくとも一個の綴じ部材に掛けられる圧力は、他方の綴じ部材に掛けられる圧力とは、相違していることを特徴としている紙の綴じ込み方法。
- 請求項21記載の紙の綴じ込み方法であって、少なくとも一個の綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸の形状が、他方の綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸形状とは相違していることを特徴としている紙の綴じ込み方法。
- 請求項25記載の本発明の紙の綴じ込み方法は、請求項22記載の紙の綴じ込み方法であって、少なくとも1系統の加圧工程での綴じ部材に掛けられる圧力が、他方の系統の加圧工程においての綴じ部材に掛けられる圧力とは相違していることを特徴としている紙の綴じ込み方法である。
- 請求項22記載の紙の綴じ込み方法であって、少なくとも1系統の加圧工程での綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸の形状が、他方の系統の加圧工程の綴じ部材の綴じ込みに関わる凹凸の形状とは、相違していることを特徴としている紙の綴じ込み方法。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なっている綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、当該綴じ部材の両方が、上記複数枚の紙に圧力を掛けた後、元の位置に戻ることを特徴としている紙の綴じ込み方法、及び、請求項17乃至請求項26記載の紙の綴じ込み方法。
- 請求項17乃至請求項25記載の紙の綴じ込み方法を用いて、重ねた複数枚の紙を綴じ込むことを特徴とする紙製品、
- 請求項28記載の紙箱
- 請求項17乃至請求項27記載の方法を用いて、重ねた複数枚の紙を綴じ込むことを特徴とする紙の綴じ込み装置。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なっている綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、当該綴じ部材が噛合わされる際、噛合せ軸がずれないための措置がされていることを特徴としている請求項30記載の紙の綴じ込み装置。
- 請求項30乃至請求項31項記載の装置を用いて、綴じ込みされた紙製品。
- 冊子の表紙となる用紙と、本文の中面の用紙において、中面となる少なくとも1枚の用紙を、表紙を折り曲げた内側の折り曲げ線に付き合わせるようにして表紙の中に差込み、表紙を覆い被せる。次に、表紙の見開き部分の縁端辺に沿って、重ね合わせた方向の両側から凹凸が連なる綴じ部材同士を、圧力を掛けで噛合わし、紙の繊維を絡み合わせる綴じ込み方法を特徴としている冊子、及び請求項17乃至請求項27記載の紙の綴じ込み方法を特徴としている冊子。
- 本発明の請求項34記載の冊子は、重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なっている綴じ部材同士を、重ね合わせた方向の両側から凹凸が連なる綴じ部材同士を、圧力を掛けで噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより綴じ込む上記複数枚の紙を綴じ込む方法において、上記複数枚の紙を折り畳んだ、折り曲げ線の左右いずれか一方のみであって、当該折り曲げ線に沿った際に、当該綴じ部材で綴じ込むことより、綴じ込みされた方は平綴じ仕様となり、反対側では中綴じ仕様となる。この為、左側の見開き部分と右の見開き部分とには段差が生じる紙の綴じ込み方法を特徴としている冊子、及び、請求項17乃至請求項27記載の紙の綴じ込み方法を特徴としている冊子。
- 重ねた複数枚の紙の厚さ方向の両側から、凹凸が連なっている綴じ部材同士を、圧力を掛けて噛合わし、紙の繊維を絡み合わせることにより、綴じ込まれた紙製品において、当該綴じ部材によって、上記複数枚の紙の綴じ込み部には、圧縮された上記複数枚の紙の厚さが、厚いところと薄いところを有してしていることを特徴としている紙製品、及び、請求項28乃至請求項29記載の紙製品、及び、請求項32乃至請求項34記載の紙製品。
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